JP2005324847A - バンド掛け梱包機におけるバンド装填装置 - Google Patents

バンド掛け梱包機におけるバンド装填装置 Download PDF

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Abstract

【課題】
特に、最初のバンド通しを行うに際し、バンドの厚さやバンドの腰の強弱に係り無く、確実にバンドをプールボックス内に装填することのできるバンド掛け梱包機におけるバンド装填装置を提供することを目的とする。
【解決手段】
プールフィードローラ16と正転ローラ18との間に、開閉自在で円弧状のバンド通路を構成するフラップ装置30を配設し、
フラップ装置30は、円弧状のバンド通路の内周側通路部分を構成するとともに一端部52を支点として揺動自在に設置された第1フラップ構成部材32と、
円弧状のバンド通路の外周側通路部分を構成するとともに軸60を支点として第1フラップ構成部材32とは直角な方向に揺動自在に設置された第2フラップ構成部材38と、第1フラップ構成部材32と第2フラップ構成部材38との間に構成され、第1フラップ構成部材32と第2フラップ構成部材37とを互いに接近あるいは離反させた状態に移動させるフラップ開放手段50と、を有していることを特徴としている。
【選択図】図3

Description

本発明は自動バンド掛け梱包機におけるバンド装填装置に関するものである。
例えば、自動バンド掛け梱包機では、バンドリールに巻回されたバンドを、バンド案内アーチに直接供給しようとすると、供給に多大な力と時間を必要とするため、バンド掛け梱包機では、バンドリールに巻かれたバンドのうち、数回分のバンド掛けに必要とされるバンドを、予めプールボックス内に収容しておき、このプールボックスから、一回のバンド掛けで必要とされる量のバンドをバンド案内アーチ側に供給するようにしている。
ところで、このようなバンド掛け梱包機では、空になったバンドリールの交換などのために、多量のバンドが巻回された新たなバンドリールを梱包機本体の側方などに取り付けしてから、梱包機本体に対しバンドの先端を初期状態にセットしなければならない。その場合に、最初のバンドの先端は、プールボックスの近傍に配置されたバンドシュータに挿通してから、バンドの押圧力を利用しバンドの通路を一部開かせてプールボックス内にバンドを貯留するようにしている。(特許文献1)。
しかしながら、このようバンド掛け梱包機に使用されるバンドは、幅、厚さなどに様々な種類があり、幅の狭いものもあれば、いわゆる腰の弱いものもあるため、仮に幅の狭いものや厚さの薄いものを使用する場合には、プールフィードローラの押圧力により、バンドが途中で座屈して、所定のところにまでバンド送りができなくなってしまうことがあった。
また、逆に、幅が広く、厚さの厚いバンドであると、プールフィードローラから正転ローラとの間で、ワンタッチのフラップが開いてしまい,バンドが不用意に飛び出してしまうという問題があった。
したがって、従来のバンド掛け梱包機のバンド装填装置では、バンドの厚さや種類などの違いなどにより、プールボックス内への通常の自動装填を行うことができなくなることがあった。
本発明は、上記した従来の問題点に鑑み、特に、梱包機本体に対し、最初のバンド通しを行うに際し、バンドの厚さやバンドの腰の強弱に係り無く、確実にバンドをプールボックス内に装填することのできるバンド掛け梱包機におけるバンド装填装置を提供することを目的としている。
特許第2790555号公報
上記目的を達成するための本発明に係る自動バンド掛け梱包機におけるバンド装填装置は、
プールフィードローラと正転ローラとの間のバンド通路の下方にプールボックスを配設し、このプールボックス内に収容されているバンドから前記正転ローラの回転駆動力により、バンド供給方向下流のバンド案内アーチにバンドが供給されるバンド掛け梱包機におけるバンド装填装置であって、
前記プールフィードローラと前記正転ローラとの間に、開閉自在で円弧状のバンド通路を構成するフラップ装置を配設し、
該フラップ装置は、前記円弧状のバンド通路の内周側通路部分を構成するとともに一端部を支点として揺動自在に設置された第1フラップ構成部材と、
前記円弧状のバンド通路の外周側通路部分を構成するとともに軸を支点として前記第1フラップ構成部材とは直角な方向に揺動自在に設置された第2フラップ構成部材と、
前記第1フラップ構成部材と前記第2フラップ構成部材との間に構成され、前記第1フラップ構成部材の内周側通路部分と前記第2フラップ構成部材の外周側通路部分とを互いに接近させた状態、あるいは互いに離反させた状態に選択的に移動させるフラップ開放手段と、を有していることを特徴としている。
係る構成によるバンド掛け梱包機にバンド装填装置では、プールフィードローラの回転が継続されているとしても、あるいはプールフィードローラの回転が停止されているとしても、プールフィードローラの回転よりも回転速度の早い正転ローラにより、ここを通過するバンドは、先端側は、常にフラップ装置におけるバンド通路の径内方側に引っ張られることになる。したがって、このバンドの張力がフラップ装置の第1フラップ構成部材に作用し、この第1フラップ構成部材を円弧状のバンド通路の径内方側に揺動させることになる。また、この第1フラップ構成部材の揺動により、これまで第1フラップ構成部材に係止されていた第2フラップ構成部材が第1フラップ構成部材から離反して、略直角方向に跳ね上げるように移動する。これにより、第1フラップ構成部材と第2フラップ構成部材との間の円弧状のバンド通路が開放される。この状態で正転ローラの回転を停止すれば、プールフィードローラの回転駆動力だけにより、バンドがフラップ装置に供給される。ここで、バンドがフラップ装置に供給されてきても、このフラップ装置では、既にバンド通路が解放されていることから、プールフィードローラにより供給されてくるバンドは、正転ローラの手前側で、開放されているフラップ装置の隙間から下方に落下され、プールボックス内に落下する。
この状態でプールフィードローラが所定時間回転されることにより、プールボックス内への所定量のバンドの装填が完了する。
ここで、本発明では、前記フラップ開放手段は、前記第1フラップ構成部材に形成された段違い部と、
前記第2フラップ構成部材を揺動自在に支持する支点軸に介装された付勢手段と、から構成され、
前記フラップ開放手段は、前記第1フラップ構成部材が前記正転ローラ側により引っ張られるバンドの張力により、前記円弧状のバンド通路の内周側に引き戻されるように力を受けた場合に、前記第1フラップ構成部材が前記一端部を支点して前記円弧状のバンド通路の内周側に揺動され、かつ、この揺動に伴って前記第2フラップ構成部材が、前記第1フラップ構成部材の前記段違い部の高い位置から低い位置に当接部を移動することにより、前記付勢手段の付勢力により前記第1フラップ構成部材から離れるように跳ね上げることが好ましい。
このような構成であれば、バンドの張力によりフラップ開放手段が自動的に解除されるので、円弧状のバンド通路を解除し、この隙間からバンドを落下させることにより、プールボックスへのバンドの装填を確実に行うことができる。
また、このような本発明によれば、バンドの幅、厚さなどに影響されることなく、単に、正転ローラとプールフィードローラとの回転速度の違いにより、バンドをプールボックス内に装填することができるのでバンド送りができなくなってしまうことや通路からの飛び出しなどが生じることはない。
本発明に係る自動バンド掛け梱包機におけるバンド装填装置によれば、バンドの幅、厚
さなどに影響されずに、単に、正転ローラとプールフィードローラとの回転速度の違いにより、フラップ装置を開放することができるので、バンドを確実にプールボックス内に装填することができる。
以下に、図面を参照しながら本発明の好ましい実施例について説明する。
図1は本発明の一実施例によるバンド装填装置を備えたバンド掛け梱包機を示したもので、図2は、このバンド装填装置が設置されるプールボックス付近の概略図である。図3はバンド充填装置の概略図である。
この自動バンド掛け梱包機2では、梱包機本体4の上部に略コ字状のバンド案内アーチ6が備えられている。
一方、梱包機本体4の側方には、多量のバンドが巻回されたバンドリール8が配置されるともに、梱包機本体4内には、このバンドリール8から引き出された所定量のバンドBが収容されるプールボックス10が画成されている。
このような自動バンド掛け梱包機2では、バンド掛けを行う場合に、バンドリール8から直接バンドを引き出して、バンド案内アーチ6に引き回すのでは多大な力と時間を要することから、数回分のバンド掛けに必要なバンド量が、プールボックス10内に予め収容されている。
一方、バンド掛け機2では、図2に示したように、プールボックス10の上方に、このプールボックス10内にバンドを取り入れるための入口12が形成され、この入口12を介して、バンドリール8から引き出されたバンドBが、このプールボックス10内に装填される。そして、プールボックス10の上方には、バンドリール8からバンドを引き出すためのプールフィードローラ14とこのプールフィードローラ14に圧接されるプールタッチローラ16とが入口12に臨むように設置されている。
また、プールボックス10に対してバンドの流れ方向下流側には、正転ローラ18と正転タッチローラ20とからなるバンド供給手段22が設置され、さらにその下流にバンドの引き締めを行うための一対のローラ26,27とからなるバンド引き締め手段28と、さらにその下流にバンドの引戻しを行うための一対のローラ15,17から構成されるバンド引戻し手段19とが設置されている。
これらバンドの供給、引戻し、引き締めを行う、バンド供給手段22、バンド引戻し手段19およびバンド引き締め手段28は、特に限定されるものではなく、詳細な説明は省略する。
本実施例では、プールボックス10内にバンドを装填するためのプールフィードローラ14と、バンド案内アーチ6側にバンドを送給する正転ローラ18との間に、本発明の主要部をなす開閉自在で円弧状のフラップ装置30が配設されている。
以下に、このフラップ装置30について、図3,図4、図5、図6を参照しながら説明する。
フラップ装置30は、図2に示したプールボックス10の上方部に、円弧状のバンド通路の内周側通路部分を構成する略棒状の第1フラップ構成部材32と、円弧状のバンド通路の外周側通路部分を構成する扇状の第2フラップ構成部材38と、これら第1フラップ構成部材32と第2フラップ構成部材38との間に介在され、これら両フラップ構成部材同士を互いに接近あるいは互いに離反させるフラップ開放手段50とから構成されている。
上記第1フラップ構成部材32は、図4に示したように、平面視において、略への字状に形成されたバンド案内片34と、このバンド案内片34の屈曲部付近から径内方に延出された直線状のアーム片36とから構成されている。このアーム片36は、バンド案内片34とは反対側の先端部36bに、厚さを変えることにより、段違い部が形成されている。すなわち、傾斜面36aの下方部分36cは、先端部36bよりも一段低く形成されている。
このようにバンド案内片34とアーム片36とから構成される第1フラップ構成部材32は、基端部32b側に、カラーを介装したネジ部材52により、図3に示した固定プレート40に揺動自在に支持されている。また、第1フラップ構成部材32は、バンドBとの摩擦抵抗を小さくするために、合成樹脂から形成されていることが好ましい。このような第1フラップ構成部材32は、バンド案内片34の外周面が円弧状のバンド通路の内周側通路部分を構成している。したがって、第1フラップ構成部材32は、第2フラップ構成部材38との間に、バンド案内路を構成している場合に、バンドとの引っ掛かりを少なくして、バンドの送給を速やかに行うことができる。さらに、固定プレート40に対してネジ部材52を介して揺動するので、所定の条件で略円弧を描くように揺動される。
第2フラップ形成部材38は、図3および図5に示したように、前記第1フラップ構成部材32の円弧部分に沿って外方に被せるように装着されるもので、固定プレート40に立設されたコ字状ブラケット62に水平方向の軸60を介して、プレート40から離反する方向(図5の紙面に対して直角なA方向)に揺動可能に取り付けられている。
このような上記第2フラップ構成部材38は、平面視で略扇状の板材54とこの板材54の外周面に垂下するように取り付けられた湾曲板56と、板材54に固結された支持アーム棒58とを有し、この支持アーム棒58が、軸60によりブラケット62に支持されている。
支持アーム棒58には、コイルスプリング64が介装され、このコイルスプリング64の水平部分64aが支持アーム棒58に跨るように装着されることにより、扇状の板材54が、常に上方、すなわち、図5において矢印A方向の付勢力が付与されている。
このようにコイルスプリング64が装着された支持アーム棒58は、図3に矢印Bで示したように、第1フラップ構成部材32のアーム片36の先端部36bが、扇状の板材54側に押し込まれることにより、支持アーム58の基端部58aが、図5において、軸60を支点として、時計方向に回動することを防止している。
なお、第1フラップ構成部材32のアーム片36が図5において矢印B方向に押し込まれた場合の最終到達点は、バンド案内片34の基端部32bが固定プレート40に取り付けられたねじ部材72に当接する位置である。
一方、第1フラップ構成部材32のアーム片36が矢印B方向と反対方向に移動すると、これに伴って第2フラップ構成部材38の支持アーム棒58は、下方に位置するアーム片36の傾斜面36aを通って一段低い下方部分36cに相対的に移動することなる。
これにより、先端部36bによるストッパが外れる。ストッパが外れると、第2フラップ構成部材38に、コイルスプリング64による付勢手段が作用することになる。
この付勢手段が第2フラップ構成部材38に作用すると、第2フラップ構成部材38は、固定プレート40から大きく跳ね上げるように揺動する。これにより、第1フラップ構成部材32と第2フラップ構成部材38との間の円弧状のバンド通路が開放される。
したがって、このように、第1、第2フラップ構成部材32、38間のバンド通路が開放されれば、フラップ装置30を通過しようとするバンドは、自由状態になる。よって、ここに通されたバンドは、このフラップ装置30から下方に落下することになる。
本実施例によるフラップ装置30は、上記のように構成されているが、以下に、このフラップ装置の使用例について、特に図6を参照しながら説明する。
このようなフラップ装置30は、図2および図6に示したように、プールフィードローラ14と正転ローラ18との間に設置される。
フラップ装置30は、図1に示したバンドリール8をセットした後、最初のバンド掛けを行うための準備のときに使用され、準備が完了した後には、使用されない。すなわち、自動バンド掛け機では、準備段階として、先ず、プールボックス10内に所定量のバンドが装填される。
今、図1に示したように、梱包機本体4に新たなバンドリール8がセットされる。
そして、バンドリール8から引き出されたバンドの先端が、梱包機本体4に形成された図示しないバンド差込口に挿入される。バンド差込口に挿入されたバンドBの先端は、図2に示したプールボックス10にバンドを供給するために入口12に到達し、プールフィードローラ14とプールタッチローラ16との間に案内される。なお、プールフィードローラ14とプールタッチローラ16との間は、図示しないハンドルレバーなどの操作により、この段階では、互いに当接されていないため、バンドの先端を、容易にこのローラ間に挿入することができる。バンドの先端がプールフィードローラ14の周面に差し込まれたら、再度、図示しないハンドルを操作して、図3に示したように、フラップ装置30を所定位置、すなわちバンド通路を構成する位置とする。
その後、梱包機本体4に設けられた操作盤の、停止解除スイッチを投入する。これにより、プールフィードローラ14を回転させるためのモータが回転駆動を開始する。
プールフィードローラ14を回動させるためのモータが回動すると、その回転駆動力により、バンドBの先端部がバンドリール8からプールボックス10側に供給される。この段階では、バンドBは、プールボックス10には未だ供給されず、バンド正転ローラ18側に供給される。そして、バンド先端が正転ローラ18に到達すると、その到達信号に基づいて、タイマーのスイッチが起動され、このタイマーの設定時間だけ正転ローラ18が回転駆動する。
ここで、正転ローラ18の回転速度は、プールフィードローラ14の回転速度よりも速く設定されている。すなわち、この正転ローラ18は、プールボックス10からのバンドをバンド案内アーチ6側に供給するためのものであるため、負荷が小さい。したがって、バンドリール8を回転させるプールフィードローラ16の回転数よりも速く設定されている。
したがって、このような回転速度の大きい正転ローラ18が回転駆動すると、この回転にプールフィードローラ14の回転は追いつくことができない。これにより、プールフィードローラ14と正転ローラ18との間のバンドBは、緊張することになる。よって、バンドBに張力が発生し、その張力により、先ず、フラップ装置30の第1フラップ構成部材32の先端部32cが支持アーム棒58の基端側に引っ張れることになる。すると、この第1フラップ構成部材32は、基端部32bのネジ52を支点として図3において時計方向に回動する。すると、第1フラップ構成部材32と第2フラップ構成部材38との係合が解除される。すなわち、第2フラップ構成部材38は、スプリング64の付勢力により、図3の紙面に対して上方向に跳ね上がることになる。これにより、第1フラップ構成
部材32と第2フラップ構成部材38との間の円弧状のバンド通路が開放され、この状態が保持される。バンド通路が開放されてから、所定時間後、正転ローラ18の回転が停止される。なお、この時間は、実際には、瞬時である。また、正転ローラ18が回転を停止しても、プールフィードローラ14の回転は継続されているので、バンドリール8からさらにバンドが引き出される。そして、そのバンドはフラップ装置30側に送りだされるが、フラップ装置30はバンド通路が既に解放されているので、送られてきたバンドは、全て下方に落下し、プールボックス10内に貯留されることになる。
そして、プールボックス10内には、バンド量を検知するバランスバー61が設置されているので、このバランスバー61からの検知信号に基づいて、所定量のバンドが装填されたことが確認されたら、プールフィードローラ14の回転が停止される。
この状態で最初のバンド通しが完了する。
このように、本発明に係るバンド掛け梱包機におけるバンド装填装置では、バンドの幅、腰などに違いがあるとしても、確実にバンドの先端部を正転ローラ18に案内し、さらバンドに作用するバンドの張力により、フラップ装置30を開くことができる。従って、バンドの種類、厚さ、幅などに影響を受けることなく、プールボックス10内にバンドを収容することができる。
以上、本発明の一実施例について説明したが、本発明は、上記実施例に何ら限定されない。
例えば、フラップ装置30は、実際のバンド掛け梱包機に組み込む場合に、固定プレート40などは、梱包機本体4内の他の部材との兼ね合いから、他の部材を固定用のプレートとして利用することもできる。
さらに、上記実施例では、第2フラップ構成部材38の支持アーム38が扇状の板材54と別体に形成され、ねじなどにより、一体化されているが、これに限定されるものではなく、支持アーム38と板材54、ならびに湾曲板56とは一体に形成されていても良い。
また、上記実施例では、フラップ装置30が、例えば、図3において、紙面の下方から上方に向かって、跳ね上げるように配置されているが、例えば、紙面の左方から右方に向かって跳ね上げるように配置されていてもよく、特に限定されるものではない。
図1は本発明の一実施例に係るバンド装填装置が装着されたバンド掛け梱包機の斜視図である。 図2は図1のバンド掛け梱包機に採用されたバンド装填装置の概略図である。 図3は図2に示したバンド装填装置におけるフラップ装置の斜視図である。 図4は図3に示したフラップ装置の第1フラップ構成部分を図3とは反対側から見たときの斜視図である。 図5は図3に示したフラップ装置の第2フラップ構成部分を図3とは反対側から見たときの斜視図である。 図6は本発明の一実施例によるフラップ装置の要部拡大概略図である。
符号の説明
2 梱包機
4 梱包機本体
6 バンド案内アーチ
10 プールボックス
14 プールフィードローラ
18 正転ローラ
30 フラップ装置
32 第1フラップ構成部材
38 第2フラップ構成部材
36a 傾斜面
36b 先端部
36 アーム片
40 固定プレート
50 フラップ開放手段
52 ネジ
58 支持アーム棒
60 軸
64 コイルスプリング(付勢手段)

Claims (2)

  1. プールフィードローラと正転ローラとの間のバンド通路の下方にプールボックスを配設し、このプールボックス内に収容されているバンドから前記正転ローラの回転駆動力により、バンド供給方向下流のバンド案内アーチにバンドが供給されるバンド掛け梱包機におけるバンド装填装置であって、
    前記プールフィードローラと前記正転ローラとの間に、開閉自在で円弧状のバンド通路を構成するフラップ装置を配設し、
    該フラップ装置は、前記円弧状のバンド通路の内周側通路部分を構成するとともに一端部を支点として揺動自在に設置された第1フラップ構成部材と、
    前記円弧状のバンド通路の外周側通路部分を構成するとともに軸を支点として前記第1フラップ構成部材とは直角な方向に揺動自在に設置された第2フラップ構成部材と、
    前記第1フラップ構成部材と前記第2フラップ構成部材との間に構成され、前記第1フラップ構成部材の内周側通路部分と前記第2フラップ構成部材の外周側通路部分とを互いに接近させた状態、あるいは互いに離反させた状態に選択的に移動させるフラップ開放手段と、を有していることを特徴とするバンド掛け梱包機におけるバンド装填装置。
  2. 前記フラップ開放手段は、前記第1フラップ構成部材に形成された段違い部と、
    前記第2フラップ構成部材を揺動自在に支持する支点軸に介装された付勢手段と、から構成され、
    前記フラップ開放手段は、前記第1フラップ構成部材が前記正転ローラ側により引っ張られるバンドの張力により、前記円弧状のバンド通路の内周側に引き戻されるように力を受けた場合に、前記第1フラップ構成部材が前記一端部を支点して前記円弧状のバンド通路の内周側に揺動され、かつ、この揺動に伴って前記第2フラップ構成部材が、前記第1フラップ構成部材の前記段違い部の高い位置から低い位置に当接部を移動することにより、前記付勢手段の付勢力により前記第1フラップ構成部材から離れるように跳ね上げることを特徴とする請求項1に記載のバンド掛け梱包機におけるバンド装填装置。
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