JP2005354312A - ハンズフリー装置及びこれを用いた車両の無線通話システム - Google Patents

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Abstract

【課題】携帯電話機のハンズフリー通話システムにおいて、一つの近距離無線通信装置を配置するのみで車室内の携帯電話機の位置を自動的に特定し、携帯電話の位置によりハンズフリー通話・ハンドセット通話のどちらかに切り替える。
【解決手段】各座席位置ごとに別けて切り替えることができる無線アンテナ60(指向性アンテナ61、62、63、64)を持ったブルートゥース通信部50を設け、携帯電話機200の位置を探索するときは、各指向性アンテナを順に切り替えて携帯電話機200と通信を試み、携帯電話機200からの信号が最もよく感知した指向性アンテナに対応する領域に携帯電話機200が位置していると特定し、運転席で検出したときはハンズフリー通話に自動的に設定される。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯電話機とハンズフリー装置とを近距離無線通信手段により接続する車両の無線通話システム及びハンズフリー装置に関する。
近年、車室内に持ち込まれた携帯電話機のハンズフリー通話システムに関して、携帯電話機をハンズフリー装置に直接接続せず、ブルートゥース通信などの近距離無線通信手段を用いてこれらの間に無線通話回線を確立しハンズフリー通話を実現するシステムが知られている(特許文献1)。この特許文献1に記載のハンズフリー通話システムは、複数の無線センサと着座センサ等各種センサを用いることによって携帯電話機の位置及びユーザーの座席位置や車両の走行状態を検出し、この検出結果により自動的に携帯電話機の機能を制限するというものである。これにより、例えば最初は運転席に携帯電話機を持ち込まれたためハンズフリー通話のみに制限された場合であっても、その後他の乗員が電話をするためにその携帯電話機を移動させた場合には、通常のハンドセット通話に自動的に切り替えられ、ユーザーにとっては随分使い勝手の良いシステムとなっている。
特開平15−102058号公報
しかし、上記特許文献1に記載のハンズフリー通話システムでは、ハンズフリー通話用の近距離無線通信装置(ブルートゥース通信装置)とは別に、車室内の携帯電話機の位置を特定するための無線センサや着座センサを用いているためシステムが複雑になる。
本発明は、かかる問題点を鑑みてなされたものであり、一つの近距離無線通信装置を配置するのみで車室内の携帯電話機の位置を特定することが可能な簡素で実用的な無線通話システム及びこのシステムを実現するハンズフリー装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の無線通話システムは、車両に備え付けられたハンズフリー装置と、ハンズフリー装置を用いてハンズフリー通話することができる携帯電話機とを備え、ハンズフリー装置は、携帯電話機との間で無線通信を行う無線通信手段と、携帯電話機の車室内の位置を特定する位置特定手段と、携帯電話機の車室内の位置により、携帯電話機の通話をハンズフリー通話又はハンドセット通話に切り替える通信制御手段とを備え、位置特定手段は、携帯電話機の位置を探索するときには、無線通信手段の通信範囲を分割し、当該分割された領域ごとに携帯電話機との通信を試みることにより位置を特定することを特徴としている。
このように請求項1に記載の無線通話システムでは、携帯電話機とハンズフリー装置との間を無線通信により接続しハンズフリー通話を実現しているが、この無線通信を行う無線通信手段は同時に車室内の携帯電話機の位置を特定するときにも使われている。携帯電話機の位置を特定するときには、この無線通信手段は車室内の通信範囲を分割し(例えば、各座席ごとに分割する)、その分割された通信範囲ごとで携帯電話機と通信を試み、各通信範囲の強度から携帯電話機の位置を特定することができる。そして、携帯電話機の位置により携帯電話機をハンズフリー通話しかできなくしたり又は通常のハンドセット通話を許可したりすることができる。これにより、携帯電話機の位置を特定するために複数の無線センサ等を装備することなく、例えば、運転席に携帯電話機が持ち込まれたときはそれを検知し自動的にハンズフリー通話しかできなくしたり、又は運転席以外の席に持ち込まれたと検知したときは通常のハンドセット通話を許可する、という簡素で実用的な無線通話システムが実現できる。
請求項2に記載の無線通話システムは、位置特定手段は、携帯電話機の位置を特定した後は、無線通信手段に対して当該携帯電話機の位置に対応する分割された通信範囲を使用して無線通信を行わせるとともに、定期的に分割された領域ごとに車室内全域に対して携帯電話機と通信を試み、携帯電話機が移動していないかを確認することを特徴とする。
このように請求項2に記載の無線通話システムでは、車室内に持ち込まれた携帯電話機の位置を特定した後は、その携帯電話機の位置に対応する分割された通信範囲でハンズフリー装置はその携帯電話機とのみ通信を行いハンズフリー通話を実現する。その後、最初に携帯電話機の位置を特定した方法と同じ方法で、定期的に分割された領域ごとに車室内全域に対して携帯電話機と通信を試み、携帯電話機が移動していないかを確認する。これにより、例えば、最初は運転席に携帯電話機が持ち込まれてハンズフリー通話に設定された場合であっても、その後別の乗員がその携帯電話機を使うために移動させた場合には、それを検知して自動的にハンズフリー通話モードを解除し、通常のハンドセット通話が可能とすることができ、ユーザーにとって使い勝手の良いハンズフリー通話システムが実現できる。
また、上記の通信範囲を分割する手段としては、請求項3に記載の無線通話システムでは、無線通信手段は、一定の方向からの無線信号の感度が向上された指向性アンテナを、車室内全域をカバーするように複数配置し、位置特定手段は、複数の指向性アンテナからの受信信号を比較することにより携帯電話機の位置を特定している。これにより例えば、各座席方向に指向性を持ったアンテナを各座席分配置すれば、携帯電話機がどの座席に持ち込まれたか又は移動したかを特定することができる。
請求項4に記載の無線通話システムは、無線通信手段は、Bluetooth方式に基づく通信プロトコルに従って無線通信を行い、携帯電話機は、Bluetooth方式の通信に対応することを特徴とする。Bluetooth(登録商標、以下は省略する)方式は、無線通信プロトコルの一種であり、通信回路の小型化・低消費電力化が可能であることから近年注目を集めている。このBluetooth方式に基づく無線通信を用いることにより、携帯電話機やハンズフリー装置を小型化し、消費電力を抑えることが可能となる。
また、請求項5に記載のハンズフリー装置は、携帯電話機を認識するために携帯電話機の固有の識別番号を登録する登録手段と、位置特定手段が登録された携帯電話機を複数検出した場合は、その中から一つの携帯電話機を選択して通信を行う選択手段とを備えることを特徴とする。これにより、携帯電話機が車室内に複数持ち込まれた場合であっても、ハンズフリー装置はこれらを識別し、その中から一つの携帯電話機を選択して無線通信回線を確立し、その選択された携帯電話機とのみ無線通信をする。その選択方法としては、あらかじめ特定の携帯電話機の識別番号をハンズフリー装置側に登録しておき、その携帯電話機が車室内に持ち込まれた場合には自動的にその携帯電話機と無線通信回線を確立するものや、又は複数の登録された携帯電話機を検知した場合にはその中からユーザーがどの携帯電話機と無線通信を行うかを選択する方法などが考えられる。
さらに、請求項6に記載の無線通話システムでは、一旦一つの携帯電話機を選択した場合であっても、その後別の携帯電話機を選択し直してハンズフリーに設定することができる。別の携帯電話機に選択し直すには、一旦無線通信回線を切断し再度携帯電話機の探索を実施すれば良い。
請求項7に記載の無線通話システムでは、通信制御手段は、位置特定手段が選択された携帯電話機を運転席に検出したときはハンドセット通話を禁止してハンズフリー通話のみに制限し、運転席以外の席に検出したときはハンドセット通話を許可することを特徴とする。これにより、運転席の位置に携帯電話機を検知したときは、ドライバーがその携帯電話機を持っていると判断してハンズフリー通話でしか携帯電話機を使用できなくし、運転席以外の席で携帯電話機を検知したときは、ドライバー以外の乗員が持っていると判断して通常のハンドセット通話をすることができる。
請求項8に記載のハンズフリー装置は、携帯電話機との間で無線通信を行う無線通信手段と、携帯電話機の車室内の位置を特定する位置特定手段と、携帯電話機の車室内の位置により、携帯電話機の通話をハンズフリー通話又はハンドセット通話に切り替える通信制御手段とを備え、位置特定手段は、携帯電話機の位置を探索するときには、無線通信手段の通信範囲を分割し、当該分割された領域ごとに携帯電話機との通信を試みることにより位置を特定することを特徴とする。
このように請求項8に記載のハンズフリー装置では、携帯電話機との間を無線通信により接続しハンズフリー通話を実現する無線通信手段を有しており、さらにこの無線通信手段は車室内の携帯電話機の位置を特定するときにも使われている。携帯電話機の位置を特定するときには、この無線通信手段は車室内の通信範囲を分割し(例えば、各座席ごとに分割する)、その分割された通信範囲ごとで携帯電話機と通信を試み、各通信範囲の強度から携帯電話機の位置を特定することができる。そして、携帯電話機の位置により携帯電話機をハンズフリー通話しかできなくしたり又は通常のハンドセット通話を許可したりすることができる。このハンズフリー装置を用いれば、携帯電話機の位置を特定するために複数の無線センサ等を装備することなく、例えば、運転席に携帯電話機が持ち込まれたときはそれを検知し自動的にハンズフリー通話しかできなくしたり、又は運転席以外の席に持ち込まれたと検知したときは通常のハンドセット通話を許可する、という簡素で実用的な無線通話システムが実現できる。
請求項9に記載のハンズフリー装置は、位置特定手段は、携帯電話機の位置を特定した後は、無線通信手段に対して当該携帯電話機の位置に対応する分割された通信範囲を使用して無線通信を行わせるとともに、定期的に分割された領域ごとに車室内全域に対して携帯電話機と通信を試み、携帯電話機が移動していないかを確認することを特徴とする。
このように請求項9に記載のハンズフリー装置では、車室内に持ち込まれた携帯電話機の位置を特定した後は、その携帯電話機の位置に対応する分割された通信範囲でその携帯電話機とのみ通信を行いハンズフリー通話を実現する。その後、最初に携帯電話機の位置を特定した方法と同じ方法で、定期的に分割された領域ごとに車室内全域に対して携帯電話機と通信を試み、携帯電話機が移動していないかを確認する。これにより、例えば、最初は運転席に携帯電話機が持ち込まれてハンズフリー通話に設定された場合であっても、その後別の乗員がその携帯電話機を使うために移動させた場合には、それを検知して自動的にハンズフリー通話モードを解除し、通常のハンドセット通話が可能とすることができ、ユーザーにとって使い勝手の良いハンズフリー通話システムが実現できる。
また、上記の通信範囲を分割する手段としては、請求項10に記載のハンズフリー装置では、無線通信手段は、一定の方向からの無線信号の感度が向上された指向性アンテナを、車室内全域をカバーするように複数配置し、位置特定手段は、複数の指向性アンテナからの受信信号を比較することにより携帯電話機の位置を特定している。これにより例えば、各座席方向に指向性を持ったアンテナを各座席分配置すれば、携帯電話機がどの座席に持ち込まれたか又は移動したかを特定することができる。
請求項11に記載のハンズフリー装置は、無線通信手段は、Bluetooth方式に基づく通信プロトコルに従って無線通信を行うことを特徴とする。Bluetooth方式は、無線通信プロトコルの一種であり、通信回路の小型化・低消費電力化が可能であることから近年注目を集めている。このBluetooth方式に基づく無線通信を用いることにより、ハンズフリー装置を小型化し、消費電力を抑えることが可能となる。
また、請求項12に記載のハンズフリー装置は、携帯電話機を認識するために携帯電話機の固有の識別番号を登録する登録手段と、位置特定手段が登録された携帯電話機を複数検出した場合は、その中から一つの携帯電話機を選択して通信を行う選択手段とを備えることを特徴とする。これにより、携帯電話機が車室内に複数持ち込まれた場合であっても、ハンズフリー装置はこれらを識別し、その中から一つの携帯電話機を選択して無線通信回線を確立し、その選択された携帯電話機とのみ無線通信をする。その選択方法としては、あらかじめ特定の携帯電話機の識別番号をハンズフリー装置側に登録しておき、その携帯電話機が車室内に持ち込まれた場合には自動的にその携帯電話機と無線通信回線を確立するものや、又は複数の登録された携帯電話機を検知した場合にはその中からユーザーがどの携帯電話機と無線通信を行うかを選択する方法などが考えられる。
さらに、請求項13に記載のハンズフリー装置では、一旦一つの携帯電話機を選択した場合であっても、その後別の携帯電話機を選択し直してハンズフリーに設定することができる。別の携帯電話機に選択し直すには、一旦無線通信回線を切断し再度携帯電話機の探索を実施すれば良い。
請求項14に記載のハンズフリー装置では、通信制御手段は、位置特定手段が選択された携帯電話機を運転席に検出したときはハンドセット通話を禁止してハンズフリー通話のみに制限し、運転席以外の席に検出したときはハンドセット通話を許可することを特徴とする。これにより、運転席の位置に携帯電話機を検知したときは、ドライバーがその携帯電話機を持っていると判断してハンズフリー通話でしか携帯電話機を使用できなくし、運転席以外の席で携帯電話機を検知したときは、ドライバー以外の乗員が持っていると判断して通常のハンドセット通話をすることができる。
以下、本発明を実施するための形態について図面に基づいて説明する。
図1は本発明の実施の形態である携帯電話機とハンズフリー装置との無線通話システムの全体構成を示すブロック図である。
最初に携帯電話機200の構成について説明する。携帯電話機200は、無線部10、音声入力部20、ブルートゥース通信部30及び制御部40から構成される。無線部10は、図示しない無線アンテナを有し、通信ネットワークを介して他の通信機(例えば携帯電話機)との間でデータ(音声データ)の送受信を行う。音声入出力部20は、例えば信号処理用プロセッサから構成され、ユーザーが発話した音声の音声信号を図示しないマイクから取得し、その音声に対応する電気信号に変換する。また無線部10からの受信される通話相手の音声に対応する電気信号を、音声に復元し図示しないスピーカへ出力する。
ブルートゥース通信部30は、近距離通信通信方式の一種であるブルートゥース通信方式に基づいてハンズフリー装置300との間で無線通信を行う。近距離無線通信方式は、10m程度の近距離にある端末機器同士を無線接続する通信方式であり、配線の簡素化を実現できる。特にブルートゥース通信方式はその通信部を小型化・低消費電力化を実現できるとして近年注目されている通信方式であり、ハンズフリー装置−携帯電話との無線接続以外にもノートパソコン同士を接続したり、ノートパソコンとプリンタを接続するという例も考えられる。このブルートゥース通信部30は、変調器、復調器などから構成されハンズフリー装置300へ信号を送信するときはこの変調器により所定の信号に変換し、ハンズフリー装置300からの信号を受信したときはこの復調器により所定の信号に変換する。
無線部10、音声入出力部20及びブルートゥース通信部30は制御部40に接続され、制御部40は、周知のCPU、ROM及びRAMから構成されており、ハンズフリー装置300からの命令により携帯電話機200をハンズフリー通話とハンドセット通話に切り替える。すなわち、携帯電話機200をハンズフリー通話に設定したときは、無線部10から受信した音声データは音声入出力部20の図示しないスピーカから出力させないで、ブルートゥース通信部30を介してハンズフリー装置300へ送信する。また、音声入出力部20の図示しないマイクからの音声入力を不能にし、ハンズフリー装置300からブルートゥース通信部30に送信された音声データを無線部10を介して相手方の携帯電話機に送信する。
次にハンズフリー装置300の構成について説明する。ハンズフリー装置300は、制御部70、メモリ110、音声変換部80、マイク90、スピーカ100、ブルートゥース通信部50及び無線アンテナ60から構成される。
マイク90は、携帯電話機200がハンズフリー通話に設定されている場合において、音声をハンズフリー装置300に入力する。また、スピーカ100は、携帯電話機200がハンズフリー通話に設定されている場合において、携帯電話機200からの音声データを音声として出力する。このマイク90とスピーカ100は音声変換部80に接続され、音声変換部80は、例えば信号処理用プロセッサから構成されており、マイク90から入力された音声をその音声に対応する電気信号に変換し、また携帯電話機200から送信された音声に対応する電気信号を音声に復元しスピーカ100へ出力する。
ブルートゥース通信部50は、携帯電話機200のブルートゥース通信部30と同様に、携帯電話機200へ送信すべき信号を所定の無線信号に変調して無線アンテナ60を介して送信し、逆に携帯電話機200から送信されてきた無線信号を無線アンテナ60により受信し、この受信した信号を本来の信号に復調する。
無線アンテナ60は、ブルートゥース通信部50に接続され、携帯電話機200へ信号を送信し、又は携帯電話機200からの信号を受信する。この無線アンテナ60は、特定の方向からの信号をよく感知する指向性を持ったアンテナ4つで構成され(指向性アンテナ61、62、63、64)、各指向性アンテナは車両の各座席に対応する領域内で無線信号を送受信する。例えば、図2に示すように、この無線アンテナ60を車両の中心に配置すれば車両全域に対して無線エリアを確保できるので車室内の携帯電話機200の有無を調べることができるとともに、各指向性アンテナに受信される信号強度を比較することにより携帯電話機200がどの座席に有るのかを特定することができる。なお、図2に示す指向性アンテナ60の装備例では車両の中心に装備されているが、車室内全域に対して無線領域をカバーでき、かつ各座席に対応する通信領域に分割できるのであれば、どこに無線アンテナ60を装備してもよく(例えば、各指向性アンテナを各座席に真上に装備する等)、また、車両の大きさや座席の数により指向性アンテナの数を変えてもよい。
制御部70は、周知のCPU、RAM及びROM等から構成され、携帯電話機200の位置を探索するとともに、その探索した携帯電話機200の位置によってハンズフリー通話の設定・解除を行う。携帯電話機の位置を探索するときは、制御部70はブルートゥース通信部50を用いて携帯電話機200に対して呼び出し信号を送信する。そしてもし携帯電話機200が車室内に有るのであれば、携帯電話機200は前述の呼び出し信号を受信したときはハンズフリー装置300に応答信号を送信する。この応答信号は、携帯電話機200の固有の識別番号を有しており、制御部70は、ブルートゥース通信部50から応答信号を受け取ったときは周囲に携帯電話機200が有るということを認識できる。このとき、各指向性アンテナ(指向性アンテナ61、62、63、64)ごとに前述の呼び出し信号送信、応答信号受信をし、それぞれの受信信号の強度を比較することにより携帯電話機200がどの座席に有るのかを特定することができる。前述の方法により携帯電話機200を認識した後、携帯電話機200と無線回線を接続するときは、制御部70はブルートゥース通信部50を用いて携帯電話機200へ向けて接続要求信号を送信する。このとき制御部70は、携帯電話機200の位置を認識できているので、その位置に対応する指向性アンテナから前述の接続要求信号を送信する。携帯電話機200は、この接続要求信号を受信したときは、ハンズフリー装置300に接続応答信号を送信し、制御部70はブルートゥース通信部50からこの接続応答信号を受け取ったときは携帯電話機200との間で無線通信回線を確立する。以降、ハンズフリー装置300は携帯電話機200と1対1で無線通信を行う。なお、ハンズフリー装置300と携帯電話機200との間で無線回線が接続状態になった場合であっても、接続を維持する電力を抑えるために実際に無線通信を行わないとき(待機状態)は低消費電力モードに設定される。
携帯電話機200をハンズフリー通話に設定するときは、制御部70は携帯電話機200にその制御信号をブルートゥース通信部50を用いて送信する。携帯電話機200の制御部40は、この制御信号を受け取ったときは、前述のように携帯電話機200をハンズフリー通話に設定する。携帯電話機200がハンズフリー通話に設定されたときは、ハンズフリー装置300の制御部70は、携帯電話機200から送られてくる音声信号を音声変換部80で音声に変換してスピーカ100に出力する。また、こちらからの発話した音声はマイク90でハンズフリー装置300に入力され、制御部70は所定の電気信号に変換しブルートゥース通信部50を用いて携帯電話機200へ送信する。
携帯電話機200の識別番号は、メモリ110にあらかじめ登録させておく。なお、その登録の方法としては、例えば携帯電話機200の識別番号を直接ハンズフリー装置300へ入力して登録する。その他、携帯電話機200の識別番号が内臓されている電子カードをハンズフリー装置に装着して、ハンズフリー装置はそのカードから携帯電話機200の識別番号を読み出して登録してもよい。これにより例えばブルートゥース通信部を有する他の携帯電話機が車室内に持ち込まれた場合であっても、制御部70はメモリ110を参照することによりハンズフリー通話に設定すべき携帯電話機200の位置を認識でき、自動的にこの携帯電話機200と無線通信回線を接続することができる。また、複数の携帯電話機を登録しておき、登録した携帯電話機を複数検出したときは、ユーザーがその中から一つの携帯電話機を選択してハンズフリー通話に設定する。
以下に本実施形態におけるハンズフリー通話システムの動作を図3のフローチャートを用いて説明する。まず最初にステップS10において携帯電話機の位置を探索する。ここで、ハンズフリー装置300の電源をONにさせたら自動的に探索を開始させたりエンジン始動に連動して開始させたり又はハンズフリー装置300に探索開始スイッチを備えユーザーがそれを押して探索を開始させても良い。探索方法については、前述したように各指向性アンテナごとに携帯電話機200との通信を試みることにより位置を特定する。そして、ステップS20において携帯電話機200が検出されなかったときはハンズフリー通話に設定すべき携帯電話機が車室内に持ち込まれなかったと判断する。一方、携帯電話機200を検出したときは、ステップS30へ処理を進める。
ステップS30では、携帯電話機200とハンズフリー装置300との間でブルートゥース接続を行う。以降ハンズフリー装置300は、携帯電話機200と1対1で通信を行うために携帯電話機200の位置に対応する指向性アンテナを用いる。なお、ブルートゥース通信機能を有する携帯電話機200が複数車室内に持ち込まれたときは、前述のようにその中から一つの携帯電話機200が選択されて接続されることとなる。なお、その選択の方法としては、例えば複数の携帯電話機が検出された旨をスピーカ等を介して報知するとともに、選択しない携帯電話機の電源をオフするよう指示する。これにより、ハンズフリー装置300は、電源が継続して投入されている携帯電話機を選択したと認識できる。その他、ハンズフリー装置300に表示部及びタッチスイッチを設け、検出された携帯電話機の電話番号を表示するなどしてタッチスイッチ操作によって選択するようにすることもできる。
ステップS40では、ステップS30でブルートゥース接続した携帯電話機200が運転席に有るか否かを判定する。前述のように、各指向性アンテナ61、62、63、64への受信信号の強度を比較することにより判断する。そして、携帯電話機200が運転席に無いと判定(否定判定)されるときは、ステップS60へ処理を進め通常のハンドセット通話・ハンズフリー通話のどちらでも使用可能とする。ここでハンドセット・ハンズフリーのどちらで通話するかを選択する方法としては、例えば、こちらから携帯電話機200で電話するときは普段どおりにハンドセットですることができるようにし、携帯電話機200に電話がかかってきたときは、ハンズフリー装置300に表示部及びハンズフリー開始スイッチ等を設け、携帯電話機200への着信を表示部で知らせ、ハンズフリー開始スイッチを押したときはハンズフリー通話をし、携帯電話機200に備え付けられている通話開始スイッチ等を押したときはハンドセットで通話する。その他、例えばハンズフリー装置300に表示部及びハンズフリー・ハンドセット選択スイッチを設け、ステップS40で携帯電話機が運転席以外で検出されたときは、表示部又はスピーカでその旨を知らせるとともにハンズフリー・ハンドセット通話のどちらか選択するように催促して選択スイッチの操作で選択した通話モードに以降制限してもよい。
これにより、例えば、ドライバー以外の乗員が携帯電話機200を持ち込んだ場合であっても、その乗員はいつもどおりにその携帯電話機200を使うことができる。また、運転席以外で携帯電話機200が検出された場合であってもあえてハンズフリーで通話をすることもでき、例えば、他の乗員がいない場合にドライバーが携帯電話機200を助手席に置いて運転するようなときであってもハンズフリーで通話することができる。一方ステップS40において携帯電話機200が運転席に有ると判定される場合(肯定判定)は、ステップS50へ処理を進める。
ステップS50では、車両が走行中であるか否かが判定される。判定方法としては、エンジン始動で車両走行中であるとしたり、又は実際に車速センサーを検知して判定する方法などが考えられる。ここで、車両走行中ではない(否定判定)と判定される場合は、ステップS60へ処理を進め通常のハンドセット通話・ハンズフリー通話のどちらでも使用可能となる。どちらで通話するかを選択する方法は前述と同様に携帯電話機200への着信ごとにユーザーがどちらのモードで通話するのか選択する方法や、あらかじめどちらのモードで通話するのかを選択してもよい。これにより、運転席に携帯電話200が持ち込まれた場合であっても、車両が動いていないときには通常のハンドセット通話が可能となる。また、車両が動いていないときであってもあえてハンズフリーで通話することもでき、例えば、交差点で信号待ちで一時的に車両が止まっているときに電話がかかってきたとしても、ドライバーはハンズフリーで通話をすることができる。一方ステップS50において車両が走行中であると判定される場合(肯定判定)は、ステップS70へ処理を進み、制御部70、制御部40は携帯電話機200をハンズフリーでしか通話できなくする。
ステップS80では、携帯電話機200の位置を再探索するか否かを判定する。最探索するタイミングとしては、タイマーを設定して定期的に自動で再探索を行ったり、又はハンズフリー装置300に探索開始スイッチ等を設け、ユーザーがこのスイッチを押すことにより再探索を行わせても良い。ここで、最探索を行わない(否定判定)ときは、ステップS40へ戻り、携帯電話機200が運転席に有るか否かが判定される。なお、このステップS40では、携帯電話機200の再探索を行っていないので前に探索した携帯電話機200の位置情報が維持される。つまり、前に携帯電話機200が運転席に有ると判定されたときはこのステップS40においても携帯電話機200は運転席に有ると判定(肯定判定)され、逆に前に運転席には無いと判定されたときはこのステップS40においても運転席に無い(否定判定)とされる。これにより、一度携帯電話機200が運転席以外に持ち込まれてハンドセット通話・ハンズフリー通話のどちらでも使用可能に設定されたときは、携帯電話機200を再探索するまではこの状態が維持されることになり、一方携帯電話機200が運転席に持ち込まれてかつ車両走行中であるとしてハンズフリー通話に設定された場合であっても、その後車両を停止したときはステップS60の処理によりハンドセットで通話が可能となる。
ステップS80において、携帯電話機200の位置を再探索するとき(肯定判定)は、ステップS10に戻る。例えばタイマーを設定し定期的に再探索するようにしておけば、最初に携帯電話機200が運転席に持ち込まれてハンズフリー通話に設定された場合であっても(ステップS70)、その後他の乗員がその携帯電話機200を使うために位置を移動させたときは、自動的にハンドセット通話が可能となるのである(ステップS60)。また、ブルートゥース通信機能を備えた携帯電話機を複数車室内に持ち込まれた場合に、前述したようにその中から一つの携帯電話機を選択しハンズフリー通話に設定した場合であっても、ステップS80で携帯電話機200を再探索することにより、別の携帯電話機200をハンズフリー通話に設定しなおすこともできる。
なお、本実施形態では携帯電話機200の位置を検出するために複数の指向性アンテナ61、62、63、64を有する無線アンテナ60を用い、携帯電話機200の位置を検出するときは各指向性アンテナを制御部70で切り替えているが、図4に示すように一つの指向性アンテナを機械的に各座席方向に指向性が向けられるように回転させて携帯電話機200の位置を探索しても良い。
なお、本実施形態では、携帯電話機200とハンズフリー装置300との無線通信方式としてブルートゥース通信方式を用いているが、赤外線通信手段などの他の方式であってもよい。
本実施形態に係わる、携帯電話機200とハンズフリー装置300との無線通話システムの全体構成を示すブロック図である。 本実施形態に係わる、ハンズフリー装置300と無線アンテナ60(指向性アンテナ61、62、63、64)の車両への搭載例を示す図である。 本実施形態に係わる、ハンズフリー通話システムの動作を示すフローチャートである。 本実施形態に係わる、ハンズフリー装置300と無線アンテナ60の車両への搭載例を示す図である。
符号の説明
200 携帯電話機
10 無線部
20 音声入出力部
30 ブルートゥース通信部
40 制御部
300 ハンズフリー装置
60 無線アンテナ
61 指向性アンテナ
62 指向性アンテナ
63 指向性アンテナ
64 指向性アンテナ
50 ブルートゥース通信部
70 制御部
80 音声切り替え部
90 マイク
100 スピーカ
110 メモリ

Claims (14)

  1. 車両に備え付けられたハンズフリー装置と、
    前記ハンズフリー装置を用いてハンズフリー通話することができる携帯電話機とを備え、
    前記ハンズフリー装置は、
    前記携帯電話機との間で無線通信を行う無線通信手段と、
    前記携帯電話機の車室内の位置を特定する位置特定手段と、
    前記携帯電話機の車室内の位置により、前記携帯電話機の通話をハンズフリー通話又はハンドセット通話に切り替える通信制御手段とを備え、
    前記位置特定手段は、前記携帯電話機の位置を探索するときには、前記無線通信手段の通信範囲を分割し、当該分割された領域ごとに前記携帯電話機との通信を試みることにより位置を特定することを特徴とする車両の無線通話システム。
  2. 前記位置特定手段は、前記携帯電話機の位置を特定した後は、前記無線通信手段に対して当該携帯電話機の位置に対応する前記分割された通信範囲を使用して無線通信を行わせるとともに、定期的に前記分割された領域ごとに車室内全域に対して前記携帯電話機と通信を試み、前記携帯電話機が移動していないかを確認することを特徴とする請求項1に記載の車両の無線通話システム。
  3. 前記無線通信手段は、一定の方向からの無線信号の感度が向上された指向性アンテナを、車室内全域をカバーするように複数配置し、
    前記位置特定手段は、前記複数の指向性アンテナからの受信信号を比較することにより前記携帯電話機の位置を特定することを特徴とする請求項1又は2に記載の車両の無線通話システム。
  4. 前記無線通信手段は、Bluetooth方式に基づく通信プロトコルに従って無線通信を行い、
    前記携帯電話機は、前記Bluetooth方式の通信に対応することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の車両の無線通話システム。
  5. 前記ハンズフリー装置は、前記携帯電話機を認識するために当該携帯電話機の固有の識別番号を登録する登録手段と、
    前記位置特定手段が前記登録された携帯電話機を複数検出した場合は、その中から一つの携帯電話機を選択して通信を行う選択手段とを備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の車両の無線通話システム。
  6. 前記選択手段は、前記一つの携帯電話機を選択した場合であって、その後別の携帯電話機を選択し直すことが可能な請求項5に記載の車両の無線通話システム。
  7. 前記通信制御手段は、前記位置特定手段が前記選択された携帯電話機を運転席に検出したときはハンドセット通話を禁止してハンズフリー通話のみに制限し、運転席以外の席に検出したときはハンドセット通話を許可することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の車両の無線通話システム。
  8. 携帯電話機との間で無線通信を行う無線通信手段と、
    前記携帯電話機の車室内の位置を特定する位置特定手段と、
    前記携帯電話機の車室内の位置により、前記携帯電話機の通話をハンズフリー通話又はハンドセット通話に切り替える通信制御手段とを備え、
    前記位置特定手段は、前記携帯電話機の位置を探索するときには、前記無線通信手段の通信範囲を分割し、当該分割された領域ごとに前記携帯電話機との通信を試みることにより位置を特定することを特徴とするハンズフリー装置。
  9. 前記位置特定手段は、前記携帯電話機の位置を特定した後は、前記無線通信手段に対して当該携帯電話機の位置に対応する前記分割された通信範囲を使用して無線通信を行わせるとともに、定期的に前記分割された領域ごとに車室内全域に対して前記携帯電話機と通信を試み、前記携帯電話機が移動していないかを確認することを特徴とする請求項8に記載のハンズフリー装置。
  10. 前記無線通信手段は、一定の方向からの無線信号の感度が向上された指向性アンテナを、車室内全域をカバーするように複数配置し、
    前記位置特定手段は、前記複数の指向性アンテナからの受信信号を比較することにより前記携帯電話機の位置を特定することを特徴とする請求項8又は9に記載のハンズフリー装置。
  11. 前記無線通信手段は、Bluetooth方式に基づく通信プロトコルに従って無線通信を行うことを特徴とする請求項8〜10のいずれかに記載のハンズフリー装置。
  12. 前記携帯電話機を認識するために当該携帯電話機の固有の識別番号を登録する登録手段と、
    前記位置特定手段が前記登録された携帯電話機を複数検出した場合は、その中から一つの携帯電話機を選択して通信を行う選択手段とを備えることを特徴とする請求項8〜11のいずれかに記載のハンズフリー装置。
  13. 前記選択手段は、前記一つの携帯電話機を選択した場合であって、その後別の携帯電話機を選択し直すことが可能な請求項12に記載のハンズフリー装置。
  14. 前記通信制御手段は、前記位置特定手段が前記選択された携帯電話機を運転席に検出したときはハンドセット通話を禁止してハンズフリー通話のみに制限し、運転席以外の席に検出したときはハンドセット通話を許可することを特徴とする請求項8〜13のいずれかに記載のハンズフリー装置。
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