JP2005297773A - 乗員保護装置 - Google Patents

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俊一 福田
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Abstract

【課題】 安価なコストで、設置スペースが小さい乗員保護装置を提供する。
【解決手段】 車両の前端及び後端の左右両側に、内方に光源バルブ15を有する照明手段13を配設し、該照明手段13が車両衝突によって破壊され、電気回路が異常状態になったことを検出し、この検出によって安全装置29を作動させるように構成している。
【選択図】 図1

Description

本発明は、乗員保護装置に関し、更に詳しくは、車両に設けられた各種のランプが車両衝突によって破損したことを検出して安全装置を作動させるようにした乗員保護装置に関する。
近年、車両が衝突を起こしたときに、シートベルト等の安全装置を作動させる乗員保護装置が採用されている。この乗員保護装置には、自車の減速度が所定の基準値以上であると検出されたときに安全装置を作動させるものがある。
また、各種のセンサ等によって自車と他車との相対距離等を検知して安全装置を作動させるものがある。具体的には、衝突予知手段として超音波センサ、赤外線センサ、レーダ、またはCCDカメラ等を用い、この衝突予知手段の検出信号に応じて、自車の前後に位置する他車等との相対距離、相対速度。映像情報などを用いて衝突が避けられないか否かを判断し、衝突が避けられない場合に、安全装置を作動させるように構成されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−233712公報
しかしながら、前記従来例において、自車の減速度を測定して安全装置を作動させる場合は、自車の減速度が所定の基準値になるまで衝突と判断されないため、安全装置を作動させるまでに時間を要するという問題がある。
また、各種のセンサ等を用いて安全装置を作動させる場合は、衝突方向に対応してそれぞれ別個に加速度センサ等を配置する必要があるため、コストが高くなると共に、センサ等の設置スペースを要するという問題がある。
そこで、本発明は、安価なコストで、設置スペースが小さい乗員保護装置を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明に係る乗員保護装置は、車両の前端及び後端の少なくともいずれか一方の左右両側に光源バルブを有する照明手段を配設し、該光源バルブが破損されて電気回路が異常状態になったことを検出したときに安全装置を作動させるように構成したことを特徴としている。
本発明に係る乗員保護装置によれば、車両衝突時の初期段階に光源バルブが破損されて電気回路が異常状態になるため、安全装置を早い時期に作動させることができる。よって、従来のように減速度を検出して所定の基準値になる時点で衝突と判断する場合よりも、大幅に検知タイミングを早めることができる。また、既存の照明手段を活用するため、衝突を検知するための加速度センサ等を設ける必要がなく、コストが安価ですむ。
以下、本発明の実施形態を図面と共に詳述する。
[第1の実施形態]
まず、車両が前面衝突を起こした場合における衝突検知手段を示す第1実施形態を説明する。
図1は、本発明による乗員保護装置全体を示す概略図であり、第1及び第2の実施形態の双方に適用することができる。
この図1に示すように、車両の前端及び後端には、前照灯1,3、ウィンカランプ5,7及びブレーキランプ9,11からなる照明手段13が配設されている。具体的には、車両の前端の左右両側には前照灯1,3が配設されており、後端の左右両側にはウィンカランプ5,7及びブレーキランプ9,11がそれぞれ設けられている。これらの照明手段13は、内方に光源バルブ15が設けられており、車両が衝突を起こして照明手段13と光源バルブ15が破壊された場合には、この光源バルブ15に接続されている電気回路が短絡を起こしたり、断線を起こして異常状態になる。
また、車両室内には、スライド自在のシート17、シートベルト19、及び、内部にエアバッグを備えたステアリングホイール21が設けられている。このシート17は、車体のフロアに取り付けられたシートクション23と、該シートクション23の上部に配置されて、乗員Jの背中を保持するシートバック25と、該シートバック25の上端に設けられ、車両衝突時に前方に移動するアクティブヘッドレスト27とを備えている。そして、シートベルト19の下端部には、車両衝突時にシートベルト19を巻き取って乗員Jを保持するリトラクタ装置(巻取装置)33が設けられている。これらのシートベルト19、シートベルト19のリトラクタ装置33、エアバッグ、アクティブヘッドレスト27、及びシート17(シートスライド)は、安全装置29である。
そして、これらの照明手段13及び安全装置29は、安全装置制御コンピュータである衝突診断ECU31に配線35を介して接続されている。この衝突診断ECU31においては、例えば前照灯1,3などの照明手段13が車両衝突によって破壊され、電気回路が異常状態になったときに、車両が衝突を起こしたことを検出し、エアバッグ等の安全装置29に検出信号を送って該安全装置29を作動させるように構成されている。
図2は、本発明による制御回路ブロック図である。
車両衝突を判断する衝突判断ECU31が、車速信号41、バックルスイッチ43、前照灯1,3、ブレーキランプ9,11、ウィンカランプ5,7の状態を判断して衝突を起こしたか否かを判断する。ここで、車両衝突と判断された場合、リトラクタ装置33などの安全装置を作動させる。
図3は本発明の第1実施形態による衝突判断手順を示すフローチャートである。
図3を用いて、車両の前側が衝突を起こしたときの衝突判断手順を説明する。
まず、衝突診断ECU31において、電気回路の破壊状態を診断する(S1)。この診断によって、前照灯1,3の左右両側の双方が正常の場合は、非衝突と判断する(S2)。
また、右前照灯1のみが異常で、左前照灯3が正常の場合は、右オフセット衝突であると判断し、衝突診断ECU31から安全装置29に信号を送る(S3)。さらに、左前照灯3のみが異常で、右前照灯1が正常の場合は、左オフセット衝突であると判断し、衝突診断ECU31から安全装置29に信号を送る(S4)。そして、前照灯1,3のうち、左右両側の双方が異常の場合は、前側の全面衝突と判断し、その信号を衝突診断ECU31から安全装置29に送る(S5)。
第1の実施形態による作用効果を説明する。
前記照明手段13の光源バルブ15が左右両側ともに破損した場合には、全面衝突と判断する一方、光源バルブ15の左右の片側のみが破損した場合には、オフセット衝突と判断するように構成しているため、安全装置29の作動形態を衝突の形態に応じて制御することができる。特に、本実施形態のように、車両前側が衝突を起こしたときには、乗員Jをステアリングホイール21等の衝突から確実に保護することができる。
また、前記照明手段13は、前照灯1,3、ウィンカランプ5,7、及びブレーキランプ9,11などのように、通常の車両に標準的に搭載されている照明装置であるため、改めて特別な検知手段を設ける必要がなく、コストが安価ですむと共に、取付作業が簡素化される。
さらに、前記安全装置29は、シートベルト19、シートベルト19のリトラクタ装置33、エアバッグ、アクティブヘッドレスト27の少なくともいずれかであるため、車両衝突時の早い段階で乗員Jを確実に保護することができる。なお、前記安全装置29をモータで作動させることもできるが、火薬によって更に迅速に作動させることもできる。
[第2の実施形態]
次いで、第2実施形態について説明するが、前記第1実施形態と同一内容については、説明を省略する。本実施形態は、車両が後面衝突を起こした場合における衝突検知手段を示すものである。
図4は本発明の第2実施形態による衝突判断手順を示すディシジョンテーブル、図5は本発明の第2実施形態による衝突判断手順を示すフローチャートである。
このディシジョンテーブルにおいては、照明手段13である後部ランプが正常の場合は○で示し、異常の場合、例えば、電気回路が短絡又は断線を起こした場合は×で示している。また、後部ランプは、左右のウィンカランプ5,7、及び左右のブレーキランプ9,11に分けられている。
図4に示すように、左右の片側において、ウィンカランプ5,7とブレーキランプ9,11の双方が正常の場合には、その側は衝突していないと判断し、ウィンカランプ5,7とブレーキランプ9,11の少なくともいずれかが異常の場合には、その側は衝突していると判断する。例えば、上から2番目の場合には、右ウィンカランプ5と右ブレーキランプ9の双方が正常であるため、車両右側は衝突を起こしていないと判断する。また、左ウィンカランプ7は異常で左ブレーキランプ11は正常であるため、車両左側は衝突を起こしたと判断する。以上から、2番目の場合には、車両後側が左オフセット衝突を起こしていると判断する。
また、図5を簡単に説明する。
まず、衝突診断ECU31において、電気回路の破壊状態を診断する(S11)。この診断によって、左右両側のブレーキランプ9,11と左右両側のウィンカランプ5,7が正常の場合は、非衝突と判断する(S12)。
また、右ブレーキランプ9、又は右ウィンカランプ5が異常の場合は、右オフセット衝突であると判断し、衝突診断ECU31から安全装置29に信号を送る(S13)。さらに、左ブレーキランプ11、又は左ウィンカランプ7が異常の場合は、左オフセット衝突であると判断し、衝突診断ECU31から安全装置29に信号を送る(S14)。なお、ブレーキランプ9,11とウィンカランプ5,7のうち、左右両側が異常の場合は、後側の全面衝突と判断し、その信号を衝突診断ECU31から安全装置29に送る(S15)。
第2実施形態による作用効果を説明する。
前記照明手段13が左右両側ともに破損した場合には、全面衝突と判断する一方、左右の片側のみが破損した場合には、オフセット衝突と判断するように構成しているため、安全装置29の作動形態を衝突の形態に応じて制御することができる。特に、本実施形態のように、車両後側が衝突を起こしたときには、衝突の早い段階で安全装置29を作動させて乗員Jの頸部や頭部等を確実に保護することができる。
本発明による乗員保護装置全体を示す概略図である。 本発明による制御回路ブロック図である。 本発明の第1実施形態による衝突判断手順を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態による衝突判断手順を示すディシジョンテーブルである。 本発明の第2実施形態による衝突判断手順を示すフローチャートである。
符号の説明
J…乗員
1,3…前照灯(照明手段)
5,7…ウィンカランプ(照明手段)
9,11…ブレーキランプ(照明手段)
13…照明手段
15…光源バルブ
19…シートベルト(安全装置)
27…アクティブヘッドレスト(安全装置)
29…安全装置
33…リトラクタ装置(安全装置)

Claims (4)

  1. 車両の前端及び後端の少なくともいずれか一方の左右両側に光源バルブを有する照明手段を配設し、該光源バルブが破損されて電気回路が異常状態になったことを検出したときに安全装置を作動させるように構成したことを特徴とする乗員保護装置。
  2. 前記光源バルブが左右両側ともに破損した場合には、全面衝突と判断する一方、左右の片側のみが破損した場合には、オフセット衝突と判断するように構成したことを特徴とする請求項1に記載の乗員保護装置。
  3. 前記照明手段は、前照灯、ウィンカランプ、及びブレーキランプのうち、少なくともいずれか1つであることを特徴とする請求項1又は2に記載の乗員保護装置。
  4. 前記安全装置は、シートベルト、シートベルトのリトラクタ装置、エアバッグ、及びアクティブヘッドレストのうち、少なくともいずれか1つであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の乗員保護装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009023519A (ja) * 2007-07-20 2009-02-05 Hino Motors Ltd 自動制動制御装置

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