JP2005308327A - 加熱装置 - Google Patents

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賢 岡野
Kazuhiro Yamada
一浩 山田
Yoshihiro Sato
好宏 佐藤
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Abstract

【課題】水循環系に設けられる加熱装置において、レイアウト設計の自由度を向上させるとともに、確実にエア抜きができるようにする。
【解決手段】液体入口20と、本体上部に設けられた液体出口30とを備えたタンク本体10の内部に、液体が流通する複数の流路を形成する仕切り板50と、前記流路内に配置されるヒータ70とを備えた構成において、仕切り板50の上部に切り欠き60を設け、タンク本体10の上部11付近に溜まった空気が水とともに切り欠き60を通過して、液体出口30から排出されるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、熱交換媒体が循環する経路に設けられ、前記熱交換媒体を加熱する加熱装置に関する。
燃料電池車両に搭載される燃料電池システムでは、燃料電池スタックの加湿や温度調整を行うために水(例えば純水)が用いられ、この水を循環させるための水循環系を備えている。この水循環系では、水タンクから送り出した水を水流路を通じて燃料電池スタックに供給し、余り水を再び水タンクに回収するように構成されている。
上記水循環系を流れる水には、途中で微量ながら空気が混入するため、エア抜きの構造が提案されている。例えば、熱交換媒体が循環する経路中の高い位置にエア抜き用の治具を取り付け、熱交換媒体に含まれるエアを治具に導くように構成したものが知られている。この治具には風船形の気密用可撓体が設けられ、この部分にエアを溜めるようになっている(特許文献1参照)。
特開2003−65050号公報(図1,図2)。
上記のような水循環系には、水を加熱するための加熱装置が設けられることがある。この加熱装置は内部に形成した流路内にヒータを備えた構造となっていて、流入した水をヒータと熱交換して温めた後、外部に排出する構成となっている。このような加熱装置の内部に空気が存在すると、水の流れが阻害され、水の流量が確保できない、安定しないなどの不具合を生じることになる。
これを解決するため、特開2003−65050号公報に示されたエア抜き構造を加熱装置自体のエア抜きに用いた場合は、加熱装置の上部にエア抜き用の治具(或いはエア抜き用の配管など)を取り付けることになるため、スペースが狭い場合にはエア抜き用の治具を取り付けることが難しくなり、レイアウト設計に制約を受けることが考えられる。
このように、水循環系の加熱装置にエア抜き用の治具を設けた場合はスペースの利用効率が悪くなることから、レイアウト設計の自由度を向上させるとともに、確実にエア抜きができる構造が求められている。
本発明に係わる加熱装置は、液体を流入させるための液体入口と、液体を排出するための液体出口とを備え、少なくとも前記液体出口が本体上部に設けられたタンク本体と、前記タンク本体の内部を縦方向に仕切ることで、前記液体が流通する複数の流路を形成する仕切り板と、前記流路内に配置される加熱手段とを備え、前記仕切り板の上部に切り欠きを設けたことを特徴とする。
本発明によれば、液体入口から水に混じってタンク本体内に入り込んだ空気は、仕切り板に設けられた切り欠きを水とともに通過して、液体出口から排出されるため、タンク本体の上部付近に空気が溜まることがなく、確実にエア抜きがなされる。また、タンク本体の外部にエア抜き用の治具やエア抜き用の配管などを取り付ける必要がないため、スペースが狭い場合であってもレイアウト設計に制約を受けることがなく、レイアウト設計の自由度を向上させることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態となる実施例について図面を参照しながら説明する。
図1は、実施例1に係わる加熱装置1の縦断面図である。本実施例に示す加熱装置1は、例えば燃料電池車両の燃料電池スタックに供給される加湿用の水を加熱する加熱装置として好適なものである。
加熱装置1は、タンク本体10を主要部とし、このタンク本体10の上部11近傍に、加熱対称となる水を流入させるための液体入口20が設けられるとともに、この液体入口20と水平方向のほぼ同じ位置に、水を排出するための液体出口30が設けられている。またタンク本体10には、内部を縦方向に仕切ることで、水が流通する流路41,42,43を形成する仕切り板50が設けられている。この仕切り板50の端部には、幅方向に亘って切り欠き60が設けられている。切り欠き60は、タンク本体10の上部11において、液体入口20と液体出口30との間を連通させるための隙間であり、水とともに空気が移動できるだけの間隔が確保されている。すなわち、切り欠き60は、タンク本体10の上部11に溜まった空気が水とともに流れる程度の間隔があればよく、後述のヒータにより熱交換されないままの水が大量に移動しないような間隔とすることが望ましい。
また、仕切り板50により形成された流路41,43には、内部を流通する水を加熱するための加熱手段となるヒータ70,71が設けられている。ヒータとしては、電気ヒータ、セラミックヒータ、PTCヒータなどのほか、内部の水と混じらないようにもう一つの流路を設け、この流路内に高温媒体を流通させたものであってもよい。
図中の矢印は水の主な流れを示している。液体入口20から流入した水は流路41を流通してヒータ70と熱交換して温められた後、流路42を流通し、さらに流路43においてヒータ71と熱交換して温められた後、液体出口30から排出される。
上記構成において、加熱装置1内に水を満たすときには、液体入口20から水に混じって空気が入り込む。このとき、仕切り板50に切り欠き60が設けられていないと、空気は水よりも軽いためにタンク本体10の上部11付近に溜まり、排出されないままとなる。これに対して本実施例では、仕切り板50に切り欠き60が設けられているため、液体入口20から水とともにタンク内に入ってきた空気は、水とともに切り欠き60を通過して、水とともに液体出口30から排出される。したがって、タンク本体10の上部11付近に空気が溜まることがなく、確実にエア抜きを行うことができる。しかも、タンク本体10の外部にエア抜き用の治具やエア抜き用の配管などを取り付ける必要がないため、スペースが狭い場合であってもレイアウト設計に制約を受けることがなく、レイアウト設計の自由度を向上させることができる。
なお、本実施例では、切り欠き60を仕切り板50の端部に設けた例について示したが、切り欠き60はタンク本体10の上部11付近に設けられていればよく、この場合でもほぼ同等の効果を得ることができる。
また、図1の構成例では、仕切り板50を一枚だけ設けているが、液体入口20と液体出口30がともにタンク本体10の上部11にある場合には、液体入口20と液体出口30との間に形成される流路が連続するように奇数枚設けることになる。
図2は、実施例2に係わる加熱装置2の縦断面図である。以下、実施例1と同等部分には同一符号を付して説明する。
本実施例では、液体入口20がタンク本体10の下部12近傍に設けられ、液体入口20と液体出口30とがタンク本体10のほぼ対角線上の隅に位置するように配置されている。そして、タンク本体10には、流路41〜45を形成する2枚の仕切り板50,51が設けられている。このうち、タンク本体10の上部11と接している仕切り板50の端部には、幅方向に亘って切り欠き60が設けられている。
図2に示すように、液体入口20がタンク本体10の下部12にあり、液体出口30がタンク本体10の上部11にある場合は、液体入口20と液体出口30との間に形成される流路が連続するように仕切り板を偶数枚設けることになる。
また、各流路の内部を流通する水を加熱するための加熱手段としてヒータ70,71,72が設けられている。
図中の矢印は水の主な流れを示している。液体入口20から流入した水は流路41を流通してヒータ70と熱交換して温められた後、流路42を流通して流路43に流れ込み、この流路43でヒータ71と熱交換して温められた後、さらに流路44を流通して流路45に流れ込み、この流路45でヒータ72と熱交換して温められた後、液体出口30から排出される。
上記構成によれば、液体入口20から水に混じって入り込んだ空気は、流路42を通過する際に、水とともに切り欠き60を通過して、水とともに液体出口30から排出される。したがって、タンク本体10の上部11付近に空気が溜まることがなく、確実にエア抜きを行うことができる。また、本実施例においても、タンク本体10の外部にエア抜き用の治具やエア抜き用の配管などを取り付ける必要がないため、スペースが狭い場合であってもレイアウト設計に制約を受けることがなく、レイアウト設計の自由度を向上させることができる。
本実施例では、切り欠き60を仕切り板51の端部に設けた例について示したが、切り欠き60はタンク本体10の上部11付近に設けられていればよく、この場合でもほぼ同等の効果を得ることができる。
図3は、実施例3の構成例を示す縦断面図である。以下、実施例1の構成をもとにして、実施例1と同等部分には同一符号を付して説明する。
本実施例では、仕切り板50の上部50aがタンク本体10の最上部13と接する角部に切り欠き61,62を設けている。このような位置に切り欠きを設けたのは、仕切り板50とタンク本体10最上部13とが接する部分で空気が最も溜まりやすいのは3方を囲まれた部分となるからである。したがって、この部分に切り欠き61,62を設けることにより、エア抜きを効率良く行うことが可能となる。また、切り欠きを仕切り板50の幅方向に亘って設けた形成した場合に比べて、切り欠きの部分を流れる水の流量を減らすことができる。これによれば、水は本来の流路に多く流れることになり、加熱源となるヒータと熱交換する水の量を増やすことができるため、熱交換とエア抜きを両立するさせることが可能となる。
また、本実施例の構成は、実施例1だけでなく、実施例2及び後述する実施例4にも適用することができる。
図4は、実施例4の構成例を示す部分断面図である。以下、実施例1の構成をもとにして、実施例1と同等部分には同一符号を付して説明する。
本実施例では、切り欠き63の水流入側における端面形状を、仕切り板52の端面となる上部52aから角を落とした斜め形状としている。なお図中、大きな矢印は流路における水の流れを示し、小さな矢印は切り欠き63での水及び空気の流れを示している。
上記のような端面形状とすることにより、タンク本体10の最上部13や仕切り板52の上部52a付近に溜まった空気が水とともに切り欠き63を通りやすくなるため、仕切り板52の上部52aに角を残した形状とした場合に比べて、エア抜きを効率良く行うことが可能となる。なお、上部52aの角を落とした形状は、仕切り板52の厚さ方向に沿って滑らかに変化していく形状とすることが好ましく、図4に示すような斜め形状のほか、曲線形状、並びにこれらに類似した形状を用いることができる。
また、本実施例の構成は、実施例1だけでなく、実施例2及び実施例3にも適用することができる。
実施例1に係わる加熱装置の縦断面図。 実施例2に係わる加熱装置の縦断面図。 実施例3の構成例を示す縦断面図。 実施例4の構成例を示す部分断面図。
符号の説明
1,2…加熱装置
10…タンク本体
11…上部
12…下部
13…最上部
20…液体入口
30…液体出口
41〜45…流路
50,51,52…仕切り板
50a,52a…上部
60,61,62,63…切り欠き
70,71,72…ヒータ

Claims (4)

  1. 液体を流入させるための液体入口と、液体を排出するための液体出口とを備え、少なくとも前記液体出口が本体上部に設けられたタンク本体と、
    前記タンク本体の内部を縦方向に仕切ることで、前記液体が流通する複数の流路を形成する仕切り板と、
    前記流路内に配置された加熱手段と、
    を備え、前記仕切り板の上部に切り欠きを設けたことを特徴とする加熱装置。
  2. 前記切り欠きを、前記仕切り板の端部に設けたことを特徴とする請求項1に記載の加熱装置。
  3. 前記切り欠きを、前記仕切り板の上部が前記タンク本体の最上部と接する角部に設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の加熱装置。
  4. 前記仕切り板における前記切り欠きの端面形状を、液体流入側となる端面から角を落とした形状としたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の加熱装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007149390A (ja) * 2005-11-24 2007-06-14 Nissan Motor Co Ltd 燃料電池冷却システム
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