JP2005354587A - 複合電子回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】一方の増幅回路の利得調整を他方の増幅回路の動作に悪影響を与えることなく行うことの可能な複合電子回路を提供する。
【解決手段】複合電子回路は、入力信号を受けて、当該入力信号の低周波帯域の信号成分を増幅し、第1増幅信号として出力する第1増幅回路(U1,LPF)と、同入力信号を受けて、当該信号の高周波数帯域の信号成分を増幅して、第2増幅信号として出力する第2増幅回路(U2,HPF)と、第1増幅信号及び第2増幅信号を合成して出力する出力部(Vout)を備える。ここで、第1増幅回路(U1,LPF)と第2増幅回路(U2,HPF)とは並列に接続されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、低ドリフト且つ広帯域で動作可能な電子回路に関し、特に、複数の電子回路を複合させた複合電子回路に関する。
通信機、計測器等においては、低ドリフトの演算増幅器と広帯域特性をもつ演算増幅器とを組み合わせた複合電子回路が用いられていることがある(例えば、特許文献1参照。)。このような複合電子回路は、「コンポジット回路」と呼ばれることもある。
従来のこの種のコンポジット回路を増幅回路に適用した複合増幅回路の代表的な構成図を図5に示す。
図5に示される複合増幅回路は、低ドリフト演算増幅器U11、抵抗R13,R14及びキャパシタC11からなる低周波帯域増幅回路と、広帯域演算増幅器U12、キャパシタC12及び抵抗R15からなる高周波数帯域増幅回路とを縦続接続し、前段の低周波帯域増幅回路で入力信号のうちの低周波数領域の信号成分を増幅した後、後段の高周波数帯域増幅回路においては、低周波帯域増幅回路で増幅された低周波数領域の信号成分を基準とし、そこへキャパシタC12及び抵抗R15を通して得られる高周波数領域の信号成分を加算しつつ増幅して、それを回路全体の出力信号にすることとしている。
実用新案登録第2556987号
特許文献1に開示された回路のいずれも、また、図5に示される回路も、2つの特性の異なる増幅回路を縦続接続してなるものである。すなわち、一方の増幅回路で行われる処理と他方の増幅回路で行われる処理とがシーケンシャルになされている。
このシーケンシャル処理の場合、一方の増幅回路の利得の調整を行うと、他方の増幅回路動作に悪影響を及ぼしてしまうおそれがある。
本発明は、一方の増幅回路の利得調整を他方の増幅回路の動作に悪影響を与えることなく行うことが可能な複合電子回路を提供することをその課題とするものである。
本発明による複合電子回路は;入力信号を受けて、当該入力信号の所定周波数帯域の信号成分を増幅し、第1増幅信号として出力する第1増幅回路と;前記第1増幅回路と並列に接続され、前記入力信号と同一の信号を受けて、当該信号のうち、前記所定周波数帯域より高い周波数帯域の信号成分を増幅して、第2増幅信号として出力する第2増幅回路と;前記第1増幅信号及び前記第2増幅信号を合成して出力する出力部と;を備えることを特徴とする。
上記の複合電子回路において、例えば前記所定周波数帯域が低周波帯域の場合、前記第1増幅回路は低周波帯域増幅回路、前記第2増幅回路は高周波帯域増幅回路とする。低周波帯域とは2,000[Hz]程度の周波数帯域、高周波帯域とはHF帯以上の周波数帯域を指す。
信号の周波数を効率的に分離する観点からは、前記第1増幅回路が、第1演算増幅器と該第1演算増幅器の後段に接続されたローパスフィルタとを含むようにし、前記第2増幅回路は、第2演算増幅器と該第2演算増幅器の後段に接続されたハイパスフィルタとを含むようにする。この場合、前記第1演算増幅器及び前記第2演算増幅器に共通に接続された入力部抵抗手段を更に備えるようにし、前記入力信号は、当該複合電子回路の外部から前記入力部抵抗手段を介して前記第1演算増幅器及び前記第2演算増幅器に与えられるように構成することができる。より具体的には、前記第1演算増幅器は、第1及び第2入力端子を有し、前記第1入力端子を接地されると共に前記第2入力端子を前記入力部抵抗手段に接続されており、前記第2演算増幅器は、第3及び第4入力端子を有し、前記第3入力端子を接地されると共に前記第4入力端子を前記入力部抵抗手段に接続されている。前記第1入力端子と前記第3入力端子とは互いに同相の入力端子とすることができる。さらに前記第1入力端子と前記第3入力端子とは正相入力端子にすることができる。
前記第1演算増幅器及び前記第2演算増幅器と前記入力部抵抗手段との接続点と前記出力部と間に接続された帰還用抵抗手段を更に備えて複合電子回路を構成することができる。この場合、前記帰還用抵抗手段の抵抗値を前記入力部抵抗手段の抵抗値で割った値を利得として有するようにする。また、前記第1入力端子又は該第1入力端子及び前記第3入力端子の両方は、例えば、入力バイアス電流による誤差を調整するための誤差調整用抵抗手段を介して接地される。前記誤差調整用抵抗手段は、例えば、前記入力部抵抗手段の抵抗値と前記帰還用抵抗手段の抵抗値とを並列合成してなる抵抗値を有するものである。
なお、前記第1演算増幅器の出力端子と前記出力部との間には抵抗器が接続される一方、前記第2演算増幅器の出力端子と前記出力部との間にはキャパシタが接続されており、前記ローパスフィルタは、前記抵抗器、前記キャパシタ及び前記第2演算増幅器の前記接続関係により構成され、前記ハイパスフィルタは、前記抵抗器、前記キャパシタ及び前記第1演算増幅器の前記接続関係により構成されることにより、前記ローパスフィルタを構成する回路要素と前記ハイパスフィルタを構成する回路要素とを共用する構成にすることができる。
あるいは、前記第1演算増幅器の出力端子と前記出力部との間にはインダクタが接続される一方、前記第2演算増幅器の出力端子と前記出力部との間にはキャパシタが接続されており、前記ローパスフィルタは、前記インダクタ、前記キャパシタ及び前記第2演算増幅器の前記接続関係により構成され、前記ハイパスフィルタは、前記インダクタ、前記キャパシタ及び前記第1演算増幅器の前記接続関係により構成されることにより、前記ローパスフィルタを構成する回路要素と前記ハイパスフィルタを構成する回路要素とを共用する構成にすることができる。
前記第1演算増幅器は、例えば相対的に低周波帯域における特性の優れている演算増幅器であり、前記第2演算増幅器は、例えば相対的に高周波数帯域における特性の優れている演算増幅器である。あるいは、前記第1演算増幅器は、例えば前記入力信号におけるドリフトの影響を低く抑えつつ当該入力信号を増幅する低ドリフト演算増幅器であり、前記第2演算増幅器は、例えば広帯域に亘って信号を増幅する広帯域演算増幅器である。
このように異なる処理をする2つの増幅回路を従属接続ではなく並列に接続して用いることにより、一方の増幅回路の利得調整を他方の増幅回路の動作に悪影響を与えることなく行うことができる。
以下、本発明の実施形態による複合電子回路について、図面を参照して説明する。
図1を参照すると、本発明の第1の実施の形態による複合電子回路は、第1及び第2の2つの増幅回路を並列に接続してなる回路構成を備えている。
第1増幅回路は、入力段に低ドリフト演算増幅器U1を備え、その後段にローパスフィルタLPFを接続してなるものである。他方、第2増幅回路は、入力段に広帯域演算増幅器U2を備え、その後段にハイパスフィルタHPFを接続してなるものである。
すなわち、第1及び第2増幅回路の双方とも入力段に入力インピーダンスの極めて高い演算増幅器を備えている。ここで、低ドリフト演算増幅器U1とは、入力された信号におけるドリフトの影響を低く抑えつつ、その信号を増幅する演算増幅器であり、低周波帯域において高特性を示すものである。広帯域演算増幅器とは、広帯域に亘って信号を増幅することのできる演算増幅器である。
詳しくは、低ドリフト演算増幅器U1及び広帯域演算増幅器U2の正相入力端子は接地されており、低ドリフト演算増幅器U1及び広帯域演算増幅器U2の逆相入力端子には入力部抵抗手段として動作する抵抗R1を介して入力信号Vinが与えられている。
低ドリフト演算増幅器U1に入力された入力信号は、ドリフトに起因した低周波ノイズが信号に重畳されないようにして増幅され、その後、ローパスフィルタLPFを通過することにより、低周波帯域の成分のみが抽出される。すなわち、第1増幅回路全体を見た場合、ローパスフィルタLPFの出力は増幅された低周波帯域成分のみを有する信号となる。
一方、広帯域演算増幅器U2に入力された入力信号は、広帯域に亘って増幅され、その後、ハイパスフィルタHPFを通過することにより、高周波数帯域の成分のみが抽出される。すなわち、第2増幅回路全体を見た場合、ハイパスフィルタHPFの出力は増幅された高周波数帯域成分のみを有する信号となる。
ローパスフィルタLPFとハイパスフィルタHPFの出力は、出力部Voutにて合成され、複合電子回路の出力として出力される。第1増幅回路からはノイズの影響を抑制されつつ適切に増幅された低周波帯域の成分のみを有する信号が出力され、第2増幅回路からは増幅された高周波数帯域の成分のみを有する信号が出力されるので、これらを合成した信号は、入力信号の全域に亘って、適切に増幅された信号となる。
出力部Voutと低ドリフト演算増幅器U1及び広帯域演算増幅器U2の逆相入力端子との間には、帰還用抵抗手段として動作する抵抗R2が接続されており、出力部Voutから出力される信号は、抵抗R2を介して低ドリフト演算増幅器U1及び広帯域演算増幅器U2の逆相入力端子にも与えられる。
低ドリフト演算増幅器U1は、ターゲットとしている低周波数領域に関して言えば、それ自身、ノイズを低減する機能を有するものであるのに対して、広帯域演算増幅器U2はノイズを含みやすくノイズ特性が悪い。そこで、広帯域演算増幅器の利得を調整する必要性が生じてくるわけであるが、例えば図5に示される従来技術によると、低ドリフト演算増幅器U11の周辺に設けられ且つ低ドリフト演算増幅器U11との組み合わせにより動作する受動素子(具体的には抵抗R13)も広帯域演算増幅器U12の利得に影響を与えていたことから、低ドリフト演算増幅器U11の動作に悪影響を与えることなく、広帯域演算増幅器U12の利得を適切に調整することは困難であった。しかし、本実施の形態による複合電子回路においては、広帯域演算増幅器U2の利得は、抵抗R1及び抵抗R2のみによって決まる値となっていることから、図5に示される従来技術と比較して、低ドリフト演算増幅器U1の動作に悪影響を与えることなく、広帯域演算増幅器U2の調整を図ることができる。
また、複合電子回路自体の利得も抵抗R1及び抵抗R2のみから決まることとなっている上、広帯域演算増幅器U2の利得もこの複合電子回路の総利得と比較して殆ど同じ値となる。従って、良好な特性が得られる。
図2には、図1に示されていたローパスフィルタLPF及びハイパスフィルタHPFのより具体的な構成が示されている。図2を参照すると、低ドリフト演算増幅器U1の出力端子と出力部Voutとの間には抵抗Rが接続されており、広帯域演算増幅器U2の出力端子と出力部Voutとの間にはキャパシタCが接続されている。
一般に、理想的な演算増幅器における出力端子は、入力端子間においてナレータ条件(V=I=0)を満足させるように任意に変化できるノレータで示される。このことから明らかなように、低ドリフト演算増幅器U1の後段には、抵抗R、キャパシタC及び広帯域演算増幅器U2のノレータの上記接続関係にて、ローパスフィルタLPFが構成されている。同様に、広帯域演算増幅器U2の後段には、キャパシタC、抵抗R及び低ドリフト演算増幅器U1のノレータの上記接続関係にて、ハイパスフィルタHPFが構成されている。
このように、図2に示される複合電子回路においては、他方の演算増幅器の出力端子を利用し、且つ、抵抗R及びキャパシタCを共用して、それぞれの演算増幅器の後段に設けられるローパスフィルタLPF及びハイパスフィルタHPFを構成している。
図3を参照すると、本発明の第2の実施の形態による複合電子回路は、前述の第1の実施の形態(特に、図2に示されるもの)による複合電子回路に入力バイアス電流による誤差低減手段を講じてなるものである。
より具体的には、低ドリフト演算増幅器U1の正相入力端子は誤差調整用抵抗手段として動作する抵抗R3を介して接地されている。誤差調整用抵抗手段として動作する抵抗R3は、出力オフセット電圧を0にするようにして設定された抵抗値を有する。本実施の形態においては、抵抗R3の抵抗値は、抵抗R1と抵抗R2を並列合成して得られる抵抗値(R1//R2=R1・R2/(R1+R2))に等しくなるようにして設定されている。更に、広帯域演算増幅器U2の正相入力端子にも抵抗R3と同じ抵抗を加えることとしても良い。
図4を参照すると、本発明の第3の実施の形態による複合電子回路は、ローパスフィルタLPF及びハイパスフィルタHPFを除き、図3に示された第2の実施の形態による複合電子回路と同じ構成を有している。
本実施の形態による複合電子回路においては、抵抗Rに変えて、インダクタLを備えている。すなわち、本実施の形態においては、低ドリフト演算増幅器U1の出力端子と出力部Voutとの間にはインダクタLが接続されており、広帯域演算増幅器U2の出力端子と出力部Voutとの間にはキャパシタCが接続されている。この接続関係により、低ドリフト演算増幅器U1の後段には、インダクタL、キャパシタC及び広帯域演算増幅器U2のノレータからなるローパスフィルタLPFが構成されており、同様に、広帯域演算増幅器U2の後段には、キャパシタC、インダクタL及び低ドリフト演算増幅器U1のノレータからなるハイパスフィルタHPFが構成されている。
以上、本発明の実施の形態として具体的な回路を提示して本発明の概念について説明してきたが、本発明の概念はこれらに限定されるものではない。例えば、複合電子回路が特定の周波数帯域のみを扱うような場合には、一方又は双方の増幅回路の入力段における演算増幅器を特定の周波数帯域において良好な特性を示すようなものとし、且つ、その後段に、特定の周波数帯域を通過域とするようなバンドパスフィルタを設けることとしても良い。特に、双方の増幅回路においては、バンドパスフィルタの通過域を互いに異なることとなるようにし、好ましくは演算増幅器も対応する通過域において良好な特性を有するものとすれば良い。
また、上述した実施の形態においては、低ドリフト演算増幅器及び広帯域演算増幅器が用いられていたが、一方が相対的に低周波帯域における特性の優れている演算増幅器であり、他方が相対的に高周波数帯域における特性の優れている演算増幅器であれば良い。
以上説明した、本発明による複合電子回路は、例えば、通信機、計測器、家電製品、医療機器等における増幅回路又は各種制御回路内にて用いることができる。
本発明の第1の実施の形態による複合電子回路の概略構成を示す回路図。 本発明の第1の実施の形態による複合電子回路の具体的構成を示す回路図。 本発明の第2の実施の形態による複合電子回路の構成を示す回路図。 本発明の第3の実施の形態による複合電子回路の構成を示す回路図。 従来の複合電子回路の構成を示す回路図。
符号の説明
U1,U11 低ドリフト増幅器
U2,U12 広帯域増幅器
LPF ローパスフィルタ
HPF ハイパスフィルタ
R1 入力部抵抗器
R2 帰還用抵抗器
R3 誤差調整用抵抗器
R,R11〜15 抵抗器
C,C11,C12 キャパシタ
L インダクタ
Vin 入力信号
Vout 出力部

Claims (15)

  1. 入力信号を受けて、当該入力信号の所定周波数帯域の信号成分を増幅し、第1増幅信号として出力する第1増幅回路と、
    前記第1増幅回路と並列に接続され、前記入力信号と同一の信号を受けて、当該信号のうち、前記所定周波数帯域より高い周波数帯域の信号成分を増幅して、第2増幅信号として出力する第2増幅回路と、
    前記第1増幅信号及び前記第2増幅信号を合成して出力する出力部と、を備える、
    複合電子回路。
  2. 前記所定周波数帯域は低周波帯域であり、
    前記第1増幅回路は当該低周波帯域の信号を増幅するための低周波帯域増幅回路であり、
    前記第2増幅回路は、前記低周波帯域の信号の周波数を超える周波数の信号を増幅するための高周波帯域増幅回路である、
    請求項1記載の複合電子回路。
  3. 前記第1増幅回路は、第1演算増幅器と該第1演算増幅器の後段に接続されたローパスフィルタとを含み、
    前記第2増幅回路は、第2演算増幅器と該第2演算増幅器の後段に接続されたハイパスフィルタとを含む、
    請求項1又は2記載の複合電子回路。
  4. 前記第1演算増幅器及び前記第2演算増幅器に共通に接続された入力部抵抗手段を更に備えており、
    前記入力信号は、当該複合電子回路の外部から前記入力部抵抗手段を介して前記第1演算増幅器及び前記第2演算増幅器に与えられる、
    請求項3記載の複合電子回路。
  5. 前記第1演算増幅器は、第1及び第2入力端子を有し、前記第1入力端子を接地されると共に前記第2入力端子を前記入力部抵抗手段に接続されており、
    前記第2演算増幅器は、第3及び第4入力端子を有し、前記第3入力端子を接地されると共に前記第4入力端子を前記入力部抵抗手段に接続されている、
    請求項4記載の複合電子回路。
  6. 前記第1入力端子と前記第3入力端子とは互いに同相の入力端子である、
    請求項5記載の複合電子回路。
  7. 前記第1入力端子と前記第3入力端子とは正相入力端子である、
    請求項6記載の複合電子回路。
  8. 前記第1演算増幅器及び前記第2演算増幅器と前記入力部抵抗手段との接続点と前記出力部と間に接続された帰還用抵抗手段を更に備える、
    請求項4乃至7のいずれかに記載の複合電子回路。
  9. 前記帰還用抵抗手段の抵抗値を前記入力部抵抗手段の抵抗値で割った値を利得として有する、
    請求項8記載の複合電子回路。
  10. 前記第1入力端子又は該第1入力端子及び前記第3入力端子の両方は、入力バイアス電流による誤差を調整するための誤差調整用抵抗手段を介して接地されている、
    請求項8又は9記載の複合電子回路。
  11. 前記誤差調整用抵抗手段は、前記入力部抵抗手段の抵抗値と前記帰還用抵抗手段の抵抗値とを並列合成してなる抵抗値を有する、
    請求項10記載の複合電子回路。
  12. 前記第1演算増幅器の出力端子と前記出力部との間には抵抗器が接続される一方、前記第2演算増幅器の出力端子と前記出力部との間にはキャパシタが接続されており、
    前記ローパスフィルタは、前記抵抗器、前記キャパシタ及び前記第2演算増幅器の前記接続関係により構成され、前記ハイパスフィルタは、前記抵抗器、前記キャパシタ及び前記第1演算増幅器の前記接続関係により構成されることにより、
    前記ローパスフィルタを構成する回路要素と前記ハイパスフィルタを構成する回路要素とを共用可能にする、
    請求項3乃至11のいずれかに記載の複合電子回路。
  13. 前記第1演算増幅器の出力端子と前記出力部との間にはインダクタが接続される一方、前記第2演算増幅器の出力端子と前記出力部との間にはキャパシタが接続されており、
    前記ローパスフィルタは、前記インダクタ、前記キャパシタ及び前記第2演算増幅器の前記接続関係により構成され、前記ハイパスフィルタは、前記インダクタ、前記キャパシタ及び前記第1演算増幅器の前記接続関係により構成されることにより、
    前記ローパスフィルタを構成する回路要素と前記ハイパスフィルタを構成する回路要素とを共用可能にする、
    請求項3乃至11のいずれかに記載の複合電子回路。
  14. 前記第1演算増幅器は相対的に低周波帯域における特性の優れている演算増幅器であり、
    前記第2演算増幅器は相対的に高周波数帯域における特性の優れている演算増幅器である、
    請求項3乃至13のいずれかに記載の複合電子回路。
  15. 前記第1演算増幅器は前記入力信号におけるドリフトの影響を低く抑えつつ当該入力信号を増幅する低ドリフト演算増幅器であり、
    前記第2演算増幅器は広帯域に亘って信号を増幅する広帯域演算増幅器である、
    請求項3乃至14のいずれかに記載の複合電子回路。
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