JP2005304174A - 回転電機の冷却構造及び冷却方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】アキシャルギャップ型の回転電機においてステータの冷却性能を向上させることのできる回転電機のステータ冷却構造及び冷却方法を提供する。
【解決手段】回転軸2に沿って少なくとも一対のステータ21とロータ11とが対向して配置されるアキシャルギャップ型回転電機であって、ステータ21基部に冷却装置28を有する回転電機1のステータ冷却構造において、ステータ21基部の冷却装置28を経由して冷却された冷媒がステータ21のコイル24へ流れるよう構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、回転軸に沿って少なくとも一対のステータとロータとが対向して配置されるアキシャルギャップ型回転電機であって、ステータ基部に冷却装置を有する回転電機のステータ冷却構造及び冷却方法に関するものである。
従来、回転軸に沿って少なくとも一対のステータとロータとが対向して配置されるアキシャルギャップ型回転電機であって、ステータ基部に冷却装置を有する回転電機は、種々の構成のものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−88032号公報
上述した従来のアキシャルギャップ型回転電機では、ステータ基部に冷却装置はあるものの、発熱体であるステータのコイルからは遠く、ステータのコイル近傍に冷却構造がないため、十分な冷却性能が得られない問題があった。一方、本発明の対象となる大型のアキシャルギャップ型回転電機ではないが、ハードディスク装置などのディスク駆動装置として、駆動軸に回転翼を取り付けて、ディスク駆動装置の筐体内を強制的に冷却するものも知られている(例えば、特許文献2参照)。しかしながら、本発明の対象となる大型のアキシャルギャップ型回転電機では、ステータのコイルから発生する熱がハードディスク装置などで発生する熱に比べて比較にならないほど多量であるため、その冷却方法を本発明の回転電機にそのまま適用することはできなかった。
特開平11−284380号公報
本発明の目的は上述した問題点を解消して、アキシャルギャップ型の回転電機においてステータの冷却性能を向上させることのできる回転電機のステータ冷却構造及び冷却方法を提供しようとするものである。
本発明の回転電機のステータ冷却構造は、回転軸に沿って少なくとも一対のステータとロータとが対向して配置されるアキシャルギャップ型回転電機であって、ステータ基部に冷却装置を有する回転電機の冷却構造において、ステータ基部の冷却装置を経由して冷却された冷媒がステータのコイルへ流れるよう構成したことを特徴とするものである。
また、本発明の回転電機のステータ冷却方法は、回転電機のステータ冷却構造を利用して、冷媒をステータ基部の冷却を通し、冷却した冷媒をステータのコイルを介してロータへと循環させ、ロータ外周より排気することを特徴とするものである。
本発明の回転電機のステータ冷却構造及び冷却方法によれば、ステータ基部の冷却装置を経由して冷却された冷媒がステータのコイルへ流れるよう構成しているため、冷却した冷媒をステータ先端のコイルの部分にまで導くことができ、冷却性能の向上を図ることができる。
なお、本発明の回転電機のステータ冷却構造及び冷却方法の好適例として、ステータのインシュレータとコイルとの間の空隙および/または隣り合うステータ同士の空隙を介して、冷却された冷媒を通過させるよう構成することができる。このように構成すれば、ステータのコイルをより確実に冷却することができる。
また、本発明の回転電機のステータ冷却構造及び冷却方法の好適例として、ロータ面上にファンを設けて、回転するロータのファンにより吸引力を発生させ、ステータ基部の冷却装置から冷却された冷媒を引くよう構成ができる。このように構成すれば、ロータの回転力を有効に活用して、冷却した冷媒の循環をより効果的に行うことができる。
さらに、本発明の回転電機のステータ冷却構造及び冷却方法の好適例として、ロータ内部に空隙を設けて、空隙を介してファンによって吸引した冷媒をロータ外周側に吐出するよう構成することができる。このように構成すれば、ロータ内部に吸引した冷却した冷媒を通すことにより、ロータの冷却にも循環させる冷媒を利用することができる。
さらにまた、本発明の回転電機のステータ冷却構造及び冷却方法の好適例として、ロータ面上に仕切り板を設けて、仕切り板により、ロータとステータとの間のエアギャップ部への冷媒の浸入を防ぐよう構成することができる。このように構成すれば、ロータとステータとの間のエアーギャップ部へ冷却した冷媒が入り込むことを防止することができる。
以下に、この発明の実施の形態を、図面に基づき詳細に説明する。
図1は本発明の回転電機のステータ冷却構造の一例を説明するための図である。図1に示す例において、アキシャルギャップ型回転電機1は、回転軸2に沿って、一対のロータ11とステータ21とがエアーギャップ3を隔てて対向して配置されている。円盤状のロータ11は回転軸2に固定されている。ロータ11のステータ21と対向する面には、複数の永久磁石(図示せず)が設けられている。また、ロータ11のステータ21と対向する面には、全円周に亘って外側へ突出する内周側仕切り板12と外周側仕切り板13とを設け、これら内周側仕切り板12と外周側仕切り板13との間にステータ21の先端部を挿入してエアーギャップ3を形成することで、エアーギャップ部への冷媒の浸入を防いでいる。
ステータ21のロータ11に対向する部分には、ステータコア22が円周に沿って複数個設けられている。ステータコア22の周囲にはインシュレータ23を介してコイル24が巻回されている。そして、ステータコア22は、ドーナツ状のフレーム26に固定することで、フレーム26に対しても固定されている。フレーム26の内部には冷却液27を循環させる冷却装置28が設けられており、これによりステータ21を冷却している。
本発明の回転電機のステータ冷却構造の特徴は、上述した構成の回転電機において、冷却装置28に加えて設けられた、ステータ21を冷却する構造及び方法にある。すなわち、本発明の特徴は、図1に示す例において、ステータ21の基部であるフレーム26に設けられた冷却装置28を経由することで冷媒(例えば空気)を冷却し、冷却された冷媒を、ここでは図示しない何らかの冷媒移動手段により、最大の発熱源であるステータ21のコイル24へ流れるよう構成した点にある。ここで、冷媒移動手段については特に限定するものではなく、上述した冷媒の流れを得ることができればどのような手段でも利用することができるが、後述するようにロータ11の回転力を利用した冷媒移動手段や、回転電機内に別途設けたファン等を好適に用いることができる。
また、図1に示す例において、冷媒をステータ21に通過させる方法も特に限定しないが、ステータ21のインシュレータ23とコイル24との間の空隙を介して、および/または、隣り合うステータ21同士の空隙を介して、冷却された冷媒を通過させるよう構成することが好ましい。図2は、本発明の回転電機のステータ冷却構造の好適例として、ステータ21のインシュレータ23とコイル24との間の空隙を介して冷媒を通過させる構成の一例を説明するための図である。図2に示す例では、ステータコア22、インシュレータ23、コイル24の横断面をしめしている。本例では、インシュレータ23のコイル24に対向する位置に、インシュレータ23の一端面から他端面まで連通する複数の空隙29を設け、これらの空隙29を介して冷媒を通すことで、冷媒の冷却通路を構成している。
次に、本発明の回転電機のステータ冷却構造における冷媒移動手段の好適例として、ロータ11の回転力を利用した例を説明する。図3(a)、(b)は、それぞれ本発明の好適例として、ロータ11の回転力を利用した構成の一例を説明するための図である。ここで、図3(a)はその正面図を示し、図3(b)は図3(a)におけるA−A線に沿った断面図を示す。
図3(a)、(b)に示す例では、内周側仕切り板12を内周仕切り部材12aと外周仕切り部材12bとから構成し、内周仕切り部材12aと外周仕切り部材12bとの間に、溝部14を設けるとともに複数の吸入ファン15を設けている。同様に、外周側仕切り部材13を内周仕切り部材13aと外周仕切り部材13bとから構成し、内周仕切り部材13aと外周仕切り部材13bとの間に、溝部16を設けるとともに複数の吸入ファン17を設けている。また、ロータ11内に、溝部14と溝部16とを連通してロータ11の外周部に開口する連通孔18を円周方向に何箇所か設けている。なお、吸入フィン15、17の形状については特に限定しないが、回転により溝部14、16に冷媒を吸引しやすい形状とすることが好ましい。
このように構成することで、ロータ11が回転すれば、冷媒は強制的に吸引され、吸引された冷媒を溝部14、16および連通孔18を介してロータ11の外部へ導くことができる。また、溝部14および吸入ファン15を内周仕切り部材12aと外周仕切り部材12bとの間に設け、溝部16および吸入ファン17を内周仕切り部材13aと外周仕切り部材12bとの間に設けることで、冷媒のエアーギャップ部への浸入を防ぐだけでなく、効率よくロータ11の内部に冷媒を取り込める構成とすることができる。
本発明の回転電機のステータ冷却構造及び冷却方法は、回転軸に沿って少なくとも一対のステータとロータとが対向して配置されるアキシャルギャップ型回転電機において、ステータの冷却性能をより向上させる用途に好適に利用することができる。
本発明の回転電機のステータ冷却構造の一例を説明するための図である。 本発明の回転電機のステータ冷却構造の好適例として、ステータのインシュレータとコイルとの間の空隙を介して冷媒を通過させる構成の一例を説明するための図である。 (a)、(b)は、それぞれ本発明の好適例として、ロータの回転力を利用した構成の一例を説明するための図である。
符号の説明
1 回転電機
2 回転軸
3 エアーギャップ
11 ロータ
12 内周側仕切り板
12a 内周仕切り部
12b 外周仕切り部
13 外周側仕切り板
13a 内周仕切り部
13b 外周仕切り部
14、16 溝部
15、17 吸入フィン
18 連通孔
21 ステータ
22 ステータコア
23 インシュレータ
24 コイル
25 バックコア
26 フレーム
27 冷却液
28 冷却装置
29 空隙


Claims (6)

  1. 回転軸に沿って少なくとも一対のステータとロータとが対向して配置されるアキシャルギャップ型回転電機であって、ステータ基部に冷却装置を有する回転電機の冷却構造において、ステータ基部の冷却装置を経由して冷却された冷媒がステータのコイルへ流れるよう構成したことを特徴とする回転電機のステータ冷却構造。
  2. ステータのインシュレータとコイルとの間の空隙および/または隣り合うステータ同士の空隙を介して、冷却された冷媒を通過させるよう構成したことを特徴とする請求項1に記載の回転電機のステータ冷却構造。
  3. ロータ面上にファンを設けて、回転するロータのファンにより吸引力を発生させ、ステータ基部の冷却装置から冷却された冷媒を引くよう構成したことを特徴とする請求項1または2に記載の回転電機のステータ冷却構造。
  4. ロータ内部に空隙を設けて、空隙を介してファンによって吸引した冷媒をロータ外周側に吐出するよう構成したことを特徴とする請求項3に記載の回転電機のステータ冷却構造。
  5. ロータ面上に仕切り板を設けて、仕切り板により、ロータとステータとの間のエアギャップ部への冷媒の浸入を防ぐよう構成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の回転電機のステータ冷却構造。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の回転電機のステータ冷却構造を利用して、冷媒をステータ基部の冷却を通し、冷却した冷媒をステータのコイルを介してロータへと循環させ、ロータ外周より排気することを特徴とする回転電機のステータ冷却方法。


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