JP4637889B2 - 仮想空間放送装置 - Google Patents

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Description

本発明は、仮想空間を利用して動画を含む画像を生成し、コンピュータ・ネットワーク、特にインターネットを介して配信する仮想空間放送装置に関する。特に、ブログから参照される動画画像を生成して配信する仮想空間放送装置に関する。
[ブログ]
従来、インターネットを介して個人及びグループ等により運営され、インターネット・ブラウザを用いて編集でき、日々更新される日記的なサイトの総称である「ブログ」が普及しつつある。パーソナル・コンピュータ、携帯電話端末を含む端末装置を用いて、題名、投稿者情報、記事本文等のための所定の書式欄に文字データを記入し、画像ファイルを保存するデータ資源の場所等を適宜記入または写真等の画像ファイルをアップロードすることにより、ホームページ作成よりも手軽に記事を投稿できるとともに、同様の手軽な操作により他者の投稿へのコメントも可能である。企業等におけるブログの活用も推進されている(例えば、非特許文献1)。
[GPSを用いる現実空間位置情報の取得]
現実空間における位置情報の確定手段としては、全地球測地システム(GPS)を用いるカーナビゲーション・システムが普及しており、GPSを利用可能な携帯電話端末(以下、GPS携帯電話機)等が知られ、GPS携帯電話機を利用する空間情報の収集方法が知られている(例えば、特許文献1)。また、GPS携帯電話機を利用して旅行の履歴を記録する方法が知られている(例えば、特許文献2)。さらに、無線ネットワーク加入者装置の物理的座標位置によって利用可能となるメッセージを残すか、またはそのようなメッセージにアクセスする手段が知られている(例えば、特許文献3)。
[動画データベース]
インターネット上のデータ資源に動画ファイルを複数記憶して放送する手法の例として、YouTube(ユーチューブ)等が知られ、動画データベースに記憶された動画ファイル等の資源の場所を、ホームページ、ブログ、電子メール等から参照しうることが知られている(例えば、非特許文献2)。
[仮想空間における動画表示]
コンピュータ・ネットワークを介する仮想空間において、ユーザが自分の分身であるアバターを仮想的な3次元空間内で適宜移動すると、ユーザの端末画面には、前記仮想空間内に配置されたオブジェクトを含む動画が逐次的に表示されることが、例えば、セカンドライフ等のサービスによって行われている(例えば、非特許文献3)。
特開2004−104743号公開 特開2003−044552号公開 特開2002−199423号公開 総務省報道資料、「ビジネスブログ及びビジネスSNSの活用事例募集」[online]、平成17年10月24日、[平成19(2007)年9月14日検索]、インターネット、<URL: http://www.soumu.go.jp/s-news/2005/051024_2.html> YouTube Broadcast Yourself [online]、2005年2月、[平成19(2007)年9月18日検索]、インターネット、<URL: http://jp.youtube.com/t/about> Linden Research, Inc.、「Second Lifeって何? テクノロジー」[online]、平成19年、[平成19年9月18日検索]、インターネット、<URL: http://jp.secondlife.com/whatis/technology>
しかし、従来のブログに含まれる内容は文章と静止画が主体であり、一部にはビデオカメラ等で撮影された動画が含まれる。静止画の記憶に要するデータ資源が主に記録画素数に依存するのに対し、動画の記憶は記録画素数及び記録時間の両方に依存し、特に記録時間に依存して増加するため、データ資源の必要量が静止画と比較して増大し、記録処理及びブログサーバ装置への送信等に長時間を要するという課題がある。
携帯端末及びビデオカメラ等で動画を撮影する場合、撮影機材を撮影場所まで持参して操作しなければならず不便であり、しかも自己を撮影するためには三脚等にビデオカメラを固定するか、他者に撮影手順等を指示し撮影を依頼しなければならないという課題がある。
ビデオカメラ等により動画を撮影して動画データベースに登録またはブログに掲載する場合には、当該動画をネットワーク経由でブログサーバにアップロードできるよう、ビデオ信号を符号化して所定のファイル形式に変換する必要があるという課題がある。
さらに、ビデオカメラ等により動画を撮影してブログに掲載する場合に、必ずしも撮影場所に関連する情報が動画に含まれないという課題がある。
本発明は、現実空間において自己の散策等の動作を自己の位置情報として取得し、仮想空間を利用してアバターに自己の移動の状況を再現させ、仮想空間内におけるアバター動画画像を生成することを目的とする。
本発明は、GPS携帯電話機等を用いて取得した現実空間における利用者位置情報を、本発明の仮想空間放送装置に送信することにより、送受信速度に制約のある携帯電話端末を用いる場合においても、迅速かつ手軽に動画生成のための情報を作成しうることを目的とする。
本発明は、仮想空間上のアバターに自己の行動を代行させ、第三者視点を含む自由視点からの3次元空間画像を生成することにより、現実空間において撮影機材を携行する不便さや他者に撮影を依頼する等の煩わしさのない動画作成を目的とする。
本発明では、以下のような解決手段を提供する。
(1)仮想空間を用いて動画を作成し、コンピュータ・ネットワークを介して前記動画を配信する仮想空間放送装置であって、利用者端末からのアクセス要求を受信し利用者を認証する利用者情報取得手段と、前記利用者の現実空間における位置情報を受信する利用者位置情報取得手段と、前記利用者位置情報を仮想空間内位置情報に変換する仮想空間検索手段と、前記利用者に仮想空間内で関係付けられたアバターを前記仮想空間内位置情報に基づいて仮想空間内で移動するアバター移動手段と、前記仮想空間内において前記アバターを含む仮想的な対象物を撮影し動画を含む画像を生成する仮想空間画像生成手段と、前記画像を記憶するネットワーク資源の所在場所を前記利用者に送信する資源場所送信手段とを有する仮想空間放送装置。
前記仮想空間放送装置は、ネットワーク接続したコンピュータ、特にインターネット接続したコンピュータであって、インターネットを介するサービスを提供するサーバ機能を備えていればよく、コンピュータの回路、規模、構成等は問わない。前記サーバは単一のコンピュータで構成したサーバでもよく、複数のコンピュータをネットワーク接続して構成したサーバでもよく、構成の詳細は問わない。
(仮想空間の動画)
前記仮想空間を用いる動画は、仮想空間内に適宜設定した視点からアバターを含む仮想空間内のオブジェクト等を撮影対象として、時間の連続性を有して撮影される動画を含む。前記アバターを含む仮想空間内のオブジェクトは、撮影中に仮想空間内を移動してもよく、静止していてもよい。
(仮想空間の撮影)
前記視点は撮影期間中に同一の仮想空間内の場所であってもよく、撮影期間中に視点を移動してもよい。前記撮影は、撮影対象となる仮想空間内のオブジェクトに対する視野角の広さを一定にして行ってもよく、撮影期間中に視野角の広さを変化させてもよい。
(動画の配信)
前記動画の配信は、本発明の仮想空間放送装置にアクセスする者に対して、前記アクセスする者が用いるインターネット・ブラウザ等に表示しうる形式の動画をストリームとして配信してもよく、またブラウザに表示しうる形式の動画をファイルとして参照させてもよく、動画配信の形態の詳細は問わない。前記アクセスする者が用いる前記動画の表示手段はブラウザに限らず、動画を含む画像表示のためのプログラム、アプリケーション等であってもよく、本発明の仮想空間放送装置が配信する動画の端末装置における表示手段の詳細は問わない。
(利用者情報取得手段)
前記利用者情報取得手段は、仮想空間の利用者(ユーザ)の固有情報を記憶したユーザ情報データベースを参照し、前記ユーザに固有の情報を取得する。前記ユーザに固有の情報は、本発明の仮想空間放送装置が提供するサービスにおける前記ユーザを特定するための情報(以下、ユーザID)、前記ユーザが仮想空間内で操作するアバターの情報、前記アバターが仮想空間内で所有するオブジェクトの情報等を適宜含む。前記ユーザIDは前記ユーザが前記仮想空間の正規の利用者であることの認証等に用いられる。前記認証は前記仮想空間放送装置により行ってもよく、前記仮想空間放送装置と接続したユーザ認証のための認証サーバにより行ってもよく、前記ユーザの認証手段の詳細は問わない。認証サーバは仮想空間放送装置とネットワークを介して接続してもよく、仮想空間放送装置に内蔵してもよい。
(利用者位置情報取得手段)
前記利用者位置情報取得手段は、現実空間におけるユーザの位置情報を取得しうる手段であり、より具体的には、GPS装置、カーナビゲーション・システム、GPS携帯電話機(携帯電話機はPHSを含む)、GPS付きノートパソコン、固有の位置情報を有する公衆無線LAN(ホットスポット)への利用者端末の接続、固有の位置情報を有する携帯電話装置基地局への携帯端末の接続、固有の位置情報を有するネットワーク接続端末装置におけるユーザ個人情報と関連付けられたICカード及び/または磁気記録媒体等の使用、固有の位置情報を有する複数の監視カメラによる利用者の追跡、固有の位置情報を有する無線ICチップ(RFIDタグ)読取装置による利用者に携行される前記ICチップの検出及び追跡、ユーザが移動しながら使用する固定電話機の逆探知等であるが、これらに限らず、ユーザの位置情報を取得できる手段であればよく、詳細は問わない。
前記利用者位置情報取得手段により記録される位置情報は、記録の時刻を適宜含む。前記時刻はGPS装置が受信するデータに基づいてもよく、端末装置に固有の時間情報でもよく、詳細は問わない。
前記利用者位置情報取得手段により記録される位置情報は、同一ユーザの複数の場所における位置情報を含む。例えば、前記ユーザが散策しながら、GPS携帯電話機を用い、ある場所において位置情報を記録した後、別の場所に移動して位置情報を記録すること等を含む。
前記位置情報の記録は、ユーザが毎回手操作により実施してもよく、所定の時間間隔で自動的に連続して実施してもよく、前記位置情報を記録するタイミングは適宜設計しうる。
前記位置情報の記録は、携帯電話機を用いて鉄道改札機の運賃支払いの情報を送受信することに伴い実施する等、現実空間の特定の場所に関連付けられた情報に基づいて実施してもよい。
(仮想空間検索手段)
前記仮想空間検索手段は、前記利用者位置情報を仮想空間内位置情報に変換する手段であり、より具体的には、現実空間における前記利用者の散策等の行程を、仮想空間内に再現するために仮想空間内の位置情報を得る手段である。
前記仮想空間検索手段は、現実空間においてGPS等により取得されたユーザの位置情報を、仮想空間内において定義された座標に変換してもよく、仮想空間内に配置された仮想的な道路等のオブジェクトの近傍に割り当ててもよく、仮想的な建築物の内部を仮想空間内位置情報として用いてもよく、仮想空間内における位置情報の変換は適宜設計できる。
(アバター移動手段)
前記アバター移動手段は、前記仮想空間検索手段により得られた仮想空間内位置情報を、前記ユーザの仮想空間内におけるアバターの位置情報として、アバターを仮想空間内で移動させる。前記仮想空間内位置情報は、現実空間における記録の時刻に基づいて移動のための順序が定義される。仮想空間においてアバター移動のための経路が複数存在する場合は、最短経路を選択してもよく、ユーザが通過点を指定してもよく、経路の選択は適宜設計できる。
仮想空間内におけるアバターの移動のための所要時間は適宜設計できる。例えば、現実空間においてA地点からB地点までの移動に徒歩で30分を要したとしても、仮想空間内におけるアバターの移動のための所要時間は1秒でも1分でも何でもよい。仮想空間内におけるアバターの移動は、途中の経路の一部または全部の表示を省略し、A地点でアバターが消失した後、場面をB地点に変更してアバターが出現してもよく、前記消失は徐々に姿が消えるフェード・アウトでもよく、前記出現は徐々に姿が現れるフェード・インでもよく、仮想空間内におけるアバターの移動に伴う画面効果は適宜設計できる。
(仮想空間画像生成手段)
前記仮想空間画像生成手段は、仮想空間内の前記アバターを含む仮想的な対象物を撮影するための、仮想空間内の仮想的な視点を適宜設定することを含む。前記視点は前記アバターの顔面の上方等でもよく、前記アバターの後頭部上方等でもよく、前記アバターとの相対的位置は適宜設計できる。前記視点から見た仮想空間の視野は、前記アバターの全身または一部を含んでもよく、前記視野の視角は適宜設計できる。
前記仮想空間画像生成手段が生成する動画の形式は適宜設計できる。前記動画は、インターネット・ブラウザ等によりアクセスする者の端末画面に表示できればよく、ストリームとして配信されてもよく、ファイルとして閲覧されてもよい。前記動画は、別途文字情報等を記憶するための領域を含んでもよい。動画の1フレーム当たりの画素数、単位時間当たりのフレーム数、圧縮率等は適宜設計できる。
仮想空間内には、前記仮想空間画像生成手段以外の手段が生成する動画が含まれてもよく、現実空間を被写体とする写真画像等が含まれてもよい。
前記仮想空間画像生成手段が生成する動画には、前記利用者位置情報取得手段により記録される現実空間におけるユーザの位置情報、前記位置情報に基づくユーザ近傍の建築物の名称、地名、名所旧跡の名称等、前記仮想空間内のオブジェクトに関連づけられた名称等を含んでもよい。例えば、仮想空間内においてアバターが特定の仮想的な建築物に接近するにつれて、動画の画面内において前記建築物近傍にその名称を示す文字をオーバーレイ表示してもよい。動画の画面内における名称等の表示は適宜設計できる。
(資源場所送信手段)
前記資源場所送信手段は、前記仮想空間画像生成手段が生成した動画が記憶されたネットワーク上の資源の場所を、前記ユーザに送信する。前記資源の場所は、前記動画を参照するための、インターネット上の資源を特定するための形式的な記号の並びであるURL(Uniform Resource Locator)であり、ホームページ、ブログ、電子メール等に埋め込むことができる。
前記資源場所送信手段が送信する情報は、前記仮想空間検索手段の検索結果を含んでもよい。すなわち、前記動画を参照するためのURLに加えて、前記動画に含まれる仮想的な建物、仮想的な地名、種々のオブジェクトの名称等を、前記ユーザに適宜送信してもよい。前記ユーザは、具体的に名称の示された仮想空間内のオブジェクトの情報から、前記URLが示す動画と前記オブジェクトを相互に連想することができる。
また、前記資源場所送信手段が送信する情報は、前記利用者位置情報取得手段に基づく現実空間の情報を含んでもよい。これにより、前記ユーザは、現実空間の位置に基づく情報及び仮想空間内のオブジェクトの情報を、前記URLが示す動画と相互に連想することができる。
本発明の仮想空間放送装置を用いることにより、ユーザがGPS携帯電話機等を携行して散策しながら、任意の地点において取得した現実空間の位置情報を本発明の仮想空間放送装置に送信すると、仮想空間内のアバターに前記ユーザの行動を代行させた動画が生成される。前記ユーザには動画を記憶したデータ資源の場所が通知され、前記資源の場所の情報をブログ、電子メール等に埋め込むことにより、動画を伴うブログ等を手軽に作成できる。
本発明の仮想空間放送装置が生成する動画を含む画像には、IDの異なる複数のユーザが同時に含まれてもよい。例えば、複数のユーザが1画面に含まれるよう現実空間において集合し、同一の一定期間中にそれぞれが自己の位置情報を取得して本発明の仮想空間放送装置に送信することにより、仮想空間内に複数のアバターが含まれ、前記複数のアバターが仮想空間内を移動する動画等が生成されうる。
本発明の仮想空間放送装置においては、アバターを含む仮想空間内の画像を撮影できるので、現実空間において第三者視点を得るためにカメラを固定する三脚を持参する等の不便さがない。ユーザは、あたかもカメラで風景を撮影するかのような簡便な操作により現実空間の位置情報を取得すればよい。本発明の仮想空間放送装置においては、現実空間におけるユーザの経路を仮想空間においてアバターが再現して移動し、これを第三者視点から見た仮想空間における動画を生成することができる。
複数のユーザが同時期に本発明の仮想空間放送装置を用い、仮想空間内に複数のアバターを含む動画を生成することにより、アバターを登場人物とするアニメーション映画作品等を携帯電話の操作により手軽に作成することができる。
(2)前記利用者位置情報取得手段はGPS(全地球測位システム)により確定する利用者の位置情報の取得手段を含む、(1)の仮想空間放送装置。
前記GPSは、単独で利用者の位置情報を取得して表示するGPS装置でもよく、カーナビゲーション・システムや携帯電話等に含まれて利用者の位置情報を取得して表示するGPS装置でもよい。前記位置情報を本発明の仮想空間放送装置に送信するための好適な手段は、GPS携帯電話機を用いることであるが、これに限らず、利用者はGPS装置と電気的に分離したノートパソコン等を用いて手操作により本発明の仮想空間放送装置に自己の位置情報を送信してもよい。
前記GPSを用いることにより、本発明の仮想空間放送装置を利用するユーザは、現実空間における自己の位置情報を簡便に取得しうる。
(3)前記利用者位置情報に基づき、前記利用者が現実空間において移動の目的地としうるロケーションを検索するロケーション検索手段を含む、(1)の仮想空間放送装置。
前記ロケーションは、本発明の仮想空間放送装置のユーザが、現実空間において移動の目的地としうるものであれば何でもよい。例えば、複数の事業体が同一建築部内の別個の部屋をそれぞれ個別に借用または所有し、前記ユーザが特定の1の居室を指すロケーションを目的地とする場合、他の居室を指すロケーションは前記目的地であるロケーションとは異なるものとして識別されうる。前記ロケーションは、事業体内の個別の部署に関連づけられた区画等を識別してもよい。前記ロケーションは、現実空間においてユーザの近傍に存在しうる、店舗、建物、施設、公園、名所旧跡等の不動産を含む。
また、前記ロケーションは、例えば、昼間は倉庫に収納され夜間のみ人通りの多い街角で営業し、顧客が任意の長さの時間において別の場所から立ち寄ることのできる屋台等の移動可能なものを含む。また、例えば、電車や飛行機や船舶等所定のスケジュールに従い運行する旅客移動手段の内部を、特定の時刻における存在場所からその後の時点における存在場所への移動が予定された移動であると考えられる、出発地から到着地の間に連綿と連続する複数の目的地として含むことができる。すなわち、寝台列車に含まれる特定の1の寝台等は、これを目的地として、前記ロケーション検索部を用いて検索しうる。これらの点において、本発明の仮想空間放送装置のロケーション検索手段が検索するロケーションは、地図情報に含まれ、それ自体が移動しない地名、住所等に基づく識別とは異なる。
また、前記ロケーションは、誘致未決定の競技施設建設予定地等、実際にはまだ存在しない架空の建物と関連づけられた名称であってもよく、歴史上人物の居所跡等、実体が消失した構造物と関連づけられた名称であってもよく、前記ユーザが散策等の移動の目的地、移動の目標、移動の経過場所になりうるものであれば何でもよい。さらに、前記ロケーションは地名、自然物の名称等であってもよい。
前記ロケーション検索手段は、前記利用者位置情報に基づき、前記ロケーションを検索し出力することを含む。
前記ロケーション検索部は、1の利用者位置情報から1のロケーションを検索してもよく、複数のロケーションを検索してもよい。例えば、本発明の仮想空間放送装置のユーザが現実空間における鉄道の駅前において送信した位置情報に基づいて、前記ロケーション検索部は、駅名を検索してもよく、駅舎及び周辺の建築物を検索してもよく、前記駅舎を含む国名及び/または都道府県市町村名を検索してもよく、前記駅前を経路に含む他の交通手段の経路に含まれる地名を検索してもよく、検索するロケーションの数は適宜設計しうる。
前記ロケーションを示す情報の形式は、テキストでもよく、インターネット上のデータ資源の場所を示すためのリンク情報でもよく、画像でもよく、これらの組合せでもよく、形式の詳細は問わない。
前記ロケーションには、事業体等の名称、商標、広告等を含んでもよい。例えば、ある道路の交差点の名称が特定の地名に関連づけられた「蛍の辻」であり、前記交差点に面して携帯電話機用品販売を業とする事業体Q社の営業所が立地する場合、「Q社前」という名称を前記「蛍の辻」と同一の交差点を示す名称として前記ロケーション検索部の検索結果に含めてもよく、「光る携帯ストラップのQ社前」等の公告を含む名称を前記ロケーション検索部の検索結果に含めてもよい。
前記ロケーションには、本発明の仮想空間放送装置に含まれる前記仮想空間検索手段のための、仮想空間内の位置情報を含んでもよい。例えば、前記ロケーション検索部は、現実空間における鉄道の駅前と関連づけられた、仮想空間における仮想的な鉄道の駅前の情報を検索しうる。仮想空間内に現実空間と同等の仮想的な建築物等が存在しない場合は、前記ロケーション検索部は現実空間のロケーションのみを検索結果として示してもよく、仮想空間には関連づけのできる情報のないことを検索結果に示してもよい。
前記ロケーション検索部が、現実空間におけるロケーションに前記仮想空間検索手段のための情報を関連づけることにより、前記仮想空間検索手段は仮想空間検索のためのより詳細な検索条件を設定しうる。また、前記ロケーション検索部による検索結果は、本発明の仮想空間放送装置に含まれる前記資源場所送信手段によりユーザに送信される情報に含まれてもよく、ユーザは仮想空間内の位置情報及び位置情報に関連づけられた仮想的な建築物等のオブジェクトの情報を自己のブログ、ホームページ、電子メール等に手操作で入力する必要がなく、前記情報を簡便に利用することができる。
前記ロケーション検索手段を用いることにより、本発明の仮想空間放送装置のユーザは、利用者位置情報と関連付けが可能な設備、建物、地名、自然物等の情報を、テキスト形式、画像形式、インターネット上のリンク情報等から任意に選択して簡便に得ることができる。
(4)前記仮想空間画像生成手段が、前記ロケーションを参照する画像を生成する、(3)の仮想空間放送装置。
前記ロケーションを参照する画像は、前記画像と関連付けられた前記ロケーションへのリンクを含む。例えば、インターネット・ブラウザ等を用いて前記画像にアクセスする者の端末装置において、前記画像にマウスカーソルを合わせることにより前記ロケーションへのリンクが使用可能となり、マウスクリックにより前記ロケーションが表示されうる。
前記ロケーションの参照は、生成される画像全体に含まれてもよく、画像の一部に参照先が関連付けられていてもよい。例えば、生成される動画に含まれる、仮想空間内の建築物をクリックすることにより、この建築物と関連付けられた広告を含むロケーションが表示されてもよい。
前記仮想空間画像生成手段を用いることにより、本発明の仮想空間放送装置が生成する動画を参照する者は、現実空間のロケーションと関連付けられた3次元仮想空間及び本発明の仮想空間放送装置を継続的に利用することへの興味関心をもつことができる。また、ロケーションに含まれる広告を提供する広告主は、3次元仮想空間を利用する広告配信の機会が得られる。
(5)前記資源場所送信手段が、前記ロケーション検索手段により検索されるロケーションを参照するテキストを前記利用者に送信する、(3)の仮想空間放送装置。
前記ロケーションを参照するテキストは、表示データ及び表示制御データを記載したHTML形式のテキストでもよく、テキストエディタを用いて編集しうるファイルであれば何でもよい。
前記ロケーションを参照するテキストは、前記テキストと関連付けられた前記ロケーションへのリンクを含む。例えば、インターネット・ブラウザ等を用いてブログにアクセスする者の端末装置において、前記テキストにマウスカーソルを合わせることにより前記ロケーションへのリンクが使用可能となり、マウスクリックにより前記ロケーションが表示されうる。
本発明の仮想空間放送装置のユーザは、前記資源場所送信手段がロケーションを参照するテキストを前記ユーザに送信することにより、ロケーションへの関連付けを含むブログの原稿を簡便かつ手軽に作成することができる。
(6)前記仮想空間内で撮影された前記動画を所定の手順で形式変換する動画ファイル作成手段を含む、(1)の仮想空間放送装置。
前記形式変換は、画像圧縮方式の変更、画像表示領域の拡大縮小、表示領域内の一部領域の抽出、動画の時間分解能(タイムスライス数)の変更、動画コーデックの変換等を適宜含む。
前記形式変換は、動画を含むブログを参照するインターネット・ブラウザが表示しうる形式の動画を生成できればよく、形式の詳細は問わない。
本発明の仮想空間放送装置に含まれる仮想空間動画撮影手段を用いることにより、ユーザは手作業でビデオ信号の符号化やファイル形式変換をする必要がなく、作成された動画をブログ、電子メール等から手軽に参照しうる。
(7)仮想空間を用いて動画を作成し、コンピュータ・ネットワークを介して前記動画を配信する仮想空間放送システムであって、利用者端末からのアクセス要求を受信し前記利用者を認証する利用者情報取得装置と、前記利用者の位置情報を受信する利用者位置情報取得装置と、前記利用者位置情報を仮想空間内位置情報に変換する仮想空間検索装置と、前記利用者に仮想空間内で関係付けられたアバターを前記仮想空間内位置情報に基づいて仮想空間内で移動するアバター移動装置と、前記仮想空間内において前記アバターを含む仮想的な対象物の動画を撮影し動画を含む画像を生成する仮想空間画像生成装置と、前記動画を記憶するネットワーク資源の所在場所を前記利用者に送信する資源場所送信装置とを有する仮想空間放送システム。
前記仮想空間放送システムは、全体が1のコンピュータまたはサーバ装置であってもよく、それぞれの装置が独立したコンピュータまたはサーバ装置をネットワークを介し接続してシステムとしてもよく、構成の詳細は問わない。
前記仮想空間放送システムを用いることにより、ユーザはGPS携帯電話機等を携行して散策等をしながら適宜自己の位置情報を取得して本発明の仮想空間放送システムに送信することで、動画を伴うブログ等を手軽に作成しうる。
本発明の仮想空間放送システムにおいては、簡便な操作により、仮想空間においてアバターがユーザの行程を再現して移動する第三者視点から見た動画を生成することができる。
(8)仮想空間を用いて動画を作成し、コンピュータ・ネットワークを介して前記動画を配信する仮想空間放送装置であって、コンピュータに、利用者端末からのアクセス要求を受信し前記利用者を認証する利用者情報取得ステップと、前記利用者の位置情報を受信する利用者位置情報取得ステップと、前記利用者位置情報を仮想空間内位置情報に変換する仮想空間検索ステップと、前記利用者に仮想空間内で関係付けられたアバターを前記仮想空間内位置情報に基づいて仮想空間内で移動するアバター移動ステップと、前記仮想空間内において前記アバターを含む仮想的な対象物の動画を撮影し動画を含む画像を生成する仮想空間画像生成ステップと、前記動画を記憶するネットワーク資源の所在場所を前記利用者に送信する資源場所送信ステップとを実行させる仮想空間放送プログラム。
前記仮想空間放送プログラムは、全体を1のコンピュータに実行させてもよく、ネットワークを介して接続した複数のコンピュータにまたがって各ステップを実行させてもよく、前記仮想空間放送プログラムを実行させるコンピュータの詳細は問わない。前記仮想空間放送プログラムを記憶する媒体の種類は何でもよい。
前記仮想空間放送プログラムを用いることにより、ユーザはGPS携帯電話機等を携行して散策等をしながら適宜自己の位置情報を取得して本発明の仮想空間放送システムに送信することで、動画を伴うブログ等を手軽に作成しうる。
本発明の仮想空間放送プログラムにおいては、簡便な操作により、仮想空間においてアバターがユーザの行程を再現して移動する第三者視点から見た動画を生成することができる。
本発明によれば、ユーザは散策しながら、随時、移動先においてあたかも写真機のシャッターボタンを押す感覚でGPS携帯電話機を操作することにより、動画を伴うブログ、電子メール等を手軽に作成することができる。
また、本発明によれば、ユーザは例えば位置情報取得及び情報送信のためのGPS携帯電話機を携行すればよく、従来のように動画作成のための撮影機材を持ち歩かなくてもよいので、撮影機材携行の不便が解消できるとともに、位置情報を取得した撮影場所の情報を動画に含ませることができる。
また、本発明によれば、現実空間における自己の行動を仮想空間を用いてアバターに再現させることにより、第三者視点からのアバター動画を作成できるので、他者に撮影を依頼する等の手間が不要になるとともに、第三者視点から撮影した映画やアニメーションのような作品性を有する動画を作成できる。
さらに、複数のユーザが本発明の仮想空間放送装置を用い、仮想空間内に複数のアバターを含む動画を生成することにより、アバターを登場人物とするアニメーション映画作品等を携帯電話の操作により手軽に作成することができる。
以下、本発明の一実施形態に係る仮想空間放送装置について図を参照しながら説明する。
[動画ブログ作成支援方法]
図1は、本発明の一実施形態に係る仮想空間放送装置の構成を示す図である。
図1に示す例において、仮想空間放送装置10は、利用者情報取得部12、利用者位置情報取得部12、ロケーション検索部14、仮想空間検索部15、アバター移動部16、仮想空間画像生成部17、動画ファイル作成部18、資源場所送信部19を含む。
仮想空間放送装置10を利用しようとするユーザは、GPS携帯電話機23等を携行し、適宜、GPS衛星22が送信する位置情報のための通信を用いて自己の位置情報を前記GPS携帯電話機23に記憶させ、前記自己の位置情報を仮想空間放送装置10に送信する。
仮想空間放送装置10に含まれる利用者情報取得部12は、仮想空間放送装置10にアクセスしようとする前記ユーザを認証し、アクセスを許可する。
利用者位置情報取得部13は、前記ユーザが携行するGPS携帯電話機23から受信した前記位置情報を取得する。
ロケーション検索部14はロケーションデータベース(DB)24と接続し、前記利用者位置情報取得部13が取得したユーザの位置情報に基づいて、現実空間においてユーザが目的地としうるロケーション、すなわち地点、場所、建築物、建築物内の居室等を検索する機能を有する。前記ロケーションは、平面図の形式の地図の画像、前記地図と関連付けられた地名等の文字情報を適宜含む。
仮想空間検索部15、アバター移動部16、仮想空間画像生成部17は、仮想空間サーバ31と接続し、前記仮想空間サーバ31は仮想空間DB30と接続する。ユーザは仮想空間サーバを利用して、仮想空間内のアバターの外観を編集する等の操作を行うことができる。
仮想空間検索部15は、仮想空間内のアバター及びアバターと関連付けられた仮想空間位置情報、アバターの衣装等を検索する機能を有する。仮想空間検索部15は、仮想空間内に定義されるユーザの視点から見た仮想空間内の風景等を構成する、自己のアバター、他者のアバター、仮想的な地面や遠景等の自然物、仮想的な道路や建築物等の人工物等の、前記視野に含まれるオブジェクトを適宜検索しうる。
アバター移動部16は、前記仮想空間検索部15が検索した前記仮想空間内位置情報に基づいて、前記ユーザのアバターを仮想空間内で移動する。アバターの視野、すなわちアバターとともに3次元仮想空間の画像を構成するオブジェクトの遠方限界は適宜設計しうる。アバターの移動に伴い、前記仮想空間検索部15は前記視野に含まれるオブジェクトを適宜検索しうる。例えば、前記視野が仮想的な距離として100mである場合に、アバターが50m移動するごとに前記仮想空間検索部15は前記視野に含まれるオブジェクトを検索してもよく、アバターが10m移動するごとに検索してもよく、移動に伴う視野の更新及び視野に含まれるオブジェクトの更新は適宜設計しうる。
仮想空間画像生成部17は、前記アバター移動部16によるアバターの移動に伴って前記仮想空間検索部15が検索した仮想空間内のオブジェクトを、3次元仮想空間にマッピングする。前記マッピング及び仮想空間内に適宜設けた仮想的な撮影手段により、前記ユーザの視点から見た2次元画像が生成される。前記2次元画像は端末装置等の表示手段により仮想空間内の風景等として眺めることができる。
仮想空間画像生成部17は、例えば一定の時間間隔で継続的に前記2次元画像を撮影し続けることにより、前記仮想的な撮影手段の視点から見たオブジェクトを適宜含むアバター動画を生成しうる。すなわち、仮想空間画像生成部17は、前記アバター移動部16がユーザのアバターを仮想空間内で移動する状況を撮影しうる。アバターが仮想空間内の一定の場所にとどまっている場合においても、仮想空間画像生成部17は、移動を開始する前のアバターの画像、アバターが所定の移動を完了した後のアバターの画像等を適宜撮影しうる。動画撮影の時間間隔は任意に設計しうる。仮想空間画像生成部17が生成する画像は、動画に限定されず静止画でもよい。前記静止画は、一定の時間間隔に限らず、任意に撮影される複数の静止画でもよい。
動画ファイル作成部18は、前記仮想空間画像生成部17が生成した複数の2次元画像に基づき、所定のファイル形式の動画ファイル27を作成する。前記所定のファイル形式は、画像情報の圧縮及び伸長に係る所定の手順を適宜含む。前記所定のファイル形式は、例えばmpeg(モーションJPEG)形式、flv(フラッシュ・ビデオ)形式等であるが、これらに限らず、インターネット・ブラウザ等を用いてユーザが閲覧しうる動画ファイル形式を適宜選択しうる。動画ファイル作成部18を用いることにより、前記仮想空間画像生成部17が生成した複数の2次元画像を圧縮した動画ファイル27が作成される。適宜圧縮したファイル形式を用いて動画ファイル作成部18が動画ファイル27を記憶することにより、ユーザが前記動画を閲覧する場合のネットワークへの負荷が軽減されうる。
資源場所送信部19は、前記動画ファイル作成部18が作成した動画が記憶された、資源の場所を前記ユーザに送信する。前記送信は、例えば、電子メールにより行われる。前記資源の場所は、例えば、URLとして記述される。
資源場所送信部19を用いることにより、本発明の仮想空間放送装置からユーザに送信される情報は1つのURLとすることができる。すなわち、動画ファイル自体をユーザに送信する必要がない。ユーザは、携帯電話機等の通信速度及び記憶容量に制約のある端末を用いる場合においても、数10バイトから数100バイト程度のURLの情報のみで、前記動画を閲覧するための情報を得ることができる。前記URLの情報は、ユーザが投稿するブログ、電子メール等に貼り付ける、または埋め込むことができ、ユーザは仮想空間内において撮影された動画を手軽に他者に紹介する等、利用することができる。
仮想空間放送装置10を構成する各部分は、それぞれが独立したサーバ装置等のコンピュータであってもよく、全体として1台のサーバ装置等のコンピュータであってもよく、コンピュータの詳細は問わない。仮想空間サーバ31は複数のサーバ装置等のコンピュータを接続して構成してもよく、1台のコンピュータでもよい。ロケーションDB24、動画DB28、仮想空間DB30は、それぞれが独立したデータベース・サーバ装置でもよく、他のサーバ装置等に含まれてもよい。仮想空間放送装置10と、ロケーションDB24、動画DB28、仮想空間サーバ31との接続は、システムバスを共有してもよく、イントラネットでもよく、インターネットを介してもよく、接続の詳細は問わない。
ロケーションDB24は、前記ロケーションを記憶し、平面図の形式の地図の画像、前記地図と関連付けられた地名等の文字情報を適宜含む。ロケーションDB24は、もっぱら本発明の仮想空間放送装置10からアクセスされる専用のデータベースでもよく、インターネットを介してアクセスしうる既成の地図データベースを含んでもよい。ロケーションDB24に含まれるロケーションのデータ構造は何でもよい。
動画DB28は、本発明の仮想空間放送装置に含まれる動画ファイル作成部18が作成した動画ファイル27を記憶する。前記ユーザを含む不特定のネットワーク利用者は、それぞれの動画ファイルを閲覧するためのURLの情報を得ることにより、インターネット・ブラウザ等を用いて特定の動画を閲覧することができる。
仮想空間DB30は、ユーザIDにより識別される仮想空間のアバター、仮想空間内の他のユーザのアバター、仮想的な自然物及び人工物のオブジェクト等、仮想空間の管理者により管理される情報等を含む。また、仮想空間DB30は、前記ユーザが編集した自己のアバターの外見等の情報、前記ユーザが仮想空間内において作成及び/または編集したオブジェクトの情報等、前記ユーザにより管理される情報等を含む。さらに、仮想空間DB30は、仮想空間内の背景音、仮想的な自然音、仮想空間内の移動手段等が発生する音声信号、仮想空間を介するユーザの通話音声、仮想空間内の各種音響効果等を含む音声及び端末に音声を発生するための音声情報を含む。
本発明の仮想空間放送装置は、それぞれ役割が分担されたロケーションDB24、動画DB28、仮想空間DB30を利用することにより、仮想空間放送装置が実施するロケーションの利用、仮想空間の利用、動画ファイルの記憶に係る諸段階を効率的に処理することができる。
本発明の仮想空間放送装置10を用いることにより、ユーザはGPS携帯電話機を操作することにより、動画を伴うブログ、電子メール等を手軽に作成できる効果がある。また、本発明の仮想空間放送装置10によれば、ユーザは従来のように動画作成のための撮影機材を持ち歩かなくてもよく、撮影機材携行の不便が解消できる。また、本発明の仮想空間放送装置10によれば、現実空間における自己の行動を仮想空間を用いてアバターに再現させることにより、第三者視点からのアバター動画を作成できる効果がある。
[仮想空間放送装置のハードウェア構成]
図2は、本発明の好適な実施形態の一例に係る、動画ブログ作成支援装置のハードウェア構成を示す図である。以下、サーバを例にして説明するが、パーソナル・コンピュータをクライアント端末として用いる場合についても基本的には同様である。
仮想空間放送装置10は、制御部108を構成するCPU110(マルチプロセッサ構成ではCPU120等複数のCPUが追加されてもよい)、バスライン107、通信I/F140、メインメモリ150、BIOS(Basic Input Output System)160、USBポート190、I/Oコントローラ170、並びにキーボード及びマウス180等の入力手段や表示装置122を備える。I/Oコントローラ170には、テープドライブ172、ハードディスク174、光ディスクドライブ176、半導体メモリ178、等の記憶部109を接続することができる。BIOS160は、サーバの起動時にCPU110が実行するブートプログラムや、サーバのハードウェアに依存するプログラム等を格納する。ハードディスク174は、サーバとして機能するための各種プログラム及び本発明の機能を実行するプログラムを記憶する。光ディスクドライブ176としては、例えば、DVD−ROMドライブ、CD−ROMドライブ、DVD−RAMドライブ、CD−RAMドライブ等を使用することができる。この場合は各ドライブに対応した光ディスク177を使用する。光ディスク177から光ディスクドライブ176によりプログラムまたはデータを読み取り、I/Oコントローラ170を介してメインメモリ150またはハードディスク174に提供することもできる。また、同様にテープドライブ172に対応したテープメディア171を主としてバックアップのために使用することもできる。
サーバに提供されるプログラムは、ハードディスク174、光ディスク177、またはメモリカード等の記録媒体に格納されて提供される。このプログラムは、I/Oコントローラ170を介して、記録媒体から読み出され、または通信I/F140を介してダウンロードされることによって、サーバにインストールされ実行されてもよい。
上述のプログラムは、内部または外部の記憶媒体に格納されてもよい。ここで、記憶媒体としては、磁気記録媒体、光磁気記録媒体、光学記録媒体、電子媒体を含むが、これらに限定されない。前記磁気記録媒体には、磁気テープ、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク174、磁気ランダムアクセスメモリ(MRAM)等を含み、光磁気記録媒体には光磁気ディスク(MO及びMD)等を含み、光学記録媒体には追記型コンパクトディスク(CD)、追記型デジタル多目的ディスク(DVD)、追記型ブルーレイディスク、追記型ホログラフィック・ディスク等を含み、電子媒体には電気書き込み可能読み出し専用メモリ、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、シリコン・ストレージ・ディスク等を含む。また、専用通信回線やインターネット等の通信回線に接続されたサーバシステムに設けたハードディスク174または光ディスクライブラリ等の記憶装置を記録媒体として使用し、通信回線を介してプログラムをサーバに提供してもよい。
ここで、表示装置122は、サーバ管理者によるデータの入力を受け付ける画面を表示したり、演算処理結果の画面を表示したりするものであり、ブラウン管表示装置(CRT)、液晶表示装置(LCD)等のディスプレイ装置を含む。入力手段は、ユーザによる入力の受け付けを行うものであり、キーボード及びマウス180等により構成してもよい。通信I/F140は、サーバを専用ネットワークまたは公共ネットワークを介して端末と接続できるようにするためのネットワーク・アダプタである。通信I/F140は、モデム、ケーブル・モデム及びイーサネット(登録商標)・アダプタを含んでよい。
以上の例は、仮想空間放送装置10のハードウェア構成について主に説明したが、コンピュータに、プログラムをインストールして、そのコンピュータを仮想空間放送装置10として動作させることにより上記で説明した機能を実現することもできる。従って、本発明において一実施形態として説明した仮想空間放送装置10により実現される機能は、上述の方法を前記コンピュータにより実行することにより、あるいは、上述のプログラムを前記コンピュータに導入して実行することによっても実現可能である。
[データ構造]
図3は、本発明の一実施形態に係る、仮想空間放送装置に送信する利用者位置情報のデータ構造を示す図である。
ユーザが本発明の仮想空間放送装置10に位置情報を送信することは、ユーザを識別するためのID、GPS携帯電話機23等が取得したユーザの位置情報、前記位置情報を取得した時刻等の送信等を含む。
例えば、図3に示すように、ユーザ位置情報40は、ユーザID41、端末ID42、X座標43、Y座標44、Z座標45、時刻46を含むが、これらに限らず、日付け、国別識別番号等の情報が追加されてもよく、座標や時刻の表現は任意に設計しうる。
図3には、ユーザID41が「ABC01234」である同一のユーザが、端末ID42が「HAL9001」である同一の端末を用い、ユーザ位置情報を本発明の仮想空間放送装置10に送信した場合を例示する。図3は、各行が1回の送信を表しており、時刻46の列に含まれる情報は、例えば、「T120634」が12時06分34秒の時刻を表す。
図3の例においては、ユーザは12時06分34秒、12時55分45秒、14時33分12秒のそれぞれの時刻において位置情報を送信したことが示されている。X座標43、Y座標44、Z座標45の各行は、位置情報を送信したそれぞれの前記時刻において、現実空間のユーザが存在した3次元座標を表す。図3の例では、任意に定めた原点を基準とする直交座標系の各軸の値を用いたが、これに限らず、緯度、経度、極座標表示等を任意に用いることができる。
本発明の仮想空間放送装置に係るユーザ位置情報のデータ構造を用いることにより、本発明の仮想空間放送装置は、ユーザID及び端末IDによる識別とともに現実空間におけるユーザの位置情報を取得することができる。
[仮想空間DB]
図4は、本発明の一実施形態に係る、動画撮影のための仮想空間の構成を示す図である。
図1を用いて前述のごとく、本発明の仮想空間放送装置に含まれる仮想空間画像生成部17は、仮想空間検索部15が検索した仮想空間内のアバター及びオブジェクトを3次元仮想空間内にマッピングし、所定の視点から前記3次元仮想空間を所定の画角で眺めた画像を生成する。
図4において、仮想的な撮影手段34から見た仮想空間32は、ユーザのアバター33、仮想的な建築物のオブジェクト35、仮想的な移動手段のオブジェクト36、仮想的な自然物のオブジェクト37等を適宜含む。これらのアバター及びオブジェクトは仮想空間内におけるそれぞれの位置情報を有し、前記視点を移動することにより前記所定の画角で眺めた画像に含まれるオブジェクト等の配置を変化させることができる。例えば、図4の例において、仮想的な空中を飛行するユーザのアバター33は、時間の経過とともに仮想空間内における高さを示す位置情報を変化させうる。このアバター33が画角に収まるよう、仮想的な撮影手段34の前記所定の視点も高さを変化させうる。
本発明の仮想空間放送装置に係る、動画撮影のための仮想空間の構成を用いることにより、本発明の仮想空間放送装置は、ユーザのアバターを第三者視点から眺めた画像を生成することができる。
[記録手順例]
図5は、本発明の一実施形態に係る、仮想空間放送装置による動画生成の手順を示すフロー図である。
ユーザ認証(ステップS10)の段階において、本発明の仮想空間放送装置は、ユーザを認証し、ユーザIDにより前記ユーザを識別する。
位置情報受信(ステップS12)の段階において、本発明の仮想空間放送装置は、現実空間におけるユーザの位置情報を取得する。前記位置情報は、GPS携帯電話機がGPS衛星から受信した位置情報、時刻の情報等を適宜含むことができる。前記時刻の情報は、前記GPS衛星が送信する位置情報に付随してもよく、前記GPS携帯電話機等が単独で取得する時刻の情報でもよく、詳細は問わない。
ユーザ位置情報を記憶(ステップS14)する段階において、本発明の仮想空間放送装置は、前述のステップS12において取得した位置情報を含む所定のデータ構造を用い、ユーザの位置情報を記憶する。
ロケーション検索(ステップS16)の段階において、本発明の仮想空間放送装置は、現実空間のロケーションの記憶から、前記ユーザの位置情報に基づいて、地点、場所、建築物、建築物内の居室、地図を含む画像情報、地名等の位置情報に固有の文字情報、広告等の任意の文字情報等を適宜検索し、記憶する。前記ロケーションの記憶は、既成の地図データベース等を含んでもよい。
最後の位置情報であるかを判断するステップ(ステップS18)は条件分岐であり、この段階において、ユーザが現実空間における位置情報の送信を終了する指示を送信することにより、本発明の仮想空間放送装置が実行する諸段階はステップS20に進行する。ユーザが現実空間における位置情報を継続して送信する場合は、ステップS12に戻る。
仮想空間内にアバターをマッピング(ステップS20)する段階において、本発明の仮想空間放送装置は、現実空間における前記ユーザの位置情報に基づいて、仮想空間内における前記ユーザのアバターの仮想的な位置情報を取得し、前記アバターの近傍に存在する他のアバター、仮想空間内のオブジェクト等を、仮想空間内にマッピングする。これにより、所定の視点に設けられた仮想的な撮影手段を用い、3次元仮想空間に含まれるアバター及びオブジェクトの画像を構成することができる。
仮想空間内動画撮影(ステップS22)において、前記マッピングされたアバター及びオブジェクトを含む3次元仮想空間の動画が撮影される。前記動画は、一定の時間間隔で撮影された静止画の集まりでもよく、所定の方向に移動する背景画像の上に一定の時間間隔で撮影されたアバターの静止画を重ねたものでもよく、動画の構成は適宜設計しうる。
動画ファイル形式変換(ステップS24)において、前記動画は所定のファイル形式に変換される。前記所定のファイル形式は、mpeg形式、flv形式等を含み、適宜動画を圧縮することを含む。圧縮等を含むファイル変換を実施された動画ファイルは、所定のハードウェア資源に記憶される。
情報送信(ステップS26)において、前記動画ファイルを記憶した資源にアクセスするための情報が、前記ユーザに電子メール等により送信される。前記アクセスするための情報は、例えば動画ファイルが存在するネットワーク上の資源を特定するURLの文字列である。前記URLは、文字列として前記ユーザに通知されてもよく、HTML形式の電子メールに埋め込まれてもよく、ユーザが投稿しうるブログに含まれてもよい。
図5に含まれる諸段階は、ユーザの利用期間におけるGPS携帯電話機からの送信中断等を適宜検出し、エラー処理(図示せず)を行ってもよい。前記エラー処理は、ユーザの利用期間における前記中断を検出した段階を記憶し、ユーザが仮想空間放送装置の利用を再開した場合に前記記憶した段階からの再開をユーザに問い合わせる等の処理を含んでもよい。
発明の仮想空間放送装置が実施する動画撮影の手順により、ユーザが現実空間における自己の位置情報を任意の回数送信すると、自動的に、仮想空間内におけるアバターの動画が作成され、ユーザは本発明の仮想空間放送装置が送信する情報を用いてアバター動画を利用することができる。
[動画ブログ作成の例]
図6は、本発明の一実施形態に係る、仮想空間放送装置により生成された動画を含むブログの表示例を示す図である。
ブラウザ表示領域80は、ブログを閲覧及び/または編集するユーザが用いるインターネット・ブラウザの表示領域である。画面表示装置の1画面を超えて表示内容が下方に続く場合もあるため、図6にはブラウザ表示領域80の下方を省略した。
前記ブラウザ表示領域80に表示されるブログの内容は、ブログタイトル81、投稿表示領域82、文字表示領域83、動画表示領域84、動画制御機能領域85、追加入力領域86等を適宜含む。
ブログタイトル81は、固有のURLにより特定されるブログにアクセスした利用者に、前記ブログが定常的に有する情報を表示する領域の文字列等である。
投稿表示領域82は、前記ブログを編集及び/または新規な記事を投稿する利用者が投稿した記事を表示する領域である。
文字表示領域83は、本発明の仮想空間放送装置10に含まれるロケーション検索部14が生成したロケーション等を含む文字情報を表示する領域であり、図6においては、GPS携帯電話機を携行して散策等を行った利用者の位置情報及びそれぞれの位置情報を取得した時刻等からなる前記利用者の行動記録が表示される例を示す。これに限らず、文字領域83は、前記ロケーションに含まれる地点、場所、行路の近傍に存在した建築物等の名称等を適宜含むことができる。
動画表示領域84は、本発明の仮想空間放送装置10が生成する動画ファイルへのリンク情報に基づいて動画ファイルが表示される領域である。前記動画は、本発明の仮想空間放送装置10に含まれる動画データベースに保存されてブラウザ表示領域にストリーム等々して配信されてもよく、前記固有のURLにより特定される前記ブログの情報を記憶するブログサーバに転送され保存されてもよく、動画表示領域84において再生される前記動画ファイルの記憶場所はどこでもよい。
図6には、動画表示領域84に表示される前記動画に、仮想空間内におけるユーザのアバター33、他のユーザのアバター48、仮想空間内のオブジェクト等が含まれる例を示す。これらに限らず、ロケーション検索部が検索した現実空間の地点、場所、建築物等の名称、仮想空間検索部が検索した仮想空間内のオブジェクトの名称を、前記動画に適宜オーバーレイ表示してもよい。
動画制御機能領域85は、前記動画表示領域84に表示される動画の再生開始、停止、早送り、巻戻し等を行うための制御機能のための領域である。前記制御機能は、アバター動画に含まれる情報に基づいて、ブログにおける表示を追加または制限してもよい。例えば、現実空間における人間の歩行の速度の100倍の高速で仮想空間を移動している状況を表すアバター動画に対して、表示をより低速にするための機能を追加してもよい。また例えば、ユーザのアバターを仮想空間内の遠方の視点から広い画角で撮影したアバター動画に対して、画像の一部分を拡大表示する機能を追加してもよい。また例えば、電子音楽のテンポに合わせてアバターが同じ姿勢を繰り返すような踊りをする動画に対して、アバターの動きを閲覧者が止めてしまうことのないよう、動画再生の停止機能を制限してもよい。これらの、ブログにおける表示追加または制限は、適宜設計しうる。
追加入力領域86は、前記利用者及び他の利用者が前記投稿表示領域82に記載された記事に基づいて、返信等を書き込むための領域である。この領域は、既成のブログサービスとして提供されているものを使用しうる。
動画及び行動記録をブログに掲載したいと考える利用者は、自己の散策等の過程において、任意の地点でGPS携帯電話機23を用い、現実空間の位置情報を本発明の仮想空間放送装置10に送信する。前述の投稿表示領域82には「今日はこのへんを歩いた」等の文言を書き込んでもよく、何も文言を書き込まなくてもよい。
本発明の仮想空間放送装置10は、前記利用者の位置情報に基づいてロケーションのテキストを生成し、仮想空間データベースを用いて第三者視点から見たアバター動画を生成する。前記利用者は、本発明の仮想空間放送装置10を用いることにより、位置情報を送信するための携帯電話の操作と嗜好に応じて適宜短文を送信する簡便な手順で、投稿記事、行動記録、アバター動画等を含むブログ記事を、気軽に作成することができる。
[集合アバター動画作成の例]
図7は、本発明の一実施形態に係る、現実空間において相互に近傍に存在する複数の利用者が同時期に仮想空間放送装置に位置情報を送信する例を示す図である。
図7に示された現実空間90において、人物A91及び人物B92は互いに会話しうる程度の間隔で存在し、同時期にそれぞれのGPS携帯電話機23a、23bを用いて本発明の仮想空間放送装置10にそれぞれの位置情報を送信する。
本発明の仮想空間放送装置10は、これまで記載した手順により、前記人物A91及び前記人物B92の行動記録を含む文字情報を生成し、仮想空間DB30及び仮想空間サーバ31を用いて前記人物A91及び前記人物B92の第三者視点から見たアバター動画ファイルを生成する。
図8は、本発明の一実施形態に係る、仮想空間において複数のアバターを含む動画が作成される例を示す図である。
図8においては、本発明の仮想空間放送装置10により生成した、前述の人物A91及び人物B92が仮想空間内で操作するアバターを含む動画の画面構成を示す例である。図8に示した仮想空間94において、アバターA95は前記人物A91のアバターであり、アバターB96は前記人物B92のアバターである。仮想空間94に含まれるオブジェクト97は太陽を、オブジェクト98は海をそれぞれ表す自然物のオブジェクトであり、オブジェクト99は船を表す人工物のオブジェクトである。これらに限らず、仮想空間94はアバター以外のオブジェクトを適宜含むことができる。
前述の図7を用いた現実空間における前記人物A91及び前記人物B92が、ともに同時期にそれぞれの位置情報を本発明の仮想空間放送装置10に送信することにより、仮想空間94においても同時期にアバターA95及びアバターB96がそれぞれの近傍に存在する状況が作られ、これらのアバターを含む動画ファイルが生成される。例えば、仮想空間94において、時間の経過とともに自然物のオブジェクト98に含まれる波頭の形状が変化したり、自然物のオブジェクト97が軌道に沿って移動したり、人工物のオブジェクト99が進行方向に移動しながら波間を漂う等、仮想空間内のオブジェクトが時間の経過に依存する動きを示すと、これらの動きは本発明の仮想空間放送装置10が生成する動画に、アバターA95及びアバターB96とともに含まれる。
現実空間90において、前記人物A91及び前記人物B92は、それぞれの位置情報を送信すればよい。また、嗜好に応じて仮想空間94内のオブジェクトの動きを適宜スクリプト言語等により定義してもよい。仮想的な撮影手段34の視野、視角を変化させることにより、遠方からアバターの上半身に向かってズームアップする等の画面効果を含む動画を生成してもよい。
図8においては、アバターA95を猫に似た外見、アバターB96を犬に似た外見としたが、仮想空間94におけるアバターの外見は適宜設計しうる。例えば、仮想的な海辺において魔法使いの外見を有するアバター(図示せず)とフラミンゴの外見を有するアバター(図示せず)がともに仮想的な夕日(図示せず)を眺めながら散策するアバター動画等を、本発明の仮想空間放送装置10により生成しうる。
さらに、図7及び図8においては、現実空間90における2人の人物と、仮想空間94におけるそれぞれのアバターを例示したが、これに限らず、本発明の仮想空間放送装置10により生成される動画の1画面(視野)により多くのアバターを登場させるよう、複数の人数が集合して位置情報を同時期に送信してもよい。
例えば、現実空間において複数の人間が歩行よりも高速に移動しうる自転車等を用いて位置情報を送信することにより、仮想空間の仮想的な草原において、騎馬のオブジェクトにまたがり甲ちゅうのオブジェクトを装備した複数のアバターが集団で走り回るアバター動画等を、本発明の仮想空間放送装置により生成しうる。
位置情報の送信は、仮想空間内におけるアバターの軌跡が定義できればよく、始点と終点を送信することにより、本発明の仮想空間放送装置に仮想空間内におけるアバターの中間地点の移動を計算させてもよい。例えば、現実空間のひとつの高層ビルの上層階において位置情報を送信し、他の高層ビルの上層階に移動して位置情報を送信することにより、仮想空間においてこれらの高層ビルの中間の空中に相当する空間を浮遊して移動するアバター動画を作成しうる。アバターの前記浮遊は気球、飛行船等の現実空間において実用化された移動手段の外観を有するオブジェクトを伴ってもよく、プロペラ付き自転車等の現実空間では自力飛行不可能な機構の外観を有するオブジェクトを伴ってもよく、「天狗の団扇」等と称する空想上の物体を表すオブジェクト等を伴ってもよい。
これらのアバター動画の生成には、現実空間における衣装、装束、化粧、備品、移動手段等の実物を用意する必要がなく、想像上または空想上の装備や移動手段を仮想空間内に作成して使用しうる。
本発明の仮想空間放送装置を用いるアバター動画画像の作成においては、利用者は現実空間において複数の場所の位置情報をGPS携帯電話等を用いて送信すればよく、あたかも散策しながらカメラのシャッターボタンを押すような気軽な感覚で、動画生成のための情報を作成しうる。
本発明の仮想空間放送装置を用いるアバター動画画像は、第三者視点から見たアバターの動作を記録しうる。ビデオカメラで風景等を撮影した場合に撮影者自身が映像に含まれない状況とは異なって、本発明の仮想空間放送装置においては利用者のアバターが画面に登場することができ、映画に類似した作品性を有する動画を作成することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限るものではない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施例に記載されたものに限定されるものではない。
本発明の一実施形態に係る、仮想空間放送装置の構成を示す図である。 本発明の好適な実施形態の一例に係る、動画ブログ作成支援装置のハードウェア構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る、仮想空間放送装置に送信するユーザ位置情報のデータ構造を示す図である。 本発明の一実施形態に係る、動画撮影のための仮想空間の構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る、仮想空間放送装置による動画生成の手順を示すフロー図である。 本発明の一実施形態に係る、仮想空間放送装置により生成された動画を含むブログの表示例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る、現実空間において相互に近傍に存在する複数の利用者が同時期に仮想空間放送装置に位置情報を送信する例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る、仮想空間において複数のアバターを含む動画が作成される例を示す図である。
符号の説明
10 仮想空間放送装置
12 利用者情報取得部
13 利用者位置情報取得部
14 ロケーション検索部
15 仮想空間検索部
16 アバター移動部
17 仮想空間画像生成部
18 動画ファイル作成部
19 資源場所送信部
22 GPS衛星
23 GPS携帯電話機
24 ロケーションデータベース
27 動画ファイル
28 動画データベース
29 ユーザ端末
30 仮想空間データベース
31 仮想空間サーバ
32 仮想空間
33 ユーザのアバター
34 仮想的な撮影手段
35 仮想的な建築物のオブジェクト
36 仮想的な移動手段のオブジェクト
37 仮想的な自然物のオブジェクト
40 ユーザ位置情報
41 ユーザID
42 端末ID
43 X座標
44 Y座標
45 Z座標
46 時刻
48 他のユーザのアバター
80 ブラウザ表示領域
81 ブログタイトル
82 投稿表示領域
83 文字表示領域
84 動画表示領域
85 動画制御機能領域
86 追加入力領域
90 現実空間
91 人物A
92 人物B
94 仮想空間
95 アバターA
96 アバターB
97、98、99 オブジェクト(太陽、海、船)
107 バスライン
108 制御部
109 記億部
110 CPU1
120 CPU2
122 表示装置
140 通信I/F
150 メインメモリ
160 BIOS
170 I/Oコントローラ
171 テープメディア
172 テープドライブ
174 ハードディスク
176 光ディスクドライブ
177 光ディスク
178 半導体メモリ
180 キーボード/マウス
190 USBポート

Claims (8)

  1. 仮想空間を用いて動画を作成し、コンピュータ・ネットワークを介して前記動画を配信する仮想空間放送装置であって、
    利用者端末からのアクセス要求を受信し利用者を認証する利用者情報取得手段と、
    前記利用者の現実空間における位置情報を受信する利用者位置情報取得手段と、
    前記利用者位置情報を仮想空間内位置情報に変換する仮想空間検索手段と、
    前記利用者に仮想空間内で関係付けられたアバターを前記仮想空間内位置情報に基づいて仮想空間内で移動するアバター移動手段と、
    前記仮想空間内において前記アバターを含む仮想的な対象物を撮影し動画を含む画像を生成する仮想空間画像生成手段と、
    前記画像を記憶するネットワーク資源の所在場所を前記利用者に送信する資源場所送信手段とを有する仮想空間放送装置。
  2. 前記利用者位置情報取得手段が、GPS(全地球測位システム)により確定する利用者位置情報の取得手段を含む、請求項1の仮想空間放送装置。
  3. 前記利用者位置情報に基づき、前記利用者が現実空間において移動の目的地としうるロケーションを検索するロケーション検索手段を含む、請求項1の仮想空間放送装置。
  4. 前記仮想空間画像生成手段が、前記ロケーションを参照する画像を生成する、請求項の仮想空間放送装置。
  5. 前記資源場所送信手段が、前記ロケーション検索手段により検索されるロケーションを参照するテキストを前記利用者に送信する、請求項の仮想空間放送装置。
  6. 前記仮想空間内で撮影された前記動画を所定の手順で形式変換する動画ファイル作成手段を含む、請求項1の仮想空間放送装置。
  7. 仮想空間を用いて動画を作成し、コンピュータ・ネットワークを介して前記動画を配信する仮想空間放送システムであって、
    利用者端末からのアクセス要求を受信し前記利用者を認証する利用者情報取得装置と、
    前記利用者の位置情報を受信する利用者位置情報取得装置と、
    前記利用者位置情報を仮想空間内位置情報に変換する仮想空間検索装置と、
    前記利用者に仮想空間内で関係付けられたアバターを前記仮想空間内位置情報に基づいて仮想空間内で移動するアバター移動装置と、
    前記仮想空間内において前記アバターを含む仮想的な対象物の動画を撮影し動画を含む画像を生成する仮想空間画像生成装置と、
    前記動画を記憶するネットワーク資源の所在場所を前記利用者に送信する資源場所送信装置とを有する仮想空間放送システム。
  8. 仮想空間を用いて動画を作成し、コンピュータ・ネットワークを介して前記動画を配信する仮想空間放送装置であって、コンピュータに、
    利用者端末からのアクセス要求を受信し前記利用者を認証する利用者情報取得ステップと、
    前記利用者の位置情報を受信する利用者位置情報取得ステップと、
    前記利用者位置情報を仮想空間内位置情報に変換する仮想空間検索ステップと、
    前記利用者に仮想空間内で関係付けられたアバターを前記仮想空間内位置情報に基づいて仮想空間内で移動するアバター移動ステップと、
    前記仮想空間内において前記アバターを含む仮想的な対象物の動画を撮影し動画を含む画像を生成する仮想空間画像生成ステップと、
    前記動画を記憶するネットワーク資源の所在場所を前記利用者に送信する資源場所送信ステップとを
    実行させる仮想空間放送プログラム。
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