JP2005513447A - 指針位置検出装置を有する電波時計 - Google Patents

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Abstract

アナログ表示電気機械式電波時計(11)は、特に少数の基準位置の1つ又は唯一の基準位置への指針運動のための長い歯車運動なしで、指針基準位置に迅速に自動的に到達するように設計されている。しかし基準位置への到達の検出は、障害に敏感な多重接触を有する多桁2進コード化角位置センサに関連する装置費や、時針歯車の様々なスポーク幅の小型化しにくい検索なしで行われるようになっている。その代わりに文字盤の時目盛に割当てられた接触弧(34)が時針歯車(20)の回転運動によって逐次走査され、それによって時針の現在の時配列に関するおおまかな情報を与える。各時接触弧(34)に半時間接触弧(37)が割当てられていれば、半時間の精度で時針位置の識別が行われる。接触弧(34)を逐次検索するために、接触弧(34)は時針歯車(20)とともに回転する共通の接触板(31)の接触指(35)及び接触リング(28)を介して適宜に逐次大地電位に置かれる。接触弧(34、27)の電位検索は光バリヤ(55)によって適宜に行われ、ちょうど時針が新たな半時間に入る時に常に運動機構によって制御される。接触板(31)はさらに目覚まし用接触指(40)を装備する。目覚まし用接触指(40)は目覚まし用接触リング(41)の上側のスペーサリング(42)の上で回転するが、所定の角位置でスペーサリング(42)の進入口(43)を経て目覚まし用接触リング(41)と接触し、目覚まし信号を起動する。

Description

発明は請求項1の上位概念に基づく電波時計に関する。
時針位置の間接的準連続電気機械的検出のために4ビット幅の角コーダを有するこの種の電波時計はEP0204851A2により周知である。そのためにプリント回路板上で指針軸の軸線と同心の4つの円について、ちょうど今到達した角位置でオーム接触が半径方向に順次存在するか又は存在しないかが、互いに絶縁された4個の曲りばねによって検索される。角位置は接点パターンにより2進コード化されている。これは機構と所要場所に関連して費用かかかり、現在の接触パターンのオーム接触が不確実なため、このような指針位置検索は比較的不正確であり、いずれにしても障害に大変敏感である。
そこで上記の刊行物では、指針の回転−それぞれオーム同期接触で始まる−のつど指針運動用のステップモータの駆動パルスを計数し記憶することによって、指針運動を電子的に表示することも考慮される。しかし現在の計数結果が指針の現在の角位置を正しく再現するのは、ステップモータの電気制御とそれに基づき歯車列によって行われる機械的指針運動との間にスリップがなく、時針歯車のための駆動モータの歯車列にあまり大きな遊びが生じない場合だけである。
そこで時針の回転の過程で幾つかの少数の(代表的には3つの)所定の指針位置への到達を逐次間接的に、即ち歯車機構の回転運動中に時針歯車の種々異なるスポーク幅をもっぱらオプトエレクトロニック的に走査することによって、検出することがDE3513961C2により周知である。ところがそのためにかなり複雑なアルゴリズムが必要である。また歯車の遊びが不可避であるにかかわらずスポーク幅を明確に検出するには、幾つかの回転段階を遂行し、そのつど互いにはっきりと区別されるスポーク幅の存在又は終了を改めて検索することが必要であるから、このようなスポーク検索の小型化には明らかに限界がある。
明確に設定された指針位置をちょうど通過する時に同期信号を起動し、この指針位置から再びステップモータの制御パルスを計数に加えるというDE3510861C2に記載された解決策は比較的小型である。そのために光バリヤが設けられ、これが時針位置を同じく間接的に、即ちやはり文字盤の背後の時針歯車で検出する。この光バリヤに上記の時針歯車と、歯車列でその前にある、即ちより高速で逆向きに回転する中間歯車が穴あき遮蔽板として干渉する。製造側でわずかな調整費用しか必要でなく、しかも光バリヤの受信器の確実な応答のために広幅の光ビームを通す大きな絞り穴は、遮蔽の隠蔽がごく短時間なため極めて正確な、例えば時針歯車の検索で分単位の精度の応答を保証する。ところが指針の回転中にただ1つの所定の指針位置への到達だけが検索され、しかも通常使用される時計用ステップモータは回転方向の逆転を許さないから、速動で駆動する場合でも、特に操作開始のための偶然的初期位置から構造上設定された指針位置(例えば現在の02:00位置から12:00位置)に到達し、次にこの同期位置から指針を現時点の基準位置に回し、電波時計の計時式指針時刻表示の正常な作動を接続するまでに、比較的長い期間が経過する。
これらの条件の認識のもとで本発明の根底にあるのは、類別を構成する完全な多ビット角位置デコーディングに比して装置と回路技術が複雑でなく、−偶然的初期位置から作動開始後直ちに正確な現在の時針位置を迅速に見出すために−実際の時針運動を事実上持続的に追跡する、上記類別に基づく種類のアナログ電波時計を提供するという課題である。
この課題は本発明に基づき主請求項に示された基本的特徴の組合せによって解決される。それによれば時計の文字盤上の目盛円の時針目盛に割当てられ、通常の12時文字盤では円弧状に間隔をおいて隣接する12個の接点からなる接点列が、原則として1つの円に沿って配置される。これと同心に、とりわけその中に配置された別の円に、上記の時接触弧の各々に半時間接触弧が配属され、例えばそれぞれ1時間の第2の半時間にわたって延びている。接触弧は時計の時針と同期して回転するすべり接触ばね、即ち時接触指及び半時間接触指によって走査される。とりわけこれらの接触指はいずれも大地電位にあり、従ってちょうど今到達した角位置で2つの円軌道の一方では時接触弧を、第2の半時間では半時間接触弧を大地電位に置く。解読論理回路が、時接触弧のどれが今まさに大地電位にあるかを絶えず検索し、こうして今表示される時を事実上間断なく検出する。
この事例では角に関連して割当てられた半時間接触弧がまだ大地電位になければ、時計の指針時刻表示は現在の時間の第1の半時間にあり、そうでない場合は第2の半時間にある。こうして時針の現位置が常に時接点により、またその弧長の範囲内で当該の半時間接点により明確に表示され、こうして12時目盛の文字盤の指針位置が常に半時間ごとに正確に決定される。従って作動開始のために時計仕掛を後続の半時間交替まで回転しさえすればよく、直ちに正確な現指針位置が分かり、この位置から今実際に与えられた時点へ指針を所定の範囲で旋回することができる。
接触弧上で摺動する接触指のオーム接触が重要だとしても、歯車の遊びが不可避なため、半時間交替に対する応答はすでに誤差を伴っている。そこで正確な半時間時刻決定のために所定の時点でだけ、即ち時間を半時間に区切る場合はとりわけ毎時の第1分及び第30分のそれぞれちょうど初めに接点検索が行われる。この点についてはDE3510861C2による光バリヤ検出装置に基づいている。上記の光バリヤによる秒単位の精度の半時間位置検出ができるように、時針歯車は光を通過させるためにとりわけ合計24個の相対して分布する穴を備え、又は機械的安定性の理由から全体が光透過性で穴なしの材料からなる。光バリヤがちょうど今始まる半時間にまさに入る時だけ分単位の精度で確実に応答するように、歯車列で分針歯車の前に配置され、従ってより高速で逆回転する絞り穴付きの中間歯車が光バリヤに干渉する。秒針歯車及び歯車列でその前に配置され逆回転する絞り穴付き円板としての中間歯車がさらに光バリヤに干渉することにより、半時間位置が秒単位の精度で検出される。
時折見かける時針回転当り24時目盛の文字盤という特殊な場合は、2つの半径に12個/24個の接触弧という上記の接点配列が現指針位置を時単位の精度で確定することは明らかである。上記の光バリヤ機能によれば、指針位置が1時間につき秒単位の精度で検出されるのである。
粗略だが頻繁な、即ち半時間の準連続的指針位置検出のための接点は、時針軸が貫通し、条導体が被着されたプリント回路板の同じ側に形成し又は取り付けることができる。プリント回路板はこの表面上に検出・評価回路及び電波時計回路、この場合特に自律計時回路と受信器、デコーダ、比較器及びモータ制御装置を着持する。モータ制御装置の機能の一部はプロセッサに組込まれている。摺動ばねによるオーム検索という上記の例では、現在の時針角位置でちょうど大地電位にあるのは1個の接点か、2個の接点かを検出・評価回路が確かめることによって、順次続く接触弧を指針位置に応じて検出することが好ましい。その場合は互いに絶縁され、互いに遊転不能な摺動ばねを運動させ、特別の整流子を介して評価回路に接続する必要がないからである。その場合は摺動ばねをすべて接触指として、時針軸によって遊転不能に駆動されるばね弾性導電性材料の1枚の円板から折曲げて張り出し、この接触板を別の指により接触リングを介して常に大地電位に置けば十分である。また常時共通の大地電位は、電位に関連して遮蔽されるため電気的にすこぶる障害の少ない接点検索という利点をもたらす。それによって円弧状に延びる接点の半径の範囲内で、大地電位にある接触板と回路板の間に電気的にすこぶるよく遮蔽されたスペースがあり、その中で光バリヤのための例えば二又状光バリヤとして設計されたオプトエレクトロニック検出器の光学式受信器が、接点検索の周期的起動のための指針機構の歯車列に適宜に配置されているので、その機能が環境の影響に対して極めてよく保護されているからである。
時針とともに回転する中心接触板からさらに別の接触指がプリント回路板に、即ち連続する接触リングに向かって張出すことが可能であり、その場合は目覚まし信号の発信が行われる。この接触指自体はスペーサリングによって目覚まし用接触リングに対し電気的に絶縁されていることが好ましい。スペーサリングは特定の指針角位置(即ち文字盤上の時刻)にギャップを有し、当該の指針位置で接触指がこのギャップを貫いて目覚まし用接触リングの上に落下して接触する。この目覚まし信号の発信のために機構の歯車を1つも軸方向に動かさないでよい。スペーサリングは指針軸の軸線の周りに回転可能であり、従ってある時刻に合わせて進入ギャップを手操作で調整することができる。この時刻で目覚まし用接触指が進入口の駆上がり傾斜路を経て再び目覚まし用接触リングから離脱した時、スペーサリングは摩擦により回転運動を阻止されており、目覚まし用接触指は時針の1回転の後に再び進入口に到達するまで、引続き時針と同期してスペーサリング上で回転させられる。
プリント回路板(又は目覚まし用スペーサリング)に弾支された接触板の接触指を回転運動中に傾斜せずに案内するために、上記の接触指群を何回も、例えば120°又は180°ずつ食違いに形成して、対称に力を配分することができる。これによって接触板へ、また接触板を介して時針軸への転倒モーメントが回避される。
発明の補足的改良及び変更並びにその他の特徴と利点は、その他の請求項だけでなく、主要な部分に限ってほぼ寸法どおりに図面に略示した本発明の解決策の好ましい実施例の下記の説明からも明らかである。
略示した電気機械式電波時計11はアナログ時間表示のために、文字盤の支持体の役割をするケース前部12の前で中空の時針軸13、時針軸の中に回転可能に保持された同じく中空の分針軸14及び中心の秒針軸15の自由な正面端に指針(図示せず)の緊定のための指針受座16をそれぞれ装備する。但し時針及び分針歯車中空軸13、14は秒針軸15によってではなく、ケースに固定した受け板18の上にあって秒針軸を取り囲む支持管17によって定心される。
分針軸14と遊転不能に結合された分針歯車19は指針受座16の軸方向反対側で受け板18に支えられ、また時針軸14と遊転不能に結合された時針歯車20を同軸に担持する。両者は中間歯車21によって互いに伝動結合される。中間歯車21は分針歯車19のピニオン22によって駆動され、またピニオン23により回転方向を逆転し、減速して時針歯車20を駆動する。そのために中間歯車21は受け板18とケースに固設したプリント回路板25との間でジャーナル24に支承される。秒針歯車26の駆動のための電磁式ステップモータ及び別の中間歯車(ステップモータと秒針歯車26の間及び秒針歯車26と分針歯車19の間)も横向きに働く光バリヤ一式55も図示の断面図では分からない。
プリント回路板25は受け板18の反対側の、即ちケース前部12に面した表面27に、特別に被着され又は条導体層の適当な経過によって形成され、時針軸13を同心に取り囲む接触リング28を着持する。曲りばねとして形成された接触指29の自由な正面端がばね予圧のもとで接触リング28に支えられる。接触指29はねじり剛性を有し、時針軸13によって機構11の中心軸30の周りに回転させられる。接触指29はばね用金属材を押抜いた接触板31から折り曲げられて張り出す。接触板31の中心穴32はその接触指29がばね予圧のもとでプリント回路板25の接触リング28に弾支されるまで、指針受座16からすべり摩擦とともに時針軸13に差し込まれる。その結果接触板31の中心穴32の周囲の僅かな凹曲、またそれによって時針軸13の外周面への固着が生じる。時針軸13に対する接触板31の回り止めとして、時針軸13の外周面の軸平行なリブ33が中心穴32の半径方向拡張部を貫通する。
文字盤目盛円の時目盛に従って、即ち規則的に12個の時接触弧34が、プリント回路板25の表面上で互いに絶縁されて、接触リング28と同心の円に沿って延びている。図面で明らかなように、同じく接触板31から折り曲げられて張出した時接触指35が、時接触弧34の上を時針運動即ち時針軸13と同期して回転する。こうして2つの接触指29−35及びこれらに共通の接触板31によって常に時針歯車20の現在の回転角位置、即ち文字盤の前の現在の指針角位置に該当する時接触弧34が接触リング28と短絡させられる。この場合どの接触弧34がちょうど該当するかは、プリント回路板25上で接触弧34に接続された評価回路36によって決定され、こうして現在の指針位置が検出される。プリント回路板の表面27の条導体層を介して接触リング28を大地電位に接続することによって、ちょうど今接触した時接触弧34を接触板31及び接触リング28を経て接地することが好ましい。
時針の現在の角位置のより正確な検出のために、機構の軸30と同心の別の円では各時接触弧34に、即ち明らかに各時接触弧34の後半に、半時間接触弧37が配属されている。半時間接触弧37は時針歯車20の回転の過程で、接触板31から突出する別の接触指38が逐次接触し、図示の例では同じく接触板31と接触リング28により逐次接地される。半時間接触弧37にも接続する評価回路36はこうして今働く大地電位により、時針が今どの時間範囲を指示するかだけでなく、この現在の時の前半が依然として取り上げられているか、あるいは−その間に当該の半時間接触弧37も大地電位に置かれたため−すでにその後半が取り上げられているかも検出する。こうして時針がちょうどどの時間区間にあるか、これと伝動結合された分針がちょうどどの半時間区間にあるかが、評価回路36にはいつでも識別可能である。このことは、例えばこの電波時計11の作動開始時に事実上即座に、いずれにせよ長い歯車運動なしで、現在の指針位置が半時間ごとに正確に分かることを意味する。そこで次の半時間区間に交替することによって、次の時接触弧34だけ、又はさらに次の半時間接触弧37が大地電位に置かれるから、長い補足的指針運動なしで正確な指針位置が分かる。2つの順次続く時接触弧34−34の間の不電導性の間隙は、間隙の弧長が時接触指35の接触面の弧長以下であることによって、両者が同時に大地電位にないこと、即ち時間の解読が不明瞭にならないことを保証する。
オーム接触の不確実と歯車の遊びは、接触電位の大地電位への低下の際に原則として再現性のない応答エラーをもたらすが、半時間交替を正確に検出するために、新たな半時間区間に入る時に指針運動が光バリヤ55の光路を開放するならば、解読のための検索が常に正確に行われる。このことを図2に時針の当該の角位置の小さな円101で表示した。しかしこの瞬間に上記のスイッチ操作の不確実の影響−歯車の遊び及び例えば接触弧34又は37の端縁に到達した時の衝突現象による−がなく、準定常的な電位状態が成立するように、図面で接触弧34、37を逆時計回り方向に延長することによって考慮したように、各接触弧34及び37は文字盤上ですでに半時間交替の前に始まる。こうして論理的半時間解読のために問題の接触弧を評価回路が検索する時に、大地電位への電位低下がすでに確実かつ定常的に起こっている。
こうして接点の交替の際に接触指38又は29の応答精度に関係なくこの半時間交替を検出するために、二又形又は図1に略示するように反射式光バリヤ55が設けられている。少なくともその受信器39を、常に大地電位にある接触板31の軸方向下側でプリント回路板25に記号で示すように配置したことは、電気的によく遮蔽される利点がある。正確に半時間交替の時に光バリヤ受信器39が応答するために、−冒頭で述べたDE3510861C2で詳しく説明されているように−光バリヤが中間歯車21の穴57及びそのピニオン22によって駆動される光学的に透明な又は24個の穴56を備えた時針歯車20を貫いて延びていることが利用される。
接触板31を傾斜せずにプリント回路板25に押し付けさせるために、実際に接触指29、35、38は簡単に略示した図面と異なり、すべてが接触板31の同じ半径に沿っているのではなく、角度に関して食違いになっている。
接触板31は時針歯車20、即ち文字盤の前の時針と同期して回転するから、接触板31にさらに別の目覚まし起動用接触指40を形成することが好ましい。しかし接触指40が計時回転の過程でプリント回路板表面27の目覚まし用接触リング41の上に常時接触して支えられないように、両者の間に電気的に絶縁されたスペーサリング42がある。スペーサリング42はライニングにより又は間隔を置くことによって目覚まし用接触リング41に対して絶縁されているならば、導電性であってもよい。スペーサリング42は周囲の1個所にだけ、目覚まし用接触リング41の軸方向上側に目覚まし用接触指40の通過のための半径方向進入口43を有する。こうして時針歯車20による計時運動の過程で目覚まし用接触指40がこの角位置に到達すると、接触指40は目覚まし用接触リング41に軸平行に当接するまで、急斜した進入端44に沿って進入口43をパチンと音をたてて貫通する。それによって目覚まし用接触リング41は接触板31及び接触リング28を介して接地されるから、評価回路36によって目覚まし信号が起動され放出される。進入端44に比して比較的ゆるやかに立ち上がる脱出傾斜路45によって、目覚まし用接触指40は時針歯車20が引続き回転する過程で、再びスペーサリング42の上に持ち上げられ、こうして時針の1回転の後に再び進入が行われるまで、目覚まし用接触リング41から引き離される。
スペーサリング42の進入口43はそれ自体ケースに固定されており、従って時針歯車20及び目覚まし用接触指40の回転運動に対して遊転不能に保持される。しかしスペーサリング42の進入口43の角位置は平歯46により手操作で調整できるから、目覚まし信号の発信時期を可変的に設定することができる。そのためにスペーサリング42は図面の横断面図で明らかなように、半径方向に張出す円周状のフランジとして内歯車7の内周面に形成されている。内歯車47は半径方向にはセンターウエブ49から突出する中空ジャーナル48(その自由な正面端に目覚まし用針のための針受座16が形成されている)によりケース前部12で時針軸13に、軸方向にはケース前部12とプリント回路板25の間に支承される。平歯26によって設定されたスペーサリング42の進入口43を−その上に支えられた回転する目覚まし用接触指40の回転に抗して−ロックするために、ケース前部12と平行に差向けられたセンターウエブ49からスプリングアーム50が出ている。スプリングアーム50の自由な正面端は摩擦面の役割をするケース前部12の内面に弾支される。目覚まし用接触指40に対して進入口43を、急斜した進入端44に向かってではなく、もっぱら脱出傾斜路45を通って回転させることができるように、指向性ロッキング装置51として働くつめ係合部を、図面で示唆したようにここに形成することができる。それによって同時に、スペーサリング42の回転が目覚まし用接触指40により時針歯車20の共転、即ち文字盤の前の時針の誤表示を生じないことが保証される。
いずれにしても本発明に基づく解決策によって、多数の指針基準位置の1つに迅速に自動的に到達し、特に少数の基準位置の1つ又は単一の基準位置への指針運動のために長い歯車運動を必要としないように、アナログ表示電気機械式電波時計11を設計することができる。他方では基準位置への到達の検出は、障害に敏感な多重接触を有する多桁2進コード化角位置センサのための装置費や時針歯車の様々なスポーク幅の小型化しにくい検索なしで行われる。その代わりにこの場合は文字盤上の時目盛に割当てられた12個の接触弧34が時針20の回転運動によって順次走査される。これは時針の現在の時間合わせに関するおおまかな情報をもたらす。その間に別の接触弧37によって現在の半時間が検索される。各半時間の初めの検索の瞬時は、指針機構の歯車装置のセンサ−特に光バリヤ−によって極めて正確に設定される。接触弧34及び37を逐次検索するために、これらの接触弧は時針歯車20とともに回転する共通の接触板31の接触指35又は38及び接触リング28によって逐次大地電位に置かれる。接触板31はさらに目覚まし用接触指40を装備することができる。目覚まし用接触指40は目覚まし用接触リング41の上側のスペーサリング42の上で回転するが、所定の角位置でスペーサリング42の、半径方向に向いたスリット状の進入口43を通り、目覚まし用接触リング41に接触して目覚まし信号を起動する。そのために指針を担持する歯車のいずれか1つを指針機構から軸方向に変位させる必要はない。
本発明に基づく時針角位置検索及びこれに組込まれた補助目覚まし信号スイッチを有するアナログ表示電気機械式電波時計の歯車の切欠いた軸方向縦断面図である。 図1の時針位置の半時間検索のための機能表示型接点パターンの図である。
符号の説明
11 電波時計
12 ケース前部
13 時針軸
14 分針軸
15 秒針軸
16 指針受座
17 支持管
18 受け板
19 分針歯車
20 時針歯車
21 中間歯車
22 ピニオン
23 ピニオン
24 ジャーナル
25 プリント回路板
26 秒針歯車
27 表面
28 接触リング
29 接触指
30 軸
31 接触板
32 穴
33 リブ
34 時接触弧
35 時接触指
36 評価回路
37 半時間接触弧
38 接触指(半時間)
39 受信器(光学式)
40 接触指
41 目覚まし用接触リング
42 スペーサリング
43 進入口
44 進入端
45 脱出傾斜路
46 平歯
47 内歯車
48 中空ジャーナル
49 センターウエブ
50 スプリングアーム
51 指向性ロッキング装置
55 光バリヤ
56 時針歯車の穴
57 中間歯車の穴
58 横置き二重プリズム
59 分針歯車の穴
101 円

Claims (13)

  1. 時針運動と同期して接触弧(34)の検索が行われる電波時計(11)において、文字盤の時目盛に割当てられ、1つの円に配置された時接触弧(34)について、現在どの接触弧(34)が他のすべての接触弧(34)と異なる電位を有するか、を検索することを特徴とする電波時計。
  2. 各時接触弧(34)にこれと同心の円上で半時間接触弧(37)が割当てられ、半時間接触弧(37)について、現在他のすべての半時間接触弧(37)と異なる電位を有するか、を検索することを特徴とする請求項1に記載の電波時計。
  3. 時針歯車(20)と遊転不能に結合された接触板(31)から接触弧(34、37)に向かって複数の接触指(35、38)が出ており、接触板(31)の別の接触指(29)によって接触弧(34、37)を接触弧(34、37)と同心の接触リング(28)の電位に置くことを特徴とする上記請求項のいずれか1つに記載の電波時計。
  4. 接触リング(28)が大地電位にあることを特徴とする請求項3に記載の時計仕掛。
  5. 接触板(31)の中心穴(32)が、軸方向には摩擦結合により、周方向には確実結合により、時針軸(13)の外周面に固定されていることを特徴とする請求項3又は4に記載の電波時計。
  6. 光バリヤ(55)が設けられ、時針歯車(20)が文字盤上で半時間の始点に相当する位置に回転すると、光バリヤ(55)が電位検索を起動することを特徴とする上記請求項のいずれか1つに記載の電波時計。
  7. 全体が光学的に透明な材料からなるか又は正反対に相対して配置された24個の穴(56)を有する歯車としての時針歯車(20)及び歯車列でその前に配置され、絞り穴(57)を有する中間歯車(21)及び絞り穴(59)を有する分針歯車(19)が光バリヤに干渉することを特徴とする請求項6に記載の電波時計。
  8. 光バリヤ(55)の少なくとも一部、特にその受信器(39)が接触板(31)の軸方向下側に配置されていることを特徴とする請求項6又は7に記載の電波時計。
  9. 接触板(31)が目覚まし用接触指(40)をも装備し、目覚まし用接触指(40)がばねの予圧のもとでスペーサリング(42)の上で回転し、スペーサリング(42)の調整可能なある角位置でその軸方向進入口を通って目覚まし用接触リング(41)に当接することを特徴とする上記請求項のいずれか1つに記載の時計仕掛。
  10. スペーサリング(42)の進入口(43)が急斜した進入端(44)及びその周囲に相対して、目覚まし接触指(40)のためのあまり急斜してない脱出傾斜路(45)を装備することを特徴とする請求項9に記載の時計仕掛。
  11. スペーサリング(42)が半径方向に突出する円周状のリブとして、内歯車(47)のカラーの内周面に形成され、内歯車(47)が平歯(46)によって、目覚まし用指針のための受座(16)を有する中空ジャーナル(48)の軸(30)の周りに回転させられることを特徴とする前記2項のいずれか1つに記載の時計仕掛。
  12. 内歯車(47)がスプリングアーム(50)によって時計ケースに支えられることを特徴とする前記3項のいずれか1つに記載の電波時計。
  13. スプリングアーム(50)がケースに固定された指向性ロッキング装置(51)に支えられることを特徴とする請求項12に記載の電波時計。
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