JP2005297538A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック、および淡ブラックの周期的なドット配
置でモアレ現象の発生を抑止できる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置10は、色変換部1と、BG/UCR処理部2と、Bk/Lk
生成部3と、中間調処理部4とを備える。シアン、ブラック、およびマゼンタが略同一の
周波数を有し、かつ、角度差をそれぞれ約30度ずつに設定された網点スクリーンである
。淡ブラックは網点スクリーンであり、淡ブラックおよびブラックは、淡ブラックおよび
ブラックのうちの低い方の周波数に対する高い方の周波数の比である周波数比が1.0〜
1.2であり、かつ、角度差が約45度である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像形成装置に関するものであり、特にデジタルカラー複写機、カラーレー
ザープリンタ、およびインクジェットプリンタ等のトナーあるいはインク等の色材を用い
て画像形成を行う画像形成装置に関する。
従来、電子写真方式やインクジェット方式の画像形成装置において、5色以上のトナーあるいはインクを用いて画像を形成する画像形成装置が考案され、画像の形成を精密なものとする開発がなされてきた(特許文献1および2)。これらの発明は、上記画像形成装置において低濃度部の粒状性を向上させるために、濃淡トナーを用いて画像を形成するものである。
また、インクジェット方式においても低濃度部の粒状性を向上させるために、濃淡イン
クを用いて画像を形成する発明がなされた(特許文献3)。
このような画像形成装置では、ドットのON/OFFの2値記録、あるいは、中間サイズのドットを用いた数階調で記録するため、入力画像データの階調数を画像形成装置の記録階調数に変換する中間調処理が、入力画像データの各色データに対して施される。この中間調処理にディザ処理を用いた場合、網点スクリーンあるいはラインスクリーンのように周期性を持った画像が形成されることになる。ここで、網点スクリーンは網点の大きさの大小で濃淡を表現するものであり、ラインスクリーンはラインの幅の大小で濃淡を表現するものである。
Cyan、Magenta、Yellow、Black(シアン、マゼンタ、イエロー
、ブラック、CMYK)の4色で記録する画像形成装置においては、各色の周期性の重なりによって生じるモアレを抑制するため、一般的には各色で異なるスクリーンを用いる。3版の網点スクリーンの重なりによるモアレを抑制するためには、網点の周波数(線数)が同一の場合、一般的には30°間隔の角度でスクリーンを配置することが望ましい。そこで、CMKの3版を30°間隔で配置し、最も目立ちにくいY版をその中間のスクリーン角度で配置することが多い。また、ラインスクリーンであれば、CMKの3版を60°間隔で配置することでモアレを抑制することが可能となる。
画像形成装置では、通常、記録解像度によって取り得るスクリーン角度および周波数は
決まってくるため、上記の条件に最も近くなるようなスクリーン設定をする。例えば、記
録解像度が600dpi(ドットパーインチ)または1200dpiで網点スクリーンを
用いる場合には、
C版 190L(18°)
M版 190L(72°)
Y版 200L( 0°)
K版 212L(45°)
とすることが多い。
図2は、従来例においてスクリーン角度が18°の網点スクリーンおよびラインスクリ
ーンを説明する図である。スクリーン角度は図2のθで表される角度であり、網点スクリ
ーンの場合には0°から180°の間に2つの角度を持つため、そのうちの0°以上90
°未満の角度で表現することとし、ラインスクリーンの場合には0°以上180°未満の
角度で表現することとする。
特開2002−31949号公報 特開平8−171252号公報 特許第3292104号公報
しかしながら、K版について濃淡トナー(あるいはインク)を用いて5色(以下、濃い
K版をBk版、淡いK版をLk版と表記する)で画像を形成する場合には、Bk版とLk版のスクリーンの重なりによって発生するモアレ現象、さらには、Bk版とその他の色版、およびLk版とその他の色版のモアレをも考慮しなくてはならなくなる。
例えば、上記CMYK版をCMYBk版に設定し、そのC版とBk版の間にLk版の網点スクリーンを配置する場合を考える。1200dpiでは、206L(31°)の網点スクリーンが設定できるが、この場合、Bk版とLk版はスクリーン周波数がほぼ同一で、角度差が14度となるため、この2版が重なった場合にモアレが発生してしまう。つまり、5色の各版に対しては、各版の重なりによってモアレを発生させないようにするため、どのようにスクリーンを設定するのが望ましいかという問題が発生する。
図3は、Bk版を212L(45°)に、Lk版を206L(31°)に設定したスクリーンの場合、版の重なりによるモアレが生じることを説明する図である。図3に示すような設定の場合、Bk版およびLk版の重なりによってスクリーンにモアレが生じる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ブラックの濃淡トナーあるいはブラッ
クの濃淡インクを含む5色で最適なスクリーンを設定してモアレ現象の発生を抑止できる
画像形成装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、RGB画像データから変換されたシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(Bk)、および淡ブラック(Lk)による周期的なドット配置によって画像処理する画像処理手段を備えて画像を形成する画像形成装置であって、前記画像処理手段は、前記ドット配置の周波数および角度が、前記ブラックおよび淡ブラックの重なりによって発生するモアレ現象を低減させる第1の設定が施されたものを使用して画像処理するものであることを特徴とする。
この請求項1にかかる発明によれば、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック、および
淡ブラックの周期的なドット配置で画像を形成する場合、ブラックおよび淡ブラックに対
して、重なりによって発生するモアレ現象の発生を抑止することができる。
また、請求項2にかかる発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記画像処理手段は、前記ドット配置の周波数および角度が、前記淡ブラックとシアンのモアレ現象、ならびに前記淡ブラックとマゼンタのモアレ現象を低減させる第2の設定が施されたものを使用して画像処理するものであることを特徴とする。
この請求項2にかかる発明によれば、ブラックと淡ブラックの重なりによるモアレを抑
制し、かつ、淡ブラックとシアン、淡ブラックとマゼンタの重なりによるモアレを最小限に抑えることができる。
また、請求項3にかかる発明は、請求項2に記載の画像形成装置において、前記画像処理手段は、前記淡ブラックの色材濃度が前記イエローの色材濃度よりも濃い場合にのみ、前記第2の設定を施されたものを使用して画像処理するものであることを特徴とする。
この請求項3にかかる発明によれば、淡ブラックとイエローの色材濃度が濃い方の版を
優先してスクリーン設定するので、モアレ現象の発生を抑止することができる。
また、請求項4にかかる発明は、請求項1〜3のいずれか1つに記載の画像形成装置において、前記画像処理手段は、前記ドット配置の周波数および角度が、前記シアン、ブラック、およびマゼンタが略同一の周波数を有し、かつ、前記角度差をそれぞれ約30度ずつに設定された網点スクリーンであり、前記淡ブラックは網点スクリーンであり、前記淡ブラックおよび前記ブラックは、前記淡ブラックおよびブラックのうちの低い方の周波数に対する高い方の周波数の比である周波数比が1.0〜1.2であり、かつ、前記角度差が約45度であるものを使用して画像処理するものであることを特徴とする。
この請求項4にかかる発明によれば、各色に網点スクリーンを用いる場合のモアレを抑
制することができる。
また、請求項5にかかる発明は、請求項1〜3のいずれか1つに記載の画像形成装置において、前記画像処理手段は、前記ドット配置の周波数および角度が、前記シアン、ブラック、およびマゼンタが略同一の周波数を有し、かつ、前記角度差がそれぞれ約30度ずつに設定された網点スクリーンであり、前記淡ブラックは網点スクリーンであり、前記淡ブラックおよび前記ブラックは、前記淡ブラックおよびブラックの前記周波数比が1.5〜1.7であり、かつ、前記角度差が約30度であるものを使用して画像処理するものであることを特徴とする。
この請求項5にかかる発明によれば、各色に網点スクリーンを用いる場合のモアレを抑
制することができる。
また、請求項6にかかる発明は、請求項1〜3のいずれか1つに記載の画像形成装置において、前記画像処理手段は、前記ドット配置の周波数および角度が、前記ブラックと淡ブラックは、前記角度差が約90度のラインスクリーンであるものを使用して画像処理するものであることを特徴とする。
この請求項6にかかる発明によれば、ブラックと淡ブラックにラインスクリーンを用い
る場合に、ブラックと淡ブラックの重なりによるモアレを抑制することができる。
また、請求項7にかかる発明は、請求項6に記載の画像形成装置において、前記画像処理手段は、前記ドット配置の周波数および角度が、前記シアンおよびマゼンタは、網点スクリーンであり、前記シアンおよび前記ブラックの前記周波数比と、前記マゼンタおよび前記ブラックの前記周波数比とが略同一であり、前記シアンおよびマゼンタの前記淡ブラックに対する前記角度差はそれぞれ約±30度であるものを使用して画像処理するものであることを特徴とする。
この請求項7にかかる発明によれば、ブラックと淡ブラックにラインスクリーンを用い
、シアンとマゼンタには網点スクリーンを用いる場合に、各色の重なりによるモアレを抑
制することができる。
また、請求項8にかかる発明は、請求項6に記載の画像形成装置において、前記画像処理手段は、前記ドット配置の周波数および角度が、前記シアンおよびマゼンタは、ラインスクリーンであり、前記シアンおよび前記ブラックの前記周波数比と、前記マゼンタおよび前記ブラックの前記周波数比とが略同一であり、前記シアンおよびマゼンタの前記ブラックに対する前記角度差はそれぞれ約±45度であるものを使用して画像処理するものであることを特徴とする。
この請求項8にかかる発明によれば、各色にラインスクリーンを用いる場合のモアレを
抑制することができる。
また、請求項9にかかる発明は、RGB画像データから変換されたシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(Bk)、および淡ブラック(Lk)による周期的なドット配置によって画像処理する画像処理工程を備えて画像を形成する画像形成方法であって、前記画像処理工程は、前記ドット配置の周波数および角度が、前記ブラックおよび淡ブラックの重なりによって発生するモアレ現象を低減させる第1の設定が施されたものを使用して画像処理するものであることを特徴とする。
この請求項9にかかる発明によれば、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック、および
淡ブラックの周期的なドット配置で画像を形成する場合、ブラックおよび淡ブラックに対
して、重なりによって発生するモアレ現象の発生を抑止することができる。
また、請求項10にかかる発明は、請求項9に記載の画像形成方法において、前記画像処理工程は、前記ドット配置の周波数および角度が、前記淡ブラックとシアンのモアレ現象、ならびに前記淡ブラックとマゼンタのモアレ現象を低減させる第2の設定が施されたものを使用して画像処理するものであることを特徴とする。
この請求項10にかかる発明によれば、ブラックと淡ブラックの重なりによるモアレを抑制し、かつ、淡ブラックとシアン、淡ブラックとマゼンタの重なりによるモアレを最小限に抑えることができる。
また、請求項11にかかる発明は、請求項10に記載の画像形成方法において、前記画像処理工程は、前記淡ブラックの色材濃度が前記イエローの色材濃度よりも濃い場合にのみ、前記第2の設定を施されたものを使用して画像処理するものであることを特徴とする。
この請求項11にかかる発明によれば、淡ブラックとイエローの色材濃度が濃い方の版を優先してスクリーン設定するので、モアレ現象の発生を抑止することができる。
また、請求項12にかかる発明は、請求項9〜11のいずれか1つに記載の画像形成方法において、前記画像処理工程は、前記ドット配置の周波数および角度が、前記シアン、ブラック、およびマゼンタが略同一の周波数を有し、かつ、前記角度差をそれぞれ約30度ずつに設定された網点スクリーンであり、前記淡ブラックは網点スクリーンであり、前記淡ブラックおよび前記ブラックは、前記淡ブラックおよびブラックのうちの低い方の周波数に対する高い方の周波数の比である周波数比が1.0〜1.2であり、かつ、前記角度差が約45度であるものを使用して画像処理するものであることを特徴とする。
この請求項12にかかる発明によれば、各色に網点スクリーンを用いる場合のモアレを抑制することができる。
また、請求項13にかかる発明は、請求項9〜11のいずれか1つに記載の画像形成方法において、前記画像処理工程は、前記ドット配置の周波数および角度が、前記シアン、ブラック、およびマゼンタが略同一の周波数を有し、かつ、前記角度差がそれぞれ約30度ずつに設定された網点スクリーンであり、前記淡ブラックは網点スクリーンであり、前記淡ブラックおよび前記ブラックは、前記淡ブラックおよびブラックの前記周波数比が1.5〜1.7であり、かつ、前記角度差が約30度であるものを使用して画像処理するものであることを特徴とする。
この請求項13にかかる発明によれば、各色に網点スクリーンを用いる場合のモアレを抑制することができる。
また、請求項14にかかる発明は、請求項9〜11のいずれか1つに記載の画像形成方法において、前記画像処理工程は、前記ドット配置の周波数および角度が、前記ブラックと淡ブラックは、前記角度差が約90度のラインスクリーンであるものを使用して画像処理するものであることを特徴とする。
この請求項14にかかる発明によれば、ブラックと淡ブラックにラインスクリーンを用いる場合に、ブラックと淡ブラックの重なりによるモアレを抑制することができる。
また、請求項15にかかる発明は、請求項14に記載の画像形成方法において、前記画像処理工程は、前記ドット配置の周波数および角度が、前記シアンおよびマゼンタは、網点スクリーンであり、前記シアンおよび前記ブラックの前記周波数比と、前記マゼンタおよび前記ブラックの前記周波数比とが略同一であり、前記シアンおよびマゼンタの前記淡ブラックに対する前記角度差はそれぞれ約±30度であるものを使用して画像処理するものであることを特徴とする。
この請求項15にかかる発明によれば、ブラックと淡ブラックにラインスクリーンを用い、シアンとマゼンタには網点スクリーンを用いる場合に、各色の重なりによるモアレを抑制することができる。
また、請求項16にかかる発明は、請求項14に記載の画像形成方法において、前記画像処理工程は、前記ドット配置の周波数および角度が、前記シアンおよびマゼンタは、ラインスクリーンであり、前記シアンおよび前記ブラックの前記周波数比と、前記マゼンタおよび前記ブラックの前記周波数比とが略同一であり、前記シアンおよびマゼンタの前記ブラックに対する前記角度差はそれぞれ約±45度であるものを使用して画像処理するものであることを特徴とする。
この請求項16にかかる発明によれば、各色にラインスクリーンを用いる場合のモアレを抑制することができる。
また、請求項17にかかる発明は、プログラムであって、請求項9〜16のいずれか1つに記載の画像形成方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
この請求項17にかかる発明によれば、請求項9〜16のいずれか1つに記載の画像形成方法をコンピュータに実行させることができる。
また、請求項18にかかる発明は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、請求項17に記載のプログラムを記録したことを特徴とする。
この請求項18にかかる発明によれば、請求項17に記載のプログラムを記録してコンピュータに読み取り可能とさせることができる。
本発明(請求項1)にかかる画像形成装置は、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック
、および淡ブラックの周期的なドット配置で画像を形成する場合、ブラックおよび淡ブラ
ックに対して、重なりによって発生するモアレ現象の発生を抑止することができるという
効果を奏する。
また、本発明(請求項2)にかかる画像形成装置は、ブラックと淡ブラックの重なりに
よるモアレを抑制し、かつ、淡ブラックとシアンまたはマゼンタの重なりによるモアレを
最小限に抑えることができるという効果を奏する。
また、本発明(請求項3)にかかる画像形成装置は、淡ブラックとイエローの色材濃度
が濃い方の版を優先してスクリーン設定するので、モアレ現象の発生を抑止することがで
きるという効果を奏する。
また、本発明(請求項4)にかかる画像形成装置は、各色に網点スクリーンを用いる場
合のモアレを抑制することができるという効果を奏する。
また、本発明(請求項5)にかかる画像形成装置は、各色に網点スクリーンを用いる場
合のモアレを抑制することができるという効果を奏する。
また、本発明(請求項6)にかかる画像形成装置は、ブラックと淡ブラックにラインス
クリーンを用いる場合に、ブラックと淡ブラックの重なりによるモアレを抑制することが
できるという効果を奏する。
また、本発明(請求項7)にかかる画像形成装置は、ブラックと淡ブラックにラインス
クリーンを用い、シアンとマゼンタには網点スクリーンを用いる場合に、各色の重なりに
よるモアレを抑制することができるという効果を奏する。
また、本発明(請求項8)にかかる画像形成装置は、各色にラインスクリーンを用いる
場合のモアレを抑制することができるという効果を奏する。
また、本発明(請求項9)にかかる画像形成方法は、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック、および淡ブラックの周期的なドット配置で画像を形成する場合、ブラックおよび淡ブラックに対して、重なりによって発生するモアレ現象の発生を抑止することができるという効果を奏する。
また、本発明(請求項10)にかかる画像形成方法は、ブラックと淡ブラックの重なりによるモアレを抑制し、かつ、淡ブラックとシアンまたはマゼンタの重なりによるモアレを最小限に抑えることができるという効果を奏する。
また、本発明(請求項11)にかかる画像形成方法は、淡ブラックとイエローの色材濃度が濃い方の版を優先してスクリーン設定するので、モアレ現象の発生を抑止することができるという効果を奏する。
また、本発明(請求項12)にかかる画像形成方法は、各色に網点スクリーンを用いる場合のモアレを抑制することができるという効果を奏する。
また、本発明(請求項13)にかかる画像形成方法は、各色に網点スクリーンを用いる場合のモアレを抑制することができるという効果を奏する。
また、本発明(請求項14)にかかる画像形成方法は、ブラックと淡ブラックにラインスクリーンを用いる場合に、ブラックと淡ブラックの重なりによるモアレを抑制することができるという効果を奏する。
また、本発明(請求項15)にかかる画像形成方法は、ブラックと淡ブラックにラインスクリーンを用い、シアンとマゼンタには網点スクリーンを用いる場合に、各色の重なりによるモアレを抑制することができるという効果を奏する。
また、本発明(請求項16)にかかる画像形成方法は、各色にラインスクリーンを用いる場合のモアレを抑制することができるという効果を奏する。
また、本発明(請求項17)にかかるプログラムは、請求項9〜16のいずれか1つに記載の画像形成方法をコンピュータに実行させることができるという効果を奏する。
また、本発明(請求項18)にかかるコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、請求項17に記載のプログラムを記録してコンピュータに読み取り可能とさせることができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる画像形成装置の最良な実施の形態を詳細
に説明する。
(実施の形態)
(1.実施の形態による画像形成装置の構成)
図1は、本発明の実施の形態にかかる画像形成装置の構成を示すブロック図である。画
像形成装置10は、色変換部1と、BG/UCR(Black Generation黒
生成/Under Color Removalアンダーカラー除去)処理部2と、Bk
/Lk(ブラック/淡ブラック)生成部3と、中間調処理部4とを備える。
画像データがRGBで入力され、色変換部1によってCMY(Cyan、Magent
a、Yellow)に変換され、BG/UCR処理部2によって黒生成およびアンダーカラー除去処理が施されてCMYKデータに変換される。このK(ブラック)データを、Bk(濃ブラック)およびLk(淡ブラック)データに分解して5色のデータとした後に、各色データに対して中間調処理部4によって中間調処理が施される。
ここで、RGBからCMYへの色変換やBG/UCR処理については一般的な4色プリ
ンタの技術が適用可能であり、またBk/Lk生成処理については、特許文献2などの従
来技術を使用することができるので、説明を省略する。
中間調処理では、ディザ処理によって各版毎にドットのON/OFFが決定され、この
ドットのON/OFFによって網点スクリーンあるいはラインスクリーンが形成される。
なお、ディザ処理以外でも、ディザ閾値を用いた誤差拡散処理のように、完全なスクリー
ンではなく、ある程度の周期性を含む画像を形成する処理も適用可能である。以下、各版
のスクリーン周波数および角度について説明する。
(2.1.実施例1)
各版に対して網点スクリーンを用いる場合のスクリーン設定の一例を以下に示す。ここで、スクリーン設定はあらかじめ決定しておくものであって、実際の処理においては、図1に示した中間調処理部4が、スクリーン設定に基づいて生成されたディザマトリクスを記憶したメモリ(不図示)を有して、このメモリからディザマトリクスを読み出して量子化処理を施す。
C版 190L(18°)網点スクリーン
M版 190L(72°)網点スクリーン
Y版 212L(45°)網点スクリーン
Bk版 212L(45°)網点スクリーン
Lk版 200L( 0°)網点スクリーン
Figure 2005297538
表1は、淡ブラックと他の色との角度差および周波数比をまとめた一覧表である。ここ
ではBk版,C版,およびM版と、Lk版との角度差および周波数比を示す。ここで周波数比とは、比較する色の周波数の大きい方を小さい方で割った比のことである。
図4は、Bk版を212L(45°)に、Lk版を200L(0°)に設定したスクリーンにおいて、版の重なりによるモアレの発生が抑制されたことを説明する図である。図4に示したように、実施例1によるディザマトリクスの設定によって、図3に示した例と比較して、モアレの発生が抑制されていることが分かる。ここで、Bk版とLk版は、周波数比がほぼ同一(1.06)で、角度差が45度となっている。このような関係にある2版の重なりではモアレ現象は知覚し難く、ほぼモアレ現象は発生しないといえる。
また、C版およびM版とLk版との比較では、周波数比がほぼ同一(1.05)で、角度差がそれぞれ18°となっている。このような関係にある2版が重なった場合には、モアレは発生するが、Bk版よりも目立ちにくいC版またはM版とのモアレであるため、モアレの強度は低く、比較的に知覚し難いと言える。
つまり、Bk版とLk版の重なりによってモアレが発生すると非常に目立ちやすいため
、この2版の重なりにおけるモアレが発生しないことを第一の設定条件とし、さらに、L
k版と、C版およびM版との重なりによるモアレをできるだけ抑制するように、各版のスクリーンを設定する。本実施例は、請求項4の発明の1つの実施例である。
なお、Y版はLk版よりも色材濃度が低い(目立ちにくい)場合を想定しており、この
ような場合には、本実施例で説明したように、Y版を除く4版のスクリーン設定を優先し
、Y版については、同時に使われることが少ないBk版と同一のスクリーン設定にしたり
、あるいは、166L(34°)など、他の4版と異なるスクリーン設定にすれば良い。
以降の実施例でも、Y版については特に説明を省略する。
以上のように各版の網点スクリーンを設定することによって、網点スクリーンを用いて
5色で画像を形成する場合のモアレ発生を有効に抑制することが可能となる。
(2.2.実施例2)
各版に対して網点スクリーンを用いる場合の別の例を示す。実施例1では、各版とも網
点スクリーンの周波数はほぼ同じであったが、Lk版はBk版に比べて目立ちにくいため
、低周波のスクリーンで画像を形成することが可能である。このような場合での各版の網
点スクリーンの設定を以下に示す。
C版 190L(18°)網点スクリーン
M版 190L(72°)網点スクリーン
Y版 200L( 0°)網点スクリーン
Bk版 212L(45°)網点スクリーン
Lk版 126L(18°)網点スクリーン
Figure 2005297538
表2は、淡ブラックと他の色との角度差および周波数比をまとめた一覧表である。Bk
版とLk版は、周波数比が1.68で、角度差が27度となっている。このような関係に
ある2版の重なりではモアレは発生しない。
図5は、Bk版を212L(45°)に、Lk版を126L(18°)に設定したスクリーンにおいて、版の重なりによるモアレの発生が抑制されたことを説明する図である。図5に示した実施例2によるディザマトリクスの設定によって、図3に示した例と比較して、モアレの発生が抑制されていることが分かる。ここで、Lk版とM版は、周波数比が1.51で、角度差が36°である。すなわち、Lk版は18°と108°の角度を持っているため、108°−72°=36°の差となる。また、Lk版とC版は周波数比が1.51で、角度差が0°となっている。このような関係にある2版の重なりでは、発生するモアレは非常に弱いレベルであり、知覚し難いと言える。本実施例は、請求項5の発明の1つの実施例である。
したがって、このような網点スクリーンを設定することによっても、5色で画像を形成
する場合のモアレを抑制することが可能となる。
(2.3.実施例3)
本実施例では、Bk版とLk版に対してはラインスクリーンを用い、CMY版には網点
スクリーンを用いる場合の例を示す。ここで、各版の設定は以下の通りである。
C版 190L(18°)網点スクリーン
M版 190L(72°)網点スクリーン
Y版 200L( 0°)網点スクリーン
Bk版 212L(135°)ラインスクリーン
Lk版 212L( 45°)ラインスクリーン
Figure 2005297538
表3は、淡ブラックと他の色との角度差および周波数比をまとめた一覧表である。Bk
版とLk版は、周波数比が同一で、角度差が90度となっている。このような関係にある
2版の重なりではモアレは発生しない。
また、Lk版と、C版およびM版とは、周波数比が1.12で、角度差が27°であり、これらの版の重なりによってもモアレは発生しない。本実施例は、請求項6および7の発明の1つの実施例である。
したがって、Bk版とLk版に対してのみ直交するラインスクリーンを用いることで、
5色で画像を形成する場合のモアレを抑制することが可能となる。
(2.4.実施例4)
本実施例では、全ての版に対してはラインスクリーンを用いる場合の例を示す。各版の
設定は以下の通りである。
C版 200L( 0°)ラインスクリーン
M版 200L(90°)ラインスクリーン
Y版 190L(18°)ラインスクリーン
Bk版 212L(135°)ラインスクリーン
Lk版 212L(45°)ラインスクリーン
C版,M版,Bk版,およびLk版はそれぞれ角度差が45°の間隔で配置され、スクリーン周波数はほぼ同一である。さらにBk版とLk版は角度差が90度となるように配置される。よって、Bk版とLk版の重なりによってはモアレは発生せず、また、Lk版とC版(またはM版)の重なりによってもモアレは発生しない。本実施例は、請求項6および8の発明の1つの実施例である。
したがって、このように各版のラインスクリーンを設定することによって、5色で画像
を形成する場合のモアレを抑制することが可能となる。
図6は、実施の形態による画像処理手順を説明するフローチャートである。原稿の読み取りなどによって、画像データがRGBで入力された場合、色変換部1は、入力された画像データをCMYに変換する(ステップS101)。BG/UCR処理部2は、変換されたCMYデータに対して、黒生成およびアンダーカラー除去処理を施す(ステップS102)。Bk/Lk生成部3は、BG/UCR処理部2によって処理を施されたCMYKデータのKデータを、Bk(濃ブラック)およびLk(淡ブラック)データに分解する(ステップS103)。
中間調処理部4は、Bk/Lk生成部3によって処理を施されたCMYKデータの各データに対して、あらかじめスクリーン設定に基づいて生成されたディザマトリクスを記憶しているメモリからディザマトリクスを読み出して、各版ごとに量子化処理を施す(ステップS104)。
ここで、読み出すディザマトリクスは、例えば、実施例1において設定されたものである。あるいは、実施例2、実施例3,および実施例4のいずれにおいて設定されたものであってもよい。
(3.効果)
以上説明したように、本発明の実施の形態による画像形成装置は、周期的なドットによ
る画像形成において、モアレ現象の発生を抑止しうる。
(4.ハードウェア構成)
図7は、実施の形態による画像形成装置のハードウェア構成例を示す図である。上述し
た画像形成装置は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワーク
ステーションなどのコンピュータシステムで実行することによって実現できる。コンピュ
ータ200は、CPU(Central Processing Unit)201によ
って装置全体が制御されている。CPU201には、バス207を介してROM(Rea
d Only Memory)202、RAM(Random Access Memo
ry)203、ハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)2
04、グラフィック処理装置205、入力インタフェース206が接続されている。RO
M202、およびRAM203には、CPU201に実行させるOS(Operatin
g System)のプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部が格納
される。またRAM203には、CPU201による処理に必要な各種データが格納され
る。HDD204には、OS、各種ドライバプログラム、アプリケーションプログラム、
検出されたデータなどが格納される。
また、バス207には、グラフィック処理装置205、入力インタフェース206、お
よび画像形成部214が接続している。グラフィック処理装置205には、モニタ211
が接続されている。グラフィック処理装置205は、CPU201からの命令に従って、
画像をモニタ211の画面に表示させる。入力インタフェース206には、キーボード2
12とマウス213とが接続されている。入力インタフェース206は、キーボード21
2やマウス213から送られてくる信号を、バス207を介してCPU201に送信する
。画像形成部214は、画像を形成する。
以上のようなハードウェア構成によって、本実施の形態の処理機能を実現することがで
きる。本実施の形態をコンピュータ200上で実現するには、コンピュータ200にドラ
イバプログラムを実装する。
尚、本実施形態の画像形成装置で実行される画像形成処理プログラムは、インストール
可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フロッピー(登録商標)ディスク、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、本実施形態の画像形成処理プログラムを、インタネット等のネットワークに接続
されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供
および配布するように構成しても良い。
以上のように、本発明にかかる画像形成装置は、画像形成技術に有用であり、特に、ト
ナーあるはインクジェットを使用するデジタルカラー画像形成技術に適している。
本発明の実施の形態による画像形成装置の構成を示す機能的ブロック図である。 従来例におけるスクリーン角18°の網点スクリーンおよびラインスクリーンを説明する図である。 Bk版を212L(45°)に、Lk版を206L(31°)に設定したスクリーンの場合、版の重なりによるモアレが生じることを説明する図である。 Bk版を212L(45°)に、Lk版を200L(0°)に設定したスクリーンにおいて、版の重なりによるモアレの発生が抑制されたことを説明する図である。 Bk版を212L(45°)に、Lk版を126L(18°)に設定したスクリーンにおいて、版の重なりによるモアレの発生が抑制されたことを説明する図である。 実施の形態による画像処理手順を説明するフローチャートである。 実施の形態による画像形成装置のハードウェア構成例を示す図である。
符号の説明
1 色変換部
2 BG/UCR処理部
3 Bk/Lk生成部
4 中間調処理部
10 画像形成装置

Claims (18)

  1. RGB画像データから変換されたシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(Bk)、および淡ブラック(Lk)による周期的なドット配置によって画像処理する画像処理手段を備えて画像を形成する画像形成装置であって、
    前記画像処理手段は、前記ドット配置の周波数および角度が、前記ブラックおよび淡ブラックの重なりによって発生するモアレ現象を低減させる第1の設定が施されたものを使用して画像処理するものであることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像処理手段は、前記ドット配置の周波数および角度が、前記淡ブラックとシアンのモアレ現象、ならびに前記淡ブラックとマゼンタのモアレ現象を低減させる第2の設定が施されたものを使用して画像処理するものであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記画像処理手段は、前記淡ブラックの色材濃度が前記イエローの色材濃度よりも濃い場合にのみ、前記第2の設定を施されたものを使用して画像処理するものであることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記画像処理手段は、前記ドット配置の周波数および角度が、
    前記シアン、ブラック、およびマゼンタが略同一の周波数を有し、かつ、前記角度差をそれぞれ約30度ずつに設定された網点スクリーンであり、
    前記淡ブラックは網点スクリーンであり、
    前記淡ブラックおよび前記ブラックは、前記淡ブラックおよびブラックのうちの低い方の周波数に対する高い方の周波数の比である周波数比が1.0〜1.2であり、かつ、前記角度差が約45度であるものを使用して画像処理するものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  5. 前記画像処理手段は、前記ドット配置の周波数および角度が、
    前記シアン、ブラック、およびマゼンタが略同一の周波数を有し、かつ、前記角度差がそれぞれ約30度ずつに設定された網点スクリーンであり、
    前記淡ブラックは網点スクリーンであり、
    前記淡ブラックおよび前記ブラックは、前記淡ブラックおよびブラックの前記周波数比が1.5〜1.7であり、かつ、前記角度差が約30度であるものを使用して画像処理するものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  6. 前記画像処理手段は、前記ドット配置の周波数および角度が、
    前記ブラックと淡ブラックは、前記角度差が約90度のラインスクリーンであるものを使用して画像処理するものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  7. 前記画像処理手段は、前記ドット配置の周波数および角度が、
    前記シアンおよびマゼンタは、網点スクリーンであり、
    前記シアンおよび前記ブラックの前記周波数比と、前記マゼンタおよび前記ブラックの前記周波数比とが略同一であり、
    前記シアンおよびマゼンタの前記淡ブラックに対する前記角度差はそれぞれ約±30度であるものを使用して画像処理するものであることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記画像処理手段は、前記ドット配置の周波数および角度が、
    前記シアンおよびマゼンタは、ラインスクリーンであり、
    前記シアンおよび前記ブラックの前記周波数比と、前記マゼンタおよび前記ブラックの前記周波数比とが略同一であり、
    前記シアンおよびマゼンタの前記ブラックに対する前記角度差はそれぞれ約±45度であるものを使用して画像処理するものであることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  9. RGB画像データから変換されたシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(Bk)、および淡ブラック(Lk)による周期的なドット配置によって画像処理する画像処理工程を備えて画像を形成する画像形成方法であって、
    前記画像処理工程は、前記ドット配置の周波数および角度が、前記ブラックおよび淡ブラックの重なりによって発生するモアレ現象を低減させる第1の設定が施されたものを使用して画像処理するものであることを特徴とする画像形成方法。
  10. 前記画像処理工程は、前記ドット配置の周波数および角度が、
    前記淡ブラックとシアンのモアレ現象、ならびに前記淡ブラックとマゼンタのモアレ現象を低減させる第2の設定が施されたものを使用して画像処理するものであることを特徴とする請求項9に記載の画像形成方法。
  11. 前記画像処理工程は、前記淡ブラックの色材濃度が前記イエローの色材濃度よりも濃い場合にのみ、前記第2の設定を施されたものを使用して画像処理するものであることを特徴とする請求項10に記載の画像形成方法。
  12. 前記画像処理工程は、前記ドット配置の周波数および角度が、
    前記シアン、ブラック、およびマゼンタが略同一の周波数を有し、かつ、前記角度差をそれぞれ約30度ずつに設定された網点スクリーンであり、
    前記淡ブラックは網点スクリーンであり、
    前記淡ブラックおよび前記ブラックは、前記淡ブラックおよびブラックのうちの低い方の周波数に対する高い方の周波数の比である周波数比が1.0〜1.2であり、かつ、前記角度差が約45度であるものを使用して画像処理するものであることを特徴とする請求項9〜11のいずれか1つに記載の画像形成方法。
  13. 前記画像処理工程は、前記ドット配置の周波数および角度が、
    前記シアン、ブラック、およびマゼンタが略同一の周波数を有し、かつ、前記角度差がそれぞれ約30度ずつに設定された網点スクリーンであり、
    前記淡ブラックは網点スクリーンであり、
    前記淡ブラックおよび前記ブラックは、前記淡ブラックおよびブラックの前記周波数比が1.5〜1.7であり、かつ、前記角度差が約30度であるものを使用して画像処理するものであることを特徴とする請求項9〜11のいずれか1つに記載の画像形成方法。
  14. 前記画像処理工程は、前記ドット配置の周波数および角度が、
    前記ブラックと淡ブラックは、前記角度差が約90度のラインスクリーンであるものを使用して画像処理するものであることを特徴とする請求項9〜11のいずれか1つに記載の画像形成方法。
  15. 前記画像処理工程は、前記ドット配置の周波数および角度が、
    前記シアンおよびマゼンタは、網点スクリーンであり、
    前記シアンおよび前記ブラックの前記周波数比と、前記マゼンタおよび前記ブラックの前記周波数比とが略同一であり、
    前記シアンおよびマゼンタの前記淡ブラックに対する前記角度差はそれぞれ約±30度であるものを使用して画像処理するものであることを特徴とする請求項14に記載の画像形成方法。
  16. 前記画像処理工程は、前記ドット配置の周波数および角度が、
    前記シアンおよびマゼンタは、ラインスクリーンであり、
    前記シアンおよび前記ブラックの前記周波数比と、前記マゼンタおよび前記ブラックの前記周波数比とが略同一であり、
    前記シアンおよびマゼンタの前記ブラックに対する前記角度差はそれぞれ約±45度であるものを使用して画像処理するものであることを特徴とする請求項14に記載の画像形成方法。
  17. 請求項9〜16のいずれか1つに記載の画像形成方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  18. 請求項17に記載のプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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