JP2005289297A - 車両の車体間走行安定化装置 - Google Patents

車両の車体間走行安定化装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明は、曲線通過時のカントによって車体がねじられることで起こる輪重抜けを低減させ、安全かつ円滑に曲線通過をすることができ、直線走行時においてローリング振動を低減させ、走行安定性と乗り心地向上を図ることが可能な車両の車体間走行安定化装置を提供することにある。
【解決手段】 本発明は、隣り合う車体2,3間の上部には伸縮可能な制振装置7が車体幅方向に沿って取付けられ、隣り合う車体2,3の上部が制振装置7を介して互いに連接されていると共に、制振装置7によって走行中に発生する車体上部の車幅方向の作用力を吸収するように構成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電車等の鉄道車両に適用される車体間走行安定化装置に関するものである。
従来の一般鉄道車両の中には、複数の輪軸を台車としてまとめ、該台車によって車体を支持するものがあり、その配置・構成としては、例えば、1車体2台車や、一部の車両では2車体3台車、3車体4台車というような1つの車体を2つの台車で支持する車両編成がある。そして近年、LRT(Light Rail Transit)車両では、低床化などを図るために、5車体3台車、3車体2台車というような車体に台車が取付けられないフローティングを持つ車両編成や、2車体2台車、3車体3台車というような1車体1台車の車両編成があり、その車両編成が多様化してきている。
上記した車両編成では、構造上、走行中における車体が不安定になり易いことから、車体間の連接構造が車両の走行安定性を確保する重要なポイントになっている。従来においては、隣接する車体と車体との連接部が下部側および上部側を両者共にピンジョイントのような連接装置で拘束した連接構造になっている。
例えば、3車体2台車形式の車両編成における車体上部の連接部として、ピンジョイントで連接するような連接構造が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−48539号公報
しかしながら、上述した従来の車両編成における車体上部の連接構造では、車体が相対的にローリングしようとするとき、車体上部の連接部がピンジョイントで連接されているので、車体が相対的にローリング運動することができないだけでなく、ピッチング運動もすることができないという不具合があった。車体がピッチングできないと、5車体3台車のように車両編成が多くなるに伴って、車両の縦曲線通過時に当該曲線に追従できなくなり、車両の走行に支障を来たすおそれがあった。
また、通常の鉄道では、図20および図21に示す如く、車両の台車Dの曲線通過時の遠心力に対抗するために、直線区間Sと定常曲線区間Raとの間に緩和曲線区間Rcが設けられていると共に、曲線外側のレールが曲線内側のレールよりも高く施工されている。この内外軌の高低差をカントCという。このカントCは、緩和曲線区間Rc中で徐々に増加するようになっており、この影響で、車両が曲線を通過するときにねじられるため、車体間にはねじりモーメントが発生することになる。しかも、隣り合う車体の上部側をピンジョイントのような左右方向に対して剛で連接する場合、車体上部側の連接部で大きな作用力が発生することになる。また、車体がねじられるので、輪重抜けが増大するという不具合があった。
一方、隣り合う車体の上部を連接しない場合、車両は曲線において円滑に走行することが可能であるが、直線走行時に車体が相対的にローリング運動するので不安定になり易くなり、車両の走行安定性と乗り心地が問題となった。
本発明はこのような実状に鑑みてなされたものであり、その目的は、曲線通過時のカントによって車体がねじられることで起こる輪重抜けを低減させ、安全かつ円滑に曲線通過をすることができ、直線走行時においてローリング振動を低減させ、走行安定性と乗り心地向上を図ることが可能な車両の車体間走行安定化装置を提供することにある。
上記従来技術の有する課題を解決するために、請求項1の本発明においては、隣り合う車体間の上部には伸縮可能な制振装置が車体幅方向に沿って取付けられ、前記隣り合う車体の上部が前記制振装置を介して互いに連接されていると共に、前記制振装置によって走行中に発生する車体上部の車幅方向の作用力を吸収するように構成されている。
請求項2の本発明では、請求項1の発明において、前記制振装置は、一端が前記一方の車体の上部に旋回可能に取付けられ、他端が前記他方の車体の上部に旋回可能に取付けられている。
請求項3の本発明では、請求項1の発明において、前記制振装置は、車幅方向に沿って直列的に2個配置され、第1の制振装置は、一端が前記一方の車体の上部中央部に旋回可能に取付けられ、他端が前記他方の車体の上部側部に旋回可能に取付けられており、第2の制振装置は、一端が前記他方の車体の上部側部に旋回可能に取付けられ、他端が前記一方の車体の上部中央部に旋回可能に取付けられている。
請求項4の本発明では、請求項1の発明において、前記制振装置は、一端が前記一方の車体の上部側部に旋回可能に取付けられ、他端が前記他方の車体で、かつ前記一方の車体の上部側部と反対側に位置する上部側部に旋回可能に取付けられ、平面視で傾斜して配置されている。
請求項5の本発明では、請求項1〜4の発明において、前記制振装置の両端は、球面軸継手を介して前記車体の上部に旋回可能に取付けられている。
請求項6の本発明では、請求項1〜4の発明において、前記制振装置の両端は、互いに直交する2つのピンを備えた軸継手を介して前記車体の上部に旋回可能に取付けられている。
請求項7の本発明では、請求項1〜6の発明において、前記制振装置は、並列または直列に配置される流体圧ダンパおよび付勢ばねによって構成されている。
請求項8の本発明では、請求項1〜6の発明において、前記制振装置は、並列または直列に配置される摩擦ダンパおよび付勢ばねによって構成されている。
請求項9の本発明では、請求項1〜8の発明において、前記隣り合う車体の下部連接構造は、前記車体の下部にそれぞれ取付けられ、かつ互いに嵌合する一対の球面継手によって構成されている。
上述の如く、本発明に係る車両の車体間走行安定化装置は、隣り合う車体間の上部には伸縮可能な制振装置が車体幅方向に沿って取付けられ、前記隣り合う車体の上部が前記制振装置を介して互いに連接されていると共に、前記制振装置によって走行中に発生する車体上部の車幅方向の作用力を吸収するように構成されているので、直線走行時において車体のローリング振動およびピッチング振動を低減できると共に、曲線走行時において円滑に曲線を通過でき、走行安定性および乗り心地の向上を図ることができる。
以下、本発明に係る車両の車体間走行安定化装置を図示の実施の形態に基づいて詳細に説明する。ここで、図1は本発明の第1実施形態に係る車体間走行安定化装置の制振装置が取付けられた車両を示す概念的斜視図、図2は本発明の第1実施形態に係る車体間走行安定化装置の制振装置が取付けられた3車体2台車の車両編成例を示す概念的側面図、図3は本発明の第1実施形態に係る車体間走行安定化装置の制振装置が車体の上部に取付けられた状態を示す概念的平面図、図4は本発明の第1実施形態に係る車体間走行安定化装置の制振装置であって、両端が車体の上部に球面軸継手を介して旋回可能に取付けられた状態を示す概念的断面図、図5は本発明の第1実施形態に係る車体間走行安定化装置の制振装置の構造例を示す概念的断面図、図6は本発明の第1実施形態に係る車体間の下部を連接する構造を示す概念的断面図、図7は本発明の第1実施形態に係る車体間走行安定化装置の制振装置のストローク等を説明する概念図、図8は直線走行時において本発明の第1実施形態に係る車体間走行安定化装置の制振装置の作用を示す概念図、図9は曲線走行時において本発明の第1実施形態に係る車体間走行安定化装置の制振装置の作用を示す概念図である。
本発明の第1実施形態に係る車体間走行安定化装置1は、図1および図2に示す如く、3車体2台車の車両編成の1箇所に適用されている。この車両編成は、中間部車体2と前後端部車体3,4とから構成されており、該前後端部車体3,4には台車ユニット5(詳述せず)がそれぞれ設けられている。
本実施形態の車体間走行安定化装置1は、伸縮可能であって、適正な剛性力および減衰力を有する高性能ローリング制振装置7を備えている。この制振装置7は、図1〜図3に示す如く、隣り合う中間部車体2と前端部車体3との間の上部に取付けられ、車体幅方向(車体左右方向)に沿って配設されており、隣り合う中間部車体2および前端部車体3の上部は、制振装置7を介して互いに連接されている。したがって、走行中に発生する中間部車体2および前端部車体3の上部の車幅方向の作用力は、制振装置7によって吸収されるように構成されている。
すなわち、制振装置7は、一端取付部7aが前端部車体(一方の車体)3の上部に旋回可能に取付けられ、他端取付部7bが中間部車体(他方の車体)2の上部に旋回可能に取付けられている。このため、前端部車体3の上部後面の右側寄りには車両後方へ延びる第1支持ブラケット8が突設され、中間部車体2の上部前面の左側寄りには車両前方へ延びる第2支持ブラケット9が突設されている。そして、制振装置7の一端取付部7aは第1支持ブラケット8の先端部に取付けられ、制振装置7の他端取付部7bは第2支持ブラケット9の先端部に取付けられており、全体が平面視でクランク形状に配置されている。
制振装置7の両端取付部7a,7bは、図4に示す如く、球面軸継手10を介して第1および第2支持ブラケット8,9に旋回可能に取付けられている。球面軸継手10は、制振装置7の軸心方向に対して直交する方向へ延び、かつ両端部がボルト11によって第1および第2支持ブラケット8,9に締結される支持ピン12を備えており、この支持ピン12の軸方向中央部は、外側へ向かって湾曲した凸球面形状に一体的に形成されている。そして、制振装置7の両端取付部7a,7bの内部は、支持ピン12の軸方向中央部と対応する凹み形状に形成され、硬質樹脂部材13を介在させた状態で、支持ピン12に摺動自在に嵌合支持されている。硬質樹脂部材13はゴム部材でも良い。この場合は、支持ピン12は摺動することができないので、変位はゴムのたわみ分だけ許容する。硬質樹脂部材13をゴム部材とすることにより、高周波な微振動を吸収することができる。
第1実施形態の制振装置7は、図5に示す如く、ピストン14aおよびシリンダ14bを有するオイルダンパやエアダンパ(流体圧ダンパ)のような減衰力発生機構14と、該減衰力発生機構14の周囲を覆うような状態で並列に設けられる剛性力を持つコイルばね(付勢ばね)15と、これら減衰力発生機構14およびコイルばね15の周囲を覆うカバー16とをそれぞれ備えた伸縮可能な構造であり、該カバー16は、筒状小径部16aが筒状大径部16b内に出入りできるように構成されている。
一方、隣り合う中間部車体2および前後端部車体3,4の下部は、図1、図2および図6に示す如く、当該車体2,3,4がローリングできるような下部連接構造体17によって互いに連接されている。この下部連接構造体17は、隣り合う中間部車体2と前後端部車体3,4との間の下部に取付けられており、中間部車体2の下部前後面にそれぞれ支持ステー18を介して取付けられる凹球面体19と、前端部車体3の下部後面および後端部車体4の下部前面に支持ステー20を介して取付けられる凸球面体21とによって構成されている。これら一対の球面体19,21は、互いに嵌合する凹凸形状に形成されており、凹球面体19は支持ステー18の先端部下面に設けられ、凸球面体21は支持ステー20の先端部上面に設けられ、上下に重ねた状態で摺動可能に嵌合配置されている。
なお、隣り合う中間部車体2および後端部車体4の上部は、図1および図2に示す如く、ピンジョイント22を介して互いに連接されている。また、本実施形態の制振装置7のストロークaは、図7に示す如く、取付高さh、軌間b、カント量cなどの条件で変わってくるものである。しかし、制振装置7のストロークaは±200mm程度であれば、車体間の走行安定化に寄与する大体の条件に対応可能となる。好ましくは、制振装置7のストロークaが±150mm位となるようにコイルばね15の剛性力を調整するのが良い。
次に、図8および図9を参照しながら、本発明の第1実施形態に係る車体間走行安定化装置1の作用を説明する。図8(a)は車両の静止した状態で、奥側と手前側の2車体が重なって配置されている場合を示し、図8(b)は車両の直線走行時の振動状態で、奥側の車体が固定であって手前側の車体が振動している場合を示している。また、図9(a)は車両の静止した状態で、奥側と手前側の2車体が重なって配置されている場合を示し、図9(b)は車両の曲線走行時の曲線進入状態で、奥側の車体が曲線進入前であって手前側の車体が曲線進入した場合を示している。なお、図8(b)および図9(b)において、実線は奥側の車体を示し、鎖線は手前側の車体を示している。
本実施形態の車体間走行安定化装置1を設置した車両編成において、直線走行時の車両は軌道不整や外乱により振動する。例えば、軌道の高低狂いによる上下振動、ピッチング振動、通り狂い、横風による左右振動、ローリング振動、ヨーイング振動などである。各中間部車体2および前後端部車体3,4の下部は、下部連接構造体17によってそれぞれ連接されているため、ローリング振動では下部連接構造体17がローリング中心となる。このとき、中間部車体2および前端部車体3の上部に取付けられた制振装置7の伸縮によって剛性力および減衰力が発生するから、ローリング振動が低減して、これら中間部車体2および前端部車体3の振動は制振されることになる。なお、本実施形態の制振装置7は、車体幅方向に沿って取付けられているため、主にローリング振動の低減に対して大きな効果を有するが、ピッチング振動に対しても低減効果を期待することが可能である。
また、本実施形態の車体間走行安定化装置1を設置した車両編成において、曲線走行時の車両は、車体がカント傾斜に追従するように、ある程度のローリングを許容して、振動分を制振している。すなわち、一般に鉄道における曲線部の軌道では、外軌が内軌よりも高くなるように、カントが施工されている。これによって、車体は強制的にねじられるため、各車体の連接部では相対的に変位しようとする。例えば、隣り合う車体の上部の連接を剛結したような場合、車体の強制的なねじりに対して変位することができないので、円滑な曲線通過が不可能となる。しかし、本実施形態の車体間走行安定化装置1では、中間部車体2および前端部車体3の上部に取付けられた制振装置7の伸縮によって、ねじりによる車体の相対変位が許容されているから、車両は円滑に曲線を通過することが可能となる。さらに、制振装置7の減衰力によって車体の振動も低減させることが可能となるために、乗り心地が向上する。
図10は、本発明の第2実施形態に係る車体間走行安定化装置の制振装置が車体の上部に取付けられた状態を示す概念的平面図である。
本発明の第2実施形態の車体間走行安定化装置31が上記第1実施形態の車体間走行安定化装置1と異なる点は、図10に示す如く、制振装置32,33が車幅方向に沿って直列的に2個配置されていることである。
すなわち、第1の制振装置32は、一端取付部32aが前端部車体(一方の車体)3の上部中央部に旋回可能に取付けられ、他端取付部32bが中間部車体(他方の車体)2の上部側部に旋回可能に取付けられている。また、第2の制振装置33は、一端取付部33aが中間部車体(他方の車体)2の上部側部に旋回可能に取付けられ、他端取付部33bが前端部車体(一方の車体)3の上部中央部に旋回可能に取付けられている。このため、前端部車体3の上部後面の中央部には車両後方へ延びる中央部支持ブラケット34が突設され、中間部車体2の上部前面の左右両側部には車両前方へ延びる側部支持ブラケット35,36が突設されている。そして、第1の制振装置32の一端取付部32aは中央部支持ブラケット34の先端部に取付けられ、第1の制振装置32の他端取付部32bは左側部支持ブラケット35の先端部に取付けられている。また、第2の制振装置33の一端取付部33aは右側部支持ブラケット36の先端部に取付けられ、第2の制振装置33の他端取付部33bは中央部支持ブラケット34の先端部に取付けられている。なお、その他の構成および作用は、上記第1実施形態と同様である。
図11は、本発明の第3実施形態に係る車体間走行安定化装置の制振装置が車体の上部に取付けられた状態を示す概念的平面図である。
本発明の第3実施形態の車体間走行安定化装置41が上記第1実施形態の車体間走行安定化装置1と異なる点は、図11に示す如く、制振装置42が平面視で傾斜しながら車幅方向に沿って配置されていることである。
すなわち、第3実施形態の制振装置42は、一端取付部42aが前端部車体(一方の車体)3の上部側部に旋回可能に取付けられ、他端取付部42bが中間部車体(他方の車体)2であって、かつ前端部車体3の上部側部と反対側の対角線上に位置する上部側部に旋回可能に取付けられている。このため、前端部車体3の上部後面の左側部には前側支持ブラケット43が設けられ、中間部車体2の上部前面の右側部には後側支持ブラケット44が設けられている。そして、制振装置42の一端取付部42aは前側支持ブラケット43に取付けられ、制振装置42の他端取付部42bは後側支持ブラケット44に取付けられており、全体が平面視で斜めに配置されている。なお、その他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
本発明の第3実施形態の車体間走行安定化装置41では、車体2,3間の上部に取付けられる制振装置42が平面視で斜めに配置されているため、上記第1実施形態と同様の作用効果が得られる上、車体のピッチング方向の制振効果が大きくなる。
以上、本発明の実施形態につき述べたが、本発明は既述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形及び変更が可能である。
例えば、本実施形態の制振装置7では、図12(a)に示すように減衰力発生機構14とコイルばね15を並列に設けたが、図12(b)に示すように減衰力発生機構14とコイルばね(皿ばねを含む)15を直列に設けても良い。また、流体圧ダンパの減衰力発生機構14に代えて、図12(c)および図12(d)に示すように摩擦ダンパのような減衰力発生機構14aを用い、コイルばね15に対して並列または直列に設けても良い。
また、制振装置は、電動・油圧・空気圧等で駆動されるアクチュエーターとすることにより、アクティブ制御しても良い。
また、制振装置7の両端取付部7a,7bは、図13に示す球面軸継手50を介して第1および第2支持ブラケット8,9に旋回可能に取付けられても良い。この球面軸継手50は、湾曲した凸球面体52が、制振装置7の両端取付部7a,7bの内部の硬質樹脂部材13に摺動自在に嵌合支持されている。そして、支持ピン51によって第1および第2支持ブラケット8,9に回動自在に取付けられている。
硬質樹脂部材13はゴム部材でも良い。この場合は、凸球面体52は摺動することができないので、ゴムのたわみ分だけ許容する。硬質樹脂部材13をゴム部材とすることにより、高周波な微振動を吸収することができる。
さらに、制振装置7の両端取付部7a,7bは、図14に示す軸継手60を介して第1および第2支持ブラケット8,9に旋回可能に取付けられても良い。この軸継手60は、制振装置7の軸心方向に対して直交する方向へ延び、かつ互いに直角に交差する2つの支持ピン61,62を備えている。継手本体63は第1支持ピン61によって第1および第2支持ブラケット8,9に回動自在に取付けられ、第2支持ピン62は継手本体63に架設されている。そして、制振装置7の両端取付部7a,7bには、貫通孔64が穿設され、取付部7a,7bのこじりを防ぐゴム部材65を介在させた状態で、第2支持ピン62軸周りに回動自在に取付けられている。
また、隣り合う中間部車体2および前後端部車体3,4の下部は、図6等に示すような下部連接構造体17に代えて、図15および図16に示すような下部連接構造体71,76によって互いに連接されても良い。図15の下部連接構造体71は、隣り合う中間部車体2と前後端部車体3,4との間の下部に取付けられており、中間部車体2の下部前後面にそれぞれ支持ステー72を介して取付けられる凸球面体73と、前端部車体3の下部後面および後端部車体4の下部前面に支持ステー74を介して取付けられる凹球面体75とによって構成されている。これら一対の球面体73,75は、互いに嵌合する凹凸形状に形成されており、凸球面体73は支持ステー72の先端部下面に設けられ、凹球面体75は支持ステー74の先端部上面に設けられ、上下に重ねた状態で摺動可能に嵌合配置されている。
図16の下部連接構造体76は、隣り合う中間部車体2と前後端部車体3,4との間の下部に取付けられており、中間部車体2の下部前後面にそれぞれ連接ステー77を介して取付けられる球面継手77aと、前端部車体3の下部後面および後端部車体4の下部前面に連接ステー78を介して取付けられる凹球面体78aとによって構成されている。これら一対の球面体77a,78aは、互いに嵌合する凹凸形状に形成されており、球面継手77aは連接ステー77の先端部に取付けられ、凹球面体78aは連接ステー78の先端部内周面に形成され、連接ステー77の先端部を連接ステー78の先端部内に挿入することによって摺動可能に嵌合配置されている。
また、既述の実施形態では、車体間走行安定化装置1,31,41を3車体2台車の車両編成の1箇所に設けたが、連接車両ならば何車体でも適用することができる。例えば、図17に示す5車体3台車および図18に示す3車体3台車では、当該車体間走行安定化装置を中央に位置する車体の前後1箇所以上に設けても良い。さらに、図19に示す如く、下部連接部構造体に台車を用いた連接台車の上部1箇所以上に当該車体間走行安定化装置を設けても良い。
本発明の第1実施形態に係る車体間走行安定化装置の制振装置が取付けられた車両を示す概念的斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る車体間走行安定化装置の制振装置が取付けられた3車体2台車の車両編成例を示す概念的側面図である。 本発明の第1実施形態に係る車体間走行安定化装置の制振装置が車体の上部に取付けられた状態を示す概念的平面図である。 本発明の第1実施形態に係る車体間走行安定化装置の制振装置であって、両端が車体の上部に球面軸継手を介して旋回可能に取付けられた状態を示す概念的断面図である。 本発明の第1実施形態に係る車体間走行安定化装置の制振装置の構造例を示す概念的断面図である。 本発明の第1実施形態に係る車体間の下部を連接する構造を示す概念的断面図である。 (a)は本発明の第1実施形態に係る車体間走行安定化装置の制振装置の取付高さおよび軌間を説明する概念図、(b)は(a)における制振装置を取付けた車両が走行する軌道のカントを説明する概念図、(c)は(a)における制振装置のストローク等を説明する概念図である。 直線走行時において、本発明の第1実施形態に係る車体間走行安定化装置の制振装置の作用を示すものであり、(a)は静止状態の概念図、(b)は振動状態の概念図である。 曲線走行時において、本発明の第1実施形態に係る車体間走行安定化装置の制振装置の作用を示すものであり、(a)は静止状態の概念図、(b)は曲線進入状態の概念図である。 本発明の第2実施形態に係る車体間走行安定化装置の制振装置が車体の上部に取付けられた状態を示す概念的平面図である。 本発明の第3実施形態に係る車体間走行安定化装置の制振装置が車体の上部に取付けられた状態を示す概念的平面図である。 (a)〜(d)は本発明の実施形態に係る制振装置を構成する各種ダンパおよび付勢ばねの配置関係をそれぞれ示す概念図である。 本発明の実施形態の変形例1に係る制振装置であって、両端が車体の上部に球面軸継手を介して旋回可能に取付けられた状態を示す概念的断面図である。 本発明の実施形態の変形例2に係る制振装置であって、両端が車体の上部に2軸継手を介して旋回可能に取付けられた状態を示す概念的断面図である。 本発明の実施形態の変形例1に係る車体間の下部を連接する構造を示す概念的断面図である。 本発明の実施形態の変形例2に係る車体間の下部を連接する構造を示す概念的断面図である。 本発明の実施形態の変形例1に係る車体間走行安定化装置の制振装置が取付けられた5車体3台車の車両編成例を示す概念的側面図である。 本発明の実施形態の変形例2に係る車体間走行安定化装置の制振装置が取付けられた3車体3台車の車両編成例を示す概念的側面図である。 本発明の実施形態の変形例3に係る車体間走行安定化装置の制振装置が取付けられた連接台車の車両編成例を示す概念的側面図である。 鉄道に施工されるカントを説明するために、上方から見た模式図である。 鉄道に施工されるカントを説明するために、側方から見た模式図である。
符号の説明
1,31,41 車体間走行安定化装置
2 中間部車体
3 前端部車体
4 後端部車体
5 台車ユニット
6 車輪
7,32,33,42 制振装置
7a,7b,32a,32b,33a,33b,42a,42b 取付部
8 第1支持ブラケット
9 第2支持ブラケット
10,50 球面軸継手
11 ボルト
12 支持ピン
14,14a 減衰力発生機構(流体圧ダンパ,摩擦ダンパ)
15 コイルばね(付勢ばね)
16 カバー
17,71,76 下部連接構造体
34 中央部支持ブラケット
35,36 側部支持ブラケット
43 前側支持ブラケット
44 後側支持ブラケット
51 支持ピン
52 凸球面体
60 軸継手
61,62 支持ピン
63 継手本体
64 貫通孔

Claims (9)

  1. 隣り合う車体間の上部には伸縮可能な制振装置が車体幅方向に沿って取付けられ、前記隣り合う車体の上部が前記制振装置を介して互いに連接されていると共に、前記制振装置によって走行中に発生する車体上部の車幅方向の作用力を吸収するように構成されていることを特徴とする車両の車体間走行安定化装置。
  2. 前記制振装置は、一端が前記一方の車体の上部に旋回可能に取付けられ、他端が前記他方の車体の上部に旋回可能に取付けられていることを特徴とする請求項1に記載の車両の車体間走行安定化装置。
  3. 前記制振装置は、車幅方向に沿って直列的に2個配置され、第1の制振装置は、一端が前記一方の車体の上部中央部に旋回可能に取付けられ、他端が前記他方の車体の上部側部に旋回可能に取付けられており、第2の制振装置は、一端が前記他方の車体の上部側部に旋回可能に取付けられ、他端が前記一方の車体の上部中央部に旋回可能に取付けられていることを特徴とする請求項1に記載の車両の車体間走行安定化装置。
  4. 前記制振装置は、一端が前記一方の車体の上部側部に旋回可能に取付けられ、他端が前記他方の車体で、かつ前記一方の車体の上部側部と反対側に位置する上部側部に旋回可能に取付けられ、平面視で傾斜して配置されていることを特徴とする請求項1に記載の車両の車体間走行安定化装置。
  5. 前記制振装置の両端は、球面軸継手を介して前記車体の上部に旋回可能に取付けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の車両の車体間走行安定化装置。
  6. 前記制振装置の両端は、互いに直交する2つのピンを備えた軸継手を介して前記車体の上部に旋回可能に取付けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の車両の車体間走行安定化装置。
  7. 前記制振装置は、並列または直列に配置される流体圧ダンパおよび付勢ばねによって構成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の車両の車体間走行安定化装置。
  8. 前記制振装置は、並列または直列に配置される摩擦ダンパおよび付勢ばねによって構成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の車両の車体間走行安定化装置。
  9. 前記隣り合う車体の下部連接構造は、前記車体の下部にそれぞれ取付けられ、かつ互いに嵌合する一対の球面継手によって構成されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の車両の車体間走行安定化装置。
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