JP2005315696A - 回転体の回転角度検出装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】1つのホールアレイに2組の磁気検出素子群を設けることによって信頼性が高く、しかも安価で小型の装置を実現することのできる回転体の回転角度検出装置を提供する。
【解決手段】本発明の回転体の回転角度検出装置1は、マグネット5に対してホール素子H1〜H8をマグネット5が回転する回転軸の周囲に90°間隔で配置し、これらのホール素子H1〜H8のうちホール素子H1〜H4は第1の磁気検出素子群に属し、ホール素子H5〜H8は第2の磁気検出素子群に属しており、これら2組の磁気検出素子群は、180°間隔にある2つのホール素子から差分データを生成し、この差分データから回転体の回転角度αを検出するとともに、異常発生の有無を判定することを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】本発明の回転体の回転角度検出装置1は、マグネット5に対してホール素子H1〜H8をマグネット5が回転する回転軸の周囲に90°間隔で配置し、これらのホール素子H1〜H8のうちホール素子H1〜H4は第1の磁気検出素子群に属し、ホール素子H5〜H8は第2の磁気検出素子群に属しており、これら2組の磁気検出素子群は、180°間隔にある2つのホール素子から差分データを生成し、この差分データから回転体の回転角度αを検出するとともに、異常発生の有無を判定することを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、例えば自動車のステアリング等の回転体の回転角度を検出する回転角度検出装置に関する。
従来から、例えば車両におけるステアリングハンドルに連動してヘッドランプの照射方向を左右に制御するために、ステアリングシャフトなどの回転体の回転角を測定する回転角測定装置があった。
このような回転体の回転角測定装置の従来例として、例えば特開2002−213944号公報(特許文献1)が開示されている。
ここで、上述した従来の回転角測定装置の構成を図9に示す。図9に示すように従来の回転角測定装置100は、ステアリングシャフト101に固定されて一体に回転する駆動歯車102と、この駆動歯車102に噛み合っている2つの従動歯車103a、103bと、これらの従動歯車103a、103bのそれぞれの裏面に固定されたマグネット104a、104bと、これらのマグネット104a、104bによって発生される磁界の変化に基づいて従動歯車103a、103bの回転を検出するMRセンサ105a、105bと、これらのMRセンサ105a、105bからの信号に基づいてステアリングシャフト101の回転角を算出する電子制御ユニット106とから構成されている。
上述した回転角測定装置100において、電子制御ユニット106は2つのMRセンサ105a、105bからの信号の差分を算出し、この差分が構成部品から求められる許容誤差の範囲内に収まらなかった場合に異常であると判定する。
そして、従来の回転角測定装置100では、2つのMRセンサ105a、105bを設けることによって、万が一どちらかのMRセンサに異常が発生した場合でも正確に異常を検出して、高い信頼性を得ることができるようにしている。
特開2002−213944号公報
しかしながら、上述した特許文献1に開示された従来例では、正確に故障を検出して高い信頼性を得るために複数のMRセンサを設置しているので、装置が非常に高価になってしまうという問題点があった。
さらに、MRセンサや歯車などを全て複数設置しなければならないので、小型にすることができないという問題点もあった。
この発明は、このような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、高い信頼性を確保できるとともに、装置を非常に安価で小型にすることができる回転体の回転角度検出装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、回転体の回転角度を検出する回転角度検出装置であって、磁界を発生させる磁界発生手段と、前記磁界発生手段によって発生された磁界の磁界強度を検出する磁気検出手段とを備え、前記磁気検出手段または前記磁界発生手段のうちのいずれか一方が前記回転体の回転に伴って回転し、前記磁気検出手段は、前記磁界強度を検出するための複数の磁気検出素子を含む磁気検出素子群によって構成され、前記磁気検出素子群は複数組設けられ、更に、前記複数組のうちの少なくとも2組の磁気検出素子群を用いて前記回転体の回転角度を検出する演算処理装置を有し、前記演算処理装置は、前記回転体の回転角度の検出結果に基づいて異常が発生しているか否かを判定することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1の発明において、前記磁気検出素子群と前記演算処理装置は、同一のICに配置されることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1の発明において、前記磁気検出素子群と前記演算処理装置は、異なるICに配置されることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3に記載の回転体の回転角度検出装置において、前記少なくとも2組の磁気検出素子群のそれぞれによって検出された回転角度から平均値を求め、この平均値を前記回転体の回転角度として出力することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の回転体の回転角度検出装置において、前記磁界発生手段が前記回転体の回転に伴って回転することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の回転体の回転角度検出装置において、前記磁気検出素子群は2組であり、それぞれの磁気検出素子群が4個の磁気検出素子を備え、前記4個の磁気検出素子は前記磁界発生手段が回転する回転軸の周囲に90°間隔で配置されており、前記2組の磁気検出素子群のそれぞれは、180°間隔にある2つの磁気検出素子から差分データを生成し、この差分データに基づいて前記回転体の回転角度を検出することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6のいずれかに記載の回転体の回転角度検出装置において、前記回転体はステアリングシャフトであることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、少なくとも2組の磁気検出素子群を設けてそれぞれの磁気検出素子群が回転角度の検出を行うので、検出精度を高くすることができる。さらに、1つの磁気検出手段に少なくとも2組の磁気検出素子群を設けて回転角度の検出及び異常発生の有無の判定を行うので、測定対象となる回転体に高い信頼性が求められる場合でも複数の角度検出センサを必要とせずに、1つの磁気検出手段で信頼性を高くすることができ、これによって非常に安価かつ小型のセンサを実現することができる。
請求項2の発明によれば、演算処理手段と磁気検出素子とが同一のIC内に設けられるので、構成を簡素化することができ、冗長化を図ることができる。
請求項3の発明によれば、演算処理手段と磁気検出素子とが異なるIC内に設けられるので、汎用性を向上させることができる。
請求項4の発明によれば、少なくとも2組の磁気検出素子群のそれぞれによって検出された回転角度の平均値を回転体の回転角度として出力するので、より精度の高い検出結果を得ることができる。
請求項5の発明によれば、磁界発生手段が回転体の回転に伴って回転するようにしたので、磁気検出手段を固定することができ、これによって磁気検出手段と外部との接続を容易にすることができる。
請求項6の発明によれば、磁気検出素子群が2組あり、それぞれの磁気検出素子群に4個の磁気検出素子を備えるようにしたので、必要となる最低限の磁気検出素子群による構成となり、最も安価で小型の回転角度検出装置を提供することができる。さらに、差分データを生成するようにしたので、磁界発生手段のセンターと磁気検出手段のセンターとの間のずれをキャンセルすることができる。
請求項7の発明によれば、回転体をステアリングシャフトとしたので、本発明の回転角度検出装置を車両等に適用することが可能であることを示している。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明に係る回転体の回転角度検出装置の平面図、図2は、マグネット5とホールアレイIC6との位置関係を示す説明図であり、(a)は斜視図、(b)は平面視した図である。ここでは回転体の一例としてステアリングを例示して説明する。
図1に示すように、回転角度検出装置1には、回転体であるステアリング(図示せず)と一体に回転するステアリングシャフト2と、このステアリングシャフト2に固定されて一体に回転する第1歯車3と、この第1歯車3に噛み合う第2歯車4とが備えられており、第1の歯車3の歯数が第2の歯車4の歯数の4倍と成っている。よって、ステアリングシャフト2が1回転すると、第2の歯車4は4回転することになる。
そして、第2歯車4の下面には、磁界発生手段であるマグネット5が固定され、第2歯車と共に回転する。マグネット5の近接下方には、図2に示すように、磁気検出手段であるホールアレイIC6が配置され、このホールアレイIC6には磁気検出素子であるホール素子H1〜H8が8箇所に固定されている。
そして、各ホール素子H1〜H8の検出出力は、ホールアレイIC6に内蔵された演算処理装置(演算処理手段)7(後述する図5参照)において角度演算し、更にステアリング角に演算処理される。なお、本実施形態では、演算処理装置7がホールアレイIC6に内蔵される場合を例に挙げているが、演算処理装置7がホールアレイIC6の外部に設けられる構成とすることも可能である。
更に、本実施形態ではマグネット5が回転体の回転に伴って回転する構成としたが、反対にホールアレイIC6あるいはホール素子H1〜H8が回転するようにしてもよい。しかし、ホールアレイIC6やホール素子5は検出結果を外部へ出力するために外部との間で接続する必要があるので、マグネット5を回転させるように構成したほうが、簡単な構成とすることができる。
次に、図2に基づいてマグネット5に対するホール素子H1〜H8の配置を説明する。
図2(a)に示すように、マグネット5は円柱状に形成され、N極とS極の2極に平行着磁されている。つまり、N極とS極のそれぞれが180度の回転角度範囲に亘って形成され、180度対向する位置に着磁の境界が設けられている。ホール素子H1〜H8は、マグネット5が作る磁場内に等間隔(45度間隔)に配置されており、マグネット5から発生される磁界強度に応じた電圧を出力する。
また、ホール素子H1〜H4の4つのホール素子によって第1の磁気検出素子群を構成し、ホール素子H5〜H8の4つのホール素子によって第2の磁気検出素子群を構成している。
ここで、第1の磁気検出素子群の各ホール素子H1〜H4の検出出力を図3に示す。同図に示すように、各ホール素子H1〜H4による検出出力は、回転角度αによって変化し、それぞれ90度の位相差を有するサイン波形となる。同様に第2の磁気検出素子群の各ホール素子H5〜H8の検出出力を図4に示す。同図に示すように、各ホール素子H5〜H8による検出出力は、それぞれ90度の位相差を有するサイン波形となっている。
図3及び図4では、サイン波形の検出出力を−1〜+1の大きさに規格化してあり、図3、図4における出力0のポイントはマグネット5のS極とN極の境界位置にホール素子が来たときの検出出力となっている。
そして、各ホール素子H1〜H8は演算処理装置7に接続されており、演算処理装置7はホール素子H1〜H8の検出出力によりマグネット5の回転角度を算出するとともに、異常が発生しているか否かの判定を行う。
ここで、演算処理装置7の構成を図5に基づいて説明する。演算処理装置7は、ホールアレイIC6内部に設けられており、図示のように、第1の磁気検出素子群からの検出出力を処理する第1のADC(A/D変換器)51と、第2の磁気検出素子群からの検出出力を処理する第2のADC52と、回転角度の検出処理や異常発生の有無を判定するための処理を行う演算処理部53と、演算処理で使われるデータを記憶しておくデータ記憶部54と、外部との間で情報のやり取りを行うインターフェース部55とから構成されている。
上述のような構成の演算処理装置7において、第1の磁気検出素子群からの検出出力は第1のADC51に入力され、180度の位相差があるホール素子H1とホール素子H2との間の差分データH1−H2が生成され、同様に180度の位相差があるホール素子H3とホール素子H4との間の差分データH3−H4が生成される。
この差分データH1−H2、H3−H4を図6に示す。同図に示すように、差分データH1−H2は回転角度をαとするとcosαの波形となり、差分データH3−H4はsinαの波形となる。
このように、180度の位相差があるホール素子の間で差分データを生成することによって、回転するマグネット5のセンターとホール素子H1〜H8の配置されたホールアレイのセンターとの間のずれをキャンセルすることができる。
同様に、第2の磁気検出素子群からの検出出力は第2のADC52に入力され、180度の位相差があるホール素子H6とホール素子H5との間の差分データH6−H5が生成されるとともに、ホール素子H8とホール素子H7との間の差分データH8−H7が生成される。この差分データH6−H5、H8−H7を図7に示す。同図に示すように、差分データH8−H7は回転角度をαとするとcosαの波形となり、差分データH6−H5はsinαの波形となる。
こうして生成された差分データは、演算処理部53に入力され、差分データH1−H2と差分データH4−H3とから、次の(1)式が計算される。
θ1=tan−1{(H4−H3)/(H1−H2)}
=tan−1{sinα/cosα} ・・・(1)
その結果、回転体の回転角度θ1が算出される。同様にして差分データH6−H5と差分データH8−H7とから、次の(2)式が計算される。
=tan−1{sinα/cosα} ・・・(1)
その結果、回転体の回転角度θ1が算出される。同様にして差分データH6−H5と差分データH8−H7とから、次の(2)式が計算される。
θ2=tan−1{(H6−H5)/(H8−H7)}
=tan−1{sinα/cosα} ・・・(2)
その結果、回転体の回転角度θ2が算出される。
=tan−1{sinα/cosα} ・・・(2)
その結果、回転体の回転角度θ2が算出される。
こうして算出された回転角度θ1と回転角度θ2とを図8に示す。同図に示すように回転角度θ1と回転角度θ2との間には45度の位相差があるので、回転角度θ2に45度を加算して回転角度θ2’を求めると、回転角度θ1とθ2’とは理論上等しくなる。また、回転角度θ2’が360度を超えた場合にはその値から360度引く演算処理を行うようにする。
こうして算出された回転角度θ1とθ2’とはそれぞれインターフェース部55を介して外部にDATAとして出力される。
また、回転角度θ1とθ2’との平均値を算出して外部に出力するようにしてもよい。これによって、算出される回転角度の精度をより向上させることができる。
そして、これらの回転角度θ1とθ2’とを比較し、この差がマグネット5の組み付け精度によって生じる誤差や電子回路部の誤差を考慮して設定されている角度許容値を超えた場合には、ホール素子H1〜H8のいずれかが故障したと判定する。例えば、角度許容値を5度とした場合には、以下の(3)式で異常が発生しているかどうかを判定する。
5度<θ1とθ2’の差の絶対値<355度 ・・・(3)
(3)式が成立したときに異常が発生したと判定し、インターフェース部55を介して外部に故障信号を出力する。ここで、355度以下としたのは、0度から360度に切り替わる点では誤差が5度以上ある場合にはθ1とθ2’の差は355度以下の差が生じることになるからである。
(3)式が成立したときに異常が発生したと判定し、インターフェース部55を介して外部に故障信号を出力する。ここで、355度以下としたのは、0度から360度に切り替わる点では誤差が5度以上ある場合にはθ1とθ2’の差は355度以下の差が生じることになるからである。
また、角度許容値は予めデータ記憶部54に設定しておいてもよいが、必要とされる精度に応じて外部からインターフェース部55を介して入力するようにしてもよい。
さらに、図8では0〜360度の範囲で回転角度を表示しているが、θ1とθ2’の差を求めるためだけであれば、−180度〜+180度の範囲で表示するなど、図8で示した範囲で回転角度を表示しなくてもよい。
上述したように、本実施形態に係る回転角度検出装置1では、1つのホールアレイIC6に少なくとも2組の磁気検出素子群を設けて回転角度の検出を行うので、検出精度を高くすることができる。さらに、測定対象となる回転体に高い信頼性が求められる場合でも複数の角度検出センサを必要とせずに、1つのホールアレイIC6に2組の磁気検出素子群を設けることによって信頼性を高くすることができ、これによって非常に安価かつ小型で信頼性の高いセンサを実現することができる。
以上、本発明の回転角度検出装置について、図示した実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は同様の機能を有する任意の構成のものに置き換えることができる。
例えば、上述した実施形態では、ステアリングシャフトを例にして説明したが、その他の回転体に適用することも可能である。
また、上述した実施形態では、2組の磁気検出素子群を設けているが、3組以上の磁気検出素子群を設けて回転角度の検出を行うようにしてもよい。
ステアリングなどの回転体の回転角度を検出する回転角度検出装置に関し、高い信頼性を実現させるとともに、装置を安価で小型にするための技術として極めて有用である。
1 回転角度検出装置
2 ステアリングシャフト
3 第1歯車
4 第2歯車
5 マグネット(磁界発生手段)
6 ホールアレイIC(磁気検出手段)
7 演算処理装置(演算処理手段)
H1〜H8 ホール素子(磁気検出素子)
51 第1のADC
52 第2のADC
53 演算処理部
54 データ記憶部
55 インターフェース部
100 回転角測定装置
101 ステアリングシャフト
102 駆動歯車
103a、103b 従動歯車
104a、104b マグネット
105a、105b MRセンサ
106 電子制御ユニット
2 ステアリングシャフト
3 第1歯車
4 第2歯車
5 マグネット(磁界発生手段)
6 ホールアレイIC(磁気検出手段)
7 演算処理装置(演算処理手段)
H1〜H8 ホール素子(磁気検出素子)
51 第1のADC
52 第2のADC
53 演算処理部
54 データ記憶部
55 インターフェース部
100 回転角測定装置
101 ステアリングシャフト
102 駆動歯車
103a、103b 従動歯車
104a、104b マグネット
105a、105b MRセンサ
106 電子制御ユニット
Claims (7)
- 回転体の回転角度を検出する回転角度検出装置であって、
磁界を発生させる磁界発生手段と、
前記磁界発生手段によって発生された磁界の磁界強度を検出する磁気検出手段とを備え、
前記磁気検出手段または前記磁界発生手段のうちのいずれか一方が前記回転体の回転に伴って回転し、
前記磁気検出手段は、前記磁界強度を検出するための複数の磁気検出素子を含む磁気検出素子群によって構成され、前記磁気検出素子群は複数組設けられ、
更に、前記複数組のうちの少なくとも2組の磁気検出素子群を用いて前記回転体の回転角度を検出する演算処理装置を有し、
前記演算処理装置は、前記回転体の回転角度の検出結果に基づいて異常が発生しているか否かを判定することを特徴とする回転体の回転角度検出装置。 - 前記磁気検出素子群と前記演算処理装置は、同一のICに配置されることを特徴とする請求項1に記載の回転体の回転角度検出装置。
- 前記磁気検出素子群と前記演算処理装置は、異なるICに配置されることを特徴とする請求項1に記載の回転体の回転角度検出装置。
- 前記演算処理装置は、前記少なくとも2組の磁気検出素子群のそれぞれによって検出された回転角度から平均値を求め、この平均値を前記回転体の回転角度として出力することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の回転体の回転角度検出装置。
- 前記磁界発生手段が前記回転体の回転に伴って回転することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の回転体の回転角度検出装置。
- 前記磁気検出素子群は2組であり、それぞれの磁気検出素子群が4個の磁気検出素子を備え、前記4個の磁気検出素子は前記磁界発生手段が回転する回転軸の周囲に90°間隔で配置されており、
前記2組の磁気検出素子群のそれぞれは、180°間隔にある2つの磁気検出素子から差分データを生成し、この差分データに基づいて前記回転体の回転角度を検出することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の回転体の回転角度検出装置。 - 前記回転体はステアリングシャフトであることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の回転体の回転角度検出装置。
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Effective date: 20060904 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
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A762 | Written abandonment of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 Effective date: 20090302 |