JP2005312675A - 超音波処置具 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、術中に発生するミストの吸引機能を満足し、術中の観察視野の確保が出来、または、操作性の妨げにならないような超音波処置具を提供することを最も主要な特徴とする。
【解決手段】外側シース11の基端側のゴム部材58を内側シース10に係脱可能に係合させて内側シース10との隙間を封止させる。これにより、内側シース10と、外側シース11との間に環状の管腔の第1吸引路59を形成するとともに、外側シース11の基端側に吸引部60の吸引口金61を設け、プローブ9の先端の処置部49で発生するミストを内側シース10と外側シース11との間の環状の管腔の先端側から第1吸引路59を経て吸引部60側まで吸引するようにしたものである。
【選択図】 図5

Description

本発明は、ハンドピースに内蔵された超音波振動子からの超音波振動を伝達する超音波伝達用プローブを備え、生体組織を超音波処置する超音波処置具に関する。
例えば、特許文献1には、超音波処置具の一例が示されている。この超音波処置具には、超音波振動子を有するハンドピースが設けられている。超音波振動子には細長い超音波伝達用プローブの基端部が連結されている。超音波伝達用プローブの先端部には生体組織を超音波処置する処置部が設けられている。そして、超音波振動子から発生する超音波振動が超音波伝達用プローブを介して処置部側に伝達され、生体組織を超音波処置するようになっている。
また、超音波処置具には、超音波伝達用プローブを覆うシースが設けられている。シースの先端部は処置部付近でプローブとの間に環形の空間を形成している。さらに、その側壁には開口部がある。この開口部を介して吸引チューブがシースと繋がっている。そして、超音波処置時には、術中に発生するミストを吸引チューブから吸引できるようになっている。
欧州特許第0 645 987 B1号明細書
上記従来構成の超音波処置具では、吸引チューブがシースの先端側で処置部の付近に固定されている。そのため、吸引チューブが邪魔になり、術中の観察視野が狭くなるおそれがある。さらに、吸引チューブが他の処置具と干渉しやすくなるため操作性の妨げになる。
本発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的は、術中に発生するミストの吸引機能を満足し、術中の観察視野の確保ができるうえ、吸引チューブが操作性の妨げにならず、操作性が良い超音波処置具を提供することにある。
請求項1の発明は、超音波振動子を有するハンドピースと、基端部が前記超音波振動子に連結される細長い軸状のプローブと、前記プローブを覆う管状の内側シースと、この内側シースを覆う外側シースと、この外側シースの基端側に配設され、前記内側シースと係脱可能に係合されて前記内側シースとの隙間を封止する弾性部材と、前記外側シースの基端側に設けられ、前記外側シースと前記内側シースとの隙間に連通される吸引部とを具備し、前記内側シースと前記外側シースとの間の環状の管腔により前記環状の管腔の先端側から前記吸引部側まで吸引路を形成したことを特徴とする超音波処置具である。
そして、本請求項1の発明では、超音波処置時には、吸引部から吸引路に吸引力を作用させる。これにより、二重管の内側シースと外側シースとの間の環状の管腔の吸引路の先端側から吸引されたミストを吸引部側まで吸引させるようにしたものである。
請求項2の発明は、前記外側シースは、先端部に前記内側シースと係脱可能に係合されて前記内側シースとの隙間を封止する先端側弾性部材を有し、前記内側シースは、前記先端側弾性部材との当接部よりも後方に前記外側シースと前記内側シースとの間の吸引路に連通する連通孔を有し、前記プローブの先端部と前記内側シースとの間に前記連通孔を介して前記吸引路に連通する先端側吸引路を形成したことを特徴とする請求項1に記載の超音波処置具である。
そして、本請求項2の発明では、超音波処置時には、吸引部から吸引路に吸引力を作用させる。これにより、プローブの先端部と内側シースとの間の先端側吸引路から吸引されたミストを先端側吸引路から連通孔を通して吸引路に送り、さらに二重管の内側シースと外側シースとの間の環状の管腔の吸引路を通して吸引部側まで吸引させるようにしたものである。これにより、プローブの先端部側の処置先端部が細径化されている。
請求項3の発明は、前記プローブは、前記超音波振動子から伝達される超音波振動の節の位置に弾性支持部材を有し、前記内側シースは、前記弾性支持部材の外径より小さい内径に設定されていることを特徴とする請求項1または2に記載の超音波処置具である。
そして、本請求項3の発明では、プローブの弾性支持部材を内側シースの内周面に圧接させることにより、プローブの弾性支持部材と内側シースとの接触部を気密状態で弾性支持させるようにしたものである。
請求項4の発明は、前記吸引部は、前記外側シースの基端側に突設され、吸引源側の吸引チューブが着脱可能に連結される吸引口金を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の超音波処置具である。
そして、本請求項4の発明では、外側シースの基端側に突設された吸引部の吸引口金に吸引源側の吸引チューブが着脱可能に連結されるようにしたものである。
請求項5の発明は、前記外側シースは、前記内側シースと着脱可能に連結されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の超音波処置具である。
そして、本請求項5の発明では、外側シースを内側シースに着脱可能に連結させるようにしたものである。
請求項6の発明は、前記内側シースは、前記連通孔が前記プローブの前記弾性支持部材と前記外側シースの前記先端側弾性部材との間に配置されていることを特徴とする請求項3乃至5のいずれかに記載の超音波処置具である。
そして、本請求項6の発明では、プローブの先端部と内側シースとの間の先端側吸引路から吸引されたミストを、プローブの弾性支持部材と外側シースの先端側弾性部材との間に配置された連通孔を通して吸引路に吸引するようにしたものである。
本発明によれば、術中に発生するミストの吸引機能を満足し、術中の観察視野の確保ができるうえ、吸引チューブが操作性の妨げにならず、操作性が良い超音波処置具を提供することができる。
以下、本発明の第1の実施の形態を図1乃至図5(A),(B)を参照して説明する。図1は本実施の形態の超音波処置具1全体の外観を示す。図1に示すように、超音波処置具1は、細長い棒状部2と、この棒状部2の基端部に連結された処置具本体部3とを有する。
また、本実施の形態の超音波処置具1は、図2に示すように後述する4つの構成要素、すなわちハンドピース4と、プローブユニット5と、内側シースユニット6と、外側シースユニット7とがそれぞれ着脱可能に組み付けられて形成されている。
ハンドピース4は、図3に示すように超音波振動を発生するボルト締めランジュバン型振動子(BLT)8を内部に有する。プローブユニット5は、基端部が超音波振動子8に連結される細長い軸状のプローブ9を有する。このプローブ9は超音波振動を伝達する。内側シースユニット6は、プローブ9を覆う管状の内側シース10を有する。外側シースユニット7は、内側シース10を覆う外側シース11を有する。
図3(A)はハンドピース4の内部構造を示す。ハンドピース4は円筒状のカバー12を有する。このカバー12は、前ケース12aと、後ケース12bと、内ケース12cとからなる。前ケース12aの先端部分と内ケース12cとの間には空気層13が設けられている。
内ケース12cの先端部の内面には振動子支持部14が内向きに突設されている。さらに、内ケース12cの先端内周面には雌ねじ部15が形成されている。この雌ねじ部15には、支持ナット16が螺挿され、さらにその外側に筒状の連結部材17が螺挿されている。
また、超音波振動子8は、後方に向けて延設される電極板18を有する。この電極板18は内ケース12cに対して支持ゴム19で支持されている。さらに、支持ゴム19の直後には充填剤20が充填されている。電極板18には電流を供給する為のケーブル21から伸びて出ている電線22が半田付けされている。ここで、半田付けがされている部分は電気絶縁性の熱収縮チューブ23にて覆われている。
後ケース12bの後端部にはケーブル21を挿通する基端開口24が設けられている。さらに、ケーブル21と後ケース12bの基端開口24との間には、筒状の折れ止め部材25と折れ止めゴム26とがケーブル21に一体成形されている。
また、内ケース12cの後部外周面には、逆ねじになっている後端ねじ27が形成されている。後ケース12bの先端部内周面にはこの後端ねじ27と螺合する逆ねじの雌ねじ部28が形成されている。そして、後ケース12bの雌ねじ部28に内ケース12cの後端ねじ27が捩じ込まれて連結固定されている。後ケース12bと内ケース12cとの接合面間にはOリング29が配置されている。
折れ止め部材25の外周面には、後ケース12bの内周面との接合面に環状の溝部30が設けられている。この溝部30にはOリング31が配置されている。このOリング31によって折れ止め部材25の外周面と、後ケース12bの内周面との接合面間がシールされている。
ケーブル21の端部には、折れ止め部材25の筒状開口25aの内径よりも大径のリング状の抜け止め部材32が固定されている。内ケース12cの周壁部には、抜け止め部材32と対応する部分に径方向に穿設されたねじ穴33が形成されている。このねじ穴33には回転止め用の固定ねじ34が螺挿されている。そして、この固定ねじ34によって抜け止め部材32が両側から内ケース12cに固定されている。
図3(B)に示すように、折れ止め部材25には前方に向けて凸部35が突設されている。この凸部35は、内ケース12cの後端部に設けてある凹部36に嵌まり込む状態で係合されている。
また、超音波振動子8の先端部には超音波振動を増幅する円錐形状のホーン37が連結されている。このホーン37の基端部にはフランジ部38が設けられている。そして、超音波振動子8の先端部は、内ケース12cの振動子支持部14と支持ナット16との間でフランジ部38を挟み込むことにより支持されている。フランジ部38と支持ナット16との間には中間ゴムリング39が設けられている。なお、ホーン37の先端には、プローブ連結用の雌ねじ部37aが形成されている。
また、支持ナット16の先端部内周面には内部側に突出するリング状の突出部40が形成されている。この突出部40の内周面には同軸ゴムリング42が一体成形されている。この同軸ゴムリング42はホーン37の外周面に圧接されて嵌合されている。さらに、支持ナット16の外周面にはOリング装着溝43が形成されている。このOリング装着溝43にはOリング44が装着されている。このOリング44によって支持ナット16の外周面と内ケース12cの内周面との間がシールされている。
また、内ケース12cの先端内周面の雌ねじ部15に螺挿された連結部材17の内周面には、筒状の受け部材45の基端部が捩じ込まれている。この受け部材45の外周面には連結部材17との間にリング状の溝部46が形成されている。この溝部46には、断面がC字型の係合リング47が装着されている。
図2に示すように、プローブユニット5は、プローブ9の基端部に雄ねじ部48が形成されている。そして、プローブ9の雄ねじ部48がホーン37の雌ねじ部37aに捩じ込んで固定される。これにより、プローブユニット5がハンドピース4に着脱可能に連結される。
プローブ9の先端には、処置部49が配設されている。さらに、プローブ9の中途部には超音波振動の節の位置に弾性支持部材50が装着されている。弾性支持部材50は、プローブ9の外径よりも大径のリング状の凸部50aを有する。
内側シースユニット6は、内側シース10の基端部に太径のハンドピース連結部51を有する。ハンドピース連結部51には円筒状の連結部本体52と、カバーリング53とが設けられている。
図4に示すように、連結部本体52の基端部にはハンドピース4の受け部材45の内部に挿入される小径筒部52aが形成されている。この小径筒部52aの先端部外周面には雄ねじ部52bが形成されている。
カバーリング53の先端部内周面には連結部本体52の雄ねじ部52bに螺挿される雌ねじ部53aが形成されている。そして、連結部本体52の雄ねじ部52bにカバーリング53の雌ねじ部53aが螺着されることにより、カバーリング53が連結部本体52の基端部にねじ止めされて連結されている。
さらに、カバーリング53の後端部側にはハンドピース4の受け部材45が挿入される大径な連結穴部53bが形成されている。この連結穴部53bの内周面にはハンドピース4の係合リング47と係脱可能に係合する係合部54が設けられている。そして、ハンドピース連結部51とハンドピース4との連結時には連結部本体52の小径筒部52aがハンドピース4の受け部材45の内部に挿入され、かつカバーリング53の連結穴部53bにハンドピース4の受け部材45が挿入された状態で、係合部54がハンドピース4の係合リング47と係脱可能に係合されるようになっている。これにより、ハンドピース4と内側シースユニット6とが着脱可能に連結される。この状態で、内側シース10は、プローブ9と同軸に配置される。このとき、プローブ9の超音波振動の節の位置で、弾性支持部材50の凸部50aが内側シース10の内周面に圧接された状態で弾性支持される。
また、内側シース10の先端にはプローブ9の先端部を保護する円筒状の保護部材55が設けられている。図5(B)に示すように、この保護部材55の基端部外周面には嵌合溝55aが形成されている。この嵌合溝55aには内側シース10の先端部が外嵌状態で嵌着されている。
外側シースユニット7は、外側シース11の基端部に太径の連結部56を有する。図5(A)に示すように、この連結部56には、ほぼ円筒状の連結部本体57と、ほぼ円筒状のゴム部材(弾性部材)58とが設けられている。連結部本体57の後端部には外周面にリング状の係合溝57aが形成されている。この係合溝57aの後方にゴム部材装着部57bが形成されている。
ゴム部材58には、連結部本体57のゴム部材装着部57bに外嵌状態で装着される円筒状の筒体部58aが設けられている。この筒体部58aの先端部には連結部本体57の係合溝57aに係脱可能に係合される係止爪部58bが形成されている。さらに、筒体部58aの後端部には円板状のシールリング部58cが設けられている。このシールリング部58cの軸心部には内側シース10に圧接されて内側シース10との隙間を封止する封止部58dが形成されている。
そして、外側シースユニット7を内側シースユニット6に組み付ける場合には、外側シース11内に内側シース10が挿入された状態で、外側シースユニット7の連結部56が内側シース10の基端部に配置される。このとき、ゴム部材58のシールリング部58cの封止部58dが内側シース10に圧接された状態で固定される。この状態で、シールリング部58cの封止部58dが内側シース10と係脱可能に係合されて内側シース10との隙間を封止するようになっている。これにより、外側シース11はゴム部材58により、内側シース10に対して同軸に支持される。この状態で、内側シース10と外側シース11との間には、環状の第1吸引路59が形成されている。
さらに、連結部本体57には吸引部60が設けられている。吸引部60は、係合溝57aよりも前方に配置され、連結部本体57から外向きに突設された吸引口金61を有する。吸引口金61の内端部は外側シース11と内側シース10との間の第1吸引路59に連通されている。吸引口金61の外端部は、吸引チューブ62にて図示しない吸引装置と繋がっている。
次に、上記構成の作用について説明する。本実施の形態の超音波処置具1の使用時にはハンドピース4と、プローブユニット5と、内側シースユニット6と、外側シースユニット7とが順次、組み付けられて図1に示すように超音波処置具1が組み立てられる。このとき、内側シースユニット6と、外側シースユニット7とが組み付けられることにより、外側シース11の先端から第1吸引路59へ、第1吸引路59から吸引口金61へという吸引路が形成される。この状態で、吸引口金61の外端部に吸引チューブ62が連結される。これにより、吸引チューブ62を介して図示しない吸引装置からの吸引力が超音波処置具1の第1吸引路59に作用する。
また、超音波処置具1の駆動時には超音波振動子8から超音波振動が出力される。この超音波振動子8からの超音波振動は、ホーン37によって増幅された状態で、プローブ9に伝達される。そして、プローブ9の先端の処置部49が生体組織に接触されて生体組織が超音波処置される。
さらに、超音波処置時には、吸引口金61から第1吸引路59に吸引力を作用させる。これにより、術中に発生するミストを二重管の内側シース10と外側シース11との間の環状の管腔の第1吸引路59の先端側から吸引し、吸引口金61側まで吸引させる。その結果、術中に処置部位に発生するミストの吸引を行なうことが出来る。
そこで、上記構成のものにあっては次の効果を奏する。すなわち、本実施の形態の超音波処置具1では吸引チューブ62に接続される吸引口金61を外側シースユニット7の基端部の連結部56に設けている。これにより、外側シースユニット7の先端部には吸引チューブ62が配置されていないので、プローブ9の先端処置部49の周辺部の観察視野が確保される。そのため、術中に発生するミストの吸引機能を満足したうえで、術者が処置を行なう際にプローブ9の先端処置部49の周辺部の観察視野が狭く見えにくくなったり、また吸引チューブ62が他の処置具と干渉することもなく、良好な治療作業を行なうことができる。
さらに、外側シース11を内側シース10に対してゴム部材58にて支持することで、内側シース10への外側シース11の着脱作業が容易に出来る。そのため、必要に応じて吸引機能がない外側シース11と、吸引機能付きの外側シース11とを適宜、選択使用することができ、吸引機能の有無を選択する事が出来る。また、洗條する際も外側シース11を内側シース10から取外すことにより、その洗條作業を容易に行なうことができ、使い勝手が向上する効果がある。
また、図6(A),(B)は本発明の第2の実施の形態を示すものである。本実施の形態は第1の実施の形態(図1乃至図5(A),(B)参照)の超音波処置具1の構成を次の通り変更したものである。なお、この変更部分以外は第1の実施の形態の超音波処置具1と同一構成になっており、第1の実施の形態の超音波処置具1と同一部分には同一の符号を付してここではその説明を省略する。
すなわち、本実施の形態では、外側シース11の先端部にリング状の先端側弾性部材71が設けられている。この先端側弾性部材71は、内側シース10と係脱可能に係合されて内側シース10との隙間を封止する。そして、外側シースユニット7を内側シースユニット6に組み付ける場合には、外側シース11内に内側シース10が挿入された状態で、外側シースユニット7の連結部56が内側シース10の基端部に配置される。このとき、外側シース11の前端部は先端側弾性部材71が内側シース10の保護部材55に圧接された状態で固定され、外側シース11の後端部はゴム部材58のシールリング部58cの封止部58dが内側シース10に圧接された状態で固定される。この状態で、外側シース11と内側シース10との間の第1吸引路59は、前端部が先端側弾性部材71によって封止され、後端部がゴム部材58のシールリング部58cの封止部58dによって封止される。これにより、外側シース11は先端側弾性部材71と、ゴム部材58とにより、内側シース10に対して同軸に支持される。
図6(B)に示すように内側シース10は、先端側弾性部材71との当接部よりも後方に外側シース11と内側シース10との間の第1吸引路59に連通する少なくとも1つの連通孔72が形成されている。そして、プローブ9の先端部と内側シース10との間には、連通孔72を介して第1吸引路59に連通する先端側吸引路(第2吸引路)73が形成されている。
次に、上記構成の作用について説明する。本実施の形態の超音波処置具1では、内側シースユニット6と、外側シースユニット7とが組み付けられることにより、内側シース10の先端から先端側吸引路73へ、先端側吸引路73から連通孔72へ、連通孔72から第1吸引路59へ、第1吸引路59から吸引口金61へという吸引路が形成される。これにより、超音波処置時には、吸引チューブ62を介して図示しない吸引源を吸引口金61に接続することで、処置部位の吸引を行なうことが出来る。このとき、術中に発生するミストを内側シース10の先端から先端側吸引路73へ吸引した後、連通孔72から二重管の内側シース10と外側シース11との間の環状の管腔の第1吸引路59へ吸引し、さらにこの第1吸引路59の先端側から吸引口金61側まで吸引させる。その結果、術中に処置部位に発生するミストの吸引を行なうことが出来る。
そこで、上記構成のものにあっては次の効果を奏する。すなわち、本実施の形態でも吸引チューブ62に接続される吸引口金61を外側シースユニット7の基端部の連結部56に設けている。そのため、第1の実施の形態の超音波処置具1と同様に、外側シースユニット7の先端部には吸引チューブ62が配置されていないので、プローブ9の先端処置部49の周辺部の観察視野が確保される。そのため、術中に発生するミストの吸引機能を満足したうえで、術者が処置を行なう際にプローブ9の先端処置部49の周辺部の観察視野が狭く見えにくくなったり、また吸引チューブ62が他の処置具と干渉することもなく、良好な治療作業を行なうことができる。
さらに、本実施の形態では、特に、プローブ9の先端部と内側シース10の保護部材55との間に、連通孔72を介して第1吸引路59に連通する先端側吸引路73を形成している。これにより、外側シース11の先端部がプローブ9の先端処置部49の近傍部位まで延設されることがないので、プローブ9の先端処置部49の近傍部位を細径化することが出来る。そのため、プローブ9の先端処置部49の周辺部の観察視野を一層、良好な状態にすることができ、良好な治療作業を行なうことができる。
さらに、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施できることは勿論である。
次に、本出願の他の特徴的な技術事項を下記の通り付記する。

(付記項1) 超音波振動子を有するハンドピースと、振動節に弾性支持部材があり基端に設けてある雄ネジにより超音波振動子の雌ネジに取り付けられるプローブと、プローブの弾性支持部材の外径より小さい内径を有する管状の内側シースと、基端側に吸引チューブを着脱自在の吸引口金が設けられていて、また、基端側には内側シースとの隙間を封止する弾性部材がある外側シースによって構成される超音波手術装置において、外側シースはその基端側に設けられた弾性部材により内側シースと着脱自在で、内側シースと外側シースの間の管腔によりシース先端から吸引口金まで吸引路を形成することを特徴とする超音波手術装置。
(付記項2) 超音波振動子を有するハンドピースと、振動節に弾性支持部材があり基端に設けてある雄ネジにより超音波振動子の雌ネジに取り付けられるプローブと、プローブの弾性支持部材の外径より小さい内径を有する管状から成り、先端付近に少なくとも1つの孔を有する内側シースと、基端側に吸引チューブを着脱自在の吸引口金が設けられていて、また、両端側には内側シースとの隙間を封止する弾性部材があり、シース先端は処置先端より基端側に位置し、内側シースの孔より遠位端側に位置する外側シースによって構成される超音波手術装置において、外側シースは弾性部材により内側シースと着脱自在である。内側シースと外側シースの間の第1吸引路とプローブと内側シースの間の第2吸引路を介してシース先端から吸引口金まで吸引路を連通することを特徴とする超音波手術装置。
(付記項3) 内側シースの孔はプローブの振動節にある弾性支持部材と外側シース先端側の弾性部材の間に位置することを特徴とする付記項1または2記載の超音波手術装置。
(付記項4) 超音波振動子を有するハンドピースと、前記超音波振動子と接続されたプローブと、前記プローブの外周を覆う第1のシースと、前記第1のシースの外周を覆う第2のシースと、前記第1のシースと第2のシースの間に設けられた第1の吸引路と、前記プローブの基端側に設けられ前記第1の吸引路と接続された吸引口金と、を有することを特徴とする超音波処置具。
(付記項5) 前記プローブと前記第1のシースの間に設けられた第2の吸引路と、前記第1のシースに設けられ前記第1の吸引路と前記第2の吸引路を連通させる連通孔と、を有することを特徴とする付記項4記載の超音波処置具。
(付記項6) 前記第2のシースは前記第1のシースに対して着脱自在に設けられていることを特徴とする付記項4または5に記載の超音波処置具。
(付記項1〜6の従来技術) 従来技術には、EP0645987B1がある。
(付記項1〜6が解決しようとする課題) 術中に発生するミストを吸引するために、超音波伝達用プローブを覆うシースがある。シースは処置先端部付近で環形を形成して、その側壁には開口部があり、開口部を介して吸引チューブがシースと繋がっている。吸引チューブが処置先端付近に固定されている為に、術中の観察視野が狭くなり、また他の処置具と干渉するため操作性の妨げになる。また、吸引チューブはシースに固定してあり、術中に吸引路に異物が侵入した場合、詰まった異物を容易に取り除く事が出来なかったり、洗條性に問題がある。
(付記項1、4の目的) ミストの吸引機能を満足し、吸引チューブの位置により術中の観察視野の確保が出来、または、操作性の妨げにならないような超音波手術装置を提供する。また、吸引路に詰まった異物などを容易に取り除く事が出来る洗條性の良い超音波手術装置を提供する。また、他の目的は、吸引路に詰まった異物などを容易に取り除く事が出来る洗條性の良い超音波処置具を提供することにある。
(付記項1、4の作用) 内側シースを外側シースで覆うことで二重管を構成し、基端側の隙間は弾性部材で封止され、外側シースの基端側に吸引口金を付けて、第1吸引路と連通する連通路を形成する。また、外側シースが弾性部材で内側シースへの固定がされているため、着脱が自由自在である。
(付記項1、4の効果) 吸引チューブの接続を基端側に設けることで、処置先端周辺部の観察視野が確保され術者が処置を行なう際に観察視野が狭く見えにくいとか、また他の処置具と干渉するとかいうこともなく良好な治療作業を行なうことができる。外側シースを内側シースに対してゴム部材にて支持することで、内側シースへの着脱が容易に出来て、又、必要に応じて吸引機能の有無を選択する事が出来る。また洗條する際も容易に行なうことができ、使い勝手が向上する。
(付記項2、5の目的) ミストの吸引機能を満足し、吸引チューブの位置により術中の観察視野の確保が出来、また、処置先端を細径化することによっても、良好な観察視野確保が出来、操作性の妨げにならないような超音波手術装置を提供する。また、吸引路に詰まった異物などを容易に取り除く事が出来る洗條性の良い超音波手術装置を提供する。
(付記項2、5の作用) 孔を介して第1吸引路と第2吸引路を繋げ、シース先端から吸引口金まで吸引路を連通させることで、処置先端部が細径化される。また、外側シースが弾性部材で内側シースへの固定がされているため、着脱が自由自在である。
(付記項2、5の効果) 吸引チューブの接続を基端側に設けることで、処置先端周辺部の観察視野が確保され術者が処置を行なう際に観察視野が狭く見えにくいとか、また他の処置具と干渉するとかいうこともなく良好な治療作業を行なうことができる。プローブと保護部材との間を吸引路とすることで、処置先端を細径化することが出来、良好な観察視野の提供が出来る。外側シースを内側シースに対してゴム部材にて支持することで、内側シースへの着脱が容易に出来て、又、必要に応じて吸引機能の有無を選択する事ができる。また洗條する際も容易に行なうことができ、使い勝手が向上する。
本発明は、特に超音波伝達用プローブを備え、生体組織を超音波処置する超音波処置具を使用する技術分野で有効である。
本発明の第1の実施の形態の超音波処置具全体の外観を示す側面図。 第1の実施の形態の超音波処置具の分解状態を示す側面図。 (A)は第1の実施の形態の超音波処置具のハンドピースの内部構成を示す縦断面図、(B)は折れ止め部材と内ケースとの係合部分を示す要部の斜視図。 第1の実施の形態の超音波処置具のホーンとプローブとの連結部分を示す要部の縦断面図。 (A)は第1の実施の形態の超音波処置具の棒状部の内部構成を一部を断面にして示す側面図、(B)は棒状部の先端部分の内部構成を示す要部の縦断面図。 本発明の第2の実施の形態を示すもので、(A)は超音波処置具の棒状部の内部構成を一部を断面にして示す側面図、(B)は棒状部の先端部分の内部構成を示す要部の縦断面図。
符号の説明
4…ハンドピース、8…超音波振動子、9…プローブ、10…内側シース、11…外側シース、58…ゴム部材(弾性部材)、59…第1吸引路、60…吸引部、61…吸引口金。

Claims (6)

  1. 超音波振動子を有するハンドピースと、
    基端部が前記超音波振動子に連結される細長い軸状のプローブと、
    前記プローブを覆う管状の内側シースと、
    この内側シースを覆う外側シースと、
    この外側シースの基端側に配設され、前記内側シースと係脱可能に係合されて前記内側シースとの隙間を封止する弾性部材と、
    前記外側シースの基端側に設けられ、前記外側シースと前記内側シースとの隙間に連通される吸引部とを具備し、
    前記内側シースと前記外側シースとの間の環状の管腔により前記環状の管腔の先端側から前記吸引部側まで吸引路を形成したことを特徴とする超音波処置具。
  2. 前記外側シースは、先端部に前記内側シースと係脱可能に係合されて前記内側シースとの隙間を封止する先端側弾性部材を有し、
    前記内側シースは、前記先端側弾性部材との当接部よりも後方に前記外側シースと前記内側シースとの間の吸引路に連通する連通孔を有し、
    前記プローブの先端部と前記内側シースとの間に前記連通孔を介して前記吸引路に連通する先端側吸引路を形成したことを特徴とする請求項1に記載の超音波処置具。
  3. 前記プローブは、前記超音波振動子から伝達される超音波振動の節の位置に弾性支持部材を有し、
    前記内側シースは、前記弾性支持部材の外径より小さい内径に設定されていることを特徴とする請求項1または2に記載の超音波処置具。
  4. 前記吸引部は、前記外側シースの基端側に突設され、吸引源側の吸引チューブが着脱可能に連結される吸引口金を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の超音波処置具。
  5. 前記外側シースは、前記内側シースと着脱可能に連結されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の超音波処置具。
  6. 前記内側シースは、前記連通孔が前記プローブの前記弾性支持部材と前記外側シースの前記先端側弾性部材との間に配置されていることを特徴とする請求項3乃至5のいずれかに記載の超音波処置具。
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