JP2005525545A - 接触力制御を備えた接触作動器 - Google Patents

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Abstract

運動が電気機械変換器(2、3、4)によって発生され、試験すべき部品に対する接触器の当接力の制限機構によって制御される、部品の前記電気試験のための電子部品の接触器の作動システムである。

Description

本発明は電子部品の自動試験のための接触器の作動システムに関するものである。
半導体部品の製造ラインまたは電子回路組立ラインは一般的に処理ラインを備えており、該ライン上で電子部品は一連の操作を受け、その少なくとも一つは電気試験過程である。この試験過程により、別の製造ラインに移送するための操作の前、あるいは、例えば、電子回路に集積する前に、各部品の作動を検査し、すべての不良部品を排除できるようになる。
生産性の理由のため、これらの製造ラインまたは組立ラインは完全に自動化されており、その作業速度は最大でなければならない。各処理位置での部品の停止時間は、最も遅い操作に必要な時間による。このように、各操作は最小限の時間で実施されなければならない。電気試験を含む操作が最も時間のかかる操作であることが多く、それはなぜなら、該操作は試験すべき部品と試験装置の間での電気接触の確立、試験の実施、そして電気接触の解除が必要だからである。試験時間の短縮は困難なので、電気接触の確立と解除に必要な時間を最小にすることが重要である。
放射状出力の付いた部品の場合、試験すべき部品と試験装置の間の電気接触は、一般的に接触器によって確立され、該接触器は一連の弾性金属の刃を具備し、該刃は、ある正確な接触点で試験すべき部品に押し付けられるか、あるいは対で配置されることで、例えば部品のピンの一つのような、部品の一つまたは複数の接触点を、ペンチの要領で挟むようになっている。この二つの接触の仕方を同一の接触器で組み合わせてもよい。例えば、「ピン・グリッド・アレー」(PGA)または「ボール・グリッド・アレー」(BGA)型の格子網状の部品に対し、接触器は金属製の接触プレートをたいていの場合に備えており、該プレートは、その下面に押し付けられる部品の接点に向かい合って配置されている。接触器は完全に自動化され、処理ラインに組み込まれている。それらは一般的に、部品処理ラインの速度に同期した、固有の運動発生器によって駆動される。
現在のシステムの大半は、運動発生器としてエアジャッキを使用している。しかしながら、これらのシステムの加速は、運動中の部品の質量と、空力源の使用で生じる、それらの慣性のために制限される。したがって、それらの速度は特に短距離では制限される。おなじく運動中の質量のために、このようなシステムでは機構が早く老化し、したがって寿命に影響がある。
また、接触器は正確で再現可能な運動を実施しなければならない。特に、部品との接触が確立するときの柔軟な刃の速度ならびに接触の力を完全に制御することで、電気接触の優れた質を保証しながら、部品の損傷を回避できるようになっていなければならない。だが、エアジャッキによる正確な運動の発生は、精密な、したがって高価な部品、ならびにジャッキ操作の複雑な調節を必要とする。
本発明の目的の一つは、先行技術のシステムよりも高速な電子部品の接触器の作動システムを提案することである。
本発明のもう一つの目的は、機械部品の摩耗が少ないおかげで長い寿命を有する、部品の接触器の作動システムを提案することである。
本発明のもう一つの目的は、運動が正確で再現可能な、部品の接触器の作動システムを提案することである。
上述の目的は、独立請求項の特徴を有するシステムによって達成され、該システムの好ましい変型例は引用請求項の特徴を備えてもよい。特に、本発明による作動システムは、運動発生器として、線形の電気機械変換器を有する。好ましい変型例において、変換器の移動の不正確さを補正するために、速度の制御と試験すべき部品に対する接触器の当接力の制限は、少なくとも一つのリンクロッドを備えた制御機構によって実施される。
本発明は、本発明による作動システムの好ましい実施態様を非制限的な説明的な例として図示する図1〜図3を参照することで、よりよく理解されるものである。
図1は、本発明の好ましい実施態様による作動システムの側面図を表す。
図2aと図2bは、本発明の好ましい実施態様による運動発生器の平面図を表す。
図3は、本発明の好ましい実施態様による接触器の速度と締め付ける力の制御システムの作動原理を表す。
図2aと図2bを参照すると、本発明の好ましい実施態様による作動システムは、二つの固定永久磁石ブロック2、3を備え、該磁石は、好ましくはシステムのフレーム1に互いに平行につながっている。各永久磁石ブロック2、3は例えば、それぞれの支柱20、30に保持された二つの磁石21、22と31、32を備えることで、二つの端で方向が逆の磁界を、二つの磁石ブロック2、3の間の空間に発生させるようになっている。電気コイル4は二つの磁石ブロック2、3の間に配置され、その軸は二つの磁石ブロック2、3の平面に対してほぼ垂直である。電気コイル4は台8(図1)に固定され、該台は、前記二つの永久磁石ブロック2、3の間の最も短い区分の中心面にほぼ平行なレール9の上で、フランジ81、82によって保持され、案内される。台の両側に軸受け91、92が位置づけられることで、運動の振幅を制限し、そうして台8の二つの離散位置を決定できるようになる。台8は位置調節が可能な二つのマーカー、好ましくは金属頭のビス95、96を備えている。第一の軸受け91に対して、台8が第一の離散位置にあるとき、第一のマーカー、好ましくは第一のビス95の頭部は、第一の位置検出器、好ましくは第一の誘導センサ93の上に位置する。第二の軸受け92に対して、台がその第二の離散位置にあるとき、第二のマーカー、好ましくは第二のビス96の頭部は、第二の位置検出器、好ましくは第二の誘導センサ94の上にある。
ここで例として図示した接触器は、二系列の弾性金属の刃58、68を備え、該刃は対で配置され、ペンチの要領で試験すべき部品のピンを挟むものであり、該刃の最初の対だけが図1に示されている。接触器は、二つの顎部56、66の相反する垂直運動によって締められ、離される。各顎部はその運動において、絶縁された円筒57、67を介して二系列の柔軟な刃58、68の一つを駆動する。各顎部56、66は軸55、65の上端に固定され、該軸は垂直方向のガイドにおいてフレーム1を介して案内される。
第一のリンクロッド5は、その下軸によって台8に、上軸によって第一の軸55の下端につながっている。第二のリンクロッド6は、その下軸によって台8に、上軸によって逆転レバー7に取り付けられており、該レバーはほぼ水平で、その中央に位置する軸を中心に回転する。逆転レバー7の他方の端は、回転軸を中心に、第二の軸65の下端につながっている。
好ましい実施態様において、本発明による作動システムの運動を発生させる線形の電気機械変換器はボイスコイルモーターである。ボイスコイルモーターは二つの永久磁石ブロック2、3と、それらの間に配置された可動性電気コイル4を備え、該コイルを介して、発電機を備えた、図示されていない操作システムは、強さと方向が変化可能な直流を送ることができる。電気コイル4はほぼ長方形であり、その垂直方向の寸法は磁石ブロック2、3の寸法を超える。該コイルは、二つの磁石ブロック2、3の間の磁界に置かれた螺旋部分41、42が垂直になるように位置づけられる。したがって、直流がコイル4に流れるとき、二つの磁石ブロック2、3の間の磁界におけるコイルの挙動は、同じ強さであるが方向が反対の電流が流れ、反対方向の磁界に置かれた二本の垂直の導電体の挙動と同化させることができる。各導電体は、電流方向と磁界方向によって形成される面に垂直に、同一方向で力を受け、その力の値は電流の強さと磁束に比例している。
作動システムの好ましい実施態様において、コイル4の螺旋の垂直部分41、42に働く力の方向は、したがってレール9に平行である(図2aおよび図2b)。結果としてコイルはコイルに働く力の方向に移動し、台が軸受け91、92の一つによってブロックされるまで台を運動させる。
図2aに図示した例において、コイル4はしたがって、台8が第二の軸受け92に対する第二の離散位置に達するまで移動する。電流の逆転がコイル4に反対方向の力を発生させ(図2b)、このことで、第一の軸受け91に対する第一の離散位置に台8は復帰する。
コイル4を流れる電流の方向を高速で交替させることで、台を二つの離散位置の間において高速で往復運動させられるようになり、そうして接触器の高速の開閉を引き起こす。
ビス95、96の存否を検出する誘導センサ93、94が、第一または第二の離散位置にある台8の位置を制御システムに教えることで、試験開始または前の位置への台の復帰に最適な時期を決定できるようになる。
好ましくは、試験サイクルの間の本発明による接触器の作動システムの操作は、以下に説明する仕方で行われる。
強い電流がコイルに流されることで、台8を第二の軸受け92に対して移動させ、そうして試験すべき部品の上で接触器が閉じるようになっている。第二のビス96の頭部の存在が第二の誘導センサ94によって検出されたとき、該センサは接触器が閉じているという情報を作動システムに伝達する。電流の強さと方向が、この信号の後約10ミリ秒の間維持されることで、台8の振動を緩衝するために台8を軸受け92に強く押しあてるようになる。この猶予時間が過ぎると、より弱く、前と同じ方向の電流がコイルに流され、試験時間全体にわたって第二の軸受け92に対して台8を維持するのに十分な力を発生させる。
ひとたび試験が終わると、前の電流と反対方向の強い電流がコイルに送られることで、台8を第一の軸受け91に対して移動させ、そうして接触器を開くようになる。柔軟な刃58、68の弾性は開放位置に台を押すようになっているので、第二の誘導センサ94が第二のビス96の頭部の存在を検出しなくなるとすぐに電流の強さが弱められることで、開放運動が早くなり過ぎないようになっている。接触器の完全な開放は、第一のビス95の頭部の存否を検出する第一の誘導センサ93によって知らされる。このとき、約10ミリ秒の間電流の強さが再度強められることで、軸受け91に対して台8を強く押しあてて、台8の振動を緩衝するようになる。この猶予時間が過ぎると、前と同じ方向のより弱い電流がコイルに維持されることで、試験された部品が排出され、新しい部品が接触器の前に置かれるまで、第一の軸受け91に対して台8を維持する力を発生させるようになる。ついで操作サイクルが反復される。
既述の作動システムの操作サイクルは説明的な非制限的例として挙げたものである。当業者には、様々な強さ、長さまたは方向の電流を用いて同じ結果を得ることができることが理解されるものである。
上述したようなボイスコイルモーターは、コイル4と台8を備えた可動部分の質量を非常に低く保つことができ、したがってモーターの慣性を制限し、台8の最大限の加速を保証するという大きな長所を有する。
摩擦はレール9の上のフランジ81、82の摩擦だけなので、このような運動発生器の摩耗も最小である。
反面、ボイスコイルモーターの運動は制御が困難である。特に台の運動速度と振幅を正確に制限すること、したがって、軸受け91、92に跳ね返らずに停止させることは困難である。電子部品の接触器の作動のためにこのような運動発生器を使用することは、適合した制御システムとの組み合わせによってのみ可能となり、該システムは、試験すべき部品に接近すると、接触器の柔軟な刃58、68の速度の逓減を保証し、特に刃58、68の最大当接力を制限することで、試験すべき部品の損傷を回避し、良好な条件で試験を実施するために十分な質の電流を得られるようになっている。
図3を参照すると、本発明の好ましい実施態様では、制御システムは下軸が台8に取り付けられた二本のリンクロッド5、6を備えている。第一のリンクロッド5の上軸は第一の軸55の下部に直接取り付けられており、該軸55は垂直方向のガイドにおいてシステムのフレーム1を介して案内される。第二のリンクロッド6の第二の軸65は逆転器7に接続され、該逆転器は、ほぼ水平に配置され、その中央の軸を中心に回転可能な剛性の金属部品で構成されている。逆転器7の他方の端は第二の軸65の下端に接続されており、該軸は同様に、垂直方向のガイドにおいてシステムのフレーム1を介して案内される。
台8が軸受け91に対して第一の離散位置にあるとき、リンクロッド5、6は垂直線に対して角度αを形成し、それらの第二の軸は垂直軸の最も低い位置にある。顎部56は軸55によって下方に引かれ、顎部66は、逆転器7を介して第二のリンクロッド6につながった軸65によって上方に押される。接触器が開き、部品はある処理位置から次へと移動することができる。ここで例示として説明した本発明の好ましい実施態様において、これらのリンクロッドは同じ長さであり、接触器が開いたとき、垂直線に対して同じ角度αを形成する。本発明による線形の電気機械変換器の運動を制御し、長さと位置の異なるリンクロッドを用いて接触器を作動させることも考えられる。
第二の軸受け92に対して、台8が第二の離散位置にあるとき、リンクロッド5、6はほぼ垂直位置にある。したがって、それらの第二の軸は垂直軸の最も高い位置にある。顎部56は軸55によって上方に押され、顎部66は、逆転器7を介して軸65によって下方に引かれる。接触器は閉止し、部品の試験を実施することができる。
リンクロッド5、6の作動は図3の図に示されている。接触器が開いたとき、リンクロッド5、6は垂直線に対して角度αを形成する。台につながったリンクロッド5、6の下軸は水平に移動する。軸あるいは逆転器につながったリンクロッド5、6の上軸は、垂直運動で案内される。台8が接触器を閉止するために、第二の離散位置に移動するとき、リンクロッド5、6は垂直位置に移動させられる。台の水平移動bはリンクロッド5、6の上軸の垂直移動dを引き起こす。移動dとbは次の式によって結びつけられる。
Figure 2005525545
したがって、角度αが小さいままであれば、リンクロッドの上軸の垂直移動は下軸の水平移動よりかなり小さく留まることになる。上の式の微分はまた、リンクロッド5、6の垂直位置に接近すると、垂直移動の速度が大幅に減少することも示している。
垂直移動と水平移動の間のこの関係はいくつかの利点を有する。
第一の利点は、試験すべき部品との接触点が接近するときの、接触器の柔軟な刃58、68の速度の減少である。リンクロッド5、6の垂直位置を中心に台が高速で水平移動する場合、リンクロッド5、6の上軸の垂直速度、したがって、接触器の刃58、68の速度は大幅に減少する。
第二の利点は、第二の離散位置を中心とする台8の動揺は、柔軟な刃58、68の位置に対してほとんど影響がないことである。
第三の利点は、線形の電気機械変換器の力が倍増することである。接触器を試験すべき部品上の閉止位置に維持することは、したがって変換器側の最小限の力しか必要としない。
さらなる利点は、リンクロッド5、6の上軸の垂直位置が絶対最大値となるので、接触器の顎部56、66の最小限の開き、したがって、特定の部品のタイプに対する接触器の締め付けの力または当接力も最大値になるということであって、該最大値は正確に決定することができる。第二の理想的な離散位置を超えた台の運動は、接触器を再びわずかに開かせ、そうして試験すべき部品の損傷、あるいは柔軟な刃58、68の過度の拘束が防止される。試験すべき部品上の接触器の正確な閉止時期は、しかしながら、第二の誘導センサ94で決定され、その正確な検出時期は第二のビス96を調整することで調節できる。
本発明による作動システムの変型例において、逆転器7は除かれ、第二のリンクロッド6の上軸は第二の軸65の下端に直接固定されている。逆転器の機能は、例えば台8が第一の軸受け91に当接したときに、第二のリンクロッド6を垂直に位置決めすることで果たされる。このようにして、台が第二の離散位置に移動することによって、第一のリンクロッド5の第二の軸が上昇し、垂直線に対して角度αを形成する位置にある第二のリンクロッド6の第二の軸が低下し、そうして顎部56と66が互いに接近する。
既述したような本発明の好ましい実施態様は、電子部品の接触器の作動システムを例として考慮に入れており、該システムの運動は水平な線形ボイスコイルモーターによって発生され、制御システムを介して、垂直軸上を移動する接触器の作動に貢献するものである。
しかしながら、本発明の原理はまた、任意の軸に沿ったいくつかの離散位置のある、あらゆる線形電気機械運動の発生器に応用できるものであり、適切な機械システムによって制御されたその運動は、第一のものとは線形的に独立した全く別の軸にそって接触器を作動させるのに用いられる。
本発明の変型例において、電気機械変換器は二を超える有限数の離散位置を有しており、したがって、例えば、接触点の配置がより複雑な部品を接触させるために、離散位置の対応する数を作動システムに伝達する。
このようなシステムによって作動される接触器は例えば、上に例示したものとは異なるタイプであってよい。例えば、該接触器は柔軟な刃を作動させる一対または複数対の顎部、上顎または下顎だけが可動である一対または複数対の顎部、接触点を押すだけで試験すべき部品と接触する一列または複数列の柔軟な金属の刃、またはこれらのシステムのすべての組み合わせを含むことができる。例えば、「ピン・グリッド・アレー」(PGA)または「ボール・グリッド・アレー」(BGA)型の格子網状の部品用の接触器とすることも可能であり、このとき接触器は、例えば金属接点プレートを備え、該プレートはその下面に対して押し付けられる部品の接点に向かい合って配置されている。
これら様々なタイプの接触器は本発明による作動システムの適合化を必要とするため、該システムは例えば、単一の系列の接点の起動のために単一のリンクロッドしか含んでいないか、あるいは反対に、例えば、異なる長さと垂直線に対する角度を有するより多くの数のリンクロッドを備えることで、異なる速度と振幅を有する運動を接触器の様々な要素に伝達するようにしてもよい。
本発明による作動システムの変型例において、リンクロッドは有利にはカムの集合に替えることができる。
本発明の好ましい実施態様による作動システムの側面図である。 本発明の好ましい実施態様による運動発生器の平面図である。 本発明の好ましい実施態様による運動発生器の平面図である。 本発明の好ましい実施態様による接触器の速度と締め付ける力の制御システムの作動原理を示す図である。
符号の説明
1 フレーム
2 固定永久磁石ブロック
3 固定永久磁石ブロック
4 電気コイル
5 リンクロッド
6 リンクロッド
7 逆転レバー
8 台
9 レール
20 支柱
21 磁石
22 磁石
30 支柱
31 磁石
32 磁石
41 コイルの螺旋部分
42 コイルの螺旋部分
55 軸
56 顎部
57 円筒
58 弾性金属の刃
65 軸
66 顎部
67 円筒
68 弾性金属の刃
81 フランジ
82 フランジ
91 軸受け
92 軸受け
93 誘導センサ
94 誘導センサ
95 ビス
96 ビス

Claims (14)

  1. 半導体部品の接触器の作動システムであり、該システムが、
    線形運動発生器と、
    接触力の制御システムとを具備するものであって、
    前記運動発生器が有限数の離散状態を有する電気機械変換器(2、3、4)であることを特徴とする作動システム。
  2. 前記電気機械変換器がボイスコイルモーターである、請求項1に記載の作動システム。
  3. 前記ボイスコイルモーターが、二つの固定永久磁石ブロック(2、3)の間に配置された可動性電気コイル(4)を具備する、請求項2に記載の作動システム。
  4. 前記可動性電気コイル(4)が、前記二つの永久磁石ブロック(2、3)の間の最も短い区分の中心面にほぼ平行な軸に沿って案内される、請求項3に記載の作動システム。
  5. 前記可動性電気コイル(4)が、少なくとも一本の線形レール(9)の上を案内される少なくとも一つのフランジ(81、82)に取り付けられている、請求項3または請求項4に記載の作動システム。
  6. 前記可動性電気コイル(4)の運動の振幅が軸受け(91、92)によって各側で制限される、請求項3〜請求項5のいずれか一つに記載の作動システム。
  7. 前記接触力の制限機構が少なくとも一つのリンクロッド(5、6)を備える、請求項1〜請求項6のいずれか一つに記載の作動システム。
  8. 前記少なくとも一つのリンクロッド(5、6)の第一端が前記運動発生器の可動部(4、8)と連動する、請求項7に記載の作動システム。
  9. 前記少なくとも一つのリンクロッド(5、6)の第二端が半導体部品の接触器の第一の顎部(56)と連動する、請求項7または請求項8に記載の作動システム。
  10. 前記少なくとも一つのリンクロッド(5、6)の第二端の移動の軸が、前記少なくとも一つのリンクロッド(5、6)の第一端の移動の軸とは線形的に独立した軸に沿って案内される、請求項7〜請求項9のいずれか一つに記載の作動システム。
  11. 二本のリンクロッド(5、6)を備えている、請求項7〜請求項10のいずれか一つに記載の作動システム。
  12. 前記二本のリンクロッド(5、6)のそれぞれが、半導体部品の接触器の顎部(56、66)を作動させる、請求項11に記載の作動システム。
  13. 第二のリンクロッド(6)の第二端に取り付けられた逆転器(7)を具備する、請求項11または請求項12に記載の作動システム。
  14. 接触器の閉鎖を引き起こす電流の発生と、
    接触器を閉鎖位置に維持する、より弱い電流の発生と、
    接触器の開放を引き起こす、先に発生させた電流の方向と反対方向の電流の発生と、
    接触器を開放位置に維持する、より弱い電流の発生を含んでいる、
    請求項1〜請求項13のいずれか一つに記載の接触器の作動システムの操作サイクル。
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