JP2005338732A - 湿式画像形成装置 - Google Patents
湿式画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005338732A JP2005338732A JP2004161320A JP2004161320A JP2005338732A JP 2005338732 A JP2005338732 A JP 2005338732A JP 2004161320 A JP2004161320 A JP 2004161320A JP 2004161320 A JP2004161320 A JP 2004161320A JP 2005338732 A JP2005338732 A JP 2005338732A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cleaning
- roller
- intermediate transfer
- image forming
- cleaning roller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 claims abstract description 110
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 30
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 claims description 8
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 37
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 3
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 2
- 238000005086 pumping Methods 0.000 description 2
- 239000005871 repellent Substances 0.000 description 2
- 230000001846 repelling effect Effects 0.000 description 2
- 230000032258 transport Effects 0.000 description 2
- XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N Silicon Chemical compound [Si] XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 1
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 229910021417 amorphous silicon Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000003472 neutralizing effect Effects 0.000 description 1
- 150000002825 nitriles Chemical class 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 238000007790 scraping Methods 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010703 silicon Substances 0.000 description 1
- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Cleaning In Electrography (AREA)
Abstract
【課題】構成が簡単で、クリーニングローラに掻き取られた転写残トナーが、回転体の周面に位置する周面部材に長期間放置されて固着するのを防止することができる湿式画像形成装置を提供することにある。
【解決手段】
湿式画像形成装置は、従動ローラ42の周面に位置する中間転写ベルト43に接触して中間転写ベルト43をクリーニングするクリーニングブレード121、クリーニングローラ123を備える。クリーニングブレード121及びクリーニングローラ123を、中間転写ベルト43に対して離間自在に支持する。
【選択図】 図3
【解決手段】
湿式画像形成装置は、従動ローラ42の周面に位置する中間転写ベルト43に接触して中間転写ベルト43をクリーニングするクリーニングブレード121、クリーニングローラ123を備える。クリーニングブレード121及びクリーニングローラ123を、中間転写ベルト43に対して離間自在に支持する。
【選択図】 図3
Description
本発明は、複写機、ファクシミリ装置、プリンタ等に採用される湿式画像形成装置に関する。
湿式画像形成装置では、感光体ドラム等の潜像担持体上の未使用の液体現像剤(トナー及びキャリア液)を回収するために、潜像担持体の表面に対してクリーニングブレードを接触して、前記液体現像剤を掻き取るようにしている。このように、クリーニングブレードで潜像担持体の表面にある未使用の液体現像剤を掻き取る方法は、一般的に行われている。しかし、トナーとキャリア液からなる液体現像剤を用いる現像の場合、現像転写等のプロセスにおいて、液体現像剤のトナー濃度が変化し、トナー濃度が高まって、液体現像剤の粘度が高くなる現象が生ずる。
クリーニングブレードで掻き取られた液体現像剤は、粘度が低い場合は掻き取られた後は、排出路をスムースに流れていくが、粘度が高くなるとクリーニングブレードに付着したままとなる。或いは、長期に放置した場合、掻き取られたトナーがクリーニングブレード先端に溜まって付着(固着)したままとなる。このようにクリーニングブレード先端にトナーが溜まると、画像形成に支障が発生し、画像異常を引き起こす問題がある。
この問題を解消するために、特許文献1では、クリーニングブレードの長手方向にスクレーパを移動させて前記先端に固着されたトナーの除去を行ったり、ローラやブラシ状の回転部材を回転することによりクリーニングブレード先端のトナー除去を行ったりしている。
特開2001−296780号公報
しかし、特許文献1で提案された、スクレーパ等でクリーニングブレード先端に堆積したトナーを除去する技術では、メンテナンス時にサービスマンが行ったり、自動化したとしても構成が非常に複雑となる問題がある。又、特許文献1で提案されたいずれの技術も、クリーニングブレード先端に溜まったトナーの除去を行うことはできる。しかし、転写残トナーが付着し潜像担持体等の回転体にクリーニングブレードが当接した状態で長期間使用しない場合には、潜像担持体等にもトナーが固着する問題があり、この場合、画像形成に悪影響が出る問題がある。
本発明の目的は、構成が簡単で、クリーニング部材に掻き取られた転写残トナーが、回転体の周面に位置する周面部材に長期間放置されて固着するのを防止することができる湿式画像形成装置を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、回転体の周面に位置する周面部材に接触して該周面部材をクリーニングするクリーニングローラを備えた湿式画像形成装置において、前記クリーニングローラを、前記周面部材に対して離間自在に支持し、前記クリーニングローラは、前記周面部材から離間した状態のときに回転させる回転駆動手段に連結したことを特徴とする湿式画像形成装置を要旨とするものである。
請求項2の発明は、請求項1において、前記クリーニングローラと併せて前記周面部材に接触して該周面部材をクリーニングするクリーニングブレードを備え、該クリーニングブレードを、前記周面部材に対して離間自在に支持したことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、クリーニングローラは、周面部材から離間するときに回転させることにより、クリーニングローラ上のトナーの掻き取りが容易となる。この結果、構成が簡単で、クリーニングローラに掻き取られた転写残トナーが、回転体の周面に位置する周面部材に長期間放置されて固着するのを防止することができる。 請求項2の発明によれば、クリーニングブレード先端により、周面部材に掻き取りされたトナーも、クリーニングブレードが、周面部材から離間することにより、クリーニングブレード先端によって掻き取りされて周面部材に付着されたトナーが、該周面部材に付着しそのまま固着することが防止される。
以下、本発明の湿式画像形成装置を、タンデム型カラー画像形成装置(以下、単に画像形成装置という)に具体化した一実施形態を図1〜図5を参照して説明する。
図1は、画像形成装置の概略構成図である。画像形成装置は、給紙手段1、垂直搬送路2、レジストローラ対3、ベルト搬送手段4、第1の画像形成手段5、第2の画像形成手段6、第3の画像形成手段7、第4の画像形成手段8、2次転写手段9、定着手段10、排出搬送路11、排出トレイ14などから構成されている。給紙手段1は、給紙カセット1aと、ピックアップローラ1bとを備え、給紙カセット1a内の紙Pをピックアップローラ1bにて、垂直搬送路2へ搬送する。垂直搬送路2は、搬送されてきた紙Pをレジストローラ対3を介して2次転写手段9へ搬送する。
図1は、画像形成装置の概略構成図である。画像形成装置は、給紙手段1、垂直搬送路2、レジストローラ対3、ベルト搬送手段4、第1の画像形成手段5、第2の画像形成手段6、第3の画像形成手段7、第4の画像形成手段8、2次転写手段9、定着手段10、排出搬送路11、排出トレイ14などから構成されている。給紙手段1は、給紙カセット1aと、ピックアップローラ1bとを備え、給紙カセット1a内の紙Pをピックアップローラ1bにて、垂直搬送路2へ搬送する。垂直搬送路2は、搬送されてきた紙Pをレジストローラ対3を介して2次転写手段9へ搬送する。
ベルト搬送手段4は、駆動ローラ41と、回転体としての従動ローラ42と、この2つのローラに亘って掛け渡された無端状の中間転写ベルト43とからなる。中間転写ベルト43は、従動ローラ42の周面位置する周面部材に相当する。中間転写ベルト43は、テンションローラ44にて適度なテンションを保っている。そして、この状態で、駆動ローラ41は図示しない駆動モータからその駆動力を伝達され、各画像形成手段における感光体ドラム51の外周速度とベルト搬送手段4の中間転写ベルト43の外周速度が等速になるように駆動されている。
図1に示す第1〜第4の画像形成手段5〜8は、図中左側からブラック(BK)、マゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)用のものであり、全てほぼ同じ構成のユニットである。ここでは、説明の便宜上、画像形成に関して代表して第1の画像形成手段5の構成を、図2を参照して説明する。なお、他の画像形成手段において、第1の画像形成手段5の構成と同一構成については同一符号を付す。第1の画像形成手段5は、感光体ドラム51、主帯電装置52、LPH(LED PRINT HEAD)53、液体現像装置54、1次転写手段55、クリーニング装置56、除電ランプ57から構成され、樹脂でできた筐体に組み付けることにより1つのユニットとなり、図示しない装置本体に取り付けられている。
感光体ドラム51はアモルファス・シリコンドラムを用いており、現像位置での暗電位はおよそ300Vになるよう前記主帯電装置52により帯電される。この帯電した感光体ドラム51の表面にLPH53が画像情報に応じた光を照射することにより感光体ドラム51の表面に静電潜像が形成される。感光体ドラム51は潜像担持体に相当する。なお、LPH53はユニットの小型化のために採用しているがLSU(レーザスキャニングユニット)を用いても良い。
液体現像装置54は、トナーとキャリアからなる現像剤を所定の濃度になるように撹拌混合して用い、後述する現像ローラ72でこの現像剤を感光体ドラム51の光が照射された部分の静電潜像に適用することにより感光体ドラム51にトナー像を形成するものである。
前記感光体ドラム51の暗電位が300Vで、現像バイアスは200V、露光後電位が20Vとなるように設定されている。即ち、暗電位は画像白部に相当し、露光後電位は画像黒部に相当し、この差がいわゆるコントラスト電位である。上記のように形成された静電潜像が現像されたトナー像は、前記1次転写手段55とのニップに前記ベルト搬送手段4の中間転写ベルト43に転写される。前記1次転写手段55は本実施形態では転写ローラを用いており、前記感光体ドラム51の表面電位とは逆極性の電圧が−1000〜−1300Vの範囲に設定され、印加されている。
感光体ドラム51上の転写されなかったトナーは次のプロセスのクリーニング装置56のゴムブレード56aにより掻き落とされる。感光体ドラム51は、表面の残留電位を下げて均一にすべく除電ランプ57により除電されてその後は次の一連のプロセスに備える。このように画像形成する場合の電位設定は、感光体ドラム51の特性、トナーの性能、環境に応じて最適な値は変わるものである。画像形成装置は、上記第1の画像形成手段5と同様の方法で、第2〜第4の画像形成手段6〜8でマゼンタ、シアン、イエローに対応する画像を感光体ドラム上に現像し、中間転写ベルト43上に順次繰り返し、ずれなく転写することでフルカラー画像の形成を行う。
ここで、液体現像装置54の構成を簡単に説明する。図2に示すように、液体現像装置54は、液体現像剤70を収容する収容タンク71を備えている。収容タンク71の内部には、現像剤担持体としての現像ローラ72と、塗布ローラ73と、汲み上げポンプ74等が設けられている。現像ローラ72、塗布ローラ73、汲み上げポンプ74は歯車列等からなる駆動伝達機構を介して駆動モータ(ともに図示しない)により回転駆動される。液体現像剤70は、シリコンオイル等の非極性の絶縁性液体からなるキャリア液と、同キャリア液の中にトナーを高濃度で分散するように調整されている。汲み上げポンプ74は液体現像剤70を汲み上げて塗布ローラ73に液体現像剤70を塗布する。
再び図1に戻り、転写後の画像形成について説明する。2次転写手段9は、本実施形態では、2次転写ローラからなる。2次転写手段9は、垂直搬送路2上の2次転写位置に配置されている。2次転写位置は2次転写手段9が駆動ローラ41と対向するとともに、中間転写ベルト43に対して圧接する位置である。この2次転写手段9には、2次転写バイアスが印加されており、2次転写手段9により、中間転写ベルト43から、垂直搬送路2及びレジストローラ対3を介して搬送されてきた紙Pにフルカラー画像が2次転写される。この後、フルカラー画像が2次転写された紙Pは、中間転写ベルト43から分離され、定着手段10に搬送される。定着手段10は、第1定着ローラ10a、第2定着ローラ10bを備えている。各定着ローラには、図示しない定着ヒータが内蔵され、同定着ヒータは定着に必要な所定の温度に制御されている。この温度により、両ローラにて圧接されて通過する紙P上にフルカラー画像の定着処理がされる。そして、紙Pは、定着手段10で定着処理がなされた後に排出搬送路11を介して排出トレイ14に排出される。
次に、本実施形態の特徴である中間転写クリーニングユニット12について詳説する。 図3及び図4に示すように中間転写クリーニングユニット12は従動ローラ42に近接して設けられており、ハウジング120、クリーニングブレード121、スクリュー122、クリーニングローラ123等を備えている。
従動ローラ42の下方には、中間転写クリーニングユニット12を支持するための支持軸126が、装置本体のフレーム(図示しない)に設けられている。支持軸126の両端には、一対の支持ブラケット124(図3及び図4では1つのみ図示)が、支持軸126の軸心を揺動中心にして揺動自在に取着されている。支持ブラケット124の先端には、前記ハウジング120の両端が一体に固着されている。
ハウジング120は、図3〜図5に示すように上壁120b、底壁120c、上壁120bと底壁120cとを連結する側壁120d及び上壁120b〜側壁120dの各両端に連結された一対の端壁120e(図5参照)にて構成されて、略ボックス状に形成されている。ハウジング120は、側壁120dと反対側、すなわち、従動ローラ42側は、水平に延びた開口部120aを有する。
ハウジング120の底壁120c上面には断面円弧状の凹部が形成されている。底壁120cから延出された開口部120a側の下部側面には、図5に示すようにブラケット125を介して、クリーニングブレード121が取着されている。クリーニングブレード121は、図3に示すように、開口部120aの下部側を遮蔽するように、ハウジング120の長手方向に向かって配置されている。
ブラケット125の長手方向の両端には、一対のシール部材130が固定されている。各シール部材130は、切欠段部132を備え、切欠段部132を介してクリーニングブレード121の各端部の上部及び端面に対して、液密状に当接されている(図5参照)。又、シール部材130の切欠段部132には、クリーニングブレード121の各端部の上部及び端面に対して、液体現像剤のキャリア液をはじく性質の液が塗布されている。又、シール部材130の従動ローラ42側面には、前記キャリア液をはじく性質を有する液が塗布されている。前記キャリア液がオイルの場合、キャリア液をはじく性質を有する液としては、撥油性液が使用され、前記キャリア液が水の場合には、撥水性液が使用される。
シール部材130が前述のように配置されることにより、クリーニングブレード121の両端からは、シール部材130の上部が上方に延びるように配置されている。又、両シール部材130の離間距離は、中間転写ベルト43の幅よりも短くされている。
開口部120aに対応して、ハウジング120内には、クリーニングローラ123が水平に配置され、その両端が、両端壁120eにて回動自在に支持されている。
クリーニングローラ123は、ニトリル系樹脂ゴム材料(例えば、NBR)にて構成されている。クリーニングローラ123は、クリーニングローラ123が、後述する第1位置に位置するときに、中間転写ベルト43に当接するとともに、回転駆動されて、中間転写ベルト43を研磨するとともに、中間転写ベルト43上の転写残トナーを掻き取る。
クリーニングローラ123は、ニトリル系樹脂ゴム材料(例えば、NBR)にて構成されている。クリーニングローラ123は、クリーニングローラ123が、後述する第1位置に位置するときに、中間転写ベルト43に当接するとともに、回転駆動されて、中間転写ベルト43を研磨するとともに、中間転写ベルト43上の転写残トナーを掻き取る。
又、側壁120d内面からは、クリーニングローラブレード128がハウジング120内に突出されて、水平に配置されている。クリーニングローラブレード128の先端は、図3、図4に示すようにクリーニングローラ123の長手方向に延びる周面の全体に亘って当接されており、クリーニングローラ123が図3に示すように、反時計回り方向に回転したときに、クリーニングローラ123上のトナーを掻き取る。
中間転写クリーニングユニット12は、支持軸126を揺動中心にして、画像形成装置が画像形成をしている際に従動ローラ42に最接近した位置に位置する第1位置(図4参照)と、画像形成はしておらず、従動ローラ42から離間(退避)した第2位置(図3参照)との間を揺動可能とされている。
支持ブラケット124の側方において、装置本体のフレーム(図示しない)には、中間転写クリーニングユニット12の側部に当接可能に配置した偏心カム150が回動自在に設けられている。偏心カム150の回転に伴い、カム面150aのカムプロフィールにより、中間転写クリーニングユニット12は、第1位置と第2位置との往復移動が可能である。なお、中間転写クリーニングユニット12は、図示しないバネ等により、偏心カム150に常時当接するように付勢されている。偏心カム150は、図示しない駆動源であるモータに作動連結されており、制御装置170の前記モータの制御により、中間転写クリーニングユニット12の第1位置と第2位置への往復作動が可能である。
なお、偏心カム150に限定するものではなく、直線状に移動するカムで、ハウジング120を揺動したり、或いは、支持ブラケット124をステップモータ等で正逆回転することにより、第1及び第2位置に変更したりしてもよい。
中間転写クリーニングユニット12は、第1位置に位置するとき、クリーニングローラ123が、中間転写ベルト43に対し当接可能とされている。クリーニングローラ123の軸は、後述するスクリュー122とは、歯車機構162(図2(b)参照)を介して作動連結されており、該歯車機構162は、回転駆動手段としての駆動モータ160に作動連結されている。そして、図2(b)に示すように、駆動モータ160は、制御装置170の制御により、駆動制御される。そして、駆動モータ160の駆動により、前記歯車機構162を介してクリーニングローラ123は、図3に示すように反時計回り方向に回転される。
又、中間転写クリーニングユニット12は、第1位置に位置するとき、クリーニングブレード121の先端が、中間転写ベルト43に対しカウンタ当接される。この結果、中間転写ベルト43上の転写残トナーがクリーニングローラ123及びクリーニングブレード121により、回収除去され、中間転写ベルト43を次の画像形成工程に備えさせることができる。なお、前記カウンタ当接時は、中間転写ベルト43は、両シール部材130の間に位置するようにして、クリーニングブレード121先端に対して当接される。
図3及び図4に示すように、ハウジング120内には、スクリュー122が水平に配置されている。スクリュー122の両端の軸部は両端壁120eに対して液密状に回動自在に支持されている。スクリュー122の一端側の軸部は、一方の端壁120eから突出され、その突出端には前記歯車機構162の一部を構成する歯車が固定されている。
前記歯車機構162は、支持軸126の軸心を回動中心とした歯車に作動連結されており、中間転写クリーニングユニット12の揺動時においても、常に前記駆動モータからのトルクをスクリュー122、及びクリーニングローラ123に伝達可能である。
ハウジング120において、底壁120cの一端側には、図示しない排出口が形成されている。該排出口はハウジング120の底壁120c側に設けられた廃棄トナーボトル140に連通され、スクリュー122の駆動により、掻き取られたトナー及びキャリア液を廃棄トナーボトル140に排出する。
(作用)
さて、上記のように構成された画像形成装置の作用を説明する。
画像形成装置にて印刷する際には、偏心カム150を制御装置170がモータを回転制御して、図4に示す中間転写クリーニングユニット12(すなわち、ハウジング120)を第1位置に位置させる。この状態で、画像形成(印刷)が行われる。この画像形成時には、中間転写ベルト43が移動されて、図4に示すように、中間転写ベルト43に対して回転駆動されるクリーニングローラ123が接触し、クリーニングブレード121がカウンタ当接されることにより、中間転写ベルト43上にある転写残トナー及びキャリア液が、回収除去される。なお、前記クリーニングローラ123は、駆動モータ160の回転により、歯車機構162を介して、回転駆動される。
さて、上記のように構成された画像形成装置の作用を説明する。
画像形成装置にて印刷する際には、偏心カム150を制御装置170がモータを回転制御して、図4に示す中間転写クリーニングユニット12(すなわち、ハウジング120)を第1位置に位置させる。この状態で、画像形成(印刷)が行われる。この画像形成時には、中間転写ベルト43が移動されて、図4に示すように、中間転写ベルト43に対して回転駆動されるクリーニングローラ123が接触し、クリーニングブレード121がカウンタ当接されることにより、中間転写ベルト43上にある転写残トナー及びキャリア液が、回収除去される。なお、前記クリーニングローラ123は、駆動モータ160の回転により、歯車機構162を介して、回転駆動される。
この状態で、スクリュー122は、駆動モータ160の回転により、歯車機構162を介して、回転駆動される。回収された液体現像剤70のキャリア液及びトナーは、回転するスクリュー122により、排出口部(図示しない)を介して廃棄トナーボトル140に貯留される。
なお、クリーニングローラ123で掻き取られたトナーは、クリーニングローラブレード128により掻き取られ、下方の底壁120cの凹部内に落下する。
印刷が、終了すると、偏心カム150を制御装置170がモータを回転制御して、図4に示すように、中間転写クリーニングユニット12を第1位置から、図3に示すように第2位置に変位させる。
印刷が、終了すると、偏心カム150を制御装置170がモータを回転制御して、図4に示すように、中間転写クリーニングユニット12を第1位置から、図3に示すように第2位置に変位させる。
そして、この状態で、制御装置170が駆動モータ160を回転制御することにより、クリーニングローラ123は、歯車機構162を介して、回転駆動される。クリーニングローラ123の回転により、クリーニングローラ123で掻き取られたトナーは、クリーニングローラブレード128により掻き取られ、下方の底壁120cの凹部内に落下する。この結果、印刷後、クリーニングブレード121、及びクリーニングローラ123が中間転写ベルト43から離間(退避)する。このため、クリーニングブレード121先端及びクリーニングローラ123によって掻き取りされて中間転写ベルト43に付着されたトナーが、該中間転写ベルト43に付着しそのまま固着することが防止される。
なお、クリーニングブレード121先端が中間転写ベルト43に対してカウンタ当接されている際には、中間転写ベルト43は、両シール部材130の間に配置される。このため、クリーニングブレード121先端(幅方向先端)において、長手方向両端からのトナー、及びキャリア液の漏れが防止できる。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、前記実施形態を、下記のように変更してもよい。
○ 前記実施形態では、第1位置から第2位置に中間転写クリーニングユニット12の変位を印刷終了後に行ったが、印刷を行う前に、中間転写クリーニングユニット12を第1位置から第2位置へ移動して、クリーニングローラ123を回転駆動するようにしてもよい。
○ 前記実施形態では、第1位置から第2位置に中間転写クリーニングユニット12の変位を印刷終了後に行ったが、印刷を行う前に、中間転写クリーニングユニット12を第1位置から第2位置へ移動して、クリーニングローラ123を回転駆動するようにしてもよい。
○ 前記実施形態では、中間転写ベルト43の中間転写クリーニングユニット12に具体化したが、例えば、潜像担持体としての感光体ドラム51のトナーを除去するクリーニング装置56に具体化してもよい。この場合、周面部材は、感光体ドラム51の周面を構成する部材である。
○ 前記実施形態では、クリーニングブレード121及びクリーニングローラ123を設けたが、いずれか一方を省略してもよい。
12…中間転写クリーニングユニット(クリーニングユニット)
42…従動ローラ(回転体)
43…中間転写ベルト(周面部材)
121…クリーニングブレード(クリーニング部材)
123…クリーニングローラ(クリーニング部材)
160…駆動モータ(回転駆動手段)
42…従動ローラ(回転体)
43…中間転写ベルト(周面部材)
121…クリーニングブレード(クリーニング部材)
123…クリーニングローラ(クリーニング部材)
160…駆動モータ(回転駆動手段)
Claims (2)
- 回転体の周面に位置する周面部材に接触して該周面部材をクリーニングするクリーニングローラを備えた湿式画像形成装置において、
前記クリーニングローラを、前記周面部材に対して離間自在に支持し、前記クリーニングローラは、前記周面部材から離間した状態のときに回転させる回転駆動手段に連結したことを特徴とする湿式画像形成装置。 - 前記クリーニングローラと併せて、前記周面部材に接触して該周面部材をクリーニングするクリーニングブレードを備え、該クリーニングブレードを、前記周面部材に対して離間自在に支持したことを特徴とする請求項1に記載の湿式画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004161320A JP2005338732A (ja) | 2004-05-31 | 2004-05-31 | 湿式画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004161320A JP2005338732A (ja) | 2004-05-31 | 2004-05-31 | 湿式画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005338732A true JP2005338732A (ja) | 2005-12-08 |
Family
ID=35492358
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004161320A Pending JP2005338732A (ja) | 2004-05-31 | 2004-05-31 | 湿式画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005338732A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9298139B2 (en) | 2014-03-28 | 2016-03-29 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus for collecting toner from a rotatable transfer belt through use of a movable blade |
JP7452117B2 (ja) | 2020-03-12 | 2024-03-19 | 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 | 清掃装置、及び画像形成装置 |
-
2004
- 2004-05-31 JP JP2004161320A patent/JP2005338732A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9298139B2 (en) | 2014-03-28 | 2016-03-29 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus for collecting toner from a rotatable transfer belt through use of a movable blade |
JP7452117B2 (ja) | 2020-03-12 | 2024-03-19 | 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 | 清掃装置、及び画像形成装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5413661B2 (ja) | 廃トナー回収装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 | |
US8107861B2 (en) | Image forming apparatus and image forming method capable of automatically collecting developer from development device | |
KR20060007588A (ko) | 폐토너 수집장치, 및 이를 구비한 전자사진방식화상형성장치 | |
JP2005315948A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2005338734A (ja) | 湿式画像形成装置 | |
JP2005114975A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH1010939A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2005338732A (ja) | 湿式画像形成装置 | |
JP7439464B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP6364995B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2008116682A (ja) | 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 | |
JP2008026722A (ja) | 画像形成装置 | |
JP3902381B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4429715B2 (ja) | クリーニングブレード | |
JP2005315947A (ja) | 画像形成装置 | |
JP6525200B2 (ja) | 画像形成装置、及び、プロセスカートリッジ | |
JP2006309010A (ja) | 液体画像形成装置 | |
JP2005189554A (ja) | 液体現像装置 | |
US20170176921A1 (en) | Cleaner assembly for removing waste toner in an electrophotographic image forming device | |
JP2005338733A (ja) | 湿式画像形成装置 | |
JP2005266138A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2005315943A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2006243048A (ja) | 液体画像形成装置 | |
JP3692243B2 (ja) | 湿式画像形成装置 | |
JP2005315945A (ja) | 現像器 |