JP2006012852A - 3導体以上用ライン側固定ヨークを備えた耐張装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ホーンの直接取付けが可能な3導体以上用ライン側ヨークを備えた耐張装置を提供する。
【解決手段】 3導体以上用ライン側固定ヨークを用いる耐張装置において、ライン側固定ヨークにホーン取付部を一体に設け、該ホーン取付部にホーンを直接取付けるようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、送電線鉄塔に送電線である導体を支持するための耐張装置に係り、特に導体数が3以上のライン側固定ヨークを有するものに関する。
図16及び図17は、送電線鉄塔(以下、鉄塔という。)に4導体を支持する従来の2種類の耐張装置の一例を示す図である。図16はライン側ヨークが固定ヨークである場合のものであり、(a)は平面図、(b)は正面図である。図17はライン側ヨークが半固定ヨークである場合のものであり、(a)は平面図、(b)は正面図である。固定ヨークとは、ガイシ連との結合点と導体連結金具との結合点の間の距離が一定不変のものをいう。半固定ヨークとは、ヨーク本体に2連ヨークが枢着された回動可能な構造により、ガイシ連との結合点と導体連結金具との結合点の間の距離が可変のものをいう。
図16に示す従来の固定ヨークを用いる耐張装置Aは、鉄塔1に接続されるアース側ヨーク2と、そのアース側ヨークに一端が結合されたガイシ連3と、そのガイシ連の他端に結合されたライン側固定ヨーク4Aと、そのライン側固定ヨークに結合された導体連結金具5と、その導体連結金具に結合されたクランプ6とから構成されている。導体7は、クランプ6により一つの耐張装置Aに支持される。その固定された導体7のクランプ6から鉄塔1の方向に延びる部分はジャンパ線8として、鉄塔1を迂回し、その鉄塔の別の位置に取り付けられている他の耐張装置のクランプに締着される。そして、耐張装置Aのライン側固定ヨーク4Aには、ガイシの電気的シールドの目的で使用されるホーン9と、ジャンパ装置が固定されるが、ホーンは固定ヨーク4Aとは別体のガイシ連結金具10に設けたホーン取付部10aにホーン9を取付けている。そして、ジャンパ装置は、固定ヨーク4Aに設けたリンク11を用いて取付けられる。
また、図17に示す従来の耐張装置Bが用いる半固定ヨーク4Bは、ガイシ連のアース側ヨークと反対側のガイシ側に寄った位置で枢着されたヨーク本体41 と、そのヨーク本体の両端部にそれぞれ枢着された2連ヨーク42 ,43 とで構成され、各2連ヨークの両端部に導体連結金具5がそれぞれ結合されている。このライン側半固定ヨーク4Bの場合は、ヨーク本体41 にホーン9とジャンパ装置(図示せず)が固定されるが、ホーン9はヨーク本体41 に一体に形成された取付部にボルトナット等の固着具を用いて取付けられ、ジャンパ装置は、ヨーク本体41 に設けたリンク11を用いて取付けられる。
特になし。
上述のように、上記従来の固定ヨーク4Aの場合は、固定ヨークとは別体のガイシ連結金具10にホーン取付部10aを設けたものをヨークから延出するように取付けているから、ヨーク取付部を設けるための距離分だけ耐張装置の長さが大きくなるという問題があった。
また、上記従来の半固定ヨーク4Bの場合は、ホーン9をヨーク本体41 に直接に取付けるので、ガイシ3と半固定ヨーク4Bの間のガイシ連結金具10にホーン取付部を設ける必要がないため、耐張装置の長さを短くすることができる。しかし、ヨーク本体41 と2連ヨーク42 ,43 が枢着され、導体連結金具5がその2連ヨークに結合されているため、耐張装置の連結工事において2連ヨークが回動し易いので、導体連結金具を2連ヨーク42 ,43 に連結する際は、左右のバランスに注意しながら行う必要があり、工事作業者に大きな負担となるという問題があった。
他方、導体数が3以上用の従来のライン側固定ヨークは、導体連結金具との結合点が3次元的に配置されるので、ヨークの形状構造は張力に十分に耐え得るものである必要がある。さらに、耐張装置の全長をできるだけ小さくする要請に応えるため、コンパクトに作られる傾向にある。
図18は、図16の耐張装置で用いられている4導体用ライン側固定ヨーク4Aの展開図であり、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は側面図である。図18に示す例は、所要の強度及び堅固さを備えるため、複数枚(図18の例では5枚)の金属板4a〜4eを交差・溶接して構成され、ホーン取付方向及びジャンパ装置取付方向には開放されていない閉鎖構造である。図18の41はガイシ連結合孔、42は導体連結金具結合孔であり、43はジャンパ装置取付孔である。
このように、従来の3導体以上のライン側固定ヨークは、コンパクトでしかも所要の強度を備える目的で複数枚の金属板を交差溶接してなるため、図16及び図18に4導体用ライン側固定ヨーク4Aの例を示すように、開放面の少ない箱状に形成されている。従って、従来の3導体以上用ライン側固定ヨークには、ホーン取付部設置スペース及びホーン取付作業スペースの確保が困難であるため、ホーン取付部とジャンパ装置取付部が一体に設けられたものは使用されていない。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、解決しようとする課題は、ホーン取付構造を改良することにより、耐張装置の長さを短くすることができ、なおかつ、耐張装置の連結工事において工事作業者に大きな負担を与えない3導体以上用ライン側固定ヨークを備えた耐張装置を提供することにある。
また、そのようなホーン取付構造の改良が容易にできる3導体以上用ライン側固定ヨークの形状構造を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明は、3導体以上用ライン側固定ヨークを備えた耐張装置において、そのヨークにホーン取付部を一体に設けたことを特徴としている(請求項1)。
上記構成により、固定ヨークにホーンを取り付ける際は、そのホーンをヨークのホーン取付部に直接取り付けることができる。従って、このライン側固定ヨークには、別体のガイシ連結金具にホーン取付部を設けることが不要となるから、耐張装置の長さが短くなる。
上記3導体以上用ライン側固定ヨークには、ホーン取付部のほか、ジャンパ装置取付部をも一体に設けることが望ましい(請求項2)。
このような構成により、ライン側固定ヨークに対するホーン取り付けとジャンパ装置取り付けを、別体の金具を用いないで、ヨークに対する直接取り付けという同様な作業要領で行うことができる。従って、作業ミスが防止される。
本発明は、上記のように、3導体以上用ライン側固定ヨークにホーン取付部を一体に設けて、ホーンを直接に取り付けるようにしたものであるが、このような取り付けを容易にできるようにするため、ライン側固定ヨークの水平面にホーン取付部を一体に設け、あるいは、ライン側固定ヨークの垂直面にホーン取付部を一体に設けることが望ましい(請求項3又は4)。
上記の構成により、ホーンの3次元曲げ構造に自由度が増し、ライン側固定ヨークに対する取付け方向を選択することができ、水平面又は垂直面にホーンを直接にかつ容易に取り付けることができる。
そして、本発明の上記目的の実現のためには、ライン側固定ヨークをホーン取付部から外部に向かった方向が開放された開放構造とすることが望ましい(請求項5)。
このような構成により、固定ヨークに対するホーンの直接取付を行う際は、その取付部近辺に障害物が存在しないので、直接取付及び取付作業を一層容易に行うことができる。
さらに、固定ヨークは、導体連結金具取付孔を有する板材をガイシ連側と導体連結金具側の中間を通る垂直面に関して非対称形とすることが望ましい(請求項6)。
このようにした場合は、導体連結金具取付孔を有する板材の間又はその外側にホーン取付部の設置スペースを設けることが容易になる。
請求項1の発明によれば、固定ヨークにホーンを取り付ける際は、そのホーンをヨークのホーン取付部に直接取り付けることができるから、ライン側固定ヨークには、別体のホーン取付スペースを有する金具の取り付けが不要となり、従来のライン側固定ヨークを用いるものと異なり、耐張装置の長さをホーン取付スペース分だけ短くすることができる。また、従来の半固定ヨークを用いるものと異なり、ヨークが回動することはないので、連結工事などの鉄塔上作業を安全に行うことができる。
請求項2の発明によれば、耐張装置の長さが短い状態で固定ヨークに一体に設けられたジャンパ装置取付部に対してジャンパ装置の連結作業ができるので、作業の安定性が増す効果がある。
請求項3の発明によれば、ライン側固定ヨークの水平面にホーン取付部を一体に設けてあるので、ホーンの3次元曲げ構造に自由度が増し、ライン側固定ヨークの水平面にホーンを直接にかつ容易に取り付けることができる。
請求項4の発明によれば、ライン側固定ヨークの垂直面にホーン取付部を一体に設けてあるので、ホーンの3次元曲げ構造に自由度が増し、ライン側固定ヨークの垂直面にホーンを直接にかつ容易に取り付けることができる。
請求項5の発明によれば、ライン側固定ヨークをホーン取付部から外部に向かった方向が開放された開放構造としてあるので、固定ヨークに対するホーンの直接取付を行う際は、その取付部近辺に障害物が存在しないため、直接取付及び取付位置調整を容易に行うことができる。
請求項6の発明によれば、固定ヨークにホーン取付部の設置スペースを確保することが容易である。
次に、本発明の実施の形態について図1ないし図15の図面を参照しながら説明する。 図1は本発明に係る耐張装置の一例を示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図である。図2は同装置において用いられているライン側固定ヨークの一例の展開図であり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。
図1において、4Nは本発明により改良された4導体用ライン側固定ヨークである。この固定ヨーク4Nは、図2(c)に示すように、高さ方向(図2(c)において紙面上下方向)中間位置にある水平板4fと、その幅方向中央から高さ方向上側にほぼV字形に延び、かつ、先端が互いに反対方向に水平に延びるV字板4gと、水平板4fの幅方向中央から高さ方向下側に逆T字形に延びるT字板4hとを一体に有して、それぞれの板の間が外部に向かって開放された開放構造を有している。そして、水平板4fの両端部(図2(c)において左右両端部)にガイシ取付孔41が設けてあり、V字板4gの両端部(図2(c)においては左右両端部)とT字板4hの下辺の両端部(図2(c)において左右両端部)には導体連結金具取付孔42が設けてある。導体支持の安定性を高めるため、V字板4gの両端部間距離と、T字板4hの下辺の両端部間距離はほぼ等しくされている。
ライン側固定ヨーク4Nには、上記の構成に加えて、図2(b)に良く示されているように、水平板4fの幅(図2(b)において左右方向の幅)が拡幅されて、その拡幅された部分にホーン取付部45が一体に形成されている。ホーン取付部45は、ホーン9を固着するボルトを貫通するための複数個の孔を有する。さらに、ホーン取付方向と干渉しない位置、例えば、T字板4hの側面に、ジャンパ装置取付部46が一体に形成されている。ジャンパ装置取付部46の形状は特に制限されないが、図示の例では、中央に孔が開けられた突起からなっている。
図2(c)に示すように、ライン側固定ヨーク4Nは、各板4f,4g,4hの間が外部に向かって開放された構造を有するので、ホーン9の端部を直接取り付けるためのホーン取付部45を一体に設けることが可能となった。また、開放された部分にジャンパ装置取付部46を設けることが可能になった。水平板4fのライン側端部をライン側方向(図2(b)において左方向)に拡幅すれば、その拡幅された部分にホーン取付部45を一体に設けることが一層容易になる。
図1には、ライン側固定ヨーク4Nのガイシ取付孔41に2連のガイシ連3のライン側端部が結合され、4個の導体連結金具取付孔42に4個の導体連結金具5が結合されている状態が示され、また、ホーン取付部45にホーン9が直接に結合されている状態が示されている。このホーン9は、図2(c)に一部を示すように、ホーン9の一端に接合されている固定板9´とボルトナット12によりホーン取付部45に固着されている。。
ホーンの固定ヨークに対する取付け態様は、固定ヨークの形状とホーン取付部45の形成位置により、ホーンの端部を固定ヨークの水平面に取り付ける水平取付と、ホーンの端部を固定ヨークの垂直面に取り付ける垂直取付のいずれにも可能である。
図3以下の図面に基づいて、各種の形状の固定ヨークにホーンの水平取付と垂直取付を行う場合の例について説明する。奇数番号の図面は水平取付の例を、偶数番号の図面は垂直取付の例を示す。各図の(c)において、紙面の上下方向に延びる壁面に対する取り付けが水平取付であり、同じく左右方向に延びる壁面に対する取り付けが垂直取付である。各図において、(a)は固定ヨークの使用状態の正面図、(b)は同じく平面図、(c)は固定ヨークのみの側面図である。また、各図において、401〜405は固定ヨーク、3はガイシ連,301はそのガイシ連結金具、501は導体連結金具の一部である。
図3は、図1及び図2に示された水平板4fとV字板4gとT字板4hとを有する、側面形状がほぼ天字形の固定ヨーク4Nの場合と同様に、水平板の両端部にホーン取付部45を一体に設け、そのホーン取付部にホーン9を水平板の下面から延出するように結合したものである。図4は、図3のものと同じ形状の固定ヨークのT字板の縦辺に設けたホーン取付部45にホーン9を結合したものである。
図5は、側面形状が断面ほぼ王字形又は主字形に形成された固定ヨーク402の下部水平板に一体に設けたホーン取付部45にホーン9を取り付けた例である。図6は、同じ固定ヨーク402の垂直板に設けたヨーク取付部45にホーン9を直接に取り付けた例である。
図7は、側面形状が断面ほぼ工字形又は串字形に形成された固定ヨーク403の水平板に一体に設けたホーン取付部45にホーン9を取り付けた例である。図8は、同じ固定ヨーク403の垂直板に設けたヨーク取付部45にホーン9を直接に取り付けた例である。
図9は、側面形状がほぼ矩形の固定ヨーク404の下部の水平部分に一体に設けたホーン取付部45にホーン9を取り付けた例である。図10は、同じ固定ヨーク404の垂直部分に設けたヨーク取付部45にホーン9を直接に取り付けた例である。
図11は、側面形状がほぼH字形の固定ヨーク405の水平部に一体に設けたホーン取付部45にホーン9を取り付けた例である。図12は、同じ固定ヨーク405の垂直部に設けたヨーク取付部45にホーン9を直接に取り付けた例である。
ライン側固定ヨークにホーン取付部を設けるために拡幅するには、図13〜15に示すように、ヨークの導体連結金具取付孔を有する板材をガイシ連側と導体連結金具側の中間を通る垂直面VPに関して非対称形とすることが望ましい。こうすることにより、ホーン取付部の設置スペースの確保が容易になる。以下に、詳述する。
図13に示したライン側固定ヨーク406は、導体連結金具取付孔133を有する2枚の傾斜板134をガイシ取付孔131を有する水平板132の上下(図13(a)において紙面に垂直な方向)に延出し、かつ、傾斜板134の導体連結金具取付孔133間距離L1よりも傾斜板134のガイシ連側端部間距離L2が小さくなるように逆ハ字形に斜めに接合することにより、水平板132のガイシ取付孔131と傾斜板134の間を広くして、その間にホーン取付スペースを確保し、そこにホーン取付部45を設けた例である。
図14(a)に示したライン側固定ヨーク407Aは、基本形状が図13のものと同じである場合に、傾斜板134の導体連結金具取付孔133間の距離L1は図13のL1と同じで、傾斜板134のガイシ連側端部間距離L2´を図13のものL2よりも若干大きくし、左右(図14(a)において紙面の上下)の傾斜板134の間を広くして、その間にホーン取付スペースを確保し、そこにホーン取付部45を設けた例である。
図14(b)に示したライン側固定ヨーク407Bは、基本形状が図13のものと同じである場合に、導体連結金具取付孔133間の距離L1は図13の距離L1と同じで、傾斜板134のガイシ連側端部間距離L3をL1よりも大きくなるようにハ字形に斜めに接合することにより、傾斜板134をガイシ連側を広くして、その間にホーン取付スペースを確保し、そこにホーン取付部45を設けた例である。
図15(a)(b)に示されたライン側固定ヨーク408は、導体連結金具取付孔153を有する屈曲板154をガイシ取付孔151を有する水平板152の上下(同図において紙面に対して垂直方向)に、断面鼎字形又は逆鼎字形に延出するように形成して、間隔の大きい部分の間にホーン取付部45を設けた例である。
以上の実施の形態は、本発明を4導体用ライン側固定ヨークに適用した場合のものであるが、本発明は、3導体以上のライン側固定ヨークにも基本的に同様に適用可能である。
上述のように、水平取付は、従来のホーン取付と同様であるが、ヨークを開放構造としたことにより、ホーンの3次元曲げ構造に自由度が増し、製作性が向上する。また、垂直取付けにおいては、水平取付と同様にホーン形状に自由度が増すとともに、ヨーク形状にも左右されるが、取付け(固着)のためのボルトの数を半分にすることができ、作業性・製作性・コストの面に利点がある。
さらに、ヨークが開放構造となることにより、ホーン取付けスペースが広がるため、ホーン取付け時の座標位置調整が容易になる。例えば、水平取付けの場合及び垂直取付けの場合、ホーン側の取付け孔を長孔や扇状に配置することにより、ホーン取付け後の座標調整ができる。従って、ホーン設置後に電線の張力条件によって両ホーン間の間隔調整が必要になった場合は、従来は別の金具を用いて調整をする必要があり、時間がかかったが、本発明によれば、ホーン取付け後の座標調整により施工中のホーン間隔調整が可能になった。
本発明に係るライン側固定ヨークを用いている耐張装置の一例を示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図。 図1のライン側固定ヨークの展開図であり、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は側面図。 図2に示された固定ヨークを用いる場合のホーンの水平取付の例を示す図であり、(a)(b)(c)は正面図、平面図、側面図。 図2に示された固定ヨークを用いる場合のホーンの垂直取付の例を示す図であり、(a)(b)(c)は正面図、平面図、側面図。 固定ヨークの別の形状の場合のホーン水平取付の例を示す図であり、(a)(b)(c)は正面図、平面図、側面図。 同固定ヨークの場合のホーン垂直取付の例を示す図であり、(a)(b)(c)は正面図、平面図、側面図。 固定ヨークのさらに別の形状の場合のホーン水平取付の例を示す図であり、(a)(b)(c)は正面図、平面図、側面図。 同固定ヨークの場合のホーン垂直取付の例を示す図であり、(a)(b)(c)は正面図、平面図、側面図。 固定ヨークのさらに別の形状の場合のホーン水平取付の例を示す図であり、(a)(b)(c)は正面図、平面図、側面図。 同固定ヨークの場合のホーン垂直取付の例を示す図であり、(a)(b)(c)は正面図、平面図、側面図。 固定ヨークのさらに別の形状の場合のホーン水平取付の例を示す図であり、(a)(b)(c)は正面図、平面図、側面図。 同固定ヨークの場合のホーン垂直取付の例を示す図であり、(a)(b)(c)は正面図、平面図、側面図。 固定ヨークを非対称形に形成して、ホーン取付部の形成を容易にした例を示す展開図。 図13の固定ヨークの変形例を示す平面図。 固定ヨークを非対称形に形成した別の例を示す平面図。 従来の固定ヨークを用いている耐張装置の一例を示す図。 従来の半固定ヨークを用いている耐張装置の一例を示す図。 従来の4導体用ライン側固定ヨークの展開図であり、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は側面図。
符号の説明
NA 耐張装置
2 アース側ヨーク
3 ガイシ連
4N ライン側ヨーク(4導体用ライン側固定ヨーク)
41 ガイシ取付孔
42 導体連結金具取付孔
45 ホーン取付部
46 ジャンパ装置取付部
5 導体連結金具
9 ホーン
401〜408 ライン側固定ヨーク

Claims (6)

  1. 3導体以上用ライン側固定ヨークを用いる耐張装置において、前記ライン側固定ヨークにホーン取付部を一体に設け、そのホーン取付部にホーンを直接取付けたことを特徴とする耐張装置。
  2. ライン側固定ヨークにジャンパ装置取付部をも一体に設け、そのジャンパ装置取付部にジャンパ装置を取付けたことを特徴とする請求項1に記載の耐張装置。
  3. ライン側固定ヨークの水平面にホーン取付部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の耐張装置。
  4. ライン側固定ヨークの垂直面にホーン取付部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の耐張装置。
  5. ライン側固定ヨークをホーン取付部から外部に向かった方向が開放された開放構造としたことを特徴とする請求項1,2,3又は4に記載の耐張装置。
  6. 固定ヨークの導体連結金具取付孔を有する板材をガイシ連側と導体連結金具側の中間を通る垂直面に関して非対称形としたことを特徴とする請求項1に記載の耐張装置。
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