JP2005318099A - 映像情報編集システム及び映像情報編集装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 専門家や特に趣味とする者でなくとも簡単に映像編集を行える様にする。
【解決手段】 気圧、気温、湿度などの環境センサ情報、撮影場所、撮影時刻などの各ショット毎の付加情報が、映像情報編集装置からサーバー装置へ撮影したショット名の情報と共に送信する(S1)。サーバー装置は、これにより、付加情報に基づき、各ショット間に挿入されるべき複数の挿入用映像情報の各サンプル画像を検索又は作成し、映像情報編集装置へ送信する(S8)。そして、映像情報編集装置はこの複数のサンプル画像を受信する。ユーザーは、複数の受信サンプル画像の中から任意のサンプル画像を選択し、選択したサンプル画像が挿入された編集後の画像を見て確認し、確定要求をする(S9,S10)。これにより、選択したサンプル画像に対応したフルレート動画像の挿入映像情報がサーバー装置から送信されて、ユーザーに対して課金が行われる(S12)。
【選択図】 図5


Description

本発明は映像情報編集システム及び映像情報編集装置に係り、特にカメラ一体型VTRなどの映像撮影装置により個人が撮影した映像に既製の映像を挿入して編集する映像情報編集システム及び映像情報編集装置に関する。
主に個人が用いる映像撮影装置としては、従来よりカメラ一体型VTRが普及しており、この様な映像撮影装置により撮影の専門家でない個人により撮影した映像を編集して、ディスクや半導体メモリ等の記録媒体に記録した映像作品の制作が行われている。一方、職業的制作者によっては、高度な機材を揃えたスタジオ等において、色々な映像素材を組み合わせた編集を行って一つの映像作品に仕上げることが行われている。
この様な映像編集は、特にそのことを趣味とするアマチュアによっても、2台の記録再生装置を用いて、一方で再生、もう一方で記録を行うことにより、さらには職業的制作者が用いるほど高度なものでなくとも、或る程度の特別な機材を揃えて行われることもあった。
また、コンテンツ登録者が新たに創作したコンテンツをコンテンツバンクに引き出し自在に保存しておき、コンテンツ利用者が必要とする情報をコンテンツ情報として引き出して使用した場合に、コンテンツ利用者がその使用形態に応じた使用料をコンテンツバンク及び金融機関を介してコンテンツ登録者に支払う、コンテンツ情報流通システムが従来提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1記載のコンテンツ情報流通システムでは、コンテンツ登録者は、例えばカメラ一体型VTR、静止画カメラ、音声レコーダ等を使用して画像や音声を収集し、これら画像や音声に対し、コンテンツ登録者個人が考える編集制作を施すことにより、コンテンツを制作し、ネットワークを通じてコンテンツバンクへ登録する。
特開平11−250145号公報(第5頁)
しかし、一般の撮影者やコンテンツ登録者にとっては、単に2台の記録再生装置を動かして編集を行う事でさえ、実際に行ってみるとかなり面倒なものであり、また、撮影した映像に挿入すべき他の素材を入手するのも困難である。そこで、専門家や特に趣味とする者でなくとも如何に簡単に映像編集を行える様にするかが課題である。
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、ビデオカメラ等により個人が撮影した映像に既製の映像を挿入して編集することを容易にすることで、専門家でない撮影者にとってもより充実した映像作品を制作できる映像情報編集システム及び映像情報編集装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の映像情報編集システムは、撮影して得た複数のショットからなる一続きの映像情報が記録されている記録媒体又は別の記録媒体に対して、編集のための記録再生を行う映像情報編集装置と、各ショットの付加情報に適合した挿入用映像情報を検索又は作成し、その結果得られた挿入用映像情報を映像情報編集装置へ送信するサーバー装置とからなる映像情報編集システムであって、上記の映像情報編集装置は、記録媒体に記録されている各ショット毎の付加情報をサーバー装置へ送信し、サーバー装置から返信された付加情報に関連した複数の挿入用映像情報のサンプル画像を、その挿入位置を示す挿入位置情報と共に受信し、受信した複数の挿入用映像情報のサンプル画像の中から任意に選択したサンプル画像を挿入位置情報に基づき、選択挿入用映像情報が挿入されるべき位置に挿入する編集を行い、編集結果確認後、任意に選択したサンプル画像に対応する挿入用映像情報の送出をサーバー装置へ要求することにより、任意に選択したサンプル画像に対応する挿入用映像情報を取得して編集後の一続きの映像情報を構成し、上記のサーバー装置は、映像情報編集装置から送信された一続きの映像情報と付加情報とを受信して、受信した各ショット毎の付加情報に基づき、各ショット間の映像情報の間への挿入に適合した複数の挿入用映像情報を検索又は作成して、その複数の挿入用映像情報のサンプル画像を挿入されるべき位置を示す挿入位置情報と共に映像情報編集装置へ返信することを特徴とする。
この発明では、予め撮影して得た複数のショットからなる一続きの映像情報の各ショット毎の付加情報に関連する複数の挿入用映像情報をサーバー装置により検索又は作成させ、更にその複数の挿入用映像情報のサンプル画像用映像を挿入されるべき位置を示す挿入位置情報と共に映像情報編集装置へ応答送信させ、映像情報編集装置で受信した複数の挿入用映像情報のサンプル画像の中から任意に選択したサンプル画像を挿入位置情報に基づき、選択挿入用映像情報が挿入されるべき位置に挿入する編集を行った後、任意に選択したサンプル画像に対応する挿入用映像情報を取得して編集後の一続きの映像情報を構成するようにしたため、映像情報編集装置のユーザー個人が撮影した各ショットの映像情報以外に、サーバー装置で検索又は作成されて用意された複数の挿入用映像情報のサンプル画像を、適切な挿入箇所を示す挿入位置情報と共に受信して、取捨選択することで編集できる。
また、上記の目的を達成するため、本発明の映像情報編集装置は、撮影して得た複数のショットからなる一続きの映像情報と各ショット毎の付加情報とが記録されている記録媒体又は記録媒体の組から映像情報及び付加情報を再生し、再生した各ショット毎の映像情報中にサーバー装置から選択受信した挿入用映像情報を挿入して編集する映像情報編集装置であって、各ショット毎の付加情報をサーバー装置へ送信する送信手段と、サーバー装置から返信された付加情報に関連した複数の挿入用映像情報のサンプル画像を、その挿入位置を示す挿入位置情報と共に受信する第1の受信手段と、受信した複数の挿入用映像情報のサンプル画像の中から任意に選択したサンプル画像を挿入位置情報に基づき、選択挿入用映像情報が挿入されるべき位置に挿入する編集を行いその編集結果を表示する編集手段と、編集結果の確認後、任意に選択したサンプル画像に対応する挿入用映像情報の送出をサーバー装置へ要求する挿入用映像情報送出要求手段と、挿入用映像情報送出要求により、サーバー装置から応答送信された任意に選択したサンプル画像に対応する挿入用映像情報を受信する第2の受信手段と、記録媒体から再生した一続きの映像情報に、第2の受信手段で受信した挿入用映像情報を、挿入位置情報に基づき挿入した編集後の一続きの映像情報を構成する記録再生手段とを有する構成としたものである。
この発明では、映像情報編集装置のユーザー個人が撮影した各ショットの映像情報以外に、サーバー装置で検索又は作成されて用意された複数の挿入用映像情報のサンプル画像を、適切な挿入箇所を示す挿入位置情報と共に受信して取捨選択することで編集し、更に記録媒体から再生した一続きの映像情報に、サーバー装置から送信された選択挿入用映像情報を、挿入位置情報に基づき挿入した編集後の一続きの映像情報を記録媒体に記録することができる。
本発明によれば、映像情報編集装置のユーザー個人が撮影した各ショットの映像情報以外に、サーバー装置で検索又は作成されて用意された、専門家が収集したような複数の挿入用映像情報のサンプル画像を、適切な挿入箇所を示す挿入位置情報と共に受信して、サンプル画像を取捨選択するだけで編集できるようにしたため、特に編集に慣れていないユーザーにとっても、撮影した各ショットの映像情報間に挿入すべき映像情報を挿入した、専門家が編集した様な充実したコンテンツを手軽に制作できる。
次に、本発明を実施するための最良の形態について図面と共に説明する。図1は本発明になる映像情報編集装置の一実施の形態のブロック図を示す。同図において、黒い太線は映像信号の流れる経路を示し、白抜きの線はバスを表わす。記録再生部1は、カメラ部2で撮影した映像信号、入出力部3を介して入力された外部機器や内蔵機器からの映像信号、通信部5により例えば通信ネットワークを介して入力された映像信号を記録媒体に記録し、再生する。記録媒体としては、特定のものに限定はされないが、例えば、ハードディスク、光ディスク、半導体メモリが用いられる。ここでは、説明の便宜上、ハードディスクであるものとして以下説明する。
表示部4は、記録再生部1により記録されている映像信号や、再生された再生映像信号の画像を表示する。マイクロプロセッサ6は記録再生部1、カメラ部2、表示部4、通信部5、操作部7、GPS受信部8、時計部9、環境センサ部10などを統括的に制御する。操作部7は、マイクロプロセッサ6を介して記録再生部1、カメラ部2、表示部4、通信部5、操作部7、GPS受信部8、時計部9、環境センサ部10などを制御する。GPS受信部8は、公知の全地球測位システム(GPS:Global Positioning System)を構成する人工衛星からのGPS信号を受信する受信部で、その受信信号に基づき、現在の位置情報を取得する。時計部9は、現在時刻を計時して、計時出力をマイクロプロセッサ6に供給する。環境センサ部10は、気圧、気温、湿度などを測定する測定部であり、その測定結果はマイクロプロセッサ6に供給される。
なお、本実施の形態では、付加情報を作成するために、GPS受信部8、時計部9及び環境センサ部10が設けられているが、これらは、各ショットを特徴付ける何らかの付加情報が作成できれば、これに限られるものではなく、また、方向情報も用いる場合には、方位センサ(ジャイロ、磁石、など)を使用することも考えられる。
次に、本実施の形態の動作について、図2以下の図面を併せ参照して説明する。図2はY市から高速道路WG線を通ってテーマパークDに行って遊ぶときに、本実施の形態の映像情報編集装置を持って行ってカメラ部2で撮影を行う例を示す。テーマパークDへ行く途中にはBB橋やH空港があり、これらは観光スポットとなっているとする。また、図2で○で示した所で撮影を行ったとする。
このように撮影を行うと、記録再生部1のハードディスクには、図3(a)に示すように、Y市の撮影ショットの映像ファイルS0001、高速道路WG線のY市とBB橋との間の撮影ショットの映像ファイルS0002、BB橋の撮影ショットの映像ファイルS0003、H空港とテーマパークDとの間の高速道路WG線の撮影ショットの映像ファイルS0004、テーマパークDの撮影ショットの映像ファイルS0005などが、生成されたシーケンスファイルSQと共に記憶される。
図4は上記のシーケンスファイルSQの一例を示す。ここでは、シーケンスファイルSQの中に、ショット名の他に、GPS受信部8で受信したGPS情報(緯度、経度からなる位置情報)、時計部9から得た撮影時刻、環境センサ部10で測定した気圧、気温、湿度などのセンサ情報などの付加情報も、撮影した映像情報と対応付けて記録している。図4で空欄の個所も、それぞれの情報のデータが入っている。従って、映像再生部1が、ハードディスクに記憶されている、このシーケンスファイルSQに従って映像ファイルを順次再生することで、テーマパークDに行った記録としての一続きの映像が、付加情報と共に再生される。
次に、このようにして記録された映像情報に、サーバー装置にある既製の映像を入手して適切な個所に挿入して編集を行う動作について説明する。図1に示した構成の映像情報編集装置の使用者であるユーザーは、予めサーバー装置の提供者である事業者と画像編集のための画像提供の契約を締結しており、ユーザーの金融機関の口座からサーバー装置の提供者である事業者への課金引き落とし可能とされている。
編集時には、図1の映像情報編集装置の通信部5がインターネット等の通信ネットワークを介して図示しないサーバー装置に接続され、図5に示すシーケンスに従い、接続先のサーバー装置にある既製の映像情報を当該サーバー装置から入手して、記録再生部1内の記録媒体(ここではハードディスク)の所望の個所に挿入して編集を行う。
すなわち、編集時には図1の映像情報編集装置の表示部4には、例えば図6に示すように、画面下半分がローカルエリア11とされ、画面上半分がサーバエリアとされた表示が行われ、ローカルエリア11には、編集しようとする記録再生部1内のハードディスクに記憶されているシーケンスファイルSQの情報内容の幾つかが表示される。ここでは、Y市の撮影ショットの映像ファイルS0001、高速道路WG線のY市とBB橋との間の撮影ショットの映像ファイルS0002、BB橋の撮影ショットの映像ファイルS0003の情報内容を代表するサムネイル画像が表示されている。なお、括弧内の数値はその映像ファイルの動画再生時間を示す。
この編集画面のサーバエリア12内にある検索ボタン13を選択すると、映像情報編集装置は、図3(a)及び図4に示したように、付加情報が記録再生部1内のハードディスクに記憶されているシーケンスファイルSQ内にあるため、サーバー装置へSQの情報内容(撮影したショット名の情報と共に、検索に必要なGPS情報や環境情報)をサーバー装置へ送信する(図5のステップS1)。
サーバー装置は、上記のSQの情報を受信すると(図5のステップS2)、受信したSQの情報を解析し(図5のステップS3)、受信した個人IDに基づく公知の方法による認証の結果、正当な契約者であると判定したときには、受信した付加情報のGPS情報や環境情報から、サーバー装置のデータベースに保有している画像の中で、その撮影に関して適切な画像が無いか検索する(図5のステップS4)。
例えば、GPS情報からBB橋を通ったことがわかり、また、温度や湿度の環境情報から、曇りの日のBB橋の空撮画像を抽出したりする。あるいは、サーバー装置において、GPS情報その他の情報から、挿入映像信号を作成することも考えられる。例えば、GPS情報から推測した通過経路のCG(コンピュータグラフィック)画面を作成することもできる。また、撮影した場所以外でも、例えば上記の撮影例ではH空港の近くを通ったときには撮影は行われていないが、撮影個所のGPS情報から高速道路WG線を通ったことがサーバー装置で認識されると、当然H空港の付近を通ったはずだとみなして、H空港の映像も候補画像として送ることもできる。
サーバー装置は、こうして抽出したり、作成した候補画像の枚数を映像情報編集装置へ送信する。映像情報編集装置はこの候補画像の枚数を受信すると、受信した候補画像の枚数を所定のメッセージと共に図1の表示部4に表示する(図5のステップS5)。このときの表示部4の表示画像は、例えば図7に示すように、サーバエリア12内に候補画像の枚数(ここでは20枚)と所定のメッセージと枚数入力画面とからなる画像14が表示される。
この表示画像14に基づき、映像情報編集装置のユーザーが、図7に示すように、例えば5件を入力したものとすると(図5のステップS6)、その表示件数がサーバー装置へ送信されて受信される(図5のステップS7)。サーバー装置は受信した表示件数と、先に受信したSQ情報の解析結果とに基づき、映像ファイルS0001〜S0003までの経路の途中の各動画像のうちの5件の動画像の内容をそれぞれ代表する5件のサンプル画像(静止画)を映像情報編集装置へ送信する(図5のステップS8)。
映像情報編集装置はこの5件のサンプル画像を受信すると表示部4に、所定のボタン画像等と共に表示する(図5のステップS9)。図8はこのとき表示部4に表示される画像例を示す。図8に示すように、サーバエリア12には、BB橋の画像15、市街地MMの画像16、高速道路WG線のジャンクションの空撮画像17、KH工場群の空撮画像18、H空港の画像19の計5件の受信サンプル画像が、その動画表示時間と共に表示されると共に更新ボタン20が表示される。一方、ローカルエリア11には3件の映像ファイルのサムネイル画像の各々の下に、チェックマークのついた画像21〜23が表示されると共に、プレビュー(Preview)ボタン24が表示される。
上記の更新ボタン20は、上記の5件のサンプル画像以外のサンプル画像を要求するときにクリックされる。ここでは、ユーザーは上記の表示画面において、図8に示すように、カーソル25で市街地MMの画像16を選択したものとすると、映像情報編集装置のマイクロプロセッサ6がその画像16の場所に基づき、ローカルエリア11に表示されている3件の映像ファイルの撮影場所の次の場所に映像ファイルの間に自動挿入する。
ここでは、マイクロプロセッサ6は、図9に示すように、市街地MMの画像16は、Y市の撮影ショットの映像ファイルS0001と、高速道路WG線のY市とBB橋との間の撮影ショットの映像ファイルS0002との間の場所の画像であると判定したものとすると、ローカルエリア11に表示されている映像ファイルS0001とS0002との間に、市街地MMの画像を27で示すように挿入表示する。なお、画像27の下にもチェックマークのついた画像27が表示される。また、ローカルエリア11には決定ボタン28も表示される。
続いて、上記と同様にして、例えばH空港の画像19を選択したものとすると、マイクロプロセッサ6は、図10に示すように、H空港の画像19は、高速道路WG線のY市とBB橋との間の撮影ショットの映像ファイルS0002とBB橋の撮影ショットの映像ファイルS0003との間の場所の画像であると判定した場合、ローカルエリア11に表示されている映像ファイルS0002とS0003との間に、H空港の画像を29で示すように挿入表示する。なお、画像29の下にもチェックマークのついた画像30が表示される。
そして、ユーザーが図10に示すように、プレビューボタン24をカーソル31で選択すると、プレビュー画像要求がサーバー装置へ送信され、これに応答してサーバー装置からは映像情報編集装置で選択された市街地MMの画像とH空港の画像のそれぞれについて低レート動画像が送信される(図5のステップS9、S8、S9)。
映像情報編集装置のマイクロプロセッサ6は、通信部5を介して受信した市街地MMの画像とH空港の画像の各低レート動画像を例えば、記録再生部1内のハードディスク内に格納した後、ローカルエリア11に表示されている5件の画像の動画像を、例えば小ウィンドウで挿入直前のショットの最後の数秒からサンプル画像につなげて次のショットの最初の数秒までという様に、挿入したときのイメージが分かる様な再生法で、画面の左側の画像から順番に表示部4に再生表示する。
ユーザーは、この画像表示を見て編集結果が自分の意図したものかどうかを確認する。なお、チェックマークの画像21〜23、27、30のチェックマークを外した場合は、動画像としては表示されない。このようにして、ユーザーが編集結果を確認し、自分の意図したものであるときには、図10に示したローカルエリア11内の決定ボタン28を選択操作する確定操作を行う(図5のステップS10)。
この確定操作によりユーザーの判断結果が確認情報としてサーバー装置へ送出される(図5のステップS11)。サーバー装置はこの確認情報を受信すると、ユーザーからリクエストのあった画像(市街地MMの画像16と新島港の遠景の画像19)を選択ショットとして認識し、その選択ショットのフルレートの動画像信号である映像ファイル(一般には複数)を映像情報編集装置へ送信すると共に、その選択ショット分の課金を行い、当該映像情報編集装置のユーザーの金融機関の口座から課金した金額を引き落とす(図5のステップS12)。
なお、サーバー装置は、上記の映像ファイルの送信と共に、例えば図11に示すような挿入個所と映像ファイル名を対応付けるリストデータを添付して映像情報編集装置へ送信する。挿入個所の情報は、先にSQが送られることでサーバー装置がショット名を知っているので、付加できるものである。図11において、挿入箇所は、撮影ショットの前に挿入する箇所を示している。従って、図11は撮影ショットS0002の前に映像ファイル名BBB012(市街地MMの動画像の映像ファイル名)の映像ファイルを挿入し、撮影ショットS0003の前に映像ファイル名TPD003(H空港の動画像の映像ファイル名)の映像ファイルを挿入するリストデータを示す。
映像情報編集装置は、サーバー装置から送信された選択ショット(市街地MMの画像16と新島港の遠景の画像19のフルレート動画像信号)をリストデータと共に受信すると、受信した選択ショットを、映像情報編集装置の記録再生部1内のハードディスクに記憶されている、ユーザー自身が撮影したローカルショットに対して、リストデータに基づく位置にマージしたシーケンスファイルSQ1を作成する(図5のステップS13)。これにより、記録再生部1のハードディスクは、図3(b)に示すような記憶内容となる。
図12はこのときの上記のハードディスク内に記録されたシーケンスファイルSQ1の内容を表わす。記録再生部1がシーケンスファイルSQ1に従って再生を行うと、入手した映像が挿入された編集後の映像情報が再生される。ここで、図4に示した編集前のシーケンスファイルSQと、図12に示す編集後のシーケンスファイルSQ1を比べると、図12に「BBD012」と「TPD003」のショット名のファイルが挿入されていることが分かる。
なお、以上の実施の形態では、付加情報はシーケンスファイル中にまとめて記録されることとしたが、付加情報は映像情報のショットと対応付けられていれば、例えば映像情報は光ディスクに記録し、付加情報は半導体メモリに記録するというように、映像情報とは別の記録媒体に記録されていてもよい。
なお、図5では、映像情報編集装置とサーバー装置とが通信する様に説明したが、記録媒体、或いは必要なファイルを一旦他の機器に移して、撮影内容をもらった他の機器(パソコンや編集機)でサーバー装置とやりとりするようにしてもよい。また、位置情報はGPS受信部8から得るようにしているが、映像情報編集装置が移動通信機能を有しており、最寄りの無線基地局と通信可能である構成である場合は、基地局からの位置情報に基づき位置情報を取得することも可能である。
本発明の映像情報編集システム及び映像情報編集装置は、カメラ一体型デジタル映像情報記録装置の機能として組み込んだり、または、家庭内に設置され、ネットワークに接続して用いられるホームサーバーの機能として適用できる(この場合、カメラ一体型記録装置で撮影した映像情報は撮影場所情報などの付加情報と共に、一旦このホームサーバーに転送される)。また、サーバー装置については、これらの家庭用装置のメーカー等がその様なサーバーを立ち上げてサービスを提供することにより、これらの装置の購入を促進すると共に、さらにサーバー利用に際して課金を行うことにより利益を得ることもできる。
本発明の一実施の形態のブロック図である。 図1の実施の形態による撮影場所と移動経路の一例を示す図である。 図1中の記録再生部内のハードディスクの編集前と編集後の記憶内容説明図である。 編集前のシーケンスファイルの一例を示す図である。 本発明の一実施の形態の動作説明用シーケンス図である。 図1中の表示部の編集前の表示例の一例を示す図である。 図1中の表示部の編集中の表示例を示す図(その1)である。 図1中の表示部の編集中の表示例を示す図(その2)である。 図1中の表示部の編集中の表示例を示す図(その3)である。 図1中の表示部の編集中の表示例を示す図(その4)である。 サーバー装置が送信するリストデータの一例を示す図である。 編集後のシーケンスファイルの一例を示す図である。
符号の説明
1 記録再生部
2 カメラ部
3 入出力部
4 表示部
5 通信部
6 マイクロプロセッサ
7 操作部
8 GPS受信部
9 時計部
10 環境センサ部

Claims (2)

  1. 撮影して得た複数のショットからなる一続きの映像情報が記録されている記録媒体に対して、編集のための記録再生を行う映像情報編集装置と、前記各ショットの付加情報に適合した挿入用映像情報を検索又は作成し、その結果得られた挿入用映像情報を前記映像情報編集装置へ送信するサーバー装置とからなる映像情報編集システムであって、
    前記映像情報編集装置は、前記記録媒体又は別の記録媒体に記録されている各ショット毎の付加情報を前記サーバー装置へ送信し、前記サーバー装置から返信された前記付加情報に関連した複数の挿入用映像情報のサンプル画像を、その挿入位置を示す挿入位置情報と共に受信し、受信した複数の前記挿入用映像情報のサンプル画像の中から任意に選択したサンプル画像を前記挿入位置情報に基づき、選択挿入用映像情報が挿入されるべき位置に挿入する編集を行い、編集結果確認後、前記任意に選択したサンプル画像に対応する前記挿入用映像情報の送出を前記サーバー装置へ要求することにより、前記任意に選択したサンプル画像に対応する前記挿入用映像情報を取得して編集後の一続きの映像情報を構成し、
    前記サーバー装置は、前記映像情報編集装置から送信された前記一続きの映像情報と付加情報とを受信して、受信した各ショット毎の前記付加情報に基づき、各ショット間の映像情報の間への挿入に適合した複数の挿入用映像情報を検索又は作成して、その複数の挿入用映像情報のサンプル画像を挿入されるべき位置を示す前記挿入位置情報と共に前記映像情報編集装置へ返信することを特徴とする映像情報編集システム。
  2. 撮影して得た複数のショットからなる一続きの映像情報と各ショット毎の付加情報とが記録されている記録媒体又は記録媒体の組から前記映像情報及び付加情報を再生し、再生した各ショット毎の前記映像情報中にサーバー装置から選択受信した挿入用映像情報を挿入して編集する映像情報編集装置であって、
    各ショット毎の前記付加情報を前記サーバー装置へ送信する送信手段と、
    前記サーバー装置から返信された前記付加情報に関連した複数の挿入用映像情報のサンプル画像を、その挿入位置を示す挿入位置情報と共に受信する第1の受信手段と、
    受信した複数の前記挿入用映像情報のサンプル画像の中から任意に選択したサンプル画像を前記挿入位置情報に基づき、選択挿入用映像情報が挿入されるべき位置に挿入する編集を行いその編集結果を表示する編集手段と、
    前記編集結果の確認後、前記任意に選択したサンプル画像に対応する前記挿入用映像情報の送出を前記サーバー装置へ要求する挿入用映像情報送出要求手段と、
    前記挿入用映像情報送出要求により、前記サーバー装置から応答送信された前記任意に選択したサンプル画像に対応する前記挿入用映像情報を受信する第2の受信手段と、
    前記記録媒体から再生した前記一続きの映像情報に、前記第2の受信手段で受信した前記挿入用映像情報を、前記挿入位置情報に基づき挿入した編集後の一続きの映像情報を構成する記録再生手段と
    を有することを特徴とする映像情報編集装置。


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