JP2005328649A - シールドケーブル端末処理装置及びシールドケーブル端末処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 極力手動操作を排除して、作業者の経験や勘に頼らなくても生産性を向上することができるシールドケーブルの端末処理装置及びシールドケーブル端末処理方法を提供すること。
【解決手段】 シールドケーブル端末処理装置1は、シールドケーブル6に巻かれた絶縁被覆層の端末側の一部が切断されて所定の範囲のシールド線3が絶縁被覆層から露出された露出部7の端末7a側及び自由端7b側の絶縁被覆層5a、5bをそれぞれ把持した状態で回動可能な把持回動機構8と、把持回動機構8をシールドケーブル6の軸方向に往復動させる往復動手段10と、絶縁被覆層に所定量の切り込み部を入れる刃物12と、把持回動機構8で把持されたシールドケーブル6の中央部で刃物12をシールドケーブル6の径方向に往復動させて切り込み量を制御する刃物切り込み量制御機構13とを備えている。
【選択図】 図1
【解決手段】 シールドケーブル端末処理装置1は、シールドケーブル6に巻かれた絶縁被覆層の端末側の一部が切断されて所定の範囲のシールド線3が絶縁被覆層から露出された露出部7の端末7a側及び自由端7b側の絶縁被覆層5a、5bをそれぞれ把持した状態で回動可能な把持回動機構8と、把持回動機構8をシールドケーブル6の軸方向に往復動させる往復動手段10と、絶縁被覆層に所定量の切り込み部を入れる刃物12と、把持回動機構8で把持されたシールドケーブル6の中央部で刃物12をシールドケーブル6の径方向に往復動させて切り込み量を制御する刃物切り込み量制御機構13とを備えている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、シールドケーブル端末処理装置及びシールドケーブル端末処理方法に関する。
電子機器間の接続では、外界のノイズを除去するため、信号線の周りに横巻又は網目状にシールド材が巻かれたシールド線材を使用するのが一般的である。
このような、シールドケーブルの端末処理方法として、図4に示す方法が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
このシールドケーブルの端末処理方法によれば、まず、シールドケーブル101の端末を基準とする所定位置の周囲に、回動する刃物102により絶縁被覆層101aの厚さを越えない一定の深さの切り込み部を形成する。その後、この切り込み部分から端末側の絶縁被覆層101a’を端末側に移動して絶縁被覆層101aを切断し、次に切り込み側に移動させて元の位置まで戻す。この際、シールド材101bが絶縁被覆層101a’とともに移動するために撓んで鍔部101cを形成する。この鍔部101cの周辺近傍を周辺に沿ってカッティングして、切断した絶縁被覆層101a’をシールド材101bの残部とともに抜き去ることによって行う。
このような、シールドケーブルの端末処理方法として、図4に示す方法が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
このシールドケーブルの端末処理方法によれば、まず、シールドケーブル101の端末を基準とする所定位置の周囲に、回動する刃物102により絶縁被覆層101aの厚さを越えない一定の深さの切り込み部を形成する。その後、この切り込み部分から端末側の絶縁被覆層101a’を端末側に移動して絶縁被覆層101aを切断し、次に切り込み側に移動させて元の位置まで戻す。この際、シールド材101bが絶縁被覆層101a’とともに移動するために撓んで鍔部101cを形成する。この鍔部101cの周辺近傍を周辺に沿ってカッティングして、切断した絶縁被覆層101a’をシールド材101bの残部とともに抜き去ることによって行う。
このシールドケーブル端末処理方法を用いる端末処置装置は、図5に示すように、シールドケーブルの端末を基準とする所定位置のケーブル方向両側に配設された2個のケーブル固定具103a、103bと、これらに保持固定されたシールドケーブルを貫通させた状態で、シールドケーブル101を回転中心として自転可能なカッタ回転板104とを少なくとも備えて構成されている。また、ケーブル固定具103a、103bのうち、シールドケーブル101の端末側に位置するケーブル固定具103bには、ケーブル方向に往復動し得る手段105が設けられ、自転するカッタ回転板104には、その回転中心に位置するシールドケーブルの絶縁被覆層101aを、その厚さを越えない一定した深さで切り込める手段106を持つ円板状カッタ107が設けられている。
特開平6−22427号公報(第1図)
しかしながら、上記従来のシールドケーブル端末処理装置及びシールドケーブル端末処理方法では、信号線である芯線の処理をするのに撓んだシールド材の鍔部をカットするという一番作業性の悪い工程で未だに手動操作を必要とするため、端末処理に時間がかかるという問題がある。
本発明は上記事情に鑑みて成されたものであり、極力手動操作を排除して、作業者の経験や勘に頼らなくても生産性を向上することができるシールドケーブルの端末処理装置及びシールドケーブル端末処理方法を提供することを目的とする。
本発明は上記事情に鑑みて成されたものであり、極力手動操作を排除して、作業者の経験や勘に頼らなくても生産性を向上することができるシールドケーブルの端末処理装置及びシールドケーブル端末処理方法を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を採用する。
本発明に係るシールドケーブル端末処理装置は、複数又は単一の信号線と、該信号線を一括して覆って前記信号線をシールドする横巻きのシールド材と、該シールド材を覆う絶縁被覆層とを有するシールドケーブルの端末を処理するシールドケーブル端末処理装置であって、前記シールドケーブルに巻かれた前記絶縁被覆層の端末側の一部が切断されて所定の範囲の前記シールド材が前記絶縁被覆層から露出して露出部とされた部分を挟んで端末側と自由端側との前記絶縁被覆層をそれぞれ把持した状態で回動可能な把持回動機構と、該把持回動機構を前記シールドケーブルの軸方向に往復動させる往復動手段と、前記シールド材に所定量の切り込みを入れる刃物と、前記把持回動機構で把持された前記シールドケーブルの中央部で前記刃物を前記シールドケーブルの径方向に往復動させて切り込み量を制御する刃物切り込み量制御機構とを備えていることを特徴とする。
本発明に係るシールドケーブル端末処理装置は、複数又は単一の信号線と、該信号線を一括して覆って前記信号線をシールドする横巻きのシールド材と、該シールド材を覆う絶縁被覆層とを有するシールドケーブルの端末を処理するシールドケーブル端末処理装置であって、前記シールドケーブルに巻かれた前記絶縁被覆層の端末側の一部が切断されて所定の範囲の前記シールド材が前記絶縁被覆層から露出して露出部とされた部分を挟んで端末側と自由端側との前記絶縁被覆層をそれぞれ把持した状態で回動可能な把持回動機構と、該把持回動機構を前記シールドケーブルの軸方向に往復動させる往復動手段と、前記シールド材に所定量の切り込みを入れる刃物と、前記把持回動機構で把持された前記シールドケーブルの中央部で前記刃物を前記シールドケーブルの径方向に往復動させて切り込み量を制御する刃物切り込み量制御機構とを備えていることを特徴とする。
そして、本発明に係るシールドケーブル端末処理方法は、複数又は単一の信号線が一括した状態で横巻きのシールド材でシールドされ、前記シールド材が絶縁被覆層でさらに覆われたシールドケーブルの端末を処理するシールドケーブル端末処理方法であって、前記シールドケーブルに巻かれた前記絶縁被覆層の端末側の一部を切断して所定の範囲の前記シールド材を前記絶縁被覆層から露出させて露出部とする露出工程と、前記露出部を挟んで端末側と自由端側との前記絶縁被覆層をそれぞれ把持する把持工程と、前記露出部の中央部のシールド材に切り込み部を設ける切込工程と、前記切り込み部に向かって前記シールドケーブルの把持部分を互いに近づける移動工程と、前記切り込み部を起点に前記シールドケーブルを折り曲げて前記シールド材から前記信号線を突出させる折り曲げ工程と、前記突出した信号線とシールド材とを分離してシールド材を端末処理する処理工程とを備えていることを特徴とする。
このシールドケーブル端末処理装置は、絶縁被覆層からシールド材を露出させた状態で露出部の両端の絶縁被覆層を把持させた後は、信号線を傷めない深さでシールド材に切り込みを入れ、切り込み部を中心にして両端部を互いに近づけてさらに折り曲げることによって、内部の信号線をシールド材から突出させ、信号線とシールド材とを分離した状態でシールド線を処理することを自動的に処理することができる。
本発明によれば、このシールドケーブル端末処理装置は、シールド材を手動で切断することがないので、生産性の高いシールドケーブルの端末処理を行うことができる。
本発明に係る一実施形態について、図1から図3を参照して説明する。
本実施形態に係るシールドケーブル端末処理装置1は、複数又は単一の芯線(信号線)2と、芯線2を一括して覆って芯線2をシールドする横巻きのシールド線(シールド材)3と、シールド線3を覆う絶縁被覆層5とを有するシールドケーブル6の端末を処理する装置であって、シールドケーブル6に巻かれた絶縁被覆層5の端末側の一部が切断されて所定の範囲のシールド線3が絶縁被覆層5から露出して露出部7とされた部分を挟んで端末7a側及び自由端7b側の絶縁被覆層5a、5bをそれぞれ把持した状態で回動可能な把持回動機構8と、把持回動機構8をシールドケーブル6の軸方向に往復動させる往復動手段10と、絶縁被覆層5に所定量の切り込み部11を入れる刃物12と、把持回動機構8で把持されたシールドケーブル6の中央部で刃物12をシールドケーブル6の径方向に往復動させて切り込み量を制御する刃物切り込み量制御機構13とを備えている。
本実施形態に係るシールドケーブル端末処理装置1は、複数又は単一の芯線(信号線)2と、芯線2を一括して覆って芯線2をシールドする横巻きのシールド線(シールド材)3と、シールド線3を覆う絶縁被覆層5とを有するシールドケーブル6の端末を処理する装置であって、シールドケーブル6に巻かれた絶縁被覆層5の端末側の一部が切断されて所定の範囲のシールド線3が絶縁被覆層5から露出して露出部7とされた部分を挟んで端末7a側及び自由端7b側の絶縁被覆層5a、5bをそれぞれ把持した状態で回動可能な把持回動機構8と、把持回動機構8をシールドケーブル6の軸方向に往復動させる往復動手段10と、絶縁被覆層5に所定量の切り込み部11を入れる刃物12と、把持回動機構8で把持されたシールドケーブル6の中央部で刃物12をシールドケーブル6の径方向に往復動させて切り込み量を制御する刃物切り込み量制御機構13とを備えている。
把持回動機構8は、シールドケーブル6の径方向に開閉可能な一対のケーブル把持チャック15、16と、ケーブル把持チャック15、16の中心を回動中心としてこれらを回動させる回動用モータ17とを備えている。
往復動手段10は、シールドケーブル6の軸方向に進退可能な進退用モータ18と、進退用モータ18に直結されたリニアステージ20とを備えている。
刃物切り込み量制御機構13は、切り込み用モータ21と、切り込み用モータ21の回動軸と接続され、刃物12を載置する刃物用リニアステージ22とを備えている。
往復動手段10は、シールドケーブル6の軸方向に進退可能な進退用モータ18と、進退用モータ18に直結されたリニアステージ20とを備えている。
刃物切り込み量制御機構13は、切り込み用モータ21と、切り込み用モータ21の回動軸と接続され、刃物12を載置する刃物用リニアステージ22とを備えている。
次に、本実施形態に係るシールドケーブル端末処理装置1による端末処理方法、及び作用・効果について以下説明する。
本実施形態に係るシールドケーブル端末処理方法は、図2に示すように、シールドケーブル6に巻かれた絶縁被覆層5の端末側の一部を切断して所定の範囲のシールド線3を絶縁被覆層5から露出させて露出部7とする露出工程(S01)と、露出部7の両端の端末7a側の絶縁被覆層5aと自由端7a側の絶縁被覆層5bとをそれぞれ把持する把持工程(S02)と、露出部7の中央部のシールド線に切り込み部11を設ける切込工程(S03)と、切り込み部11に向かってシールドケーブル6の軸方向にシールドケーブル6の把持部分を互いに近づける移動工程(S04)と、切り込み部11を起点にシールドケーブルを折り曲げてシールド線3から芯線2を突出させる折り曲げ工程(S05)と、突出した芯線2とシールド線3とを分離してシールド線3を端末処理する処理工程(S06)とを備えている
本実施形態に係るシールドケーブル端末処理方法は、図2に示すように、シールドケーブル6に巻かれた絶縁被覆層5の端末側の一部を切断して所定の範囲のシールド線3を絶縁被覆層5から露出させて露出部7とする露出工程(S01)と、露出部7の両端の端末7a側の絶縁被覆層5aと自由端7a側の絶縁被覆層5bとをそれぞれ把持する把持工程(S02)と、露出部7の中央部のシールド線に切り込み部11を設ける切込工程(S03)と、切り込み部11に向かってシールドケーブル6の軸方向にシールドケーブル6の把持部分を互いに近づける移動工程(S04)と、切り込み部11を起点にシールドケーブルを折り曲げてシールド線3から芯線2を突出させる折り曲げ工程(S05)と、突出した芯線2とシールド線3とを分離してシールド線3を端末処理する処理工程(S06)とを備えている
まず、露出工程(S01)を行って、図3(a)に示すように、シールドケーブル6の端末側の絶縁被覆層5を図示しないストリッパによって切断し、所定の範囲のシールド線3を絶縁被覆層5から露出させて露出部7とする。
次に、把持工程(S02)に移行して、図3(b)に示すように、露出部7の端末7a側及び自由端7b側の絶縁被覆層5a、5bをそれぞれ把持回動機構8の一対の把持チャック15、16間に挿入してシールドケーブル6の径方向に締め付ける。
次に、把持工程(S02)に移行して、図3(b)に示すように、露出部7の端末7a側及び自由端7b側の絶縁被覆層5a、5bをそれぞれ把持回動機構8の一対の把持チャック15、16間に挿入してシールドケーブル6の径方向に締め付ける。
そして、切込工程(S03)では、刃物切り込み量制御機構13を操作して切り込み用モータ21を駆動して、刃物用リニアステージ22をシールドケーブル6の径方向外方から近づけ、図3(c)に示すように、刃物12によってシールド線3の厚さ分の切り込み部11を露出部7の中央部に形成する。形成後は、刃物12をシールドケーブル6から離間させる方向に切り込み用モータ21を回転させ、刃物12をシールドケーブル6から離間して元の退避位置まで退避させる。
続いて、移動工程(S04)では、シールドケーブル6を把持した状態で進退用モータ18を回転させて、図3(d)に示すように、リニアステージ20を互いに近づける方向に移動する。このとき、把持回動機構8がシールドケーブル6の軸方向に予め決められた量だけ移動する。
そして、折り曲げ工程(S05)にて、シールドケーブル6を把持した状態で回動用モータ17を駆動して一対の把持チャック15、16を露出部7の折り曲げ方向に回転して切り込み部11を拡開させる。
こうして、図3(e)に示すように、芯線2が撓んでシールド線3の切り込み部11から突出される。
そして、折り曲げ工程(S05)にて、シールドケーブル6を把持した状態で回動用モータ17を駆動して一対の把持チャック15、16を露出部7の折り曲げ方向に回転して切り込み部11を拡開させる。
こうして、図3(e)に示すように、芯線2が撓んでシールド線3の切り込み部11から突出される。
最後に処置工程(S06)に移行して、図示しない処置具でつまみ出すことによって、芯線2をシールド線3から分離してシールド線3を処理する。
このシールドケーブル端末処理装置1及びシールドケーブル端末処理方法によれば、絶縁被覆層5からシールド線3を露出させた状態で露出部7の端末7a側及び自由端7b側の絶縁被覆層5a、5bを把持させた後は、芯線2を傷めない深さでシールド線3に切り込みを入れ、切り込み部11を中心にして両端部を互いに近づけてさらに折り曲げることによって、内部の芯線2をシールド線3から突出させ、芯線2とシールド線3とを分離した状態でシールド線3を処理することを自動的に行うことができる。したがって、シールド線3を手動で切断することがないので、生産性の高いシールドケーブル6の端末処理を行うことができる。
このシールドケーブル端末処理装置1及びシールドケーブル端末処理方法によれば、絶縁被覆層5からシールド線3を露出させた状態で露出部7の端末7a側及び自由端7b側の絶縁被覆層5a、5bを把持させた後は、芯線2を傷めない深さでシールド線3に切り込みを入れ、切り込み部11を中心にして両端部を互いに近づけてさらに折り曲げることによって、内部の芯線2をシールド線3から突出させ、芯線2とシールド線3とを分離した状態でシールド線3を処理することを自動的に行うことができる。したがって、シールド線3を手動で切断することがないので、生産性の高いシールドケーブル6の端末処理を行うことができる。
なお、本発明の技術範囲は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記実施形態では回動用モータ17で把持チャック15、16を回転させるとしているが、空気圧動作のロータリーアクチュエータとしても構わない。
また、進退用モータ18でリニアステージ20を駆動させているが、空気圧動作の直動シリンダとしても構わない。
例えば、上記実施形態では回動用モータ17で把持チャック15、16を回転させるとしているが、空気圧動作のロータリーアクチュエータとしても構わない。
また、進退用モータ18でリニアステージ20を駆動させているが、空気圧動作の直動シリンダとしても構わない。
1 シールドケーブル端末処理装置
2 芯線(信号線)
3 シールド線(シールド材)
5、5a、5b 絶縁被覆層
6 シールドケーブル
7 露出部
8 把持回動機構
10 往復動手段
11 切り込み部
12 刃物
13 刃物切り込み量制御機構
2 芯線(信号線)
3 シールド線(シールド材)
5、5a、5b 絶縁被覆層
6 シールドケーブル
7 露出部
8 把持回動機構
10 往復動手段
11 切り込み部
12 刃物
13 刃物切り込み量制御機構
Claims (2)
- 複数又は単一の信号線と、該信号線を一括して覆って前記信号線をシールドする横巻きのシールド材と、該シールド材を覆う絶縁被覆層とを有するシールドケーブルの端末を処理するシールドケーブル端末処理装置であって、
前記シールドケーブルに巻かれた前記絶縁被覆層の端末側の一部が切断されて所定の範囲の前記シールド材が前記絶縁被覆層から露出して露出部とされた部分を挟んで端末側と自由端側との前記絶縁被覆層をそれぞれ把持した状態で回動可能な把持回動機構と、
該把持回動機構を前記シールドケーブルの軸方向に往復動させる往復動手段と、
前記シールド材に所定量の切り込みを入れる刃物と、
前記把持回動機構で把持された前記シールドケーブルの中央部で前記刃物を前記シールドケーブルの径方向に往復動させて切り込み量を制御する刃物切り込み量制御機構とを備えていることを特徴とするシールドケーブル端末処理装置。 - 複数又は単一の信号線が一括した状態で横巻きのシールド材でシールドされ、前記シールド材が絶縁被覆層でさらに覆われたシールドケーブルの端末を処理するシールドケーブル端末処理方法であって、
前記シールドケーブルに巻かれた前記絶縁被覆層の端末側の一部を切断して所定の範囲の前記シールド材を前記絶縁被覆層から露出させて露出部とする露出工程と、
前記露出部を挟んで端末側と自由端側との前記絶縁被覆層をそれぞれ把持する把持工程と、
前記露出部の中央部のシールド材に切り込み部を設ける切込工程と、
前記切り込み部に向かって前記シールドケーブルの把持部分を互いに近づける移動工程と、
前記切り込み部を起点に前記シールドケーブルを折り曲げて前記シールド材から前記信号線を突出させる折り曲げ工程と、
前記突出した信号線とシールド材とを分離してシールド材を端末処理する処理工程とを備えていることを特徴とするシールドケーブル端末処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004145038A JP2005328649A (ja) | 2004-05-14 | 2004-05-14 | シールドケーブル端末処理装置及びシールドケーブル端末処理方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN111200226A (zh) * | 2018-11-19 | 2020-05-26 | 波音公司 | 处理屏蔽线缆的***、方法和装置 |
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-
2004
- 2004-05-14 JP JP2004145038A patent/JP2005328649A/ja not_active Withdrawn
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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