JP2006009357A - 間仕切壁 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】凹溝状に形成された金属製の上下のランナ2、3と、これら上下のランナ2、3の対向する凹溝に上下端部が嵌め込まれた複数の上下に長尺なスタッド4、5とによって骨組み1aが形成され、この骨組み1aの表裏両面に面材6が取り付けられてなる間仕切壁1であって、前記間仕切壁1の、他の壁10と交差する部位に位置する前記スタッド4は木製であり、その他のスタッド5は金属製であることを前記課題の解決手段とした。
【選択図】図1
Description
前記間仕切壁1の、他の壁10と交差する部位に位置する前記スタッド4は木製であり、その他のスタッド5は金属製であることを前記課題の解決手段とした。
前記木製のスタッド4は、前記骨組み1aの横方向の端部に位置していることを前記課題の解決手段とした。
前記骨組み1aの横方向の端部に位置している木製のスタッド4の上端部には、他の壁10の上端部表面に取り付けられた補強部材11に係合する切欠部4aが形成されていることを前記課題の解決手段とした。
前記上ランナ2の上面2aには、結合桁材15が取り付けられており、この結合桁材15の上面は勾配天井16と等しく傾斜する傾斜面15aが形成されていることを前記課題の解決手段とした。
さらに、前記他の壁に取り付けられた補強部材に前記間仕切壁が干渉する場合や、前記勾配天井の直下に間仕切壁が設けられる場合等においても、この間仕切壁を安定的に設置することができる。
前記上ランナ2は、その凹溝を下向きにして設けられ、前記下ランナ3は、その凹溝を上向きにして設けられており、これら上下のランナ2、3の対向する凹溝の間には、上下に長尺な複数のスタッド4、5が嵌め込まれるようになっている。
なお、この上下のランナ2、3は、本実施の形態では凹溝状に形成された金属製のものを用いるが、これに限られるものではなく、例えば、木製のランナに前記スタッド4、5用の切欠部分を形成させたものなどを用いても良く、適宜変更可能である。
さらに、間仕切壁1が他の壁10と交差する部位に位置するスタッド4は木製であり、その他のスタッド5は金属製である。
なお、間仕切壁1に設けられる開口部Kの、その付近のスタッドにも前記木製のスタッド4を用いることが望ましい。すなわち、開口部K付近に前記木製スタッド4を設けた場合、開口部Kに木製の扉や引戸などを設置する際に、簡便に設置可能で、木製独特の手触り間や風合い等の美観的効果に優れている。
なお、このスタッド5に用いる金属として、例えばスチール等を用いた場合、天然木をスタッドに用いた場合よりもコストダウンを図ることが可能である。また、本実施の形態では前述のように、このスタッド5に用いる金属としてスチールを挙げたが、これに限られるものではなく適宜変更可能である。
なお、この面材6としては、本実施の形態では石膏ボードが用いられるが、これに限られるものではなく、例えば、耐火性、遮音性、断熱性等に優れる素材であれば良く、適宜変更可能である。
前記構造壁10aとしては、パネル工法に用いられる壁パネル10a等があり、この壁パネル10aとは、縦横の框材が矩形状に組み立てられるとともに、矩形枠の内部に補助棧材が縦横に組み付けられて枠体が構成され、この枠体の両面もしくは片面に、面材6が貼設されたものであり、内部中空な構造のものである。また、その内部中空な部分には、通常、グラスウールやロックウール等の断熱材が装填される。
前記他の間仕切壁10bは、前記間仕切壁1と同様の構成でなり、前記間仕切壁1と交差して設けられる場合には、前記間仕切壁1の端部と接する位置に木製のスタッド4が設けられている。
前記木製スタッド4を配置後、開口周り枠組み(開口部K)を取り付ける。開口周り枠組み(開口部K)は、2本の木製スタッド4を上ランナ2および下ランナ3にそれぞれ固定する。また、2本の木製スタッド4に、横芯材8aが固定され、横芯材8aと上ランナ2の間には、縦芯材8bがそれぞれ釘等で固定される。
なお、この間仕切壁1の内部に断熱材を組み込むことによって、遮音性能を向上させることができるので好ましい。
また、前記上ランナ2に、天井勾配の傾斜角度に応じて折り曲げ可能な薄肉ヒンジ部2cを設けることによって、この上ランナ2と天井との接合部に隙間や誤差が発生しにくいので好ましい。
そして、前記補強部材11に係合するための部分を、この木製スタッド4の上端部が切り欠かれ、前記切欠部4aが形成されている。
なお、この補強部材11は、本実施の形態では合板等で形成されているが、これに限られるものではなく、マグサ12を支持し、かつ、壁の強度を確保できるとともに、所定の厚さで形成されているものであれば適宜変更可能である。
なお、この結合桁材15の傾斜面15aは、天井勾配に応じて傾斜するので、例えば、勾配天井16の勾配に関する規格等に合わせて複数種類の結合桁材15を製造すると好ましい。
また、前記結合桁材15と、前記上ランナ2との取り付けは、後工程において共に同一のビス7によって前記勾配天井16に固定されるので、他のビスや接着剤、両面テープ等、仮に取り付けておけるいずれかの手段を用いるのが好ましい。
なお、このような勾配天井16を建物の内部空間に設けることによって、内部空間が高さ方向に広がるので、居住者に対して、開放感等を付与することができる。
また、前記天井ボード16bは、複数の天井スタッド16aの建物内部側に貼設する石膏ボードであり、ビス7等により取り付けられている。
その後、前記間仕切壁1の立設状態に問題がなければ、上ランナ2とスタッド4、5や下ランナ3とスタッド4、5、また、スタッド4と他の壁10等、この間仕切壁1の各部材を、それぞれ接合すべき部位に対してビス7等を打ち込んで固定する。また、図4(a)に示すように、前記上ランナ2と結合桁材15とは、上ランナ2の下面から、結合桁材15および天井ボード16bを貫通して天井スタッド16aまでビス7を打ち込んで固定する。
2 上ランナ
3 下ランナ
4 木製のスタッド
5 金属製のスタッド
6 面材
10 他の壁
Claims (4)
- 凹溝状に形成された金属製の上下のランナと、これら上下のランナの対向する凹溝に上下端部が嵌め込まれた複数の上下に長尺なスタッドとによって骨組みが形成され、この骨組みの表裏両面に面材が取り付けられてなる間仕切壁であって、
前記間仕切壁の、他の壁と交差する部位に位置する前記スタッドは木製であり、その他のスタッドは金属製であることを特徴とする間仕切壁。 - 請求項1に記載の間仕切壁において、
前記木製のスタッドは、前記骨組みの横方向の端部に位置していることを特徴とする間仕切壁。 - 請求項2に記載の間仕切壁において、
前記骨組みの横方向の端部に位置している木製のスタッドの上端部には、他の壁の上端部表面に取り付けられた補強部材に係合する切欠部が形成されていることを特徴とする間仕切壁。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載の間仕切壁において、
前記上ランナの上面には、結合桁材が取り付けられており、この結合桁材の上面は勾配天井と等しく傾斜する傾斜面が形成されていることを特徴とする間仕切壁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004186562A JP2006009357A (ja) | 2004-06-24 | 2004-06-24 | 間仕切壁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004186562A JP2006009357A (ja) | 2004-06-24 | 2004-06-24 | 間仕切壁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2006009357A true JP2006009357A (ja) | 2006-01-12 |
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ID=35776890
Family Applications (1)
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JP2004186562A Pending JP2006009357A (ja) | 2004-06-24 | 2004-06-24 | 間仕切壁 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006009357A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU2020102352B4 (en) * | 2015-06-15 | 2021-04-22 | Illinois Tool Works Inc. | Floating connection between a structural member and a wall member in a building structure |
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2004
- 2004-06-24 JP JP2004186562A patent/JP2006009357A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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AU2020102352B4 (en) * | 2015-06-15 | 2021-04-22 | Illinois Tool Works Inc. | Floating connection between a structural member and a wall member in a building structure |
AU2016277837B2 (en) * | 2015-06-15 | 2022-02-24 | Illinois Tool Works Inc. | Floating connection between a structural member and a wall member in a building structure |
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