JP2005307785A - ハイブリッド建設機械の駆動制御装置 - Google Patents

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JP2005307785A JP2004123162A JP2004123162A JP2005307785A JP 2005307785 A JP2005307785 A JP 2005307785A JP 2004123162 A JP2004123162 A JP 2004123162A JP 2004123162 A JP2004123162 A JP 2004123162A JP 2005307785 A JP2005307785 A JP 2005307785A
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Takashi Kubo
隆 久保
Hiroshi Ishiyama
寛 石山
Kiminori Sano
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Abstract

【課題】エンジンの燃費と出力性能を向上させることができる構造を得る。
【解決手段】吸収トルク検出手段33で検出された吸収トルクT1が予め定めた設定値Tsよりも小さい時に、エンジンの余剰トルクで電動/発電機22を発電機として作動させ、吸収トルクT1が予め定めた設定値Ts以上の時に、電動/発電機22をトルクアシスト用電動機として作動させるように自動的に切り換えるコントローラ24を設けたハイブリッド建設機械の駆動制御装置を提供する。
【選択図】図2

Description

本発明は、油圧ショベル等の建設機械に於ける駆動制御装置に関し、特にエンジンにより駆動される油圧ポンプを駆動源とした駆動と、電動機を駆動源とした駆動の、2つの駆動方式で駆動可能なハイブリッド建設機械の駆動制御装置に関するものである。
近年、排気ガスや騒音等の作業環境を改善した建設機械が種々提案されている。その一つに、エンジンで発電機を駆動し、この発電機で発生した電力によって電動機を駆動し、そしてこの電動機で油圧ポンプを駆動するハイブリッド建設機械が知られており、更に、発電機からの余剰電力をバッテリに蓄え、蓄電されたバッテリの電力で必要に応じて電動機を駆動するハイブリッド建設機械が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−11888号公報(第2頁〜第5頁、図2、図3)。
この特許文献1記載の発明は、エンジンで直接油圧ポンプを駆動するものではないので、作業に伴う負荷がそのままエンジン負荷とはならず、エンジン負荷を一定とすることが可能であり、エンジンを高効率で運転することができるが、油圧ポンプを駆動する電動機は出力の大きいものが必要となり、発電機も比較的大きいものが必要となるという問題があった。
そこで、発電機及び電動機を必要以上に大きくすることなく、エンジンの燃費と出力性能を向上させることができる構造にするために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題を解決することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1記載の発明は、エンジンと、該エンジンにより駆動される油圧ポンプと、蓄電を行う蓄電装置と、発電機としての作動と電動機としての作動を選択的に行うことが可能な電動/発電機と、前記油圧ポンプで駆動されて油圧作業部を作動する油圧アクチュエータと、前記蓄電装置の電力で駆動して電動作業部を作動する電動作業部用アクチュエータとを備えるハイブリッド建設機械の駆動制御装置に於いて、前記油圧ポンプの吸収トルクを検出する吸収トルク検出手段と、前記吸収トルク検出手段で検出された吸収トルクが予め定めた設定値よりも小さい時に、前記エンジンの余剰トルクで前記電動/発電機を前記発電機として作動させ、前記吸収トルクが予め定めた設定値以上の時に、前記電動/発電機を前記トルクアシスト用電動機として作動させるように自動的に切り換える制御手段、とを備えたハイブリッド建設機械の駆動制御装置を提供する。
この構成によれば、制御手段は、前記吸収トルク検出手段で検出された油圧ポンプの吸収トルクが予め定めた設定値よりも小さい時には、電動/発電機を発電機態様に自動的に切り換えてエンジンの余剰トルクで電動/発電機を回転させ、該回転で発電された電気エネルギーを蓄電装置に電力として蓄える。反対に、前記吸収トルクが予め定めた設定値よりも大きい時には、電動/発電機を電動機態様に自動的に切り換え、蓄電装置に蓄えられている電力で電動/発電機を電動機として回転駆動させ、この回転駆動力でエンジンをアシストする。
請求項1記載の発明は、油圧ポンプの吸収トルクが予め設定された設定値より大きい時には、電動/発電機をトルクアシスト用電動機として作動させて、エンジンをアシストするので、エンジンの負荷が軽減されて燃費の向上を図ることができる。又、エンジンをアシストすることによって、エンジンは最大出力以上の仕事が可能になるので、エンジンを小さくすることも可能になる。更に、その切り換え操作を制御手段が自動的に行うので、切り換え操作を簡単、且つ、適正に行うことができる。
エンジンの燃費と出力性能を向上させるという目的を達成するために、吸収トルク検出手段で検出された吸収トルクが予め定めた設定値よりも小さい時に、エンジンの余剰トルクで電動/発電機を発電機として作動させ、吸収トルクが予め定めた設定値よりも大きい時に、電動/発電機をトルクアシスト用電動機として作動させるように自動的に切り換えるコントローラを設けたハイブリッド建設機械の駆動制御装置を提供する。
以下、本発明の実施例を図面に従って詳述する。図1は本発明を適用した建設機械としての油圧ショベルを示す。該油圧ショベル10は、下部走行体11の上に旋回機構12を介して上部旋回体13が旋回自在に載置されている。上部旋回体13には、その前方一側部にキャブ14が設けられ、且つ、前方中央部にブーム15が俯仰可能に取り付けられている。又、ブーム15の先端にアーム16が上下回動自在に取り付けられ、更に該アーム16の先端にバケット17が取り付けられている。
図2は図1に示した油圧ショベルに係わる駆動制御装置の概略構成を示すブロック回路図である。図2に於いて、本実施の形態に係わる駆動制御装置は、油圧ショベル10を駆動するエンジン21と、該エンジン21のパワーラインに接続した電動/発電機22及び油圧ポンプ23と、制御手段としてのコントローラ24と、蓄電装置25と、該蓄電装置25に蓄電されている電力で駆動し油圧ショベルの電動作業部を駆動する電動アクチュエータとしての電動機26と、該電動機26と蓄電装置25との電力授受の制御を行う電動機制御部としてのインバータ27と、電動/発電機22と蓄電装置25との電力授受の制御を行う電動/発電機制御部としてのインバータ28と、油圧ポンプ23から吐出される圧油の吐出流量を制御するコントロールバルブ30と、該油圧ポンプ23からの圧油で駆動されて油圧ショベルの油圧作業部を作動する油圧作業部用のアクチュエータ31と、油圧ポンプ23の吸収トルクを検出する吸収トルク検出手段33とを備えている。
前記エンジン21は、本実施例ではディーゼルエンジンである。前記電動/発電機22は、該エンジン21により回転された機械エネルギーを電気エネルギーに変換して蓄電装置25に蓄える発電機としての機能と、蓄電装置25からの電気エネルギーを受け取り、この受け取った電気エネルギーで回転して機械エネルギーに変換し、この回転でエンジン21をアシストする電動機としての機能とを有し、電動機と発電機を1つのハウジング内に収納させた構造になっている。
前記コントローラ24は、マイクロコンピュータ(通称「マイコン」)であり、装置全体の動作を予め決められた手順に従って制御するもので、例えば吸収トルク検出手段33で検出した油圧ポンプ23の吸収トルク状態により、電動/発電機22をアシスト用電動機として機能させる電動機態様として作動させるか、或いは、発電機として機能させる発電機態様として作動させるかの判断をし、その切り換え指令をインバータ28に出力する。
このように構成された駆動制御装置は、装置全体がコントローラ24によって制御される。そして、油圧アクチュエータ31は、油圧ポンプ23からの圧油で駆動されて油圧系の作業部を作動する。一方、電動作業部用のアクチュエータである電動機26は、蓄電装置25に蓄えられている電力(電気エネルギー)で駆動されて電動系の作業部を作動させる。
図3はコントローラ24にプログラムされている制御手順の一例を示すフローチャートである。図3のフローチャートを用いて図2に示した駆動制御装置の動作を次に説明する。
コントローラ24には、吸収トルク検出手段33から油圧ポンプ23の吸収トルクT1の情報が逐次入力される。ステップS1では吸収トルクT1が予め定めた設定値Tsよりも小さい時は、ステップS2に移行する。ステップS2では、インバータ28を介して電動/発電機22を発電機態様に切り換え、エンジン21の余剰トルクで電動/発電機22を回転駆動させて、ここで発電された電気エネルギーを蓄電装置25に電力として蓄える。
反対に、吸収トルクT1が予め定めた設定値Ts以上の時は、ステップS3に移行し、インバータ28を介して電動/発電機22を電動機態様に切り換える。そして、蓄電装置25に蓄えられている電力で電動/発電機22を電動機として回転駆動させ、この電動/発電機22の回転駆動力でエンジン21のアシストを行う。又、ステップS2及びステップS3からはステップS1に戻って同じ処理動作を繰り返す。
従って、本実施の形態に於ける駆動制御装置によれば、油圧ポンプ23の吸収トルクT1が予め定めた設定値Tsよりも小さくて、エンジン21に大きな負荷がかかっていない時には、電動/発電機22を発電機態様にしてエンジン21の余剰トルクで電動/発電機22を回転させて蓄電装置25に充電を行わせ、吸収トルクT1が予め定めた設定値Ts以上の時には、電動/発電機22をトルクアシスト用電動機態様にして蓄電装置25に蓄えられている電力で該電動/発電機22を回転駆動させ、この回転駆動でエンジン21をアシストするようにしているので、エンジン21の負荷を減らして燃費の向上を図ることができる。又、エンジン21をアシストすることによって、エンジン21は最大出力以上の仕事が可能になるので、該エンジンを小さくすることができる。更に、その切り換え操作をコントローラ24が予め設定された手順に従って自動的に行うので、切り換え操作を簡単、且つ、適正に行うことができる。
尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該改変されたものに及ぶことは当然である。
本発明に係る建設機械の駆動制御装置を適用した油圧ショベルの全体構成図。 同上油圧ショベルに於ける駆動制御装置の概略構成を示すブロック回路図。 同上駆動制御装置の制御手段に於ける制御手順の一例を示すフローチャート。
符号の説明
21 エンジン
22 電動/発電機
23 油圧ポンプ
24 コントローラ(制御手段)
25 蓄電装置
26 電動機(電動アクチュエータ)
27 インバータ(電動機制御部)
28 インバータ(電動/発電機制御部)
30 コントロールバルブ
31 アクチュエータ(油圧アクチュエータ)
33 吸収トルク検出手段

Claims (1)

  1. エンジンと、該エンジンにより駆動される油圧ポンプと、蓄電を行う蓄電装置と、発電機としての作動と電動機としての作動を選択的に行うことが可能な電動/発電機と、前記油圧ポンプで駆動されて油圧作業部を作動する油圧アクチュエータと、前記蓄電装置の電力で駆動して電動作業部を作動する電動アクチュエータとを備えるハイブリッド建設機械の駆動制御装置に於いて、
    前記油圧ポンプの吸収トルクを検出する吸収トルク検出手段と、
    前記吸収トルク検出手段で検出された吸収トルクが予め定めた設定値よりも小さい時に、前記エンジンの余剰トルクで前記電動/発電機を前記発電機として作動させ、前記吸収トルクが予め定めた設定値以上の時に、前記電動/発電機を前記トルクアシスト用電動機として作動させるように自動的に切り換える制御手段、
    とを備えたことを特徴とするハイブリッド建設機械の駆動制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010013879A (ja) * 2008-07-04 2010-01-21 Sumitomo (Shi) Construction Machinery Co Ltd ハイブリッド型建設機械の駆動システム
JP2013071823A (ja) * 2011-09-28 2013-04-22 Kobe Steel Ltd クレーンのウィンチ動作制御装置

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