JP2006013286A - 導熱部材及びそれを用いた光ヘッド並びにそれを用いた光記録再生装置 - Google Patents

導熱部材及びそれを用いた光ヘッド並びにそれを用いた光記録再生装置 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、半導体レーザで発生した熱を導く導熱部材及びそれを用いた光ヘッド並びにそれを用いた光記録再生装置に関し、半導体レーザで発生した熱を導く導熱部材を提供することを目的とする。また、本発明は、光学特性や電気特性等の諸特性が安定し、半導体レーザの長寿命化を図ることができる光ヘッド及びそれを用いた光記録再生装置を提供することを目的とする。
【解決手段】半導体レーザ3は光ヘッド1の筐体31にホルダ33を用いて固定されている。半導体レーザ3のベース部3bと、半導体レーザ3の電極端子3d、3e、3fに電気的に接続されるFPC35との間には、導熱部材37が配置されている。導熱部材37は半導体レーザ3の発光部3cで発生する熱を導いて(導熱)、半導体レーザ3を保持するホルダ33及び筐体31に熱を放出するように機能する。
【選択図】図2

Description

本発明は、半導体レーザで発生した熱を導く導熱部材及びそれを用いた光ヘッド並びにそれを用いた光記録再生装置に関する。
図7は、従来の光ヘッド101の半導体レーザ(光源)103近傍の部分断面(半導体レーザ103は切断せずに示している)を示している。図7において、半導体レーザ103は切断せずに全体が示されている。図7に示すように、半導体レーザ103は、光記録媒体に入射する光ビームを射出する発光部103cと、発光部103cへの電力供給端子や基準電位端子に接続される電極端子103d、103e、103fを有している。電極端子103d、103e、103fは薄板円柱状のベース部103bから突出して形成されている。電極端子103d、103fはベース部103bの中心軸を含む平面内で中心軸に対して所定の間隙で対向配置され、電極端子103eは中心軸を含み当該平面に垂直な平面内で中心軸から所定の間隙を設けて配置されている。ベース部103b上には発光部103cを覆うキャップ103aが固着されている。キャップ103aは光ビームが射出される不図示の射出口を有している。
一般に、半導体レーザ103は光ヘッド101の筐体105の外側から筐体105に設けられた開口部に取り付けられ、キャップ103aに形成された光ビームの射出口は筐体105の内側に向けられて配置されている。また、電極端子103d、103e、103fは筐体105の外側に向けられて配置されている。
半導体レーザ103を保持するホルダ107は導電性の金属材料で形成されており、電極端子103d、103e、103fを避けるための開口部109を有している。万一ホルダ107と電極端子103d、103e、103fとが接触すると、ショートにより光ヘッド101に重大な故障を引き起こす恐れがあるため、これらが接触しないように開口部109は十分な大きさに形成されている。開口部109の筐体105側は、ベース部103bの厚さ分だけ凹状に形成されている。半導体レーザ103を載置したホルダ107が筐体105の開口部にキャップ103aを挿入して固定されると、ベース部103bは筐体105とホルダ107とに挟まれる。これにより、半導体レーザ103は筐体105に固定される。ホルダ107はネジや接着剤(共に不図示)を用いて筐体105に固定されている。
図示は省略するが、筐体105側をベース部103bの厚さ分だけ凹状に形成し、半導体レーザ103を筐体105に直接嵌め込んで、半導体レーザ103の光ビームの射出方向の反対側(電極端子103d、103e、103f側)からホルダ107を配置して、半導体レーザ103が筐体105に固定される構造の光ヘッド101も知られている。また、半導体レーザ103は筐体105を変形させたり(かしめたり)、接着剤を用いたりして筐体105に固定される場合もある。
ホルダ107の開口部109から突出した電極端子103d、103e、103fは半田39でフレキシブルプリント配線基板(以下、FPCと略記する)35に半田付けされている。これにより、半導体レーザ103はFPC35を介して電力供給回路(不図示)に接続される。
記録再生用の光ヘッド101では、光記録媒体に集光する記録再生用の光スポットをよりよい形状にすることが求められる。このため、半導体レーザ103の発光点の位置や半導体レーザ103から射出されるレーザ光の射出方向を調整するために、半導体レーザ103はホルダ107を介して位置や傾きを調整しながら筐体105に取り付けられることも多い。
ホルダ107や筐体105は半導体レーザ103から発生する熱を逃がすためのヒートシンクとしての役割も担っている。特に、記録可能な光ヘッド101では、記録時に高強度の光ビームを発生させるため、半導体レーザ103からの発熱量が多く、ホルダ107又は筐体105には熱伝導性や放熱性を重視して金属材料が用いられている。半導体レーザ103においても、発熱部である発光部103cは、金属材料であるベース部103bと一体化された台座に設けられており、熱をベース部103bに効率良く伝えるようになっている。金属材料は導電材料であるため、ホルダ107及び筐体105はキャップ103aやベース部103bのみで半導体レーザ103に接触させ、電極端子103d等に接触しないような形状や構造になっている。一般に、電極端子103d等は半導体レーザ103の発熱部である発光部103cに非常に近接して形成されている。
特開2003−272208号公報 特開2004−111507号公報
このように、ホルダ107には、電極端子103d等に接触しないように開口部109が設けられている。また、半導体レーザ103がFPC35への半田付けの際の熱で破損しないように、ベース部103bとFPC35との間には所定の間隙が設けられている。ところで、発光部103cで発生した大部分の熱はベース部103bから放出される。ところが、開口部109は空洞であり、空気で満たされている。空気の熱伝導率は、0℃で0.0241(W/m・K)と非常に小さい。このため、図7に破線の矢印で示すように、発光部103cで発生した熱はベース部103bを介してホルダ107や筐体105に伝導し、開口部109を介してホルダ107に伝導する熱は極めて少ない。このように、熱伝導の経路が限られてしまうため、発光部103cで発生した熱は十分に放出されず、半導体レーザ103の光学特性や電気特性等の諸特性が変化することにより光ヘッド101の性能が劣化したり、寿命が短くなったりする。
特許文献1には、レーザダイオードとこれに隣接した隣接部との間に熱伝導性樹脂を介在させ、半導体レーザをピックアップベースに固定した光ピックアップが開示されている。しかし、熱放出のために樹脂を用いると、樹脂硬化時の収縮でレーザダイオードと隣接部との間に隙間が発生してしまう可能性がある。また、使用する樹脂によっては、硬化時にガスが発生し、当該ガスで他の部品が悪影響を受ける可能性を有している。さらに充填される樹脂は垂れ落ちたり隙間から漏れ出さないために高い粘性を有している必要があり、このような液剤は吐出・充填に時間が掛かるため作業性が良くない。
本発明の目的は、半導体レーザで発生した熱を効率よく導く導熱部材を提供することにある。
また、本発明の目的は、光学特性や電気特性等の諸特性が安定し、半導体レーザの長寿命化を図ることができる光ヘッド及びそれを用いた光記録再生装置を提供することにある。
上記目的は、絶縁性材料で形成され、半導体レーザのベース部と熱的に接触する第1の接触部と、前記半導体レーザを保持するホルダと熱的に接触する第2の接触部と、前記ベース部から突出する電極端子を囲むように形成された中空孔部とを有することを特徴とする導熱部材よって達成される。
上記本発明の導熱部材であって、前記絶縁性材料は、セラミクス材料であること特徴とする。
上記本発明の導熱部材であって、前記セラミクス材料は、窒化アルミニウムであることを特徴とする。
上記本発明の導熱部材であって、前記絶縁性材料は、シリコンゴムであることを特徴とする。
上記本発明の導熱部材であって、前記第1の接触部は、前記ベース部に密着可能であることを特徴とする。
上記本発明の導熱部材であって、前記第2の接触部は、前記ホルダに密着可能であることを特徴とする。
上記本発明の導熱部材であって、前記中空孔部は、前記ベース部から突出する複数の前記電極端子を一纏めにして囲むように形成されていることを特徴とする。
上記本発明の導熱部材であって、前記中空孔部は、前記ベース部から突出する複数の前記電極端子をそれぞれ囲むように形成されていることを特徴とする。
また、上記目的は、光記録媒体にレーザ光を射出する半導体レーザと、前記半導体レーザを固定する筐体と、前記半導体レーザを保持するホルダと、前記半導体レーザのベース部と熱的に接触する第1の接触部と、前記ホルダと熱的に接触する第2の接触部と、前記ベース部から突出する電極端子を囲むように形成された中空孔部とを備えた導熱部材とを有することを特徴とする光ヘッドよって達成される。
上記本発明の光ヘッドであって、前記導熱部材は、上記本発明の導熱部材であることを特徴とする。
上記本発明の光ヘッドであって、前記導熱部材は、前記電極端子に電気的に接続されるプリント配線基板と、前記ベース部との間に保持されていることを特徴とする。
上記本発明の光ヘッドであって、前記導熱部材は、前記ベース部と前記ホルダとの間に保持されていることを特徴とする。
上記本発明の光ヘッドであって、前記導熱部材は、前記半導体レーザの発熱部近傍に熱的に接触していることを特徴とする。
また、上記目的は、上記本発明の光ヘッドを有することを特徴とする光記録再生装置よって達成される。
本発明によれば、熱伝導性に優れた導熱部材を用いることにより、半導体レーザで発生した熱を十分に放出し、半導体レーザの光学特性や電気特性等の諸特性の向上や長寿命化を図ることができる光ヘッド及びそれを用いた光記録再生装置が実現できる。
〔第1の実施の形態〕
本発明の第1の実施の形態による導熱部材及びそれを用いた光ヘッドについて図1乃至図3を用いて説明する。まず、本実施の形態による光ヘッドの概略の構成について図1を用いて説明する。図1(a)は、本実施の形態による光ヘッド1と光記録媒体29の一部とを示しており、光記録媒体29の情報記録面に直交し、且つ光記録媒体29のトラックの接線方向に平行な面で切断した断面を示し、理解を容易にするため、筐体31内に配置され本来視認できない立上ミラー15及び1/4波長板17を透過的に示している。図1(b)は、半導体レーザ3及び筐体31内に配置された光学系を光記録媒体29の情報記録面に垂直な方向に見た状態を示し、理解を容易にするため、筐体31内に配置されている1/4波長板17を省略して示している。
図1(a)及び図1(b)を用いて光学素子群の構成及び動作について説明する。光源である半導体レーザ3から射出された光ビームは、回折格子7を透過してトラッキングエラー検出のため3ビームとされ、ビームスプリッタ9に入射される。ビームスプリッタ9はP偏光の光を90%以上透過してS偏光の光をほぼ100%反射する偏光特性を有する。本実施の形態における往路光ビームはP偏光でありその大部分はビームスプリッタ9を透過するが、数%程度の反射された光は、フロントモニタ用光検出器11に入射して、その出力を元に半導体レーザ3の出力が制御される。
ビームスプリッタ9を透過した大部分の光ビームは、コリメートレンズ13に入射する。コリメートレンズ13は、光軸と平行な方向に移動可能となっており、光記録媒体29の光透過層の厚みにより光記録媒体29の情報記録面に集束する光ビームに付加される球面収差が基準値と異なる場合には、コリメートレンズ13を光軸方向に移動することによりその分の球面収差を打ち消すことができるようになっている。
コリメートレンズ13を透過した後の光ビームは立上ミラー15で反射して光記録媒体29の方向に光路を折り曲げられ、1/4波長板17を透過し、対物レンズ19によって、光記録媒体29に入射する集束光とされる。1/4波長板17は往路の光ビームを円偏光に変換し、さらに光記録媒体29で反射して戻ってきた円偏光の光ビームを往路の光ビームの偏光方位と直交する方向の直線偏光に変換する機能を有する。
光記録媒体29内の情報記録面にスポットを結び、反射された光ビームは、ビームスプリッタ9までの復路を同経路で戻る。ビームスプリッタ9まで戻った光ビームは、1/4波長板17の作用によりS偏光となっているため反射される。
反射後の光ビームは凹レンズ21に入射する。光ヘッド1組立調整時には凹レンズ21を光軸方向に移動することにより、受光素子である光検出器25内の受光面近傍での光軸方向の像点位置を調整することができるようになっている。凹レンズ21を透過した光ビームはシリンドリカルレンズ23を透過することでフォーカスエラー検出のために非点収差を与えられ、光検出器25内に入射する。凹レンズ21とシリンドリカルレンズ23は両者の機能を有するアナモフィックレンズ1つに置き換えても良い。光検出器25に入射した光ビームはその内部の受光部で電気信号に変換される。
次に、本実施の形態による導熱部材及びそれを用いた光ヘッドについて図2を用いて説明する。図2は、図1のαを拡大して示している。図2(a)は、光ヘッド1の半導体レーザ3近傍の部分断面(半導体レーザ3は切断せずに示している)を示している。図2(a)において、半導体レーザ3は切断せずに全体が示されている。図2(b)は、図2(a)のA−A線で切断した端面を示している。図2(a)に示すように、半導体レーザ3は光ヘッド1の筐体31にホルダ33を用いて固定されている。半導体レーザ3のベース部3bと、半導体レーザ3の電極端子3d、3e、3fに電気的に接続されるFPC35との間には、導熱部材37が配置されている。導熱部材37は半導体レーザ3の発光部3cで発生する熱を導いて(導熱)、半導体レーザ3を保持するホルダ33及び筐体31に熱を放出するように機能する。
半導体レーザ3は、光記録媒体29(図2では不図示)に入射する光ビームを射出する発光部3cと、発光部3cへの電力供給端子や基準電位端子に接続される電極端子3d、3e、3fを有している。電極端子3d、3e、3fは薄板円柱状のベース部3bから突出して形成されている。ベース部3b上には発光部3cを覆うキャップ3aが固着されている。キャップ3aは光ビームが射出される不図示の射出口を有している。半導体レーザ3は当該射出光が光ヘッド1の内部に向くように、筐体31に形成された開口部にキャップ3aが挿入されている。筐体31は金属材料で形成されている。電極端子3d、3e、3f側から配置されるホルダ33も金属材料で形成されており、半導体レーザ3の電極端子3d等に接触しない大きさの開口部が形成されている。ホルダ33の筐体31との接触面側は、ベース部3bの厚さ分だけ凹状に形成されている。半導体レーザ3を載置したホルダ33が筐体31の開口部にキャップ3aを挿入して固定されると、ベース部3bは筐体31とホルダ33とに挟まれる。これにより、半導体レーザ3は筐体31に固定される。ホルダ33はネジや接着剤(共に不図示)を用いて筐体31に固定されている。
ホルダ33の開口部に埋め込まれて導熱部材37が配置されている。ホルダ33のFPC35との接触面(ホルダ33裏面)と導熱部材37のFPC35との接触面は同一平面内に含まれている。導熱部材37には中空孔部37cが形成されており、電極端子3d、3e、3fは中空孔部37cに挿入され、ホルダ33の開口部から突出している。ホルダ33の開口部から突出した電極端子3d、3e、3fは半田39でFPC35に半田付けされている。これにより、半導体レーザ3はFPC35を介して電力供給回路(不図示)に接続される。半田付け時に半田ごての熱が導熱部材37を通じて拡散して半田付けの作業性が悪い場合には、断熱効果の高いガラスエポキシ基板付きのFPC35を用いてもよい。
図2(a)及び図2(b)に示すように、導熱部材37は絶縁性材料で薄板円筒状に形成されている。導熱部材37は、絶縁性材料として、例えばセラミクス材料の窒化アルミニウム(AlN)で、一般的な焼結法を用いて形成されている。また、導熱部材37はFPC35側のベース部3b平面(ベース部3b裏面)と熱的に接触する第1の接触部37aと、ホルダ33の開口部の側壁と熱的に接触する第2の接触部37bとを有している。
導熱部材37の大きさは、ベース部3b裏面と、ベース部3b裏面に対向するFPC35表面と、ホルダ33側壁とで囲まれる空間に収まるように形成されている。一般に、半導体レーザ3のベース部3bは金メッキされている。金は相対的に軟らかいため、ある程度の圧力をかけると密着性が高まる。このため、筐体31とホルダ33とで半導体レーザ3を導熱部材37側に圧力を加えることにより、ベース部3b裏面と第1の接触部37aとの密着性を高めることができる。
筐体31やホルダ33の強度等の事情で圧力をかけることが出来ない場合は、熱伝導性樹脂を塗布し、微小な空隙を埋めるような処理をすると、さらに良い効果が得られる場合もある。塗布される樹脂は非常に微量となるため、硬化時(例えば加熱硬化)などの腐食性ガスの発生のないものを用いれば、従来例で示したような種々の問題は発生しない。
導熱部材37の中空孔部37cは電極端子3d、3e、3fを囲むように1つ形成されている。電極端子3d、3fはベース部3bの中心軸を含む平面内で中心軸に対して所定の間隙で対向配置され、電極端子3eは中心軸を含み当該平面に垂直な平面内で中心軸から所定の間隙を設けて配置されている。このため、中空孔部37cは3本の電極端子3d、3e、3fを一纏めにして囲むように三角柱の中空状に形成されている。
次に、導熱部材37による導熱について説明する。導熱部材37のAlNの熱伝導率は100〜200(W/m・K)程度である。従って、AlNは空気に比べて数千倍の熱伝導率を有している。このため、ベース部3bやホルダ33と熱的な接触を確保してホルダ33の開口部に導熱部材37を埋め込むと、図2(a)に破線の矢印で示すように、発光部3cで発生した熱はベース部3bを介してホルダ33及び筐体31に導かれ、ベース部3b裏面を介して第1の接触部37aから導熱部材37に流入し、第2の接触部37bから流出してホルダ33に導かれる。このように、ベース部3b裏面に導熱部材37を配置することにより、従来の光ヘッド101と比較して、発光部3cで発生した熱をホルダ33及び筐体31に導く経路を増加させることができ、当該熱を十分に放出することができる。
AlNに代えて、シリコンカーバイト(SiC)や窒化シリコン(Si)を導熱部材37の形成材料に用いてもよい。SiCの熱伝導率は200〜260(W/m・K)程度であり、Siの熱伝導率は25〜100(W/m・K)程度である。従って、これら材料で形成された導熱部材37も、半導体レーザ3で発生した熱をホルダ33及び筐体31に十分に導熱することができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、光ヘッド1は空気より熱伝導率が高く絶縁性材料で形成された導熱部材37を有し、従来の光ヘッド101と比較して、半導体レーザ3で発生した熱をホルダ33及び筐体31に導く経路を増加させることができるので、当該熱を十分に放出することができる。また、導熱部材37は筐体31より半導体レーザ3の発熱部(発光部3c)に近接して配置できるので、ホルダ33及び筐体31に効率よく熱を導くことができる。これにより、光ヘッド1の放熱性を高め、半導体レーザ3の温度上昇を防ぐことができ、半導体レーザ3の光学特性や電気特性等の諸特性を安定させるとともに、長寿命化を図ることができる。
次に、本実施の形態の変形例について、図3を用いて説明する。図3は、第1及び第2の変形例による導熱部材37を第1の接触部37a側から見た状態を示している。図3(a)は第1の変形例の導熱部材37を示している。図3(b)は、第2の変形例の導熱部材37を示している。図3では、理解を容易にするため、電極端子3d、3e、3fを併せて示している。
図3(a)に示すように、第1の変形例による導熱部材37は中空孔部37cの断面が図において、逆Y字状に形成されている点に特徴を有している。中空孔部37cは電極端子3d、3e、3fを頂点とする仮想三角形のほぼ中央部から電極端子3d、3e、3fまでそれぞれ延伸して形成されている。本変形例の中空孔部37cの断面積は上記実施の形態の中空孔部37c断面積より小さくできる。これにより、第1の接触部37aとベース部3b裏面との接触面積を大きくすることができ、放熱効果を上記実施の形態より向上させることができる。
図3(b)に示すように、第2の変形例の導熱部材37は電極端子3d、3e、3fをそれぞれ囲むように形成された3つの中空孔部37cを備えている点に特徴を有している。中空孔部37cの内径は電極端子3d、3e、3fの外径より若干大きく形成されている。このため、本変形例の中空孔部37cの断面積は上記実施の形態及び第1の変形例の中空孔部37c断面積より小さくできる。これにより、第1の接触部37aとベース部3b裏面との接触面積を大きくすることができる。さらに、中空孔部37cを電極端子3d、3e、3fにより近づけることができるので、放熱効果を上記実施の形態及び第1の変形例より向上させることができる。
上記実施の形態、第1及び第2の変形例の導熱部材37は電極端子3d、3e、3fに接触しないように中空孔部37cが形成されている。しかし、導熱部材37は絶縁性材料で形成されているので、導熱部材37が電極端子3d、3e、3fと接触するように中空孔部37cを形成しても、電極端子3d、3e、3f同士が短絡することはない。また、導熱部材37と電極端子3d、3e、3fとを接触させることにより、放熱効果をさらに向上させることができる。
〔第2の実施の形態〕
次に、本発明の第2の実施の形態による導熱部材及びそれを用いた光ヘッドについて図4を用いて説明する。図4は、本実施の形態による光ヘッド1の半導体レーザ3近傍の部分断面(半導体レーザ3は切断せずに示している)を示している。本実施の形態の光ヘッド1は導熱部材37がベース部3bとホルダ33との間に保持されている点に特徴を有している。図4に示すように、本実施の形態のホルダ33は開口部に導熱部材37と半導体レーザ3とを挿入した際に、ベース部3bのキャップ3a側平面(ベース部3b表面)がホルダ33の筐体31との接触面と同一平面内に含まれるように、導熱部材37とベース部3bの厚さ分だけ凹状に形成されている。また、ホルダ33の筐体31との接触面側はベース部3bの外径より若干大きく開口され、ホルダ33裏面側はベース部3bの外径より小さく開口している。
導熱部材37の外径はホルダ33の開口部の側壁と熱的に接触し、且つホルダ33裏面側で保持されるように、ベース部3bの外径とほぼ同じ長さに形成されている。半導体レーザ3をホルダ33及び筐体31で保持すると、導熱部材37はベース部3bとホルダ33とで加圧され、ベース部3b裏面と第1の接触部37aとの密着性を高めることができる。
〔第3の実施の形態〕
次に、本発明の第3の実施の形態による導熱部材及びそれを用いた光ヘッドについて図5を用いて説明する。図5は、本実施の形態による光ヘッド1の半導体レーザ3近傍の部分断面(半導体レーザ3は切断せずに示している)を示している。本実施の形態の光ヘッド1は筐体31のホルダ33との接触面側がベース部3bの厚さ分だけ凹状に形成されている点に特徴を有している。図5に示すように、本実施の形態の筐体31はホルダ33との接触面側がベース部3bの厚さ分だけ凹状に形成されているので、半導体レーザ3を筐体31に嵌め込むと、筐体31のホルダ33との接触面とベース部3b裏面とが同一平面内に含まれる。このため、ベース部3bの外径より小さい内径の開口部を有するホルダ33を配置することにより、半導体レーザ3は筐体31とホルダ33とで保持される。また、ホルダ33の開口部に導熱部材37を埋め込んで電極端子3d、3e、3fにFPC35を半田付けすることにより、導熱部材37はベース部3bとFPC35との間で保持される。導熱部材37はベース部3b及びホルダ33と熱的な接触を確保できるので、上記実施の形態と同様の効果が得られる。
次に、本実施の形態による変形例について説明する。本実施の形態では、導熱部材37はセラミクス材料で形成されている。これに対して、本変形例では、導熱部材37はシリコンゴムで形成されている点に特徴を有している。本変形例の導熱部材37は低硬度放熱樹脂、例えば無機フィラーなどを含有して熱伝導性を高めたシリコンゴムをシート状に形成し、上記実施の形態の導熱部材37とほぼ同じ形状に形成されている。導熱部材37は半導体レーザ3の電極端子3d、3e、3fで刺すようにして半導体レーザ3に接触させて取り付けることができる。さらにこの場合、導熱部材37は発熱部に近い電極端子3d、3e、3fに接触させることができるので、放熱効果を高めることができる。中空孔部37cは半導体レーザ3を導熱部材37に刺すことにより形成されるので、予め導熱部材37に中空孔部37cを形成しなくてもよい。
シリコンゴムの熱伝導率は1〜6(W/m・K)程度であり、上記実施の形態で用いたセラミクス材料の熱伝導率より低い。しかし、シリコンゴムの熱伝導率は空気の熱伝導率の数十から数百倍高い。このため、導熱部材37をシリコンゴムで形成し、ベース部3b裏面及びホルダ33の開口部の側壁と熱的な接触を確保することで、半導体レーザ3で発生した熱を導いてホルダ33及び筐体31に熱を放出することができる。また、シリコンゴムは柔軟性を有する材料なので、AlNで形成された導熱部材37に比べて、ベース部3b及びホルダ33との密着性を高めることができる。これにより、本変形例の導熱部材37は、上記実施の形態と同様の効果が得られる。なお、本変形例の導熱部材37は上記第1及び第2の実施の形態の導熱部材37に用いることもできる。
次に、本発明の第1乃至第3の実施の形態による光ヘッド1を搭載した光記録再生装置について図6を用いて説明する。図6は、本実施の形態による光ヘッド1を搭載した光記録再生装置50の概略構成を示している。光記録再生装置50は、図6に示すように光記録媒体29を回転させるためのスピンドルモータ52と、光記録媒体29にレーザビームを照射するとともにその反射光を受光する光ヘッド1と、スピンドルモータ52及び光ヘッド1の動作を制御するコントローラ54と、光ヘッド1にレーザ駆動信号を供給するレーザ駆動回路55と、光ヘッド1にレンズ駆動信号を供給するレンズ駆動回路56とを備えている。
コントローラ54にはフォーカスサーボ追従回路57、トラッキングサーボ追従回路58及びレーザコントロール回路59が含まれている。フォーカスサーボ追従回路57が作動すると、回転している光記録媒体29の情報記録面にフォーカスがかかった状態となり、トラッキングサーボ追従回路58が作動すると、光記録媒体29の偏芯している信号トラックに対して、レーザビームのスポットが自動追従状態となる。フォーカスサーボ追従回路57及びトラッキングサーボ追従回路58には、フォーカスゲインを自動調整するためのオートゲインコントロール機能及びトラッキングゲインを自動調整するためのオートゲインコントロール機能がそれぞれ備えられている。また、レーザコントロール回路59は、レーザ駆動回路55により供給されるレーザ駆動信号を生成する回路であり、光記録媒体29に記録されている記録条件設定情報に基づいて、適切なレーザ駆動信号の生成を行う。
これらフォーカスサーボ追従回路57、トラッキングサーボ追従回路58及びレーザコントロール回路59については、コントローラ54内に組み込まれた回路である必要はなく、コントローラ54と別個の部品であっても構わない。さらに、これらは物理的な回路である必要はなく、コントローラ54内で実行されるソフトウェアであっても構わない。
本発明は、上記実施の形態に限らず種々の変形が可能である。
上記第1乃至第3の実施の形態の導熱部材37は薄板円筒状に形成されているが、本発明はこれに限られない。例えば、導熱部材37はベース部3b及びホルダ33と熱的に接触できれば、中空孔部37cを有する薄板角柱形状等であっても、上記実施の形態と同様の効果が得られる。
また、光源としての半導体レーザ3の形状は上記第1乃至第3の実施の形態に限られない。例えば、受光素子や光学素子と一体化された半導体レーザ3であっても、上記実施の形態と同様の効果が得られる。
また、上記第1乃至第3の実施の形態の導熱部材37はセラミクス材料又はシリコンゴム材料で形成されているが、本発明はこれに限られない。例えば、セラミクス材料の導熱部材37とベース部3bとの間にシート状のシリコンゴムを挟んでもよい。この場合、シリコンゴムの柔軟性により、導熱部材37とベース部3bとの密着性を高めることができるので、上記実施の形態と同様の効果が得られる。
また、上記第1乃至第3の実施の形態の第1の接触部37aは平面であり、第2の接触部37bは曲面であるが本発明はこれに限られない。例えば、第1の接触部37aはベース部3b裏面に接触できれば、平面、曲面又はベース部3b裏面に倣う形状等であってもよい。また、第2の接触部37bはホルダ33の開口部の側壁に接触できれば、平面、曲面又はホルダ33の開口部の側壁に倣う形状等であってもよい。この場合も、上記実施の形態と同様の効果が得られる。
本発明の第1の実施の形態による光ヘッド1を示す図である。 本発明の第1の実施の形態による光ヘッド1の半導体レーザ3近傍を示す図である。 本発明の第1の実施の形態による光ヘッド1の第1及び第2の変形例であって、第1の接触部37a側から見た導熱部材37を示す図である。 本発明の第2の実施の形態による光ヘッド1の半導体レーザ3近傍を示す図である。 本発明の第3の実施の形態による光ヘッド1の半導体レーザ3近傍を示す図である。 本発明の第1乃至第3の実施の形態による光記録再生装置の概略構成を示す図である。 従来の光ヘッド101の半導体レーザ103近傍を示す図である。
符号の説明
1、101 光ヘッド
3、103 半導体レーザ
3a、103a キャップ
3b、103b ベース部
3c、103c 発光部
3d、3e、3f、103d、103e、103f 電極端子
7 回折格子
9 ビームスプリッタ
11 フロントモニタ用光検出器
13 コリメートレンズ
15 立上ミラー
17 1/4波長板
19 対物レンズ
21 凹レンズ
23 シリンドリカルレンズ
25 光検出器
29 光記録媒体
31、105 筐体
33、107 ホルダ
35 フレキシブルプリント配線基板
37 導熱部材
37a 第1の接触部
37b 第2の接触部
37c 中空孔部
39 半田
50 光記録再生装置
52 スピンドルモータ
54 コントローラ
55 レーザ駆動回路
56 レンズ駆動回路
57 フォーカスサーボ追従回路
58 トラッキングサーボ追従回路
59 レーザコントロール回路
109 開口部

Claims (14)

  1. 絶縁性材料で形成され、
    半導体レーザのベース部と熱的に接触する第1の接触部と、
    前記半導体レーザを保持するホルダと熱的に接触する第2の接触部と、
    前記ベース部から突出する電極端子を囲むように形成された中空孔部と
    を有することを特徴とする導熱部材。
  2. 請求項1記載の導熱部材であって、
    前記絶縁性材料は、セラミクス材料であること特徴とする導熱部材。
  3. 請求項2記載の導熱部材であって、
    前記セラミクス材料は、窒化アルミニウムであることを特徴とする導熱部材。
  4. 請求項1記載の導熱部材であって、
    前記絶縁性材料は、シリコンゴムであることを特徴とする導熱部材。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の導熱部材であって、
    前記第1の接触部は、前記ベース部に密着可能であることを特徴とする導熱部材。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の導熱部材であって、
    前記第2の接触部は、前記ホルダに密着可能であることを特徴とする導熱部材。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の導熱部材であって、
    前記中空孔部は、前記ベース部から突出する複数の前記電極端子を一纏めにして囲むように形成されていることを特徴とする導熱部材。
  8. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の導熱部材であって、
    前記中空孔部は、前記ベース部から突出する複数の前記電極端子をそれぞれ囲むように形成されていることを特徴とする導熱部材。
  9. 光記録媒体にレーザ光を射出する半導体レーザと、
    前記半導体レーザを固定する筐体と、
    前記半導体レーザを保持するホルダと、
    前記半導体レーザのベース部と熱的に接触する第1の接触部と、前記ホルダと熱的に接触する第2の接触部と、前記ベース部から突出する電極端子を囲むように形成された中空孔部とを備えた導熱部材と
    を有することを特徴とする光ヘッド。
  10. 請求項9記載の光ヘッドであって、
    前記導熱部材は、請求項2乃至8のいずれか1項に記載の導熱部材であることを特徴とする光ヘッド。
  11. 請求項9又は10に記載の光ヘッドであって、
    前記導熱部材は、前記電極端子に電気的に接続されるプリント配線基板と、前記ベース部との間に保持されていることを特徴とする光ヘッド。
  12. 請求項9又は10に記載の光ヘッドであって、
    前記導熱部材は、前記ベース部と前記ホルダとの間に保持されていることを特徴とする光ヘッド。
  13. 請求項9乃至12のいずれか1項に記載の光ヘッドであって、
    前記導熱部材は、前記半導体レーザの発熱部近傍に熱的に接触していることを特徴とする光ヘッド。
  14. 請求項9乃至13のいずれか1項に記載の光ヘッドを有することを特徴とする光記録再生装置。
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