JP2006000500A - 回胴式遊技機 - Google Patents

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Kimiaki Yoneda
公昭 米田
Kazuto Seno
和人 瀬野
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Abstract

【課題】 自動停止による遊技結果を遊技開始前の停止図柄に依存させないための制御を行い、遊技の公正化をはかる。
【解決手段】 ゲームの開始操作がなされてから一定時間、回胴の停止操作がなされなかったときに回胴を強制的に停止させる回胴式遊技機であって、一定時間を可変設定する停止時間可変設定手段(200)と、時間監視を行い、一定時間経過後に回胴を強制停止させる回胴自動停止制御手段(200、204、206)で構成される。このとき、停止時間可変設定手段は、一定時間(t)に、ランダムに選択される変動時間(α)を加えて設定し、また、変動時間αは、ゲーム開始操作の都度、ランダムに値を抽選するか、あらかじめテーブルに定義された値を抽選することにより決定する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、リールを回転させることで図柄を変動表示し、停止図柄の組合せに応じて遊技結果を提示する回胴式遊技機に関する。
従来、回胴式遊技機としてスロットマシンが知られている。一般的なスロットマシンは、前扉に形成された透明な表示窓を通して筐体内の3列のリールが目視される。各リールの周面には複数種類の図柄が配列されて描かれており、リールを回転させることで遊技の入賞又はハズレに係る図柄が変動表示される。また、スロットマシンには、リールを一斉に回転させるスタートレバーと、回転する各リールを個別に停止させるためのストップボタンが設けられ、スタートレバーが傾倒操作されて回転を開始したリールは、ストップボタンの押圧操作を契機にそれぞれ制動されて停止する。そして、各リールが表示する図柄の組合せが有効ライン上に揃うと入賞が確定し、入賞図柄の組合せに応じた数の遊技媒体(メダル)を配当するように構成されている。
なお、上述のスタートレバーが傾倒操作された時点で、内部抽選と呼ばれる乱数を使った入賞役の抽選が行なわれる。すなわち、スロットマシンは、内部抽選によってある入賞役を当選したとき、当選した当該入賞役に係る図柄を記憶し、ストップボタンが押圧操作された時点から所定時間(例えば190m秒)内に当該図柄を有効ライン上に停止させることが可能である場合、当該リールの回転を制御して当該入賞に係る図柄を有効ライン上に停止させている(このようなリール制御を「引き込み制御」という)。これにより、スロットマシンの入賞又はハズレを決定づける要素は、乱数を使った内部抽選に大きく依存することとなり、熟練遊技者等による遊技の技術的介入を排除して、公正な遊技が行えるようになっている。
一方で、スタートレバーが傾倒操作された時点から、一定時間(例えば40秒)ストップボタンによる停止操作がされず回転中のリールについては、自動停止制御が施される(例えば特許文献1参照)。すなわち、従来のスロットマシンにおいては、リールの自動停止を行う際に、リールの回転開始から一定時間経過した時点で上述のストップボタンによる停止操作がされたとみなし、リールの停止制御を行っている。つまり、内部抽選によって当該遊技がある入賞役に内部当選しているときには、上記引き込み制御が行われ、当該入賞役への入賞が確定する場合があった。
特開2002−153596号公報
ところで、上述した従来のスロットマシンによれば、リールの回転開始時の加速度と定速回転時の回転速度とが各遊技において同一条件で制御されているため、回転開始から一定時間経過した時点で自動停止が作動すると、当該遊技における表示図柄は、遊技開始前の表示図柄に依存することとなる。つまり、遊技開始前の表示図柄に基づいて自動停止を意図的に作動させれば、ストップボタンによる停止操作の場合に比較して、入賞の確率が高くなり遊技の公正さに欠けるという問題があった。
本発明は、こうした従来の問題に鑑みてなされたものであり、遊技開始前の表示図柄に依存する効果を排除し、又は意図的な自動停止による有利性を排除することで遊技の公正さを確保する等の回胴式遊技機を提供することを目的としている。
上記した課題を解決するために請求項1に記載の発明は、ゲームの開始操作がなされてから一定時間、回胴の停止操作がなされなかったときに前記回胴を強制的に停止させる回胴式遊技機であって、前記一定時間を可変設定する停止時間可変設定手段と、
時間監視を行い、前記一定時間経過後に前記回胴を強制停止させる回胴自動停止制御手段と、を具備することを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の回胴式遊技機において、前記停止時間可変設定手段は、前記一定時間に、ランダムに選択される変動時間を加えて設定することを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の回胴式遊技機において、前記変動時間は、前記ゲーム開始操作の都度、ランダムに値を抽選することにより決定されることを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の回胴式遊技機において、前記変動時間は、前記ゲーム開始操作の都度、あらかじめテーブルに定義された値を抽選することにより決定されることを特徴とする。
本発明の回胴式遊技機によれば、自動停止時間を可変にしたため、自動停止による遊技結果が遊技開始前の停止図柄に依存しなくなり、例えば、スタートレバーによるリールの回転開始から所定時間経過後に自動停止されるリールについて意図的にハズレ図柄を表示することで、入賞の機会がなくなる。したがって、遊技開始前の表示図柄に応じて自動停止を適宜に作動させ入賞の機会を増加させるという有利性が排除され、公正な遊技を提供することができる。
以下、本発明に係る遊技機の好適な一実施形態としてスロットマシンを例に図面を参照して説明する。なお、図1は、スロットマシン1の外観構造を表した斜視図、図2は、前扉3を開放した状態におけるスロットマシン1の内部構造を表した図、図3は、制御システム構成図である。
図1において、スロットマシン1は、略矩形状の箱体である筐体2と、当該筐体2と蝶番機構により開閉可能に取り付けられた前扉3とを備えている。
前扉3の前面側は、上部パネル部4と下部パネル部5に略区分けされ、これらは視覚効果を高めてデザインされたいわゆる化粧板として、硬質プラスチックにより一体的に形成されている。更に、下部パネル部5の下方には、入賞時に払い出されるメダル(遊技媒体)を貯留する受皿部6aが一体的に形成された受皿ユニット6が設けられている。
また、上部パネル部4と下部パネル部5との間に、遊技者側に突出し、ゲーム操作を行うためのスイッチ類が配置されている操作卓7が一体的に形成されている。なお、上部パネル部4、操作卓7、下部パネル部5、及び受皿ユニット6は、遊技者側に面し、これらによって「前面パネル部」が構成される。
上部パネル部4の中央には、硬質プラスチック板等で形成されたパネル面41が設けられている。パネル面41のほぼ中央には略長方形の透明な表示窓42が形成され、表示窓42を通して筐体2内に設けられているリールユニット100の3個のリール101a、101b、101cが目視される。
ここで、筐体2内に設置されているリールユニット100は、円筒形状のリール101a、101b、101cがそれぞれ回転軸方向に並べられ、各リール101a、101b、101cの外周面にはその周方向に沿って複数種類の図柄が描かれている。遊技者は、表示窓42を通して3列のリールに描かれたそれぞれ上下方向3個の図柄を目視できるようになっている。
また、パネル面41には、裏面側に設けられている図示しないランプを点灯させることで例えば入賞役への内部当選など遊技状態に関する情報を演出表示する遊技状態表示部43と、複数の発光ダイオードを点灯させてドット画像を演出表示するドットマトリクス表示部44、スロットマシン1にクレジット(貯留)されているメダル数や、入賞によって獲得したメダル数、又は入賞役への当選回数等の情報を数値表示する数値情報表示部45が、それぞれ表示窓42の周辺に設けられている。
上部パネル部4の上部には、高輝度発光ダイオード等のランプ類を内蔵する演出用照明部46と、ゲームに係る効果音を発生させるスピーカを内蔵する演出用放音部47a、47bがそれぞれ配置されている。
また、演出用放音部47a、47bの間には、透明な硬質プラスチック板等が嵌め込まれて形成された表示窓に面して液晶表示ユニット48が配置されている。なお、液晶表示ユニット48は、ゲームの演出に係る映像を主に表示する。
上部パネル部4の側部には、蛍光灯や高輝度発光ダイオードで形成された演出用照明部49a、49bが設けられている。ゲームの進行に応じて上述した複数の演出用照明部46、49a、49b等が点灯又は点滅することで、ゲームにおける視覚的な演出効果を高めるように形成されている。
操作卓7の上面右側には、メダルを投入するための投入口を有するメダル投入部71が設けられている。また、当該上面の左側には、押しボタンスイッチである3個のベットボタン72、73、74が設けられている。
ベットボタン72、73、74はスロットマシンの1ゲームに賭けるメダルの枚数を提示するためのボタンスイッチである。ゲームを開始する際に、ベットボタン72が押圧操作されることで、貯留されているメダルから1枚のメダルがゲームに対して賭けられる。同様に、ベットボタン73が押圧操作されることで2枚のメダルが賭けられ、ベットボタン74が押圧操作されることで3枚の当該ゲームにメダルが賭けられる。なお、ベットボタン74は、最大枚数のメダルを賭けることから、特に「マックスベットボタン」と呼ばれている。
操作卓7の前面左側には、リール101a、101b、101cの回転開始を指示するためのスタートレバー75が設けられている。スタートレバー75は、先端に球形の操作ノブを有する揺動可能な操作旱を備え、操作旱が傾倒操作されるとオン、操作旱から手が離されるとスプリングの付勢力によって自動的に元の位置に戻ってオフ状態となるスイッチユニットで形成されている。
また、操作卓7の中央には、各リール101a、101b、101cの回転停止をそれぞれ指示するためのストップボタン76a、76b、76cが各リールの配列に対応して並設されている。
操作卓7の前面右側には、前扉3を開錠するための鍵が挿入される鍵穴77が設けられている。スロットマシン1の管理者等が鍵穴77に所定の鍵を挿入して開錠操作すると、蝶番機構によって筐体2に取り付けられている前扉3を前方へ開くことができ、また前扉3を筐体2側に閉じると、自動的にこれらを施錠するようになっている。
下部パネル部5には、スロットマシン1のモデルタイプを遊技者へ認識させる等のため、登場キャラクターの絵などを表示するパネル51が設けられている。下部パネル部5の下側に配置された受皿ユニット6には、入賞時にメダルを排出するメダル払出口61と、払い出されたメダルを貯留する受皿部6aと、演出効果音を発生させるスピーカを内蔵する演出用放音部62がそれぞれ配置されている。
次に、図2を参照して、筐体2の内部構造と前扉3の裏面構造とを説明する。同図において、筐体2内の上部には、スロットマシン1の全体動作を集中制御するCPU(マイコン)を備え硬質プラスチックのケースに収納された主制御基板20が取り付けられている。
筐体2内の中央には、リール101a、101b、101cを備えるリールユニット100が設けられている。リールユニット100は、前扉3が筐体2側に閉じられると前扉3の表示窓42にリール101a、101b、101cが対向するように、所定フレームに位置決めされて取り付けられている。なお、各リール101a、101b、101cは、それぞれに内蔵されたステッピングモータによって回転駆動される。
また、リールユニット100の上部には、各リールを回転駆動する上記ステッピングモータへ4相の駆動パルス信号を送出する回胴装置基板が取り付けられており、主制御基板20が回胴装置基板に回胴駆動(励磁)パルスデータを送出することで、各リールの回転と制動及び停止の制御を行っている。
リールユニット100の下方には、ホッパ装置21と、ホッパ装置21から溢れたメダルを収容するための補助貯留部22と、主電源装置23が設けられている。主電源装置23の側面には、いわゆる配電盤に相当する電源装置基板24が設けられている。更に、筐体2の上部右側の内壁に、遊技場に設置されている「ホールコンピュータ」と呼ばれる管理用コンピュータと接続可能な外部集中端子基板25が取り付けられている。
次に、前扉3の裏面側上部には、演出用照明部46の光源である高輝度の発光ダイオード31が複数配列されると共に、上述の演出用放音部47a、47bに対向してスピーカ32a、32bが取り付けられている。また、図2には示していないが、スピーカ32a、32bの間に、液晶表示ユニット48が取り付けられている。更に、液晶表示ユニット48の裏面側に、電気回路基板で形成されたサブ制御基板30が取り付けられている。
なお、スロットマシン1全体の動作は、筐体2側に設けられている主制御基板20によって統括制御されており、サブ制御基板30は、液晶表示ユニット48による演出映像の表示制御、演出用照明部46、49a、49bを使った照明制御、及び演出用放音部47a、47b、62を使った演出効果音制御など、ゲームの演出に係る制御を主に行っている。
サブ制御基板30の下方には、リール101a、101b、101cを目視させるための透明な表示窓42が形成されたパネル板が配置され、表示窓42の下方には、前面側のスタートレバー75及びストップボタン76a、76b、76c等の操作スイッチ類の出力信号を主制御基板20へ転送する中継基板として機能する中央表示基板33が設けられている。
中央表示基板33の下方には、メダル選別装置34が取り付けられている。メダル選別装置34は、メダル投入部71に投入されたメダルの適否を判別し振り分ける装置である。また、メダル選別装置34はメダルセンサを内蔵しており、ゲームの待機状態等において正規のメダルが投入され、メダルセンサがこのメダルを検出することによって、メダル投入の受け付けを示す信号を主制御基板20へ送出する。
メダル選別装置34の下方には、メダル選別装置34によって振り分けられた正規のメダルを筐体2内に設けられているホッパ装置21へ案内するガイド部材35と、メダル選別装置34により排除されたメダル(又は異物)をメダル排出口61へ案内するガイド部材36が設けられている。また、前扉3の裏面側下部には、ホッパ装置21から排出されたメダルをメダル排出口61へ案内するガイド部材37が設けられている。更に、メダル排出口61に隣接して、上述した演出用放音部62に対向するスピーカ38が取り付けられている。
次に、図3を参照して、スロットマシン1に設けられている制御システムについて説明する。なお、図3は、スロットマシン1に設けられた制御システムを表したブロック図である。
まず、主制御基板20には、回胴装置基板130と、サブ制御基板30、中央表示基板40、電源装置基板50及び外部集中端子基板70が夫々配線ケーブルによって配線接続されている。また、サブ制御基板30には映像表示制御基板60が配線接続されている。
主制御基板20は、半導体メモリ(ROM)と、マイクロプロセッサ(MPU)が搭載されており、当該マイクロプロセッサ(MPU)が、ROMに予め記憶されているシステムプログラムとスロットマシンゲーム用のプログラムを実行し、各基板30、40、50、70に所定の指令を行ってそれぞれに分散制御を行わせることにより、スロットマシン1全体を集中制御する。
回胴装置基板130には、回転リールR1、R2、R3を回転駆動するステッピングモータ(MR1、MR2、MR3)が接続されている。そして、主制御基板20から回転リールR1、R2、R3を回転又は停止させるべき旨の制御信号が供給されると、回胴装置基板130はステッピングモータ(MR1、MR2、MR3)への電力供給を制御し、回転リールR1、R2、R3の動作を制御する。
また、回胴装置基板130は、主制御基板20から各回転リールR1、R2、R3を停止させるべき制御信号が供給されると、ステッピングモータ(MR1、MR2、MR3)をそれぞれ制動制御し、所定の停止時間内に各回転リール(R1、R2、R3)を停止させる。
サブ制御基板30には、演出用の上部ランプ46、サイドランプ49a、49bと、スピーカ47a、47bが接続され、主制御基板20から演出開始を示唆する制御信号が供給されると、これら演出用の上部ランプ46及びサイドランプ49a、49b、並びにスピーカ47a、47bを駆動することによって、遊技者の視覚と聴覚に訴える演出を行う。
更に、サブ制御基板30には、映像表示制御基板60が接続され、この映像表示制御基板60は、主制御基板20から上述の演出開始を示唆する制御信号が供給されると、該当する動画像を表示させるための映像信号を生成し、映像表示部300に出力する。映像表示部300は、その供給された映像信号に基づく動画像を表示することにより、遊技者の視覚に訴える演出を行うようになっている。
中央表示基板40には、ベットボタン72、73、74と、スタート(ST)レバー75及びストップ(STP)ボタン76a、76b、76cが接続され、これらスイッチ類72、73、74、75、76a、76b、76cから出力される出力信号を取り込み、主制御基板20へ転送する中継基板として機能する。
そして、主制御基板20は、ベットボタン72、73、74がオン操作されると、1ゲーム当たりの賭け枚数を検知し、STレバー74がオン操作されると、ゲーム開始の指示がなされたことを検知し、STPボタン76a、76b、76cが任意の順番でストップ操作されると、その順番で回転リールR1、R2、R3を停止させるべき指示がなされたことを検知する。
STPボタン76a、76b、76cが任意の順番で操作されると、主制御基板20は、回転リールR1、R2、R3をそれぞれ操作された順番で停止させる。また、主制御基板20は、サブ制御基板30に指令して、各STPボタン76a、76b、76cが操作される毎に、ランプ類46、49a、49b、並びにスピーカ47a、47bによる演出を様々に変化させることにより、ゲームの進行状況等を遊技者に告知する。
電源装置基板50には配電回路が形成されており、かかる配電回路からスロットマシン1の動作に必要なシステム電源を供給する。
外部集中端子基板70は、主制御基板20から出力されるスロットマシン1におけるゲームの進行状況等を示す信号を、ホールに設置されている複数のスロットマシンを集中的にモニタ管理しているホールコンピュータ(図示略)へ送出する。
図4は、本発明実施形態に係わる回胴式遊技機の構成を機能展開して示したブロック図である。以下に示す各ブロックが有する機能は、具体的には、主制御基板20に実装されるマイクロプロセッサ(MPU)が、半導体メモリ(ROM)に記録されたシステムプログラムを逐次読み出し、周辺に接続される回胴装置基板130、中央表示基板40と協働して実行することによって実現される。
ここでは、本発明実施形態に係わる回胴式遊技機は、演算処理部200を核に、STレバー操作検知部201、STPボタン操作検知部202、割り込み生成部203、リール回転制御部204、内部抽選処理部205、自動停止時間設定・監視部206、基準位置検知部207、引き込み・蹴飛ばし制御部208で構成される。
STレバー操作検知部201は、遊技者によるSTレバー75の操作を検知し、割り込み生成部203により生成される割り込み信号を、演算処理部200ならびにリール回転制御部204へ通知する。STPボタン操作検知部202は、遊技者によるSTPボタン76a、76b、76cの操作を検知し、その操作順序に従い割り込み生成部203により逐次生成される割り込み信号を、演算処理部200ならびにリール回転制御部204へ通知する。
内部抽選処理部205は、STレバー操作検知部201によりSTレバー201の操作が検知されたことを契機に演算処理部200による制御の下で役抽選が行われ、その結果を演算処理部200へ通知する。
一方、停止変動時間設定・監視部206は、演算処理部200によって一定時間(t)がプログラマブルに設定され、時間監視を行うことで一定時間経過後にリール回転制御部204を制御し、リール回転制御部204がリールR1、R2、R3の制動制御を行い、強制停止させる機能を持つ。ここで、「一定時間」は、例えば、40秒のような自動停止のための固定時間(T)に、変動時間(α)を加えた値とする。変動時間αは、ゲーム開始操作の都度ランダムに値を抽選するか、あらかじめテーブルに定義された値を抽選することにより決定される。従って、演算処理部200は、上記した一定時間(t)を可変設定する停止時間可変設定手段として機能し、また、演算処理部200とリール回転制御部204と停止時間設定監視部206は、時間監視を行い一定時間経過後に回胴を強制停止させる回胴自動停止制御手段として機能する。
なお、「回胴自動停止」とは、遊技者によりSTレバー75が操作されてから一定時間(例えば40秒間+α)、STPボタン76a、76b、76cの操作が無かったことが検出されたときに全回胴(リールR1、R2、R3)の回転を強制停止させる動作をいう。
基準位置検知部207は、各リールR1、R2、R2に取り付けられたイニシャルを検知する機能を持ち、ここで検知された基準位置検知信号に基づき、STPボタン76a、76b、76cの操作受付け、ならびに停止図柄の制御が行われる。
また、引き込み、蹴飛ばし制御部208は、演算処理部200による制御の下、内部抽選処理部205による役抽選の結果を受けて所定コマ数分停止図柄の滑り制御を行い、各リール(R1、R2、R3)を有効ライン上に停止させるための制御を行う。なお、自動停止時には、引き込み、蹴飛ばし制御部208は機能しない。
図5は、本発明実施形態の動作を説明するために引用したフローチャートである。以下、図5に示すフローチャートを参照しながら図4に示す本発明実施形態の動作について詳細に説明する。
まず、ゲーム開始に先立ち、遊技者によるSTレバー75の操作が行われる。本発明の回胴式遊技機は、これをSTレバー検知部201で検知し(S501)、演算処理部200は、これを割り込み生成部203により生成される割り込み信号により知ることができる。次に、演算処理部200は、リール回転制御部204を制御してリールの回転を開始させると共に、内部抽選処理部205に対して役抽選を指示し、また、停止変動時間(α)の抽選も行指示する(S502)。演算処理部200は、内部抽選処理部205の乱数による抽選結果について、当選役があればその当選役に対応するフラグがONすることによって知ることができる。また、停止変動時間(α)は、ランダムに値を抽選するか、あらかじめテーブルに定義された値を抽選することにより決定する。演算処理部200は、ここで決定された停止変動時間αに固定時間Tを加えた値を停止変動時間設定・監視部206に設定して時間監視を支持する。
続いて、遊技者によるSTPボタン76a、76b、76cの操作が行われる。本発明の回胴式遊技機は、これをSTPボタン検知部202で検知し、演算処理部200は、これを割り込み生成部203により生成される割り込み信号により知り、基準板検知部207によりイニシャルが検知されたときにこれを取り込むことができる(S503)。
演算処理部200は、先の内部抽選においてフラグがONしていた場合、その当選図柄の組み合わせを有効ラインに停止させるべく引き込み、蹴飛ばし制御部208ならびにリール回転制御部204の制動制御を行う(S511)。
すなわち、リール回転制御部204は、停止操作された順にステッピングモータ(MR1、MR2、MR3)を制動制御し、また、引き込み、蹴飛ばし制御部208による最大滑り制御コマ数の条件を満足させながら先の当選図柄を有効ライン上にそれぞれを停止させる。
一方、停止変動時間設定・監視部206は、あらかじめ演算処理部200により設定された停止変動時間(T+α)を計時し、監視している(S504)。ここで、STレバー75が操作されて後、STPボタン76a、76b、76cが上記した停止変動時間の間操作されていないことがタイムオーバにより検出されたとき(S505)、演算処理部200は、リール回転制御部204を制動制御して各リールR1、R2、R3を強制停止させる(S506)。ここで、抽選図柄に相当する図柄が有効ライン上に停止する(S507)。そして、停止図柄が表示された後、入賞の有無がチェックされ(S508、S509)、入賞した場合にはいずれの役に入賞したかが判断され、サブ制御基板30に対しその役に従う演出表示を行わせると共に(S510)、図示せぬホッパ装置21を制御して所定枚数のメダルの払い戻しを指示する(S511)。
以上説明のように本発明によれば、自動停止時間を可変設定することにより自動停止による遊技結果が遊技開始前の停止図柄に依存しなくなり、例えば、スタートレバーによるリールの回転開始から所定時間経過後に自動停止されるリールについて意図的にハズレ図柄を表示することで、入賞の機会がなくなる。したがって、遊技開始前の表示図柄に応じて自動停止を適宜に作動させ入賞の機会を増加させるという有利性が排除され、公正な遊技を提供することができる。
本発明実施形態に係わる外観構造を示した図である。 本発明実施形態に係わる内部構造を示した図である。 本発明実施形態に係わる制御システムの構成例を示した図である。 本発明実施形態の構成を機能展開して示した図である。 本発明実施形態の動作をフローチャートで示した図である。
符号の説明
20 主制御基板
40 回胴装置基板
130 中央表示基板
200 演算処理部
201 STレバー操作検知部
202 STPボタン操作検知部
203 割り込み生成部
204 リール回転制御部
205 内部抽選処理部
206 停止変動時間設定・監視部
207 基準位置検知部
208 引き込み・蹴飛ばし制御部

Claims (4)

  1. ゲームの開始操作がなされてから一定時間、回胴の停止操作がなされなかったときに前記回胴を強制的に停止させる回胴式遊技機であって、
    前記一定時間を可変設定する停止時間可変設定手段と、
    時間監視を行い、前記一定時間経過後に前記回胴を強制停止させる回胴自動停止制御手段と、
    を具備することを特徴とする回胴式遊技機。
  2. 前記停止時間可変設定手段は、
    前記一定時間に、ランダムに選択される変動時間を加えて設定することを特徴とする請求項1に記載の回胴式遊技機。
  3. 前記変動時間は、
    前記ゲーム開始操作の都度、ランダムに値を抽選することにより決定されることを特徴とする請求項2に記載の回胴式遊技機。
  4. 前記変動時間は、
    前記ゲーム開始操作の都度、あらかじめテーブルに定義された値を抽選することにより決定されることを特徴とする請求項2に記載の回胴式遊技機。
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