JP2005280508A - 自動二輪車のドライサンプ式潤滑装置 - Google Patents

自動二輪車のドライサンプ式潤滑装置 Download PDF

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隆吉 村松
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Abstract

【課題】本発明は、オイルタンクをコンパクト化しつつ、タンク内圧の過度の上昇を防止できる自動二輪車のドライサンプ式潤滑装置を得ることにある。
【解決手段】自動二輪車のドライサンプ式潤滑装置は、クランクケース(11)に戻る潤滑油を回収する第1のオイルポンプ(50)と潤滑油を送り出す第2のオイルポンプ(51)とを有するエンジン(5)と、エンジンを支持するとともに、クランクケースの前方から下方に回り込む左右のダウンチューブ(27,40a,40b)を有するフレーム(2)と、クランクケースの前端部と左右のダウンチューブとで囲まれた領域に配置されたオイルタンク(52)とを備えている。第1のオイルポンプで回収された潤滑油は、戻し通路(73)を介してオイルタンクに戻されるとともに、オイルタンクに戻された潤滑油は、供給通路(79)を介して第2のオイルポンプに導かれる。オイルタンクは、オーバーフロー通路(83)を介してエンジンに接続され、オイルタンク内の過剰の潤滑油は、オーバーフロー通路を経てエンジンに戻る。
【選択図】 図3

Description

本発明は、クランクケースの前方にオイルタンクを配置した自動二輪車のドライサンプ式潤滑装置に関する。
近年のモトクロスレース用の自動二輪車は、エンジンの4サイクル化が進んでいる。この種の自動二輪車は、凹凸の激しい不整地を走行するので、エンジンの搭載位置を高めて最低地上高を十分に確保する必要がある。そのため、クランク室の底に有効なオイル溜りを持たないドライサンプ形の4サイクルエンジンが好んで用いられている。
ドライサンプ形の4サイクルエンジンは、クランクケースとは独立したオイルタンクを備え、このオイルタンクとクランクケースとの間で潤滑油を強制的に循環させている。具体的には、エンジン各部を潤滑してクランクケースに戻された潤滑油を第1のオイルポンプを介してオイルタンクに送り込むとともに、オイルタンクからクランクケースに導かれた潤滑油を第2のオイルポンプを介してエンジン各部に供給している。第1および第2のオイルポンプは、クランクケースの底部に組み込まれており、夫々パイプやホースのような接続手段を介してオイルタンクに接続されている。
ところで、オイルタンクは、ある程度の容積を有するので、自動二輪車の低重心化のことを考慮すると、なるべく低い位置に設置することが望まれる。この要求を満たすものとして、従来、クランクケースの直前にオイルタンクを設置した自動二輪車が知られている。この自動二輪車は、クランクケースの前方から下方に回り込む左右のダウンチューブを有するクレードル形のフレームを備えている。ダウンチューブは、クランクケースの前方から下方に回り込でおり、これらダウンチューブとクランクケースの前端とで囲まれる領域にオイルタンクが配置されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平3−338573号公報(図1、図2および図5)
特許文献1に開示されたオイルタンクは、その下端部をクランクケースの下方に入り込むように延長させることで容積を確保している。ところが、この構成によると、オイルタンクがクランクケースの下方に張り出すので、このオイルタンクの分だけ最低地上高が低くなる。
このため、特にモトクロスレース用の自動二輪車では、走行中にオイルタンクが路面に衝突することがあり得る。よって、主に不整地の走行を目的とするオフロード系の自動二輪車では、オイルタンクを極力コンパクトに形成してクランクケースの下方への張り出しを抑える必要がある。
しかしながら、オイルタンクをコンパクト化すると、タンク容積が減少するので、以下に述べるような新たな問題が生じてくる。
一般的なドライサンプ形の4サイクルエンジンによると、クランクケースに戻った潤滑油を回収する第1のオイルポンプは、潤滑油を供給する第2のオイルポンプよりも大きな容量を有している。このため、例えばアイドリング運転時のようにエンジン回転数が低い状態では、オイルタンクに戻る潤滑油とオイルタンクから吸い出される潤滑油のバランスが悪くなり、オイルタンクの内部が潤滑油で完全に満たされてしまう。
言い換えると、オイルタンクから吸い出される潤滑油の量よりもオイルタンクに戻る潤滑油の量の方が多くなった場合に、この油量の変動分をオイルタンクの内部で吸収することができなくなる。よって、オイルタンクの内圧が過度に上昇し、オイルタンクの破損の原因となったり、オイルタンクと接続手段との接続部分から潤滑油が漏れ出すことがあり得る。
本発明の目的は、オイルタンクをコンパクト化しつつ、タンク内圧の過度の上昇を防止できる自動二輪車のドライサンプ式潤滑装置を得ることにある。
上記目的を達成するため、本発明の一つの形態に係る自動二輪車のドライサンプ式潤滑装置は、
クランクケースの底部に、潤滑油を回収する第1のオイルポンプと潤滑油を送り出す第2のオイルポンプとを有する4サイクルエンジンと、
上記4サイクルエンジンを支持するとともに、上記クランクケースの前方から下方に回り込む左右のダウンチューブを有するフレームと、
上記クランクケースの前端と上記左右のダウンチューブとで囲まれる領域に配置されたオイルタンクと、
上記第1のオイルポンプで回収された潤滑油を上記オイルタンクに戻す戻し通路と、
上記オイルタンクに戻された潤滑油を上記第2のオイルポンプに導く供給通路と、
上記オイルタンク内の潤滑油を上記4サイクルエンジンに戻すオーバーフロー通路と、を備えていることを特徴としている。
本発明によれば、オイルタンクに戻る潤滑油の量が多すぎてオイルタンクの内部が潤滑油で満たされた場合、過剰の潤滑油は、オーバーフロー通路を通じて自然に4サイクルエンジンに送られる。このため、オイルタンクのコンパクト化に伴いタンク容積が減じられたとしても、タンク内圧の過度の上昇を回避することができる。よって、オイルタンクの破損を防止できるとともに、オイルタンクと各通路との接続部分からの潤滑油の漏洩を防止できる。
以下本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、例えばモトクロスレース用の自動二輪車1を開示している。この自動二輪車1は、クレードル形のフレーム2を備えている。フレーム2は、フロントフォーク3、リヤアーム4、水冷4サイクル単気筒エンジン5、燃料タンク6およびシート7を支持している。
フロントフォーク3は、バーハンドル8によって操向操作されるとともに、前輪9を支持している。リヤアーム4は、フレーム2から後方に延びており、その後端に後輪10を支持している。
エンジン5は、クランクケース11と、このクランクケース11から略直立するように起立するシリンダ部12とを備えている。シリンダ部12は、クランクケース11の上面に連結されたシリンダブロック13と、このシリンダブロック13の上端に被さるシリンダヘッド14と、このシリンダヘッド14の上端を覆うヘッドカバー15とを含んでいる。ヘッドカバー15は、シリンダヘッド14との間に動弁室を形成している。動弁室は、吸気用カム軸および排気用カム軸のような動弁機構を収容している。
エンジン5は後輪10を駆動するためのものであり、クランクケース11の後端部にドライブスプロケット16を有している。このドライブスプロケット16と後輪10のドリブンスプロケット17との間にチェーン18が巻き掛けられている。
燃料タンク6は、エンジン5の真上に位置している。シート7は、燃料タンク6の上面から燃料タンク6の後方に向けて略水平に延びている。
図1ないし図3に示すように、フレーム2は、第1のフレームセクション20、第2のフレームセクション21、左右のシートレール22および左右のシートピラーチューブ23を備えている。
第1のフレームセクション20は、アルミニウム合金を用いた鋳造品であり、ステアリングヘッドパイプ24とガセット部25とを備えている。ステアリングヘッドパイプ24は、フレーム2の前端に位置するとともに、フロントフォーク3を支持している。
ガセット部25は、ステアリングヘッドパイプ24から後方斜め下向きに延びている。ガセット部25は、フレーム2の高さ方向に縦長の中空の箱形状をなしている。ガセット部25は、後方斜め下向きに突出する連結部26と、下向きに突出する一本の第1のダウンチューブ27とを有している。
連結部26は、後方に進むに従い車幅方向に拡開するような四角い箱状であり、その後端に後方に向けて開口する開口部28が形成されている。第1のダウンチューブ27は、断面が四角形の角筒状であり、その下端部に二股に分岐された一対の連結腕部29a,29bを有している。連結腕部29a,29bは、第1のダウンチューブ27に沿って下向きに突出するとともに、車幅方向に間隔を存して平行に配置されている。
第2のフレームセクション21は、一対のリヤアームブラケット31a,31b、クロス部材32およびリヤクッションブラケット33を備えている。リヤアームブラケット31a,31bは、アルミニウム合金を用いた鍛造品で構成されている。リヤアームブラケット31a,31bは、第1のダウンチューブ27の後方においてフレーム2の高さ方向に起立するとともに、車幅方向に離間して平行に配置されている。リヤアームブラケット31a,31bは、夫々ボス部34を有している。リヤアーム4の前端部は、ボス部34の間に介在されるとともに、ピボット軸35を介してボス部34に支持されている。
リヤアームブラケット31a,31bの上端部は、第1のフレームセクション20の連結部26に向けて延びている。リヤアームブラケット31a,31bの上端部は、連結部26の開口部28に嵌め込まれるとともに、この開口部28の縁に溶接されている。
クロス部材32は、アルミニウム合金を用いた押し出し材にて構成され、角筒状をなしている。クロス部材32は、リヤアームブラケット31a,31bの下端部の間を連結している。クロス部材32は、リヤアーム4よりも下方に位置しており、このクロス部材32の後端とリヤアーム4との間に跨ってリンク機構36が架け渡されている。
リヤクッションブラケット33は、アルミニウム合金を用いた鋳造品であり、角筒状をなしている。リヤクッションブラケット33は、リヤアームブラケット31a,31bの上部の間を連結している。リヤクッションブラケット33は、リヤアーム4の前端部の真上に位置している。このリヤクッションブラケット33とリヤアーム4に連結されたリンク機構36との間に一本の油圧緩衝器37が架け渡されている。
図1に示すように、リヤクッションブラケット33は、シートレール22の前端部を支持している。シートレール22は、リヤクッションブラケット33から後方に向けて延びており、シート7の後半部を支えている。シートピラーチューブ23は、シートレール22の後半部とリヤアームブラケット31a,31bの下部との間に架け渡されており、シートレール22の後端部を支えている。
図2に示すように、第1のダウンチューブ27の連結腕部29a,29bとリヤアームブラケット31a,31bの下端部との間は、左右の第2のダウンチューブ40a,40bを介して連結されている。第2のダウンチューブ40a,40bは、例えばアルミニウム合金を用いた押し出し材にて構成されている。第2のダウンチューブ40a,40bは、前半部分41と後半部分42とを有している。前半部分41は、夫々連結腕部29a,29bに溶接されるとともに、この連結腕部29a,29bから下向きに延びている。後半部分42は、前半部分41の下端部から後方に向けて延びるとともに、夫々リヤアームブラケット31a,31bの下端部に溶接されている。このため、第2のダウンチューブ40a,40bは、車幅方向に互いに離間して配置されている。
第1のダウンチューブ27、第2のダウンチューブ40a,40bおよびリヤアームブラケット31a,31bは、エンジン5のクランクケース11を抱え込むように支持している。
詳しく述べると、図3に示すように、第1のダウンチューブ27の連結腕部29a,29bに夫々第1のエンジンブラケット43が取り付けられている。第1のエンジンブラケット43は、連結腕部29a,29bから後方に張り出すとともにクランクケース11の前端部を支持している。第2のダウンチューブ40a,40bの後半部分42に第2のエンジンブラケット44が取り付けられている。第2のエンジンブラケット44は、後半部分42から上向きに張り出すとともにクランクケース11の下端部を支持している。クランクケース11の後端部は、リヤアームブラケット31a,31bのボス部34の間に介在されるとともに、ピボット軸35を介してボス部34に支持されている。
このため、第1および第2のダウンチューブ27,40a,40bは、エンジン5のクランクケース11の前方から下方に回り込んでいる。
ところで、本実施の形態に係る4サイクルエンジン5は、クランクケース11の底に有効なオイル溜りを持たないドライサンプ形の潤滑方式を採用している。図7に示すように、ドライサンプ形の4サイクルエンジン5は、エンジン5の各部を潤滑してクランクケース11に戻った潤滑油を回収する第1のオイルポンプ(スカペンジングポンプ)50と、潤滑油をエンジン5の各部に供給する第2のオイルポンプ51と、潤滑油を蓄えるオイルタンク52とを備えている。第1および第2のオイルポンプ50,51は、クランクケース11の底部に組み込まれている。潤滑油を回収する第1のオイルポンプ51は、潤滑油を供給する第2のオイルポンプ52よりも大きな容量を有している。
オイルタンク52は、クランクケース11とは独立した一つの構成要素であり、第1のダウンチューブ27の直下であり、かつクランクケース11の直前に位置している。詳しく述べると、オイルタンク52は、第1のダウンチューブ27の連結腕部29a,29b、第2のダウンチューブ40a,40bの前半部分41およびクランクケース11の前端とで囲まれる領域に配置されている。このため、オイルタンク52は、第1のダウンチューブ27と第2のダウンチュ−ブ40a,40bとの連結部分に収まるようにコンパクトに形成されており、例えば700ccの潤滑油を蓄えることができる容積を有している。
図4ないし図7に示すように、オイルタンク52は、タンク本体53とフロントパネル54とを備えている。タンク本体53およびフロントパネル54は、夫々板金プレス加工部品にて構成されている。
タンク本体53は、クランクケース11の前方に向けて開口する開口端55を有する箱形状をなしており、第1のダウンチューブ27の連結腕部29a,29bおよび第2のダウンチューブ40a,40bの前半部分41の間に介在されている。タンク本体53は、開口端55と向かい合う終端壁56と、この終端壁56の周縁から立ち上がる周壁57とを有している。終端壁56は、クランクケース11の前端に沿うような形状にプレス加工されている。周壁57は、開口端55に臨む縁部を有し、この縁部に外方に向けて略直角に折り返された第1のフランジ部58が形成されている。
フロントパネル54は、開口端55と向かい合う凹所59と、凹所59の外周縁部から外向きに張り出す第2のフランジ部60とを有している。第2のフランジ部60は、第1のフランジ部58に重ね合わせてろう付けされている。このことにより、タンク本体53の開口端55がフロントパネル54によって液密に閉塞されるとともに、タンク本体53とフロントパネル54との間に潤滑油を蓄える貯溜室61が形成されている。
図4ないし図8に示すように、第1および第2のフランジ部58,60は、第1のダウンチューブ27の下端部の前面および連結腕部29a,29bの前面の上に張り出すとともに、その三個所が第1のダウンチューブ27に支持されている。
この支持構造について説明を加えると、第1のダウンチューブ27は、その前面に三つのボス部63を有している。ボス部63は、第1のダウンチューブ27の下端中央部および連結腕部29a,29bの下端部に位置している。これらボス部63は、第1のフレームセクション20の鋳造時に第1のダウンチューブ27に一体に形成されている。ボス部63は、第1のダウンチューブ27の前方に僅かに突出する平坦な座面63aを有し、この座面63aの中央部にねじ孔64が形成されている。
オイルタンク52の第1および第2のフランジ部58,60は、ボス部63に対応する位置に三つの嵌合孔65を有している。各嵌合孔65にゴム製のグロメット66が嵌め込まれている。グロメット66は、中央に挿通孔67を有している。各グロメット66の挿通孔67に第1のダウンチューブ27の前方から固定ボルト68が挿入されている。固定ボルト68は、挿通孔67を貫通してボス部63のねじ孔64にねじ込まれている。このねじ込みにより、オイルタンク52の第1および第2のフランジ部58,60がグロメット66を介してボス部63の座面63aに弾性的に支持されている。
タンク本体53の底部に第1の接続口70、第2の接続口71およびドレン口72が形成されている。第1の接続口70は、タンク本体53の底部の左端部から後方斜め下向きに突出している。第1の接続口70は、パイプおよびホースを組み合わせた戻し通路73を介して第1のオイルポンプ50の吐出口に接続されている。戻し通路73は、クランクケース11の前端の下方を通して後方に導かれるとともに、クランクケース11の左側面に引き出されている。
第1の接続口70にオイルタンク52の貯溜室61に突出する導入管74が接続されている。導入管74は、貯溜室61の内部で起立するとともに、その上部に貯溜室61に開口する複数の噴出孔75が形成されている。さらに、導入管74の上端部に偏平に押し潰された固定部76が形成されている。固定部76は、リベット77を介してタンク本体53の終端壁56に固定されている。
図7に示すように、第2の接続口71に下向きに突出する接続管71aが取り付けられている。接続管71aは、パイプおよびホースを組み合わせた供給通路79を介して第2のオイルポンプ51の吸込口に接続されている。供給通路79は、クランクケース11の前端の下方を通して後方に導かれるとともに、クランクケース11の右側面に引き出されている。
ドレン口72は、タンク本体53の底部の右端部に位置している。このドレン口72は、オイルタンク52に蓄えられた潤滑油を排出するためのものであり、図示しないドレンプラグによって塞がれている。
タンク本体53の上端部にボス部80と第3の接続口81が形成されている。ボス部80は、取り外し可能なオイルレベルゲージ82を支持している。第3の接続口81は、タンク本体53の上端部から上向きに突出している。第3の接続口81にホース又はパイプを用いたオーバーフロー通路83が接続されている。オーバーフロー通路83は、エンジン5のシリンダ部12の前方を通して上向きに延びており、その上端部がヘッドカバー15に形成したボス部84に接続されている。このため、オーバーフロー通路83は、オイルタンク52の貯溜室61の上端とエンジン5の動弁室との間を接続している。
図1および図7に示すように、オイルタンク52および4サイクルエンジン5のクランクケース11は、プロテクタ86によって覆われている。プロテクタ86は、例えばアルミニウム合金の板材にて構成され、第2のダウンチューブ40a,40bの配置間隔に対応するような幅寸法を有している。
プロテクタ86は、第1の部分87aと第2の部分87bとを有している。第1の部分87aは、オイルタンク52を前方から覆うように第1のダウンチューブ27に沿って起立している。第2の部分87bは、第1の部分87aの下端から後方に延出されてクランクケース11、第2のダウンチューブ40a,40b、戻し通路73および供給通路79を下方から覆っている。
プロテクタ86の第1の部分87aは、オイルタンク52のグロメット66に対応する位置に三つの座部88を有している。座部88は、グロメット66の前面に重なり合うとともに、固定ボルト68を介して第1のダウンチューブ27のボス部63に固定されている。このため、プロテクタ86の第1の部分87aとオイルタンク52は、共通の固定ボルト68を介して第1のダウンチューブ27に固定されている。プロテクタ86の第2の部分87bは、第2のダウンチューブ40a,40bの後半部分42の下面の複数箇所に図示しない固定ボルトを介して固定されている。
このような構成の自動二輪車1において、4サイクルエンジン5の各部を潤滑した潤滑油は、クランクケース11の底部に戻る。この潤滑油は、第1のオイルポンプ50によって回収されるとともに、この第1のオイルポンプ50の吐出口から戻し通路73を介してオイルタンク52の第1の接続口70に送り出される。第1の接続口70に接続された導入管74は、オイルタンク52の貯溜室61に開口する噴出孔75を有するので、第1のオイルポンプ50から送られる潤滑油は、噴出孔75を通じて貯溜室61に噴出する。
そのため、クランクケース11に戻った潤滑油は、オイルタンク52に送り込まれるとともに、このオイルタンク52の貯溜室61に一次的に蓄えられる。
貯溜室61に戻された潤滑油は、第2の接続口71から供給通路79を介して第2のオイルポンプ51の吸込口に吸い込まれる。この潤滑油は、第2のオイルポンプ51を介してエンジン5の各部に送出され、再びエンジン5の潤滑に供される。したがって、潤滑油は、4サイクルエンジン5とオイルタンク52との間で強制的に循環される。
ところで、クランクケース11に戻った潤滑油をオイルタンク52に送り出す第1のオイルポンプ50は、エンジン5の各部に潤滑油を供給する第2のオイルポンプ51よりも大きな容量を有している。このため、例えばアイドリング運転時のようにエンジン回転数が低い状態では、オイルタンク52に戻る潤滑油とオイルタンク52から吸い出される潤滑油のバランスが悪くなり、オイルタンク52から吸い出される潤滑油の量よりもオイルタンク52に戻る潤滑油の量の方が多くなることがあり得る。このような状況に陥ると、オイルタンク52をコンパクト化したが故に、容積の少ない貯溜室61が潤滑油で完全に満たされてしまう。
しかるに、上記構成によると、貯溜室61の上端は、オーバーフロー通路83を介して4サイクルエンジン5の動弁室に接続されている。そのため、貯溜室61に過剰の潤滑油が戻された場合に、この潤滑油はオーバーフロー通路83に流入するとともに、このオーバーフロー通路83を伝わって自然に動弁室に流れ込む。この結果、貯溜室61の容積が減じられていても、潤滑油の過度の流入に伴う貯溜室61の圧力上昇を回避することができる。よって、オイルタンク52の破損を防止できるとともに、タンク本体53の第1の接続口70と戻し通路73との接続部分およびタンク本体53の第2の接続口71と供給通路79との接続部分からの潤滑油の漏洩を防止することができる。
それとともに、オイルタンク52内の過剰な潤滑油は、シリンダヘッド14の動弁室に送り込まれるので、この動弁室からクランクケース11に至る潤滑油の流れ経路をオーバーフロー通路83の一部として活用できる。言い換えると、オイルタンク52から動弁室に戻された潤滑油がクランクケース11に到達するまでに時間を要するので、クランクケース11の底部に溜まる潤滑油の液面上昇を防止できる。このため、クランク軸のクランクウエブが潤滑油に漬かってしまう虞はなく、クランク軸の攪拌ロスが問題となることはない。
さらに、上記構成によると、オイルタンク52は、タンク本体53の第1のフランジ部58にフロントパネル54の第2のフランジ部60を前方から重ね合わせてろう付けすることで構成されている。このオイルタンク52の第1および第2のフランジ部58,60は、第1のダウンチューブ27の三つのボス部63に固定ボルト68を介して固定されている。このため、固定ボルト68を締め込んだ時に、第1のフランジ部58と第2のフランジ部60との接合部分にこれら両者を互いに押し付けようとする方向の力が加わり、タンク本体53とフロトパネル54との接合がより強固となる。
これに対し、例えばオイルタンクを左ハーフと右ハーフとを互いに接合した構成とすると、特に左右のハーフをフレームに締め付け固定した時に、左右のハーフの接合部分に無理な力が加わることがあり得る。このため、左右のハーフの接合部分が歪んでしまい、潤滑油の漏洩の原因となるといった問題が生じてくる。
しかるに、上記実施の形態によれば、固定ボルト68の締付力にばらつきが生じたとしても、タンク本体53とフロントパネル54との接合部分を歪ませるような力が加わることはない。よって、オイルタンク52からの潤滑油の漏洩を防止できる。
しかも、オイルタンク52の第1および第2のフランジ部58,60がクランクケース11に向けて張り出すことはない。このため、タンク本体53の終端壁56をクランクケース11の前端に極力近づけることができ、オイルタンク52の前方への張り出しを抑えることができる。
加えて、オイルタンク52を支持するボス部63は、第1のフレームセクション20の鋳造時に第1のダウンチューブ27に一体に形成されている。これにより、オイルタンク52を支える専用のブラケット類が不要となり、フレーム2の部品点数を削減することができる。また、ブラケット類を第1のダウンチューブ27に溶接する必要もなくなるので、組み立て工数を削減できるとともに、溶接時の熱による第1のダウンチューブ27の強度低下を回避できるといった利点がある。
本発明は、上記実施の形態に特定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々変形して実施可能である。
例えば上記実施の形態では、ステアリングヘッドパイプから下向きに延びる一本のダウンチューブを途中で二股に分岐し、この分岐部の下にオイルタンクを配置している。しかしながら、本発明はこれに限らず、ステアリングヘッドパイプから下向きに延びる二本のダウンチューブの間にオイルタンクを配置してもよい。
さらに、上記実施の形態では、オーバーフロー通路を4サイクルエンジンの動弁室に接続したが、本発明はこれに限らず、例えばカムチェーン通路に接続したり、場合によってはクランクケースに接続してもよい。
本発明の実施の形態に係る自動二輪車の側面図。 本発明の実施の形態に用いるクレードル形のフレームの斜視図。 本発明の実施の形態において、フレームに支持されたドライサンプ形の4サイクルエンジンとオイルタンクとの位置関係を示す側面図。 本発明の実施の形態において、フレームとオイルタンクとの位置関係を示す正面図。 図4のF5−F5線に沿う断面図。 (A)は、本発明の実施の形態において、タンク本体の一部を断面で示すオイルタンクの側面図。(B)は、本発明の実施の形態に用いるオイルタンクの背面図。 本発明の実施の形態において、フレームに対するオイルタンクおよびプロテクタの取り付け構造を示す断面図。 本発明の実施の形態において、第1のダウンチューブとオイルタンクとの位置関係を示す正面図。
符号の説明
2…フレーム、5…4サイクルエンジン、11…クランクケース、24…ステアリングヘッドパイプ、27…第1のダウンチューブ、29a,29b…連結腕部、40a,40b…第2のダウンチューブ、50…第1のオイルポンプ、51…第2のオイルポンプ、52…オイルタンク、73…戻し通路、79…供給通路、83…オーバーフロー通路。

Claims (9)

  1. クランクケースの底部に、潤滑油を回収する第1のオイルポンプと潤滑油を送り出す第2のオイルポンプとを有する4サイクルエンジンと、
    上記4サイクルエンジンを支持するとともに、上記クランクケースの前方から下方に回り込む左右のダウンチューブを有するフレームと、
    上記クランクケースの前端と上記左右のダウンチューブとで囲まれる領域に配置されたオイルタンクと、
    上記第1のオイルポンプで回収された潤滑油を上記オイルタンクに戻す戻し通路と、
    上記オイルタンクに戻された潤滑油を上記第2のオイルポンプに導く供給通路と、
    上記オイルタンク内の潤滑油を上記4サイクルエンジンに戻すオーバーフロー通路と、を具備したことを特徴とする自動二輪車のドライサンプ式潤滑装置。
  2. 請求項1の記載において、上記オーバーフロー通路は、上記オイルタンクの上端と上記4サイクルエンジンのシリンダヘッドとの間を接続していることを特徴とする自動二輪車のドライサンプ式潤滑装置。
  3. 請求項1又は請求項2の記載において、上記オイルタンクは、上記ダウンチューブの間に位置するタンク本体と、このタンク本体を前方から覆うとともに上記タンク本体との間に潤滑油を蓄える貯溜室を形成するフロントパネルとを備え、上記タンク本体は、上記戻し通路が接続される第1の接続口、上記供給通路が接続される第2の接続口および上記オーバーフロー通路が接続される第3の接続口を有することを特報とする自動二輪車のドライサンプ式潤滑装置。
  4. ステアリングヘッドパイプから下向きに延びるとともに、その下端部に二股に分岐された一対の連結腕部を有する一本の第1のダウンチューブと、この第1のダウンチューブの連結腕部に連結された左右の第2のダウンチューブとを有するクレードル形のフレームと、
    上記第1のダウンチューブおよび上記第2のダウンチューブによって支持されたクランクケースを有する4サイクルエンジンと、
    上記第1のダウンチューブの連結腕部、上記第2のダウンチューブおよび上記クランクケースの前端とで囲まれる領域に配置され、上記クランクケースとの間で強制的に循環される潤滑油を蓄えるオイルタンクと、
    上記オイルタンクの上部と上記4サイクルエンジンとの間を接続し、上記オイルタンク内の過剰の潤滑油を上記4サイクルエンジンに戻すオーバーフロー通路と、を具備したことを特徴とする自動二輪車のドライサンプ式潤滑装置。
  5. 請求項4の記載において、上記第1のダウンチューブは鋳造品であり、この第1のダウンチューブに上記オイルタンクを支持する複数のボス部が一体に形成されていることを特徴とする自動二輪車のドライサンプ式潤滑装置。
  6. 請求項4の記載において、上記オイルタンクの底部に、上記クランクケースから戻る潤滑油が流れる戻し通路と、上記クランクケースに向かう潤滑油が流れる供給通路が接続されていることを特徴とする自動二輪車のドライサンプ式潤滑装置。
  7. 請求項6の記載において、上記オイルタンクは、上記クランクケースの前方に向けて開口する開口端を有するタンク本体と、上記タンク本体の開口端を閉塞するとともに上記タンク本体との間に潤滑油を蓄える貯溜室を形成するフロントパネルとを備え、上記タンク本体は、上記戻し通路が接続される第1の接続口、上記供給通路が接続される第2の接続口および上記オーバーフロー通路が接続される第3の接続口を有することを特報とする自動二輪車のドライサンプ式潤滑装置。
  8. クランクケースを有する4サイクルエンジンと、
    上記4サイクルエンジンを支持するフレームと、を備えた自動二輪車であって、
    上記フレームは、上記クランクケースの前端を支持する左右のダウンチューブを有し、上記ダウンチューブと上記クランクケースの前端とで囲まれる領域に、上記クランクケースとの間で強制的に循環される潤滑油を蓄えるオイルタンクを配置するとともに、このオイルタンクの上部と上記4サイクルエンジンとの間をオーバーフロー通路を介して接続したことを特徴とする自動二輪車のドライサンプ式潤滑装置。
  9. 請求項8の記載において、上記オーバーフロー通路は、上記4サイクルエンジンンのシリンダヘッドに接続されていることを特徴とする自動二輪車のドライサンプ式潤滑装置。
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