JP2005297386A - 金型装置および成形方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ウエルドマークや転写不良を防いで良好な外観の成形品を製造するとともに、バリの発生を防ぐ。
【解決手段】 固定側金型1と可動側金型2に加熱冷却管6と冷却管11が形成されている。加熱冷却管6には加熱媒体供給源7と冷却媒体供給源8が弁9を介して接続され、冷却管11には冷却媒体供給源8が接続されている。冷却管11はパーティング面12におけるキャビティ3の外周に沿ってその近傍に設けられている。溶融状態の樹脂を射出機構10からゲート4を介してキャビティ3内に射出する際に、制御装置5が加熱媒体を加熱冷却管6に供給させてキャビティ3全体を高温に保ち、樹脂の粘度を低くして円滑に流動させる。一方、制御装置5は冷却媒体を冷却管11に供給させて、樹脂を局部的に冷却して粘度を高くし、両金型1,2のパーティング面12間に浸入するのを防ぐ。
【選択図】 図1

Description

本発明は金型装置および成形方法に関する。特に、可動側金型と固定側金型の少なくとも一方のキャビティ表面を交互に加熱および冷却しながら成形するヒートサイクル成形法に適した合成樹脂成形用の金型装置および成形方法に関するものである。
熱可塑性樹脂の射出成形において、溶融樹脂を金型のキャビティ内に充填する際に金型温度を高くしておくと、溶融樹脂の粘度の上昇が小さいためキャビティ表面の転写が良好で外観が良好な成形品が得られると同時に、ウエルドラインが目立たない。そこで、溶融樹脂をキャビティに充填する間、可動側金型と固定側金型の少なくとも一方のキャビティ表面を加熱する成形方法が行われている。キャビティ表面を加熱する方法としては、可動側金型と固定側金型の少なくとも一方に管状の流路を形成し、この流路内に加熱媒体を供給する方法が採用されている。また、キャビティ内への溶融樹脂の充填後には、短時間で溶融樹脂を冷却して固化させるために金型を速やかに冷却することが望まれる。そのため、本出願人は、先に特許文献1により、金型の加熱と冷却を交互に行ういわゆるヒートサイクル成形法が適用される合成樹脂成形用金型装置を提案している。この合成樹脂成形用金型は、母型と、その内部に組み込まれている入れ子とからなり、この入れ子にキャビティ表面が形成され、キャビティ表面の近傍には、加熱媒体と冷却媒体とが交互に繰り返して流入される流路(水管または空隙)が設けられている。
一方、一般の射出成形用の金型装置において、バリの発生を抑制するための様々な発明が開示されている。特許文献2〜7には、金型の接合面(パーティング面)全体が均一な圧力になるようにして、部分的に圧力の低いところから樹脂がキャビティからパーティング面間に浸入してバリが発生するのを防ぐ方法が開示されている。例えば、キャビティ面の平面性を向上させる方法や、金型の強度を向上させて型締め力を高める方法や、両金型が平行状態で密着するように金型を構成する金属、特にキャビティ周囲のパーティング面を構成する金属の硬度に着目して型締め力を均一にする方法などが提案されている。また、特許文献8〜13には、溶融樹脂が充填される際にキャビティ内を均一に流れ、パーティング面に均一な樹脂圧力がかかるようにしてバリを抑える方法が開示されている。例えば、ゲート位置やゲート形状を工夫して、射出成形時に成形品(キャビティ内部)に均一な圧力がかかるようにする方法や、射出成形時に射出の1次圧力および2次圧力のタイミング、すなわち複数のゲートの射出タイミングを適切に調整して、キャビティ内が均一な圧力になるように適切な保圧制御を行う方法などが提案されている。
特開2001−18229号公報 特開2002−331555号公報 特開2002−178372号公報 特開平11−348077号公報 特開平10−315254号公報 特開2003−145589号公報 特開2003−80565号公報 特開2003−39495号公報 特開2003−39485号公報 特開2000−108155号公報 特開平10−264223号公報 特開平10−244559号公報 特開平09−207177号公報
前記した特許文献2〜13に記載されているような方法は、溶融樹脂の射出時に金型温度を樹脂の固化温度以下に冷却している一般的な射出成形方法においては、バリの発生防止のために有効である。これは、金型のパーティング面の接合状態の改良や、保圧過程における樹脂および金型面に加わる圧力の均一化が達成できるからである。
しかし、特許文献1に記載されているような、いわゆるヒートサイクル成形法においては、特許文献2〜13に記載されている方法によってバリの発生を完全に防止することは困難である。その理由は、ヒートサイクル成形法では、前記したバリの発生理由に加えて、他の理由に起因してバリが発生し易い傾向があるからである。すなわち、ヒートサイクル成形法の場合には、溶融樹脂がキャビティ内に充填されるときに金型の表面温度が当該樹脂の熱変形温度よりも高い温度に保たれるため、充填された溶融樹脂の冷却が緩やかであり、粘度が低く保たれる。このため、射出時や保圧時に、粘度の低い溶融樹脂が金型のパーティング面に沿って両金型の隙間(パーティング面間)に浸み出してくることによってバリが生じるおそれがある。従って、金型温度が低い一般的な射出成形方法においては前記した従来の方法(特許文献2〜13に開示された方法)によってバリ防止が可能であっても、ヒートサイクル成形法ではその方法だけでは不十分であり、バリの発生を完全に防ぐことは困難である。そして、バリが度々発生すると、金型にバリ癖ができるなどの不具合が生じる可能性がある。
このように、バリは、射出成形中、特に保圧工程時に、キャビティ内、特に金型のパーティング面近傍の樹脂が低温であり粘度が高ければあまり発生しないものであるが、いわゆるヒートサイクル成形法は、射出成形中、特に保圧工程時に、金型のキャビティ表面を高温に保つことによって、ウエルドラインをなくし金型面(キャビティ面)の転写を良好にして成形品の表面の外観を向上させることが特徴であるため、むやみにキャビティ面を冷却してしまってはヒートサイクル成形法本来の特徴が失われてしまう。
そこで本発明の目的は、ヒートサイクル成形法を採用して、キャビティ表面が急速に冷却されずに良好な外観の成形品を製造でき、なおかつ、少なくとも保圧時にパーティング面近傍のみを十分に冷却して、溶融樹脂がキャビティ外へ浸み出してバリが発生するのを防ぐことができる金型装置および成形方法を提供することにある。
本発明は、可動側金型と固定側金型とを有する金型装置において、両金型の少なくとも一方に設けられており、キャビティ表面の温度を繰り返し上下させるために冷却媒体と加熱媒体が選択的に供給される流路である加熱冷却管と、両金型の少なくとも一方に設けられており、キャビティ表面の近傍に、パーティング面に沿って位置する、冷却媒体が供給される流路である冷却管とを有することを特徴とする。
さらに、冷却管は、パーティング面に対して加熱冷却管よりも近くに位置し、パーティング面におけるキャビティの外周に沿って設けられていることが好ましい。
本発明のもう1つの特徴は、前記した構成の金型装置を用いる成形方法において、加熱冷却管には、キャビティ内への溶融樹脂の充填時には加熱媒体を供給し、溶融樹脂の充填完了後に冷却媒体を供給し、冷却管には常に冷却媒体を供給することにある。
これらの構成および方法によると、射出成形時に加熱冷却管に加熱媒体と冷却媒体とを交互に流してキャビティ内の温度を適宜上下させることができる。従って、特に、射出時の樹脂を比較的高温に保って粘度を低くし、ウエルドラインを防止しつつ転写を良好にすることができる。一方、その間にも冷却管には冷却媒体を供給して樹脂を部分的に冷却し、局部的に粘度を高くすることによって、樹脂が両金型のパーティング面間へ浸入するのを抑制することができる。
本発明によると、射出成形時に加熱冷却管に加熱媒体と冷却媒体とを交互に流してキャビティ内の温度を適宜上下させることによって、ウエルドラインを防止しつつ転写を良好にして、成形品の外観を良好にすることができる。それに加えて、冷却管に冷却媒体を流して樹脂を冷却して局部的に粘度を高くすることによって、樹脂が両金型のパーティング面間に浸入してバリが発生するのを抑制することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1,2に本発明の金型装置の実施形態を示している。この金型装置は、固定側金型1と、固定側金型1に対して当接したり遠ざかったりするように移動可能な可動側金型2を有している。図1に示すように固定用金型1と可動側金型2が接合した状態(型閉め状態)で、両金型1,2の間にキャビティ3が構成される。キャビティ3は、所望の製品形状に対応する形状に形成されている。固定側金型1のゲート4には、キャビティ3内に成形用樹脂を射出するための射出機構10が接続されている。金型1,2には、キャビティ表面1a,2aの近傍に複数系統の流路が設けられている。この流路のうちの一部、すなわちパーティング面12に近接して設けられているものが冷却管11である。冷却管11には冷却媒体供給源8が接続されており、金型1,2のキャビティ表面1a,2aを冷却するための冷却媒体(例えば冷却水など)が常時流される。そして、流路のうち冷却管11以外のものが加熱冷却管6である。加熱冷却管6には、加熱媒体供給源7と冷却媒体供給源8が弁9を介して接続されており、金型1,2のキャビティ表面1a,2aを加熱するための加熱媒体(例えば水蒸気など)、または金型1,2のキャビティ表面1a,2aを冷却するための冷却媒体(例えば冷却水など)が選択的に流される。加熱媒体供給源7と冷却媒体供給源8は制御装置5によって制御される。なお、加熱冷却管6に接続された冷却媒体供給源8と、冷却管11に接続された冷却媒体供給源8とは共通であってもよく、別々に設けられたものであってもよい。
冷却管11は、図2に示すように、金型1,2の接合面(パーティング面12)におけるキャビティ3の外周に少なくとも部分的に沿ってその外周の近傍の領域に設けられており、また、キャビティ表面1a,2aの近傍に、かつパーティング面12に沿って位置している。そして、それ以外の部分に加熱冷却管6が設けられており、少なくとも、冷却管11はパーティング面12に対して加熱冷却管6よりも近くに位置している。
このような構成であるため、キャビティ3内の樹脂は、主に加熱冷却管6の加熱または冷却の作用によって温度が上下するが、パーティング面12におけるキャビティ3の外周近傍の領域においては、冷却管11の冷却作用によって常に冷却され、粘度が高くなっている。従って、後述するように、本実施形態の金型装置を用いる成形方法において、樹脂がパーティング面12においてキャビティ3外に浸み出してバリの要因となることが抑制できる。
なお、このような射出成形装置に、特許文献1に開示されている構成を応用してもよい。すなわち、図示しないが、金型1,2が入れ子構造であり母型と入れ子の間に断熱層が設けられ、入れ子のキャビティ表面の近傍に加熱冷却管6と冷却管11が設けられており、入れ子と母型の嵌合部分に入れ子の膨張分を見込んで隙間が設けられた構成であってもよい。
次に、図1,2に示す射出成形装置を用いる本発明の射出成形方法について説明する。まず、図1に示すように型閉めして可動側金型2を固定側金型1に密着させて、両金型1,2の間にキャビティ3を構成する。この時、制御装置5は、加熱媒体供給源7から加熱媒体を加熱冷却管6に、冷却媒体供給源8から冷却媒体を冷却管11にそれぞれ供給させる。それによって、キャビティ3のほぼ全体を高温(例えば100℃)に保ち、かつパーティング面12におけるキャビティ3の外周近傍の領域のみを、冷却管11の冷却作用によって比較的低温(例えば40℃)に保つ。その状態で、高温(例えば260℃)に加熱されて溶融状態である熱可塑性樹脂を、射出機構10からゲート4を介してキャビティ3内に射出する。
キャビティ3内に射出された樹脂は、キャビティ3のほぼ全体が高温に保たれているためあまり温度が下がらず、粘度は低いままであり、円滑に流動してキャビティ3内の隅々にまで行き渡る。ただし、両金型1,2間に流れ込んでしまう可能性のある部分、すなわち、パーティング面12におけるキャビティ3の外周部においては、冷却管11の冷却作用によって局部的に樹脂が冷却され、粘度が高くなっている。従って、局部的に冷却されて粘度が高くなった樹脂は、両金型1,2のパーティング面12間には浸入していかない。
所定量の樹脂の射出が完了すると、両金型1,2を所定の保圧状態にする。このとき、冷却管11には冷却媒体が供給され続けて冷却作用が続行され、さらに加熱冷却管6にも冷却媒体供給源8から冷却媒体が供給される。これによって、キャビティ3内の樹脂全体が冷却されて固化していく。所定時間の保圧を行って樹脂が完全に固化したら、可動側金型2を固定側金型1から離れさせて型開き状態にし、図示しない突き出し機構等を用いて成形品を取り出す。
このように、本実施形態によると、射出成形時に加熱冷却管6に加熱媒体と冷却媒体とを交互に流してキャビティ表面1a,2aの温度を効率的に上下させる、いわゆるヒートサイクル成形法を行うことによって、特に、射出時の樹脂の粘度を低くしてウエルドラインを防止しつつ転写を良好にして、成形品の外観を良好にする効果が得られる。さらに本実施形態によると、前記したようにパーティング面12におけるキャビティ3の外周部にて樹脂を冷却して局部的に粘度を高くすることによって、樹脂の、両金型1,2のパーティング面12間への浸入を防ぎ、バリの発生を抑える効果が得られる。
以上説明した通り、冷却管11によってバリの発生を防止するのに十分な冷却効果を可能にしつつ、加熱冷却管6による加熱および冷却の効果を阻害しないために、冷却管11の構成および配置に留意することが好ましい。図3には1つの冷却管11のみを抜き出して示しているが、冷却管11の直径Dができるだけ小さく、キャビティ3とパーティング面12との境界部に近接するのが理想的である。ただし、加工上の問題から冷却管11の直径Dを2.5mmから10mm程度にするのが現実的である。また、強度上の問題から、パーティング面12から冷却管11の中心位置までの深さLがL=Dx1.5〜3となるように冷却管11を配置するのが好ましい。これ以上深くなるとパーティング面12を十分に冷却できなくなるおそれがあり、またこれ以上浅くなると強度上の不安が生じる。そして、冷却管11は、樹脂のパーティング面12間への浸入を防ぎつつ、かつ樹脂全体の温度を下げ過ぎてしまわないように、キャビティ3と冷却管11の中心とを結ぶ線がパーティング面12に対してなす角度θが45〜70度程度、例えば60度になるように配置される。なお、加熱冷却管6は、少なくとも、パーティング面12に対して冷却管11よりも離れて配置される。このような構成にすることによって、冷却管11は、パーティング面12におけるキャビティ3の外周近傍だけを局部的に冷却し、キャビティ3全体の温度に影響をあまり及ぼさないようにすることができる。
なお、一般的には冷却管11および加熱冷却管6の断面は円形に形成されるが、金型1,2の形状や加工上の問題から円形以外の断面形状とすることもできる。
図4には本発明の第2の実施形態の金型装置が示されている。この金型装置は、両金型1,2に加熱冷却管6が設けられているが、冷却管11は固定側金型1のみに設けられており、可動側金型2には設けられていない。この構成であっても、冷却管11に供給される冷却媒体が十分な冷却効果を有していれば、バリ防止の効果が得られる。そしてこの構成の場合、可動側金型2に冷却管11を設ける必要がないために構成が簡単になる。なお、図示しないが可動側金型2のみに冷却管11を設ける構成にすることもできる。
[実施例]
次に、本発明の具体的な実施例について簡単に説明する。本実施例では、加熱冷却管6と、直径3mmの冷却管11とを有する金型1,2を使用して、A4サイズ(210mmX297mm)で厚さ3mmの平板状の成形品を、可動側金型2と固定側金型1の両方のキャビティ表面1a,2aを加熱および冷却して成形するヒートサイクル成形法により射出成形した。なお、樹脂はABS樹脂であり、株式会社名機製作所製の成形機に本発明の第1の実施形態の金型装置を取り付けて使用した。樹脂のキャビティ3内への射出は、射出時の樹脂の温度を260℃に設定し、制御装置5は、金型1,2の温度が110℃になるように、加熱媒体供給源7から加熱媒体を加熱冷却管6に供給させ、冷却媒体供給源8から40℃の冷却水(冷却媒体)を冷却管11に供給させた。そして、樹脂充填後には加熱冷却管6にも40℃の冷却水を供給してヒートサイクル成形法を実施した。このようにして得た成形品には、バリの発生は全く見られなかった。
[比較例]
前記した実施例と対比させるための比較例として、全く同じ金型装置と成型機と樹脂を使用し、冷却管11には冷却媒体を供給せず、それ以外は実施例と全く同じ条件で射出成形を実施した。この比較例で得られた成形品には、その外周全体にいわゆる糸バリといわれる薄いバリが発生した。
本発明の第1の実施形態の金型装置の断面図である。 図1に示す金型装置の可動側金型の、パーティング面の近傍でパーティング面に沿って切断した断面図である。 図1に示す金型装置の要部拡大断面図である。 本発明の第2の実施形態の金型装置の断面図である。
符号の説明
1 固定側金型
2 可動側金型
1a,2a キャビティ表面
3 キャビティ
4 ゲート
5 制御装置
6 加熱冷却管
7 加熱媒体供給源
8 冷却媒体供給源
9 弁
10 射出機構
11 冷却管
12 パーティング面

Claims (3)

  1. 可動側金型と固定側金型とを有する金型装置において、
    前記両金型の少なくとも一方に、キャビティ表面の温度を繰り返し上下させるために冷却媒体と加熱媒体が選択的に供給される流路である加熱冷却管が設けられており、
    前記両金型の少なくとも一方に、キャビティ表面の近傍にパーティング面に沿って位置するように設けられている、冷却媒体が供給される流路である冷却管を有することを特徴とする金型装置。
  2. 前記冷却管は、前記パーティング面に対して前記加熱冷却管よりも近くに位置し、前記パーティング面におけるキャビティの外周に沿って設けられている、請求項1に記載の金型装置。
  3. 請求項1または2に記載の金型装置を用いる成形方法であって、
    前記加熱冷却管には、キャビティ内への溶融樹脂の充填時には加熱媒体を供給し、該溶融樹脂の充填完了後に冷却媒体を供給し、
    前記冷却管には常に冷却媒体を供給する成形方法。
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