JP2005510765A - 改良された偽造防止保護手段を有するラベル - Google Patents

改良された偽造防止保護手段を有するラベル Download PDF

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Abstract

本発明は、少なくとも1つのラッカーコーティングを含んでなる改良された偽造防止保護手段を有するラベルに関する。これはラッカーコーティングを印刷された支持フィルムに塗布し、次いでこれを硬化させることにより製造される。

Description

本発明は、特にレーザー書き込み(inscription)用の熱硬化性ワニス(varnish)のワニス層を含んでなる、偽造(counterfeiting)に対して向上した証拠を有するラベルに関する。
乗り物、機械、電気及び電子デバイスの部品の表示を識別するために、例えば型の識別プレート、工程制御ラベル、保証バッジ、及び試験用飾り板の様な工業的ラベルが暫時使用されつつある。
これらの用途の多くには、固有的に、多かれ少なかれ偽造に対する明白な程度の証拠を示すことが必要である。この証拠は、主に表示すべき部品の取付け期間に対して且つ全使用期間に対して適用する。その取り外しまたは改ざんは、破壊または目に見える不可逆的な変更なしに可能であるべきではない。更に偽造に対するラベルの証拠を向上させるために、ラベル自体は暫時特別なデザインによって安全(security)へ寄与することが益々必要になりつつある。特に影響を受けやすい適用分野の場合には、ラベルの製造に対する防護段階も存在しなければならない。そのようなラベルを得且つ表示する、またコピーを作るのが簡単であるならば、第3者は許可されてない商品を流通させることができるであろう。
しかしながら、偽造に対する付加的な証拠は、迅速、明白、簡単、且つ非破壊的な方法による、続く本物に適用されたラベルの識別を妨害してはならない。
表示、例えばテキスト、コードなどを焼き付けるための高性能で制御可能なレーザーは現在広く普及している。書き込むべき材料に課せられた必要条件は以下の事項を含む:
・迅速に書き込めねばならない
・高度の空間的解像力が達成されねばならない
・非常に使いやすくなければならない
・分解生成物が腐食性であってはならない。
更に特別な場合、更なる必要条件がかせられる。即ち表示は望ましくない条件下でさえ、ある距離において間違いなく判読できる十分高いコントラストを有するべきである。耐熱性は高い、例えば200℃以上まででなければならない。天候、水、及び溶媒に対する良好な耐性が望ましい。
この目的に使用される既知の材料、例えば印刷された紙、エロクスド(Eloxed)アルミニウム、印刷された金属またはPVCシ−トがこれらの必要条件のすべてに適合するわけでない。
特許文献1は、薄い層及び厚くて自己支持性の、不透明顔料入りワニス層を含んでなる多層ラベルを開示している。この両層は、無溶媒的に塗布され、電子線で硬化されたワニスからなり、層の厚さが異なる。このラベルはレーザーを用いて上側のより薄いワニス層を焼き除くことによって書き込め、その結果下側のより厚いワニス層が見えるようになる。この下側の層は好ましくは第1の層にコントラストをなす色のものである。この書き込みは一種のグラビアであり、インキを用いる伝統的な書き込みの場合のような不正な操作を可能にしない。使用される基材材料及び製造工程の結果、ラベルは非常に脆く、壊さないで基板から除去するのが不可能である。
この種のレーザーラベルは、特にプレートセット(plate sets)を製造する目的で、合理的で種々の書き込み対して使用される。これらのプレートセットは、例えば自動車でラベル表示を必要とする部品に必要なラベル(VINプレート、タイヤ圧に関するプレート、トランクの負荷、エンジンに対する鍵のデータ、及び付属品など)の全数を含む。
特許文献2は、第1層及びこの第1層と視覚的に異なる第2層からなるレーザーで書き込める多層ラベル材料を明記している。この第1層は所望のテキストイメージまたは印刷イメージに従ってレーザー照射することによって除去され、この過程において、第2層の表面が見えるようになる。更に、担体層を形成する透明なポリマ−シ−トが層間に配置されている。
特許文献3は、プラスチックからなる担体層を含んでなる単層レーザーラベルを明記している。この層はレーザーの照射下に色を変える添加剤を含んでなる。担体層は、適当ならば剥離紙または剥離フィルムで被覆された自己接着性組成物で片面がコーティングされている。
上述したラベルのすべては、製品に塗布後、ラベルが技術的に精巧なレーザーでだけ書き込むことができるから偽造に対して高度の証拠を提供する。そのようなレーザーは高価であり、従って普遍的に入手できず、結果として該ラベルをコピーしまたは変更するのに必要とされる装置は、少なくとも過去においては、問題の製品よりも一般に高価であった。更に、材料は非常に脆いため、不正操作または除去を試みる場合、ラベルが破壊してしまう。
しかしながら、技術の進歩と共に、この種のレーザーはますます入手可能になり、かくして特に比較的大きい製品、例えばエンジンルームなどでの表示を識別するためにそのようなラベルを備えた自動車の場合に、そのようなレーザーを必要とする事例が増加し、レーザーが価値のあるものとなった。このような状況において、権限のないコピーの製造は容易且つ自由に使用できるレーザーラベル材料の供給及び今や拡大しているレーザー書き込み装置の存在によってますます簡単になってきた。
自動車、自動車部品、及び他の本物の部品の表示は、本物である事の立証及び追跡の証拠の必要性のために、特に自動車工業における市場の必要条件のために、自動車工学でのラベルは非常に重要な役割を演じている。
長い間、この目的に対して、リベットを用いて対応する部品にしっかりと止められるすでに言及したエンボス加工した金属プレートを使用することが技術レベルであった。この高い操作費の欠点、柔軟性の欠如、及び物流の複雑性の他に、この技術にも欠点があった。この欠点は、現時点では特にリベットで止められた金属プレートが大した努力なしに除去でき且つコピーで置き換えられるということに集約される。
これらの基本的な欠点の結果として、レーザーラベル技術は特に自動車工業において広まってきた。
偽造に対する証拠が関係する限り、特許文献1から公知であり且つ例えばすでに述べたようなバイエルスドルフ(Beiersdorf)からのテサ(tesa)6930として入手されるようなレーザーシ−トは、非常に脆い構造の製品である。この構造は、書き込み、及び書き換え、不正操作のいずれかの試みに対して優れた根拠となる。継ぎ目なしのレーザー書き込みラベルを、その本物の接合基板から非破壊的に取り外すには、大きな努力と特別な条件を必要とする。この努力は非常に多大であって、その結果始めて該ラベルが例えば非特許文献1及び非特許文献2のような主たる試験制度によるすべての現行の剥離試験に容易に合格する。
不正操作に必要とされる努力に関して常に気にしなければならない偽造に対する公認の証拠は、本物の証拠に関する高められた必要条件を直視することが必要である。これは、表示された部品が本物であるということが、接合したレーザーラベルで証明されねばならないことを意味する。すでに述べたように、レーザーシート及びレーザー書き込み装置の両方が市場で自由に手に入るから、現在は大規模な組織化された犯罪の可能性がある。上述したハードウェア及び自由に入手できるレーザーシ−トを用いることにより、盗まれた自動車は実際の本物のラベルとの識別を、不可能ではないとしても困難にする新しいラベルを装備させることが可能である。
これは、正確には本発明の提供する回答が目指す、また全く完全に防止できないとしてもそれが偽造品及び模造品の密売に対する可能性を制限する処の論点である。これは、自動車に使用するラベルが特別な顧客に個別化され、且つその顧客に排他的に供せられるという事実の理由で真実である。
この個別化は、2つの重要な基準、即ち
・ラベルが容易に且つ迅速に識別されねばならない
・ラベルはコピーできてはならない
という基準にあわねばならない。
これらの2つの基準を用いて、適正な機関だけが、この場合には自動車メーカーが本物として表示部品を定義し、識別できるということが確保できる。
ラベルの担体材料を個別化する第1の試みは、特許文献4に開示されている。それは、最初に支持担体シ−トを、ホログラフィック構造のエンボス加工具で加工するフィルムの製造法を記述している。次いでフィルムが、少なくとも1つのホログラムがフィルム上に再生されるように、エンボス加工された支持担体シート上に製造される。
独国特許第U8130861号 ヨ−ロッパ特許第0645747号 独国特許第4421865A1号 独国特許第19904823A1号 ドイツ自動車輸出事務所による「飾り板、金属シ−ト、及びホイルから作られた工場プレ−トの試験、並びにその接着剤接合による固定」 アンダ−ライタ−ズ・ラボラトリ−ズ(Underwriters Laboratories)による「表示及びラベルシステム材料MH18055」
本発明の目的は、偽造に対する高められた証拠という上述した必要条件に適合し、且つ特に高コントラスト、高解像力、高温安定性、及び使用の簡便性を有するラベルを提供することである。
この目的は、特許請求の範囲の請求項1で得られるようなラベルを用いることによって達成される。これに対する副請求項は本ラベルの特に有利な具体例を提供する。
本発明は、ワニス層を、印刷された支持担体シ−トにより好ましくは無溶媒的に塗布し、続いてこれを硬化させることによって得られる少なくとも1つのワニス層を含んでなる、偽造に対して高められた証拠を示すラベルを提供する。
それは、ワニス層が自己支持性で、不透明な顔料入りであるならば、またワニス層が電子線で硬化されるならば有利であることが分った。
更にそれは、支持担体シ−トがポリマーフィルム、特にポリエステルのポリマ−フィルムである場合に有利であることが分った。
この支持担体シートは、UVフレキソグラフィ−印刷法が幾何的デザインに関して非常に高度の自由度を有し且つ特に紙からフィルムまでの範囲のウェッブ材料に対して非常に低価格で良好な印刷品質を提供できるから、特にフレキソグラフィー法で印刷される。この技術を用いれば、線、場、イメージ、ロゴ、テキストなどを、印刷版から印刷基板へ、異なる寸法及び種類で写すことができる。
この方法に影響する最も重要な因子は、
・プレプレス(prepress)工程(印刷版の複製精密仕上げ)
・印刷版
・プリントフォーマットの組み立て
・印刷すべき材料
・印刷ローラー
・印刷インキ
・着色
・印刷応力
である。
上述した偽造証拠の適用において、種々の複雑さを有するレーザーで書き込めるラベル、ロゴ、及びテキストは、自動車製造業者が最も必要としている。UVフレキソグラフィ−はここで使用するのに非常に適当である。
この目的のために、ロゴ及びテキストを有する印刷版を、印刷インキでぬらし、これをポリマ−フィルムへ転写する。この印刷インキは物理的活性化(熱的、放射−化学的)によりフィルム上で硬化させることができる。この目的には、インキがフィルム基板への高度な複合付着を受けるべきである。これは更なる工程にとって不可欠である。印刷の固定は、クロス−カット(cross−cut)試験(DIN EN ISO2409)を用いて、更なる工程に先立って試験すべきである。クロス−カット試験において印刷は、少くともG+02の等級を達するべきである。
高度の複合付着/印刷の固定を達成するために、フィルム材料の関数としての印刷インキの適切な選択及び/または処方を行い及び/または印刷フィルムに対して予備処理技術を用いることが必要である。これには好ましくは印刷操作と調和して使用できるコロナ処理を選択することができる。PETフィルムを使用する場合、表面張力は>50mN/mに調節されるべきである。これは慣行の試験インキを用いて測定できる。
UVランプに依存して、UV硬化は、続く加工操作に対する印刷の十分な柔軟性を確保するために、50−100%百分率の出力設定(output setting)を有するべきである。
続いて見える且つセンサー的に知覚できる転写跡をレーザーラベル上に達成するために、印刷は0.1−15μmの高さを有するべきである。1−5μmの高さを選択することは好適である。更に印刷の美しさ及び特徴は、印刷されるドットのプロフィールを用いて変えることができる。
本発明の具現化に対して、凸版印刷法として知られる他の通常の印刷技術を使用することも可能である。
支持担体シートは、例えば広範なデザイン、企業のロゴ、または広告を印刷することができる。支持担体シートの印刷は本発明のラベルの第1のワニス層の見える面に負(negative)の転写跡を作る。
それは、第1のワニス層において印刷された支持担体シ−トの転写跡が0.1−15μm,好ましくは1−5μmのくぼみとして存在するならば、特に好適である。
本発明のある有利な具体例において、ラベルは、
a)プラスチックの担体層からなり及び
b)レーザー照射下に著しい色の変化を示す添加剤を含んでなり、該層が
c)片面が自己接着性組成物で被覆され、それが
d)適当ならば剥離紙または剥離フィルムで覆われている。
担体層は、ワニス、特に硬化されたワニス、好ましくは照射で硬化されたワニス、からなる。電子線で硬化されたポリウレタンアクリレ−トワニスは特に好適である。ある別の具体例において、担体層は、ポリブチレンテレフタレ−トからなる。担体層は好ましくは10−200μm、特に50−100μmの厚さを有する。適当な担体層は、更にポリエステル、ポリ(メタ)アクリレ−ト、ポリカ−ボネ−ト、及びポリオレフィンのようなプラスチックから、並びにUV印刷インキにも使用されるごとき不飽和ポリエステル、エポキシアクリレ−ト、ポリエステルアクリレ−ト、及びウレタンアクリレ−トのような照射硬化される系、特に独国特許第U8130861号によるベ−スポリマ−、即ち脂肪族ウレタンアクリレ−トオリゴマ−を含んでなるものからなる。
添加剤は、顔料、特に水酸化リン酸銅またはイリオジン(Iriodin)であってよく、また二酸化チタンは添加剤としても使用できる。添加剤は挿入することができる。
適当な添加剤は、特に着色顔料及び金属塩、特に水酸化リン酸銅またはイリオジン、メルク(Merck)から商業的に入手できる真珠光沢の顔料である。これらの添加剤は、特に担体層の全重量に基づいて、1000部当たり数部から最大10重量%までの範囲の量で、好ましくは0.1−10重量%、特に0.5−5重量%の量でベ−スポリマ−(例えば独国特許第U8130861号に記述されているようなもの)に混入される。公知の技術、例えば押し出し、注型、被覆などを用い、次いで適当ならば照射−化学的架橋によりシ−ト材料を製造した後、そのようなフィルムを、続く最終用途に適合させるために自己接着性組成物で被覆する。
次いでシリコ−ン化剥離紙で被覆し、原材料に対する典型的な構造を与え、これからラベルが製造できる。
標準的なレーザー特に広く普及している波長1.06μmのソリッドステ−トNd−YAGレーザーを使用する場合、色の(顕著な)変化が、レーザーで材料の表面を打った点で起こり、輪郭がはっきりとした、高コントラストの書き込み及び識別表示を与える。
更に有利な態様において、二番目の、特に自己支持型の不透明顔料入りのワニス層が、好ましくは無溶媒で第1のワニス層に塗布され、次いで硬化、特に電子線で硬化される。
第2のワニス層が蛍光性またはリン光性である、または磁気的または電気的特徴づけに適当である添加剤を少なくとも5重量%、好ましくは7重量%含む場合に、特に有利であることが分った。
他の有利な具体例においては、第1のワニス層または第1のワニス層と反対側の第2のワニス層の面のいずれかを、蛍光またはリン光添加剤を含んでなるインキで印刷する。
2層及び多層ラベルの場合、適当な添加剤は、テキストに対して必須である第2のワニス層へ混入しうる。それゆえに第1のワニス層自体は、例えば高光沢型式識別プレートに対して、未変化のままである。レーザー書き込み段階においてだけ、第2のワニス層は書き込みの場所で部分的に露呈される。この時、例えば白色の第2のワニス層が着色顔料、着色粒子、着色繊維などを含む場合、これらは書き込まれた部分で見えるようになる。
色を付与する粒子は、着色顔料など、好ましくは0.1−5mm程度の寸法を有する見える粒子を含んでなってよい。微粉砕された着色顔料の使用は表示の色相を僅かに変化させ、見える粒子は特徴的な色モザイクを生成する。助剤のない場合、日光蛍光性インキの使用は「指紋」を見えるようにし、これがしばしば望ましくない。それゆえに、可視光の範囲で吸収しない且つ従って普通は見えない着色顔料または粒子を使用することが好適である。この場合、ラベルを適当な波長のランプで照射した時にだけ、着色顔料が励起され、特徴的に発光する。
IR照射で励起される着色顔料以外に、本質的にUV活性の系も使用される。電子線、X線などで励起される発光物質も、温度変化へ応答する可逆的色変化を示すサ−モクロミック顔料も本質的に適当である。しかしながら、これらの場合、接合したラベル上で識別工程を行うことは実際上不便であり、適当な波長の光を用いて可視化するよりも複雑である。
着色顔料を選択する場合、それはラベル製造工程(フィルムの製造、接着剤コーティング))に十分安定であり、工程条件(時に熱乾燥、電子線またはUV硬化、など)下に不可逆的な変化(alternation)を受けないということを確保すべきである。ラベルの長期適用に対しては、一般的にこれらの発光物質は敏感であるからポリマ−マトリックスに埋め込まれ、更に被覆層で保護されていることが有利である。機械的摩耗に対処する更なる手段、及び直接的な酸素及び水接触からの保護は不必要である。
本発明による使用の場合、種々の着色顔料及び染料を使用することが可能である。最も広く使用されるものは、UV照射で単独にまたは主に励起される、また可視光スペクトル域で発光する長期残光(リン光)の顔料または蛍光の顔料である(例えば総説としては、ウルマン(Ullmann)の技術化学辞典、第4版、1979年、ヘミ−(Chemie)出版を参照)。しかしながら、IR活性発光顔料も公知である。UV蛍光を特徴とする系の例は、キサンテン、クマリン、ナフタルイミドなどで、しばしば文献には「有機蛍光物質」または「光学的明色化剤」の注釈で言及されているものである。問題の蛍光物質は数%の添加で十分であり、固体ポリマ−マトリックス中へ混入され、特に発光性及び安定性に関して有利である。例えばラジアント・カラ−(Radiant Color)N.V.(オランダ)からのラドグロ(RADGLO)顔料、またはリ−デル−デ・ヘ−ン(Riedel−de Haen)からのルミルクス(Lumilux)CD顔料が使用できる。無機発光物質も適当である。金属硫化物及び金属酸化物は、一般に適当な活性化剤と組み合わさって、特に黄色域の光を発する長期残光物質として有利であることが分った。これらの物質は、例えば商品名ルミルクスとして、或いはネモト(日本)からの商品名ルミノバ(LumiNova)という、安定性、発光性及び残光期間に関して改善された発光顔料として入手できる。
例示したこれらの染料及び着色顔料は、第2のワニス層の配合物に0.1−50重量%、好ましくは1−25重量%、非常に特に好ましくは7重量%の量で混入され、このワニス層が塗布される。第2ワニス層の最終的な接着剤コーティング及び適当ならば剥離紙または剥離フィルムでの被覆の後、ラベル原材料は顧客に特有の用途に使用できる。所望のラベル形状の型抜き/レーザー切断、及びレーザー光線によるテキスト、バーコード、ロゴなどの最終書き込み後、ラベルは最終形で存在する。例えば長期残光顔料をワニス層に混入した場合、対応する発光顔料の励起時に、ラベルはレーザー書き込み域において特徴的な残光を示し、その端(edge)における容易な且つ迅速な識別が本物のラベルとして認識させる。特別な光源及び適当な場合の破壊的な大気光に対処するための保護眼鏡とは別に、他の高価な装備は必要ない。試験後、そのラベルは変化を受けないままである。
第2のワニス層に発光物質、特にUVまたはIR励起後にだけ可視波長範囲内で発光するものを含んでなるこの種のラベルは、書き込みラベル(in−register)の製造(印刷、型抜き、塗布など)にも適当である。ワニス層の発光は、別に適用する登録表示または制御表示の代わりに、工程におけるこの目的に利用できる。特に、続く書き込み、及びラベルの、レーザー光線による型抜きしてないロール巻き材料からの切断において、励起と発光は、適当な装備を持つ下流の制御装置において、ラベルの限定された場所における続く工程段階に及び次のラベルの製造に対する制御表示として利用することができる。
発光物質使用の代替法は、第2のワニス層への磁気的または電気的に検知できる物質の混入である。例えば衣類商品に対する警報ラベルの場合におけるような磁場の変化は、適用分野(機械部品の認識表示及び主に金属から作られた自動車部品)が予定されているわけではないが、本質的に可能である。一方隠された保護手段として、電気伝導性を有する層に導く物質を第2のワニス層に添加することも適当である。運搬でき、容易に使用でき、購入価格が高価でない適当な測定手段、及び適当な電極を使用することにより、ワニス層の伝導性が接合したラベル上で直接測定できる。電極をワニス層の異なる点AとBにつけ、電位をかける。AとBの間にコーヒーレントな電気伝導性が存在するならば、用いた添加剤の性質および量に依存した特有の値を有する電流を測定することができる。ラベルを金属上に直接使用する場合でさえ、ワニス層が電気絶縁性の接着剤層で伝導性金属から隔離されているから、誤差の入る測定の危険はない。
続く操作による誤認は、特に電導性の測定がラベルの端から端までばかりでなく、レーザー処理で露呈されたいずれかの所望の点間で行えるという事実によって防止される。ここに伝導性を検知しうるためには、完全なワニス層が本物の製造工程の一部分としてだけ確保でき、コーヒーレントに且つ3次元的に電導性でなければならない。この種のレーザーで書き込めるラベルは、電気伝導性物質をワニス層の配合物に添加することによって製造できる。これはワニスペ−ストの良好な加工性を達成するために、現存する顔料などに加えて、存在する顔料の少くとも一部の代替として行ってよい。適当な電導性添加剤は本質的に電気的伝導性の金属、有機、ポリマ−、及び無機物質を含み、金属を使用することが好適である。特に白色のまたは淡色のワニス層に対しては、電導性添加剤の固有の色が選択時の1つの因子である。電導性のカーボンブラックは、黒色または暗色のワニス層に対してだけであるが、同様に適当である。
良好な電導性を確保するためには、互いに接触するに十分な粒子がワニス層に存在するように、添加剤は最低の、限界濃度で存在すべきである。この限界濃度以下では、AからBへの電導性路は基材層の3次元ミクロ構造において、もはや確保されない。それゆえに金属粒子を使用することは好適であり、球形の粒子よりも低濃度で3次元電導性を確保できるから、長さと断面の比が高いその繊維は好適である。更に繊維によるワニス層の色の変化が減じられる。費用/利益の分析から、使用する金属は好ましくは銅、鉄、アルミニウム、及びスチール、並びにこれらの金属の合金であるが、高価な、高電導性金属、例えば銀及び金も適当である。繊維の寸法は長さが0.1−50mm、断面が1−100μmであり、好ましくは断面対長さ比が約1:100−1:1000の、直径2−20μmである金属繊維を使用する。そのような繊維は0.5−25重量%、好ましくは2−10重量%で、公知の配合物に均一に混入される。この処方物は独国特許第U8130861号に従って適用、硬化することができる。接着剤のコ−ティング及び剥離紙の張り付けはレーザー光線で書き込めるラベル材料を提供する。上のワニス層を除去する結果として、レーザー書き込みの領域において第2のワニス層の表示が露呈される。これらの表示の2つの異なる点AとBとに適当な電極を接触させて電位をかけると、ワニス層の特性であり、中でも電導性添加剤の性質及び量で決定される電導性が測定できる。ここに規定された配合物を使用することにより、顧客特有のラベル原材料を製造することができる。
記述できる更に有利な具体例においては、蛍光またはリン光性添加剤を有するインキが、第1のワニす層にまたは第1のワニス層の反対側の第2のワニス層面に印刷される。この場合、特に発光物質を含む特別なインキ、日光で蛍光を発するインキ、または特にIRまたはUV照射で励起される着色顔料が使用される。印刷後、得られる材料は自己接着性組成物でコ−ティングし、乾燥し、標準的な方法で剥離紙で被覆することができる。
長い残光顔料(リン光性顔料)または蛍光性顔料に関しては、添加剤に関する先の記述を参照されたい。
ここに本質的には、電子線、x線などで励起しうる発光物質、及び温度の変化時に可逆的に色が変化するサ−モクロミック顔料も適当である。電気伝導性のインキの使用も可能である。
この更なる表示は(透明なまたは半透明層の場合を除いて)レーザー書き込みの領域に面する面からは見えないし、ラベルのすべての周囲の端だけで見ることができる。ラベルの端においてはっきり見えるのを確保するために、強く発光する着色顔料が十分な層の厚さで印刷される。これにもかかわらず、更なる保護が隠されており、したがってはっきり見えない。この保護表示は、印刷がラベルシ−トと接着剤層の間に埋め込まれているという事実によって外部からのアクセスに対して保護される。公知のレーザーラベルの引き剥がしはワニスフィルムの破損なしに不可能であるから続く改ざんの危険はない。
ラベルにおける顧客に特有な「指紋」は、異なる色または図柄を印刷することにより作り出せる。特に、通常の線及び線画は、ラベルの端において発光ドットの特徴的な図柄を作り、また特に材料について高価でなく、経済的である。ラベルの打ち抜きまたはレーザー切断及び接合基板への塗布、及び適当な発光源の付与後、色及び模様に関して特徴的な図柄がラベルの端で明白となる。
この保護表示の利点は、特に表示の観点から及び価格に関して明白である。市販の印刷インキ及び特異的でないラベルシ−ト材料を使用することが可能であり、別の方法で後者は顧客特有的に作ることができる。しかしながら、この種の標準的な原材料はラベル製造業者によりそれ自体の製造に対する中間体としてだけ使用でき、市場で自由に入手できないから、権原のない者のアクセスは防止される。更に、小さいバッチサイズ及び短供給時間が可能である。
本発明のエンボス加工は、例えば独国特許第U8130861号に記述されている2層シ−ト材料を利用する。しかしながらコーティング及び剥離紙の被覆前に、全領域にわたって、エンドレスの図柄でまたは特に規定された模様で反転印刷する。発光顔料を高画分で含む印刷インキを好ましくはスクリーン印刷によって塗布し、0.5−50μm、好ましくは2−25μmのフィルム厚さを得る。接着剤コーティング及び被覆後に、ラベル原材料を所望のフォーマット及び寸法で打ち抜きまたはレーザー光線で切り取る。これらのラベルは、付着された状態において、選択した発光物質が可視領域外の光での励起の結果として光を発するという条件の場合には、隠れた偽造証明を表示しない。適当な光源の照射後だけ、発光顔料の励起がラベルの端で起こる。従ってこの場合及びこの場合だけ、発光ドットの規定された図柄をもたらす表示が視覚的に認識できる。発光ドットの大きさは異なる線幅及び線高で変えることができる。従って、容易に検知できる保護段階が簡単に、価格的に有利に、また必要な場合には模様及び色を選択することにより顧客に特有に具現化できる。
硬化した、即ち架橋したワニスから形成された第1のワニス層は好ましくは1−20μm、特に5−15μmの厚さ、第2のワニス層は好ましくは20−500μm、特に30−100μmの厚さを有する。
本質的に、4種のワニスが、例えばその安定性が適当であるならば、本発明の目的に対して使用できる:例えば酸で硬化するアルキド−メラミン樹脂、付加架橋するポリウレタン、遊離基的に硬化するスチレンワニス、など。しかしながら特に有利には、溶媒の面倒な蒸発または熱への露呈なしに非常に迅速に硬化するから、放射で硬化するワニスである。この種のワニスは例えばA.ブランケン(Vrancken)[ファルベ・ウンド・ラック (Farbe und Lack)、83,3(1977)171]に記述されている。
ある好適な具体例において、2つのワニス層は、互いに最大の色コントラストを有する。これが本発明のラベルが好ましくは不透明の上層からなる理由である。この層はレーザー光線で容易に焼くことができる。下の第2層は、特に第1層と対照をなす色で、レーザー光線で容易に焼けないようなものである。
他の好適な具体例において、厚さ5−70μmの付加的接着剤層は、第2のワニス層に塗布され、必要ならば該接着剤層上に剥離紙を配置する。
感圧性接着剤、ホットメルト接着剤または反応性接着剤などを含んでなる第3層は、基板との接着結合の形成が目的である。接着剤層の厚さは好ましくは5−70μm、特に10−30μmである。保護の特徴の結果として、すでに存在しているレーザーラベルへの悪い効果はない。即ち機械的、物理的、及び化学的耐性における変化はない。本ラベルは、適用の観点から、レーザー書き込み性または情報の判読性に関して減点はない。
第1のワニス層は、支持担体シ−トに塗布され、高エネルギー(150−500kV)電子線への露呈により有効な無酸素条件下に硬化される。2つのワニス層間の接着を改善するために、特に低度の照射を用いてまたはある量の酸素を用いて僅かに粘ちょうな表面をもたらすことができる。この第1層の上に第2層が塗布され、同様に電子線により硬化される。これに次いで、適当ならば接着剤をコーティングし、続いて所望により保護紙で被覆する。その後、第1の上層の自由表面が露呈されるようにポリエステルフィルムが除かれる。ポリエステルフィルムの表面の形に依存して、この上層は光沢があっても、平滑でも、艶消しでも、エンボス加工されていてもい。
本発明のラベルは、同業者にとってこのように予見できなかった多数の利点を特徴として有している。
・塗布後、ラベルは迅速に読み取れ、光学的に可視化でき、また触知できる。
・識別は補助手段を用いずに可能である。言い換えれば本物のチェックはUVまたはIRランプなどがなくても行いうる。
・識別は明白であるから、誤った判断の危険性は低い。
本ラベルは特別な製造法に基づいて非常に高度の偽造防止保護を特徴とする。これは、印刷工程がレーザーで書き込めるラベル材料の、負(negative)表示でコピーされる危険性が非常に低いことを意味する理由である。偽造防止保護の迅速な伝達と手立てが可能である。言い換えると、すべての重要な検査場所、例えば作業場、警察、税関、などへの迅速な情報が特別な複雑性なく行える。
第1のレーザーで書き込めるワニス層において、そのワニス層におけるくぼみとして見える、感知できる、及び測定できる顧客個々の識別が実行される。この識別は、より包括的な実験結果の保存を条件として、種々の種類のグラフィクス及びロゴばかりでなく、テキストも含む。両方の組合わせも可能である。例えば自動車製造業者のロゴを、テキストと組み合わせて、シ−トの表面に書き込むことは可能であろう。このシンボルは材料の全幅にわたって広がり、この結果製造される(規定された寸法の)各ラベルにおいて、これらの本物を保証するシンボルの少なくとも1つが存在することを確保する。すでに言及したように、問題のくぼみは、粗くすることに関連して、表面における非常に細かいくぼみである。従って保護シンボルは、目で視覚的に、その艶消しによって、及びそのくぼみのセンサーによる測定により識別できる。
この「エンボス加工」は、実際の製造操作前に来る段階において、一種の「負」の手段により製造され、続いて標準的なレーザーシ−トの非常に複雑な且つほとんど完全に真似のできない製造工程へ組み込まれる。従ってこの本物の特徴のコピーは不可能である。
本発明を、これに限定するものではないが、2つの例を参照して例示する。図面において、図1は本発明のラベルの構成を示す。本発明の、図1に示されるラベルの構成において、第1のワニス層10は第2のより厚いワニス層20の上に位置する。これは、ある好適な具体例において、接着剤30、特に感圧性接着剤層上にあり、これが剥離紙40で被覆されている。第1のワニス層10において、第1のワニス層10を印刷された支持担体シ−ト上にコーティングすることによって形成される識別11を読み取ることができる。ここに選択した通常の図柄はテキスト「tesa」であり、アウトラインで囲まれている。
印刷すべき基版、この場合には三菱からのポリエステルフィルム[ホスタファン(Hostaphan)RN75]を、印刷に先立って所望の表面張力をもたらすようにコロナ処理を行った。これは出力0.2−2.0kWのベタフォン(VETAPHON)コロナプラスDK−E処理機ET2を用いて行なうことができる。更なる加工のために表面張力を>50mN/mに調整することが有利である。
青色色調のカチオン的に硬化しうるUVワニスとして、シクパ(SICPA,Aarberg)からのシクパ360076を使用した。印刷インキはシリンダ−への粘着を防止する試剤5重量%を混合することによって工程に対して最適化した。
アルソマ(ARSOMA)em410またはem510UVフレキソグラフィ−印刷機を用いて、予備処理したポリエステルフィルムを、フレキソグラフィ−印刷装置を30m/分の機械速度で通過させて印刷した。フレキソグラフィ−印刷版への正確に規定されたインキ転写は、対応する刻まれたローラーを用いて、負のドクターブレード(doctor blade)法で行った。次いでインキを版からフィルム基版へ、インキ高さ3−4μmで転写した。フィルム基版へ塗布されたインキを、強力なUVランプ管を用いて硬化した。この目的に使用される装置はランプ出力110W/cm及び波長365nmのGEWミクロUV装置であった。ここで支持担体シートは更なる処理の行なえる状態となった。
次いで長鎖ポリエステルジオ−ル、脂肪族ジイソシアネ−ト、及び末端アクリル基(分子量約1500、官能化度2)から作られた市販のポリウレタンアクリレートをビスアクリル酸ヘキサンジオ−ル20%と混合して約10Pa・sの高粘度を有する液体とした。これを用いて、
・12%カ−ボンブラックFCF(平均粒子直径23μm)と共にトリプルロールミル上で分散させることにより黒色ペーストA、及び
・Al及びSiで安定化されたルチル顔料(TiO含量90%。密度3.9g/cm)45%と共に分散させた白色ペーストB,
を製造した。
ペーストAを厚さ10μmで、2軸配向した及びエンボス加工した厚さ50μmのポリエステルにコーティングし、不活性ガス中、350keVの電子線を用い、照射量1メガラッド(Mrad)で硬化させた。
次いで白色ペーストBを厚さ50μmで塗布し、再び不活性ガス中、電子線により、照射量3メガラッドで硬化させた。
この生成物に、独国特許第1569898A1号に従い、乾燥後の層が厚さ20μmとなるように感圧接着剤を塗布した。この感圧接着剤を、市販の剥離紙で被覆した。
次いでエンボス加工を有し且つさもなければ鏡様に平滑である生成物の黒色表面が露呈するようにポリエステルフィルムを除去した。
この表面は、例えば制御できる出力のレーザーを用いて、迅速にバーコードを書き込むことができた。コントラストは、読み取り装置を用いて1m以上の距離から間違いなくコードが読めるように十分高かった。
この材料を200℃に1時間加熱すると、長さ方向及び横方向の寸法の収縮は10%未満であった。水への浸積及び/または対候性試験機中での500時間の対候試験は何ら損傷を与えなかった。
本発明のラベルの構成を示す。

Claims (8)

  1. ワニス層を印刷された支持担体シートに塗布し、続いてこれを硬化させることによって得られる少なくとも1つのワニス層を含んでなる、偽造に対し高められた証拠を有するラベル。
  2. 第1のワニス層の上に、第2のワニス層を塗布し、続いて硬化させる、請求項1のラベル。
  3. 第1のワニス層が1−20μm、特に5−15μmの厚さを有し、そして第2のワニス層が20−500μm、特に30−100μmの厚さを有する、請求項1及び2のラベル。
  4. 2つのワニス層が互いに最大の色コントラストを示す、請求項1−3のいずれか1項のラベル。
  5. 第1のまたは第2のワニス層の上に、厚さ5−70μmの付加的接着剤層、及び必要ならばその上に配置された剥離紙が存在する、請求項1−4のいずれか1項のラベル。
  6. 支持担体シートが、ポリマーフィルム、好ましくはポリエステルのポリマ−フィルムである、請求項1−5のいずれか1項のラベル。
  7. 支持担体シート上の印刷物が0.1−15μm、特に1−5μmの高さを有する、請求項1−6のいずれか1項のラベル。
  8. 第1のワニス層において、印刷された支持担体シートの印刷物が0.1−15μm、好ましくは1−5μmのくぼみの形で存在する、請求項1−7のいずれか1項のラベル。
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