JP2005330734A - 雨水浸透施設 - Google Patents

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Abstract

【課題】 施工現場において凹所の底壁及び側壁の内面に透水シートを貼り合わせる作業を不要にして、施工作業が簡単で施工作業性を向上させ、建設コストを低減させると共に、長期間にわたり性能を安定して維持することができる雨水浸透施設を提供する。
【解決手段】 地面を掘り下げて形成された凹所3と、複数の中詰用部材を積層、合体して形成され、前記凹所3内に配設された中詰用積層体5とを備え、凹所3の中詰用積層体5内に一時貯留された雨水を地中に緩やかに浸透させて排出する雨水浸透施設において、前記中詰用積層体5における凹所3に隣接する側の複数の中詰用部材である床パネル7及び側パネル11が透水性材料で形成され、これら床パネル7や側パネル11を含む継ぎ目17、19等に異物侵入防止パッキン23が介装される。
【選択図】 図1

Description

本発明は集中豪雨等により増水した雨水を一時貯留し、これを周りの地中に緩やかに浸透させて排出することにより、排水設備や河川に雨水が集中するのを緩和すると共に、大地に潤いを与える雨水浸透施設に関するものである。
近年、都市部では建物やアスファルト舗装等で地面が覆われ、雨水が直接地面にしみ込まないいわゆる不浸透地域が増え、このため、集中豪雨等により増水した雨水が一気に排水施設や河川に集中し、水害が発生する恐れがある。そこで集中豪雨等の際、排水施設や河川に雨水が集中するのを緩和すると共に、大地に潤いを与える目的で、雨水を周りの地中(土壌)に緩やかに浸透させる雨水浸透施設が開発されている。
この種の雨水浸透施設としては、地面を掘り下げて形成された凹所と、複数のポリエチレン等の合成樹脂で出来た螺旋状波付貯水管からなる中詰用部材を積層、合体して形成され、前記凹所内に配設された中詰用積層体と、前記凹所の底壁及び側壁の内面に中詰用積層体を覆うように配設された透水シートとを備え、凹所の中詰用積層体内に一時貯留された雨水を透水シートを通して地中に緩やかに浸透させて排出するものが提案されている(特許文献1参照)。
特開2002−88828号公報(発明の詳細な説明の段落番号0029乃至0030、図9)
この雨水浸透施設は、地面を掘り下げて凹所を形成した後、凹所の底壁の内面に全面にわたり、複数枚の透水シートを幅方向及び長さ方向に一部が重なるように、また側壁の内面にも浸透施設の高さ以上に立ち上がるようにして配設した後、これら透水シートの幅方向及び長さ方向の重なり部分を携帯用ガスバーナにより熱融着することにより透水シートを貼り合わせ、これらシートの一部重なり部分の隙間から、周りの地中の砂、砂利、土砂、泥、砕石その他の異物が中詰用積層体内に侵入しないようにしている。しかしながら、透水シートの貼り合わせ作業が大変で手数と熟練を要するほか、専門工を必要とすることが多くなり、透水シートの貼り合わせ作業に費用がかかって、雨水浸透施設の建設コストが高くなるという問題がある。また、中詰用積層体内に異物が侵入し易く、雨水浸透施設の性能(雨水浸透能力)が低下するという問題がある。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、本発明の目的は施工現場において凹所の底壁及び側壁の内面に透水シートを貼り合わせる作業を不要にして、施工作業が簡単で施工作業性を向上させ、建設コストを低減させると共に、長期間にわたり性能を安定して維持することができる雨水浸透施設を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に記載された発明は、地面を掘り下げて形成された凹所と、複数の中詰用部材を積層、合体して形成され、前記凹所内に配設された中詰用積層体とを備え、凹所の中詰用積層体内に一時貯留された雨水を地中に緩やかに浸透させて排出する雨水浸透施設において、前記中詰用積層体における凹所に隣接する側の複数の中詰用部材が透水性材料で形成され、これら中詰用部材の継ぎ目に異物侵入防止パッキンが介装されることを特徴とするものである。
本発明の請求項2に記載された発明は、地面を掘り下げて形成された凹所と、複数の中詰用部材を積層、合体して形成され、前記凹所内に配設された中詰用積層体とを備え、凹所の中詰用積層体内に一時貯留された雨水を地中に緩やかに浸透させて排出する雨水浸透施設において、前記中詰用積層体における凹所に隣接する側の複数の中詰用部材が非透水性部材と該部材に設けられた複数の雨水挿通穴と該部材の側面に貼着された透水シートとからなり、これら中詰用部材の継ぎ目に異物侵入防止パッキンが介装されることを特徴とするものである。
本発明の請求項3に記載された発明は、地面を掘り下げて形成された凹所と、複数の中詰用部材を積層、合体して形成され、前記凹所内に配設された中詰用積層体とを備え、凹所の中詰用積層体内に一時貯留された雨水を地中に緩やかに浸透させて排出する雨水浸透施設において、前記中詰用積層体における凹所に隣接する側の複数の中詰用部材が非透水性材料で形成され、これら中詰用部材の継ぎ目に透水性の異物侵入防止パッキンが介装され、凹所の底壁及び側壁と中詰用積層体との間に砕石層が配設されることを特徴とするものである。
本発明の請求項4に記載された発明は、請求項3記載の雨水浸透施設において、前記砕石層に代えて透水シートが配設されることを特徴とするものである。
本発明の請求項5に記載された発明は、請求項1乃至4のいずれか1項記載の雨水浸透施設において、前記中詰用部材が、横方向に敷き詰められる複数の床パネル及び天井パネルと、上下方向に積層される複数の側パネルと、側パネルに介装される複数の梁材と、床パネル、梁材及び天井パネルに介装される支柱スペーサとを有し、前記中詰用積層体が床パネルの上に梁材及び天井パネルを支柱スペーサを介して上下方向に所定間隔をおいて積層すると共に、側パネルの上下端部を床パネル及び天井パネルに取り付け、床パネル、天井パネル及び側パネルを枠状に組み合わせて合体することにより形成され、前記異物侵入防止パッキンが、前記凹所に隣接する側の少なくとも床パネル間、側パネル間及び側パネルと梁材間の継ぎ目に介装されることを特徴とするものである。
本発明の請求項1記載の雨水浸透施設によると、中詰用積層体における凹所に隣接する側の複数の中詰用部材自体が透水性材料で形成されるので、中詰用積層体内に一時貯留された雨水を中詰用部材を透過して周りの地中に緩やかに浸透させて排出することができる。また、中詰用部材の継ぎ目に異物侵入防止パッキンが介装されるので、中詰用積層体内に周りの地中の砂、砂利その他の異物が侵入するのを防止することができる。これにより、施工現場において凹所の底壁及び側壁の内面に透水シートを配設する作業及び透水シートを貼り合わせる作業が不要になり、施工作業が簡単で工数、熟練を要しなくなり、施工作業性を向上させると共に、工期を短縮させ、建設コストを低減させることができる。更に、長期間にわたり雨水浸透施設の性能(雨水浸透能力)を安定して維持することができる。
本発明の請求項2記載の雨水浸透施設によると、前記中詰用積層体における凹所に隣接する側の複数の中詰用部材の非透水性部材に予め透水シートが貼着され、透水シートにより雨水を地中に分散浸透させる機能を持たせるので、施工現場において凹所の底壁及び側壁の内面に透水シートを配設する作業が不要になるほか、異物侵入防止パッキンに砂、砂利その他の異物侵入防止機能を持たせるので、施工現場において透水シートを貼り合わせる作業も不要になり、施工作業が簡単で施工作業性を向上させると共に、工期を短縮させ、建設コストを低減させることができる。また、長期間にわたり雨水浸透施設の性能を安定して維持することができる。更に、中詰用部材が非透水性部材よりも通常薄肉で容積の小さい透水シートで雨水を地中に緩やかに浸透させる機能を持たせるので、中詰用積層体の材料費が低減され、雨水浸透施設のコストを安くすることができる。
本発明の請求項3記載の雨水浸透施設によると、砕石層に雨水を地中に分散浸透させる機能を持たせるので、施工現場において凹所の底壁及び側壁の内面に透水シートを配設する作業が不要になるほか、異物侵入防止パッキンに砂、砂利その他の異物侵入防止機能を持たせるので、施工現場において透水シートを貼り合わせる作業も不要になり、施工作業が簡単で施工作業性を向上させると共に、工期を短縮させ、建設コストを低減させることができる。また、長期間にわたり雨水浸透施設の性能を安定して維持することができる。更に、中詰用積層体を構成する中詰用部材が非透水性材料で形成されるので、中詰用積層体の加工費及び材料費が低減され、雨水浸透施設のコストを更に安くすることができる。
本発明の請求項4記載の雨水浸透施設によると、凹所の内面に配設された透水シートにより、雨水を地中に分散浸透させる機能を持たせるので、施工現場において透水シートを配設する必要があるが、異物侵入防止パッキンに砂、砂利その他の異物侵入防止機能を持たせるので、施工現場において工数と熟練を要する透水シートの貼り合わせ作業が不要になる。従って、施工作業が同様に簡単で施工作業性を向上させると共に、工期を短縮させ、建設コストを低減させることができる。また、長期間にわたり雨水浸透施設の性能を安定して維持することができる。更に、中詰用積層体を構成する中詰用部材が非透水性材料で形成されるので、中詰用積層体の加工費及び材料費が低減され、雨水浸透施設のコストを更に安くすることができる。
本発明の請求項5記載の雨水浸透施設によると、中詰用積層体が床パネル、天井パネル、側パネル、梁材及び支柱スペーサを有する中詰用部材を枠状に組み合わせて合体することにより形成されるので、中詰用積層体の構造がシンプルで堅牢になり、雨水浸透施設の信頼性をより高めることができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を図面により詳細に説明する。図1は本発明に係る雨水浸透施設の一実施形態を示す断面図、図2は図1における雨水浸透施設の中詰用積層体の一部を拡大して示す斜視図、図3は図2における中詰用積層体を構成する中詰用部材の床パネル及び側パネルを示すもので、(a)は正面図、(b)は側面図、図4は図2における中詰用部材の継ぎ目に異物侵入防止パッキンが介装された状態の3例を示すもので、(a)は床パネル間及び側パネル間の継ぎ目に異物侵入防止パッキンが介装された状態を示す拡大図、(b)は側パネルと梁材間の継ぎ目に異物侵入防止パッキンが介装された状態を示す拡大図、(c)は床パネルと側パネル間の継ぎ目に異物侵入防止パッキンが介装された状態を示す拡大図、図5は図2における中詰用部材の継ぎ目に介装される異物侵入防止パッキンを示す斜視図である。
本実施形態の雨水浸透施設は、図1に示すように、地面1を所望水量の雨水が一時貯留できるような大きさに掘り下げて形成された、例えば、矩形穴状の凹所3と、前記凹所3内に配設された中詰用積層体5とを備え、凹所3の中詰用積層体5内に一時貯留された雨水を周りの地中に緩やかに浸透させて排出することができるように構成されている。
中詰用積層体5は、図1、2に示すように、複数の中詰用部材を積層、合体して形成される。中詰用部材は、横方向(XY軸方向)に敷き詰められる複数の矩形板状の床パネル7及び天井パネル9と、上下方向(Z軸方向)に積層される複数の矩形板状の側パネル11と、側パネル11に介装される複数の断面角形状の梁材(ビーム)13と、床パネル7、梁材13及び天井パネル9に介装される断面円形状の支柱スペーサ15とを有する。そして、複数の床パネル7の上に複数の梁材13及び複数の天井パネル9を複数の支柱スペーサ15を介して上下方向に所定間隔をおいて積層し、ボルト、ねじ、接着剤、熱融着、凹凸嵌合等により取り付けると共に、側パネル11の上下端部を床パネル7及び天井パネル9に取り付け、床パネル7、天井パネル9、側パネル11等の中詰用部材を枠状に組み合わせて合体することにより形成される。
ところで、中詰用積層体5は、床パネル7、天井パネル9等の中詰用部材を枠状に組み合わせて合体した複数の小型な中詰用積層体ユニット(図示せず)を積層、合体して形成するようにしてもよい。このようにすると、種々の大きさ、容量の雨水浸透施設に迅速に対応することができるほか、施工現場での組立が容易になるので好ましい。なお、前記中詰用積層体ユニットを形成する場合、前記凹所3に隣接しない側の積層体ユニットの床パネル7、天井パネル9及び側パネル11は積層ユニット間を雨水が自由に流通し得るように、格子状、穴あき状等とした中詰用部材を使用すると、中詰用積層体5の雨水占有容積の減少を抑えることができるので好ましい。
前記中詰用積層体5が床パネル7、天井パネル9、側パネル11、梁材13及び支柱スペーサ15を有する中詰用部材を枠状に組み合わせて合体することにより形成されていると、中詰用部材の構造がシンプルで堅牢になり、雨水浸透施設の信頼性をより高めることができるので好ましい。
前記中詰用積層体5における凹所3に隣接する側の複数の中詰用部材、即ち、床パネル7及び側パネル11は、図3(a)(b)に示すように、ポリプロピレン等の熱可塑性樹脂、エポキシ等の熱硬化性樹脂、又はセメント等に砂、石炭灰(石炭火力発電所等から生じるフライアッシュ)、ガラス等の骨材と必要に応じて水を混合させて構成される透水コンクリート、透水性樹脂、発泡スチロールその他の連続気泡性発泡樹脂等の透水性材料(透水率Kは0.1cm/sec以上が望ましい)を成形加工して形成される。
なお、凹所3に隣接しない側の中詰用部材である床パネル7、側パネル11、天井パネル9、更に、梁材13及び支柱スペーサ15は前記透水性材料で形成してもよいし、若しくは、非透水性材料、例えば、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ABS樹脂等の熱可塑性樹脂、又は、これにガラス繊維や石炭灰を適宜量混入させたようなもので形成してもよい。これら透水性材料、非透水性部材として石炭灰が混入されたものを使用すると、材料コストが低減され、産業廃棄物を有効に利用することができるほか、軽量で成形性に優れ、圧縮荷重による変形が少なく剛性が大きくなるので好ましい。
また、前記中詰用積層体5における凹所3に隣接(当接だけでなく近接を含む。以下同じ)する側の複数の中詰用部材である床パネル7間及び側パネル11間の直線型の継ぎ目17(図4(a)参照)、側パネル11と梁材13間のT型の継ぎ目19(図4(b)参照)、床パネル7と側パネル11間のL型の継ぎ目21(図4(c)参照)には、これら継ぎ目17、19、21から中詰用積層体5内に地中の砂、砂利、土砂、泥、砕石その他の異物が侵入するのを防止するために、例えば、図5に示すような断面円形状の異物侵入防止パッキン23が介装される。
更に詳細に説明すると、前記直線型の継ぎ目17には、図2、図4(a)に示すように、対向する床パネル7の両端面及び側パネル11の両端面にそれぞれ半円形状の凹溝18が継ぎ目17の方向に沿って形成され、この凹溝18に異物侵入防止パッキン23が挿入、介装される。また、前記T型の継ぎ目19には、図2、図4(b)に示すように、対向する側パネル11の両端面間に梁材13のT型端部14が介挿されて係合し、側パネル11の両端面と梁材13のT型端部14の両端面とにそれぞれ前記凹溝18が継ぎ目19の方向に沿って形成され、この凹溝18に異物侵入防止パッキン23が挿入、介装される。更に、前記L型の継ぎ目21には、図2、図4(c)に示すように、対向する床パネル7と側パネル11の両端面に前記凹溝18が継ぎ目21の方向に沿って形成され、この凹溝18に異物侵入防止パッキン23が挿入、介装される。この異物侵入防止パッキン23の挿入、介装は床パネル7、天井パネル9、側パネル11等の中詰用部材を枠状に組み合わせて合体するときに行うことが望ましい。なお、床パネル7と側パネル11のL型角部(コーナー部)が一体に形成されている場合には継ぎ目21がなく、異物侵入防止パッキン23の介装が不要である。
異物侵入防止パッキン23は、砂、砂利、土砂、泥、砕石その他の異物が中詰用積層体内に侵入するのを防止する機能を有するものであれば、非透水性(防水性)のものでも、透水性のものでもよい。例えば、クロロプレン、ネオプレン、ブチルゴム等の弾性を有するゴム成形体、独立又は連続気泡性のポリスチレン(PS)、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリウレタンその他の発泡成形体、ジオテキスタイル等の透水性の不織布を加工して形成したものでもよい。また、該パッキン23の断面形状は円形状のほかに、楕円形状、断面角形状、平板状等としてもよい。更に、該パッキン23は、前記継ぎ目17、19、21の凹溝18に挿入せず、接着剤等でじかに固着することにより介装するようにしてもよい。
本実施形態の雨水浸透施設は、図1に示すように、更に、凹所3の一方側の外側に雨水流入補助槽25が配設され、連結管27で凹所3に配設された中詰用積層体5の側パネル11と連通接続されている。雨水は雨水流入管29から引き入れられ、雨水流入補助槽25及び連結管27を通って中詰用積層体5内に流入される。そして、雨水流入補助槽25で雨水中に含まれる泥砂が沈下、除去され、中詰用積層体5内に泥砂が侵入するのを可及的に防ぎ、泥砂が中詰用積層体5内に堆積しないようにしている。雨水流入補助槽25の下部には排水管31が接続され、万一、雨水浸透施設の中詰用積層体5内に雨水が充満した場合には、排水管31に設けたバルブ(図示せず)を開いて雨水の一部を河川、地下水、排水施設等に排出するようになっている。中詰用積層体5内に流入した雨水は一時貯留された後、中詰用積層体5における凹所3に隣接する側の複数の中詰用部材である床パネル7及び側パネル11を透過して地中に緩やかに浸透して排出される。なお、中詰用積層体5の天井パネル9の上部には土壌、砂利、アスファルト、コンクリートブロック等の保護層が設けられ、凹所3の開口部が塞がれる。なお、33は中詰用積層体5の内部の状態を調べるための点検用人孔である。
本実施形態の雨水浸透施設は以上のような構成になっている。この雨水浸透施設を組み立てる場合には、図1に示すように、地面1を所望水量の雨水が一時貯留できるような大きさに掘り下げて凹所3を形成し、その底壁上に設けた所定厚さの砂層上に、床パネル7、天井パネル9等の中詰用部材を枠状に組み合わせて合体し、遮水手段7を組み込んだ中詰用積層体5を配設する。中詰用積層体5が小型の場合には、予め工場等で形成し、これを施工現場まで輸送し、施工現場で凹所3に配設してもよい。中詰用積層体5が中、大型の場合には、予め工場等で形成した複数の小型な中詰用積層体ユニットを施工現場まで輸送して、施工現場でこれら積層体ユニットを積層、合体して凹所3に配設することが好ましい。なお、中詰用積層体5は形状の大小に関係なく、施工現場で床パネル7、天井パネル9等の中詰用部材を一体に枠状に組み合わせて合体することにより形成してもよいことは勿論である。このようにして、凹所3に中詰用積層体5を配設した後、中詰用積層体5の周囲と凹所3の側壁間の隙間を土壌、砂利、保護板等の介在物で埋め、中詰用積層体5を凹所3内に配設する。また、雨水流入補助槽25その他の付帯装置を中詰用積層体5等に配設し、中詰用積層体5の天井パネル9の上部に土壌、砂利、アスファルト、コンクリートブロック等の保護層を設け、凹所3の開口部を塞いで雨水浸透施設の組み立てを終了する。
本実施形態の雨水浸透施設によると、中詰用積層体5における凹所3に隣接する側の複数の中詰用部材である床パネル7及び側パネル11自体が透水性材料で形成されるので、中詰用積層体5内に一時貯留された雨水をこれら床パネル7及び側パネル11を透過して周りの地中に緩やかに浸透させて排出することができる。また、前記凹所3に隣接する側の少なくとも床パネル7間、側パネル11間及び側パネル11と梁材13間の継ぎ目17、19に異物侵入防止パッキン23が介装されるので、中詰用積層体5内に周りの地中の砂、砂利その他の異物が侵入するのを防止することができる。これにより、施工現場において凹所3の底壁及び側壁の内面に透水シートを配設する作業及び透水シートを貼り合わせる作業が不要になり、施工作業が簡単で工数、熟練を要しなくなり、施工作業性を向上させると共に、工期を短縮させ、建設コストを低減させることができる。更に、長期間にわたり雨水浸透施設の性能(雨水浸透能力)を安定して維持することができる。
また、前記中詰用部材が、図2に示すように、横方向に敷き詰められる複数の床パネル7及び天井パネル9と、上下方向に積層される複数の側パネル11と、側パネル11に介装される複数の梁材13と、床パネル7、梁材13及び天井パネル9に介装される支柱スペーサ15とを有し、前記中詰用積層体5が床パネル7の上に梁材13及び天井パネル9を支柱スペーサ15を介して上下方向に所定間隔をおいて積層すると共に、側パネル11の上下端部を床パネル7及び天井パネル9に取り付け、床パネル7、天井パネル9及び側パネル11を枠状に組み合わせて合体することにより形成されていると、中詰用積層体5の構造がシンプルで堅牢になり、雨水浸透施設の信頼性をより高めることができる。
図6(a)乃至(d)には、図1乃至4に示すものとは異なる実施形態において、中詰用積層体35を構成する複数の中詰用部材の床パネル36及び側パネル37が示してある。
この実施形態の床パネル36及び側パネル37は、前記床パネル7及び側パネル11と同じように、中詰用積層体35における凹所3に隣接する側の中詰用部材であり、矩形板状の非透水性部材39と該部材39に設けられた複数の雨水挿通穴41と該部材39の凹所3における底壁又は側壁に対向する外側面(表面)に接着剤や熱融着等により貼着された透水シート43とからなる。また、前記継ぎ目17における対向する床パネル36の両端面及び側パネル37の両端面にそれぞれ半円形状の凹溝18が継ぎ目17の方向に沿って形成され、この凹溝18に異物侵入防止パッキン23が挿入、介装される。また、継ぎ目19における側パネル37の両端面と梁材13のT型端部14の両端面とにそれぞれ前記凹溝18が継ぎ目19の方向に沿って形成され、この凹溝18に異物侵入防止パッキン23が挿入、介装される。更に、前記継ぎ目21における対向する床パネル36と側パネル37の両端面に前記凹溝18が継ぎ目21の方向に沿って形成され、この凹溝18に異物侵入防止パッキン23が挿入、介装される。
床パネル36及び側パネル37を構成する非透水性部材39は、例えば、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ABS樹脂等の熱可塑性樹脂、若しくは、これにガラス繊維や石炭灰を適宜量混入させたようなもの、又は、独立気泡性の発泡樹脂で形成される。雨水挿通穴41は床パネル36及び側パネル37の機械的強度を許容以下に低下させない範囲で小内径で、数多く、全体にわたり均等に分散するように設けることが好ましい。
透水シート43は、例えば、ポリエステル長繊維不織布、連続気泡性発泡樹脂シート等が用いられる。中詰用積層体35内に一時貯留された雨水は床パネル36及び側パネル37の雨水挿通穴41を通って透水シート43に至り、透水シート43で面方向に均等に分散され、周りの地中に緩やかに浸透して排出される。なお、透水シート43は非透水性部材39の内側面(裏面)、又は、内外両側面に貼着してもよいが、前記したように外側面に貼着するようにすると、雨水挿通穴41内に砂、砂利等の異物が堆積しにくく、雨水の流れが雨水挿通穴41内で滞留しにくい。従って、雨水を長期間安定して地中に浸透させることができるので好ましい。その他の構成は図1乃至5に記載されたものと実質上同一なので説明を省略する。
図6に示す実施形態によると、中詰用積層体35における凹所3に隣接する側の複数の中詰用部材である床パネル36及び側パネル37の非透水性部材39に予め透水シート43が貼着され、透水シート43により雨水を地中に分散浸透させる機能を持たせるので、施工現場において凹所3の底壁及び側壁の内面に透水シートを配設する作業が不要になるほか、異物侵入防止パッキン23に砂、砂利その他の異物侵入防止機能を持たせるので、施工現場において透水シートを貼り合わせる作業も不要になる。従って、雨水浸透施設を建設する施工作業が簡単で工数、熟練を要しなくなり、施工作業性を向上させると共に、工期を短縮させ、建設コストを低減させることができる。また、長期間にわたり雨水浸透施設の性能(雨水浸透能力)を安定して維持することができる。更に、中詰用部材の床パネル36及び側パネル37が非透水性部材39よりも通常薄肉で容積の小さい透水シート43で雨水を地中に緩やかに浸透させる機能を持たせるので、中詰用積層体35の材料費が低減され、雨水浸透施設のコストを安くすることができる。
図7(a)(b)には、前記2実施形態とは異なる実施形態において、中詰用積層体45を構成する複数の中詰用部材である側パネル47と梁材13間のT型の継ぎ目19に地中の砂、砂利その他の異物が中詰用積層体45内に侵入するのを防止する異物侵入防止パッキン49が介装され、凹所3の側壁と中詰用積層体45との間に砕石層51が配設された状態が示してある。
側パネル47は前記中詰用積層体45における凹所3に隣接する側の中詰用部材で非透水性材料で形成される。非透水性材料は前記非透水性部材39を形成する材料と同じものが用いられる。異物侵入防止パッキン49は透水性の材料、例えば、連続気泡性のポリスチレン(PS)、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリウレタンその他の発泡成形体、ジオテキスタイル等の透水性の不織布等を側パネル47の厚さに見合う幅を有する平条材に加工され、側パネル11の両端面と梁材13のT型端部14の両端面との間におけるT型の継ぎ目19に継ぎ目方向に沿って介装され、雨水は通過させるが、前記異物は通過させないようになっている。異物侵入防止パッキン49が継ぎ目19からずれたり、変形したり、外れたり等しないように、該パッキン49を対向する側パネル47又は梁材13のT型端部14側に接着剤等で固定するか、或いは、継ぎ目19の対向する側パネル47及びT型端部14の両端面に該パッキン49に見合う大きさの凹溝(図示せず)を形成して、その凹溝に挿入するようにすると、異物侵入防止パッキン49が継ぎ目19からずれる等の不具合が生じ難くなるので好ましい。また、図7(a)に示すように、凹所3の側壁と中詰用積層体45の側パネル47との間には中詰用積層体45に一時貯留された雨水を周りの地中に分散浸透させる砕石層(砂、砂利層を含む)51が配設される。
なお、図示しないが、凹所3に隣接する側の中詰用部材である床パネルについても、側パネル47と同様に非透水性材料で形成される。また、前記中詰用積層体5における凹所3に隣接する側の複数の中詰用部材である床パネル間及び側パネル47間の直線型の継ぎ目、必要に応じて床パネルと側パネル47間のL型の継ぎ目にも異物侵入防止パッキン49が介装される。更に、凹所3の底壁と中詰用積層体45の床パネルとの間にも砕石層51が配設される。その他の構成は図1乃至5に記載されたものと実質上同一なので説明を省略する。
図7に示す実施形態によると、砕石層51に雨水を地中に分散浸透させる機能を持たせるので、施工現場において凹所3の底壁及び側壁の内面に透水シートを配設する作業が不要になるほか、異物侵入防止パッキン49に砂、砂利その他の異物侵入防止機能を持たせるので、施工現場において透水シートを貼り合わせる作業も不要になり、施工作業が簡単で施工作業性を向上させると共に、工期を短縮させ、建設コストを低減させることができる。また、長期間にわたり雨水浸透施設の性能を安定して維持することができる。更に、中詰用積層体45を構成する中詰用部材の側パネル47及び床パネルが非透水性材料で形成されるので、中詰用積層体45の加工費及び材料費が低減され、雨水浸透施設のコストを更に安くすることができる。
図8(a)(b)には、前記3実施形態とは異なる実施形態において、中詰用積層体45を構成する複数の中詰用部材である側パネル47と梁材13間のT型の継ぎ目19に地中の砂、砂利その他の異物が中詰用積層体45内に侵入するのを防止する異物侵入防止パッキン49が介装され、凹所3の側壁と中詰用積層体45の側パネル47との間に透水シート53が配設された状態が示してある。この実施形態は、図7に示す実施形態の砕石層51に代えて透水シート53が配設される構成になっている。透水シート53は前記透水シート43と同じ材料、即ち、ポリエステル長繊維不織布、連続気泡性発泡樹脂シート等が用いられる。透水シート53は、図示しないが、凹所3の底壁と中詰用積層体45の底壁との間にも配設される。その他の構成は図7に示す実施形態と実質上同一なので説明を省略する。
図8に示す実施形態によると、凹所3の内面に配設された透水シート53により、雨水を地中に分散浸透させる機能を持たせ、異物侵入防止パッキン49に砂、砂利その他の異物侵入防止機能を持たせるので、施工現場において工数と熟練を要する透水シートの貼り合わせ作業が不要になる。従って、施工作業が同様に簡単で施工作業性を向上させると共に、工期を短縮させ、建設コストを低減させることができる。また、長期間にわたり雨水浸透施設の性能を安定して維持することができる。更に、中詰用積層体45を構成する中詰用部材の側パネル47及び床パネルが非透水性材料で形成されるので、中詰用積層体45の加工費及び材料費が低減され、雨水浸透施設のコストを更に安くすることができる。
本発明に係る雨水浸透施設の一実施形態を示す断面図である。 図1における雨水浸透施設の中詰用積層体の一部を拡大して示す斜視図である。 図2における中詰用積層体を構成する中詰用部材の床パネル及び側パネルを示すもので、(a)は正面図、(b)は側面図である。 図2における中詰用部材の継ぎ目に異物侵入防止パッキンが介装された状態の3例を示すもので、(a)は床パネル間及び側パネル間の継ぎ目に異物侵入防止パッキンが介装された状態を示す拡大図、(b)は側パネルと梁材間の継ぎ目に異物侵入防止パッキンが介装された状態を示す拡大図、(c)は床パネルと側パネル間の継ぎ目に異物侵入防止パッキンが介装された状態を示す拡大図である。 図2における中詰用部材の継ぎ目に介装される異物侵入防止パッキンを示す斜視図である。 図1乃至4に示すものとは異なる実施形態の中詰用積層体を構成する複数の中詰用部材の床パネル及び側パネルを示すもので、(a)は正面図、(b)は右側面図、(c)は背面図、(d)は(a)のX−X線矢視断面図である。 (a)は前記2実施形態とは異なる実施形態の中詰用積層体を構成する複数の中詰用部材である側パネルと梁材間の継ぎ目に異物侵入防止パッキンが介装され、凹所の側壁と中詰用積層体との間に砕石層が配設された状態を示す概要図、(b)は(a)のY−Y線矢視断面図である。 (a)は図7における砕石層に代えて透水シートが配設された状態を示す概要図、(b)は(a)のZ−Z線矢視断面図である。
符号の説明
1 地面
3 凹所
5、35、45 中詰用積層体
7、36 床パネル
9 天井パネル
11、37、47 側パネル
13 梁材
14 T型端部
15 支柱スペーサ
17 継ぎ目
18 凹溝
19 継ぎ目
21 継ぎ目
23、49 異物侵入防止パッキン
25 雨水流入補助槽
27 連結管
29 雨水流入管
31 排水管
33 点検用人孔
39 非透水性部材
41 雨水挿通穴
43、53 透水シート
51 砕石層

Claims (5)

  1. 地面を掘り下げて形成された凹所と、複数の中詰用部材を積層、合体して形成され、前記凹所内に配設された中詰用積層体とを備え、凹所の中詰用積層体内に一時貯留された雨水を地中に緩やかに浸透させて排出する雨水浸透施設において、前記中詰用積層体における凹所に隣接する側の複数の中詰用部材が透水性材料で形成され、これら中詰用部材の継ぎ目に異物侵入防止パッキンが介装されることを特徴とする雨水浸透施設。
  2. 地面を掘り下げて形成された凹所と、複数の中詰用部材を積層、合体して形成され、前記凹所内に配設された中詰用積層体とを備え、凹所の中詰用積層体内に一時貯留された雨水を地中に緩やかに浸透させて排出する雨水浸透施設において、前記中詰用積層体における凹所に隣接する側の複数の中詰用部材が非透水性部材と該部材に設けられた複数の雨水挿通穴と該部材の側面に貼着された透水シートとからなり、これら中詰用部材の継ぎ目に異物侵入防止パッキンが介装されることを特徴とする雨水浸透施設。
  3. 地面を掘り下げて形成された凹所と、複数の中詰用部材を積層、合体して形成され、前記凹所内に配設された中詰用積層体とを備え、凹所の中詰用積層体内に一時貯留された雨水を地中に緩やかに浸透させて排出する雨水浸透施設において、前記中詰用積層体における凹所に隣接する側の複数の中詰用部材が非透水性材料で形成され、これら中詰用部材の継ぎ目に透水性の異物侵入防止パッキンが介装され、凹所の底壁及び側壁と中詰用積層体との間に砕石層が配設されることを特徴とする雨水浸透施設。
  4. 請求項3記載の雨水浸透施設において、前記砕石層に代えて透水シートが配設されることを特徴とする雨水浸透施設。
  5. 前記中詰用部材が、横方向に敷き詰められる複数の床パネル及び天井パネルと、上下方向に積層される複数の側パネルと、側パネルに介装される複数の梁材と、床パネル、梁材及び天井パネルに介装される支柱スペーサとを有し、前記中詰用積層体が床パネルの上に梁材及び天井パネルを支柱スペーサを介して上下方向に所定間隔をおいて積層すると共に、側パネルの上下端部を床パネル及び天井パネルに取り付け、床パネル、天井パネル及び側パネルを枠状に組み合わせて合体することにより形成され、前記異物侵入防止パッキンが、前記凹所に隣接する側の少なくとも床パネル間、側パネル間及び側パネルと梁材間の継ぎ目に介装されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載の雨水浸透施設。
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