JP2005505715A - 連接棒の潤滑を有するクローズド・ギャラリーのピストン - Google Patents

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Abstract

【解決手段】ディーゼルエンジンのためのピストン(10)であって、クローズド・オイル・ギャラリー(42)と、軸線方向に整列されたピン・ボア(58)を備えてなる一対のピン・ボス(44)とを有しているような、ピストン本体(12)を含む。ピン・ボス(44)の内面(48)は、ピン・ボス(44)間に介在する空間(50)によって互いに隔てられ、この空間は連接棒(52)の上端を受け入れて、連接棒は、ピン・ボス(44)の内面(48)に隣接した外面を有している。油通路(86)は、ギャラリー(42)から延びて、ピン・ボス(44)の内面(48)にて開いていて、内面(48)に直接的な潤滑を提供する。
【選択図】図4

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、一般的にはディーゼルエンジン用のピストンに関し、より詳しくは、ピストンの内部に冷却及び潤滑のためのクローズド・ギャラリーを有しているようなピストンに関する。
【背景技術】
【0002】
ディーゼルエンジンの用途においては、冷却油のためのクローズド・ギャラリーが形成されているピストンを提供することが一般的である。ギャラリーは代表的には、リングベルトのすぐ内側で燃焼ボウルの下方に形成されて、ピストンの上部領域を冷却する。冷却のためにギャラリーへ導かれた油は代表的に、ピストンの別の領域をさらに冷却及び/又は潤滑するために様々な通路を通してギャラリーから迂回させられるか、または、単に通路を通してピストンの内側キャビティに排出されて、クランクケースへと戻される。
代表的なピストン組立体においては、潤滑通路は、ピストン本体を連接棒の上端に結合しているピストン・ピンを潤滑するために、ピン・ボスにおける円筒形であるピン・ボア面へと導かれている。連接棒とピン・ボスとの側面にはなんら直接的な潤滑は提供されていない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明の目的は、ディーゼルエンジン用のクローズド・ギャラリー式のピストンの潤滑を改善することである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の好ましい実施形態に従って構成された、ディーゼルエンジン用のピストンは、オイル・ギャラリーと、整列されたピン・ボアを備えたピン・ボスとを有してなるピストン本体から構成される。ピン・ボスは、軸方向内方へ向けられた内面を有していて、これらの内面はピン・ボアを取り巻いていると共に、ピン・ボス間に介在する空間によって互いに隔てられて、連接棒の上端を受け入れる。少なくともひとつの油通路が、ギャラリーから延びて、少なくともひとつの内面にて開口していて、かかる面に冷却油による直接的な潤滑を提供する。
【0005】
本発明の利点は、対応する連接棒の外面と相互作用するピン・ボアの内面を直接的に潤滑するような、クローズド・ギャラリーのピストンを提供することである。これによって、かかる界面が直接的に且つ適切に潤滑されることを確保する。
本発明の他の利点は、製造工程においてわずかな段階を追加するだけで、ピン・ボスの内面における直接的な潤滑を容易に達成することができるので、従来のピストン製作工程から実質的に逸脱せずに、かかるピストンを製造することができることである。
本発明はさらに、エンジンの運転中に直接的な潤滑を行なうことで、ピストンや、ピストン・ピン、及び連接棒の運転寿命を長くできるという利点を有する。
【0006】
本発明の上述の及びその他の特徴及び利点に関しては、以下の詳細な説明と添付図面とを考察することによって、容易に理解できるだろう。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
図1において、本発明の好ましい実施形態に従って構成されたクローズド・ギャラリーのピストン組立体は、符号10にて示されていて、このピストン組立体を構成しているピストン本体12は、上面16を備えた環状の上壁14を有している。燃焼クレータないし燃焼ボウル18は、上面16から上壁14の中へと延在している。上壁14は、上面16と反対側に、下面ないし下側面22を有している。
【0008】
ピストン本体12は、環状であって上壁14から下方へ延在してなる外壁ないしリングベルト24を有している。外壁24は、環状の周辺面26を有していて、該面には複数のリング溝28が形成されている。外壁24は、外面26から半径方向内方に間隔を隔てて、環状の内面30を含んでいる。
ピストン本体12は、燃焼ボウル18から下方へ突出した内壁32を含んでいて、該内壁は、外壁24の内面30から半径方向内方へ間隔を隔てて、半径方向外方へ向いた面34を有している。
ピストン本体12は、上壁14から間隔を隔てて、環状の底壁36を有していて、該底壁は、外壁24と内壁32と下端において両者の間に延在して両者を相互に結合している。底壁36は、上床面38と下面40とを有している。
【0009】
壁14,24,32,及び36とが集合になって、内部の環状のリング状の空洞ないしギャラリー42をピストン本体12の中に形成していて、ギャラリー42はこれらの壁によって閉じられている。図2〜図4に示すように、ギャラリー42はピストン本体12のまわり全体に延在していて、その上部は上壁14にて、底部は底壁36にて、外周は外壁24にて、内周は内壁32にて、それぞれ区画されている。“クローズド”とは、ギャラリー42がその底部において、ピストン本体12の構成要素つまり底壁36によって閉じられているという意味であって、該底壁は、単に外壁24と内壁32との下端の間に延在しているだけでなく、これらの下端を結合している。詳しくは後述するように、冷却油がギャラリー42に出入り循環できるように、様々な開口及び通路が提供されているので、“クローズド”という用語は、冷却油をギャラリー42に流すための、そうした開口及び通路を提供することを想定した用語である。また、壁を説明するために用いている“上”、“底”、“内”、“外”の用語は、ギャラリー42を囲んで取り巻いている壁構造の各部分を表わす意味に解釈されるべきであって、図面に示した実施形態に基づいて厳格に解釈されるべきではなく、ギャラリー42の具体的な形状及びサイズは、個別のピストンに応じて、また、特定の用途のために必要とされる特定の冷却条件に応じて、変更されることを当業者は認識するだろう。
【0010】
ピストン本体12には、さらに一対のピン・ボス部分44が形成されていて、これらは好ましくはインベストメント鋳造(焼流し精密鋳造)によって、内壁32及び底壁36と共に一体的に鋼から形成される。ピン・ボス44は、互いに反対に向いた外面46と、互いに向かい合った内面48とを有している。それぞれの内面48は略平坦であって、好ましくはピン・ボス44の底部へ向けて広がっていて、内面48の間には連接棒52(図4参照)を収容するための空間50が形成されている。空間50の上方には、図示の如く、ドームないし空洞54が延在していて、燃焼ボウル18を冷却する。空洞54を形成している面は、ピン・ボス44の内面48の平面から逸れつつも、該平面から延びていて、図示の実施形態においては、その一部は内壁32の内面56によって提供されている。ピン・ボス44には、軸線方向に整列されたピン・ボア58が形成されていて、該ピン・ボアは、実質的に円筒形であってピン・ボアの軸線A(図3参照)を中心として整列された、ピン・ボア面60を有している。外面46と内面48とはピン・ボア58を取り巻いている。ピン・ボア58はピストン・ピン(図示せず)を受け入れて、ピストン本体12と連接棒52とを相互に結合する。ピン・ボアの面60はピストン・ピンに対する支持を提供し、好ましくはなんらブッシングを使用せずに、ピン・ボア58はブッシング・レス構造にすることが好ましい。それぞれのピン・ボア58は、環状のスナップ・リング溝62を含んでいて、一般的なやり方にて、ピン・ボア58の中にピストン・ピン(図示せず)を固定するためのスナップ・リングを受け入れる。
【0011】
ピストン本体12は、ピストン・スカート64を含んでいる。ピストン・スカート64は好ましくはピン・ボスと一体的に鋳造されていて、関節連結スカートではなくて、モノブロックのピストン構造を提供している。しかしながら、スカートは、ピストン本体12とは別個の構成要素として形成しても良く、ピストン・ピン(図示せず)を介して関節的にピン・ボス44に結合しても、ピストン本体12のクローズド・ギャラリーの構造を維持することができるけれども、やはりモノブロックの構造が好ましい。ピストン・スカート64の外面66は、ピン・ボス44の間に延在していて、実質的に直列状になっていて、外壁24における外面26の延長部分を形成している。外面66は、ピン・ボア58を横切る箇所では中断されていて、窪んだ側面68を提供し、この箇所でスカート64はピン・ボス44に結合されている。ピストン・スカート64の内面70は、ピン・ボア58に隣接した空間72を形成していて、スカート64によって隔てられている。
【0012】
ピストン本体12のクローズド・ギャラリーの構造を達成するためには、ピストン本体12を少なくとも2つの別個の部品から形成し、これらを1又は複数の結合部74にわたって結合することで、合体した単一体の構造を効果的に得ることが好ましい。そうした別個の構成要素を結合するためには多数の方法が存在するけれども、本発明はそれらのすべてを想定するものであって、図3及び図4に示す如く、摩擦溶接74によって、別個に形成された構成要素を結合することは好ましいやり方である。この場合には、結合部74の上方にある上部分76は、結合部74の反対側にある底部分78とは別個に形成して、それから、別個に形成された部分76と78とを結合部74にわたって互いに摩擦溶接することで、図示のような合体した構造を得る。想定されるその他の結合技術のいくつかの例には、他の溶接手段や、接着、鑞付ける、ネジ結合、及び、その他の機械的な及び冶金的な手段であって、別個の構成要素を互いに合体させて、ピストン本体12にクローズド・ギャラリーの構造を作れるような手段が含まれる。
【0013】
本発明のさらに好ましい観点においては、少なくとも底部78は、鋼からインベストメント鋳造(焼流し精密鋳造)され、上部76については、同様に鋼からインベストメント鋳造(焼流し精密鋳造)されるか、または、鍛造などの別の技術やその他の鋳造技術によって形成される。
【0014】
次に図2及び図5〜図7を参照すると、ピストン本体12の底壁36には、少なくともひとつの、好ましくは2つの、油アクセス孔80が形成されていて、該孔は、空間72の内部にて、底壁36の下面40からオイル・ギャラリー42へと延在している。油孔80は好ましくは、冷却油をギャラリー42へ導入するための入口ポートである。ピストン10がディーゼルエンジンに据付けられたとき、油孔80は関連する油注入ノズル(図示せず)に連通して、冷却油の流れを、下から上方の空間72へ、さらに孔80を通してギャラリー42の中へと導く。いったんギャラリー42の中に入った冷却油は、ピストン10の往復運動中の“カクテルシェイク”の如き動作によって、ギャラリー42内を動きまわって、壁から熱を奪い取って、ピストン本体12の上部分を冷却する。
【0015】
ピストン本体12がクローズド・ギャラリーの構造になっているため、上壁14に作用してピストン10をシリンダ内の下方に駆動する燃焼圧力は、内壁32を介してのみならず、外壁24と相互に結合された底壁36をも介して、ピン・ボス44に伝達される。そして、外壁24と外壁36とは、ピストンにおける構造的な荷重支持部分として働いて、破損せずに、燃焼圧力に耐えると共に、かかる荷重をピン・ボス44に伝達することが必要である。油孔80と底壁36とは、底壁の構造において不連続部分を呈しているので、潜在的な応力集中箇所となって、破損する可能性がある。本発明ではかかる問題点を解決するために、油孔80の付近におけるピストン本体の構造を補強して、底壁36に油孔80を設けたことに起因する、応力集中効果を打ち消している。本発明によれば、図2、図6、及び図7に示す如く、ピストン本体12に、油孔80を縁取るような油孔ボス82を形成している。油孔ボス82は、底壁36における局所的に厚い部分として形成されて、油孔80を縁取っていて、底壁36のうち油孔80を取り巻いている領域に、構造的な完全性を追加している。図6及び図7に明瞭に示されているように、油孔ボス82は上床面38の上方へ延びていて、油孔ボス82に隣接した底壁36の部分の厚みは、油孔ボス82を構成している底壁36の部分に比べて薄くなっている。油孔ボス82は好ましくは、外壁24と一体的に形成されて該外壁へ延びていて、油孔80の付近における外壁24と底壁36との間の遷移領域に、構造的な完全性を追加している。図6及び図7に示すように、油孔ボス82のすべての角部を丸めておいて、応力集中を低減させることが好ましい。
【0016】
図2及び図6に良く示されているように、油孔ボスを上から見たとき、これは円形以外の形状、好ましくは略三角形の領域ないし部分84を含んでいて、この箇所にて油孔ボス82は外壁24に結合している。油孔ボス82の具体的なサイズと形状については、油孔80が存在するために生じる応力集中を打ち消すために必要となる構造によって、主として決定される。底部78をインベストメント鋳造(焼流し精密鋳造)することによる利点のひとつは、油孔ボス82を精密に形成し、孔80の応力集中を打ち消すために求められる構造を提供するために必要とされる正味の形状ないしほぼ正味の形状を形成できることである。
【0017】
本発明の別の観点によれば、少なくともひとつの、好ましくは一対の通路86が、ギャラリー42からピン・ボス44の内面48へと直接的に延びていて、ピン・ボス44と連接棒52との間に直接的な潤滑を提供する。図4及び図5には、通路86が明瞭に示されている。図示の実施形態においては、そうした4本の通路86が設けられていて、2本の通路は、ピン・ボア軸線Aの反対側にある、ピン・ボス44のそれぞれの内面48のために働く。通路86は、ドーム54を形成している壁から間隔を隔てて、内面48に対して直接的に開かれていて、ピン・ボス44と連接棒52との間の隙間に直接的な潤滑を提供する。
【0018】
本発明のさらに別の観点によれば、図1及び図3に明瞭に示されているように、ピン・ボア58には、軸線方向の凹部ないしポケット88が形成されて、該凹部ないしポケットはピン・ボア58の軸線Aの方向に延在していて、円筒形であるピン・ボア面60に不連続部分を与えている。凹部88は好ましくは凹面であって、少なくともその一部分は、ピン・ボアの中心軸線Aよりも上方に配置されている。凹部88は、ピン・ボア58の全幅にわたって軸線方向に延在していて、ピン・ボア面60におけるピン・ボス44の外面46と内面48との間の幅と、同じ広がりを有している。凹部88同士は互いに軸線方向に整列されていて、ピン・ボア面60と同様に、ピン・ボス44における内面48の間にある空間50によって中断されている。凹部88は、ピン・ボアの軸線Aの方向から見ると、ドーム形状ないし凹面の断面形状になっている。油通路90は、ギャラリー42から延びて、それぞれの凹部88に直接的に開かれていて、ピストン10の運転中に、ピン・ボア58の全幅にわたらせるように、凹部88に油を供給する。油通路90は好ましくは、ギャラリー42の最下端を起点にしていて、ピストンのすべての動作サイクル中に、ピン・ボア58に定常的な油の供給を提供する。油通路90が凹部88へ入る入口については、ピン・ボス44における外面46と内面48との中間付近として、均一な油の分布を促進することが好ましい。凹部88は、油のためのリザーバないし保持ポケットとして働いて、ピストン10の全ストロークにかけてピン・ボア面60への油の供給を続けて、常時、均一な潤滑を提供する。
【0019】
以上の教示に基づけば、本発明の多くの変更及び応用が可能であることは明らかである。従って本発明は、特許請求の範囲の範囲内において、明確に説明したのとは異なったやり方で実施できることを理解されたい。発明の範囲は特許請求の範囲によって定められている。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】図1は、本発明の好ましい実施形態に従って構成されたピストンを示した立面図である。
【図2】図2は、図1の線2−2に沿った横断面図である。
【図3】図3は、図2の線3−3に沿った一部破断図であって、ピストン組立体の全体について示している。
【図4】図4は、図2の線4−4に沿った断面についての立面図であって、ピストン組立体の全体について示している。
【図5】図5は、図1のピストンの一部分を示した底部斜視図である。
【図6】図6は、図2と同様にピストンの上部部分を除去して示した、部分的な上部斜視図である。
【図7】図7は、図6の線7−7に沿った部分的な断面図である。

Claims (9)

  1. ディーゼルエンジン用のピストンであって、このピストンが、
    オイル・ギャラリーを備えたピストン本体と、
    ピン・ボアの軸線を中心として整列されたピン・ボアを備えると共に連接棒の上端を受け入れるために前記ピン・ボアを取り巻き且つ前記ピン・ボス間に介在する空間によって互いに離間した軸方向内方へ向けられた内面を備えた一対のピン・ボスと、
    冷却油による直接的な潤滑を提供するように、前記オイル・ギャラリーから少なくともひとつの前記ピン・ボスの前記内面へと延在した少なくともひとつの油通路と、
    を有することを特徴とするピストン。
  2. 前記オイル・ギャラリーから前記ピン・ボスのそれぞれの前記内面へと延在してなる、前記油通路を少なくともひとつ含んでいる請求項1記載のピストン。
  3. 前記オイル・ギャラリーから前記ピン・ボスのそれぞれの前記内面へと延在してなる、前記油通路が2つ設けられている請求項1記載のピストン。
  4. それぞれの前記内面に関連した前記油通路は、前記ピン・ボアの軸線のそれぞれ反対側に配置されている請求項3記載のピストン。
  5. 前記内面は略平坦である請求項1記載のピストン。
  6. 前記内面は非平行になっている請求項5記載のピストン。
  7. 前記内面は、前記オイル・ギャラリーから遠ざかる方向に広がっている請求項6記載のピストン。
  8. 前記ピストン本体は少なくとも2つの別個の部品から製造されていて、これらが少なくともひとつの結合部にわたって結合されて、前記オイル・ギャラリーを形成している請求項1記載のピストン。
  9. 前記結合部は、摩擦溶接結合から構成されている請求項8記載のピストン。
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