JP2005280680A - 車両のカウル構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 衝突体がフロントウインドシールドガラスの下部に衝突した際にカウルの充分な変形によって衝突体の障害値を十分に下げる。
【解決手段】 カウル20はカウルアッパ22とカウルインナ24とを備えている。カウルアッパ22におけるフロントウインドシールドガラス14の支持部22Bの前端からカウルアッパ22とカウルインナ24との結合部前端までの長さL1と、カウルインナ24の傾斜部24Dの長さL2と、の双方は、衝突体がフロントウインドシールドガラス14の下部14Bに衝突した際に生じるカウルアッパ22の支持部22Bの変形軌跡が、フロントウインドシールドガラス14の中間膜16の車体前後方への伸縮を制限する変形軌跡となるように設定されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は自動車等の車両に適用される車両のカウル構造に関する。
従来、自動車等の車両に適用される車両のカウル構造においては、ダッシュボードの上面前縁から略水平に延ばした片持梁形状の第1サポートと、第1サポートの先端からフロントウインドシールドガラス(フロントウインドガラスともいう)に向って延びる第2サポートとで略くの字断面構造にし、第2サポートを第1サポートに結合する薄い下部フランジ部と、下部フランジ部につづく中空矩形断面のボックス部と、ボックス部につながる上部フランジ部とで構成し、第1、第2サポートの2部材を変形させて変形量を十分に確保する構成が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−38160号公報
しかしながら、特許文献1のような車両のカウル構造においては、フロントウインドシールドガラスの下部に衝突体が衝突すると、フロントウインドシールドガラスの下部を支持する第2サポートが下方へ変形する。この時、フロントウインドシールドガラスの中間膜を車体前後方向に伸長または圧縮する方向へ第2サポートが移動した場合には、この中間膜によって、第2サポートの下方への変形が抑制される。この結果、衝突体がフロントウインドシールドガラスの下部に衝突した際の衝突体の障害値を十分に下げることが困難になる。
本発明は上記事実を考慮し、衝突体がフロントウインドシールドガラスの下部に衝突した際にカウルの充分な変形によって衝突体の障害値を十分に下げることができる車両のカウル構造を提供することが目的である。
請求項1記載の本発明の車両のカウル構造は、基部の上端部に形成された支持部でフロントウインドシールドガラスの下部を支持するカウルアッパと、後壁部の上端より上方の部位が、車体斜め後方上側に延設された傾斜部となっており、該傾斜部の上端が前記カウルアッパの基部の後端に結合され結合部になると共に、前記カウルアッパの支持部前端から前記結合部前端までの長さと、前記傾斜部の長さと、の双方の長さを、衝突体が前記フロントウインドシールドガラスの下部に衝突した際の前記カウルアッパの支持部の変形軌跡が前記フロントウインドシールドガラスの中間膜の伸縮を制限する変形軌跡となる、長さに設定したカウルインナと、を有することを特徴とする。
フロントウインドシールドガラスの下部に衝突体が衝突し、フロントウインドガラスの下部に車体前方上側から車体後方下側へ向かって荷重が作用した場合には、カウルアッパにおける支持部の変形軌跡が、フロントウインドシールドガラスの中間膜の伸縮を制限する変形軌跡となる。この結果、フロントウインドシールドガラスの下部は、カウルアッパとカウルインナとの変形によって、フロントウインドシールドガラスの中間膜が伸縮し難い方向へ移動する。このため、フロントウインドシールドガラスの中間膜によって、カウルアッパと、カウルインナの下方への変形が抑制されることはない。即ち、カウルアッパとカウルインナとが線長余りもなく互いに重なり、無理なく潰れることにより変形ストロークを有効に使いきり、衝撃を十分に吸収できる。よって、衝突体がフロントウインドシールドガラスの下部に衝突した際の衝突体の障害値を十分に下げることができる。
請求項2記載の本発明の車両のカウル構造は、基部の上端部に形成された支持部でフロントウインドシールドガラスの下部を支持するカウルアッパと、後壁部の上端より上方の部位が、車体斜め後方上側に延設された傾斜部となっており、該傾斜部の上端が前記カウルアッパの基部の後端に結合され結合部になると共に、前記カウルアッパの支持部前端から前記結合部前端までの長さより、前記傾斜部の長さが長いカウルインナと、を有することを特徴とする。
フロントウインドシールドガラスの下部に衝突体が衝突し、フロントウインドガラスの下部に車体前方上側から車体後方下側へ向かって荷重が作用した場合には、カウルアッパの支持部前端から結合部前端までの長さより、カウルインナの傾斜部の長さが長いので、フロントウインドシールドガラスの下部は、カウルアッパとカウルインナとの変形によって、フロントウインドシールドガラスの中間膜が伸縮し難い方向へ移動する。このため、フロントウインドシールドガラスの中間膜によって、カウルアッパと、カウルインナの下方への変形が抑制されることはない。
請求項3記載の本発明は、基部の上端部が略前方へ屈曲されフロントウインドシールドガラスの下部を支持する支持部となっており、前記基部の下端部が略後方へ屈曲され結合部となっていると共に、前記支持部と前記結合部との間が車体前方上側から車体後方下側へ向かって傾斜したカウルアッパと、後壁部の上端より上方の部位が、車体斜め後方上側に向かって屈曲され傾斜部となっており、該傾斜部の上端が略後方に向かって屈曲され前記カウルアッパの結合部に結合されたカウルインナと、を有することを特徴とする。
フロントウインドシールドガラスの下部に衝突体が衝突し、フロントウインドガラスの下部に車体前方上側から車体後方下側へ向かって荷重が作用した場合には、フロントウインドシールドガラスの下部は、カウルアッパとカウルインナとが各屈曲点を折れ点にして変形することによって、フロントウインドシールドガラスの中間膜が伸縮し難い方向へ移動する。このため、フロントウインドシールドガラスの中間膜によって、カウルアッパと、カウルインナの下方への変形が抑制されることはない。
請求項4記載の本発明は、請求項1〜3の何れか1項に記載の車両のカウル構造において、前記カウルアッパの基部は、前記カウルアッパにおける前記フロントウインドシールドガラスの下部を支持する支持部から、前記フロントウインドシールドガラスから離間する方向へ延設されていることを特徴とする。
請求項1〜3の何れか1項に記載の内容に加えて、衝突体がフロントウインドシールドガラスの下部に衝突した場合には、カウルアッパの基部が支持部に対してフロントウインドシールドガラスへ接近する方向へ容易に変形する。この結果、カウルアッパは車体下方へ潰れながら、フロントウインドシールドガラスに沿った方向へ延びる。
請求項5記載の本発明は、請求項1〜4の何れか1項に記載の車両のカウル構造において、前記カウルインナの後壁部の前記フロントウインドシールドガラスに対する傾斜角度が、前記カウルインナの傾斜部の前記フロントウインドシールドガラスに対する傾斜角度より直角に近いことを特徴とする。
請求項1〜4の何れか1項に記載の内容に加えて、衝突体がフロントウインドシールドガラスの下部に衝突した場合には、カウルインナの傾斜部が後壁部の上端を折れ点にして下方へ容易に変形する。
請求項6記載の本発明は、請求項1〜5の何れか1項に記載の車両のカウル構造において、前記カウルアッパの支持部前端と前記カウルインナの後壁部とを車幅方向に沿って部分的に互いに連結する連結部材を有することを特徴とする。
請求項1〜5の何れか1項に記載の内容に加えて、連結部材が車両走行時のフロントウインドシールドガラスの振動を抑制する。
請求項7記載の本発明は、請求項6に記載の車両のカウル構造において、前記連結部材は、前記フロントウインドシールドガラスの下部における車両走行時に振動振幅が大きくなる部位に取付けられていることを特徴とする。
請求項6に記載の内容に加えて、連結部材が車両走行時のフロントウインドシールドガラスの振動を効果的に抑制する。
請求項8記載の本発明は、請求項6、7の何れか1項に記載の車両のカウル構造において、前記連結部材の上下方向中間部に車幅方向に延びる脆弱部を形成したことを特徴とする。
請求項6、7の何れか1項に記載の内容に加えて、衝突体がフロントウインドシールドガラスの下部に当接した場合には、連結部材が上下方向中間部に形成された車幅方向に延びる脆弱部を折れ点して容易に変形する。
請求項1記載の本発明の車両のカウル構造は、上記の構成とすることで、衝突体がフロントウインドシールドガラスの下部に衝突した際にカウルの充分な変形によって衝突体の障害値を十分に下げることができる。
請求項2記載の本発明は、上記の構成とすることで、衝突体がフロントウインドシールドガラスの下部に衝突した際にカウルの充分な変形によって衝突体の障害値を十分に下げることができる。
請求項3記載の本発明は、上記の構成とすることで、衝突体がフロントウインドシールドガラスの下部に衝突した際にカウルの充分な変形によって衝突体の障害値を十分に下げることができる。
請求項4記載の本発明は、請求項1〜3の何れか1項に記載の車両のカウル構造において、カウルアッパの基部は、カウルアッパにおけるフロントウインドシールドガラスの下部を支持する支持部から、フロントウインドシールドガラスから離間する方向へ延設されているため、請求項1〜3の何れか1項に記載の効果に加えて、衝撃吸収性能が更に向上する。
請求項5記載の本発明は、請求項1〜4の何れか1項に記載の車両のカウル構造において、カウルインナの後壁部のフロントウインドシールドガラスに対する傾斜角度が、カウルインナの傾斜部のフロントウインドシールドガラスに対する傾斜角度より直角に近いため、請求項1〜4の何れか1項に記載の効果に加えて、衝撃吸収性能が更に向上する。
請求項6記載の本発明は、請求項1〜5の何れか1項に記載の車両のカウル構造において、カウルアッパの支持部前端とカウルインナの後壁部とを車幅方向に沿って部分的に互いに連結する連結部材を有するため、請求項1〜5の何れか1項に記載の効果に加えて、車室内騒音を低減できる。
請求項7記載の本発明は、請求項6に記載の車両のカウル構造において、連結部材は、フロントウインドシールドガラスの下部における車両走行時に振動振幅が大きくなる部位に取付けられているため、請求項6に記載の効果に加えて、車室内騒音を効果的に低減できる。
請求項8記載の本発明は、請求項6、7の何れか1項に記載の車両のカウル構造において、前記連結部材の上下方向中間部に車幅方向に延びる脆弱部を形成したため、請求項6、7の何れか1項に記載の効果に加えて、連結部材によって、障害値が上がるのを防止できる。
本発明における車両のカウル構造の第1実施形態を図1〜図4に従って説明する。
なお、図中矢印UPは車体上方方向を示し、図中矢印FRは車体前方方向を示し、図中矢印INは車幅内側方向を示している。
図4に示される如く、本実施形態の車体10は、車体10の前部上面にフロントフード12を備えており、フロントフード12の後方上側にフロントウインドシールドガラス14を備えている。
図1に示される如く、フロントウインドシールドガラス14の厚さ方向中間部には、中間膜16が挟まれており、フロントウインドシールドガラス14はガラスと中間層との三層構造となっている。また、フロントウインドシールドガラス14の下端縁部14Aには、板状のカウルルーバ18が取付けられており、カウルルーバ18は、フロントフード12とフロントウインドシールドガラス14との間に、車幅方向に沿って取付けられている。なお、カウルルーバ18は、前端18Aにおいてフロントフード12の後端を車体下方側から支持すると共に、後端18Bにおいて車幅方向で部分的に爪18Dを出してフロントウインドシールドガラス14の下端縁部14Aを挟み込んでいる。
フロントウインドシールドガラス14の下部14Bとカウルルーバ18との下方には、カウル20が車幅方向に沿って取付けられており、カウル20はカウルアッパ22とカウルインナ24とを備えている。
カウルアッパ22の基部22Aは車体前側上方から車体後側下方へ向かって傾斜しており、基部22Aの上端部には、車体前方下側へ屈曲され支持部22Bとなっている。支持部22Bの上面には、接着剤28によってフロントウインドシールドガラス14の下部14Bが固定されており、支持部22Bはフロントウインドシールドガラス14の下部14Bを車体下方側から支持している。
また、カウルアッパ22の基部22Aは、支持部22Bの後端から、フロントウインドシールドガラス14に対してこれから離間する方向へ所定角度αで傾斜しており、衝突体Kがフロントウインドシールドガラス14の下部14Bに衝突した場合には、カウルアッパ22の基部22Aが支持部22Bに対してフロントウインドシールドガラス14へ接近する方向(図2の矢印B方向)へ変形するようになっている。
また、カウルアッパ22の基部22Aの下端部が車体後方へ屈曲されフランジ22Cとなっており、フランジ22Cがカウルインナ24との結合部となっている。
カウルインナ24の車幅方向から見た断面形状は、開口部を車体上方に向けた略コ字状となっている。また、カウルインナ24の後壁部24Bの上端24Cより上方の部位は傾斜部24Dとなっており、傾斜部24Dは、後壁部24Bの上端24Cから車体斜め後方上側に向かって延びている。
カウルインナ24の傾斜部24Dの上端は、略車体後方へ向かって屈曲されたフランジ24Eとなっており、このフランジ24Eは、カウルアッパ22のフランジ22Cの下面に溶接等によって結合されている。
また、カウルアッパ22の支持部22Bの前端から、カウルアッパ22とカウルインナ24との結合部となるフランジ22Cの前端までの長さL1と、カウルインナ24の傾斜部24Dの長さL2と、の双方は、図3に示される如く、衝突体Kがフロントウインドシールドガラス14の下部14Bに衝突した際に生じるカウルアッパ22の支持部22Bの変形軌跡(矢印S)が、フロントウインドシールドガラス14の中間膜16が車体前後方(矢印A方向)への伸縮を制限する変形軌跡となる長さに設定されている。
詳細に説明すると、フロントウインドシールドガラス14はカウルアッパ22の支持部22B及び接着剤28の部分から、上端部までの長さM1が、衝突体Kによって変形されて長さM2となる。この場合に、カウルアッパ22及びカウルインナ24の変形で、フロントウインドシールドガラス14の中間膜16の伸縮が生じ難いように、即ち、M2がM1と略同じ長さを維持するようにL1とL2が決定されている。このため、中間膜16が硬い場合にも、カウルアッパ22及びカウルインナ24に追従してフロントウインドシールドガラス14が変形するため、カウルアッパ22とカウルインナ24とが線長余りもなく互いに重なり、無理なく潰れることにより変形ストロークを有効に使いきるようになっている。
従って、図3に示される如く、フロントウインドシールドガラス14の下部14Aに衝突体Kが衝突し、フロントウインドガラス14の下部14Aに車体前方上側から車体後方下側へ向かって荷重Fが作用した場合には、フロントウインドシールドガラス14の下部14Aは、カウルアッパ22とカウルインナ24とが各屈曲点を折れ点にして変形することによって、フロントウインドガラス14の中間膜16が車体前後方(矢印A方向)へ伸縮し難い方向(図3の矢印S方向)へ移動するようになっており、衝突体Kがフロントウインドガラス14の下部14Aに衝突する際の衝突方向(図3の矢印F方向)と、フロントウインドガラス14の変形軌跡方向(図3の矢印S方向)とを異なる方向にしている。
即ち、カウルアッパ22とカウルインナ24とが潰れる際に、衝突体Kがフロントウインドガラス14の下部14Aに衝突する際の衝突方向(図3の矢印F方向)に対して、フロントウインドガラス14の変形軌跡方向を、フロントウインドガラス14の中間膜16が車体前後方(矢印A方向)へ伸縮し難い方向(図3の矢印S方向)へ矯正している。
図1に示される如く、カウルインナ24の後壁部24Bのフロントウインドシールドガラス14に対する傾斜角度θ1は、カウルインナ24の傾斜部24Dのフロントウインドシールドガラス14に対する傾斜角度θ2より直角に近くなっている。このため、衝突体Kがフロントウインドシールドガラス14の下部14Bに衝突した場合には、カウルインナ24の後壁部24Bに比べ、傾斜部24Dが、後壁部24Bの上端24Cを折れ点にして車体下方(図2の矢印C方向)へ容易に変形するようになっている。
なお、カウルインナ24の前壁部24Aの上端部には、車体前方に向けて形成したフランジ24Fが形成されており、フランジ24Fは、カウルルーバ18の前端18A近傍に車体下方側に向かって形成した凹部18Cを車体下方側から支持している。
次に、本実施形態の作用を説明する。
本実施形態では、図1に示される如く、カウルアッパ22の基部22Aは車体前側上方から車体後側下方へ向かって傾斜しており、基部22Aの上端部は、車体前方下側へ屈曲され支持部22Bとなっていると共に、カウルアッパ22の基部22Aの下端部は略車体後方へ屈曲されフランジ22Cとなっており、フランジ22Cはカウルインナ24との結合部となっている。一方、カウルインナ24の傾斜部24Dは後壁部24Bの上端24Cから車体斜め後方上側に向かって延びており、傾斜部24Dの上端に略車体後方へ向かって屈曲されたフランジ24Eが、カウルアッパ22のフランジ22Cの下面に結合されている。
この結果、図3に示される如く、フロントウインドシールドガラス14の下部14Aに衝突体Kが衝突し、フロントウインドガラス14の下部14Aに車体前方上側から車体後方下側へ向かって荷重Fが作用した場合には、フロントウインドシールドガラス14の下部14Aは、カウルアッパ22とカウルインナ24との各屈曲点を折れ点とした変形によって、フロントウインドガラス14の中間膜16が車体前後方(矢印A方向)へ伸縮し難い方向(図3の矢印S方向)へ移動する。
また、本実施形態では、カウルアッパ22の支持部22Bの前端部から、カウルアッパ22とカウルインナ24との結合部となるフランジ22Cの前端部までの長さL1と、カウルインナ24の傾斜部24Dの長さL2と、の双方が、図3に示される如く、衝突体Kがフロントウインドシールドガラス14の下部14Bに衝突した際に生じるカウルアッパ22の支持部22Bの変形軌跡(図3の矢印S)が、フロントウインドシールドガラス14の中間膜16が車体前後方(矢印A方向)への伸縮を制限する変形軌跡となる長さに設定されている。
この結果、フロントウインドシールドガラス14の下部14Aに衝突体Kが衝突し、フロントウインドガラス14の下部14Aに車体前方上側から車体後方下側へ向かって荷重Fが作用した場合には、フロントウインドシールドガラス14の下部14Aは、フロントウインドガラス14の中間膜16が車体前後方(矢印A方向)へ伸縮し難い方向(図3の矢印S方向)へ移動する。なお、フロントウインドシールドガラス14の下部14Aの移動方向Sは、荷重Fの作用方向と異なる場合もあり、一致する場合もある。
このため、フロントウインドシールドガラス14の中間膜16によって、カウルアッパ22と、カウルインナ24の下方への変形が抑制されることはない。
即ち、本実施形態では、カウルアッパ22とカウルインナ24とが線長余りもなく互いに重なり、無理なく潰れることにより変形ストロークを有効に使いきり、衝撃を十分に吸収できる。よって、衝突体Kがフロントウインドシールドガラス14の下部14Bに衝突した際の衝突体Kの障害値を十分に下げることができる。
また、本実施形態では、カウルアッパ22の基部22Aが、支持部22Bから、フロントウインドシールドガラス14に対してこれから離間する方向へ所定角度αで傾斜している。この結果、衝突体Kがフロントウインドシールドガラス14の下部14Bに衝突した場合に、カウルアッパ22の基部22Aが、支持部22Bに対してフロントウインドシールドガラス14へ接近する方向(図2の矢印B方向)へ容易に変形できる。このため、カウルアッパ22が車体下方へ潰れながら、フロントウインドシールドガラス14に沿った方向へ延びることによって、衝撃吸収性能が更に向上する。
また、本実施形態では、カウルインナ24の後壁部24Bのフロントウインドシールドガラス14に対する傾斜角度θ1が、カウルインナ24の傾斜部24Dのフロントウインドシールドガラス14に対する傾斜角度θ2より直角に近くなっている。この結果、衝突体Kがフロントウインドシールドガラス14の下部14Bに衝突した場合に、カウルインナ24の傾斜部24Dが、後壁部24Bの上端24Cを折れ点にして下方(矢印C方向)へ容易に変形する。このため、カウルインナ24のこの変形によって衝撃吸収性能が更に向上する。
次に、本発明における車両のカウル構造の第2実施形態を図5〜図8に従って説明する。
なお、第1実施形態と同一部材に付いては、同一符号を付してその説明を省略する。
図8に示される如く、本実施形態では、フロントウインドシールドガラス14の下部14Bにおける車両走行時に振動振幅が大きくなる部位P1、P2、P3の下方にそれぞれ連結部材としてのブレース30が取付けられている。
なお、フロントウインドシールドガラス14の下部14Bにおける車両走行時に振動振幅が大きくなる部位P1、P2、P3は、各車体の特性によって異なるため、それぞれの車体に応じて決まる車幅方向に沿った部分的な位置となる。例えば、フロントウインドシールドガラス14の下部14Bにおける車幅方向中央部となる点P1と、車幅方向長さの1/3となる2点P2、P3が、車両走行時に振動振幅が大きくなる部位となる車体においては、点P1、P2、P3Bの下方にそれぞれ連結部材としてのブレース30を取付ける。
図7に示される如く、ブレース30は帯状の板材で構成されており、長手方向を略車体上下方向にして取付けられている。ブレース30の上下方向中間部、本実施形態ではブレース30の上下方向略中央には、車幅方向に延びる脆弱部としての折れ部32が形成されており、ブレース30の車幅方向から見た形状は、車体前方へ凸の二つ折り状態となっている。
ブレース30の長手方向(上下方向)から見た断面形状は、開口部を車体後方へ向けたコ字状となっており、長尺矩形状の基部30Aの車幅方向両端部には、車体後方へ向ってフランジ30Bが形成されている。
また、ブレース30の折れ部32においては、左右のフランジ30Bが車幅方向外側へ折り出され凸部33となっている。これらの凸部33は、折れ部32の車幅方向両端部32Aから放射状に広がる3本の折り線33Aによって折り曲げらており、ブレース30が折れ部32で折れ曲がる際には、凸部33が折り線33Aに沿って折り畳まれることで、ブレース30が容易に折れ曲がるようになっている。
ブレース30における基部30Aの上端部の車幅方向中央部には、基部30Aの面方向に沿って上方へ延設された上側取付部30Cが形成されている。また、ブレース30における基部30Aの下端部の車幅方向中央部には、基部30Aの面方向に沿って下方へ延設された下側取付部30Dが形成されており、下側取付部30Dは根元部近傍で車体前方へ向かって屈曲され、屈曲された部位が結合部30Eとなっている。
図5に示される如く、ブレース30の上側取付部30Cは、カウルアッパ22のブレース取付部22Dの後面に溶着されており、カウルアッパ22のブレース取付部22Dは、支持部22Bの先端部に車体前方下側へ向って突出形成されている。また、ブレース30の下側取付部30Dの結合部30Eは、カウルインナ24の座部34の前面に溶着されており、カウルインナ24の座部34は、後壁部24Bに車体前方へ向って突出形成されている。なお、図8に示される如く、カウルアッパ22のブレース取付部22Dはブレース30の上側取付部30Cに対応する部位にのみ車幅方向に沿って所定の間隔で形成されており、カウルインナ24の座部34はブレース30の下側取付部30Dに対応する部位にのみ車幅方向に沿って所定の間隔で形成されている。
従って、車両走行時に振動振幅が大きくなるフロントウインドシールドガラス14の下部14Bの部位P1、P2、P3を取付けるカウルアッパ22の支持部22Bを、各ブレース30によって支持することで、フロントウインドシールドガラス14の振動を抑制できるようになっている。
一方、図6に示される如く、衝突体Kがフロントウインドシールドガラス14の下部14Bに衝突した場合には、ブレース30は、折れ部32を折れ点にして下方(矢印D方向)へ容易に変形するようになっている。
次に、本実施形態の作用を説明する。
本実施形態では、車両走行時に振動振幅が大きくなるフロントウインドシールドガラス14の下部14Bにおける部位P1、P2、P3の下方にそれぞれブレース30が取付けられている。また、これらのブレース30の上側取付部30Cは、カウルアッパ22の支持部22Bの先端部に突出形成されたブレース取付部22Dに溶着されており、下側取付部30Dは、カウルインナ24の後壁部24Bに突出形成された座部34に溶着されている。このため、車両走行時に振動振幅が大きくなるフロントウインドシールドガラス14の下部14Bの部位P1、P2、P3を取付けるカウルアッパ22の支持部22Bをこれらのブレース30によって支持することで、フロントウインドシールドガラス14の振動を抑制できる。このため、車室内騒音を低減できる。
また、本実施形態では、ブレース30の上下方向中央に車幅方向に延びる折れ部32が形成されており、ブレース30は車幅方向から見た形状が車体前方へ凸の二つ折り状態となっている。この結果、図6に実線で示される如く、フロントウインドシールドガラス14の下部14Aに衝突体Kが衝突し、フロントウインドガラス14の下部14Aに車体前方上側から車体後方下側へ向かって荷重Fが作用した場合には、ブレース30は、図6に二点鎖線で示す位置から、折れ部32を折れ点にして下方(矢印D方向)へ容易に変形する。
このため、第1実施形態と同様に、フロントウインドシールドガラス14の下部14Aは、カウルアッパ22とカウルインナ24との各屈曲点を折れ点とした変形によって、フロントウインドガラス14の中間膜16が車体前後方(矢印A方向)へ伸縮し難い方向へ移動する。この結果、フロントウインドシールドガラス14の中間膜16によって、カウルアッパ22と、カウルインナ24の下方への変形が抑制されることはない。
即ち、ブレース30に影響を受けず、カウルアッパ22とカウルインナ24とが無理なく潰れることにより変形ストロークを有効に使いきり、衝撃を十分に吸収できる。よって、衝突体Kがフロントウインドシールドガラス14の下部14Bに衝突した際の衝突体Kの障害値を十分に下げることができる。
次に、本発明における車両のカウル構造の第3実施形態を図9及び図10に従って説明する。
なお、第2実施形態と同一部材に付いては、同一符号を付してその説明を省略する。
図10に示される如く、本実施形態では、ブレース30の上側取付部30Cが根元部近傍で車体後方上側に向って屈曲され、屈曲された部位が結合部30Fとなっている。
図9に示される如く、ブレース30の上側取付部30Cの結合部30Fは、カウルアッパ22の支持部22Bにおける前端部下面に溶着されている。従って、ブレース取付部22Dをカウルアッパ22へ形成する必要がない。
その他の構成作用は前記第2実施形態と同様である。
次に、本発明における車両のカウル構造の第4実施形態を図11及び図12に従って説明する。
なお、第2実施形態と同一部材に付いては、同一符号を付してその説明を省略する。
図12に示される如く、本実施形態では、ブレース30の長手方向(上下方向)から見た断面形状が、開口部を車体前方へ向けたコ字状となっており、長尺矩形状の基部30Aの車幅方向両端部には、車体前方へ向ってフランジ30Bが形成されている。
ブレース30における基部30Aの上端部には、略車体前方へ屈曲された上側取付部30Gが形成されており、上側取付部30Gの車幅方向両端部には、車体下方へ向ってフランジ30Hが形成されている。また、ブレース30における基部30Aの下端部には、略車体前方へ屈曲された下側取付部30Jが形成されており、下側取付部30Jの車幅方向両端部には、車体上方へ向ってフランジ30Kが形成されている。
図11に示される如く、ブレース30の上側取付部30Gは、カウルアッパ22の支持部22Bの前端下面22Eに溶着されており、ブレース30の下側取付部30Jは、カウルインナ24の後壁部24Bの下部24Gに溶着されている。
従って、ブレース30の上側取付部30Gをカウルアッパ22の支持部22Bの前端下面22Eに溶着する際に、スポット溶接用のガンを車体前方側の空きスペース側から挿入できるため、溶接作業性が良好となる。
その他の構成作用は前記第2実施形態と同様である。
次に、本発明における車両のカウル構造の第5実施形態を図13及び図14に従って説明する。
なお、第4実施形態と同一部材に付いては、同一符号を付してその説明を省略する。
図14に示される如く、本実施形態では、ブレース30における基部30Aの下端部に、略車体下方へ向かって下側取付部30Lが形成されており、下側取付部30Lの車幅方向両端部にはフランジ30Bが連続して形成されている。
図13に示される如く、ブレース30の下側取付部30Lは、カウルインナ24の後壁部24Bの上部24Hに溶着されている。
その他の構成作用は前記第4実施形態と同様である。
以上に於いては、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、カウルインナ24の車幅方向から見た断面形状は、開口部を車体上方に向けた略コ字状に限定されず、他の断面形状としても良い。
また、連結部材はブレース30に限定されず、カウルアッパの支持部前端とカウルインナの後壁部とを車幅方向に沿って部分的に互いに連結し、フロントウインドシールドガラスの振動を抑制する剛性を有し、フロントウインドシールドガラスの下部に衝突体が衝突し、フロントウインドガラスの下部に車体前方上側から車体後方下側へ向かって荷重が作用した場合には、容易に変形する部材であれば、他の部材でも良い。
また、連結部材の脆弱部は折れ部に限定されず、フロントウインドシールドガラスの振動を抑制する剛性を有し、フロントウインドシールドガラスの下部に衝突体が衝突し、フロントウインドガラスの下部に車体前方上側から車体後方下側へ向かって荷重が作用した場合には、容易に変形する(折れる、潰れる)部位であれば、薄肉部、孔形成部等の他の構成としても良い。
図4の1−1線に沿った拡大断面である。 本発明の第1実施形態に係る車両のカウル構造の変形状態を示す図1に対応する断面図である。 本発明の第1実施形態に係る車両のカウル構造の変形状態を示す図1に対応する断面図である。 本発明の第1実施形態に係る車両のカウル構造が適用された車体前部を示す車体斜め前方から見た斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る車両のカウル構造を示す図1に対応する断面図である。 本発明の第2実施形態に係る車両のカウル構造の変形状態を示す図3に対応する断面図である。 本発明の第2実施形態に係る車両のカウル構造のブレースを示す車体斜め前方から見た斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る車両のカウル構造を示す車体斜め前方から見た斜視図である。 本発明の第3実施形態に係る車両のカウル構造を示す図1に対応する断面図である。 本発明の第3実施形態に係る車両のカウル構造のブレースを示す車体斜め前方から見た斜視図である。 本発明の第4実施形態に係る車両のカウル構造を示す図1に対応する断面図である。 本発明の第4実施形態に係る車両のカウル構造のブレースを示す車体斜め後方から見た斜視図である。 本発明の第5実施形態に係る車両のカウル構造を示す図1に対応する断面図である。 本発明の第5実施形態に係る車両のカウル構造のブレースを示す車体斜め後方から見た斜視図である。
符号の説明
14 フロントウインドシールドガラス
16 フロントウインドシールドガラスの中間膜
20 カウル
22 カウルアッパ
22A カウルアッパの基部
22B カウルアッパの支持部
22C カウルアッパのフランジ
22D カウルアッパのブレース取付部
24 カウルインナ
24A カウルインナの前壁部
24B カウルインナの後壁部
24C カウルインナの後壁部の上端
24D カウルインナの傾斜部
24E カウルインナのフランジ
24F カウルインナのフランジ
30 ブレース(連結部材)
30A ブレースの基部
30B ブレースのフランジ
30C ブレースの上側取付部
30D ブレースの下側取付部
30E ブレースの結合部
30F ブレースの結合部
30G ブレースの上側取付部
30J ブレースの下側取付部
30L ブレースの下側取付部
32 ブレースの折れ部(脆弱部)
34 カウルインナの座部

Claims (8)

  1. 基部の上端部に形成された支持部でフロントウインドシールドガラスの下部を支持するカウルアッパと、
    後壁部の上端より上方の部位が、車体斜め後方上側に延設された傾斜部となっており、該傾斜部の上端が前記カウルアッパの基部の後端に結合され結合部になると共に、前記カウルアッパの支持部前端から前記結合部前端までの長さと、前記傾斜部の長さと、の双方の長さを、衝突体が前記フロントウインドシールドガラスの下部に衝突した際の前記カウルアッパの支持部の変形軌跡が前記フロントウインドシールドガラスの中間膜の伸縮を制限する変形軌跡となる、長さに設定したカウルインナと、
    を有することを特徴とする車両のカウル構造。
  2. 基部の上端部に形成された支持部でフロントウインドシールドガラスの下部を支持するカウルアッパと、
    後壁部の上端より上方の部位が、車体斜め後方上側に延設された傾斜部となっており、該傾斜部の上端が前記カウルアッパの基部の後端に結合され結合部になると共に、前記カウルアッパの支持部前端から前記結合部前端までの長さより、前記傾斜部の長さが長いカウルインナと、
    を有することを特徴とする車両のカウル構造。
  3. 基部の上端部が略前方へ屈曲されフロントウインドシールドガラスの下部を支持する支持部となっており、前記基部の下端部が略後方へ屈曲され結合部となっていると共に、前記支持部と前記結合部との間が車体前方上側から車体後方下側へ向かって傾斜したカウルアッパと、
    後壁部の上端より上方の部位が、車体斜め後方上側に向かって屈曲され傾斜部となっており、該傾斜部の上端が略後方に向かって屈曲され前記カウルアッパの結合部に結合されたカウルインナと、
    を有することを特徴とする車両のカウル構造。
  4. 前記カウルアッパの基部は、前記カウルアッパにおける前記フロントウインドシールドガラスの下部を支持する支持部から、前記フロントウインドシールドガラスから離間する方向へ延設されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の車両のカウル構造。
  5. 前記カウルインナの後壁部の前記フロントウインドシールドガラスに対する傾斜角度が、前記カウルインナの傾斜部の前記フロントウインドシールドガラスに対する傾斜角度より直角に近いことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の車両のカウル構造。
  6. 前記カウルアッパの支持部前端と前記カウルインナの後壁部とを車幅方向に沿って部分的に互いに連結する連結部材を有することを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の車両のカウル構造。
  7. 前記連結部材は、前記フロントウインドシールドガラスの下部における車両走行時に振動振幅が大きくなる部位に取付けられていることを特徴とする請求項6に記載の車両のカウル構造。
  8. 前記連結部材の上下方向中間部に車幅方向に延びる脆弱部を形成したことを特徴とする請求項6、7の何れか1項に記載の車両のカウル構造。
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