JP2005351596A - 調湿部材、これを備える空気調和機及び調湿部材の再生方法 - Google Patents

調湿部材、これを備える空気調和機及び調湿部材の再生方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 吸湿材の再生に使用するエネルギー効率が良好であると共に占有するスペースが小さく、さらに吸湿材の再生度合いを容易に調整可能な調湿部材、これを備える空気調和機及び調湿部材の再生方法を提供すること。
【解決手段】 内部に多数の孔部が形成された導電性の基体11と、前記孔部に担持された吸湿材13とを有し、基体11の回転軸14の軸回りに回転可能であり、基体11に電流を流す通電手段15を備えている。また、基体11の周面から回転軸14に向かってスリット21が複数形成され、スリット21によって基体11に複数分割形成されたセグメント22が、それぞれ独立した電流経路を構成する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、例えば室内の空気を調湿するデシカント方式の空気調和機に用いられる調湿ロータ、これを備える空気調和機及び調湿ロータの再生方法に関する。
従来、温度と湿度とを一体的に処理する空調装置が提案されている。この空調装置は、例えば室内を冷却する際には、送り込まれた外気を直接冷却することによって行っている。しかしながら、このように外気を直接冷却すると、外気に含まれる水分が露点に達することによって水滴が生じてしまう。空調装置で消費されるエネルギーは、このように外気に含まれる水分の温度を低下させることにも用いられているので、効率が良好ではなかった。
そこで、近年、温度と湿度とを独立して処理を行うことによって、送り込まれた外気の温度を効率よく調節することができるデシカント空調装置が提案されている(例えば、特許文献1から3参照)。
このデシカント空調装置は、図7に示すように、仕切板101によって処理側と再生側とに通風孔が分かれており、除湿ロータ102と、再生側において除湿ロータ102よりも上流に配置された顕熱交換ロータ103と、再生側において除湿ロータ102と顕熱交換ロータ103との間に配置されたヒータ104と、2つの送風ファン105、106とによって構成されている。この除湿ロータ102としては、シリカゲルなどの吸湿材をハニカム状に成形した物が用いられている。
ここで、このデシカント空調装置による空気調和方法について説明する。
まず、処理側において、送風ファン105によって送り込まれた外気C1は、除湿ロータ102の吸湿材によって内部の水分が吸着される。そして、除湿された外気C2は、顕熱交換ロータ103によって冷却され、給気C3として室内に送風される。
一方、再生側において、室内から排出された排気C4は、顕熱交換ロータ103で熱交換によって加熱された後、ヒータ104でさらに加熱することで、過熱された排気C5として除湿ロータ102に導入される。再生側に位置する除湿ロータ102は、加熱された排気C5を導入することによって吸湿材の再生を行う。その後、除湿ロータ102を通過した排気C6は、外部に放出される。
特開2003−262376号公報(図1) 特開2003−130399号公報(図1) 特開2000−283498号公報(図1)
しかしながら、上記従来の除湿ロータ及びその再生方法においては、以下の問題がある。すなわち、上記従来の除湿ロータは、水分を吸着した吸湿材の再生をヒータで加熱した空気を導入することによって行っている。したがって、熱伝達が悪く、除湿材を再生するために使用するエネルギーの効率が低いという問題がある。また、空気を加熱するヒータや空気を除湿材に導入する送風ファンなどを配置するための広いスペースが必要であるという問題がある。さらに、除湿ロータの温度制御が困難であり、過度に吸湿材を再生する場合がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、吸湿材の再生に使用するエネルギー効率が良好であると共に占有するスペースが小さく、さらに吸湿材の再生度合いを容易に調整可能な調湿部材、これを備える空気調和機及び調湿部材の再生方法を提供することを目的とする。
本発明は、前記課題を解決するために以下の構成を採用した。すなわち、本発明にかかる調湿部材は、内部に多数の孔部が形成された導電性の基体と、前記孔部に担持された吸湿材とを有しする調湿部材であって、前記基体に電流を流す通電手段を備えていることを特徴とする。
また、本発明にかかる調湿部材の再生方法は、内部に吸湿材を担持する多数の孔部が形成された導電性の基体を有する調湿部材の再生方法であって、前記基体に電流を流し、該基体を加熱することによって前記吸湿材の再生を行うことを特徴とする。
この発明にかかる調湿部材及びこの再生方法によれば、基体内部に形成された多数の孔部に担持された吸湿材によって、調湿部材に導入された空気の水分を吸着する。また、通電手段によって、導電性を有する基体に電流を流すことで基体にジュール熱を発生させる。そして、この発熱によって吸湿材で吸着している水分を放出して、調湿部材の再生を行う。
このように、吸湿材を担持する基体に通電してジュール熱を発生させることで直接加熱し、吸湿材の再生を行うので、別途基体を加熱するヒータを配置してこのヒータから加熱した空気を吸湿材に導入することによって吸湿材の再生を行うことと比較して、吸湿材の再生に使用するエネルギー効率が向上する。また、このように別途ヒータを配置する必要がないので、調湿部材を再生するために必要なスペースを小さくすることができる。さらに、基体に通電する電流量を制御することが容易であるので、吸湿材の再生の度合いを適宜調節することができると共に、基体へのヒートショックを防止することができる。
また、本発明にかかる調湿部材は、前記基体が、回転軸を有し、前記基体の周面から前記回転軸に向かってスリットが複数形成され、該スリットによって前記基体に複数分割形成されたセグメントが、それぞれ独立した電流経路を構成することが好ましい。
この発明にかかる調湿部材によれば、基体の周面から回転軸に向かって設けられた複数のスリットによって複数のセグメントを形成することで、通電手段が各セグメントにおいて独立して通電を行ってセグメントの加熱を行うことができる。これにより、吸湿材の再の度合いをより容易に調整することができる。
また、本発明にかかる空気調和機は、上述した調湿部材を備えることを特徴とする。
この発明にかかる空気調和機によれば、上述と同様に、調湿部材を再生する際のエネルギー効率が向上すると共に、再生するために占有するスペースを小さくすることができる。したがって、コストの低減が図れる。
また、本発明にかかる調湿部材の再生方法は、前記基体の回転軸から周面に向かってほぼ放射状に分割された各部で独立して電流を流すことが好ましい。
この発明にかかる調湿部材の再生方法によれば、基体の回転軸から周面に向かってほぼ放射状に分割された各部で独立して電流を流すことで上述と同様に吸湿材の再生をより効率よく行うことができる。
本発明の調湿部材、これを備える空気調和機及び調湿部材の再生方法によれば、吸湿材を担持する基体に通電してジュール熱を発生させることで直接加熱し、吸湿材の再生を行うので、別途基体を加熱するヒータを配置してこのヒータから加熱した空気を吸湿材に導入することによって吸湿材の再生を行うことと比較して、吸湿材の再生に使用するエネルギー効率が向上する。また、別途ヒータを配置する必要がないので、調湿部材を再生するために必要なスペースを小さくすることができる。さらに、通電手段によって基体に通電する電流量を制御することが容易なので、吸湿材の再生の度合いを適宜調節することができる。
以下、本発明にかかる調湿部材及びこれを備える空気調和機の一実施形態について、図1から図3を参照しながら説明する。
本実施形態による調湿ロータ(調湿部材)1は、デシカント空調システム2に用いられる調湿ロータである。
このデシカント空調システム2は、図1に示すように、仕切板3によって再生側の通風孔と処理側の通風孔とに分離されており、円盤形状を有する調湿ロータ1と、調湿ロータ1と同様に円盤形状を有する顕熱交換ロータ4と、外気A1を調湿ロータ1に送り込む送風ファン5とによって構成されている。
調湿ロータ1は、再生側と処理側とを跨ぐように配置されており、図2及び図3に示すように、例えばアルミニウムで形成された導電性の基体11と、基体11内部に多数形成されたハニカム状の貫通孔である孔部(図示略)に担持された吸湿材13と、基体11の中心軸回りで基体11を回転させる回転軸14と、基体11に電流を流す通電手段15とを備えている。
基体11には、その周面から中心軸に向かってレーザやカッターなどで形成されたスリット21が周方向等間隔に形成されており、基体11を16個のセグメント22に分割している。そして、各スリット21の内部には、各セグメント22が導通しないように絶縁性物質である吸湿材13が充填されている。
吸湿材13は、例えば、ゼオライトなどによって構成されており、孔部の壁面に担持されている。
回転軸14は、これを駆動するモータ(図示略)に接続されており、例えば基体11を基体11の軸回りで1分間に2回転し、調湿ロータ1の各セグメント22が再生側と処理側とを交互に循環するように構成されている。また、この回転軸14は、その表面が導電性を有しており、各セグメント22の内周面とそれぞれ電気的に接続されると共に、グラウンドに接続されている。
通電手段15は、基体11の外部及び各セグメント22をそれぞれ電気的に接続されるスリップリング25と、スリップリング25及び各セグメント22の外周面をそれぞれ接続する給電線26と、回転軸14の内部に配置されて基体11の回転角度を検出するエンコーダ(図示略)と、基体11の外部に設けられて各セグメント22で流れる電流量を制御する通電制御手段27とを備えている。
スリップリング25は、回転軸14の周面に互いが導電しないように16個設けられており、それぞれが16分割されているセグメント22の外周面とそれぞれ独立して設けられた給電線26を介して接続されている。この給電線26は、スリット21の内部に沿って敷設されている。
通電制御手段27は、各スリップリング25及び回転軸14の表面とそれぞれブラシ(図示略)を介して電気的に接続されており、エンコーダによる基体11の回転角度の検出結果から、再生側に位置されたセグメント22に対して通電を行い、基体11を加熱するように制御する。ここで、回転軸14による基体11の回転方向に対して、図4に示すように、処理側においてセグメント22に電流を流さずに、再生側において回転方向へ進むにつれてセグメント22に流れる電流量を漸次小さくなるように制御している。
顕熱交換ロータ4は、処理側において調湿ロータ1よりも下流側に設けられており、調湿ロータ1と同様に、再生側と処理側とを跨ぐように配置されており、再生側の冷熱と処理側の暖熱とを交換する。
次に、上記のように構成されたデシカント空調システム2による除湿方法及び調湿ロータ1の再生方法について説明する。
まず、処理側において、外部から送風ファン5によって送り込まれた外気A1は、調湿ロータ1の吸湿材13によって内部の水分が吸着される。そして、除湿された外気A2は、顕熱交換ロータ4によって冷却され、給気A3として室内に送風される。ここで、基体11が回転軸14の軸回りで回転しているので、処理側において外気の水分を吸着した吸湿材13を有するセグメント22は、仕切り板3によって区切られた再生側に位置するよう送り出される。
通電手段15は、回転軸14に設けられたエンコーダからの検出角度によって再生側に位置するセグメント22に対して電圧を印加し、セグメント22の周面から回転軸14に向かって電流を流す。セグメント22は、この電流によって発生したジュール熱により加熱され、吸湿材13内部に吸着されている水分を脱着する。このようにして、調湿ロータ1の再生を行う。
再生された吸湿材13を有するセグメント22は、基体11の回転軸14の軸回りで回転することによって、再び処理側に位置する。そして、送風ファン5によって送り込まれた外気A1内部の水分を吸着する。
ここで、通電制御手段27は、回転方向へ進むにつれてセグメント22に流れる電流量を漸次小さくするように制御している。これにより、回転軸14の軸回りでの回転によりセグメント22が処理側に近づくにつれて、セグメント22の加熱が抑えられている。
以上より、本実施形態における調湿ロータ1、これを備えるデシカント空調システム2及び調湿ロータの再生方法によれば、吸湿材13を担持する基体11に通電してジュール熱を発生させることで直接加熱し、吸湿材13の再生を行うので、例えば、別途基体11を加熱するヒータを配置してこのヒータから加熱した空気を吸湿材13に導入することによって吸湿材13の再生を行うことと比較して、吸湿材13の再生に使用するエネルギー効率が向上する。
また、このようなヒータを別途配置する必要がないので、吸湿材13を再生するために必要なスペースを小さくすることができる。さらに、通電制御手段27を設けるだけであり、基体11に通電する電流量を制御することが容易なので、吸湿材13の再生の度合いを適宜調節することができる。
また、基体11の周面から回転軸14に向かって設けられた複数のスリット21によって複数のセグメント22を形成することによって、通電手段15が各セグメント22で独立して通電を行ってセグメント22の加熱を行うことができる。これにより、吸湿材13の再生をより効率よく行うことができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記実施形態では、吸湿材としてゼオライトを用いたが、これに限らず、シリカゲル、活性炭、活性アルミナ、チタニアであってもよい。
また、上記実施形態では、基体としてハニカム形状を有する導電性の金属を用いたが、吸湿材を担持可能な孔部が形成されていればよく、発泡金属、活性炭あるいは導電性セラミックスを用いてもよい。
また、上記実施形態では、通電制御手段27が再生側に位置するセグメント22に対して回転方向へ進むにつれて漸次電流量が小さくなるように制御しているが、吸湿材13の再生を所望の度合いに応じて適宜変更してもよい。
また、上記実施形態では、調湿ロータ1が処理側を流れる空気の除湿を行うように配置されているが、図5に示すように、調湿ロータ1が処理側を流れる空気の加湿を行うように配置されたデシカント空調システム30であってもよい。
このデシカント空調システム30は、上述と同様に仕切板3によって処理側と吸着側とに分離されている。そして、処理側において、調湿ロータ1よりも上流側に顕熱交換ロータ4が配置されている。
そして、処理側において、送風ファン31によって送り込まれた外気B1は、顕熱交換ロータ4によって加熱される。そして、加熱された外気B2と、通電手段15とによって調湿ロータ1の吸湿材13に吸着されている水分が放出され、加湿された給気B3として室内に吸気されるように構成されている。
一方、吸着側において、送風ファン32によって送風された室内からの排気B4は、調湿ロータ1によって除湿され、除湿された排気B5が顕熱交換ロータ4によって冷却される。その後、排気B6として外部に放出されるように構成されている。
また、上記実施形態では、通電制御手段27からスリップリング25を介して各セグメント22に電流を流すように構成されているが、図6に示すように、通電手段35が再生側において回転軸14の軸回りで回転する基体11の周面に接触するように配置されたブラシ36を有し、これを通電制御手段27と電気的に接続することによって、再生側に位置するセグメント22の加熱を行うような構成であってもよい。このブラシ36は、基体11の再生側において、周面で等間隔に配置されている。
このような構成であっても、各ブラシ36と回転軸14との間を流れる電流量を適宜設定することができる。
ここで、回転軸14をグラウンドと接続する構成に限らず、ブラシ35のうち1つをグラウンドと接続する構成であってもよい。
また、上記実施形態では、調湿ロータ1が回転軸14の軸回りでする場合を示したが、調湿ロータ1を回転させずに、通電流経路を適宜切り替えることによっても吸湿材13を再生させることができる。この場合、電流経路の切り替えに対応して、通電するセグメント22を選択する。
本発明の一実施形態における調湿ロータを備えるデシカント空調システムを示す概略図である。 図1における調湿ロータを示す、(a)は側面図、(b)は、正面図である。 図1における調湿ロータを示す要部拡大図である。 図1における通電制御手段による基体の回転角度に対する通電量を示すグラフである。 本発明の一実施形態以外の調湿ロータを適用可能なデシカント空調システムを示す該略図である。 本発明の一実施形態以外の、本発明を適用可能な調湿ロータを示す側面図である。 従来の調湿ロータを備えるデシカント空調システムを示す該略図である。
符号の説明
1 調湿ロータ(調湿部材)
2、30 デシカント空調システム(空気調和機)
11 基体
13 吸湿材
15、35 通電手段
21 スリット
22 セグメント

Claims (5)

  1. 内部に多数の孔部が形成された導電性の基体と、前記孔部に担持された吸湿材とを有しする調湿部材であって、
    前記基体に電流を流す通電手段を備えていることを特徴とする調湿部材。
  2. 前記基体が、回転軸を有し、
    前記基体の周面から前記回転軸に向かってスリットが複数形成され、
    該スリットによって前記基体に複数分割形成されたセグメントが、それぞれ独立した電流経路を構成することを特徴とする請求項1に記載の調湿部材。
  3. 請求項1または2に記載の調湿部材を備えることを特徴とする空気調和機。
  4. 内部に吸湿材を担持する多数の孔部が形成された導電性の基体を有する調湿部材の再生方法であって、
    前記基体に電流を流し、該基体を加熱することによって前記吸湿材の再生を行うことを特徴とする調湿部材の再生方法。
  5. 前記基体の回転軸から周面に向かってほぼ放射状に分割された各部で独立して電流を流すことを特徴とする請求項4に記載の調湿部材の再生方法。
JP2004175542A 2004-06-14 2004-06-14 調湿部材、これを備える空気調和機及び調湿部材の再生方法 Withdrawn JP2005351596A (ja)

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