JP2005323559A - Lawn mower transmission - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、ハンドルフレームを刈取装置に対して動力連動により左側又は右側に旋回させて刈取方向を切替えると共に、ブレードの伝動を停止しているときは、このハンドルフレームの動力旋回を行うことができないようにする草刈機の伝動装置に関する。 According to the present invention, the handle frame is swung to the left or right by power interlocking with the cutting device to switch the cutting direction, and when the transmission of the blade is stopped, the power of the handle frame cannot be turned. The present invention relates to a transmission device for a mower.
動力連動、及び手動ハンドル連動により刈取装置のハンドルフレームを左側又は右側へ旋回させて刈取方向を振替える技術(例えば、特許文献1参照)が知られている。又、ハンドルフレームを旋回する旋回動力を切断するクラッチを設けると共に、このクラッチ切りの時の旋回継続を係止するためのストッパピンを設けて、ハンドルフレームの旋回を係止する安全装置を設ける技術(例えば、特許文献2参照)が知られている。しかし、いずれの技術もクラッチを有しない。
動力によって刈取装置に対してハンドルフレームを左側、又は右側へ旋回させて刈取方向を振替える形態では、このハンドルフレームに設けるハンドル旋回レバーを操作して行わせる形態とすると、ブレードの伝動回転が停止状態にあっても、誤操作によりハンドルフレームの旋回が行われると危険である。そこで、このようなとき、このブレードの回転を停止すると共に、ハンドルフレームの動力旋回をも停止状態にして、操作の安全を図るものである。 In the form in which the handle frame is swung to the left or right side with respect to the mowing device by power, and the mowing direction is changed by operating the handle turning lever provided on this handle frame, the transmission rotation of the blade stops. Even in this state, it is dangerous if the handle frame is turned by mistake. Therefore, in such a case, the rotation of the blade is stopped and the turning of the power of the handle frame is also stopped to ensure the safety of the operation.
請求項1に記載の発明は、エンジン17から主クラッチ31を介して車輪14及びブレード15を駆動して刈取走行すると共に、ハンドル旋回レバー6の操作により車体に対する刈取ハンドルフレーム19方向を旋回駆動可能の草刈機において、該ブレード15伝動の切り状態ではハンドルフレーム19旋回伝動を切りにする刈取クラッチ86を設けたことを特徴とする伝動装置の構成とする。エンジン17を駆動して主クラッチ31を入りに操作すると、ウォームギヤ40を介して車輪14が連動走行される。又、刈取クラッチ86を入りに操作すると、ブレード15が連動回転されて、このブレード15による芝草の刈取を行うことができると共に、この状態でハンドルフレーム19を旋回駆動可能の状態とする。ここで、ハンドル旋回レバー6の操作で旋回方向を選択すると、この刈取クラッチ86を経る動力によってハンドルフレーム19を左向き、又は右向きに方向旋回させる。又、該刈取クラッチ86を切りにすると、ブレード15及びハンドル旋回の連動が切りの状態となって、前記ハンドル旋回レバー6の操作が行われたとしても、ハンドルフレーム19は旋回されない。
According to the first aspect of the present invention, the
請求項2に記載の発明は、前記刈取クラッチ86は、車輪14を伝動するためのウォームギヤ40と、ブレード15、及びハンドルフレーム19旋回伝動するためのベベルギヤ38とを有する伝動軸36に設けて、このベベルギヤ38に形成のクラッチ爪部87に噛合可能に設けたことを特徴とするものである。前記のようにエンジン17を駆動して主クラッチ31を入りに操作すると、外軸37、及びこのウォームギヤ40を介して車輪14が連動回転されて走行される。又、刈取クラッチ86を入りに操作すると、内軸36を介して、この刈取クラッチ86からクラッチ爪87の噛合によりベベルギヤ38が回転されて、ブレード15が連動回転されて、このブレード15による芝草の刈取を行うことができると共に、この状態でハンドルフレーム19を旋回駆動可能の状態とする。ここで、ハンドル旋回レバー6の操作で旋回方向を選択すると、この刈取クラッチ86、及びベベルギヤ38を経る動力によってハンドルフレーム19左向き、又は右向きに方向旋回させる。又、該刈取クラッチ86をベベルギヤ38のクラッチ爪部87から外して切りにすると、ブレード15及びハンドル旋回の連動が切りの状態となって、前記ハンドル旋回レバー6の操作が行われたとしても、ハンドルフレーム19は旋回されない。
According to the second aspect of the present invention, the reaping
請求項1に記載の発明は、刈取走行時には、刈取クラッチ86の切りによってブレード15の伝動回転を停止すると共に、ハンドルフレーム19の伝動旋回を停止することができる。このため、ハンドルフレーム19の伝動旋回は、ブレード15の伝動回転状態や刈取作用時においてのみ行われる。従って、刈取作用を行わない単なる走行時は、誤ってハンドル旋回レバー6を操作しても、ハンドルフレーム19の伝動旋回は行われないで、安全な走行を行わせることができる。
According to the first aspect of the present invention, during the cutting operation, the transmission rotation of the
請求項2に記載の発明は、刈取クラッチ86が、車輪14伝動のウォームギヤ40と共に伝動軸36上に設けられ、かつ、これらブレード15回転及びハンドルフレーム19旋回伝動のためのべベルギヤ38を利用して、このベベルギヤ38に形成のクラッチ爪部87に噛合、離脱可能に設けられるため、ハンドルフレーム19の旋回伝動のクラッチを兼ねるため、構成が簡単である。
According to the second aspect of the present invention, the reaping
この発明の一実施例を図面に基づいて説明する。草刈機の概略構成は、刈取地面に沿って回転しながら芝草を刈取するブレード15を有した刈取装置2と、この後側部を接地回転する左右一対の駆動ドラム13や外側の車輪14等を有し、後部のエンジン17によって駆動して走行推進しながら刈取を行うもので、この主体を構成する伝動ケース18の上側に刈取ハンドル1のハンドルフレーム19基部を取付け、このハンドルフレーム19の先端部の操作ハンドル21部を把持して歩行しながら刈取操作を行う。20は刈取装置2のブレード15部を覆う刈取カバー、22は刈取装置の前方部を接地支持する補助輪である。
An embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. The schematic configuration of the mower includes a
エンジン17の駆動で駆動ドラム13や車輪14を伝動回転して走行し、ブレード刃15を伝動回転して芝草の刈取を行うことができる。ハンドルフレーム19は、基部をハンドルブラケット23に対してハンドル軸24の周りに上下回動可能で、このハンドルフレーム19と一体回動のラック25にブラケット23側定位置の係止爪26を係合することによって、この刈取ハンドル1の操作高さを適宜調節できる。このハンドルブラケット23は、伝動ケース18上の旋回軸3に対して回動自在に設けられる。このハンドルブラケット23部には、上下二段のプレート28,56が取付けられ、この上側のプレート28とハンドルブラケット23に一体のブラケットディスク27とがボルト29によって固定される。又、ターンガイドプレート56の下側には、旋回軸3にキー83止めで一体のターンロックプレート76を設けて、これら両プレート56,76間をロックピン77で係合させて一体として、ターンガイドプレート56及びハンドルフレーム19の旋回を固定することができるハンドルロック装置75を構成する。このハンドルフレーム19の上下回動は、該係止爪26をワイヤー30連動で刈取ハンドル1側のレバー69操作で行うことができる。
The
前記伝動ケース18におけるエンジン17から車輪14、ブレード15、及び旋回軸3等への伝動構成を説明する。摩擦ディスク形態の主クラッチ31を介してエンジン17に連結の入力軸32から、一速ギヤ33、二速ギヤ34、及びこれらのギヤ33,34間に切替える変速クラッチ35を介して、二重軸形態の伝動軸36に連動する。この伝動軸36はベベルギヤ38を介して刈取軸39へ連動し、この外側に一体の外軸37部にはウォームギヤ40を介して走行伝動ケース18内の走行軸41へ連動する。変速クラッチ35が中立位置、乃至いずれかのギヤ33,34に切替えられた位置に拘らず常時伝動回転される状態にあって、刈取装置2のブレード15を伝動する。これに対して走行軸41は、変速クラッチ35をいずれかのギヤ33,34に切替咬合わせることによって、外軸37やウォームギヤ40等を経て駆動ドラム13や車輪14の伝動回転を変速する。該伝動軸36の先端部に対して回転自在のベベルギヤ38は、下側の刈取軸39に固定のベベルギヤ88と、上側のベベル軸43に固定のベベルギヤ42とにわたって噛合するが、このベベルギヤ38の内側面には刈取クラッチ86に対向するクラッチ爪部87が形成されて、この刈取クラッチ86を噛合させたり、離脱することができる。この刈取クラッチ86は、伝動軸36の周面に形成のスプライン部89に嵌合されて、軸方向へ移動可能で一体回転する構成である。この刈取クラッチ86の周面にはシフター90の嵌合するシフタリブ91が形成されて、このシフタリブ91の前後を挟むようにして嵌合するシフタヨーク92のシフタ軸93が、伝動ケース18部に回動自在に軸支され、このシフタ軸93が回動されることによって、刈取クラッチ86が軸方向へ移動され、刈取クラッチ86が入り切りされる。このシフター90のシフタ軸93には、伝動ケース18の外側においてクラッチレバー94が設けられ、このクラッチレバー94の操作で入り切り作動される。このクラッチレバー94と伝動ケース18との間には、トグルスプリング95が設けられて、各操作位置をこのトグルスプリング95の死点越えによって維持することができる。又、これら刈取クラッチ86とベベルギヤ38のクラッチ爪部87との咬合面部96,97を軸方向に沿って傾斜の傾斜を形成することによって、ブレード15部より該トグルスプリング95に抗する強力な負荷が働くことによって、この傾斜咬合面部をスリップさせて、刈取クラッチ86の咬合いを逃して、動力伝達を自動的に切りにして、各部の破損等を防止するように構成している。
A transmission configuration from the
この伝動軸36の先端部からベベルギヤ38,42を介してベベル軸43が連動されて、このベベル軸43から旋回クラッチ7や、ウォームギヤ44等を経て、上下方向に沿う旋回軸3を左右に旋回伝動できる。この旋回クラッチ7のクラッチ軸45には、旋回クラッチ7の両側に対向する正、逆転のベベルクラッチギヤ46,47が回転自在に設けられて、前記ベベル軸43のべベルギヤ48の左右両側に常時噛合させる。このクラッチ軸45とウォームギヤ44のウォーム軸49との間はギヤ50で連動する。旋回クラッチ7の中立位置では旋回軸3へは伝動されないが、旋回クラッチ7をクラッチギヤ46に咬合わせて旋回軸3を左側旋回に伝動する。クラッチギヤ47に咬合わせると旋回軸3を右側旋回に伝動することができる。51はハンドルで、伝動ケース18の外側から手動でクラッチ軸45を回動して、旋回軸3を回動できる。
A
前記伝動ケース18において、変速クラッチ35は、シフター52を有して、この伝動ケース18の外側部に設けられる変速レバー53によって切替えられる。旋回クラッチ7は上側のシフター54によって切替えられる。このシフター54のシフター軸55は、伝動ケース18の前記旋回軸3の前側に設けられて、この上端を伝動ケース18上に突出させて、横方向に沿う旋回アーム8の中央部を取付ける。
In the
前記旋回軸3の上端部に嵌合のプレート28の下部には一体回動可能のターンガイドプレート56が設けられる。このターンガイドプレート56やブラケットディスク27及びプレート28は、前記ボルト29等によってハンドルフレーム19と一体的に連結され、旋回軸3に対して回動自在である。このターンガイドプレート56と旋回アーム8との間が、ロッド57とこのターンガイドプレート56の円弧状案内穴58との係合によって案内される。この案内穴58は、旋回軸3の周りに略180度域にわたって形成され、ハンドルフレーム19の方向に対して右側に形成される。刈取装置2の芝草の案内入口側を刈取方向Aとして、この刈取方向Aがハンドルフレーム19の方向に平行状態にある前進刈位置Fでは、ロッド57の先端の連結部59が案内穴58の中央部に位置される。刈取装置2を旋回軸3周りに左側(反時計回り)へ旋回させて、刈取方向Aを左向きにした左進刈位置Lでは、このロッド57の連結部59が案内穴58の前端部に達して係止される。又、逆にこの刈取方向Aを同様にして右向きにした状態の右進刈位置Rでは、連結部59が案内穴58の後端部に係止される。
A
このような旋回アーム8の左右両側部は、ハンドルフレーム19の後端部に装着の旋回レバー6との間をワイヤー10で連結され、サイドクラッチ4のサイドクラッチアーム9との間をワイヤー11で連結される。60は旋回アーム8を中立位置に復帰する復帰ばねである。61は伝動ケース18の上面を覆うケースカバー、85は、ワイヤー取付用のブラケットである。前記前進刈位置Fで左側の旋回レバー6を引くと左側ワイヤー10によって旋回アーム8及びシフタ軸55が反時計回りに揺動されて、旋回クラッチ7をクラッチギヤ47側へ咬合わせて、ギヤ50やウォームギヤ44等を経て旋回軸3及びハンドルフレーム19等を時計回りへ回動させる。このため、このハンドルフレーム19の回動を作業者がハンドル21の把持によって刈取走行操縦の定位置に固定することによって、駆動反力によって刈取装置2を反時計回りに旋回させて、前進刈位置Fから左進刈位置Lへ向うように旋回させる。これと同時に旋回アーム8先端部のワイヤー11を引いて左側のサイドクラッチアーム9を回動して、サイドクラッチ4を切って左側の車輪14、駆動ドラム13の伝動回転を停止し、左側へ操向旋回させる。
The left and right side portions of the
この左進刈位置Lへの操作連動において、ロッド57の連結部59が案内穴58の前端部に係止されると、このロッド57を介して旋回アーム8が引き戻されて、旋回クラッチ7が切りになり、旋回軸3のそれ以上の旋回が牽制される。
又、この左進刈位置Lから前進刈位置Fに旋回するときは、右側の旋回レバー6を引くことにより、旋回アーム8が上記とは反対方向へ揺動され、旋回クラッチ7はクラッチギヤ46側に咬合わされる。又、ロッド57の連結部59は、案内穴58の中央位置に戻る。この前進刈位置Fになったとき旋回レバー6を解放すれば、旋回クラッチ7が切りになり、サイドクラッチ4は左右共に入りになって、旋回伝動、操向伝動共に停止状態となる。
更に、この前進刈位置Fから右進刈位置Rへ旋回するときは、右側の旋回レバー6を引くことによって同様にして行われる。このときロッド57の連結部59は、案内穴58に案内されたのち終端部に係止されて、このロッド57が押されて旋回クラッチ7が切りに戻される。又、旋回アーム8からは左端のワイヤー11によって右側のサイドクラッチ4が連動される。
When the connecting
Further, when turning from the leftward cutting position L to the forward cutting position F, by pulling the
Further, when turning from the forward cutting position F to the right cutting position R, the
前記ハンドルロック装置75は、旋回軸3上に沿って配置されるターンガイドプレート56と、旋回軸3にキー83止めされたターンロックプレート76と、これらのプレート56,76間を連結したり開放するロックピン77と、このロックピン77を連結、解放操作するロック解除レバー78と等から構成される。ハンドルフレーム19側に一体で旋回軸3周りに回動しうるターンガイドプレート56には、前記案内穴58と共に、下側のターンロックプレート76へ向けて出没するロックピン77を設ける。このロックピン77は、ターンガイドプレート56上面に固定のピンボス79に嵌合されてばね80によって常時下方へ弾発される。このロックピン77の上端にはワイヤー81が連結されて、このワイヤー81を該ばね80に抗して引くことにより、ロックピン77を引き上げてターンロックプレート76との係合を外すことができる。このワイヤー81は、前記操作ハンドル21、又は、この旋回軸3近くのハンドルフレーム19部や、刈取装置2部等に設けられるロック解除レバー78に連結されて、このロック解除レバー78を把持することによってハンドルフレーム19を旋回しうる状態にロック解除し、ロック解除レバー78の把持を解放することによってハンドルフレーム19を旋回軸3に対して旋回できないように固定することができる。又、前記ターンロックプレート76は、該ターンガイドプレート56の下面に接近して旋回軸3部に固定される。旋回軸3周りのロックピン77の回動する軌跡輪線上に、適宜旋回角度間隔毎に上下に貫通するピン穴82を配置形成し、前記ロックピン77を係合、離脱させる。
The
刈取作業は、作業者が操作ハンドル21部を把持して、エンジン17の駆動で走行車輪14や駆動ドラム13等を伝動すると共に、ブレード15を伝動回転させて行われる。刈取方向を切替える等のためにハンドルフレーム19を刈取装置2側の伝動ケース18部に対して左側、又は右側等へ振替えるときは、このハンドルフレーム19の位置を固定しているハンドルロック装置75のロック解除レバー78を把持してハンドル固定を解除する。ロック解除レバー78は、把持されていないときはロックピン77がばね80に押されてターンロックプレート76のピン穴82に係合してハンドルフレーム19を旋回軸3に対して固定の状態に維持するが、把持することによってロックピン77をピン穴82から外して、ハンドルフレーム19は旋回軸3の周りに回動自在の状態となる。
ハンドルフレーム19を動力で旋回させるときは、左右いずれかの旋回レバー6を把持することにより、中立位置にある旋回クラッチ7を左右のベベルクラッチギヤ46,47に切替えて入りにし、これによりウォームギヤ44等の連動を経て旋回軸3を左側、又は右側へ回動し、更にターンロックプレート76、ロックピン77、及びターンガイドプレート56等を介してハンドルフレーム19を旋回する。適当な旋回位置で旋回レバー6の把持を解放すると、旋回クラッチ7が中立位置になってハンドルフレーム19の旋回は止まる。この状態ではウォームギヤ44の噛合によってハンドルフレーム19は左右いずれの方向へも旋回しない逆連動固定状態となる。又、ハンドル51の回動操作でハンドルフレーム19を旋回するときは、旋回クラッチ7は中立位置に操作された状態で行われるが、ウォームギヤ44によるハンドルフレーム19の旋回位置固定は同様に行われる。
The cutting operation is performed by the operator holding the operation handle 21 and transmitting the traveling
When the
又、エンジン17が停止されていて動力によりハンドルフレーム19を旋回できない場合のように、作業者が直接ハンドルフレーム19を操作してハンドル方向を振替えたいときは、前記ロック解除レバー78を把持操作して、ロックピン77をターンロックプレート76のピン穴82との係合を外した状態で、このハンドルフレーム19を旋回軸3周りに左右へ旋回させる。このハンドルフレーム19の旋回位置が決まるとロック解除レバー78の把持を解放することにより、ロックピン77がばね80で弾発されてターンロックプレート76のピン穴82に係合されて、ハンドル位置が固定される。
このようなハンドルフレーム19の旋回時は、ターンガイドプレート56及びこの案内穴58が一体回動するため、旋回アーム8に連結のロッド57連結部59による相対的回動域が規制され、この規制回動域の範囲内でハンドルフレーム19の旋回が行われる。又、このようなハンドルフレーム19の把持旋回の操作では、前記動力による場合や、ハンドル51回動による場合のように、ウォームギヤ44による逆連動固定の作用がないため、ロックピン77がピン穴82から外れている限り、ハンドル旋回を行うことができる。
前記ターンロックプレート76とロックピン77に代えて、ターンロックプレート76の周囲にラックを形成し、このラックに係合する係合爪とを設ける形態とするもよい。
Further, when the operator wants to change the direction of the handle by directly operating the
When the
Instead of the
前記刈取装置2は、伝動ケース18の前側に一体の刈取カバー20の下側に左右一対のブレード軸62が垂直状に軸装されて、各軸62の下端部に草刈用のブレード15が取付けられ、上端部には前記伝動ケース18下側の刈取軸39との間にベルト63を掛けわたして伝動回転する。この刈取カバー20の左右両側にはゴム板からなるサイドカバー16が取付けられる。73は分草杆である。
前記走行軸41の左右両端部には、チェンケース64を介して左右一対の車軸65を左右水平状に支架し、この各車軸65には駆動ドラム13とこの横端のゴム製の車輪14とを設ける。走行軸41と各車軸65との間はチェンケース64内のチェンを掛けわたして伝動する。走行軸41の左右両端部にはチェンケース64の外側部にサイドクラッチアーム9が設けられ、この走行軸41上の左右いずれか片側のサイドクラッチ4を操作連動して、このサイドクラッチ4を切ることによって走行軸41からチェンケース64下端の車軸65への伝動を切ることができる。この左右の各サイドクラッチアーム9には、前記旋回アーム8との間のワイヤー11が連結される。又、このサイドクラッチアーム9には走行レバー5との間のワイヤー12が連結されて、この走行レバー5を引くことにより左右両サイドクラッチ4が同時に切りになって走行を停止できる。
The
A pair of left and
前記各駆動ドラム13は、中央部の回転径を小さく形成し、外側部の回転径を大きく形成して、外周面にはスパイク66を突出させる。この左右外側端にはこれら駆動ドラム13よりも大径のゴム製の車輪14を一体回転するように設け、平坦な路面走行時は、この車輪14部のみによる接地回転で走行できる。前記左右のブレード15の回転によって刈取られる芝草は、刈取地面の中央部を後側へ排出される。この刈取られる芝草上を後側の駆動ドラム13や車輪14が踏圧しながら回転して走行する。
このような駆動ドラム13及び車輪14は、旋回時には左右各別に伝動され、又、伝動停止される。このため、これら駆動ドラム13と車輪14による刈取地面への接地踏圧幅を広くして、刈取地面や旋回地面が傾斜していても、滑り落ちを少くすると共に、駆動力を維持して空転を少くし、速やかな旋回を行うことができる。又、路面走行時は車輪14駆動による路面損傷を防止する。
又、芝草刈取時には、刈取られる芝草がゴム製のサイドカバー16によって側方への飛散が有効に防止される。刈取装置2の旋回時にはこのサイドカバー16が刈取地面や芝草上面に接しても、弾性による逃げによって抵抗を小さくすることができ、旋回を円滑に行うことができる。
Each of the drive drums 13 is formed with a small rotation diameter at the central portion and a large rotation diameter at the outer portion, and the
The
Further, at the time of turf grass cutting, the turf grass to be cut is effectively prevented from being scattered to the side by the
前記刈取ハンドル1はハンドルフレーム19先端部に操作ハンドル21を有するが、この操作ハンドル21は、ループ状に形成されて、この操作ハンドル1のハンドル基部67を左右水平状に形成して、この中央部をハンドルフレーム19先端のハンドルボス68に嵌合させて、前後へ回転することができる。このハンドル基部67の前側のハンドルブラケット72に、右側の走行レバー5と左側のレバー69とを設け、右手でこの走行レバー5を後側のハンドル基部67側へ引くことによりワイヤー12を介して左右のサイドクラッチ4を同時に切ることができる。又、左手でレバー69を引くことによってワイヤー30を介して係止爪26を外して、ハンドルフレーム19の上下角度を変更することができる。
このハンドル基部67の上方にはこれと平行状のレバーステー70が、ハンドルブラケット72に固定して設けられる。このレバーステー70の前側に左右の旋回レバー6が各々設けられて、前記旋回アーム8との間にワイヤー10で連動される。左側の旋回レバー6は左手で後側のレバーステー70側へ引き、右側の旋回レバー6は右手で後側へ引いて、左進刈位置L又は右進刈位置Rの旋回操作を行うことができる。71はエンジン17のスロットルレバーである。
例えば、このような草刈機を、歩み梯子等を用いてトラック等に積み降しするときは、エンジン17の動力によって車輪14を駆動走行してハンドル21の把持操作によって行うことができる。このとき、走行レバー5の操作で主クラッチ31を入りにし、刈取クラッチレバー94の操作で刈取クラッチ86を切りにした状態で走行駆動する。この状態では、ブレード15の回転が停止され、ハンドルフレーム19の旋回駆動も停止状態にあって、作業者が誤ってハンドル旋回レバー6を操作したとしても、旋回クラッチ7の切替作動が行われるだけで、前記刈取クラッチ86によるベベルギヤ38、及びウォームギヤ44等への伝動が行われないため、ハンドルフレーム19の旋回駆動は行われず、急な曲進をなくして狭い歩み梯子上や狭い通路等でも安全な走行操作を行うことができる。
The cutting handle 1 has an
A
For example, when such a mower is loaded onto a truck or the like using a step ladder or the like, the
6 ハンドル旋回レバー
14 車輪
15 ブレード
17 エンジン
19 ハンドルフレーム
31 主クラッチ
36 伝動軸
38 ベベルギヤ
40 ウォームギヤ
86 刈取クラッチ
87 クラッチ爪部
6 Handle turning
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN102232333A (en) * | 2010-04-21 | 2011-11-09 | 苏州宝时得电动工具有限公司 | Self-powered mowing machine |
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- 2004-05-17 JP JP2004145961A patent/JP2005323559A/en active Pending
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Legal Events
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090130 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090601 |