JP2005500931A - 車両に設置された警報信号の発信に追従して映像シーケンスを蓄積する装置 - Google Patents
車両に設置された警報信号の発信に追従して映像シーケンスを蓄積する装置 Download PDFInfo
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Abstract
本発明は記録及び/又は蓄積装置に関し、該装置は、車両(20)に設置され且つ一連の映像を連続的に出力するように構成された少なくとも1つのカメラ(V1〜V4)と、前記カメラ(V1〜V4)により出力された映像を個々の瞬間においてバッファ(23)に転送し、前記ストレージが当該瞬間に先立つ所定時間に前記カメラにより撮影された一連の映像を格納するようになし得る電子回路(21)と、衝突センサ(25)とを含む。後の再生のために、バッファ(23)に格納されたデータのストレージメモリ(24)への転送が、運転者より実行されるコマンドに応じて或いは任意選択として衝突の検知に追従して自動的に実行され得る。
Description
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両に搭載されたセンサによる警報信号の発信に追従して映像シーケンスを記録及び/又は蓄積する装置に関する。
【背景技術】
【0002】
特に、他を除外するものではないが、駐車中の車又は道路上でさえ発生する衝突の如き事象の環境を映像化するための映像の提示及び引き続く原因及び責任の推測の手立てを設けることに適用可能である。これは、法的権限者、警察、道路安全化組織及び保険会社により用いられ得る。これは、尋問のコスト及び真実に寄与し且つ示し決定するのに要するコストを大きく低減することを可能とする。
【0003】
事実、車で被る衝突或いは道路事故の多数は説明し切れるものではなく、事故後に記録されたパラメータ(ブレーキ跡、衝突位置)は事故の間に発生した全ての事象を十分精確に追跡しこの事故に関わった全ての当事者を識別し得るものではないことは知られている。従って、これでは事故の原因となる運転の誤りをなした加害者は、事故により被害を受けていない場合にさえ、法的手続を逃れることができる。彼は(事件の多くではその事故に対する責任が共同責任である場合にさえ)自身が関与した誤りの因果関係をしばしば劇的に無視することさえ有り得る。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
それ故に、本発明の目的は、なによりも、車両の周りの空間、好ましくは車両の前部及び後部にある空間を通常映像レートで撮影するように設置され、車両に作用してセンサによる検知信号の発信を誘起する衝突の如き事象の発生の所定の時間期間及び/又は追従した時間期間にカメラにより出力されるシーケンス状の映像を蓄積することで、この間にカメラにより撮られた映像を衝突後に表示し得るようにする少なくとも1つカメラを導入する装置を提供することでこの問題を解決することである。
【0005】
とりわけこの装置は、車両が停止又は駐車時に第1の動作モードを提供し得る電子ストレージ及びプロセッシング回路を導入する。この回路は以下の手段を含む。
【0006】
−車両が停止又は駐車している時において、検知信号の発信に追従した所定時間にカメラにより出力される映像をバッファメモリ内に転送する手段、
−警報信号を発信することで、センサが検知信号を発信したこと、及び結果として衝突の環境に関するシーケンス状の映像が該バッファメモリ内に記録されたことを示す手段、及び、
−運転者をして制御操作をなさしめることで該バッファメモリ内に含まれる映像のストレージメモリへの転送を起動する手段を含む。
【0007】
有利には、前記電子プロセッシング及び/又はストレージ回路は、該ストレージメモリへのその可能な転送に先立ってバッファメモリの内容を表示する手段と、該バッファメモリに置かれていて該カメラの1つから発生するシーケンスを選択しストレージメモリ内に転送する手段とを含む。
【0008】
これらの構成の手段により、駐車して放置された後に彼の車に入る運転者に警告信号により、彼の不在の間にセンサが衝突を検知したことで該衝突の原因を決定し得るシーケンス状の映像がバッファメモリ(RAM)内に記録されたことが通知される。
【0009】
該運転者は、次いで、彼の車両が衝突により損傷を受けたか否かを判定することができる。もしそうなら、該バッファメモリ(偽装し得ない)に含まれる映像のストレージメモリカードへの転送のトリガをなすことができる。
【0010】
次いで、該運転者は、該ストレージメモリに含まれる映像の読み出しを、例えばコンピュータ或いは車両に装備されているならGPSスクリーン上でなすことができる。
【0011】
多様なカメラから発生するシーケンスを連続的に映像化することにより、該運転者はどれが有益且つ有利な情報を含んでいるかを決定し、このカメラからの映像を記録媒体上に、例えば公正証明(constat)と共に彼の保険会社に送ることのできるカセット又はフラッシュメモリカードの如き媒体上に転送し得る。
【0012】
本発明の他の特徴によれば、電子ストレージ及び/又はプロセッシング回路が「車両移動」状態に対応する第2の動作モードを提供し得るように構成される。すなわち、
・該カメラは、撮影しつつ映像をバッファメモリに連続的に転送することで、定常状態条件の場合に個々の瞬時において、当該瞬時に先立つ所定時間に該カメラにより撮影された映像シーケンスを該バッファメモリは含むことになる。
【0013】
・該センサは、前記検知信号の発信の間に該電子回路において動作して、データが保持されるストレージメモリへのバッファメモリに格納されるデータの転送動作のトリガをなす。
【0014】
有利には、該第1の動作モードは、車両の主スイッチが切られた時及び/又は何ら動きが検知されない時に自動的にトリガされる。
【0015】
同様に、第2の動作モードのトリガが車両の主スイッチの閉路に追従して及び/又は該車両の動きが検知された時になされ得る。
【0016】
これは、言及されるタイプの装置の実施例により提示される最も懸案の問題の1つが、カメラにより出力される映像に関係するデジタルデータのリアルタイムな蓄積に関わることを立証している。
【0017】
事実、カメラの通常のレートは1秒間当たり25映像であり、映像当たりの画素数は少なくとも28万画素(700×400)である。これは8階調の白黒映像の場合で、224万ビット(8×280,000)、すなわち1秒間に56Mビット(25×2,240,000)が転送されなければならないことを意味する。
【0018】
1mnのシーケンスの場合、バッファメモリの内容は56Mビット×60=3.36Gビットにも達するはずである。当然、これらの内容は用いられるカメラの台数倍になるし、付加的な情報に関係するビット量により更に増大する。
【0019】
更に、自動車が達する速度と、とりわけ事故が過剰速度に依るものであることに注目すると、本発明の装置は、約200km/h又はそれ以上の速度において動作し得るものであることが必要である。この(約55m/s)の速度について見ると、2つの連続する映像間で車が追跡する経路は約2mになる。25映像/秒のレートは最小のレートであり、これ以下では事故を有効に再現することは不可能であることが注記される。
【0020】
このレートに注目すると、カメラとストレージメモリとの間のデータ転送は、何らかの圧縮システムを用いる必然性無しに高速度で実行されなければならない。事実、かかるシステムはこの適用の要求仕様に不適な処理時間を要求する。
【0021】
更に、あるタイプのメモリの使用、特に、データ転送が連鎖的に実行されなければならないフラッシュメモリの使用では記憶動作に遅滞があることが禁じられている。
【0022】
なぜ故に前説の如き装置を具現化しようとする企てが不成功に終わるかは以上の理由による。
【課題を解決するための手段】
【0023】
これらの問題を解決するために、本発明は、カメラから出力されるデジタルデータを一時的に保存し、その容量が前述のものに対応するRAMメモリを備えるマイクロプロセッサ構造を有するストレージ及び電子プロセッシング回路を用いることを提示している。該カメラからの各画素に関係するデータの転送は並行して実行されて、メモリロード及び転送を徹底して最小に低減する。
【0024】
更に、ストレージメモリは、利点として特別に設計されたハードディスクからなることで強い衝突から保護するようにしている。この解決の利点は、かかるタイプの適用において合致する極度に短い転送時間を得ることを可能にすることにある。
【0025】
有利には、前記センサは、加速度計を含み且つ車両の動きを検知するのに用いられ得る衝突センサからなる。
【0026】
加えて、該電子回路は、第2の動作モードの間に、該センサにより発信される検知信号の発信に従って所定時間に該カメラにより撮られる映像をストレージメモリに記録するように構成され得る。
【0027】
同様に、該ストレージ及びプロセッシング回路は、各々の映像日付情報及び/又は車両の速度及び/又はブレーキの状態(働いていたか否か)の如き多様なパラメータに関係する情報を関連付ける手段を含む。
【発明を実施するための最良の形態】
【0028】
本発明の多様な実施例が添付の図面を参照して非限定的例示のやり方で以降に示される。
【0029】
この例において、自動車1には、フロントガラス及びバックライトの上部に各々置かれたカメラ2、3が備えられている。
【0030】
これらの2つのカメラ2、3により出力される映像は、デジタルメッセージ合成エレメント7により並行に設置された2つのストレージユニット5、6(例えば、RAMタイプの不揮発性メモリからなり得るバッファメモリ)に接続された電子プロセッシング回路4に送信される。該電子プロセッシング回路及びストレージユニット5、6及び該メッセージ合成エレメントを含むアセンブリは、マイクロプロセッサのそれと同様の構造を呈しても良い。
【0031】
有利には、カメラにより走査される各画素に関係するデータの該電子プロセッシング回路への転送が並行してなされることで、転送及び蓄積時間が可能な限り低減される。
【0032】
ストレージユニット5、6は、例えば0秒〜1分間の如き所定時間を有するシーケンス状のデジタルメッセージに対応する容量を有する。その構造は、最初に導入された情報が最初に引き出されるFIFOバッテリの構造である(導入される情報の最後のアイテムが、該バッテリ内に含まれる情報のうちの最初に再入力されたアイテムの引き出し又は削除を誘起する)。
【0033】
デジタルメッセージ合成エレメント7は、また、車の主スイッチの状態を検知する検知エレメント8と、自動車の衝突及び動き検知し得る加速度計9と、速度カウンタ10と、同様にブレーキの状態(ブレーキ動作/非動作)を検知する検知装置11とに接続される。
【0034】
エレメント7は、一連のメッセージM1、M2、、、Mn及びM'1、M'2、、、M'nをカメラ2、3のレートに等しいレート(例えば、25映像/秒)で合成するように構成される。各デジタルメッセージは、カメラにより撮られた映像I、日付データD、速度に関係するデータV及びブレーキFの状態を含む。
【0035】
電子プロセッシング回路4のカメラ2、3、合成エレメント7及びメモリ5、6への電源供給は、加速度計及び車の主スイッチの状態を検知するセンサ8に接続されている制御ユニット12から制御される電源供給回路により確保される。
【0036】
前述の装置の機能構成は以下のようである。
【0037】
自動車が始動した時、電源供給回路は通常の主電源スイッチの閉路を踏まえて、加速度計9により有り得る運動検知の後、全装置の電源供給を電流により誘起する。
【0038】
この理由で、個々の瞬間において、2つのメモリユニット5、6の各々は新しいメッセージを保存することで、時間経過後、各メモリは所定時間内(0秒〜1分)に撮られた映像のみならず、これら映像の各々に関連する前述の情報を含むシーケンス状のメッセージを含むことになる。
【0039】
有意な衝突が発生した時、加速度計9は該メモリのうちの合成及び管理エレメントに信号を送り、この信号は、メモリ5、6の内容をストレージメモリすなわちこの場合ハードディスクに転送する起動をなす。
【0040】
ストレージメモリすなわちハードディスクに格納されたシーケンスは、後に読み出しのために引き出され得る。これは例えば通常のデータプロセッシング端末Tの画面において読み出される。
【0041】
このシーケンスの読み出しの間に、操作者には図1に示されるように、映像及びその同時期のパラメータ(速度/時間/ブレーキ操作)の内容が表示され、映像の一時停止、可能であれば拡大を実行できる。
【0042】
勿論、ハードディスク内に格納されている情報に偽造され得ない暗号化手段を確保して、権限のない者によるこの情報の使用を忌避するようにする準備がなされ得る。
【0043】
車が止まった時、加速度センサ9が対応する情報を電子プロセッシング回路及び合成エレメントに送信する。この情報は、メッセージの合成とメモリ5、6へのそれぞれの送信を中断する。同時に、カメラ2、3への電源供給を切断することを可能とする。
【0044】
次に衝突が発生したとき、加速度計9により発信される信号は、カメラ2、3、電子回路4、合成エレメント7及びメモリ5、6の始動を誘起する。
【0045】
このメモリは、次いで、例えば、衝突が検知された瞬時に依存して0秒〜1分の所定時間にエレメント7により送信される2重のシーケンス状のメッセージを記録する。
【0046】
この期間の終端において、メモリ5、6のうちの管理及び合成エレメント7は、メモリ5、6の内容をストレージメモリすなわちここではハードディスクに転送する動作を誘起する信号を発生する。
【0047】
前に示されたのと同一のやり方で、ストレージメモリすなわちハードディスクに格納されたシーケンスが引き出されて後の読み出しを可能とすることで、衝突の環境を判定し、誰がかかる衝突の原因をなしたかを識別する(衝突を引き起こした車の登録プレートの読み出し)。
【0048】
有利には、電子プロセッシング回路4と、メモリ5、6の管理及び合成エレメント7と、制御ユニット12とを含むアセンブリはマイクロコントローラMC(破線で示す)に集積され得る。
【0049】
任意選択的なやり方として、車にはカメラに撮られた映像を表示する表示コンソールCVが備え得る。この構成は、運転者が運手操作中に彼の経路で見つけた障害物を避けることを可能とする。
【0050】
図2において示される例において、その装置は例えば自動絞りレンズを備えた4つのカメラV1〜V4を導入する。これらのカメラのうち2つのカメラV2及びV3は、車両20の前部に固定され、一方、他の2つのカメラV1及びV4は後部に固定される。
【0051】
これらのカメラV1及びV4は、4つのパラレルポートを含むインタフェース回路22によりマイクロプロセッサ21を含むマイクロコンピュータに接続される。この通常のタイプのマイクロプロセッサ21は、ROMデッド(dead)メモリと、2Gオクテットの如き大容量を備えたライブ(live)メモリ23とが接続される。
【0052】
加えて、このマイクロプロセッサ21には、好ましくは、例えば10Gオクテットのハードディスクからなる不揮発性且つ再書込不能メモリ24に接続される。
【0053】
事実、RAMメモリ23は、例えば25秒の如き所定時間にカメラV1〜V4により生成されるシーケンス状の映像を永続的に蓄積し得る必要がある。
【0054】
不揮発性メモリ24は、例えば5つの如き所定数の映像シーケンスを蓄積し得るような大きさにされる。
【0055】
マイクロプロセッサ21は、更に、第1に縦軸及び横軸の加速度に感応する2軸加速度計と、第2に車両20の主スイッチ26とを含む。
【0056】
これは、インタフェース27及び通常のコネクタ28により周辺機器に接続され得る。このインタフェース27は、不揮発性メモリすなわちハードディスク24に保存された映像を回復することを意図するものである。これは、カメラV1〜V4から発生される画素をリアルタイムに表示し且つ可能ならば不揮発性メモリすなわちハードディスク24に保存された映像シーケンスを表示するためのディスプレイを接続する手段を含んでも良い。このディスプレイユニットは、有利には、車両のためのGPS(Global Positioning System)の表示ユニットを含む。
【0057】
この装置のひとまとまりの電子回路の電源供給は、5分〜10分の自律性を与えるバッテリ29により有効化され、これ自身は車のバッテリから供給される。このバッテリ29は、永続的な監視を実行する加速度計25に直接に接続される。他方、本装置の他の電子回路の電源供給は、加速度計25により且つ車両の主スイッチ26の開閉により制御されるコントーラブルスイッチ30により有効化される。
【0058】
該電子回路のアセンブリは、火及び機械的な攻撃から保護し得る密閉容器の中に好ましくは据えられる。この容器には、例えばペルチェ効果セルを導入する温度調整装置31が備えられる。実際、この装置は車の内部に発生し、使用電子回路が正しく機能するための要求温度範囲以上の温度差(冬季、夏期)に本質的に影響を受けることがわかっている。
【0059】
前述の装置の機能の実現化は以下の通りである。すなわち、停止又は駐車中の車両における第1動作モードでは、スイッチ30が開路状態にあって、加速度センサ25のみがバッテリ29により電源供給されている(監視モード)。
【0060】
所定の閾値を超える振幅の衝突が発生したとき、加速度センサ25はスイッチ30を閉じ、装置全体の電子回路に電源供給する。マイクロプロセッサ21は、車両の環境を所定時間に撮影するカメラV1〜V4により出力されるデジタルデータをバッファメモリ23に蓄積する。同時に、マイクロプロセッサ21は、警報回路33を活性化する。これは、運転者に、彼の不在中にセンサが衝突を検知し、結果として衝突の原因を決定できるはずの映像のひとまとまりがバッファメモリ23に記録されていることを通知することが意図されている。この音響的及び/又は映像警報信号は、永続的に或いは運転者が自分の車に入ろうとしてドアを開けたときにだけトリガがなされ得る。
【0061】
運転者は,次いで、車両を検査し該車両が衝突により損傷したか否かを知るように誘導される。
【0062】
もし該車両が損傷を受けていない場合には、運転者はその警告を考慮することなく、バッファメモリ23内に保存されたシーケンスは、(有効な目的無しにこれをロードすることを避けるため)ストレージメモリ24に転送されない。任意選択として、運転者は、例えば、マイクロプロセッサ21に接続された釦を押すことでバッファメモリの消去を誘起することもできる。
【0063】
他方、運転者が衝突によりもたらされた損傷の存在を観察したなら、バッファメモリ23内に格納されたデータのストレージメモリ24への転送を誘起することができる。この転送は、例えば、マイクロプロセッサ21に接続された釦34を押すことで得ることができる。
【0064】
改竄及び変造し得ないストレージメモリ24は、それ故に該衝突の環境に関係する情報を含むをものとなり、これにより誰が前記衝突の原因をなしたか後に知ることを可能とする。この情報は、次いで、該衝突に関して最適に配向されたカメラから発生したものと見做される。
【0065】
運転者は、次いで、例えば、接続手段28に接続された可搬型コンピュータ上で、或いは車両に備えられているならGPS(Global Positioning System)スクリーン上で、ストレージメモリ内に格納された映像を読むことができる。
【0066】
該カメラから出力されたシーケンスを連続して映像化することで、運転者は、どれが当該衝突に関わる有益且つ有利な情報を含んでいるか判定することができる。次いで、運転者は、カセット又はコネクタ28を介したフラッシュメモリカードの如き記録媒体上にこのカメラからの映像を転送することができる。次いで、運転者は、この媒体を彼の保険会社に内容証明と共に送ることができる。
【0067】
第2動作モードによれば、全電子回路への電流による電源供給は、加速度センサ25による動きの検知に追従して(連続した供給)及び/又は該車両を発進するための主スイッチ26の作動に追従して実行される。
【0068】
カメラV1〜V4により撮られる映像は、次いで、インタフェース22を介して、マイクロプロセッサ21に送信される。該マイクロプロセッサ21は、これらをライブメモリ23に蓄積する。該メモリは、個々瞬間において、例えば当該瞬間に先立つ25秒間の如き所定時間に4つのカメラから出力される映像を格納していることになる。
【0069】
加速度計25が次いで所定の閾値を超える振幅を有する衝突を現す加速度を検知する場合には、このマイクロプロセッサ21は、該ライブメモリへの映像の記録を5秒後に停止する。
【0070】
次いで、2つの連続する期間(例えば25秒及び5秒)の間に受信される、ライブメモリ23中に含まれる全ての情報は、マイクロプロセッサ21により、不揮発性メモリすなわちハードディスク24内に転送される。
【0071】
該車両は、その主スイッチから発生する始動情報を受信することでマイクロプロセッサ21を再始動した時、電子回路、特にライブメモリ23を再初期化する。他方、これは、以前に記録した情報を従前より維持している不揮発性メモリすなわちハードディスクを作動せしめない。これは、次いで、カメラV1〜V4から発生する映像をバッファメモリへの記録を継続する。
【0072】
このプロセスは、不揮発性メモリ(すなわちハードディスク)の容量に依存して、不揮発性メモリすなわちハードディスクが満杯になるまで何回か(例えば5回)繰り返される。確立されていった手順に従って不揮発性メモリ24のフォーマットを変更することが評価される。
【0073】
インタフェース27により、不揮発性メモリすなわちハードディスク24内にロードされたデータがコンピュータのメモリ内に転送される。このデータは、次いで、前面及び背面の映像にて通常の読み取り、可能ならば映像毎に拡大することで表示される。
【0074】
勿論、マイクロプロセッサ21には、前述の例の如く車両の作動パラメータを検知する多様なセンサが接続され、更には車両の運転に関係するパラメータを検知するセンサが接続され得る。
【0075】
これらのパラメータが映像と同時に表示されることで、衝突が発生した環境のより良好な理解を可能とする。
【図面の簡単な説明】
【0076】
【図1】本発明による装置であり自動車に装備した場合の実施例の図である。
【図2】本発明による装置の変形例の図である。
【0001】
本発明は、車両に搭載されたセンサによる警報信号の発信に追従して映像シーケンスを記録及び/又は蓄積する装置に関する。
【背景技術】
【0002】
特に、他を除外するものではないが、駐車中の車又は道路上でさえ発生する衝突の如き事象の環境を映像化するための映像の提示及び引き続く原因及び責任の推測の手立てを設けることに適用可能である。これは、法的権限者、警察、道路安全化組織及び保険会社により用いられ得る。これは、尋問のコスト及び真実に寄与し且つ示し決定するのに要するコストを大きく低減することを可能とする。
【0003】
事実、車で被る衝突或いは道路事故の多数は説明し切れるものではなく、事故後に記録されたパラメータ(ブレーキ跡、衝突位置)は事故の間に発生した全ての事象を十分精確に追跡しこの事故に関わった全ての当事者を識別し得るものではないことは知られている。従って、これでは事故の原因となる運転の誤りをなした加害者は、事故により被害を受けていない場合にさえ、法的手続を逃れることができる。彼は(事件の多くではその事故に対する責任が共同責任である場合にさえ)自身が関与した誤りの因果関係をしばしば劇的に無視することさえ有り得る。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
それ故に、本発明の目的は、なによりも、車両の周りの空間、好ましくは車両の前部及び後部にある空間を通常映像レートで撮影するように設置され、車両に作用してセンサによる検知信号の発信を誘起する衝突の如き事象の発生の所定の時間期間及び/又は追従した時間期間にカメラにより出力されるシーケンス状の映像を蓄積することで、この間にカメラにより撮られた映像を衝突後に表示し得るようにする少なくとも1つカメラを導入する装置を提供することでこの問題を解決することである。
【0005】
とりわけこの装置は、車両が停止又は駐車時に第1の動作モードを提供し得る電子ストレージ及びプロセッシング回路を導入する。この回路は以下の手段を含む。
【0006】
−車両が停止又は駐車している時において、検知信号の発信に追従した所定時間にカメラにより出力される映像をバッファメモリ内に転送する手段、
−警報信号を発信することで、センサが検知信号を発信したこと、及び結果として衝突の環境に関するシーケンス状の映像が該バッファメモリ内に記録されたことを示す手段、及び、
−運転者をして制御操作をなさしめることで該バッファメモリ内に含まれる映像のストレージメモリへの転送を起動する手段を含む。
【0007】
有利には、前記電子プロセッシング及び/又はストレージ回路は、該ストレージメモリへのその可能な転送に先立ってバッファメモリの内容を表示する手段と、該バッファメモリに置かれていて該カメラの1つから発生するシーケンスを選択しストレージメモリ内に転送する手段とを含む。
【0008】
これらの構成の手段により、駐車して放置された後に彼の車に入る運転者に警告信号により、彼の不在の間にセンサが衝突を検知したことで該衝突の原因を決定し得るシーケンス状の映像がバッファメモリ(RAM)内に記録されたことが通知される。
【0009】
該運転者は、次いで、彼の車両が衝突により損傷を受けたか否かを判定することができる。もしそうなら、該バッファメモリ(偽装し得ない)に含まれる映像のストレージメモリカードへの転送のトリガをなすことができる。
【0010】
次いで、該運転者は、該ストレージメモリに含まれる映像の読み出しを、例えばコンピュータ或いは車両に装備されているならGPSスクリーン上でなすことができる。
【0011】
多様なカメラから発生するシーケンスを連続的に映像化することにより、該運転者はどれが有益且つ有利な情報を含んでいるかを決定し、このカメラからの映像を記録媒体上に、例えば公正証明(constat)と共に彼の保険会社に送ることのできるカセット又はフラッシュメモリカードの如き媒体上に転送し得る。
【0012】
本発明の他の特徴によれば、電子ストレージ及び/又はプロセッシング回路が「車両移動」状態に対応する第2の動作モードを提供し得るように構成される。すなわち、
・該カメラは、撮影しつつ映像をバッファメモリに連続的に転送することで、定常状態条件の場合に個々の瞬時において、当該瞬時に先立つ所定時間に該カメラにより撮影された映像シーケンスを該バッファメモリは含むことになる。
【0013】
・該センサは、前記検知信号の発信の間に該電子回路において動作して、データが保持されるストレージメモリへのバッファメモリに格納されるデータの転送動作のトリガをなす。
【0014】
有利には、該第1の動作モードは、車両の主スイッチが切られた時及び/又は何ら動きが検知されない時に自動的にトリガされる。
【0015】
同様に、第2の動作モードのトリガが車両の主スイッチの閉路に追従して及び/又は該車両の動きが検知された時になされ得る。
【0016】
これは、言及されるタイプの装置の実施例により提示される最も懸案の問題の1つが、カメラにより出力される映像に関係するデジタルデータのリアルタイムな蓄積に関わることを立証している。
【0017】
事実、カメラの通常のレートは1秒間当たり25映像であり、映像当たりの画素数は少なくとも28万画素(700×400)である。これは8階調の白黒映像の場合で、224万ビット(8×280,000)、すなわち1秒間に56Mビット(25×2,240,000)が転送されなければならないことを意味する。
【0018】
1mnのシーケンスの場合、バッファメモリの内容は56Mビット×60=3.36Gビットにも達するはずである。当然、これらの内容は用いられるカメラの台数倍になるし、付加的な情報に関係するビット量により更に増大する。
【0019】
更に、自動車が達する速度と、とりわけ事故が過剰速度に依るものであることに注目すると、本発明の装置は、約200km/h又はそれ以上の速度において動作し得るものであることが必要である。この(約55m/s)の速度について見ると、2つの連続する映像間で車が追跡する経路は約2mになる。25映像/秒のレートは最小のレートであり、これ以下では事故を有効に再現することは不可能であることが注記される。
【0020】
このレートに注目すると、カメラとストレージメモリとの間のデータ転送は、何らかの圧縮システムを用いる必然性無しに高速度で実行されなければならない。事実、かかるシステムはこの適用の要求仕様に不適な処理時間を要求する。
【0021】
更に、あるタイプのメモリの使用、特に、データ転送が連鎖的に実行されなければならないフラッシュメモリの使用では記憶動作に遅滞があることが禁じられている。
【0022】
なぜ故に前説の如き装置を具現化しようとする企てが不成功に終わるかは以上の理由による。
【課題を解決するための手段】
【0023】
これらの問題を解決するために、本発明は、カメラから出力されるデジタルデータを一時的に保存し、その容量が前述のものに対応するRAMメモリを備えるマイクロプロセッサ構造を有するストレージ及び電子プロセッシング回路を用いることを提示している。該カメラからの各画素に関係するデータの転送は並行して実行されて、メモリロード及び転送を徹底して最小に低減する。
【0024】
更に、ストレージメモリは、利点として特別に設計されたハードディスクからなることで強い衝突から保護するようにしている。この解決の利点は、かかるタイプの適用において合致する極度に短い転送時間を得ることを可能にすることにある。
【0025】
有利には、前記センサは、加速度計を含み且つ車両の動きを検知するのに用いられ得る衝突センサからなる。
【0026】
加えて、該電子回路は、第2の動作モードの間に、該センサにより発信される検知信号の発信に従って所定時間に該カメラにより撮られる映像をストレージメモリに記録するように構成され得る。
【0027】
同様に、該ストレージ及びプロセッシング回路は、各々の映像日付情報及び/又は車両の速度及び/又はブレーキの状態(働いていたか否か)の如き多様なパラメータに関係する情報を関連付ける手段を含む。
【発明を実施するための最良の形態】
【0028】
本発明の多様な実施例が添付の図面を参照して非限定的例示のやり方で以降に示される。
【0029】
この例において、自動車1には、フロントガラス及びバックライトの上部に各々置かれたカメラ2、3が備えられている。
【0030】
これらの2つのカメラ2、3により出力される映像は、デジタルメッセージ合成エレメント7により並行に設置された2つのストレージユニット5、6(例えば、RAMタイプの不揮発性メモリからなり得るバッファメモリ)に接続された電子プロセッシング回路4に送信される。該電子プロセッシング回路及びストレージユニット5、6及び該メッセージ合成エレメントを含むアセンブリは、マイクロプロセッサのそれと同様の構造を呈しても良い。
【0031】
有利には、カメラにより走査される各画素に関係するデータの該電子プロセッシング回路への転送が並行してなされることで、転送及び蓄積時間が可能な限り低減される。
【0032】
ストレージユニット5、6は、例えば0秒〜1分間の如き所定時間を有するシーケンス状のデジタルメッセージに対応する容量を有する。その構造は、最初に導入された情報が最初に引き出されるFIFOバッテリの構造である(導入される情報の最後のアイテムが、該バッテリ内に含まれる情報のうちの最初に再入力されたアイテムの引き出し又は削除を誘起する)。
【0033】
デジタルメッセージ合成エレメント7は、また、車の主スイッチの状態を検知する検知エレメント8と、自動車の衝突及び動き検知し得る加速度計9と、速度カウンタ10と、同様にブレーキの状態(ブレーキ動作/非動作)を検知する検知装置11とに接続される。
【0034】
エレメント7は、一連のメッセージM1、M2、、、Mn及びM'1、M'2、、、M'nをカメラ2、3のレートに等しいレート(例えば、25映像/秒)で合成するように構成される。各デジタルメッセージは、カメラにより撮られた映像I、日付データD、速度に関係するデータV及びブレーキFの状態を含む。
【0035】
電子プロセッシング回路4のカメラ2、3、合成エレメント7及びメモリ5、6への電源供給は、加速度計及び車の主スイッチの状態を検知するセンサ8に接続されている制御ユニット12から制御される電源供給回路により確保される。
【0036】
前述の装置の機能構成は以下のようである。
【0037】
自動車が始動した時、電源供給回路は通常の主電源スイッチの閉路を踏まえて、加速度計9により有り得る運動検知の後、全装置の電源供給を電流により誘起する。
【0038】
この理由で、個々の瞬間において、2つのメモリユニット5、6の各々は新しいメッセージを保存することで、時間経過後、各メモリは所定時間内(0秒〜1分)に撮られた映像のみならず、これら映像の各々に関連する前述の情報を含むシーケンス状のメッセージを含むことになる。
【0039】
有意な衝突が発生した時、加速度計9は該メモリのうちの合成及び管理エレメントに信号を送り、この信号は、メモリ5、6の内容をストレージメモリすなわちこの場合ハードディスクに転送する起動をなす。
【0040】
ストレージメモリすなわちハードディスクに格納されたシーケンスは、後に読み出しのために引き出され得る。これは例えば通常のデータプロセッシング端末Tの画面において読み出される。
【0041】
このシーケンスの読み出しの間に、操作者には図1に示されるように、映像及びその同時期のパラメータ(速度/時間/ブレーキ操作)の内容が表示され、映像の一時停止、可能であれば拡大を実行できる。
【0042】
勿論、ハードディスク内に格納されている情報に偽造され得ない暗号化手段を確保して、権限のない者によるこの情報の使用を忌避するようにする準備がなされ得る。
【0043】
車が止まった時、加速度センサ9が対応する情報を電子プロセッシング回路及び合成エレメントに送信する。この情報は、メッセージの合成とメモリ5、6へのそれぞれの送信を中断する。同時に、カメラ2、3への電源供給を切断することを可能とする。
【0044】
次に衝突が発生したとき、加速度計9により発信される信号は、カメラ2、3、電子回路4、合成エレメント7及びメモリ5、6の始動を誘起する。
【0045】
このメモリは、次いで、例えば、衝突が検知された瞬時に依存して0秒〜1分の所定時間にエレメント7により送信される2重のシーケンス状のメッセージを記録する。
【0046】
この期間の終端において、メモリ5、6のうちの管理及び合成エレメント7は、メモリ5、6の内容をストレージメモリすなわちここではハードディスクに転送する動作を誘起する信号を発生する。
【0047】
前に示されたのと同一のやり方で、ストレージメモリすなわちハードディスクに格納されたシーケンスが引き出されて後の読み出しを可能とすることで、衝突の環境を判定し、誰がかかる衝突の原因をなしたかを識別する(衝突を引き起こした車の登録プレートの読み出し)。
【0048】
有利には、電子プロセッシング回路4と、メモリ5、6の管理及び合成エレメント7と、制御ユニット12とを含むアセンブリはマイクロコントローラMC(破線で示す)に集積され得る。
【0049】
任意選択的なやり方として、車にはカメラに撮られた映像を表示する表示コンソールCVが備え得る。この構成は、運転者が運手操作中に彼の経路で見つけた障害物を避けることを可能とする。
【0050】
図2において示される例において、その装置は例えば自動絞りレンズを備えた4つのカメラV1〜V4を導入する。これらのカメラのうち2つのカメラV2及びV3は、車両20の前部に固定され、一方、他の2つのカメラV1及びV4は後部に固定される。
【0051】
これらのカメラV1及びV4は、4つのパラレルポートを含むインタフェース回路22によりマイクロプロセッサ21を含むマイクロコンピュータに接続される。この通常のタイプのマイクロプロセッサ21は、ROMデッド(dead)メモリと、2Gオクテットの如き大容量を備えたライブ(live)メモリ23とが接続される。
【0052】
加えて、このマイクロプロセッサ21には、好ましくは、例えば10Gオクテットのハードディスクからなる不揮発性且つ再書込不能メモリ24に接続される。
【0053】
事実、RAMメモリ23は、例えば25秒の如き所定時間にカメラV1〜V4により生成されるシーケンス状の映像を永続的に蓄積し得る必要がある。
【0054】
不揮発性メモリ24は、例えば5つの如き所定数の映像シーケンスを蓄積し得るような大きさにされる。
【0055】
マイクロプロセッサ21は、更に、第1に縦軸及び横軸の加速度に感応する2軸加速度計と、第2に車両20の主スイッチ26とを含む。
【0056】
これは、インタフェース27及び通常のコネクタ28により周辺機器に接続され得る。このインタフェース27は、不揮発性メモリすなわちハードディスク24に保存された映像を回復することを意図するものである。これは、カメラV1〜V4から発生される画素をリアルタイムに表示し且つ可能ならば不揮発性メモリすなわちハードディスク24に保存された映像シーケンスを表示するためのディスプレイを接続する手段を含んでも良い。このディスプレイユニットは、有利には、車両のためのGPS(Global Positioning System)の表示ユニットを含む。
【0057】
この装置のひとまとまりの電子回路の電源供給は、5分〜10分の自律性を与えるバッテリ29により有効化され、これ自身は車のバッテリから供給される。このバッテリ29は、永続的な監視を実行する加速度計25に直接に接続される。他方、本装置の他の電子回路の電源供給は、加速度計25により且つ車両の主スイッチ26の開閉により制御されるコントーラブルスイッチ30により有効化される。
【0058】
該電子回路のアセンブリは、火及び機械的な攻撃から保護し得る密閉容器の中に好ましくは据えられる。この容器には、例えばペルチェ効果セルを導入する温度調整装置31が備えられる。実際、この装置は車の内部に発生し、使用電子回路が正しく機能するための要求温度範囲以上の温度差(冬季、夏期)に本質的に影響を受けることがわかっている。
【0059】
前述の装置の機能の実現化は以下の通りである。すなわち、停止又は駐車中の車両における第1動作モードでは、スイッチ30が開路状態にあって、加速度センサ25のみがバッテリ29により電源供給されている(監視モード)。
【0060】
所定の閾値を超える振幅の衝突が発生したとき、加速度センサ25はスイッチ30を閉じ、装置全体の電子回路に電源供給する。マイクロプロセッサ21は、車両の環境を所定時間に撮影するカメラV1〜V4により出力されるデジタルデータをバッファメモリ23に蓄積する。同時に、マイクロプロセッサ21は、警報回路33を活性化する。これは、運転者に、彼の不在中にセンサが衝突を検知し、結果として衝突の原因を決定できるはずの映像のひとまとまりがバッファメモリ23に記録されていることを通知することが意図されている。この音響的及び/又は映像警報信号は、永続的に或いは運転者が自分の車に入ろうとしてドアを開けたときにだけトリガがなされ得る。
【0061】
運転者は,次いで、車両を検査し該車両が衝突により損傷したか否かを知るように誘導される。
【0062】
もし該車両が損傷を受けていない場合には、運転者はその警告を考慮することなく、バッファメモリ23内に保存されたシーケンスは、(有効な目的無しにこれをロードすることを避けるため)ストレージメモリ24に転送されない。任意選択として、運転者は、例えば、マイクロプロセッサ21に接続された釦を押すことでバッファメモリの消去を誘起することもできる。
【0063】
他方、運転者が衝突によりもたらされた損傷の存在を観察したなら、バッファメモリ23内に格納されたデータのストレージメモリ24への転送を誘起することができる。この転送は、例えば、マイクロプロセッサ21に接続された釦34を押すことで得ることができる。
【0064】
改竄及び変造し得ないストレージメモリ24は、それ故に該衝突の環境に関係する情報を含むをものとなり、これにより誰が前記衝突の原因をなしたか後に知ることを可能とする。この情報は、次いで、該衝突に関して最適に配向されたカメラから発生したものと見做される。
【0065】
運転者は、次いで、例えば、接続手段28に接続された可搬型コンピュータ上で、或いは車両に備えられているならGPS(Global Positioning System)スクリーン上で、ストレージメモリ内に格納された映像を読むことができる。
【0066】
該カメラから出力されたシーケンスを連続して映像化することで、運転者は、どれが当該衝突に関わる有益且つ有利な情報を含んでいるか判定することができる。次いで、運転者は、カセット又はコネクタ28を介したフラッシュメモリカードの如き記録媒体上にこのカメラからの映像を転送することができる。次いで、運転者は、この媒体を彼の保険会社に内容証明と共に送ることができる。
【0067】
第2動作モードによれば、全電子回路への電流による電源供給は、加速度センサ25による動きの検知に追従して(連続した供給)及び/又は該車両を発進するための主スイッチ26の作動に追従して実行される。
【0068】
カメラV1〜V4により撮られる映像は、次いで、インタフェース22を介して、マイクロプロセッサ21に送信される。該マイクロプロセッサ21は、これらをライブメモリ23に蓄積する。該メモリは、個々瞬間において、例えば当該瞬間に先立つ25秒間の如き所定時間に4つのカメラから出力される映像を格納していることになる。
【0069】
加速度計25が次いで所定の閾値を超える振幅を有する衝突を現す加速度を検知する場合には、このマイクロプロセッサ21は、該ライブメモリへの映像の記録を5秒後に停止する。
【0070】
次いで、2つの連続する期間(例えば25秒及び5秒)の間に受信される、ライブメモリ23中に含まれる全ての情報は、マイクロプロセッサ21により、不揮発性メモリすなわちハードディスク24内に転送される。
【0071】
該車両は、その主スイッチから発生する始動情報を受信することでマイクロプロセッサ21を再始動した時、電子回路、特にライブメモリ23を再初期化する。他方、これは、以前に記録した情報を従前より維持している不揮発性メモリすなわちハードディスクを作動せしめない。これは、次いで、カメラV1〜V4から発生する映像をバッファメモリへの記録を継続する。
【0072】
このプロセスは、不揮発性メモリ(すなわちハードディスク)の容量に依存して、不揮発性メモリすなわちハードディスクが満杯になるまで何回か(例えば5回)繰り返される。確立されていった手順に従って不揮発性メモリ24のフォーマットを変更することが評価される。
【0073】
インタフェース27により、不揮発性メモリすなわちハードディスク24内にロードされたデータがコンピュータのメモリ内に転送される。このデータは、次いで、前面及び背面の映像にて通常の読み取り、可能ならば映像毎に拡大することで表示される。
【0074】
勿論、マイクロプロセッサ21には、前述の例の如く車両の作動パラメータを検知する多様なセンサが接続され、更には車両の運転に関係するパラメータを検知するセンサが接続され得る。
【0075】
これらのパラメータが映像と同時に表示されることで、衝突が発生した環境のより良好な理解を可能とする。
【図面の簡単な説明】
【0076】
【図1】本発明による装置であり自動車に装備した場合の実施例の図である。
【図2】本発明による装置の変形例の図である。
Claims (14)
- 車両上に設置されたセンサにより停止及び/又は駐車中に検知される検知信号の発信に追従して映像シーケンスを蓄積し、前記車両の周りの空間を通常の映像レートにて撮影し且つ前記発信に追従して所定時間にカメラ(2、3)により出力されるシーケンス状の映像を蓄積することで、この間に前記カメラ(2、3)により撮られる映像を衝突後に表示する装置であって、
前記車両が停止及び/又は駐車している時に第1動作モードを提供し得るストレージ(5)及び電子プロセッシング回路(4)とを含み、前記回路は、
前記検知信号の発信に追従して所定時間に前記カメラにより出力される映像をバッファメモリに転送する手段と、
前記センサが検知信号を発信したことを示す警報信号を発信することで、前記衝突の環境に関わるシーケンス状の映像を前記バッファメモリに記録する手段と、
ドライバーをして制御操作をなさしめることにより前記バッファメモリに格納される映像の前記ストレージメモリへの転送を起動する手段と、
を含むことを特徴とする装置。 - 請求項1記載の装置であって、前記ストレージ及び/又は電子プロセッシング回路は、前記ストレージメモリへのそれらの可能な転送に先立って、前記バッファメモリの内容を表示する手段を含むことを特徴とする装置。
- 先行する請求項何れか1記載の装置であり、幾つかのカメラを導入する装置であって、前記電子ストレージ及び/又はプロセッシング回路は、前記バッファメモリ内に見い出されるカメラのうちの1つから導出されるシーケンスを選択し且つこれを前記ストレージメモリに転送する手段を含むことを特徴とする装置。
- 請求項1記載の装置であって、前記第1動作モードは、前記車両(26)の主スイッチの閉路に追従して及び/又は前記車両の動きが検知された時にトリガをなすことを特徴とする装置。
- 先行する請求項何れか1記載の装置であって、前記電子プロセッシング回路は、更に、「車両運動」状態に対応して、前記第1動作モードと第2モードとを選択的になすようにプログラミングされ、前記第2モードは、
前記カメラ(V1〜V4)は、撮影すると共に連続して前記映像を前記バッファメモリに転送することで、定常的に個々の瞬間において、当該瞬間以前の所定時間に前記カメラ(V1〜V4)により撮られる映像シーケンスを前記バッファメモリ(23)が格納するようにし、
前記センサ(25)は、前記検知信号の発信の間に前記電子回路上で動作することで、前記バッファメモリ(23)に格納されるデータを前記データが維持されるストレージメモリ(24)に転送するトリガをなすことを特徴とする装置。 - 請求項5記載の装置であって、前記カメラにより走査される各ピクセルに関連するデータを前記バッファメモリ(23)に転送する実行はデータ圧縮なしに並行してなされることを特徴とする装置。
- 請求項1乃至6記載の装置であって、前記センサ(9)は、衝突センサであることを特徴とする装置。
- 請求項7記載の装置であって、前記車両の長軸及び横軸に従う2軸感応加速度計からなることを特徴とする装置。
- 請求項5乃至8の何れか1記載の装置であって、前記第2モードにおいて、前記電子回路(21)は、前記センサ(25)により発信される検知信号の発信に追従して、第2所定期間の終端において、前記バッファメモリ(23)への前記映像の記録を停止し、次いで、2つの連続する期間(第1及び第2)の間に記録された映像の前記ストレージメモリ(24)への転送を実行するように構成されることを特徴とする装置。
- 先行する請求項のうちの何れか1記載の装置であって、前記ストレージメモリ(24)は、ハードディスク又は不揮発性メモリからなることを特徴とする装置。
- 先行する請求項のうちの何れか1記載の装置であって、前記車両が前記検知の後に再始動する時に、前記バッファメモリ(23)を初期化し、前記ハードディスク又は不揮発性メモリ(24)に以前に記録された情報を維持するプログラムを起動することを特徴とする装置。
- 先行する請求項のうちの何れか1記載の装置であって、前記ストレージメモリ(24)の容量は、前記バッファメモリ(23)の容量の所定量に等しいことを特徴とする装置。
- 先行する請求項のうちの何れか1記載の装置であって、前記バッファメモリ(23)において、各々の蓄積された映像(I)時計情報(D)に、及び/又は車両速度(V)及び/又は状態(ブレーキ(F)の適用又は不適用)の如き異なるパラメータを関係付けて関連づけ、前記情報は対応する映像と同一時刻において前記ストレージメモリに転送されることを特徴とする装置。
- 先行する請求項のうちの何れか1記載の装置であって、少なくとも2つのカメラ(V1〜V4)(好ましくは2対)は、前記車両の前部及び後部に各々設置されることを特徴とする装置。
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