JP2019110512A - 画像形成装置及び画像形成方法、プログラム - Google Patents

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洋一 橿渕
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Abstract

【課題】 第1の解像度の画像データにハーフトーン処理と位相乗換処理を行った後で、より低い解像度の第2の解像度の画像データに変換する処理において、レーザスキャナの応答性によっては、記録媒体上の画像にムラが出てしまう。【解決手段】 ディザマトリクスを構成する第1のサブマトリクスの成長中心の位置と第二のサブマトリクスの成長中心の位置が、縦方向に異なるディザマトリクスを用いてハーフトーン処理を行う。【選択図】 図11

Description

本発明は、画像形成装置、画像形成方法およびプログラムに関する。
タンデム方式のカラー画像形成装置において、小型化と低コストを両立する技術として、主走査の曲りに起因するゆがみを相殺するように画像データを補正する手法が提案されている。また、スポット多重化を利用して疑似的に高解像度の画像を再現する手法が提案されている。しかしながら、これら2つの手法を同時に利用すると、記録媒体上の画像にムラが出てしまうことがある。これを改善する手法として、疑似中間調処理に用いるディザマトリクスの網点周期を表す二つのベクトル成分が偶数と偶数である場合に、網点を構成する画素の副走査方向の数が常に偶数となるように閾値を配置する方法(特許文献1)が提案されている。これによれば、ディザマトリクスの網点周期を限定せずに記録媒体上の画像に発生するムラを抑えることができるため、ディザマトリクスのスクリーン線数やスクリーン角度の制約が少なく、色間モアレの発生を防ぐことが出来る。
特開2017−130751号広報
しかしながら、特許文献1では、スポット多重化を利用して疑似的に高解像度に形成される網点の形状が、副走査方向に反転した形状になるため、主走査および副走査の方向性に違いが発生し、同一の形状であるとは言えない。これによって、特に走査型の光学系であるレーザースキャナを用いた画像形成装置において、レーザースキャナの応答性によっては記録媒体上の画像にムラが出てしまうことが問題となる。
上記課題を解決するため、本発明に係る画像形成装置は、以下のような構成を備える。すなわち、電子写真方式のレーザーの走査線の曲がりを相殺するように、画像データを主走査方向の所定の位置において副走査方向にずらす補正をする画像形成装置において、第一の解像度の画像データの画素の値と前記画素に対応するディザマトリクスの閾値とを比較することにより、前記画像データにハーフトーン処理を行うハーフトーン処理手段と、前記ハーフトーン処理手段による処理後の前記第一の解像度の画像データにおける横方向の所定の位置において、縦方向にずらす補正をする補正手段と、前記補正手段による補正後の第一の解像度の画像データを、前記第一の解像度よりも小さい第二の解像度の画像データに変換する解像度変換手段と、を有し、前記ディザマトリクスは複数のサブマトリクスで構成され、前記複数のサブマトリクスのうち、第1のサブマトリクスと第2のサブマトリクスは、縦方向の位置が等しく、縦方向と横方向の閾値の数が同じであり、前記第1のサブマトリクスの成長中心の位置と前記第2のサブマトリクスの成長中心の位置が縦方向に異なることを特徴とする。
本発明によれば、画像データにおける横方向の所定の位置において縦方向にずらす位置を境にした第1領域と第2領域において、前記画像データを低解像度に変換する解像度変換後の濃度や色味の変化を抑制することが可能となる。
印刷システムの構成の一例を示すブロック図である。 画像処理部の内部構成を示すブロック図である。 レーザービームの走査線の曲がり特性の一例を示す図である。 (a)はレーザービームの走査線の曲がり特性を示す図であり、(b)は、(a)の曲がり特性を補正する際の補正量を示す図である。 位相乗換処理で用いる補正データの一例を示す図である。 (a)は疑似高解像度処理を適用するビットマップデータにおける処理対象画素と処理矩形を示す図、(b)は処理矩形の拡大図、(c)は処理矩形に対応する多値化フィルタの概念図、(d)は積和演算係数の具体例を示す図である。 画像処理部における処理の流れを示すフローチャートである。 第一の実施例に係る二値のディザマトリックスの一例である。 第一の実施例に係るセルの成長順の一例である。 第一の実施例に係るディザマトリクスを用いて得られたビットマップデータの一例である。 第一の実施例に係るディザマトリクスを用いて得られたビットマップデータの一例である。 第二の実施例に係る二値のディザマトリックスの一例である。 第二の実施例に係るセルの成長順の一例である。 第二の実施例に係るディザマトリクスを用いて得られたビットマップデータの一例である。 第二の実施例に係るディザマトリクスを用いて得られたビットマップデータの一例である。 第三の実施例に係る二値のディザマトリックスの一例である。 第三の実施例に係るセルの成長順の一例である。 第三の実施例に係るディザマトリクスを用いて得られたビットマップデータの一例である。 第三の実施例に係るディザマトリクスを用いて得られたビットマップデータの一例である。
以下、添付図面を参照して、本発明を好適な実施例に従って詳細に説明する。なお、以下の実施例において示す構成は一例にすぎず、本発明は図示された構成に限定されるものではない。
本実施例では、カラー画像形成装置として、コピー機能やプリンタ機能等の複数の機能を備える多機能処理装置(MFP:Multi Function Peripheral)を例に説明を行なうものとする。図1は、本実施例に係る印刷システムの構成の一例を示すブロック図である。図1の印刷システムは、MFP100とPC120とで構成され、LAN等のネットワーク130を介して相互に接続されている。
MFP100は、CPU101、メモリ102、HDD103、スキャナ部104、プリンタ部105、PDL処理部106、RIP部107、画像処理部108、表示部109、ネットワークI/F110で構成される。そして、これら各部が内部バス111で相互に接続されている。
CPU101は、MFP100を統括的に制御するプロセッサである。メモリ102は、CPU101がMFP100を制御するために実行する各種命令(アプリケーションプログラム含む)や各種データを記憶するROMと、CPU101のワークエリアとして機能するRAMで構成される。HDD103は、各種プログラムや画像データ等を保存する大容量記憶媒体である。スキャナ部104は、不図示の原稿台等にセットされた原稿を光学的に読み取り、ビットマップ形式の画像データを取得する。
PDL処理部106は、PC120から受け取った印刷ジョブに含まれているPDLデータを解析し、中間データとしてのDL(ディスプレイリスト)を生成する。生成したDLはRIP部107へ送られる。RIP部107は、受け取ったDLを基にレンダリング処理を実行し、コントーン(多値)のビットマップ画像データを生成する。なお、コントーンのビットマップ画像データとは、8bitや10bitなどのビット深度を持つ多階調で、かつRGBなどの色空間で色を表現し、離散的なピクセル単位でこれら色の情報を持つ画像データのことである。具体的には、描画ビットマップと属性ビットマップのデータがそれぞれ生成される。これらのデータ生成に先立って、描画対象オブジェクトの属性情報が画素毎に生成される。この場合の属性情報は以下のような基準に従って決定される。
・文字描画コマンド(文字種や文字コード)で特定されている場合:文字属性
・線描画のコマンド(座標点、長さ、太さ)で特定されている場合:線属性
・図形描画コマンド(矩形、形状、座標点)で特定されている場合:図形属性
・イメージ描画コマンド(点の集合)で特定されている場合:イメージ属性
そして、属性情報から、プリンタ部105の処理解像度に合わせて描画する画素を形成し、各画素に描画する色の情報(多値)を入れた描画ピットマップのデータを生成する。本実施例では、プリンタ部105の解像度(例えば600dpi)よりも高い解像度(例えば1200dpi)のドットを描画する疑似高解像度処理を行うことを前提にしている。よって、ここで生成される描画ビットマップデータの解像度は1200dpiとなる。さらに、描画ビットマップの各画素に対応するように、画素毎の属性情報を格納した属性ビットマップのデータを生成する。生成された描画ビットマップと属性ビットマップは、メモリ102又はHDD103に一旦格納されるか、もしくは画像処理部108へ送られる。
画像処理部108は、PC120からの印刷ジョブに係る或いはスキャナ部104で光学的に読み取られた、印刷対象のビットマップ形式の画像データに対し、必要な画像処理を行う。画像処理部108の詳細については後述する。画像処理後のビットマップ形式の画像データは、プリンタ部105に送られる。
プリンタ部105は、画像処理部108が生成した画像データに応じて、電子写真方式によりレーザスキャナ(不図示)が露光光(レーザービーム)を照射し、静電潜像を形成して、この静電潜像を現像して単色トナー像を形成する。そして、単色トナー像を重ね合わせて多色トナー像を形成し、この多色トナー像を記録媒体(用紙)へ転写して当該多色トナー像を定着させることにより、記録媒体上にカラー画像を形成する。
表示部109は、タッチスクリーン機能を有する液晶パネルなどで構成され、種々の情報が表示される他、ユーザは、表示部109に表示される画面を介して各種操作・指示を行う。ネットワークI/F110は、ネットワーク130を介して接続されているPC120との間で、印刷ジョブの送受信などの通信を行うためのインターフェースである。
なお、画像形成装置の構成要素は上述の内容に限定されない。例えば、タッチスクリーンに代えてユーザが各種操作を行うためのマウスやキーボードなどで構成される入力部を設けるなどしてもよく、画像形成装置の構成は、その用途等に応じて適宜追加・変更され得るものである。
図2は、画像処理部108の内部構成を示すブロック図である。画像処理部108は、色変換処理部201、ハーフトーン処理部202、位相乗換処理部203、疑似高解像度処理部204で構成される。以下、各処理部について説明する。
色変換処理部201は、入力画像データの色空間をプリンタ部105に対応する色空間に変換する色変換処理を行なう。プリンタ部105がシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の計4色のトナーを使用する4色4ドラムタンデム方式の場合、CMYK色空間に変換されることになる。
ハーフトーン処理部202は、プリンタ部105に対応する色空間に変換された画像データについて色版毎に、ディザ法による中間調処理を行う。ディザ法は、所定サイズのマトリクス内に異なる閾値を配置した閾値マトリクス(ディザマトリクス)を用いる。このディザマトリクスを入力画像データである多値のビットマップデータ上にタイル状に順次展開していき、入力画素値との大小比較を行う。比較の結果、入力画素値が閾値よりも大きければ当該画素をONにし、入力画素値が閾値以下であれば当該画素をOFFとすることで、中間調の画像を表現する。ハーフトーン処理によって、連続階調の入力画像データ(多値のビットマップデータ)は、網点で構成される面積階調のハーフトーン画像データ(2値のビットマップデータ)に変換される。なお、色版毎に異なるディザマトリクスを用いてもよい。本実施例は、ディザマトリクスにその特徴があるが、詳細については後述する。
位相乗換処理部203は、ハーフトーン処理後の画像データ(ここでは2値のビットマップデータ)のラインを副走査方向にずらす、ラインずらし処理を行う。これにより、CMYK各色のレーザービームの走査線のずれ(曲がり)を補正する。このラインずらし処理は、「位相乗換処理」とも呼ばれる。図3の(a)及び(b)は、共にレーザービームの走査線の曲がり特性の一例を示す図である。図3(a)において曲線301は、レーザービームの走査線が主走査方向に進むにつれて副走査方向(用紙の搬送方向)の上方にずれていく場合の特性を示している。また、図3(b)において曲線302は、レーザービームの走査線が主走査方向に進むにつれて副走査方向の下方にずれていく場合の特性を示している。そして、図3(a)及び(b)において、直線300は、レーザービームの走査線が主走査方向に進んでも副走査方向にずれない、副走査方向に対して垂直に走査が行われる場合の理想的な走査線の特性を示している。図4(a)は、レーザービームの走査線の曲がり特性(ずれ量)を示す図であり、曲線401が主走査幅に対応するレーザービームの曲がり特性を表している。一方、図4(b)は、図4(a)の曲がり特性を補正する際の補正量(補正特性)を示す図であり、曲線402で示す補正特性は、曲線401の曲がり特性を相殺するような逆の特性となっているのが分かる。
図5は、位相乗換処理で用いる具体的な補正値(補正データ)の一例を示しており、縦軸が補正量、横軸が主走査方向の画素位置を表している。図5(a)において、P1,P2,…Pnは、上述の曲がり特性で副走査方向に1画素分ずれるポイント(乗換ポイント)を示している。なお、乗換ポイントの主走査方向の画素位置を「乗換位置」あるいは「補正位置」と呼ぶこともある。図5(b)は、各乗換ポイントP1,P2,…Pnにおける、次の乗換ポイントまでの走査線をずらす方向を示している。乗換ポイントにおけるずらし方向には、上方向と下方向とがある。例えば、乗換ポイントP2は、次の乗換ポイントP3まで、上方向にさらに1画素分のラインずらしを行うべきポイントとなる。したがって、P2における乗り換え方向は上方向(↑)となる。同様に、P3においても、次の乗換ポイントP4までは上方向(↑)となる。乗換ポイントP4における乗り換え方向は、そこまでの方向とは異なり下方向(↓)となる。
疑似高解像度処理部204は、位相乗換処理後のハーフトーン画像データに対して解像度を落として疑似的に高解像度を表現したデータに変換する処理(疑似高解像度処理)を行なう。この処理によって、ハーフトーン処理時の解像度(例えば1200dpi)のビットマップデータが、主走査方向(横方向)及び副走査方向(縦方向)共に、より低い解像度(例えば600dpi)のビットマップデータへと変換される。前記より低い解像度は、プリンタ解像度である。図6は、疑似高解像度処理を模式的に示した図である。図6(a)は、疑似高解像度処理を適用する2値のビットマップデータにおける処理対象画素(注目画素601)と処理矩形602を示している。疑似高解像度処理は、処理矩形602を移しながらサンプリングし、処理矩形602の領域内で多値化フィルタを用いた積和演算することによって行われる。ここで処理矩形602は、注目画素601とその周囲8画素からなる計9画素の領域となっている。図6(a)において斜線のマス603は、サンプリングを行なう注目画素601の位置(サンプリング位置)を示している。このサンプリング位置603の配置間隔(サンプリング間隔)は、主走査方向(横方向)及び副走査方向(縦方向)の解像度の縮小率によって決定される。本実施例では、主走査方向及び副走査方向共に1200dpiから600dpiへの解像度変換であるため、サンプリング間隔は2(=1200/600)画素、つまり1画素おきとなる。そして、図6(b)は処理矩形602の拡大図、同(c)は処理矩形602に対応する多値化フィルタの概念図である。本実施例の多値化フィルタは、処理矩形602を構成する各画素に対応した9個の積和演算係数aを持つ。図6(d)は、図6(c)の多値化フィルタ内の積和演算係数aの具体例を示す図である。注目画素601の座標を(i,j)とし、画素値をI(i,j)とすると、積和演算の結果である出力値OUTは次の式(1)で求められる。
Figure 2019110512
上記式(1)は、処理矩形602内の2値で表される各画素の画素値I(i,j)と、その座標に対応した積和演算係数aとの積を9画素分合計し、“0〜15”の16値に正規化することを意味している。これによって、1200dpiから600dpiへと画像データの解像度を変換しながら、その階調数を2階調から16階調へと変換することができる。このような疑似高解像度処理を行うことで、スポット多重化の効果が得られ、実解像度よりも疑似的に高い解像度で印刷を行うことができる。すなわち、上述の例では、600dpiのビットマップデータを用いて1200dpi相当の画像を表現することができるため、プリンタ部105の能力が600dpiの印刷解像度であっても、文字や線を1200dpi相当で印刷することができる。
続いて、印刷処理時の画像処理部108における処理の流れを説明する。図7は、画像処理部108における処理の流れを示すフローチャートである。この一連の処理は、以下に示す手順を記述したコンピュータ実行可能なプログラムをメモリ102内のROMからRAM上に読み込んだ後に、CPU101によって該プログラムを実行することによって実施される。
印刷指示を受けて、ステップ701では、RIP部107で生成された描画ビットマップと属性ビットマップのデータが取得される。ステップ702では、色変換処理部201が、描画ビットマップの各画素の色空間(ここではRGB)を、色変換LUTやマトリクス演算を用いて、プリンタ部105に対応する色空間(ここではCMYK)に変換する。
ステップ703では、ハーフトーン処理部202が、属性ビットマップの各画素の属性情報に応じてディザマトリクスを選択する。例えば、文字属性や線属性であれば高線数のディザマトリクスが選択され、図形属性やイメージ属性であれば低線数のディザマトリクスが選択される。さらに、ハーフトーン処理部202は、選択したディザマトリクスを用いて、描画ビットマップの画素毎にハーフトーン処理を施す。これにより、描画ビットマップの多値の各画素値を2値に変換したビットマップデータ(ハーフトーン画像データ)を生成する。本実施例で用いるディザマトリクスの詳細については後述する。
ステップ704では、位相乗換処理部203が、ハーフトーン処理後の2値のビットマップデータ(例えば、1200dpi)に対し、上述の位相乗換処理を行なってレーザービームの走査線の曲がりを補正する。ステップ705では、疑似高解像度処理部204が、位相乗換処理が施された補正後の2値ビットマップデータに対し上述の疑似高解像度処理を行って、2値よりも大きい多値のビットマップデータ(例えば、600dpi)を生成する。生成された多値のビットマップデータは、プリンタ部105に送られ、印刷処理が行われる。
次に、図8、図9、図10、図11を用いて、本実施例で用いるディザマトリクスと、その効果について詳細に説明する。
図8は、本実施例に係るディザマトリクスの一例である。図8(a)のディザマトリクス800は、それぞれが一つの網点を形成する4つのセル(サブマトリクス)801、802、803、804で構成されている。サブマトリクス801と802は横方向に隣接し、サブマトリクス803と804も横方向に隣接する。サブマトリクス801の閾値の数と、サブマトリクス802の閾値の数は、同じ数である。図9は、本実施例に係るディザマトリクスを構成するセルの成長順の一例である。図9(a)の900はセルの成長順を示している。図8の801〜804のセルは900をセルの総数だけ整数倍した後、それぞれにセルの総数未満の異なる値を加算することで、同一の成長順でありながらセルごとに異なる閾値を持つように構成される。例えば、本実施例において、セルの成長順900は0から35までの値を持つ。セル801〜804の閾値は、セルの成長順900を4倍した後、セル801には0を、セル802には1を、セル803には2を、セル804には3を加算する。セル801に含まれる閾値は0〜140、セル802に含まれる閾値は1〜141、セル803に含まれる閾値は2〜142、セル804に含まれる閾値は3〜143となる。また、各閾値は、ハーフトーン処理部202に入力される画像データの入力画素値に応じ、入力画素値の最大値未満になるよう正規化されたものを用いる。本実施例において、ハーフトーン処理部202に入力される画像データの入力画素値の最大値は255であるため0〜254の値に正規化されている。つまり、セル801〜804には正規化前に最大143の閾値が含まれる。そのため、正規化後のセル801には0〜249の閾値が、セル802には2〜250の閾値が、セル803には4〜252の閾値が、セル804には5〜254の閾値が内包される。このようにセルに内包される閾値が、それぞれ順序を同一にして異なる閾値を持つように配置されたセルを一般的にサブマトリクスと呼ぶ。セル801〜804は、網点が所定の角度で、所定の周期性を持つように配置される。この網点周期は2つのベクトルで表現できる。第一のベクトル805は主走査方向に6、副走査方向に−6の成分、第二のベクトル806は主走査方向に6、副走査方向に6の成分を持つ。この2つのベクトルの長さは各成分の二乗和の平方根で求められ、両者とも約8.49である。一般的に網点の周期は線数で表され、解像度をベクトルの長さで割ることで求められる。この2つのベクトルで表現されるディザマトリクス800は1200dpiの解像度において、線数が141線、角度は45度の網点を形成する。セルの成長順900は、副走査方向に2つの画素の中央を成長中心901として、点対称となるように同一の成長順が設定される。
図10は、図8(a)に示すディザマトリクスを用いて形成される網点の一例である。図10(a)は、ディザマトリクス800を用いて入力画素値が全て84である描画ビットマップにハーフトーン処理を行い、その後に位相乗換処理を行った2値のビットマップデータ(1200dpi)を示している。図10(a)において、破線1001は副走査方向の上方向に1画素分のラインずらしを行うべき乗換ポイントである(図5(b)の乗換ポイントP3を参照)。乗換ポイント1001を境に、第2領域内の網点が副走査方向の上方向に1画素(1ライン)分ずれているのが分かる。そして、第1領域と第2領域には、網点1002が連結してライン状にON画素が並んでいる。ON画素が並ぶラインは、前記ベクトル805の方向に形成され、入力画素値が大きくなるにつれて、ベクトル806の方向にラインを太らせるように面積率を上げ、網点を成長させる。そして、図10(b)は、図10(a)に示す位相乗換処理後の2値のビットマップデータ(1200dpi)に対し、疑似高解像度処理を行った後の多値のビットマップデータ(600dpi)である。図10(b)では、第1領域には枠1003で示す主走査方向に対して14の画素値の左側に10が、14の画素値の右側に4が並ぶ網点が形成される。一方で、第2領域には枠1004で示す主走査方向に対して14の画素値の左側に4が、14の画素値の右側に10が並ぶ網点が形成される。図10(b)の第1領域と第2領域において、網点は、総和は同一であるが点対称になるように形成されていることがわかる。図10(c)は、図10(b)の多値のビットマップデータを用いてレーザースキャナでレーザービームを照射し、形成した網点を模式的に表した図である。レーザースキャナは、主走査方向に向かって順に、画素値に応じた露光光をレーザービームで照射する。画素値に対する露光光の応答性に線形性が無い場合などに、主走査方向に対する画素値の並び方に強く影響を受けることが知られている。図10(c)の第1領域には枠1005で示す主走査方向に対して13の画素値の左側に9が、右側に0が並ぶ網点が、レーザースキャナを通すことで形成される。図10(c)の第2領域には枠1006で示す主走査方向に対して13の画素値の左側に2が、右側に8が並ぶ網点が、レーザースキャナを通すことで形成される。すなわち、ディザマトリクス800を用いる場合、レーザースキャナを通して記録媒体上に形成される網点が、第1領域と第2領域とで異なってしまう場合があることがわかる。つまり、前述の状況では、記録媒体上には、乗換ポイントを境にした第1領域と第2領域とで異なる網点が形成され、それぞれの領域が異なる濃度や色味で再現されてしまう。
図8(b)のディザマトリクス810は、それぞれが一つの網点を形成する4つのセル801、804、811、812で構成されている。ディザマトリクス810は、ディザマトリクス800とセルの数は同一であるが、セル801と804に対して、セル811と812が内包する閾値は副走査方向に相対的に1画素分ずれている。セルの成長順902は、セル811と812の成長順を示したものであり、その成長中心903は、セルの成長順900の成長中心901に対して、副走査方向に1画素分だけ上方にずれていることがわかる。セル801、804、811、812の配置は、ディザマトリクス800と同様であるため、ディザマトリクス810は1200dpiの解像度において、141線45度の網点を形成する。
図11(a)は、ディザマトリクス810を用いて入力画素値が全て84である描画ビットマップにハーフトーン処理を行い、その後に位相乗換処理を行った2値のビットマップデータ(1200dpi)を示している。図11(a)において、破線1101は副走査方向の上方向に1画素分のラインずらしを行うべき乗換ポイントである(図5(b)の乗換ポイントP3を参照)。乗換ポイント1101を境に、第2領域内の網点が副走査方向の上方向に1画素(1ライン)分ずれているのが分かる。そして、第1領域と第2領域には、網点1102が連結してライン状にON画素が並んでいるが、前述の通りセル801と804に対してセル811と812の成長中心が相対的に1画素分ずれている。そのため、図10(a)と比較して揺らいでいることがわかる。そして、図11(b)は、図11(a)に示す位相乗換処理後の2値のビットマップデータ(1200dpi)に対し、疑似高解像度処理を行った後の多値のビットマップデータ(600dpi)である。図11(b)では、第1領域には実線の枠1103で示す網点と、破線の枠1104で示す網点が形成される。また、第2領域にも同様に、枠1103で示す網点と、枠1104で示す網点が形成される。図11(c)は、図11(b)の多値のビットマップデータを用いてレーザースキャナでレーザービームを照射し、形成した網点を模式的に表した図である。図11(c)の第1領域には実線の枠1105で示す網点と、破線の枠1106で示す網点が、レーザースキャナを通すことで形成される。ここで、本実施例において、副走査方向に1画素分、成長中心をずらすセル811と812はベクトル806の方向に並んでいる。その結果、図11(a)に示す通り、ベクトル805の方向にON画素が並ぶラインが、図10(a)と比較してベクトル806の方向に揺らいでいることがわかる。これによって、レーザースキャナの応答性に依らず、乗換ポイントを境にした第1領域と第2領域において、同一の網点を形成することが可能となる。なお、副走査方向に1画素分、成長中心をずらすセルは、ベクトル805の方向や、ベクトル805と806の和の方向に配置することも可能である。なお、副走査方向に1画素分、成長中心をずらすセルを、ベクトル805の方向に配置した場合、これによって、ライン状の網点の揺らぎを抑えることはできる。しかし、ベクトル806方向のライン状の網点間隔が不均一になる場合があるので注意が必要である。
なお、本実施例では1200dpiにおいて、第一のベクトルが主走査方向に6、副走査方向に−6の成分、第二のベクトルが主走査方向に6、副走査方向に6の成分を持つ、141線45度のディザマトリクスを例に説明した。しかし、これに限るものではなく、それぞれのベクトルの主走査および副走査の成分が、それぞれ偶数であれば良い。また、本実施例のディザマトリクスは4つのセルを組み合わせて構成しているが、これに限るものではない。例えば、8個や16個のセルを組み合わせて、そのうち半数のセルを、残り半数のセルに対して成長中心を副走査方向に1画素ずらして配置するなどしても良い。
なお、本実施例において位相乗換処理を副走査方向に行う構成を例に説明を行ったが、これに限るものではなく、例えば、位相乗換処理を主走査方向に行っても良い。その場合の網点の成長中心をずらす方向は、位相乗換処理を行う方向と同じ主走査方向となる。
以上説明したように、本実施例では、ライン状に網点を形成するディザマトリクスを構成する複数のセルにおいて、セルの成長中心が副走査方向に相対的に1画素ずれたディザマトリクスを用いる。これにより、レーザースキャナの応答性に依らず、乗換ポイントを境にした第1領域と第2領域において、同一の網点を形成することが可能となり、いずれの領域においても同等な濃度や色味を再現することが可能となる。
第一の実施例では、ハーフトーン処理部202において、ライン状に網点を形成するディザマトリクスを用いる場合を説明した。本実施例では、円状に網点を形成するディザマトリクスを用いる場合について説明する。本実施例において、ハーフトーン処理部202が用いるディザマトリクスの構成が異なるのみであるため、前述の実施例と同様の部分に関しては、同一番号を付けて省略し、異なる部分のみを以下に説明する。
図12、図13、図14、図15を用いて、本実施例で用いるディザマトリクスと、その効果について詳細に説明する。
図12は、本実施例に係るディザマトリクスの一例である。図12(a)のディザマトリクス1200は、それぞれが一つの網点を形成する4つのセル1201、1202、1203、1204で構成されている。
図13は、本実施例に係るディザマトリクスを構成するセルの成長順の一例である。図13(a)の1300はセルの成長順を示している。図12(a)の1201〜1204のセルは、1300をセルの総数だけ整数倍した後、それぞれにセルの総数未満の異なる値を加算することで、同一の成長順でありながらセルごとに異なる閾値を持つように構成される。例えば、本実施例において、セルの成長順1300は0から39までの値を持つ。セル1201〜1204の閾値は、セルの成長順1300を4倍した後、セル1201には0を、セル1202には1を、セル1203には2を、セル1204には3を加算する。セル1201に含まれる閾値は0〜156、セル1202に含まれる閾値は1〜157、セル1203に含まれる閾値は2〜158、セル1204に含まれる閾値は3〜159となる。また、各閾値は、ハーフトーン処理部202に入力される画像データの入力画素値に応じ、入力画素値の最大値未満になるよう正規化されたものを用いる。本実施例において、ハーフトーン処理部202に入力される画像データの入力画素値の最大値は255であるため0〜254の値に正規化されている。つまり、セル1201〜1204には正規化前に最大159の閾値が含まれる。そのため、正規化後のセル1201には0〜249の閾値が、セル1202には1〜250の閾値が、セル1203には3〜252の閾値が、セル1204には4〜254の閾値が内包される。本実施例の網点周期は2つのベクトルで表現でき、第一のベクトル1205は主走査方向に8、副走査方向に−4の成分、第二のベクトル1206は主走査方向に4、副走査方向に8の成分を持つ。この2つのベクトルの長さは両者とも約8.94である。この2つのベクトルで表現されるディザマトリクス1200は1200dpiの解像度において、線数が134線、角度は27度の網点を形成する。セルの成長順1300は、副走査方向に2つの画素の中央を成長中心1301として、点対称となるように同一の成長順が設定される。
図14は、図12(a)に示すディザマトリクスを用いて形成される網点の一例である。図14(a)は、ディザマトリクス1200を用いて入力画素値が全て100である描画ビットマップにハーフトーン処理を行い、その後に位相乗換処理を行った2値のビットマップデータ(1200dpi)を示している。図14(a)において、破線1401は副走査方向の上方向に1画素分のラインずらしを行うべき乗換ポイントである(図5(b)の乗換ポイントP3を参照)。乗換ポイント1401を境に、第2領域内の網点が副走査方向の上方向に1画素(1ライン)分ずれているのが分かる。そして、第1領域と第2領域には、円状にON画素が並ぶ網点1402が複数存在する。網点1402は、前記ベクトル1205と1206の方向に形成され、入力画素値が大きくなるにつれて、成長中心1301を中心にして円状に太るように面積率を上げ、網点を成長させる。そして、図14(b)は、図14(a)に示す位相乗換処理後の2値のビットマップデータ(1200dpi)に対し、疑似高解像度処理を行った後の多値のビットマップデータ(600dpi)である。図14(b)では、第1領域には実線の枠1403で示す網点が形成され、一方で、第2領域には破線の枠1404で示す網点が形成される。図14(b)の第1領域と第2領域において、網点は、総和は同一であるが成長中心に対して点対称になるように形成されている。図14(c)は、図14(b)のビットマップデータを用いてレーザースキャナでレーザービームを照射し、形成した網点を模式的に表した図である。図14(c)の第1領域には実線の枠1405で示す網点が、レーザースキャナを通すことで形成される。図14(c)の第2領域には破線の枠1406で示す網点が、レーザースキャナを通すことで形成される。図14(c)に示すとおり、ディザマトリクス1200を用いる場合、レーザースキャナを通して記録媒体上に形成される網点の総和が、第1領域と第2領域とで異なってしまう場合があることがわかる。つまり、前述の状況では、記録媒体上には、乗換ポイントを境にした第1領域と第2領域とで異なる網点が形成され、それぞれの領域が異なる濃度や色味で再現されてしまう。
図12(b)のディザマトリクス1210は、それぞれが一つの網点を形成する4つのセル1201、1202、1211、1212で構成されている。ディザマトリクス1210は、ディザマトリクス1200とセルの数は同一であるが、セル1201と1202に対して、セル1211と1212が内包する閾値は副走査方向に相対的に1画素分ずれている。セルの成長順1302は、セル1211と1212の成長順を示したものであり、その成長中心1303は、セルの成長順1300の成長中心1301に対して、副走査方向に1画素分だけ下方にずれていることがわかる。セル1201、1202、1211、1212の配置は、ディザマトリクス1200と同様であるため、ディザマトリクス1210は1200dpiの解像度において、134線27度の網点を形成する。
図15(a)は、ディザマトリクス1210を用いて入力画素値が全て100である描画ビットマップにハーフトーン処理を行い、その後に位相乗換処理を行った2値のビットマップデータ(1200dpi)を示している。図15(a)において、破線1501は副走査方向の上方向に1画素分のラインずらしを行うべき乗換ポイントである(図5(b)の乗換ポイントP3を参照)。乗換ポイント1501を境に、第2領域内の網点が副走査方向の上方向に1画素(1ライン)分ずれているのが分かる。そして、第1領域と第2領域には、円状にON画素が並ぶ網点1502が存在するが、前述の通りセル1201と1202に対して、セル1211と1212の成長中心が相対的に1画素分ずれている。そのため、図14(a)と比較して揺らいでいることがわかる。そして、図15(b)は、図15(a)に示す位相乗換処理後の2値のビットマップデータ(1200dpi)に対し、疑似高解像度処理を行った後の多値のビットマップデータ(600dpi)である。図15(b)では、第1領域には実線の枠1503で示す網点と、破線の枠1504で示す網点が形成される。また、第2領域にも同様に、枠1503で示す網点と、枠1504で示す網点が形成される。図15(c)は、図15(b)の多値のビットマップデータを用いてレーザースキャナでレーザービームを照射し、形成した網点を模式的に表した図である。図15(c)の第1領域には実線の枠1505で示す網点と、破線の枠1506で示す網点が、レーザースキャナを通すことで形成される。ここで、本実施例において、副走査方向に1画素分、成長中心をずらすセル1211と1212はベクトル1205と1206の和の方向に並んでいる。その結果、図15(a)に示す通り、ベクトル1205と1206の和の方向にある網点が、図14(a)と比較して千鳥状に揺らいでいることがわかる。これによって、レーザースキャナの応答性に依らず、乗換ポイントを境にした第1領域と第2領域において、同一の網点を形成することが可能となる。
なお、副走査方向に1画素分、成長中心をずらすセルは、ベクトル1205の方向や、ベクトル1206の方向に配置することも可能である。
なお、本実施例においても、第一のベクトルと第二のベクトルの組み合わせを限定するものではなく、それぞれのベクトルの主走査および副走査の成分が、それぞれ偶数であれば良い。また、本実施例のディザマトリクスは4つのセルを組み合わせて構成しているが、これに限るものではない。例えば、8個や16個のセルを組み合わせて、そのうち半数のセルを、残り半数のセルに対して成長中心を副走査方向に1画素ずらして配置するなどしても良い。
なお、本実施例において位相乗換処理を副走査方向に行う構成を例に説明を行ったが、これに限るものではなく、例えば、位相乗換処理を主走査方向に行っても良い。その場合の網点の成長中心をずらす方向は、位相乗換処理を行う方向と同じ主走査方向となる。
なお、本実施例において、ハーフトーン処理部202が用いるディザマトリクスは、円状に網点を形成するディザマトリクスであることを説明したが、全ての属性、全ての色版で円状に網点を形成するディザマトリクスを用いなくても良い。例えば、円状に網点を形成するディザマトリクスを前述の低線数のディザマトリクスに、ライン状に網点を形成するディザマトリクスを前述の高線数のディザマトリクスに用いても良い。また、例えば、CMYK色空間に変換された色版毎に用いるディザマトリクスを変えても良く、シアンを本実施例のディザマトリクス、マゼンタを第一の実施例のディザマトリクスとするなど、他のディザマトリクスと組み合わせても良い。
以上説明したように、本実施例では、円状に網点を形成するディザマトリクスを構成する複数のセルにおいて、セルの成長中心が副走査方向に相対的に1画素ずれたディザマトリクスを用いる。これにより、レーザースキャナの応答性に依らず、乗換ポイントを境にした第1領域と第2領域において、同一の網点を形成することが可能となり、いずれの領域においても同等な濃度や色味を再現することが可能となる。
第一および第二の実施例では、ハーフトーン処理部202において、第一および第二のベクトルの各成分が偶数と偶数であるディザマトリクスを用いる場合を説明した。本実施例では、第一および第二のベクトルの各成分が奇数と奇数であるディザマトリクスを用いる場合について説明する。本実施例において、ハーフトーン処理部202が用いるディザマトリクスの構成が異なるのみであるため、前述の実施例と同様の部分に関しては、同一番号を付けて省略し、異なる部分のみを以下に説明する。
図16、図17、図18、図19を用いて、本実施例で用いるディザマトリクスと、その効果について詳細に説明する。
図16は、本実施例に係るディザマトリクスの一例である。図16(a)のディザマトリクス1600は、それぞれが一つの網点を形成する4つのセル1601、1602、1603、1604で構成されている。
図17は、本実施例に係るディザマトリクスを構成するセルの成長順の一例である。図17(a)の1700はセルの成長順を示している。図16(a)の1601〜1604のセルは、1700をセルの総数だけ整数倍した後、それぞれにセルの総数未満の異なる値を加算することで、同一の成長順でありながらセルごとに異なる閾値を持つように構成される。例えば、本実施例において、セルの成長順1700は0から24までの値を持つ。セル1601〜1604の閾値は、セルの成長順1700を4倍した後、セル1601には0を、セル1602には1を、セル1603には2を、セル1604には3を加算する。セル1601に含まれる閾値は0〜96、セル1602に含まれる閾値は1〜97、セル1603に含まれる閾値は2〜98、セル1604に含まれる閾値は3〜99となる。また、各閾値は、ハーフトーン処理部202に入力される画像データの入力画素値に応じ、入力画素値の最大値未満になるよう正規化されたものを用いる。本実施例において、ハーフトーン処理部202に入力される画像データの入力画素値の最大値は255であるため0〜254の値に正規化されている。つまり、セル1601〜1604には正規化前に最大99の閾値が含まれる。そのため、正規化後のセル1601には0〜246の閾値が、セル1602には3〜249の閾値が、セル1603には5〜251の閾値が、セル1604には8〜254の閾値が内包される。本実施例の網点周期は2つのベクトルで表現でき、第一のベクトル1605は主走査方向に5、副走査方向に−5の成分、第二のベクトル1606は主走査方向に5、副走査方向に5の成分を持つ。この2つのベクトルの長さは両者とも約7.07である。この2つのベクトルで表現されるディザマトリクス1600は1200dpiの解像度において、線数が170線、角度は45度の網点を形成する。セルの成長順1700は、副走査方向に2つの画素の中央を成長中心1701として、点対称となるように同一の成長順が設定される。
図18は、図16(a)に示すディザマトリクスを用いて形成される網点の一例である。図18(a)は、ディザマトリクス1600を用いて入力画素値が全て70である描画ビットマップにハーフトーン処理を行い、その後に位相乗換処理を行った2値のビットマップデータ(1200dpi)を示している。図18(a)において、破線1801は副走査方向の上方向に1画素分のラインずらしを行うべき乗換ポイントである(図5(b)の乗換ポイントP3を参照)。乗換ポイント1801を境に、第2領域内の網点が副走査方向の上方向に1画素(1ライン)分ずれているのが分かる。そして、第1領域と第2領域には、円状にON画素が並ぶ網点1802が複数存在する。網点1802は、前記ベクトル1605と1606の方向に形成され、入力画素値が大きくなるにつれて、成長中心1701を中心にして円状に太るように面積率を上げ、網点を成長させる。そして、図18(b)は、図18(a)に示す位相乗換処理後の2値のビットマップデータ(1200dpi)に対し、疑似高解像度処理を行った後の多値のビットマップデータ(600dpi)である。図18(b)では、第1領域には実線の枠1803で示す網点と一点鎖線の枠1804で示す網点が形成され、一方で、第2領域には破線の枠1805と二点鎖線の枠1806で示す網点が形成される。図18(b)の第1領域と第2領域において、網点は、総和は同一であるが成長中心に対して点対称になるように形成されている。図18(c)は、図18(b)のビットマップデータを用いてレーザースキャナでレーザービームを照射し、形成した網点を模式的に表した図である。図18(c)の第1領域には実線の枠1807と一点鎖線の枠1808で示す網点が、レーザースキャナを通すことで形成される。図18(c)の第2領域には破線の枠1809と二点鎖線の枠1810で示す網点が、レーザースキャナを通すことで形成される。図18(c)に示すとおり、ディザマトリクス1600を用いる場合、レーザースキャナを通して記録媒体上に形成される網点が、第1領域と第2領域とで異なってしまう場合があることがわかる。つまり、前述の状況では、記録媒体上には、乗換ポイントを境にした第1領域と第2領域とで異なる網点が形成され、それぞれの領域が異なる濃度や色味で再現されてしまう。
図16(b)のディザマトリクス1610は、それぞれが一つの網点を形成する4つのセル1601、1603、1611、1612で構成されている。ディザマトリクス1610は、ディザマトリクス1600とセルの数は同一であるが、セル1601と1603に対して、セル1611と1612が内包する閾値は主走査方向に相対的に1画素分ずれている。セルの成長順1702は、セル1611と1612の成長順を示したものであり、その成長中心1703は、セルの成長順1700の成長中心1701に対して、主走査方向に1画素分だけ右方にずれていることがわかる。セル1601、1603、1611、1612の配置は、ディザマトリクス1600と同様であるため、ディザマトリクス1610は1200dpiの解像度において、170線45度の網点を形成する。
図19(a)は、ディザマトリクス1610を用いて入力画素値が全て70である描画ビットマップにハーフトーン処理を行い、その後に位相乗換処理を行った2値のビットマップデータ(1200dpi)を示している。図19(a)において、破線1901は副走査方向の上方向に1画素分のラインずらしを行うべき乗換ポイントである(図5(b)の乗換ポイントP3を参照)。乗換ポイント1901を境に、第2領域内の網点が副走査方向の上方向に1画素(1ライン)分ずれているのが分かる。そして、第1領域と第2領域には、円状にON画素が並ぶ網点1902が存在するが、前述の通りセル1601と1603に対して、セル1611と1612の成長中心が相対的に1画素分ずれている。そのため、図18(a)と比較して揺らいでいることがわかる。そして、図19(b)は、図19(a)に示す位相乗換処理後の2値のビットマップデータ(1200dpi)に対し、疑似高解像度処理を行った後の多値のビットマップデータ(600dpi)である。図19(b)では、第1領域には実線の枠1903で示す網点と、一点鎖線の枠1904で示す網点と、破線の枠1905で示す網点と、二点鎖線の枠1906で示す網点が形成される。また、第2領域にも同様に、枠1903で示す網点と、枠1904で示す網点と、枠1905で示す網点と、枠1906で示す網点が形成される。図19(c)は、図19(b)の多値のビットマップデータを用いてレーザースキャナでレーザービームを照射し、形成した網点を模式的に表した図である。図19(c)の第1領域には実線の枠1907で示す網点と、一点鎖線の枠1908で示す網点と、破線1909の枠で示す網点と、二点鎖線1910の枠で示す網点が、レーザースキャナを通すことで形成される。ここで、本実施例において、主走査方向に1画素分、成長中心をずらすセル1611と1612はベクトル1606の方向に並んでいる。その結果、図19(a)に示す通り、ベクトル1606の方向にある網点が、図18(a)と比較してずれていることがわかる。これによって、レーザースキャナの応答性に依らず、乗換ポイントを境にした第1領域と第2領域において、同一の網点を形成することが可能となる。
なお、主走査方向に1画素分、成長中心をずらすセルは、ベクトル1605の方向や、ベクトル1605とベクトル1606の和の方向に配置することも可能である。
なお、本実施例においても、第一のベクトルと第二のベクトルの組み合わせを限定するものではなく、それぞれのベクトルの主走査および副走査の成分が、それぞれ奇数であれば良い。また、本実施例のディザマトリクスは4つのセルを組み合わせて構成しているが、これに限るものではない。例えば、8個や16個のセルを組み合わせて、そのうち半数のセルを、残り半数のセルに対して成長中心を主走査方向に1画素ずらして配置するなどしても良い。
なお、本実施例において位相乗換処理を副走査方向に行う構成を例に説明を行ったが、これに限るものではなく、例えば、位相乗換処理を主走査方向に行っても良い。その場合の網点の成長中心をずらす方向は、位相乗換処理を行う方向と直交する副走査方向となる。
なお、第3の実施例では、ハーフトーン処理部202が用いるディザマトリクスは、第一のベクトルと第二のベクトルの主走査および副走査の成分がそれぞれ奇数であることを説明したが、全ての色版で用いらなくても良い。CMYK色空間に変換された色版毎に用いるディザマトリクスを変えても良い。例えば、シアンを第3の実施例のディザマトリクス、マゼンタを第1又は第2の実施例のディザマトリクスとするなど、色ごとに採用するディザマトリクスを適宜異ならせるようにしても良い。また、高線数向けと低線数向けで異なるディザマトリクスを採用することもできる。
以上説明したように、本実施例では、第一および第二のベクトルの各成分が奇数と奇数であるディザマトリクスを構成する複数のセルにおいて、セルの成長中心が主走査方向に相対的に1画素ずれたディザマトリクスを用いる。これにより、レーザースキャナの応答性に依らず、乗換ポイントを境にした第1領域と第2領域において、同一の網点を形成することが可能となり、いずれの領域においても同等な濃度や色味を再現することが可能となる。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。

Claims (25)

  1. 電子写真方式のレーザーの走査線の曲がりを相殺するように、画像データを主走査方向の所定の位置において副走査方向にずらす補正をする画像形成装置において、
    第一の解像度の画像データの画素の値と前記画素に対応するディザマトリクスの閾値とを比較することにより、前記画像データにハーフトーン処理を行うハーフトーン処理手段と、
    前記ハーフトーン処理手段による処理後の前記第一の解像度の画像データにおける横方向の所定の位置において、縦方向にずらす補正をする補正手段と、
    前記補正手段による補正後の第一の解像度の画像データを、前記第一の解像度よりも小さい第二の解像度の画像データに変換する解像度変換手段と、を有し、
    前記ディザマトリクスは複数のサブマトリクスで構成され、前記複数のサブマトリクスのうち、第1のサブマトリクスと第2のサブマトリクスは、縦方向の位置が等しく、縦方向と横方向の閾値の数が同じであり、前記第1のサブマトリクスの成長中心の位置と前記第2のサブマトリクスの成長中心の位置が縦方向に異なることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第1のサブマトリクスと前記第2のサブマトリクスは、横方向に隣接することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第1のサブマトリクスの成長中心と前記第2のサブマトリクスの成長中心は、縦方向に1画素ずれていることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第1のサブマトリクスと前記第2のサブマトリクスは、成長中心に対して点対称になるように閾値が配置されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記第1のサブマトリクスの閾値の総数は偶数、前記第2のサブマトリクスの閾値の総数は偶数であり、第1のサブマトリクスと第2のサブマトリクスの総数は同じ数であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記解像度変換手段における解像度変換は、前記補正手段による補正後の第一の解像度の画像データに積和演算することにより行われることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 電子写真方式のレーザーの走査線の曲がりを相殺するように、画像データを主走査方向の所定の位置において副走査方向にずらす補正をする画像形成装置において、
    第一の解像度の画像データの画素の値と前記画素に対応するディザマトリクスの閾値とを比較することにより、前記画像データにハーフトーン処理を行うハーフトーン処理手段と、
    前記ハーフトーン処理手段による処理後の前記第一の解像度の画像データにおける横方向の所定の位置において、縦方向にずらす補正をする補正手段と、
    前記補正手段による補正後の第一の解像度の画像データを、前記第一の解像度よりも小さい第二の解像度の画像データに変換する解像度変換手段と、を有し、
    前記ディザマトリクスは複数のサブマトリクスで構成され、前記複数のサブマトリクスのうち、第1のサブマトリクスと第2のサブマトリクスは、縦方向の位置が等しく、縦方向と横方向の閾値の数が同じであり、前記第1のサブマトリクスの成長中心の位置と前記第2のサブマトリクスの成長中心の位置が横方向に異なることを特徴とする画像形成装置。
  8. 前記第1のサブマトリクスと前記第2のサブマトリクスは、横方向に隣接することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記第1のサブマトリクスの成長中心と前記第2のサブマトリクスの成長中心は、横方向に1画素ずれていることを特徴とする請求項7または8に記載の画像形成装置。
  10. 前記第1のサブマトリクスと前記第2のサブマトリクスは、成長中心に対して点対称になるように閾値が配置されていることを特徴とする請求項7乃至9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 前記第1のサブマトリクスの閾値の総数は偶数、前記第2のサブマトリクスの閾値の総数は偶数であり、第1のサブマトリクスと第2のサブマトリクスの総数は同じ数であることを特徴とする請求項7乃至10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  12. 前記解像度変換手段における解像度変換は、前記補正手段による補正後の第一の解像度の画像データに積和演算することにより行われることを特徴とする請求項7乃至11のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  13. 電子写真方式のレーザーの走査線の曲がりを相殺するように、画像データを主走査方向の所定の位置において副走査方向にずらす補正をする画像形成装置における画像形成方法において、
    第一の解像度の画像データの画素の値と前記画素に対応するディザマトリクスの閾値とを比較することにより、前記画像データにハーフトーン処理を行うハーフトーン処理ステップと、
    前記ハーフトーン処理ステップによる処理後の前記第一の解像度の画像データにおける横方向の所定の位置において、縦方向にずらす補正をする補正ステップと、
    前記補正ステップによる補正後の第一の解像度の画像データを、前記第一の解像度よりも小さい第二の解像度の画像データに変換する解像度変換ステップと、を有し、
    前記ディザマトリクスは複数のサブマトリクスで構成され、前記複数のサブマトリクスのうち、第1のサブマトリクスと第2のサブマトリクスは、縦方向の位置が等しく、縦方向と横方向の閾値の数が同じであり、前記第1のサブマトリクスの成長中心の位置と前記第2のサブマトリクスの成長中心の位置が縦方向に異なることを特徴とする画像形成方法。
  14. 前記第1のサブマトリクスと前記第2のサブマトリクスは、横方向に隣接することを特徴とする請求項13に記載の画像形成方法。
  15. 前記第1のサブマトリクスの成長中心と前記第2のサブマトリクスの成長中心は、縦方向に1画素ずれていることを特徴とする請求項13または14に記載の画像形成方法。
  16. 前記第1のサブマトリクスと前記第2のサブマトリクスは、成長中心に対して点対称になるように閾値が配置されていることを特徴とする請求項13乃至15のいずれか1項に記載の画像形成方法。
  17. 前記第1のサブマトリクスの閾値の総数は偶数、前記第2のサブマトリクスの閾値の総数は偶数であり、第1のサブマトリクスと第2のサブマトリクスの総数は同じ数であることを特徴とする請求項13乃至16のいずれか1項に記載の画像形成方法。
  18. 前記解像度変換ステップにおける解像度変換は、前記補正ステップによる補正後の第一の解像度の画像データに積和演算することにより行われることを特徴とする請求項13乃至17のいずれか1項に記載の画像形成方法。
  19. 電子写真方式のレーザーの走査線の曲がりを相殺するように、画像データを主走査方向の所定の位置において副走査方向にずらす補正をする画像形成装置における画像形成方法において、
    第一の解像度の画像データの画素の値と前記画素に対応するディザマトリクスの閾値とを比較することにより、前記画像データにハーフトーン処理を行うハーフトーン処理ステップと、
    前記ハーフトーン処理ステップによる処理後の前記第一の解像度の画像データにおける横方向の所定の位置において、縦方向にずらす補正をする補正ステップと、
    前記補正ステップによる補正後の第一の解像度の画像データを、前記第一の解像度よりも小さい第二の解像度の画像データに変換する解像度変換ステップと、を有し、
    前記ディザマトリクスは複数のサブマトリクスで構成され、前記複数のサブマトリクスのうち、第1のサブマトリクスと第2のサブマトリクスは、縦方向の位置が等しく、縦方向と横方向の閾値の数が同じであり、前記第1のサブマトリクスの成長中心の位置と前記第2のサブマトリクスの成長中心の位置が横方向に異なることを特徴とする画像形成方法。
  20. 前記第1のサブマトリクスと前記第2のサブマトリクスは、横方向に隣接することを特徴とする請求項19に記載の画像形成方法。
  21. 前記第1のサブマトリクスの成長中心と前記第2のサブマトリクスの成長中心は、横方向に1画素ずれていることを特徴とする請求項19または20に記載の画像形成方法。
  22. 前記第1のサブマトリクスと前記第2のサブマトリクスは、成長中心に対して点対称になるように閾値が配置されていることを特徴とする請求項19乃至21のいずれか1項に記載の画像形成方法。
  23. 前記第1のサブマトリクスの閾値の総数は偶数、前記第2のサブマトリクスの閾値の総数は偶数であり、第1のサブマトリクスと第2のサブマトリクスの総数は同じ数であることを特徴とする請求項19乃至22のいずれか1項に記載の画像形成方法。
  24. 前記解像度変換ステップにおける解像度変換は、前記補正ステップによる補正後の第一の解像度の画像データに積和演算することにより行われることを特徴とする請求項19乃至23のいずれか1項に記載の画像形成方法。
  25. コンピュータを、請求項1乃至12のいずれか1項に記載の画像形成装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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