JP2002237105A - 光情報媒体用中間基板、光情報媒体、光情報媒体の製造方法 - Google Patents

光情報媒体用中間基板、光情報媒体、光情報媒体の製造方法

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JP2002237105A
JP2002237105A JP2001032539A JP2001032539A JP2002237105A JP 2002237105 A JP2002237105 A JP 2002237105A JP 2001032539 A JP2001032539 A JP 2001032539A JP 2001032539 A JP2001032539 A JP 2001032539A JP 2002237105 A JP2002237105 A JP 2002237105A
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Kenji Yamaya
研二 山家
Hideki Hirata
秀樹 平田
Toshifumi Tanaka
敏文 田中
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Original Assignee
TDK Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光情報媒体用基板の外周部を、光透過層の盛
り上り部と共に切除した後の、光情報媒体の回転時の動
的アンバランスを低減させる。 【解決手段】 光情報媒体用中間基板10は、信号記録
領域20とその外側の外側領域22を備え、外側領域2
2の下側は外周ほど薄くなるテーパ面18とされて、光
透過層16の盛り上り部16Aを、外側領域22と共に
切除するとき、その切除部分の量、厚さが小さくなるよ
うにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光ディスク等の
光情報媒体、該光情報媒体の完成前の光情報媒体用中間
基板及び光情報媒体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、オーディオ用、ビデオ用、コンピ
ュータ用等の各種情報を記録する光情報媒体としては、
CD(コンパクトディスク)、MD(ミニディスク)、
DVD(デジタルバーサタイルディスク)等があるが、
今後の情報量の増加に対応してこれら光情報媒体におけ
る記録密度を更に向上させる必要がある。
【0003】光ディスク等の記録密度を向上させるに
は、用いるレーザ光の集光スポット径を小さくすること
が必要であり、そのためにはレーザ光の短波長化やレー
ザ光学系における対物レンズの高NA(開口数)化が必
要となる。
【0004】上記のようなレーザ光は、情報記録面を被
っている光透過層を介して情報記録面に集光させるが、
光学収差を小さくするためには前記光透過層をできるだ
け薄くする必要がある。
【0005】例えば、CDやMDの場合では、用いるレ
ーザ光の波長が780nm、NAが0.45、光透過層
の厚みが1.2mmであるが、より高密度に情報を記録
するDVDの場合では、用いるレーザ光の波長が650
nm、NAが0.6、光透過層の厚みが0.6mmとな
る。なお、前記CD、MD及びDVDにおいては、通
常、基板が透明材料からなり、これが光透過層となって
いる。
【0006】前記のように、基板が光透過層を構成して
いる場合、用いるレーザ光の波長を更に短く、NAを更
に大きくすると、光透過層も更に薄くしなければなら
ず、ある程度以上光透過層即ち基板が薄くなると、従来
の射出成形(射出圧縮も含む)法で基板として形成する
ことが困難であると共に、薄い基板(光透過層)だけで
は光情報媒体として強度不足である。
【0007】これに対して、例えば特開平10−289
489号公報に開示されるように、基板は、光が透過し
ない保護板(但し信号情報は情報記録面に転写されてい
る)として、射出成形により厚く形成し、この基板の情
報記録面に記録膜/再生用反射膜を成膜後、その上に薄
い光透過層を形成するようにしたものがある。
【0008】この場合、光透過層の形成方法としては、
スピンコート法により基板上に紫外線硬化性樹脂液を塗
布した後に硬化させる方法や、別途形成した透明シート
を、紫外線硬化性樹脂あるいは粘着材料を接着剤として
基板上に接着して一体化する方法等がある。
【0009】前記透明シートを基板に接着する方法は、
光透過層の光学特性や厚み精度に厳しいものが要求され
るために、製造コストが高くなるという問題点がある。
【0010】これに対して、スピンコート法は比較的要
求特性を充足し易く、例えば前記特開平10−2894
89号公報、特開平11−73691号公報、特開平1
1−203724号公報等に具体的なスピンコート法に
よる光透過層の形成手段が開示されている。
【0011】前記スピンコート法は、基板材料をスピン
ドルによって回転させつつその表面に塗布液を流下して
基板材料の回転に従って塗布液が均一に広がるようにし
て塗布するものである。
【0012】この場合、前記スピンドルの回転数や塗布
時間、塗布液の粘度を制御することによって、塗布液の
厚みを調整できるが、基板材料の外周部分に塗布液の偏
りが発生し、ここに盛り上りが生じ易いという問題点が
ある。
【0013】従来、CDの保護層(厚さ数μm)は、前
記のようなスピンコート法で形成しているが、外周部に
塗布液の偏りによる盛り上りが発生しても、これは問題
にならなかった。
【0014】しかしながら、光透過層の場合は、その厚
みが、CDの保護層の厚みの数十〜数百倍(例えば10
0μm)となるために、スピンコート法による塗布液の
塗布の際に、基板外周部の盛り上りによる厚みの不均一
が非常に大きくなり、前述のような光透過層の厚み精度
が厳しく要求される場合は、光透過層としては使用でき
なくなるという問題点がある。
【0015】これに対して、特開平11−86355号
公報、特開平11−86356号公報等に開示されてい
るように、前記盛り上り部分を後処理で除去するように
したものが提案されている。
【0016】又、光透過層の外周部での盛り上りの他
に、基板そのものに原因があって外周が不均一になって
いることがある。即ち、図7に示されるように、射出成
形による樹脂基板1の外周には、スキージャンプと呼ば
れる盛り上り部2ができることがあり、このままではレ
ーザ光の入射及び反射角度の悪化となるため、例えば特
開平5−200791号公報に開示されるように、前記
盛り上り部2は後処理で除去している。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】通常、上記のようなデ
ィスクの場合、図8(A)に示されるように、基板1の
表面(上面)の最外周の一定幅の領域(空白領域3)の
内側に信号記録領域4が設けられ、該空白領域3及び信
号記録領域4の表面(上面)が光透過層5によって被わ
れている。
【0018】前述のように、光透過層5はスピンコート
法によって塗布・硬化された結果、信号記録領域4の最
外周部から空白領域3にかけて盛り上り部5Aを構成し
ている。
【0019】例えば、上記特開平11−86355号公
報に開示されるように、前記盛り上り部5Aのみを除去
する場合、基板1の厚み変動や平坦性のばらつきによっ
て、図8(B)〜(D)に示されるように、盛り上り部
5Aの除去形態にばらつきが生じ、光透過層5を過剰に
除去して、テーパ面や段差が生じたり、あるいは除去が
不足して盛り上り部の一部が残ったりして、信号記録領
域4の最外周端部における光透過層5の厚さにばらつき
が生じて、信号記録ができない場合が生じるという問題
点があった。
【0020】又、図9(A)に示されるように、光透過
層材料の塗布液の表面エネルギーにより、スピンコート
時にディスクの回転が停止した後、盛り上り部5Aに近
くの塗布液が移動して、盛り上り部5Aの内側に凹部5
Bが発生することがある。
【0021】このような場合にも、前述の特開平11−
86355号公報に開示されたような盛り上り部のみを
除去する場合、図10(B)のように前記凹部5Bが残
り、この部分が信号記録領域として不適当になってしま
うという問題点があった。
【0022】更に、前述の特開平11−86356号公
報には、図10(A)、(B)に示されるように、前記
図8あるいは図9の場合よりも一回り大きい外径の基板
1を用いて、光透過層5を塗布した後に、盛り上り部5
Aを含んだ外周部を切削等により除去する方法がある。
【0023】しかしながら、この方法の場合、基板の外
周を除去する時の加工精度が悪いと、基板内径に対する
外径(外周部側面)の同心度(偏重心)が低下するた
め、ディスクドライブに装着した時、回転時の動的アン
バランスが大きくなり、これがピックアップの追従性能
を越えると記録/再生に不具合が生じることがあるとい
う問題点があった。
【0024】上記のような、基板の外周を除去する時の
加工精度は、一般的に樹脂の加工精度であるために、基
板を射出成形するための金型等の金属精密加工の寸法精
度に対して明らかに低く、このような樹脂の加工精度を
向上させるためには、加工コストが大幅に向上してしま
うという問題点がある。
【0025】しかしながら、光情報媒体は、今後更にそ
の記録密度が高くなり、これと共にデータ転送レートの
向上が要求されるため、ディスクドライブでの高速回転
が必要となり、低コストで、同心度を低下させることな
く、光透過層の盛り上り部を除去する必要がある。
【0026】この発明は、上記従来の問題点に鑑みてな
されたものであって、基板や光透過層の外周不均一部分
を、低コストで、且つ、同心度を低下させることなく除
去することができるようにした光情報媒体用中間基板、
該光情報媒体用中間基板から形成した光情報媒体及びそ
の光情報媒体の製造方法を提供することを目的とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】本発明者は、基板外周部
側面の同心度を向上させるため、高い寸法精度が得難い
樹脂の後加工による悪影響を小さくする方法を検討し
た。その結果、寸法精度が良好である、基板の成形金型
による成形時の外径をそのまま利用しながら、基板や光
透過層の外周不均一部分を除去するようにして、除去後
の基板の動的アンバランスを改善するようにした。
【0028】即ち、以下の本発明により上記目的達成が
可能となる。
【0029】(1)基板の表面に少なくとも情報記録面
及び光透過層を有してなり、前記光透過層を通して記録
光及び再生光の少なくとも一方が前記情報記録面に入射
可能とされ、前記基板には、前記情報記録面における信
号記録領域を含み、完成体としての光情報媒体の範囲内
となる最終領域及びこの最終領域の外側に隣接して外側
領域が設けられた光情報媒体用中間基板であって、前記
外側領域の、前記最終領域に隣接する少なくとも幅0.
05mmの範囲である隣接領域の裏面側が、前記信号記
録領域における基板の厚さよりも薄く形成された薄肉部
とされ、且つ、前記外側領域は、前記薄肉部で前記最終
領域から切除可能とされたことを特徴とする光情報媒体
用中間基板により上記目的を達成するものである。
【0030】(2)前記外側領域は、前記基板におけ
る、幅が1〜10mmの範囲の外周部とされ、前記光透
過層は、前記隣接領域を含む前記外側領域を被って設け
られたことを特徴とする(1)の光情報媒体用中間基
板。
【0031】(3)前記外側領域は、前記基板に前記光
透過層の材料からなる塗布液をスピンコート法により塗
布する際に、該塗布後に盛り上りが形成される範囲とし
たことを特徴とする(1)又は(2)の光情報媒体用中
間基板。
【0032】(4)前記隣接領域を含む、前記外側領域
全体が前記隣接領域と等しい厚さに、前記信号記録領域
における基板部分に対して段差をもって形成されたこと
を特徴とする(1)乃至(3)のいずれかの光情報媒体
用中間基板。
【0033】(5)前記基板の外側領域であって、その
裏面が外側ほど薄くなるテーパ面を形成してなり、この
テーパ面と基板表面との間の部分の少なくとも一部が、
前記薄肉部を構成したことを特徴とする(1)乃至
(3)のいずれかの光情報媒体用中間基板。
【0034】(6)前記薄肉部は、前記基板の裏面側か
ら形成された凹部により表面側に設けられたことを特徴
とする(1)乃至(3)のいずれかの光情報媒体用中間
基板。
【0035】(7)基板の表面に少なくとも情報記録面
及び光透過層を有してなり、前記光透過層を通して記録
光及び再生光の少なくとも一方が前記情報記録面に入射
可能とされた光情報媒体であって、前記光透過層は前記
信号記録領域の全範囲に渡って略均一な厚さとされ、且
つ、前記基板の外周端面には、その表面から基板の一般
部の厚さの1/2以下の厚さで、且つ、0.05〜1.
0mm幅の薄肉部が形成されていることを特徴とする光
情報媒体。
【0036】(8)前記基板の裏面の外周端に外側ほど
基板が薄くなるテーパ面を有することを特徴とする
(7)の光情報媒体。
【0037】(9)基板の表面に少なくとも情報記録面
及び光透過層を積層してなり、前記光透過層を通して記
録光及び再生光の少なくとも一方が前記情報記録面に入
射可能とされ、前記基板には、前記情報記録面における
信号記録領域を含み、完成体としての光情報媒体の範囲
内となる最終領域及びこの最終領域の外側に隣接して外
側領域が設けられた光情報媒体媒体用中間基板を経て光
情報媒体を製造する方法であって、前記外側領域の、前
記最終領域の外側に隣接する少なくとも幅0.05mm
の範囲である隣接領域を、裏側から、一般部よりも薄く
した薄肉部及び前記一般部を一体的にした基板を形成す
る工程と、この基板の表面に前記情報記録面及び光透過
層を形成して光情報媒体用中間基板とする工程と、この
光情報媒体用中間基板における前記薄肉部の、前記最終
領域の外側に隣接する幅0.05mm〜1.0mmの範
囲の位置から外側部分を切除する工程と、を有してなる
光情報媒体の製造方法。
【0038】(10)前記外側部分を切除する工程は、
切削加工、レーザ加工、切断加工、プレス加工のうち少
なくとも1つを含むものであることを特徴とする(9)
の光情報媒体の製造方法。
【0039】(11)前記外側部分を切除する工程は、
前記外側部分を、その内側部分に対して厚さ方向に押し
て前記薄肉部に破断を発生させてから該外側部分を除去
する工程と、該外側部分除去後に、残った薄肉部の少な
くとも一部を外周から切除する工程と、を含むことを特
徴とする(9)の光情報媒体の製造方法。
【0040】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態の例を図
面を参照して詳細に説明する。
【0041】図1に示されるように、本発明の実施の形
態の第1例に係る光情報媒体用中間基板10は、基板1
2の表面に情報記録面14及び光透過層16を順次形成
したものであり、基板12の前記光透過層16と反対側
の裏面外周角部は面取りされて、板厚が外側程薄くなる
テーパ面18が形成されている。
【0042】前記情報記録面14には、最終製品として
の光情報媒体が読取り専用タイプの場合は、アルミニウ
ムやアルミニウム合金等の反射膜が成膜され、記録可能
タイプの場合は、反射膜及び記録膜や誘電体膜が積層さ
れている。
【0043】前記光透過層16は、紫外線硬化性樹脂溶
液をスピンコート法により、前記情報記録面14の表面
に塗布した後、紫外線を照射して硬化させたものであ
る。
【0044】この実施の形態の例に係る光情報媒体用中
間基板10は、光透過層16を形成する紫外線硬化性樹
脂の外周部に、図1に示されるような盛り上り部16A
及び基板12の外周端から更に突き出した延長部16B
が発生する。
【0045】ここで、前記光情報媒体用中間基板10
は、実際に情報が記録される信号記録領域20を含み、
完成体として光情報媒体26(後述参照)となる範囲の
最終領域21を有し、この最終領域21よりも外側の外
周端に至る範囲が外側領域22とされている。外側領域
22は、1〜10mm、好ましくは3〜5mmの幅で設
定する。
【0046】通常、前記最終領域21の前記信号記録領
域20に隣接する僅かな幅範囲が、空白領域20Aとさ
れ、ここには情報が記録されないようになっている。
【0047】更に、光情報媒体用中間基板10には、前
記空白領域20Aの外側から外周端に至る範囲が、前記
盛り上り部16A、延長部16Bを含む外側領域22と
され、この外側領域22が切除されることによって、完
成品としての光情報媒体26(図2参照)が形成される
ようになっている。
【0048】前記基板12の、前記テーパ面18部分
は、前信号記録領域20での基板12の厚さ(一般部の
厚さ)よりも薄い薄肉部となっていて、特に、前記空白
領域20Aの外側に隣接する位置での基板12の厚さ
は、前記一般部の厚さの1/2以下となるようにされて
いる。
【0049】この実施の形態の例に係る光情報媒体用中
間基板10は、前記外側領域22における、前記最終領
域21の外側に隣接した幅0.05〜1.0mm好まし
くは0.05〜0.2mmの範囲である隣接領域24の
外側まで、該外側領域22を切削により切除して、図2
に示されるような完成体としての光情報媒体26とす
る。
【0050】前記隣接領域24は、通常ディスク形状の
光情報媒体用中間基板10における回転中心となる内径
中心に対する、外周除去加工時の加工バラツキ領域と同
一であり、切削による加工バラツキが隣接領域24を超
えたとき、光情報媒体26をドライブにセットして回転
させる際に、読取りあるいは書込み不能となる場合があ
る。
【0051】又、この実施の形態の例においては、前記
切削限界である隣接領域24部分が、前記テーパ面18
の途中位置であるので、外側領域22を切削した後に、
その外周面の、前記内径中心に対する同心度のズレが生
じても、回転時の動的アンバランスに寄与する部分の重
量が小さいので、該動的アンバランスを小さくすること
ができる。
【0052】なお、前記基板12は、通常の射出成形法
や2P(Photo−Polymer)法等により作成される。射
出成形法は、アクリルやポリカーボネイト樹脂等を成形
機の可塑化装置により溶融し、記録/再生信号用の微小
凹凸パターンを有する原盤を装着した金型のキャビティ
内に該溶融樹脂を充填し、冷却固化後に金型を開いて基
板を取り出す方法である。
【0053】この基板の中心孔は金型内で形成され、機
械特性,微小凹凸パターンの転写等の基板としての必要
特性を満足すべく、射出圧力,射出速度,射出時間,中
心孔のカットタイミング,型締め力(圧縮力)パター
ン,樹脂溶融温度,金型温度等適切な成形条件で基板が
射出成形される。
【0054】前記2P法は、微小凹凸パターンの無いガ
ラスや樹脂基板と微小凹凸パターンを有する原盤との間
に紫外線硬化性樹脂や2液混合硬化性樹脂等を介在させ
て両者を密着し、樹脂の硬化後に原盤を剥離して微小凹
凸パターンを有する基板を作成する方法である。
【0055】又、前記情報記録面14を構成する記録膜
/再生用反射膜は、前記記録/再生信号用の微小凹凸パ
ターン上に、例えばスピンコート法、スパッタ法、蒸着
法等により成膜される。
【0056】上記実施の形態の例における光情報媒体用
中間基板10は、その基板12の外周側裏面にテーパ面
18が形成されているが、本発明はこれに限定されるも
のでない。
【0057】即ち、テーパ面18は、外側領域22を切
除した後の基板12の外周端面の厚さが、該基板12の
一般部の厚さよりも薄くなればよく、具体的には、外側
領域22切除後の基板12の外周端面の厚さが、他の一
般部の1/2以下となるようにすれば効果が大きい。
【0058】従って、本発明の光情報媒体用中間基板の
形状は、図1の実施の形態の例に限定されるものでな
く、例えば図3あるいは図5に示されるような、本発明
の実施の形態の第2例及び第3例に係る光情報媒体用中
間基板30、40のようにしてもよい。
【0059】図3に示される、本発明の実施の形態の第
2例に係る光情報媒体用中間基板30は、前記図1に示
される光情報媒体用中間基板10におけるテーパ面18
に代えて、前記隣接領域24から外側領域22全体を、
基板12の裏面側が凹部となるように段差をもって全体
を薄肉部32としたものである。
【0060】この光情報媒体用中間基板30において
も、基板12の一般部の厚さti、薄肉部32の厚さを
t0としたとき、t0/ti≦0.5として、削り代とし
ての薄肉部32を薄くするとよい。
【0061】上記のように、段差状に薄肉部32が形成
された光情報媒体用中間基板30は、該薄肉部32上に
形成されている盛り上り部16Aや延長部16Bを切除
する際の加工時間が短く、且つ切除部分が少ないために
加工コストを低減させることができる。
【0062】又、加工後に残った薄肉部32は、基板1
2の一般部と比較して薄いので、切除加工時の同心度の
ズレがあっても基板回転時の動的アンバランスへの影響
量が小さい。
【0063】又、上記のような段差形状の薄肉部32を
要する基板12を、射出成形する場合、図1のテーパ形
状に比べ射出圧縮成形が金型構造上容易になる(テーパ
形状は射出圧縮成形時にテーパ部分の受圧面積が大きく
なるため、圧縮金型構造の制約条件が増大する)と共に
該薄肉部32の厚さを、金型製作時に容易に設定するこ
とができる。
【0064】前記光情報媒体用中間基板30は、外側領
域22を、薄肉部32の基板内側端近傍まで切削等によ
り切除すると、図4に示されるような光情報記録媒体3
4となる。
【0065】図4の状態では、薄肉部32が僅かに残っ
ているが、これ以上切除すると、基板12の一般部の厚
さである厚肉の部分にまでに加工工具が到達して、切削
荷重の増大や、偏重心の悪化を生じるので、薄肉部32
を僅かに残す状態とするのがよい。
【0066】なお、薄肉部32が十分薄ければ、レーザ
光により切断して外側領域22を除去することができ
る。
【0067】図5に示される、本発明の実施の形態の第
3例に係る光情報記録媒体用中間基板40は、基板12
全体を同一の厚さにするとともに、前記隣接領域24の
裏面に凹部(溝を含む)42Aを設けてその表側を薄肉
部42としたものである。
【0068】この光情報媒体用中間基板40において
も、基板12の一般部の厚さti、薄肉部42の厚さを
t0としたとき、t0/ti≦0.5としている。
【0069】このような、光情報媒体用中間基板40に
ついては、例えば、基板12の信号記録領域20を下方
から支えた状態で、外側領域22をプレス等により押し
下げると、薄肉部42において破断が生じ、外側領域2
2は、その内側部分から容易に脱落し、除去することが
できる。
【0070】薄肉部42の破断によって外側領域22を
除去した後は、残った薄肉部42を切削、レーザ加工等
の手段によって外周端面を滑らかにし、図6に示される
ような完成品としての光情報記録媒体44とする。
【0071】この実施の形態の第3例に係る光情報媒体
用中間基板40の場合は、外側領域22を切除すると
き、プレス等によって簡単に1回の作業で取り除き、後
は僅かに残った薄肉部42を切削等によって加工するの
みであるので、全体の加工工数が少なく、又、凹部42
Aは、基板12を射出成形する際に、その位置、寸法を
高精度に設定しているので、薄肉部42の切削加工時等
において若干の偏心が生じても、完成体としての光情報
記録媒体44の回転時の動的アンバランスは非常に小さ
い。
【0072】なお、前記実施の形態の各例において、外
側領域22の除去加工による、光情報媒体用中間基板と
光情報媒体の外径の変化量については、除去加工分が少
ないと外周部の不均一部分が残ってしまい、信号領域と
して不具合が生じ、又、多すぎると品質としては問題が
ないが製造上の無駄となるために、加工前の基板外径を
Dbと加工後の基板外径Daの差が、基板一般部の厚みt
iに対して、ti≦(Db−Da)≦20ti、好ましくは
6≦(Db−Da)≦10が適度な範囲である。
【0073】又、光情報媒体用中間基板を図1、図3、
図5に示したような形状とすることで、その信号記録面
側(図において上側)の外周部スキージャンプが除去加
工範囲である外側領域22に形成されていることにな
り、前記スキージャンプの影響を回避することが可能と
なる。なお、信号記録面と反対側の面(図において下側
面)のスキージャンプはそのまま残るが、レーザ光が入
射する側ではないので、基板品質への影響はない。
【0074】又、前記図4、図6に示されるように、外
側領域22を除去した後の基板外周端面は、情報記録面
14に対して直角としているが、本発明はこれに限定さ
れるものでなく、傾斜させたりしてもよい。更に、上記
実施の形態の例は、いずれも、光透過層16をスピンコ
ート法によって形成する場合のものであるが、本発明は
これに限定されるものでなく、光透過層を、透明シート
を基板上に貼り付けて構成する場合についても、前記同
様に適用可能である。更に、光透過層の表面に高硬度、
潤滑、低反射等の機能成膜を形成する場合についても同
様である。
【0075】又、前記外側領域22の除去加工の方法に
ついては、前述のようなバイト等による切削加工、YA
GやCO2等のパワーレーザ加工、砥粒を含む圧縮空気
(乾式)や高圧水(湿式)による切断加工、図5のよう
な場合のプレス加工等があり、これらのうちの1つある
いは複数を組合せて加工するようにしてもよい。
【0076】
【実施例】本発明による光情報媒体用中間基板、これを
加工した後の光情報媒体としてのディスクの偏重心を、
従来例及び比較例と共に測定結果を表1に示す。なお、
この実施例のディスク(光情報媒体用中間基板)は、図
3に示されると同様の、外側領域を段差形状に形成した
ものである。
【0077】
【表1】
【0078】この表からも、本発明の実施例の場合は、
従来例あるいは比較例と比較して、偏重心量が少なく、
ばらつきも小さくなることが確認できた。
【0079】なお、表1において加工部厚みとは、本発
明の光情報媒体用中間基板における外側領域に相当する
部分を言う。
【0080】
【発明の効果】本発明は上記のように構成したので、外
周の光透過層の盛り上り部等を含む外側領域を除去した
後の、完成した光情報媒体の回転時の動的アンバランス
を最小限に抑制することができるという優れた効果を有
する。
【0081】又、光情報媒体用中間基板から光情報媒体
に加工するときの加工が簡単であり、その偏重心のばら
つきを最小限に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の第1例に係る光情報媒体
用中間基板の要部を示す拡大断面図
【図2】同光情報媒体用中間基板を加工して形成された
光情報媒体の要部を拡大して示す断面図
【図3】本発明の実施の形態の第2例に係る光情報媒体
用中間基板の要部を拡大して示す断面図
【図4】同光情報媒体用中間基板を加工して形成された
光情報媒体の要部を拡大して示す断面図
【図5】本発明の実施の形態の第3例に係る光情報媒体
用中間基板の要部を拡大して示す断面図
【図6】同光情報媒体用中間基板を加工して形成した光
情報媒体の要部を拡大して示す断面図
【図7】外周に盛り上り部が形成された従来の基板の要
部を拡大して示す断面図
【図8】基板における光透過層の盛り上り部及びこの盛
り上り部を除去加工した後の基板の要部を拡大して示す
断面図
【図9】光透過層の盛り上り部内側に凹部が形成された
基板の要部及び盛り上り部を除去した後の基板の要部を
拡大して示す断面図
【図10】予め外径を大きくした基板における光透過層
の盛り上り部及びこの盛り上り部を除去した状態を示す
拡大断面図
【符号の説明】
10、30、40…光情報媒体用中間基板 12…基板 14…情報記録面 16…光透過層 16A…盛り上り部 16B…延長部 18…テーパ面 20…信号記録領域 20A…空白領域 21…最終領域 22…外側領域 24…隣接領域 26、34、44…光情報媒体 32、42…薄肉部 42A…凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 敏文 東京都中央区日本橋一丁目13番1号 ティ ーディーケイ株式会社内 Fターム(参考) 4D075 AC64 BB08Z CB06 DA08 DB13 DB43 DB48 DC27 EA21 5D121 AA02 AA04 DD13 EE22 EE28 GG24

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板の表面に少なくとも情報記録面及び光
    透過層を有してなり、前記光透過層を通して記録光及び
    再生光の少なくとも一方が前記情報記録面に入射可能と
    され、前記基板には、前記情報記録面における信号記録
    領域を含み、完成体としての光情報媒体の範囲内となる
    最終領域及びこの最終領域の外側に隣接して外側領域が
    設けられた光情報媒体用中間基板であって、 前記外側領域の、前記最終領域に隣接する少なくとも幅
    0.05mmの範囲である隣接領域の裏面側が、前記信
    号記録領域における基板の厚さよりも薄く形成された薄
    肉部とされ、且つ、前記外側領域は、前記薄肉部で前記
    最終領域から切除可能とされたことを特徴とする光情報
    媒体用中間基板。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記外側領域は、前記
    基板における、幅が1〜10mmの範囲の外周部とさ
    れ、前記光透過層は、前記隣接領域を含む前記外側領域
    を被って設けられたことを特徴とする光情報媒体用中間
    基板。
  3. 【請求項3】請求項1又は2において、前記外側領域
    は、前記基板に前記光透過層の材料からなる塗布液をス
    ピンコート法により塗布する際に、該塗布後に盛り上り
    が形成される範囲であることを特徴とする光情報媒体用
    中間基板。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれかにおいて、前記
    隣接領域を含む、前記外側領域全体が前記隣接領域と等
    しい厚さに、前記信号記録領域における基板部分に対し
    て段差をもって形成されたことを特徴とする光情報媒体
    用中間基板。
  5. 【請求項5】請求項1乃至3のいずれかにおいて、前記
    基板の外側領域であって、その裏面が外側ほど薄くなる
    テーパ面を形成してなり、このテーパ面と基板表面との
    間の部分の少なくとも一部が、前記薄肉部を構成してい
    ることを特徴とする光情報媒体用中間基板。
  6. 【請求項6】請求項1乃至3のいずれかにおいて、前記
    薄肉部は、前記基板の裏面側から形成された凹部により
    表面側に設けられて構成されていることを特徴とする光
    情報媒体用中間基板。
  7. 【請求項7】基板の表面に少なくとも情報記録面及び光
    透過層を有してなり、前記光透過層を通して記録光及び
    再生光の少なくとも一方が前記情報記録面に入射可能と
    された光情報媒体であって、 前記光透過層は前記信号記録領域の全範囲に渡って略均
    一な厚さとされ、且つ、前記基板の外周端面には、その
    表面から基板の一般部の厚さの1/2以下の厚さで、且
    つ、0.05〜1.0mm幅の薄肉部が形成されている
    ことを特徴とする光情報媒体。
  8. 【請求項8】請求項7において、前記基板の裏面の外周
    端に外側ほど基板が薄くなるテーパ面を有することを特
    徴とする光情報媒体。
  9. 【請求項9】基板の表面に少なくとも情報記録面及び光
    透過層を積層してなり、前記光透過層を通して記録光及
    び再生光の少なくとも一方が前記情報記録面に入射可能
    とされ、前記基板には、前記情報記録面における信号記
    録領域を含み、完成体としての光情報媒体の範囲内とな
    る最終領域及びこの最終領域の外側に隣接して外側領域
    が設けられた光情報媒体用中間基板を経て光情報媒体を
    製造する方法であって、 前記外側領域の、前記最終領域の外側に隣接する少なく
    とも幅0.05mmの範囲である隣接領域を、裏側か
    ら、一般部よりも薄くした薄肉部及び前記一般部を一体
    的にした基板を形成する工程と、この基板の表面に前記
    情報記録面及び光透過層を形成して光情報媒体用中間基
    板とする工程と、この光情報媒体用中間基板における前
    記薄肉部の、前記最終領域の外側に隣接する幅0.05
    mm〜1.0mmの範囲の位置から外側部分を切除する
    工程と、を有してなる光情報媒体の製造方法。
  10. 【請求項10】請求項9において、前記外側部分を切除
    する工程は、切削加工、レーザ加工、切断加工、プレス
    加工のうち少なくとも1つを含むものであることを特徴
    とする光情報媒体の製造方法。
  11. 【請求項11】請求項9において、前記外側部分を切除
    する工程は、前記外側部分を、その内側部分に対して厚
    さ方向に押して前記薄肉部に破断を発生させてから該外
    側部分を除去する工程と、該外側部分除去後に、残った
    薄肉部の少なくとも一部を外周から切除する工程と、を
    含むことを特徴とする光情報媒体の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7041333B2 (en) 2001-07-05 2006-05-09 Samsung Electronics Co., Ltd. Method of and apparatus for manufacturing optical disc
US7731871B2 (en) 2003-08-05 2010-06-08 Panasonic Corporation Optical disk and method for producing the same

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