JP2005321700A - Lcdの快速グレースケール転換の方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 各式LCD及びOLEDディスプレーに適用可能であるLCDの快速グレースケール転換の方法を提供する。
【解決手段】 主に以下のステップを含む。LCD駆動ゲート線を複数区に区分し、複数個のゲート線区に対して、LCDのフレーム間隔時間は複数個の補助間隔に区分され、同時制御信号の時間内において、順番に各区の第一ゲート線を起動し、続いて各区の次のゲート線を起動し、このステップを繰り返し、その内少なくとも一組のゲート線は映像データのデータ電圧を提供し、少なくとも一組のゲート線は黒色画面を表示する電圧を提供し、フレーム間隔時間全体が終了し、次のフレーム間隔に入るまで上記ステップを繰り返し、時間と空間の分割を通して、LCDは快速グレースケール転換の目的を達成する。
【選択図】図6

Description

本発明は、一種のLCDの快速グレースケール転換の方法の技術分野に属する。特に一種のLCDの空間とデータのフレーム間隔時間を分割し、同時制御信号により各補助空間のゲート線電圧を同時に制御し、先ず表示しようとする明度に到達することができる電圧を提供し、表示しようとする明度に到達後、続いて黒色画面を表示する電圧を提供し、これにより快速グレースケール転換を行い、LCDの残像、或いは映像が重なる現象を改善し、各式LCD及びOLEDディスプレーの画面処理に適用されるLCDの快速グレースケール転換の方法に係る。
公知のCRTディスプレーに対して、LCDは低消費電力、薄くて軽い、放射能を放出しない、点滅しないなどの長所があるため、デジタルテレビ、ノートPC、PCスクリーンなどに応用されており、徐々にディスプレー産業の主流となりつつある。
しかし、粘度係数、弾力係数、介電係数などの液晶分子の特性により、なお限界と欠点が存在する。
図1、2に示すように、ディスプレーパネル10の上方にはデータコントローラ11を設置し、既に調整されたグレースケール信号データを対応するデータ電圧に転換する。並びに、該データコントローラ11に接続する複数本のデータ線111により、映像信号を該ディスプレーパネル10に出力する。該ディスプレーパネル10の側辺にはゲートコントローラ12を設置し、走査信号を連続して提供する。並びに、該ゲートコントローラ12に接続する複数本のゲート線121により、走査信号を該ディスプレーパネル10に伝送する。該データ線111と該ゲート線121は相互に垂直に交叉しかつ絶縁状態であるため、取囲まれた区域は画素アレイ13となる。
映像信号が該データコントローラ11から送り出されると、データ線D1を経由し、画素アレイ13内のトランジスタQ1のソースを提供する。該ゲートコントローラ12も相対し制御信号を送り出し、ゲート線G1を経由しトランジスタQ1のゲートを提供する。さらに、該画素アレイ13内の回路は該出力電圧値を出力し、画素アレイが対応する液晶分子反応を駆動する。該ディスプレーパネル10に位置する2枚のガラス基板間の液晶分子は液晶コンデンサCLC(Capacitor of liquid crystal)を形成する。このコンデンサは次に画面データを更新する時まで電圧を保持することはできないため、さらに蓄電装置CS (Storage capacitor)を設置し、充電されたコンデンサは次に画面データを更新する時まで電圧を保持できるようにする。この種の映像表示方式をホールド方式(Hold type)と呼ぶ。
LCDでは画面と画面の間の明度を維持しながら、公知のCRTディスプレーのような画面の点滅の問題は生じないが、新たな問題、すなわち残像現象(After image)が発生する。図3に示すように、時間軸上の各フレーム(Frame)F1,F2,F3,F4はそれぞれ異なる明度を表示する必要があるが、液晶分子の回転を駆動し明度変化を生じるには時間が必要であるため、この明度変化と時間対応は図中(a)に示すように曲線変化となる。表示しようとする明度に達した後は、該電圧値を以って該明度に維持する。この明度に到達した時間が画面表示の大部分の時間を占めたなら、ディスプレースクリーン上には前の画面の映像と後の画面の映像が重なって表示され、映像がぼやける。これがすなわち残像現象である。事実、LCDのあるものはその明度変化の上昇が比較的速いが、下降時が遅く、よい一層画面転換時の残像現象を生じ易い。
公知のCRTディスプレーは真空管末端により、電子ビームを発光材料を塗布したスクリーン上に照射し、画面の色彩を表示するものである。スクリーン上の発光材料が誘発により生じる色彩はわずかに一瞬で、その後はまた消失し、次の画面の映像データの誘発を待つ。この種の映像表示方式はインパルス方式(Impulse type)映像表示方法と呼ばれ、その映像表示の明度変化曲線は図3中の(b)に示すが、この方式では画面と画面の間には残像現象は発生しない。
上記を受けて、LCD残像現象の欠点を解決するため、CRTディスプレーのインパルス方式の長所が取り入れられている。現在、採用されている一種の擬似インパルス(Pseudo impulse type)技術による映像データ表示方式は、理論上は以下の2種の技術の応用によりこの目的を達成することができる。
(1) 連続映像画面中に黒色データ或いは黒色画面を挿入する。図4に示すように、連続映像画面F1,F2,F3,F4中において、黒色画面B1,B2,B3を挿入し、強制的にフレーム間隔内の後半時間部分の明度を消失させ、CRTの映像表示方式を真似る。
(2) バックライトに黒色画面信号を挿入し、バックライトを点滅させる。図4が示すように、元々各画面の明度はすべてディスプレーパネル後方の光源が提供し、その連続バックライトはL1,L2,L3,L4である。各バックライト中に黒色画面信号を挿入し、強制的に光源が生じる黒色画面B1,B2,B3を閉じるち、同様にCRT映像表示效果を真似ることができ、残像現象を消すことができる。
本発明は擬似CRTインパルス方式の映像表示方式により、LCDの残像現象問題を解決するLCDの快速グレースケール転換の方法を提供するものである。
上記課題を解決するため、本発明は下記のLCDの快速グレースケール転換の方法を提供する。
それは主に、ディスプレーの空間及びフレーム間隔時間を分割し、同時制御信号により同時に各補助間隔のゲート線電圧を制御し、これによりLCDは表示しようとする明度に到達後、黒色画面を表示する電圧を提供し、快速グレースケール転換を行い、こうしてLCDの残像、或いは映像重複現象を改善し、
本発明の方法は以下のステップを含み、
i. LCD駆動ゲート線を上から下へとM区に区分し、その総ゲート線数をQ本とする。第一区が含むゲート線数はm1本で、第二区はm2本…第M区はmM本のゲート線を含む。すなわち、
Figure 2005321700
で、各区が含むゲート線の数(mi)と総ゲート線数(Q)間の比率は
Figure 2005321700
である。よって
Figure 2005321700
で、該比率piはLCDの特性に基づき設定し、固定値、或いは調整可能に設定することができる。該Mは2の整数以上で、ディスプレーパネルが生じることができる同時制御信号の最大値以下である。現在の技術レベルから言えば、Mは2から6の間であることが望ましい。
ii. LCDのフレーム間隔時間TはM個補助間隔(sub-interval)に区分される。各補助間隔の間隔時間はそれぞれ
Figure 2005321700
、すなわち
Figure 2005321700
である。
iii. 同時制御信号の時間内において、順番に第一区、第二区…及び第M区の第一ゲート線を起動し、続いて次の同時制御信号の時間内において、順番に第一区、第二区…及び第M区の第二ゲート線を起動し、このステップを繰り返す。K組ゲート線は映像データのデータ電圧を提供し、J組ゲート線は黒色画面を表示する電圧を提供する。K,Jは正の整数でしかもK+J=Mである。JとKの数量はLCDの反応特性と関連があり、予め測量、観察したその反応曲線に基づき決定する。その内、第i区の走査完成のフレーム映像は前の区(第i-1区)フレーム映像との距離 ti の時間位相差である。
iv. フレーム間隔時間T全体が終了するまで上記ステップを繰り返し、該フレーム映像の走査を完成する。
上述のステップにより、時間(フレーム間隔時間)と空間(ゲート線)の分割を通して、並びにそれぞれデータ電圧と黒色画面の電圧を提供し、LCDは快速グレースケール転換の目的を達成し、その映像グレースケールの反応速度を速くすることができ、
ディスプレーパネルのゲート線区域空間は複数区域に分割され、この複数区域に対応し、フレーム間隔時間は複数の補助間隔に分割され、同時制御信号時間内において、順番にそれぞれ各区域に対して走査を行い、時間と空間上共に”frame in frame”の状況を形成することを特徴とするLCDの快速グレースケール転換の方法である。
上記のように、本発明は”frame in frame”の技術により、LCDに快速グレースケール転換を行わせ、ディスプレーの残像現象を改善する目的を達成することができる。さらに、ディスプレーパネル走査区域を区分する他、各走査区の比率もパネルの特性に応じて調整及び固定可能で、各種のディスプレーパネルに適用することができ、産業上の利用価値が極めて高い。
図5に示すように、各LCDのパネル特性は異なるため、この方法を応用しようとする時には、先ずディスプレーパネルの特性について分析を行う必要がある。 その方法は、予定の明度に達するまでの時間t0を設定し、グレースケール値code 120を例とし、電圧V5によりディスプレーパネルが時間t0内においてcode 120が表示しようとする明度に達すると仮定する。その明度変化曲線は図5の25が示す。すなわち、この電圧を記録し、続いて異なる電圧V1、V2、V3、V4によりLCDパネルを駆動し、パネルに予定の明度に到達させる。各映像明度の時間に対する連続変化曲線は21,22,23,24に示すが、最後にディスプレーパネルが表示可能な異なる明度変化と対応する電圧を完成し、この曲線変化データと対応電圧を対照表(Lookup table)にし、パネル明度駆動を設定する際の依拠とし、各実施例中においては、対照表中の表示しようとする明度の電圧を採用し駆動する。液晶特性の制限を受けるなら、ディスプレーのバックライトモジュールなどを増強するなど他のLCD部品により補強する。
別に、ディスプレーのグレースケール値0は完全黒色、無明度の黒色画面とするが、本発明の定義においては、LCD上に黒色画面を表示するグレースケール値はcode 5~10などのある数値以下では黒色画面とみなす。以下の説明中ではcode 0を黒色画面、或いは画面を暗くする電圧とする。
第一実施例
本発明の技術の特徴を明確に表現するために、先ずLCDのゲート線を2区画に区分し、同時に2本の走査信号を伝送する実施例により説明する。
図6はディスプレーパネル上のゲート線位置の画素の出力駆動電圧波形及び明度変化曲線(a)(b)を示す。その横軸は時間を示し、単位はmsである。そのフレーム間隔時間はTで、二補助間隔t1,t2に区分し、t1:t2=1:1である。次に図7に示すように、このディスプレーパネル40上においてゲート線を2区画M1,M2に区分するよう設定し、第一区のゲート線数はmで、第二区のゲート線数もmである。総ゲート線数は2mであるため、この2区のゲート線数比率は1:1である。
仮に、ある連続映像データが一つ前のフレーム間隔(Frame N-1)よりフレーム間隔(Frame N)に入るデータが必要とする明度がcode120とするなら、該明度は対照表(LUT)中より選択するあるデータ電圧によりディスプレーパネル40を駆動する。これによりディスプレーパネル40は特定時間内において明度を達成するが、本発明の快速グレースケール転換の実施方法は以下の通りである。
第一補助間隔t1内において、ゲートコントローラ 41は同時に二ゲート線をディスプレーパネル40上において起動し、第一区M1の第一ゲート線G1においてフレーム間隔Nのデータ電圧code 120を提供する。第二区M2の第一ゲート線Gm+1において前のフレーム間隔N-1に黒色画面を表示させる電圧code 0を提供し、続いて、同時に各区の次のゲート線を起動し、前のゲート線と同一の電圧値を提供する。つまり同一区のゲート線には各区の走査を完了するまで同一の電圧値を提供する。データ電圧code 120が生じる明度変化曲線は図6の(a)に示す。
第二補助間隔t2時に入る時、図8に示すように、ゲートコントローラ 41は同時に二ゲート線をディスプレーパネル40上において起動する。並びに、第一区M1の第一ゲート線G1において黒色画面を表示させる電圧code 0を提供する。第二区M2の第一ゲート線Gm+1において元のフレームのデータ電圧code 120を提供する。続いて、同時に各区の次のゲート線を起動し、各区の走査を完了するまで前のゲート線と同一の電圧値を提供する。データ電圧code 0が生じる明度変化曲線は図6の(b)に示す。
ここで、本実施例空間の第一区M1と第二区M2が映像走査を完了する状況について以下に説明する。第一区M1のゲート線について言えば、t1時間である時、元々のフレーム間隔Nデータ電圧code 120の駆動を受け、必要とする明度を達成し、t2時間である時には、黒色画面を表示する電圧code 0の駆動を受け、明度は消失する。
次に、第二区M2のゲート線について言えば、t1時間である時、黒色画面を表示する電圧code 0の駆動を受け、画面は暗くなり、前のフレーム間隔N-1の最終部分の補助間隔時間の黒色画面を表示する。t2時間である時には、フレーム間隔Nのデータ電圧code 120の駆動を受け、元々のフレーム間隔N第一補助間隔時間のデータが表示しようとする明度を表示する。このように、本発明は同時にディスプレー画面の空間を区分し、フレーム間隔時間を区分し同時に信号制御を行い、これにより各区の画面は表示しようとする明度を表示後、直ちに暗くなり、快速グレースケール転換の目的を達成する。
上記実施例の同時信号が二ゲート線を起動し二ゲート線を表示する間にはある時間差があるが、実施時には,同時に各走査区域内の複数本のゲート線の駆動を起動することもできる。図9に示すように、第一補助間隔t1内において、ゲートコントローラ 41は同時に同一走査区内において二ゲート線をディスプレーパネル40上において起動しする。すなわち、第一区M1の第一ゲート線G1及び第二ゲート線G2において同時にフレーム間隔Nのデータ電圧code 120を提供する。並びに、ある時間差後、第二区M2の第一ゲート線Gm+1及び第二ゲート線Gm+2は同時に黒色画面を表示する電圧code 0を提供し、続いて同時に各区の次の2本のゲート線を起動する。並びに同一区のゲート線において、各区の走査が完了するまで同一の電圧値を提供する。次の補助間隔時間に入った後も同様で、このように、快速グレースケール転換の目的を達成することができる。
以上各区のゲート線数と総ゲート線数の比率はt1とt2の時間を決定する。もし液晶分子の反応速度が速いなら、この比率は縮小し、反対ならこの比率は拡大する。液晶分子が表示しようとする明度に到達する時間を延ばし、この値は調整でき、また固定できる。ディスプレーパネルの特性により決定する。
第二実施例
第二実施例はゲート線を3区に区分し、同時に3本の走査信号を制御するとして説明する。図10はディスプレーパネル 50上のゲート線位置の画素の出力駆動電圧波形及び明度変化曲線(a)(b)を示す。その横軸は時間を示し、単位はmsで、フレーム間隔時間はTで、二補助間隔t1,t2,t3,t1:t2:t3=1:1:1に区分する。さらに、図11に示すように、このディスプレーパネル 50上においてゲート線を三区M1,M2,M3に設定する。仮に第一区のゲート線数をm、第二区のゲート線数をmとし、第三区のゲート線数もm、総ゲート線数を3mとすると、二区のゲート線数比率は1:1:1である。
図10に示すように、仮に、ある連続映像データが一つ前のフレーム間隔(Frame N-1)よりフレーム間隔(Frame N)に入るデータが必要とする明度がcode120とするなら、該明度は対照表(LUT)中より選択するあるデータ電圧によりディスプレーパネル50を駆動する。これによりディスプレーパネル50は特定時間内において明度を達成するが、本発明の快速グレースケール転換の実施方法は以下の通りである。
第一補助間隔t1において、ゲートコントローラ 51は同時に3本のゲート線G1,Gm+1,G2m+1をディスプレーパネル50上において起動し、第一区M1の第一ゲート線G1においてフレーム間隔Nのデータ電圧code 120を提供する。その他の二区M2,M3の第一ゲート線Gm+1,G2m+1において前のフレーム間隔N-1の最終段階補助間隔時間の黒色画面を表示させる電圧code 0を提供し、続いて、同時に各区の次のゲート線を起動し、前のゲート線と同一の電圧値を提供する。つまり同一区のゲート線には各区の走査を完了するまで同一の電圧値を提供する。データ電圧code 120が生じる明度変化曲線は図10の(a)に示す。
第二補助間隔t2時に入る時、図12に示すように、ゲートコントローラ51は同時に三ゲート線をディスプレーパネル50上において起動する。並びに、第一区M 1及び第三区M3は前のフレーム間隔N-1最終段階補助間隔時間の黒色画面を表示させる電圧code 0を提供し、第二区M2はフレーム間隔Nのデータ電圧code 120を提供する。同時に各区の走査を完了するまで制御信号時間内において各区のゲート線を起動する。
第三補助間隔t3時に入る時、第一区M1及び第二区M2のゲート線は前のフレーム間隔N-1最終段階補助間隔時間の黒色画面を表示させる電圧code 0を提供し、第三区M3のゲート線は各区の走査を完了するまでフレーム間隔Nのデータ電圧code 120を提供する。補助間隔t2、t3の明度変化曲線は図10の(b)に示す。
ここで、本実施例空間の第一区M1、M2及びM3がそれぞれ映像走査を完了する状況について以下に説明する。第一区M1のゲート線について言えば、t1時間である時、元々のフレーム間隔Nのデータ電圧code 120の駆動を受け、t2とt3補助間隔時間である時には、黒色画面を表示する電圧code 0を提供する。
第二区M2のゲート線について言えば、t1補助間隔時間である時、前のフレーム間隔N-1の最終段階補助間隔時間の黒色画面を表示させる電圧code 0を提供し、t2時間である時には、フレーム間隔Nのデータ電圧code 120を提供する。t3時間である時には、黒色画面の電圧code 0を提供する。それが完成する映像走査と第一区M1はある時間差t2を示す。
さらに、第三区M3のゲート線について言えば、t1、t2の補助間隔時間である時、前のフレーム間隔N-1最終段階補助間隔時間の黒色画面の電圧code 0を提供し、t3時間である時には、フレーム間隔Nのデータ電圧code 120を提供する。それが完成する映像走査と第二区M2はある時間差tを示す。
上記二実施例から類推されるように、本発明は同時にM組ゲート線の起動に適用し、LCDの走査区域区分をM区とし、発明の目的を達成することができる。その方法は以下の通りである。
a. LCD駆動ゲート線を上から下へとM区に区分し、その総ゲート線数をQ本とする。第一区が含むゲート線数はm1本で、第二区はm2本…第M区はmM本のゲート線を含む。すなわち、
Figure 2005321700
で、各区が含むゲート線の数(mi)と総ゲート線数(Q)間の比率は
Figure 2005321700
である。よって
Figure 2005321700
で、該比率piはLCDの特性に基づき設定し、固定値、或いは調整可能に設定することができる。該Mは2の整数以上で、ディスプレーパネルが生じることができる同時制御信号の最大値以下である。
b. M区ゲート線に対応し、LCDのフレーム間隔時間TはM個補助間隔に区分される。各補助間隔の間隔時間はそれぞれ
Figure 2005321700
、すなわち
Figure 2005321700
である。
c. 同時制御信号の時間内において、順番に第一区、第二区…及び第M区の第一ゲート線を起動し、続いて次の同時制御信号の時間内において、順番に第一区、第二区…及び第M区の第二ゲート線を起動する。このステップを繰り返す。K組ゲート線は映像データのデータ電圧を提供し、J組ゲート線は黒色画面を表示する電圧を提供する。K,Jは正の整数でしかもK+J=Mである。
JとKの数量はLCDの反応特性と関連があり、予め測量、観察したその反応曲線に基づき決定する。もし、第二実施例によるなら、該実施例中のKは1,Jは2である。
d.フレーム間隔時間T全体が終了し、次のフレーム間隔に入るまで上記ステップを繰り返す。その内、第i区の走査完成のフレーム映像は前の区(第i-1区)フレーム映像との距離 ti の時間位相差である。
上述のステップにより、時間(フレーム間隔時間)と空間(ゲート線)の分割を通して、並びにそれぞれデータ電圧と黒色画面の電圧を提供し、さらにLCDは快速グレースケール転換の目的を達成する。現在の技術水準について言えば、Mの望ましい数は2から6の間で、また同時制御信号も各走査区内の複数のゲート線を同時に起動することができる。該ゲート線の数の範囲は2から第一区のゲート線数の間、或いはLCDは同時に全てのゲート線を起動されるか、或いはダブル方式で走査を行うこともできる。本発明の駆動方法は各式LCD、主動アレイ式LCD及びOLEDディスプレーに適用可能である。
LCDの簡単な構造指示図である。 図1の局部拡大指示図である。 LCDの明度変化曲線(a)と公知のCRTディスプレーの明度変化曲線(b)の比較図である。 公知の技術におけるLCD擬似インパルス表示の指示図である。 各種異なる駆動電圧下での、映像明度の時間に対する変化曲線図である。 本発明がゲート線を2区画に区分し、同時に2本のゲート線を制御する時の電圧変化と明度変化曲線の第一実施例の指示図である。 本発明が第一時間及び第二時間(t1時間内)において、ディスプレーパネルにおける2本のゲート線を同時に制御する第一実施例の指示図である。 本発明が第1/2T時間(t1時間内)及び第1/2T+1時間(t2時間内)において、ディスプレーパネルにおける2本のゲート線を同時に制御する第一実施例の指示図である。 本発明が第一時間及び第二時間(t1時間内)において、同一走査区域内においてディスプレーパネルにおける2本のゲート線を同時に起動する第一実施例の指示図である。 本発明がゲート線を3区画に区分し、3本のゲート線の伝送を同時に制御する時の、電圧変化と明度変化曲線の第二実施例の指示図である。 本発明が第一時間及び第二時間時(t1時間内)において、ディスプレーパネルにおける3本のゲート線の伝送を同時に制御する第二実施例の指示図である。 本発明が第1/3T時間(t1時間内)及び第1/3T+1時間(t2時間内)において、ディスプレーパネルにおける3本のゲート線を同時に制御する第二実施例の指示図である。
符号の説明
10 ディスプレーパネル
11 データコントローラ
111 データ線
12 ゲートコントローラ
121 ゲート線
13 画素アレイ
21、22、23、24、25 異なる電圧が対応する異なる明度変化曲線
40、50 ディスプレーパネル
41、51 ゲートコントローラ

Claims (9)

  1. 主に本方法は以下のステップを含み、
    a. LCD駆動ゲート線を上から下へとM区に区分し、その総ゲート線数をQ本とし、第一区が含むゲート線数はm1本で、第二区はm2本…第M区はmM本のゲート線を含み、すなわち、
    Figure 2005321700
    で、各区が含むゲート線の数(mi)と総ゲート線数(Q)間の比率は
    Figure 2005321700
    で、よって
    Figure 2005321700
    で、
    b. M区ゲート線に対応し、LCDのフレーム間隔時間TはM個補助間隔に区分され、各補助間隔の間隔時間はそれぞれ
    Figure 2005321700
    、すなわち
    Figure 2005321700
    で、
    c. 同時制御信号の時間内において、順番に第一区、第二区…及び第M区の第一ゲート線を起動し、続いて次の同時制御信号の時間内において、順番に第一区、第二区…及び第M区の第二ゲート線を起動し、このステップを繰り返し、K組ゲート線は映像データのデータ電圧を提供し、J組ゲート線は黒色画面を表示する電圧を提供し、K,Jは正の整数でしかもK+J=Mで、
    d. フレーム間隔時間T全体が終了し、次のフレーム間隔に入るまで上記ステップを繰り返し、その内、第i区の走査完成のフレーム映像は前の区(第i-1区)フレーム映像との距離 ti の時間位相差で、
    上述のステップにより、時間(フレーム間隔時間)と空間(ゲート線)の分割を通して、並びにそれぞれデータ電圧と黒色画面の電圧を提供し、LCDは快速グレースケール転換の目的を達成することを特徴とするLCDの快速グレースケール転換の方法。
  2. 前記比率piはLCDの特性に基づき設定し、固定値、或いは調整可能に設定することができることを特徴とする請求項1記載のLCDの快速グレースケール転換の方法。
  3. 前記Mは2の整数以上で、ディスプレーパネルが生じることができる同時制御信号の最大値以下であることを特徴とする請求項1記載のLCDの快速グレースケール転換の方法。
  4. 前記Mは2から6の間であることを特徴とする請求項3記載のLCDの快速グレースケール転換の方法。
  5. 前記JとKの数量はLCDの反応特性と関連があり、予め測量、観察したその反応曲線に基づき決定することを特徴とする請求項1記載のLCDの快速グレースケール転換の方法。
  6. 前記黒色画面は相対的に黒っぽい画面を指し、その背景の明度に応じて調整し、画面を黒く変化させる電圧であることを特徴とする請求項1記載のLCDの快速グレースケール転換の方法。
  7. 前記方法は主動アレイ式LCD及びOLEDディスプレーに適用可能であることを特徴とする請求項1記載のLCDの快速グレースケール転換の方法。
  8. 前記同時制御信号は同時に同一走査区内の複数のゲート線電圧を起動することができ、該ゲート線数の範囲は2から第一区のゲート線数の間であることを特徴とする請求項1記載のLCDの快速グレースケール転換の方法。
  9. 前記LCDは同時に全てのゲート線を起動されるか、或いはダブル方式で走査を行うこともできることを特徴とする請求項1記載のLCDの快速グレースケール転換の方法。

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