JP2005309911A - 評価システム - Google Patents
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Abstract
【課題】信頼性の高い評価をすることが評価システムを提供すること。
【解決手段】滞在データの送信を要求する信号がRAM8に存在するとの判定がなされると(ステップS2のYes)、CPU6は、ROM7に格納されたプログラムを実行して、RAM8に記憶されたデータを用いて滞在データを生成する(ステップS3)。ここで、滞在時間は、作動データが「0」から「1」に変化した時刻と作動データが「0」から「1」に変化した時刻との差を算出することによって得られる。具体的には、図6に示すように、作動データが「0」から「1」に変化した時刻はT2であり、他方、作動データが「1」から「0」に変化した時刻はT5であれば、滞在時間はT5−T2となる。また、作動データが「0」から「1」に変化した時点における位置が(A1,B1)であるとすると、滞在データは、滞在時間T5−T2と位置(A1,B1)とを関連付けたデータとなる。
【選択図】図2
【解決手段】滞在データの送信を要求する信号がRAM8に存在するとの判定がなされると(ステップS2のYes)、CPU6は、ROM7に格納されたプログラムを実行して、RAM8に記憶されたデータを用いて滞在データを生成する(ステップS3)。ここで、滞在時間は、作動データが「0」から「1」に変化した時刻と作動データが「0」から「1」に変化した時刻との差を算出することによって得られる。具体的には、図6に示すように、作動データが「0」から「1」に変化した時刻はT2であり、他方、作動データが「1」から「0」に変化した時刻はT5であれば、滞在時間はT5−T2となる。また、作動データが「0」から「1」に変化した時点における位置が(A1,B1)であるとすると、滞在データは、滞在時間T5−T2と位置(A1,B1)とを関連付けたデータとなる。
【選択図】図2
Description
本発明は、目的物を計数する評価システムに関するものであって、より詳しくは、店舗の実力を計数する店舗評価システムなどに関するものである。
従来の評価システムとして、「店舗の名称」や「『投票する』ボタン」などを携帯端末の画面上に表示し、携帯端末上で「店舗の名称」が指定され「投票する」ボタンがクリックされると、各携帯端末で指定された店舗に対する投票を評価に反映させる店舗情報提供方法が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2002−140333号公報(第10頁、第29図)
しかしながら、従来の評価システムにおいては、店舗に赴いていないユーザも携帯端末上でその店舗を指定して投票し得るので、店舗に対する評価が信頼できるものであるとは限らないという問題があった。
本発明は、従来の問題を解決するためになされたもので、評価の信頼性を高めることができる評価システムを提供することを目的とする。
本発明の評価システムは、位置およびこの位置での滞在時間を示す滞在データを生成する生成手段を備える端末装置と、前記生成手段によって生成された滞在データが示す位置が評価対象物の周辺に存在しかつ滞在時間が所定の標準滞在時間以上である回数を計数する計数手段を備えるサーバとを有することを特徴とする構成を有している。
この構成によれば、評価対象物に赴いたという事実が評価に反映されるので、評価の信頼性を高めることができる。
本発明は、滞在データが示す位置が評価対象物の周辺に存在しかつ滞在時間が所定の標準滞在時間以上である回数を計数する計数手段を設けることによって、評価の信頼性を高めることができるという効果を有する評価システムを提供することができるものである。
以下、本発明に係る評価システムを実施するための最良の形態について、図1ないし図8を参照しながら説明する。図1に示すように、評価システム1は、複数の端末装置2と、端末装置2に対して通信回線などのネットワーク3を介して接続されたサーバ4とを備えている。
図2に示すように、端末装置2は、各種センサ類からの信号を入力する入力ポート5と、滞在データ生成用のプログラムなどの各種プログラムを格納するリードオンリーメモリ(以下、ROMという)6と、ROM6に格納された各種プログラムを実行して各種処理を行うシーピーユー(以下、CPUという)7と、CPU7の処理結果や入力信号などを記憶するランダムアクセスメモリ(以下、RAMという)8と、DVD−ROMなどのディスク9を回転させながらディスク9に記憶された各種データを光学的または磁気的に読み取る読取機10と、ネットワーク3に接続され各種データを送受信する通信機11と、読取機10によってディスク9から読み取られた各種データおよび通信機11によって受信された各種データなどを記憶するハードディスクドライブ(以下、HDDという)12と、CPU7の処理結果を用いて画像を出力するディスプレイ13と、CPU7の処理結果を用いて音を出力するスピーカ14とを備える構成である。
入力ポート5は、位置データや時刻データなどをGPS衛星から受信するGPS受信機15と、車両の速度を検知する車速センサ16と、車両の進行方位を検知する方位センサ17と、車両を駐車させるパーキングブレーキ18と、エンジンを自動制御するエンジン制御部19とに接続され、各種センサ類および車両側装置からのデータをRAM8の所定の記憶領域に入力する。
ROM6には、コンピュータを、位置およびこの位置での滞在時間を示す滞在データを生成する生成手段として機能させるためのプログラムが格納されている。もちろん、コンピュータを生成手段として機能させるためのプログラムは、通信機11によってネットワーク3を通じて取得された後に読み書き可能な記憶媒体に格納されてもよい。また、コンピュータを生成手段として機能させるためのプログラムは、携帯型メモリに格納され、この携帯型メモリから読み出されてもよい。
図3に示すように、サーバ4は、評価用のプログラムなどの各種プログラムを格納するリードオンリーメモリ(以下、ROMという)20と、ROM20に格納された各種プログラムを実行して各種処理を行うシーピーユー(以下、CPUという)21と、CPU21の処理結果や入力信号などを記憶するランダムアクセスメモリ(以下、RAMという)22と、ネットワーク3に接続され各種データを送受信する通信機23と、通信機23によって受信された各種データなどを記憶するハードディスクドライブ(以下、HDDという)24とを備える構成である。
ROM20には、コンピュータを、端末装置2からの滞在データが示す位置が評価対象物の周辺に存在しかつ滞在時間が所定の標準滞在時間以上である回数を計数する計数手段として機能させるためのプログラムが格納されている。
HDD24には、評価対象物の位置と標準滞在時間との関係を示す計数テーブルが記憶されている。ここで、標準滞在時間は、評価対象物ごとに異なる値に定義されている。具体的には、図4に示すように、評価対象物がコンビニであれば、コンビニの位置として「(X1、Y1)」が定義され、コンビニでの標準滞在時間として「5分」が定義されている。また、評価対象物がらーめん店であれば、らーめん店の位置として「(X2、Y2)」が定義され、らーめん店での標準滞在時間として「30分」が定義されている。また、評価対象物が宿泊所であれば、宿泊所の位置として「(X3、Y3)」が定義され、宿泊所での標準滞在時間として「120分」が定義されている。
以上のように構成された評価システム1について、図5ないし図8を参照しながらその動作を説明する。まず、図5および図6を参照しながら端末装置2の動作を説明する。図5に示すように、入力ポート5は、GPS受信機15が受信した位置データおよび時刻データ、パーキングブレーキ18の作動データならびにエンジン制御部19の作動データを入力しており、CPU7は、ROM6に格納されたプログラムを実行して、時刻データ、位置データおよび作動データをそれぞれ関連付けてRAM8に記憶する(ステップS1)。ここで、RAM8には、パーキングブレーキ18のオンまたはエンジン制御部19のオフを示す作動データとして「1」が記憶され、パーキングブレーキ18のオフまたはエンジン制御部19のオンを示す作動データとして「0」が記憶されている。
時刻データ、位置データおよび作動データが記憶された状態で、CPU6は、ROM7に格納されたプログラムを実行して、滞在データの送信を要求する信号がRAM8に存在するか否かを判定する。すなわち、滞在データの送信が要求されているか否かが判定される(ステップS2)。ここで、滞在データの送信を要求する信号は、通信機11によって受信されたサーバ4からの送信要求信号、または、図示しないスイッチの押下などによって発生するユーザの送信要求を示す信号である。
なお、ステップS2において、滞在データの送信を要求する信号がRAM8に存在しないとの判定がなされると(ステップS2のNo)、CPU6は、ROM7に格納されたプログラムを実行して、ステップS1の処理に戻る。
他方、ステップS2において、滞在データの送信を要求する信号がRAM8に存在するとの判定がなされると(ステップS2のYes)、CPU6は、ROM7に格納されたプログラムを実行して、RAM8に記憶されたデータを用いて滞在データを生成する(ステップS3)。ここで、滞在時間は、作動データが「0」から「1」に変化した時刻と作動データが「0」から「1」に変化した時刻との差を算出することによって得られる。具体的には、図6に示すように、作動データが「0」から「1」に変化した時刻はT2であり、他方、作動データが「1」から「0」に変化した時刻はT5であれば、滞在時間はT5−T2となる。また、作動データが「0」から「1」に変化した時点における位置が(A1,B1)であるとすると、滞在データは、滞在時間T5−T2と位置(A1,B1)とを関連付けたデータとなる。
なお、端末装置2がパーキングブレーキなどの車両用機器に接続されていない場合であれば、位置の変動が所定の値の範囲に収まっている期間が滞在時間となる。
滞在データが生成されると、CPU6は、ROM7に格納されたプログラムを実行して、滞在データを通信機11を介してネットワーク3上のサーバ4に送信する(ステップS4)。
次に、図7および図8を参照しながら、本実施の形態におけるサーバ4の動作を説明する。図7に示すように、滞在データが端末装置2によって送信されると、CPU21は、ROM20に格納されたプログラムを実行して、端末2によって送信された滞在データを通信機23を介して受信する(ステップS10)。
滞在データが受信されると、CPU21は、ROM20に格納されたプログラムを実行して、HDD24に記憶された計数テーブルを読み出してRAM24に保持する(ステップS11)。
計数テーブルが読み出されると、CPU21は、ROM20に格納されたプログラムを実行して、滞在データが示す位置が計数テーブルが示す評価対象物の周辺に存在するか否かを判定する(ステップS12)。具体的には、滞在データが示す位置(A1、B1)が評価対象物の位置(X,Y)を中心とする半径Rの円内に存在するか否かが判定される。特に、評価対象物がコンビニである場合、「(X1−A1)2+(Y1−B1)2≦R2」という式が成立するか否かが判定される。ここで、半径Rの大きさが評価対象物の大きさに比例しているなど、半径Rが評価対象物毎に異なる値であっても構わない。
ステップS12において、滞在データが示す位置が評価対象物の周辺に存在しないとの判定がなされると(ステップS12のNo)、CPU21は、ROM20に格納されたプログラムを実行して、計数に関する処理を終了する。
他方、ステップS12において、滞在データが示す位置が評価対象物の周辺に存在するとの判定がなされると(ステップS12のYes)、CPU21は、ROM20に格納されたプログラムを実行して、滞在データが示す滞在時間が標準滞在時間以上であるか否かを判定する(ステップS13)。具体的には、図4に示すように、滞在データが示す位置がコンビニの周辺に存在する場合、滞在時間T5−T2がコンビニの標準滞在時間5分以上であるか否かが判定される。また、滞在データが示す位置がらーめん店の周辺に存在する場合、滞在時間T5−T2がコンビニの標準滞在時間30分以上であるか否かが判定される。さらに、滞在データが示す位置が宿泊所の周辺に存在する場合、滞在時間T5−T2がコンビニの標準滞在時間120分以上であるか否かが判定される。
ステップS13において、滞在データが示す滞在時間が標準滞在時間以上ではないとの判定がなされると(ステップS13のNo)、CPU21は、ROM20に格納されたプログラムを実行して、計数に関する処理を終了する。
他方、ステップS13において、滞在データが示す滞在時間が標準滞在時間以上であるとの判定がなされると(ステップS13のYes)、CPU21は、ROM20に格納されたプログラムを実行して、1つの滞在データについて1だけ評価対象物に対する計数総数を増加させる(ステップS14)。本実施の形態では、計数総数が評価対象物の利用回数に相当する。
なお、ステップS14において、評価対象物に対する評価点数を示す点数データが滞在データに含まれていれば、各評価対象物に対する計数総数は、点数データが示す評価点数の総計となる。例えば、点数データが5点である場合、CPU21は、ROM20に格納されたプログラムを実行して、1つの滞在データについて5だけ評価対象物に対する計数総数を増加させる。
ステップS10ないしステップS14の処理によって計数総数が得られると、CPU21は、ROM20に格納されたプログラムを実行して、評価対象物の固有名称を計数総数順に並べたリストをネットワーク3上の端末装置2a、2bに対して閲覧可能にする(ステップS15)。例えば、評価対象物がらーめん店である場合、図8に示すように、端末装置2のディスプレイ10には、らーめん店を利用回数順に並べたリストが表示される。このリストは、日毎に更新されることが好ましい。
なお、ステップS15において、評価対象物に対する評価点数を示す点数データが滞在データに含まれていれば、評価対象物の固有名称を評価点数の総数順に並べたリストが閲覧可能な状態に置かれる。
以上、本実施の形態によれば、サーバ4は端末装置2からの滞在データを用いて評価対象物を計数するので、成り済ましによる評価が回避され、評価の信頼性を高めることができる。
以上のように、本発明に係る評価システムは、評価の信頼性を高めることができるという効果を有し、店舗を計数する店舗評価システムなどとして有用である。
1 評価システム
2 端末装置
4 サーバ
6 ROM(生成手段)
7 CPU(生成手段)
20 ROM(計数手段)
21 CPU(計数手段)
2 端末装置
4 サーバ
6 ROM(生成手段)
7 CPU(生成手段)
20 ROM(計数手段)
21 CPU(計数手段)
Claims (9)
- 位置およびこの位置での滞在時間を示す滞在データを生成する生成手段を備える端末装置と、
前記生成手段によって生成された滞在データが示す位置が評価対象物の周辺に存在しかつ滞在時間が所定の標準滞在時間以上である回数を計数する計数手段を備えるサーバとを有することを特徴とする評価システム。 - 前記生成手段は、パーキングブレーキがオンになっている時間を滞在時間として滞在時間データを生成することを特徴とする請求項1に記載の評価システム。
- 前記生成手段は、エンジンが作動していない時間を滞在時間として滞在時間データを生成することを特徴とする請求項1に記載の評価システム。
- 前記計数手段は、評価対象物毎に異なる標準滞在時間を用いて計数していることを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れかに記載の評価システム。
- 位置およびこの位置での滞在時間を示す滞在データを生成する生成手段を備える端末装置。
- 前記生成手段は、パーキングブレーキがオンになっている時間を滞在時間として滞在時間データを生成することを特徴とする請求項5に記載の端末装置。
- 前記生成手段は、エンジンが作動していない時間を滞在時間として滞在時間データを生成することを特徴とする請求項5に記載の端末装置。
- 位置およびこの位置での滞在時間を示す滞在データが示す位置が評価対象物の周辺に存在しかつ滞在時間が所定の標準滞在時間以上である回数を計数する計数手段を備えるサーバ。
- 前記計数手段は、評価対象物毎に異なる標準滞在時間を用いて計数していることを特徴とする請求項8に記載のサーバ。
Priority Applications (1)
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2004
- 2004-04-23 JP JP2004127835A patent/JP2005309911A/ja not_active Withdrawn
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