JP2005272458A - 経口投与用医薬組成物 - Google Patents

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晴英 笹谷
Yasusada Kimura
靖定 木村
Atsushi Nishiwaki
敦 西脇
Masanobu Yamamoto
政信 山本
Noboru Sekiya
昇 關屋
Akio Nishiura
昭雄 西浦
Kazuhisa Takeda
和久 武田
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Abstract

【課題】 湿度変化に安定なリマプロスト アルファデクスを含有する経口投与用医薬組成物を提供する。
【解決手段】 リマプロスト アルファデクスとグルカン類を含有する経口投与用医薬組成物は湿度に対して大変安定である。本発明の組成物はリマプロスト アルファデクスとグルカン類を凍結乾燥した後でさらにグルカン類を添加して製造することができる。本発明の組成物は湿度に対して安定であるため、どのような包装形態でも長期保存することが可能であり、他剤と組み合わせて一包化することが可能となる。また、一包化された本発明の組成物は、患者が服用するまでの間、湿度調節することなく長期間室内で保管することができる。
【選択図】 なし


Description

本発明は、リマプロスト アルファデクスとグルカン類を含有してなる湿度に安定な経口投与用医薬組成物に関する。
薬物療法では、患者の正しい服薬により初めてその効果を期待することができる。近年、服薬指導等を通じてコンプライアンス(服薬遵守)を高めるため、医療現場では様々な取り組みを行なっている。特に高齢者においては、一度に多種の薬剤を服用する場合、服用時点や1回の服用量等が分からなくなってしまうことが多いことから、必要に応じて一回に服用する錠剤やカプセル剤等を一包化してコンプライアンスを高める取り組みがなされている。しかし、一包化する際、錠剤またはカプセル剤等の薬剤を自動錠剤包装機内に装填するために薬剤の包装を外して無包装状態にするため、一包化に用いる薬剤は無包装状態でも安定である必要がある。また、慢性疾患用の薬剤の場合、2週間〜4週間分が一度に処方されることが一般的であるため、そのような薬剤を一包化する場合には、患者が服用するまでの間、一包化包装状態でも安定である必要がある。一般に室内において、薬剤を保管する場合、薬剤は温度または湿度等により影響を受ける。特に湿度は、天候や季節によって変化しやすく調節が非常に困難である。したがって、2週間〜4週間分が一度に処方される薬剤はどのような包装形態であっても、または無包装状態であっても湿度に対して安定であることが必須条件である。
一方、リマプロスト アルファデクスは末梢循環障害の予防および/または治療剤として有用であり、特に慢性疾患である閉塞性血栓血管炎や腰部脊柱管狭窄症等の症状改善に大変有用な薬剤である。リマプロスト アルファデクスは錠剤(リマプロスト アルファデクス錠)として販売されている。しかし、リマプロスト アルファデクス錠は吸湿性を有しているため、水分を吸収して有効成分(リマプロスト)が分解しやすい。そのため、現行のリマプロスト アルファデクス錠はPTP包装のうえアルミ袋に装填されており、湿度の影響を回避している。なお、一包化包装は湿度の影響を受けやすいため、現行のリマプロスト アルファデクス錠を一包化することは困難である。
特許文献1には、プロスタグランジンEまたはその誘導体のシクロデキストリン包接化合物と多糖類とを凍結乾燥することで熱に対して安定な注射剤となることが記載されているが、湿度に対する安定性についてはなんら記載も示唆もされていない。
したがって、従来技術では湿度に安定なリマプロスト アルファデクス錠を提供できず、コンプライアンス向上のための一包化可能な製剤の開発が切望されていた。
特開平7−157431号公報。
本発明の目的は、湿度に対して安定なリマプロスト アルファデクスを含有する経口投与用医薬組成物の提供することにある。
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意検討した結果、リマプロスト アルファデクスとグルカン類を含有してなる経口投与用医薬組成物が湿度に対して非常に安定であり、分解物の生成を抑制できることを見出した。また、驚くべきことにリマプロスト アルファデクスとグルカン類を凍結乾燥した後でさらにグルカン類を添加して製造した製剤が、現在販売されている製剤と比較して、より湿度に対して安定な経口投与用医薬組成物であることも見出し、本発明を完成した。本発明の医薬組成物は湿度に対して非常に安定であるため、無包装状態で長期保存することが可能であり、他剤と組み合わせて一包化することが可能となる。また、一包化された本発明の医薬組成物は、患者が服用するまでの間、湿度調節することなく長期間室内で保存することが可能である。
すなわち、本発明は、
1. リマプロスト アルファデクスとグルカン類を含有してなる湿度に安定な経口投与用医薬組成物、
2. グルカン類がデキストリン、デキストランおよびプルランから選択される1種または2種以上である前記1記載の医薬組成物、
3. 固形製剤である前記1記載の医薬組成物、
4. 錠剤、顆粒剤、またはカプセル剤である前記3記載の医薬組成物、
5. 錠剤である前記4記載の医薬組成物、
6. 1錠剤を100重量%として、グルカン類を0.5乃至99重量%含有する前記5記載の医薬組成物、
7. 末梢循環障害予防および/または治療剤である前記1記載の医薬組成物、
8. 末梢循環障害が閉塞性血栓血管炎または脊柱管狭窄症である前記7記載の医薬組成物、
9. 温度25℃、相対湿度75%の条件下において、30日間、リマプロストの分解生成物である17S,20−ジメチル−トランス−△−PGAの生成量が検出限界以上10%以下である前記1記載の医薬組成物、
10. 温度25℃、相対湿度60%の条件下において、90日間、リマプロストの分解生成物である17S,20−ジメチル−トランス−△−PGAの生成量が検出限界以上10%以下である前記1記載の医薬組成物、
11. リマプロスト アルファデクスとグルカン類を溶媒に溶解し、凍結乾燥する工程(1)を含む方法によって製造された前記1記載の医薬組成物、
12. さらに、工程(1)で得られる凍結乾燥品にグルカン類を添加する工程(2)を含む方法によって製造された前記11記載の医薬組成物、
13. 工程(1)におけるグルカン類がデキストラン、デキストリンおよびプルランから選択される1種以上である前記11記載の医薬組成物、
14. 工程(2)におけるグルカン類がデキストラン、デキストリンおよびプルランから選択される1種以上である前記12記載の医薬組成物、
15. 分解生成物の生成が抑制された、リマプロスト アルファデクスとグルカン類を含有してなる経口投与用医薬組成物、
16. リマプロスト アルファデクスを含有してなる組成物にグルカンを添加することを特徴とする該組成物中のリマプロスト アルファデクスの湿度に対する安定化方法、
17. リマプロスト アルファデクスとグルカン類を含有してなる湿度に安定な末梢循環障害の予防および/または治療用錠剤であり、温度25℃、相対湿度75%の条件下において、30日間、リマプロストの分解生成物である17S,20−ジメチル−トランス−△−PGAの生成量が検出限界以上10%以下である錠剤、
18. リマプロスト アルファデクスとグルカン類を含有してなる湿度に安定な末梢循環障害の予防および/または治療用錠剤であり、温度25℃、相対湿度60%の条件下において、90日間、リマプロストの分解生成物である17S,20−ジメチル−トランス−△−PGAの生成量が検出限界以上10%以下である錠剤に関する。
本明細書中、リマプロストとは、下記式
Figure 2005272458
で示される化合物であり、化学名は(E)−7−[(1R,2R,3R)−3−ヒドロキシ−2−[(3S,5S)−(E)−3−ヒドロキシ−5−メチル−1−ノネニル]−5−オキソシクロペンチル]−2−ヘプタン酸である。
本明細書中、リマプロスト アルファデクスとは、下記式
Figure 2005272458
で示される化合物であり、化学名は(E)−7−[(1R,2R,3R)−3−ヒドロキシ−2−[(3S,5S)−(E)−3−ヒドロキシ−5−メチル−1−ノネニル]−5−オキソシクロペンチル]−2−ヘプタン酸 α−シクロデキストリン包接化合物(CAS登録74397−12−9)である。この化合物は公知であり、公知の方法、例えば特開昭55−100360に記載された方法等によって製造することができる。
本発明の組成物は、リマプロスト アルファデクスとグルカン類を溶媒(例えば水、有機溶媒(例えば、エタノール、アセトン等)等)に溶解し、常法に従って凍結乾燥し(工程(1))、必要に応じて添加剤を添加することによって製造することができる。また、工程(1)で製造された生成物にさらにグルカン類を添加し(工程(2))、必要に応じて添加剤を添加することによって、さらに湿度に安定な製剤を製造することができる。
本明細書中、グルカン類とは、グルカンまたはグルカンを化学的、あるいは酵素的方法で処理したものをいう。グルカンとは、D−グルコースから構成される多糖の総称であり、α−グルカン、β−グルカンに分かれる。α−グルカンとしては、α1→4グルコシド結合のもの(例えばデンプン、グリコーゲン等)、α1→6グルコシド結合のもの(デキストラン等)、またはα1→4とα1→6グルコシド結合のもの(例えば、プルラン等)等が挙げられる。β−グルカンとして代表的なものとしては、例えば、β1→4グルコシド結合のセルロース等が挙げられる。グルカンを化学的、あるいは酵素的方法で処理したものとしては、例えば、デンプンを化学的、あるいは酵素的方法で処理したものであり、例えばデキストリンまたはアルファー化デンプン等が挙げられる。本発明において、好ましいグルカン類としては、α−グルカンが挙げられる。さらに好ましくは、デキストラン(例えば、デキストラン、デキストラン40、デキストラン70等)、デキストリン、プルラン等が挙げられる。工程(1)において用いられるグルカン類として、好ましくは、デキストラン、デキストリンまたはプルランである。また工程(2)において用いられるグルカン類として好ましくはデキストラン、デキストリンまたはプルランである。
グルカン類の配合比は、工程(1)の場合、リマプロスト アルファデクスに対して質量比で、好ましくは2倍から50倍、より好ましくは4倍から40倍、さらに好ましくは、7倍から20倍である。工程(2)では、最終製剤の重量を100とした場合、グルカン類の配合含有率は質量%で、好ましくは0.5%から99%、より好ましくは5%から50%、さらに好ましくは、10%から30%である。例えば、本発明の医薬組成物が錠剤の場合、1錠の全重量を100mgとした場合、1錠あたりリマプロスト5μg(リマプロスト アルファデクスとして167μg)に対して、グルカン類を好ましくは0.3〜99.8mg程度、より好ましくは2〜55mg程度、さらに好ましくは5〜35mg程度配合すればよい。
本明細書中、「湿度に対して安定な」製剤とは、加湿度下において、分解生成物が発生しにくい製剤のことを指す。本発明の組成物中のリマプロストが分解すると、分解生成物として、下記式
Figure 2005272458
で示される、17S,20−ジメチル−トランス−Δ−PGA(以下、11−デオキシ体と略す。)、または、下記式
Figure 2005272458
で示される、17S,20−ジメチル−トランス−Δ−8−イソ−PGE(以下、8−イソ体と略す。)等が生成される。分解生成物として生成するのは主に11−デオキシ体であることが知られている。本発明の組成物は湿度に対して安定であるため、加湿条件下においても、長期間11−デオキシ体の生成量を検出限界以上約10%以下、好ましくは検出限界以上約8%以下、さらに好ましくは、検出限界以上約5%以下に抑えることができる。具体的には、例えば温度25℃、相対湿度75%の加湿試験において、30日間の保存後の11−デオキシ体の生成量を検出限界以上約10%以下、好ましくは検出限界以上約8%以下、さらに好ましくは、検出限界以上約5%以下に抑えることができる。また、温度25℃、相対湿度60%の加湿試験においては、90日間の保存後の11−デオキシ体の生成量を検出限界以上約10%以下、好ましくは検出限界以上約8%以下、さらに好ましくは、検出限界以上約5%以下に抑えることができる。
11−デオキシ体の生成率は、例えば、組成物中の11−デオキシ体の量をリマプロストと11−デオキシ体、8−イソ体の総量に対する割合(質量比)で示すことができる。
11−デオキシ体の生成率は、リマプロスト並びにリマプロストの分解生成物(8−イソ体、11−デオキシ体)の定量を行い、リマプロストと分解生成物の和を100として算出することができる。
リマプロストおよび11−デオキシ体、8−イソ体の量は、公知の分析方法(例えば、高速液体クロマトグラフ法、ガスクロマトグラフ法、薄層クロマトグラフ法等)を用いて測定することができるが、特に、高速液体クロマトグラフ法を用いて測定することが好ましい。高速液体クロマトグラフ法を用いることで、リマプロストおよび11−デオキシ体、8−イソ体の量を、同一の条件で、かつ同一のサンプルを用いて高感度で測定することができる。高速液体クロマトグラフ法は、公知の方法によって行われる。
具体的には、以下の高速液体クロマトグラフィ−(HPLC)の試験条件によって行われる。本法を用いることによって、リマプロストおよび分解生成物の量を測定し、リマプロストおよび分解生成物の比率を算出することが可能である。また、本法を用いることによって、11−デオキシ体の量が、検出限界以上約10%以下、好ましくは検出限界以上約8%以下、さらに好ましくは検出限界以上約5%以下であるか否かを判断することができる。
HPLCの試験条件
検出器:紫外吸光光度計(測定波長:215nm);
カラム:内径約5mm、長さ10から20cmのステンレス管に3から5μmの液体クロマトグラフ用オクタデシルシリル化シリカゲルを充填する;
移動相:0.02Mリン酸二水素カリウム(pH4.3)/アセトニトリル/イソプロパノール混液(9:5:2);
流量:リマプロストの保持時間が約12分になるように調整する;
内部標準溶液:テストステロンのアセトニトリル溶液(13→20000)。
前記したように、分解生成物の量は、高速液体クロマトグラフ法以外の公知の方法によっても測定することができ、また、高速液体クロマトグラフ法であっても、別の測定条件、別の算出法(例えば、外部標準法等)を用いて評価することができる。上記の高速液体クロマトグラフ法以外の方法を用いて、11−デオキシ体の生成量が10%を超える量であっても、上記の方法を用いて、11−デオキシ体の生成量が検出限界以上約10%以下であれば、その医薬組成物は本発明に包含される。
本発明の医薬組成物は、末梢循環障害、例えば閉塞性血栓血管炎または腰部脊柱管狭窄症等の治療に有用である。
本発明の医薬組成物は固体製剤(例えば、錠剤、顆粒剤、カプセル剤等)であることが好ましい。さらに好ましくは錠剤(例えば、有核錠、コーティング錠、コーティング顆粒、三層錠等)である。
本明細書の医薬組成物はリマプロスト アルファデクスとグルカン類の他に、さらに添加剤(製剤基剤)を含有していてもよい。添加剤としては、固形製剤を製造する際に一般的に使用されるものであればよく、例えば、賦形剤、結合剤、滑沢剤、崩壊剤、矯味剤、矯臭剤、界面活性剤、香料、着色剤、抗酸化剤、隠蔽剤、静電気防止剤、流動化剤、湿潤剤等を1種または2種以上適宜配合して用いることができる。
賦形剤としては、例えば、ぶどう糖、果糖、麦芽糖、乳糖、異性化乳糖、還元乳糖、蔗糖、D−マンニトール、エリスリトール、マルチトール、キシリトール、パラチノース、トレハロース、ソルビトール、トウモロコシデンプン、馬鈴薯デンプン、コムギデンプン、コメデンプン、結晶セルロース、タルク、無水ケイ酸、無水リン酸カルシウム、沈降炭酸カルシウム、ケイ酸カルシウム等が挙げられる。結合剤としては、例えばヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ポビドン、ポリビニルピロリドン、メチルセルロース、ポリビニルアルコール、カルボキシメチルセルロース、部分α化デンプン、α化デンプン、アルギン酸ナトリウム、プルラン、アラビアゴム末、ゼラチン、デキストリン等が挙げられ、これらの一種あるいは二種以上適宜配合して用いてもよい。該結合剤として好ましくはヒドロキシプロピルメチルセルロースまたはヒドロキシプロピルセルロースである。ヒドロキシプロピルメチルセルロースとしてはTc−5シリーズの粘度2.5〜17.5mm/sのものが好ましく、例えばTc−5のE(w)グレード、R(w)グレード、Mwグレード、Sグレード等が挙げられる。ヒドロキシプロピルセルロース(HPC)としては、粘度2.0〜4000cpsのものがあり、例えばHPC−L(6〜10cps)、HPC−M(150〜400cps)、LPC−H(1000〜4000cps)等が挙げられる。滑沢剤としては、例えばステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、蔗糖脂肪酸エステル、フマル酸ステアリルナトリウム、ステアリン酸、タルク、ポリエチレングリコール等が挙げられる。崩壊剤としては、例えば低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、カルメロース、カルメロースカルシウム、カルボキシメチルスターチナトリウム、クロスカルメロースナトリウム、クロスポビドン、ヒドロキシプロピルスターチ、トウモロコシデンプン等が挙げられる。矯味剤としては、例えば白糖、D−ソルビトール、キシリトール、クエン酸、アスコルビン酸、酒石酸、リンゴ酸、アスパルテーム、アセスルファムカリウム、ソーマチン、サッカリンナトリウム、グリチルリチン二カリウム、グルタミン酸ナトリウム、5’−イノシン酸ナトリウム、5’−グアニル酸ナトリウム等が挙げられる。矯臭剤としては、例えばトレハロース、リンゴ酸、マルトース、グルコン酸カリウム、アニス精油、バニラ精油、カルダモン精油等が挙げられる。界面活性剤としては、例えばポリソルベート(ポリソルベート80など)、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレン共重合物、ラウリル硫酸ナトリウム等が挙げられる。香料としては、例えばレモン油、オレンジ油、メントール、はっか油等が挙げられる。着色剤としては、例えば酸化チタン、食用黄色5号、食用青色2号、三二酸化鉄、黄色三二酸化鉄等が挙げられる。抗酸化剤としては、例えばアスコルビン酸ナトリウム、L−システイン、亜硫酸ナトリウム、ビタミンE等が挙げられる。隠蔽剤としては、例えば酸化チタン等が挙げられる。静電気防止剤としては、例えばタルク、酸化チタン等が挙げられる。流動化剤としては、例えば軽質無水ケイ酸、タルク、含水二酸化ケイ素等が挙げられる。湿潤剤としては、例えばポリソルベート80、ラウリル酸硫酸ナトリウム、ショ糖脂肪酸エステル、マクロゴール、ヒドロキシプロピルセルロース(HPC)等が挙げられる。
本発明製剤は公知の方法で製造することができ、例えば、転動造粒機、撹拌造粒機、流動造粒機、遠心転動造粒機、乾式造粒機等を用いて、造粒することにより顆粒を製造することができる。
本発明製剤の固形製剤は、例えば上記方法で得られる顆粒をそのまま顆粒剤として用いることができる。また、本発明固形製剤には、上記顆粒を含有するカプセル剤も含まれる。カプセル剤は公知の方法で製造することができ、例えば前記顆粒、さらに必要に応じて添加剤を添加したものを硬カプセル(例えば、ゼラチンカプセル、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)カプセル、プルランカプセル、ポリビニルアルコール(PVA)カプセル等)にカプセル充填機を用いて充填することにより、行なうことができる。また、本発明製剤には、上記顆粒を含有する錠剤も含まれる。錠剤は公知の方法で製造することができ、例えば上記顆粒および添加剤を混合し、回転式打錠機等によって錠剤化することにより行なうことができる。また、造粒を行わずに薬物等を含有する混合末を調製し、それを回転式打錠機等によって錠剤化することもできる。
本発明によって、無包装状態、過湿度下においてもリマプロストの分解生成物の生成を抑えることが可能であるため、リマプロスト アルファデクスを含有する経口投与用製剤を、どのような包装形態であっても品質を劣化させることなく、安全な状態で臨床に提供することが可能である。
以下に、実施例として、製剤例および実験例を示すが、これらは本発明の理解を深めるためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。
比較例1(ラクトース体の調製)
ラクトースを7g秤量し、精製水37.5gに溶解した。これに1gのリマプロスト アルファデクスを溶解した後、この液をバイアルに758.3mgずつ分注し、常法に従い凍結乾燥することにより、ラクトース体を得た。
<1バイアル中の組成>
リマプロスト アルファデクス 16.6mg
ラクトース 116.7mg
精製水 625.0mg
計 758.3mg
実施例1(デキストラン体の調製)
デキストラン40を7g秤量し、精製水37.5gに溶解した。これに1gのリマプロスト アルファデクスを溶解した後、この液をバイアルに758.3mgずつ分注し、常法に従い凍結乾燥することにより、デキストラン体を得た。
<1バイアル中の組成>
リマプロスト アルファデクス 16.6mg
デキストラン40 116.7mg
精製水 625.0mg
計 758.3mg
実施例2(デキストリン体の調製)
デキストリンを7g秤量し、精製水37.5gに溶解した。これに1gのリマプロスト アルファデクスを溶解した後、この液をバイアルに758.3mgずつ分注し、常法に従い凍結乾燥することにより、デキストリン体を得た。
<1バイアル中の組成>
リマプロスト アルファデクス 16.6mg
デキストリン 116.7mg
精製水 625.0mg
計 758.3mg
実施例3(プルラン体の調製)
プルランを7g秤量し、精製水37.5gに溶解した。これに1gのリマプロスト アルファデクスを溶解した後、この液をバイアルに758.3mgずつ分注し、常法に従い凍結乾燥することにより、プルラン体を得た。
<1バイアル中の組成>
リマプロスト アルファデクス 16.6mg
プルラン 116.7mg
精製水 625.0mg
計 758.3mg
実験例1:凍結乾燥製剤の加湿下での11−デオキシ体生成量の比較
比較例1および実施例1、2および3で製造した製剤について、バイアルを開栓した状態での25℃75%相対湿度の加湿下におけるリマプロストの分解生成物である11−デオキシ体の生成率を高速液体クロマトグラフィ(HPLC)で分析した。11−デオキシ体の生成率は、リマプロストと11−デオキシ体、8−イソ体の定量値の和を100として算出した。分析結果を表1に示す。なお、現在販売されているリマプロスト アルファデクス錠(オパルモン錠)は安定化剤としてラクトースを使用しているため、比較品として、比較例1で製造したラクトース体を用いた。
Figure 2005272458
現在販売されているリマプロスト アルファデクス錠で使用されている比較例1で製造したラクトース体は、25℃75%相対湿度条件下、1ヶ月保存したとき、11−デオキシ体の生成量は12.2%であったが、実施例1、2および3で製造したデキストラン体、デキストリン体、プルラン体は、2.7〜3.4%の値を示し、加湿下での安定性改善効果が認められた。以上のことから、本発明の医薬組成物は現行製剤と比較して安定性改善効果が認められた。
実施例4(デキストリン錠の製造)
1)デキストラン体粉末の製造
デキストラン40を7g秤量し、精製水37.5gに溶解した。これに1gのリマプロスト アルファデクスを溶解した後、この液を凍結乾燥用のトレーに移し、常法に従い凍結乾燥した。凍結乾燥後、乳鉢で粉砕し、篩で篩過し、デキストラン体粉末を得た。
2)錠剤の製造
上記のデキストラン体粉末2gにデキストリンを145g、軽質無水ケイ酸を0.3g、ステアリン酸を2.25g混合し、ロータリー式打錠機(菊水製作所(株)製)を用いて、打錠圧800kg/cm2で打錠(1錠100mg,6.5mmφ)することにより1錠当りリマプロストを5μg含有するデキストリン錠1000錠を得た。
<錠剤(100mg)中の組成>
リマプロスト アルファデクス 0.167mg
デキストラン40(工程(1)) 1.167mg
デキストリン(工程(2)) 97.0 mg
軽質無水ケイ酸 0.20 mg
ステアリン酸 1.50 mg
計 100mg
実施例5(デキストラン錠の製造)
1)デキストラン体粉末の製造
デキストラン40を7g秤量し、精製水37.5gに溶解した。これに1gのリマプロスト アルファデクスを溶解した後、この液を凍結乾燥用のトレーに移し、常法に従い凍結乾燥した。凍結乾燥後、乳鉢で粉砕し、篩で篩過し、デキストラン体粉末を得た。
2)錠剤の製造
上記のデキストラン体粉末2gにデキストラン40を145g、軽質無水ケイ酸を0.3g、ステアリン酸を2.25g混合し、ロータリー式打錠機(菊水製作所(株)製)を用いて、打錠圧800kg/cm2で打錠(1錠100mg,6.5mmφ)することにより1錠当りリマプロストを5μg含有するデキストラン錠1000錠を得た。
<錠剤(100mg)中の組成>
リマプロスト アルファデクス 0.167mg
デキストラン40(工程(1)) 1.167mg
デキストラン40(工程(2)) 97.0 mg
軽質無水ケイ酸 0.20 mg
ステアリン酸 1.50 mg
計 100mg
実施例6(プルラン錠の製造)
1)デキストラン体粉末の製造
デキストラン40を7g秤量し、精製水37.5gに溶解した。これに1gのリマプロスト アルファデクスを溶解した後、この液を凍結乾燥用のトレーに移し、常法に従い凍結乾燥した。凍結乾燥後、乳鉢で粉砕し、篩で篩過し、デキストラン体粉末を得た。
2)錠剤の製造
上記のデキストラン体粉末2gにプルランを145g、軽質無水ケイ酸を0.3g、ステアリン酸を2.25g混合し、ロータリー式打錠機(菊水製作所(株)製)を用いて、打錠圧800kg/cm2で打錠(1錠100mg,6.5mmφ)することにより1錠当りリマプロストを5μg含有するプルラン錠1000錠を得た。
<錠剤(100mg)中の組成>
リマプロスト アルファデクス 0.167mg
デキストラン40(工程(1)) 1.167mg
プルラン(工程(2)) 97.0 mg
軽質無水ケイ酸 0.20 mg
ステアリン酸 1.50 mg
計 100mg
実験例2:製剤の加湿下での11−デオキシ体生成量の比較
実施例4、5および6で製造した製剤およびリマプロスト アルファデクス錠(オパルモン錠:比較例2)を、ガラスビンに詰め、その詰めたガラスビンを開栓した状態で温度25℃、相対湿度75%の安定性試験装置に保存した。経時的に製剤をサンプリングし、リマプロストの分解生成物(11−デオキシ体)の生成率を高速液体クロマトグラフィ(HPLC)で分析した。分解物の生成率は、リマプロストと分解物の和を100として算出した。分析結果を表2に示す。
Figure 2005272458
比較例2は、1ヵ月で20.7%の11−デオキシ体が生成したのに対し、実施例4、5および6で製造したデキストリン錠、デキストラン錠、プルラン錠は、2.9〜4.5%の値を示し、加湿下での大きな安定性改善効果が認められた。
本発明の組成物は、湿度に大変安定であるため、どのような包装形態でも室内に保管することができる。従って、他の製剤と一包化することが可能であり、さらに品質劣化することなく臨床提供できるため医薬として大変有用である。

Claims (18)

  1. リマプロスト アルファデクスとグルカン類を含有してなる湿度に安定な経口投与用医薬組成物。
  2. グルカン類がデキストリン、デキストランおよびプルランから選択される1種または2種以上である請求項1記載の医薬組成物。
  3. 固形製剤である請求項1記載の医薬組成物。
  4. 錠剤、顆粒剤、またはカプセル剤である請求項3記載の医薬組成物。
  5. 錠剤である請求項4記載の医薬組成物。
  6. 1錠剤を100重量%として、グルカン類を0.5乃至99重量%含有する請求項5記載の医薬組成物。
  7. 末梢循環障害予防および/または治療剤である請求項1記載の医薬組成物。
  8. 末梢循環障害が閉塞性血栓血管炎または脊柱管狭窄症である請求項7記載の医薬組成物。
  9. 温度25℃、相対湿度75%の条件下において、30日間、リマプロストの分解生成物である17S,20−ジメチル−トランス−△−PGAの生成量が検出限界以上10%以下である請求項1記載の医薬組成物。
  10. 温度25℃、相対湿度60%の条件下において、90日間、リマプロストの分解生成物である17S,20−ジメチル−トランス−△−PGAの生成量が検出限界以上10%以下である請求項1記載の医薬組成物。
  11. リマプロスト アルファデクスとグルカン類を溶媒に溶解し、凍結乾燥する工程(1)を含む方法によって製造された請求項1記載の医薬組成物。
  12. さらに、工程(1)で得られる凍結乾燥品にグルカン類を添加する工程(2)を含む方法によって製造された請求項11記載の医薬組成物。
  13. 工程(1)におけるグルカン類がデキストラン、デキストリンおよびプルランから選択される1種以上である請求項11記載の医薬組成物。
  14. 工程(2)におけるグルカン類がデキストラン、デキストリンおよびプルランから選択される1種以上である請求項12記載の医薬組成物。
  15. 分解生成物の生成が抑制された、リマプロスト アルファデクスとグルカン類を含有してなる経口投与用医薬組成物。
  16. リマプロスト アルファデクスを含有してなる組成物にグルカンを添加することを特徴とする該組成物中のリマプロスト アルファデクスの湿度に対する安定化方法。
  17. リマプロスト アルファデクスとグルカン類を含有してなる湿度に安定な末梢循環障害の予防および/または治療用錠剤であり、温度25℃、相対湿度75%の条件下において、30日間、リマプロストの分解生成物である17S,20−ジメチル−トランス−△−PGAの生成量が検出限界以上10%以下である錠剤。
  18. リマプロスト アルファデクスとグルカン類を含有してなる湿度に安定な末梢循環障害の予防および/または治療用錠剤であり、温度25℃、相対湿度60%の条件下において、90日間、リマプロストの分解生成物である17S,20−ジメチル−トランス−△−PGAの生成量が検出限界以上10%以下である錠剤。
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