JP2005262458A - 液体カートリッジ - Google Patents

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Abstract

【課題】液面を検知するセンサーチップを液体カートリッジに容易に取り付ける。
【解決手段】液体カートリッジであって、液体収容部を有する容器に形成された貫通穴と、貫通穴にその一部が液体と接する様に取り付けられ、容器内の液体の量を振動により検出する振動体を備えたセンサーチップと、センサーチップと電気的に導通する導通部と、導通部の一部、および、貫通穴に取り付けられた前記センサーチップを覆って、容器に取り付けられる略平板形状を有する取付蓋と、センサーチップと前記取付蓋との間に配され、センサーチップを容器に付勢する付勢部とを備える。
【選択図】図9

Description

本発明は、液体カートリッジに関する。特に、本発明は、インク収容部に収容されたインクの液面を検知するセンサーチップを有する液体カートリッジに関する。
従来、インク収容部にインクを収容したインクカートリッジにおいて、インクの液面を検知するセンサーチップを設けることが知られている(例えば、特許文献1を参照)。センサーチップは、少なくとも一部がインク収容部の内部に露出しており、電力が供給されて振動したその後の残留振動に基づいて、当該一部が液面に接しているか空気に接しているかを検出する。
欧州特許出願公開EP1314565A2号公報(第5図から第7図)
上記特許文献1に示すインクカートリッジにおいて、センサーチップはインク収容部の内部側に凸で外部側に凹となるケースに取り付けられ、このケースがインク収容部に取り付けられる。よって、上記形状のケースを成形することが困難であった。
上記課題を解決するために、本発明の第1の形態においては、液体カートリッジであって、液体収容部を有する容器に形成された貫通穴と、貫通穴にその一部が液体と接する様に取り付けられ、容器内の液体の量を振動により検出する振動体を備えたセンサーチップと、センサーチップと電気的に導通する導通部と、導通部の一部、および、貫通穴に取り付けられた前記センサーチップを覆って、容器に取り付けられる略平板形状を有する取付蓋と、センサーチップと前記取付蓋との間に配され、センサーチップを容器に付勢する付勢部とを備える。これにより、平板形状の取付蓋によりセンサーチップを容器に取り付けることができるので、取付蓋側にセンサーチップを収容する凹部を設ける場合と比べて、個々の部品を容易に作成することができる。
上記液体カートリッジは、貫通穴に取り付けられたセンサーチップを容器に気密に封止するシールを更に備えてもよい。これにより、シールにより貫通穴の気密が保たれるので、容器に対して取付蓋を圧入等の簡便な方法で取り付けることができる。また、シールが接着または溶着により貼りつけられる場合に、接着剤や溶解部が容器内に入り込むことを防ぐことができる。
上記液体カートリッジは、センサーチップを貫通穴に対向した位置に保持する略平板形状の保持板を更に備え、容器は、貫通穴の周囲において窪み、保持板が嵌め込まれる凹部を更に有し、シールは、保持板に保持されたセンサーチップに対向する領域が切り取られており、容器の凹部に嵌め込まれた保持板と凹部との境界を気密に覆うべく容器に貼り付けられてもよい。これにより、保持板が凹部に保持されてシールとの間で固定されるので、保持板における貫通穴側には接着剤を付ける必要がなく、従って、シールが接着または溶着により貼りつけられる場合に、接着剤や溶解部がインクに混入することを防ぐことができる。
上記液体カートリッジにおいて、導通部は、一面がセンサーチップの一対の電極にそれぞれ貼り付いて電気的に接続する導電性の一対の両面テープ、および、一対の両面テープの他面に貼り付き、一対の両面テープを互いに電気的に離間して保持する絶縁性の樹脂フィルムを有してもよい。これにより、導通部とセンサーチップの一対の電極とを確実に導通することができる。
上記液体カートリッジにおいて、樹脂フィルムは切り欠きを有し、容器は樹脂フィルムの切り欠きに対向する位置に切り欠きに挿入される位置決め突起を有してもよい。これにより、容器の突起が導通部の樹脂フィルムに設けられた切り欠きに挿入されるので、導通部が容器に対して位置決めされる。
上記液体カートリッジにおいて、樹脂フィルムにおいてセンサーチップの振動体に対向する領域が切り取られていてもよい。これにより、樹脂フィルムが振動体を避けて両面テープが電極に貼り付いて、確実に電気的に接続される。
上記液体カートリッジにおいて、導通部は、フレキシブルプリントサーキットを有し、付勢部は、電気的な導電性を有し、センサーチップの一対の電極およびフレキシブルプリントサーキットに当接して、一対の電極とフレキシブルプリントサーキットとを電気的に接続する弾性部材を有してもよい。これにより、導通部とセンサーチップの一対の電極とを確実に導通することができる。
上記液体カートリッジにおいて、弾性部材は、一対の電極にそれぞれ当接する一対の導電部、および、一対の導電部の間に配されて一対の導電部間を電気的に絶縁する絶縁部を有し、導電部を形成する導電性ゴムおよび絶縁部を形成する絶縁性ゴムにより二色成形されることにより弾性部材が形成されてもよい。また、弾性部材は、一対の電極にそれぞれ当接する一対の導電部、および、一対の導電部の間に配されて一対の導電部間を電気的に絶縁する絶縁部を有し、弾性部材は、導電部に導電性を有する金属線が挿入されて、絶縁性ゴムにより一体に成形されていてもよい。また、弾性部材は、一対の電極にそれぞれ当接する一対の導電部、および、一対の導電部の間に配されて一対の導電部間を電気的に絶縁する絶縁部を有し、弾性部材は、導電部に導電性を有する金属粒子が混入されて、絶縁性ゴムにより一体に成形されていてもよい。これにより、一対の導通部と絶縁部を簡便に一体に成形することができる。
上記液体カートリッジにおいて、センサーチップは、容器にインサート成形されることにより、貫通孔に取り付けられていてもよい。これにより、容器にセンサーチップが予め固定されているので、導通部など、センサーチップの周辺の部材を液体カートリッジに容易に組み込むことができる。
上記液体カートリッジは、センサーチップをインサート成形により保持した略平板形状の保持モジュールを更に備え、保持モジュールが容器の貫通穴に取り付けられてもよい。これにより、保持モジュールにセンサーチップが固定されているので、導通部など、センサーチップの周辺の部材を液体カートリッジに容易に組み込むことができる。
本発明の第2の形態においては、液体カートリッジであって、液体収容部を有する容器に形成された貫通穴と、容器における貫通穴の周囲において窪んだ凹部と、貫通穴にその一部が液体と接する様に取り付けられ、容器内の液体の量を振動により検出する振動体を備えたセンサーチップと、センサーチップが貫通穴に対向するべくセンサーチップを保持し、容器の凹部に嵌め込まれる保持板と、容器の凹部に取り付けられた取付板と容器との境界を気密に封止するシールとを備える。これにより、平板形状の取付蓋によりセンサーチップを容器に取り付けることができるので、センサーチップを収容する凹部を蓋側に設ける場合と比べて、個々の部品を容易に作成することができる。また、シールが接着または溶着により貼りつけられる場合に、接着剤や溶解部がインクに混入することを防ぐことができる。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、液体噴射装置の液体噴射ヘッドに液体を供給するのに適した液体カートリッジの一例を、インクジェット式記録装置用のインクカートリッジ100に例を採り、その構造を斜め上方からみた状態で示す正面斜視図である。
なお、本発明でいう液体噴射装置とは、インクジェット式記録装置の液体噴射ヘッドだけではなく、液晶ディスプレイのカラーフィルタを製造するカラーフィルタ製造装置の色剤噴射ヘッドや、有機ELディスプレイ、FED(面発光ディスプレイ)等の電極を形成する電極材(導電ペースト)噴射ヘッド、さらにはバイオチップを製造するバイオチップ製造装置の生体有機物噴射ヘッド及び精密ピペットしての試料噴射ヘッドなどを含む。
図2及び図3は、図1のインクカートリッジ100を斜め下方からみた背面斜視図で、図2は、インクカートリッジ100の表面にフィルム110が貼り付けられる前の状態を示す図であり、図3は、インクカートリッジ100にフィルム110が貼り付けられた状態を示す図である。さらに図4、図5は、インクカートリッジ100を構成する部材を分解して示す組み立て斜視図である。図6及び図7は、図1のインクカートリッジ100の正面図であり、図6は、インクカートリッジ100の開口部122にフィルム130が貼り付けられる前の状態を示す図であり、図7は、インクカートリッジ100の開口部122にフィルム130が貼り付けられた状態を示す図である。なお、図7において、ハッチングで示された領域にフィルム130が貼り付けられる。
図4に示すように、インクカートリッジ100は、開口部122を有する有底の略筐体形状のカートリッジ本体(容器)120、この開口部122のほぼ全面を覆うフィルム130、および、このフィルム130の外側を覆う蓋体140を備える。カートリッジ本体120の内部は、後述のようにリブや壁により区画される。フィルム130は、カートリッジ本体120の開口部122のほぼ全面を、その内部が密閉状態となるように封止する。蓋体140は、さらにフィルム130の外側を非密閉状態で被覆するようにカートリッジ本体120に固定される。
カートリッジ本体120は、インクを収容するインク収容部111と、インク収容部111からインク供給部160までのインク流路部と、インク収容部111を大気に連通させるインク側通路、大気弁収容部及び大気側通路からなる大気連通部とを備え、例えばポリプロピレン(PP)により一体成形されている。
インクカートリッジ100はさらに、インク供給制御手段150と、インク供給部160と、記憶手段170と、係合レバー180とを有する。インク供給部160は、カートリッジ本体120の下面に配され、インクカートリッジ100が装着されるホルダのインク供給針が挿入されて、インク収容部111に収容されたインクをインクジェット式記録装置の記録ヘッドへ供給する。記憶手段170は、取付部190にかしめられ、この取付部190は、カートリッジ本体120の側面の下方にかしめられて取り付けられる。記憶手段170は、インクカートリッジ100の種類の情報、インクカートリッジ100が保持するインクの色の情報、および、インクの現存量等の情報を記憶し、表面に露出した複数の端子171により装置本体との間でこれらの情報を受け渡す。係合レバー180は、カートリッジ本体120における取付部190と対向する側面の上部に成形され、インクジェット式記録装置のホルダと係合する。
インク供給制御手段150は、インクの消費に伴って発生するインク収容部111とインク供給部160との圧力差により、インク収容部111のインクをインク供給部160へ供給する。インク供給制御手段150は、弾性変形可能であって、カートリッジ本体120の差圧弁ユニット収容部495に挿入される弁部材の一例である膜弁900と、差圧弁ユニット収容部495を覆う弁蓋151と、膜弁900および弁蓋151の間に配されるコイルバネ907とを有する。
インク収容部111は、図6、7に示したように水平方向に延びる壁272により、上部と下部とに大きく分割され、下部には連通孔242により大気と連通可能な大気側収容部270が、また上部には大気から遮断された2つの第1インク収容部292及び第2インク収容部294からなる供給側収容部290が形成されている。供給側収容部290は、壁272の近傍(下部領域)に連通部276を有する斜めの壁271により、第1、及び第2インク収容部292、294の2つに分割され、また第2インク収容部294に周りを囲まれるように配された流路部296が形成されている。流路部296は下部の連通部278を介して、第2インク収容部294と接続されるとともに、通路298、300及び通孔918を介してインク供給制御手段150に接続されている。なお、通孔918の上流側にはフィルタ310が配されている。
また、インク供給制御手段150の下流側は、インク供給制御手段150と連通する通孔910、通孔910と連通する連通部302および流路321、流路321の一端に形成され、表面側に向けて形成された通孔323、および、通孔323と一端が連通した連通部304を介して、インク供給部160と連通するよう構成されている。ここで、図8に示すように、通孔910が通孔918と連通するように、これら通孔910が通孔918の周囲を覆う環状の凸部492が配される。
大気側収容部270と第1インク収容部292とは垂直に延びる連通路295により連通されていて、インク供給部160からのインクの消費に対応して大気側収容部270のインクを第1インク収容部292に吸い上げ、ここから第2インク収容部294、流路部296等を介してインク供給制御手段150に流れ込ませるように構成されている。インク収容部111の大気側収容部270からインク供給制御手段150へは、連通部274、第2のインク注入口162、連通路295、連通部276、278、流路部296、通路298、300、通孔918をこの順に通ってインクが流れ込む。
一方、大気弁部250は、大気弁254が収容される大気弁収容部である中空部232を有し、中空部232の下方の壁面269には、大気弁254の軸部264の径より若干径が大きく大気の連通流路をも兼ねる連通孔239を有し、ここに大気弁254の軸部264がバネ255により常時、インクカートリッジ100の底面に向かって付勢されて摺動自在に挿入されて、インクカートリッジ100がインクジェット式記録装置のホルダに装着されていない場合に大気弁254によって連通孔239を封止している。
図8は、図1のインクカートリッジ100においてフィルム110が貼り付けられる前の状態を示す背面図である。上述した連通孔239を境として大気と連通する側である大気側通路は、開口212、蛇行した通路214、フィルタ収容部216、連通孔218および連通部222、連通部222の底面に形成された連通孔253、連通部224により構成されている。
詳細には、図8に示すように、カートリッジ本体120の表側に形成された迷路状に蛇行した1本の通路214の一端は開口212として大気に開放され、他端は撥インク性と通気性の機能を備えたフィルタ215(図4、図5)が収容されたフィルタ収容部216に接続されている。フィルタ収容部216は、カートリッジ本体120の表側から裏側に貫通する連通孔218と連通する。連通孔218は、カートリッジ本体120の裏側において連通部222、連通部222を区画する部屋の底部に形成された連通孔253を介して連通部224と接続している。通路214の途中には、凹部からなるチャンバ930が設けられている。
図2に示すように連通部224は、カートリッジ本体120の底面に凹部257として形成され、大気弁254の作動棹である軸部264を露出させ、かつ大気弁254を収容する中空部232との連通が可能な連通孔239と、連通部222に連通する連通孔253が凹部257内に形成され、凹部257の外面を第1のインク注入口161、第2のインク注入口162を封止するフィルム132により封止して形成されている。このフィルム132は、ホルダから突出する突起の押圧力により弾性変形可能なものが選択されている。
一方、図6に示すように上述した連通孔239を境として大気側収容部270と連通するインク側通路は、中空部232、通孔234a、連通室234b、連通部234c、連通室234d、連通部236、連通室237および連通孔238、連通溝240、連通孔242とで形成されている。詳細には、中空部232の上部の壁には通孔234aが形成されており、この通孔234aを介して連通室234b、連通室234bの上部の壁の切り欠きによって形成された連通部234c、連通部234cの上部に設けられた連通室234d、連通室234dの上部の壁の切り欠きによって形成された連通部236、下方に連通孔238が形成された連通室237と順に連通する大気通路が形成されている。
カートリッジ本体120の裏側から表側に貫通する連通孔238は、連通孔238と連通する連通溝240、連通溝240と連通すると共にカートリッジ本体120の表側から裏側に貫通する連通孔242を介して大気側収容部270と連通する。
これら、大気側収容部270、供給側収容部290、大気弁部250、及び大気側通路、インク側通路は、それぞれを区画する壁にフィルム130、110を熱溶着などの方法で貼着することにより大気と隔離された領域となる。
インク供給部160は、ホルダに設けられたインク供給針が挿入される挿入口26を有するエラストマ等から形成されたシール部材12と、シール部材12の挿入口26を塞ぐ供給弁13と、供給弁13をシール部材12に向けて付勢するコイルスプリング等からなる付勢部材14とを有する。なお、シール部材12の挿入口26には、工場出荷時において、フィルム604が貼り付けられている。
インクカートリッジ100がインクジェット式記録装置のホルダに装着されると、ホルダに設けられた凸部がフィルム132を介して大気弁254の軸部264を上方に押し上げるとともに、ホルダのインク供給針がインク供給部160の供給弁13を上方に押し上げる。これにより、連通孔239は、中空部232から連通孔242までの大気流路を大気と連通する。また、インク供給部160における供給弁13より上流は、インク供給針と連通する。なお、インクカートリッジ100が工場出荷後に初めてホルダに装着される場合には、ホルダのインク供給針がインクカートリッジ100の挿入口26に貼り付けられたフィルム604を破いて、挿入口26に進入する。
連通孔242が大気と連通している状態において、インクジェット式記録装置が記録を始めると、インク供給部160からインク供給針を通して記録ヘッドへインクが供給される。インク供給部160からインクが供給されると、インク収容部111からインク供給部160へは、インクが、図6に示す矢印a、通孔918の順に流れたインクが、インク供給制御手段150を経由して図8に示す矢印b、及び図6に示す矢印、c、dの順に流れて、インク供給部160に流れ込み、インク供給部160に挿入されたインク供給針に供給される。
このインクの流れにあわせてインク収容部111においては、大気側収容部270のインクが供給側収容部290に供給される。大気側収容部270のインクの消費に伴って空気が、図6における矢印f、底面の連通部224、および矢印gの経路をこの順に通って、連通孔242から大気側収容部270へ流入する。インク供給部160から記録ヘッドへインクが供給されて大気側収容部270の液面が下がるが、大気側収容部270と供給側収容部290とを接続する流路は、大気側収容部270の最も下部に連通口があるので、大気側収容部270の全てのインクが供給側収容部290へ移動するまで、供給側収容部290には空気が流入しない。
大気側収容部270のインクがすべて消費された後に、供給側収容部290の第1インク収容部292および第2インク収容部294のインクがこの順に消費される。この間、供給側収容部290と大気側収容部270とを連通する第2のインク注入口162に形成されるインクのメニスカスによる表面張力により、供給側収容部290のインクが大気側収容部270に逆流することが防止される。
第1インク収容部292のインクが消費され始めると、第1インク収容部292に空気が流入する。これにより、第1インク収容部292の液面が下がるが、第1インク収容部292と第2インク収容部294とは、下部のみが連通部276により連通しているので、まず、第1インク収容部292のインクが消費される。第1インク収容部292のインクが消費されて、液面が連通部276に到達すると、第2インク収容部294のインクが消費されるのにあわせて、空気は第2インク収容部294にも流入する。第2インク収容部294のインクが消費される間、連通部276にインクのメニスカスによる表面張力が生じるため、第2インク収容部294のインクが第1インク収容部292に逆流することが防止される。
上述のように大気側収容部270、第1インク収容部292および第2インク収容部294のインクはこの順に消費されるが、インクの液面がいずれの収容部にあっても、インクは、インク収容部111を上下に略二分する壁272の近傍に配された連通部278から通路300を経由して通孔918を通ってインク供給部160へ供給される。
図6および図7に示すように、第2インク収容部294には、斜壁273a、273b及び縦壁275が形成されている。斜壁273a、273bは、上下に斜めに延伸しており、互いに平行に配される。斜壁273a、273bは、連通部276側の端部が下になっており、第2インク収容部294の内部を、第2インク収容部本体294a、中間部294b、および、センサー配置部294cに区画している。
斜壁273aの上端及び下端は、それぞれカートリッジ本体120及び壁271から離間しており、それぞれ上部隙間部602a及び下部隙間部603aを形成している。同様に、斜壁273bの上端及び下端は、それぞれカートリッジ本体120及び壁271から離間しており、それぞれ上部隙間部602b及び下部隙間部603bを形成している。上部隙間部602a、602bは、液面が下がった場合に空気を第2インク収容部本体294aからセンサー配置部294cに流入させる。下部隙間部603a、603bはインクをセンサー配置部294cおよび中間部294bから第2インク収容部本体294aに供給する。ここで下部隙間部603aは連通部276より第1インク収容部292側にあるため、連通部276で発生した気泡は、センサー配置部294bに流入しない。なお、縦壁275は、第2インク収容部本体294a側において、斜壁273の下部近傍で鉛直に延伸している。
また、図6および図7に示すように、センサー配置部294cには円状開口部121およびこの円状開口部121に対向して配され、インクの液面を検出する液面センサー700が設けられている。液面センサー700は、水平方向において下部隙間部603a、603bより第1インク収容部292側に配置されている。
図9は、図6に示すインクカートリッジ100を図6の紙面に垂直な断面A−Aで切断し、液面センサー700付近を拡大して示した拡大断面図である。断面A−Aはセンサーチップ701の中央を貫通する断面である。図10は、図6に示すインクカートリッジ100を図6の紙面に垂直な断面B−Bで切断し、液面センサー700付近を拡大して示した拡大断面図である。断面B−Bはセンサーチップ701の一方の接続端子を貫通する断面である。
図9および図10に示すように、カートリッジ本体120における円状開口部121の反対側には、円状開口部121の周囲においてカートリッジ本体120の内部側に深く窪んだ凹部127、および、凹部127における円状開口部121の周囲において凹部127よりも少しさらに窪んだ凹部124が配される。凹部124には、インクに対して耐食性を有する金属製で略平板形状の保持板880が嵌め込まれる。保持板880は、中央に貫通穴を有し、この貫通穴に対向してカートリッジ本体120と反対側にセンサーチップ701が配される。保持板880の周囲をカートリッジ本体120に対して外側から、シール870が封止する。センサーチップ701と後述するICタグ720(図18)とを導通部820が電気的に接続する。導通部820の一部、保持板880、センサーチップ701およびシール870を覆って、取付蓋840が凹部127に取り付けられる。センサーチップ701と取付蓋840との間には、導通部820を介してセンサーチップ701をカートリッジ本体120の円状開口部121側に付勢する付勢部850が配される。これらセンサーチップ701、導通部820、取付蓋840、付勢部850、シール870および保持板880により液面センサー700が構成される。
図11(a)はセンサーチップ701の平面図であり、図11(b)はセンサーチップ701を図11(a)の紙面に垂直なC−C断面で切断した断面図である。センサーチップ701は、中央に貫通穴710aを有するチップベース710と、このチップベース710上に積層された振動板703、下電極705、圧電振動体704、上電極706、導通板707および接続端子708、709を有する。振動板703は、チップベース710の貫通孔710aを外側から塞ぐように積層されている。さらに、振動板703の外側には、下電極705、圧電振動体704、及び上電極706がこの順に積層されている。下電極705は、接続端子709と電気的に接続されている。一方、上電極706は導通板707を介して接続端子708と電気的に接続されている。接続端子708及び接続端子709は、他より若干外側に突出するように形成されている。センサーチップ701は、チップベース710の貫通孔710aが保持板880の貫通孔と同心になるように配置される。
液面センサー700が液面を検知する場合に、導通部820を介してICタグ720から電力が供給されて圧電振動体704に信号が入力されることにより、圧電振動体704が振動する。信号の入力が終わった後、圧電振動体704には振動が残留する。この残留振動の特性は、振動板703が液面に接しているときと空気に接しているときで異なる。この残留振動に伴い発生した電気的な信号を導通部820を介してICタグ720に出力することにより、液面センサー700は、液面が液面センサー700より下にあるか否かを検出する。
以下、図12から図18を用いて液面センサー700をカートリッジ本体120に取り付ける方法についてさらに説明する。図12から図14、図16および図18は、カートリッジ本体120において液面センサー700が取り付けられる部分を拡大した拡大斜視図である。図15は、導通部820をカートリッジ本体120の凹部127側からみた拡大斜視図である。図17は、取付蓋840をカートリッジ本体120の凹部127側からみた拡大斜視図である。
図12に示すように、まず、図11(a)に示したセンサーチップ701が保持板880に取り付けられ、センサーチップ701を保持した保持板880がカートリッジ本体120の凹部127における凹部124に嵌め込まれる。ここで、保持板880の一例は、中央に貫通穴が設けられたステンレス鋼製の平板であり、一面にポリオレフィン系接着剤がラミネートされる。保持板880において接着剤がラミネートされた面にセンサーチップ701が貼り付けられ、この面が外側となる向きで保持板880が凹部124に嵌め込まれる。なお、凹部127には、センサーチップ701が取り付けられる位置の上下端において凹部127から外側に突出する位置決め突起125、126が配されている。
次に、図13に示すように、凹部127にシール870が貼り付けられる。シール870は、センサーチップ701に対向する領域が切り取られると共に、全体が凹部127より小さくて保持板880よりも大きい。シール870の一例は、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PETおよびCPP(キャストポリプロピレン)の三層を有する熱溶着用のフィルムである。シール870としてこの例が用いられる場合に、CPP側が凹部127および保持板880に対向する向きでシール870が配され、シール870が熱コテ等により加熱されながら押圧されることにより、シール870が凹部127に熱溶着すると共に、保持板880の接着剤によりシール870が保持板880に接着される。これにより、保持板880における凹部127との境界が、シール870により気密に封止される。以上により、保持板880が凹部124に保持された状態でシール870との間で固定されるので、保持板880におけるカートリッジ本体120の円状開口部121側には接着剤を付ける必要がない。従って、シール870シールが接着または溶着により貼りつけられる場合に、接着剤や溶解部がインクに混入することを防ぐことができる。
さらに、図14に示すように、シール870に対して凹部127の外側から導通部820が取り付けられる。この場合に、図15に示す導通部820が準備される。図15に示すように導通部820は、導電性の一対の両面テープ825、826、および、これら両面テープ825、826を互いに電気的に離間して保持する電気絶縁性の樹脂フィルム822を有する。樹脂フィルム822は、凹部127に取り付けられる場合に、センサーチップ701の導通板707に対向する位置に配された穴824と、凹部127の位置決め突起125に対向する位置に配された位置決め穴828と、凹部127の位置決め突起126に対向する位置に配された位置決め切り欠き829とを有する。なお、図15に示す導通部820において、穴824は丸穴であって、位置決め切り欠き829は一方が開放された切り欠きである。樹脂フィルム822の一面が両面テープ825、826の一面に、互いが接触しないように離間して貼り付けられることにより、両面テープ825、826が樹脂フィルム822に支持され、導通部820が一体的な部品として作成される。
このように作成された導通部820の位置決め穴828に、図14に示すように、凹部127の位置決め突起125が挿入されると共に、導通部820の位置決め切り欠き829に凹部127の位置決め突起126が挿入されて、導通部820が凹部127に対して位置決めされる。この状態において、導通部820の両面テープ825、826における樹脂フィルム822と反対の面が、センサーチップ701の接続端子709、708上にそれぞれ貼り付けられると共にシール870上および凹部127上に貼り付けられて、導通部820が凹部127に固定される。これにより、両面テープ825、826の当該面がセンサーチップ701の一対の接続端子709、708にそれぞれ貼り付いて電気的に接続する。よって、導通部820が、センサーチップ701の一対の接続端子709、708と確実に導通することができる。また、導通部820にはカートリッジ本体120の凹部127に配された位置決め突起125、126が挿入される位置決め穴828、829が設けられているので、導通部820がカートリッジ本体120の凹部127に対して正確に位置決めされる。さらに、導通部820の樹脂フィルム822に穴824が設けられているので、樹脂フィルム822がセンサーチップ701において周囲よりも厚い圧電振動体704を避けて、両面テープ825、826が接続端子709、708に確実に貼り付くことができる。よって、両面テープ825、826が接続端子709、708に対して確実に電気的に接続することができる。
次に、図16に示すように、カートリッジ本体120の凹部127に取付蓋840が取り付けられる。図17に示すように取付蓋840は略平板形状であり、凹部127に取り付けられた場合にセンサーチップ701の圧電振動体704に対向する位置に突起842を有する。取付蓋840の突起842には、弾性を有する付勢部850が取り付けられる。付勢部850は、例えばゴム製であって、中央に突起842と略同じ径の貫通穴852を有する。付勢部850の貫通穴852に取付蓋840の突起842が挿入された状態で、取付蓋840がカートリッジ本体120の凹部127に圧入される。この場合に、導通部820の両面テープ825、826は、カートリッジ本体120の凹部127よりも上方に延伸し取付蓋840との間から凹部127の外側に露出し、カートリッジ本体120の上面に貼り付けられる。取付蓋840が凹部127に圧入されることにより、取付蓋840がカートリッジ本体120の凹部127を覆って固定される。この場合に付勢部850は、導通部820を介してセンサーチップ701と取付蓋840との間に配されて、センサーチップ701を保持板880へ付勢するので、センサーチップ701と保持板880との間の気密が、より確実に保たれる。また、付勢部850は、導通部820をセンサーチップ701へ付勢するので、センサーチップ701と導通部820との間をより確実に電気的に導通させることができる。
さらに、図18に示すように、凹部127と取付蓋840との間からカートリッジ本体120の上面に露出した両面テープ825、826上に、ICタグ720および保護シール722がこの順に貼り付けられる。これにより、液面センサー700の取り付けが完了する。
以上、本実施形態によれば、平板形状の取付蓋840を圧入することによりセンサーチップ701をカートリッジ本体120に取り付けることができるので、取付蓋840側にセンサーチップ701を収容する凹部を設ける場合と比べて、個々の部品を容易に作成することができる。また、シール870により凹部124の気密が保たれるので、カートリッジ本体120に対して取付蓋840取付蓋を圧入等の簡便な方法で取り付けることができる。また、シール870が接着または溶着により貼りつけられる場合に、接着剤や溶解部がカートリッジ本体120内に入り込むことを防ぐことができる。
図19は、インクカートリッジ100における液面センサー700の取り付け方法の別例を示す拡大分解斜視図である。図19において、図1から図18までの実施形態と同一の構成には同一の符号を付し、説明を省略する。
図19に示す実施形態は、導通部820としてフレキシブルプリントサーキット830(以下、FPC830と記す)を用い、また、弾性導電部材860が付勢部850と導通部820の一部を兼ねる点において、図1から図18の実施形態とは異なる。FPC830は、薄い膜状の導電部が配された可とう性を有する帯状の部材である。FPC830は、図15に示した導通部820の穴824、位置決め穴828および位置決め切り欠き829と同じ位置に同じ大きさの穴834、位置決め穴838および位置決め切り欠き836を有する。
図20は、弾性導電部材860を拡大した拡大斜視図である。弾性導電部材860は、中央に取付蓋840の突起842と略同じ径の貫通穴866が配された左右に長い環形状を有する。弾性導電部材860は、貫通穴866の左右に、電気的な導電性を有する導電部861、862を有する。導電部861、862は、センサーチップ701の一対の接続端子708、709のそれぞれおよびFPC830に当接して、接続端子708、709とFPC830とを電気的に接続する。さらに、弾性導電部材860は、これら一対の導電部861、862の間に配されて導電部861、862間を電気的に絶縁する絶縁部864を有する。弾性導電部材860は、導電部861、862を形成する導電性ゴムおよび絶縁部864を形成する絶縁性ゴムが、二色成形の押し出しにより一体に形成される。
図19に示すように、まず、図12および図13と同様にセンサーチップ701および保持板880がカートリッジ本体120の凹部127に取り付けられる。その後、取付蓋840の突起842が、FPC830の穴834および弾性導電部材860の貫通穴866にこの順に挿入されて、FPC830および弾性導電部材860が取付蓋840に対して仮に保持される。この状態で、弾性導電部材860の導電部861、862がそれぞれセンサーチップ701の接続端子708、709に当接され、かつ、FPC830の穴838、836がそれぞれ凹部127の位置決め突起125、126に挿入されつつ、取付蓋840が凹部127に圧入される。その後、凹部127と取付蓋840との間から延伸しているFPC830上にICタグ720が取り付けられ、ICタグ720上に保護シール722が貼り付けられる。
以上、図19および図20に示す実施形態によれば、図12から図18の実施形態と同様の効果を得ることができる。また、図19および図20の実施形態によれば、導電性および弾性を有する導電部861、862がセンサーチップ701とFPC830との間に配されているので、FPC830を介してセンサーチップ701の接続端子708、709とICタグ720とを確実に導通することができる。また、センサーチップ701を保持板880へ付勢する弾性導電部材860が、センサーチップ701とICタグ720とを電気的に接続する導通部の機能を一部兼ねているので、部品点数を少なくすることができる。
なお、上記実施形態において弾性導電部材860は導電性のゴムと絶縁性のゴムにより二色成形されたが、弾性導電部材860の成形はこれに限られない。弾性導電部材860を成形する他の例として、弾性導電部材860は、導電部861、862に導電性を有する金属線が挿入されて、絶縁性ゴムを押し出すことにより一体に成形されていてもよい。また、さらに他の例として、弾性導電部材860は、導電部861、862に導電性を有する金属粒子、例えばAg粒子が混入されて、絶縁性ゴムを押し出すことにより一体に成形されていてもよい。上記いずれの方法においても、弾性導電部材860において一対の導電部861、862と絶縁部864とを簡便に一体に成形することができる。
図21は、インクカートリッジ100における液面センサー700の取り付け方法のさらに別例を示す拡大分解斜視図である。図22は、図21に示す実施形態を図6における紙面に垂直な断面D−Dで切断した断面図である。断面D−Dはセンサーチップ701の中央を貫通する断面である。図21および図22において、図1から図20までの実施形態と同一の構成には同一の符号を付し、説明を省略する。
図21および図22に示す実施形態は、保持板880を用いずにセンサーチップ701がカートリッジ本体120の凹部127に直接取取り付けられている点において、図19および図20に示す実施形態とは異なる。図21および図22に示す実施形態において、円状開口部121と凹部127とを連通する貫通穴123に、センサーチップ701がインサート成形されてカートリッジ本体120に固定保持される。インサート成形されることにより、センサーチップ701とカートリッジ本体120の境界は気密に封止される。凹部127におけるセンサーチップ701よりも凹部127側には、センサーチップ701よりも若干狭い凹部124が設けられる。この凹部124と略同一の大きさおよび形状の弾性導電部材860が、凹部124に凹部127側から挿入される。なお、弾性導電部材860、FPC830、取付蓋840、ICタグ720および保護シール722の構成および取り付け方法は図19および図20の実施形態と同じであるので説明を省略する。
以上、図21および図22に示す実施形態によれば、カートリッジ本体120の貫通穴123にセンサーチップ701が予め固定されているので、弾性導電部材860、FPC830など、液面センサー700の部材をインクカートリッジ100に容易に組み込むことができる。
図23は、インクカートリッジ100における液面センサー700の取り付け方法のさらに別例を示す拡大分解斜視図である。図24は、図23に示す実施形態を図6における紙面に垂直な断面D−Dで切断した断面図である。図23および図24において、図1から図22までの実施形態と同一の構成には同一の符号を付し、説明を省略する。
図23および図24に示す実施形態は、センサーチップ701がカートリッジ本体120とは別体の保持モジュール890に保持されている点において、図21および図22に示す実施形態とは異なる。図23および図24に示す実施形態において、センサーチップ701は、中央に貫通穴を有する円盤形状の保持モジュール890の貫通穴にインサート成形されて保持される。インサート成形されることにより、センサーチップ701と保持モジュール890の境界は気密に封止される。カートリッジ本体120の凹部127には、内側が保持モジュール890よりも小さく外側が保持モジュール890よりも大きい貫通穴128が設けられる。この貫通穴128には外側に立ったリブが配され、このリブに保持モジュール890が押し上げられて振動溶着されることにより、保持モジュール890がカートリッジ本体120の貫通穴128に気密に保持固定される。保持モジュール890におけるセンサーチップ701よりも凹部127側には、センサーチップ701よりも若干狭い凹部124が設けられる。この凹部124と略同一の大きさおよび形状の弾性導電部材860が、凹部124に凹部127側から挿入される。なお、弾性導電部材860、FPC830、取付蓋840、ICタグ720および保護シール722の構成および取り付け方法は図19および図20の実施形態と同じであるので説明を省略する。
以上、図23および図24に示す実施形態によれば、図21および図22と同様の効果を得ることができる。また、図23および図24に示す実施形態によれば、保持モジュール890にセンサーチップ701が予め固定されているので、弾性導電部材860、FPC830など、液面センサー700の部材をインクカートリッジ100に容易に組み込むことができる。
以上、本発明の実施形態によれば、平板形状の取付蓋840を圧入することによりセンサーチップ701をカートリッジ本体120に取り付けることができるので、取付蓋840側にセンサーチップ701を収容する凹部を設ける場合と比べて、個々の部品を容易に作成することができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
インクカートリッジ100の正面斜視図である。 フィルム110が貼り付けられる前のインクカートリッジ100の背面斜視図である。 フィルム110が貼り付けられた後のインクカートリッジ100の背面斜視図である。 インクカートリッジ100の分解斜視図である。 インクカートリッジ100の分解斜視図である。 フィルム130が貼り付けられる前のインクカートリッジ100の正面図である。 フィルム130が貼り付けられた後のインクカートリッジ100の正面図である。 フィルム110が貼り付けられる前のインクカートリッジ100の背面図である。 インクカートリッジ100を紙面に垂直な断面A−Aで切断した拡大断面図である。 インクカートリッジ100を紙面に垂直な断面B−Bで切断した拡大断面図である。 (a)はセンサーチップ701の平面図であり、(b)はセンサーチップ701を紙面に垂直なC−C断面で切断した断面図である。 カートリッジ本体120において液面センサー700が取り付けられる部分を拡大した拡大斜視図である。 カートリッジ本体120において液面センサー700が取り付けられる部分を拡大した拡大斜視図である。 カートリッジ本体120において液面センサー700が取り付けられる部分を拡大した拡大斜視図である。 導通部820をカートリッジ本体120の凹部127側からみた拡大斜視図である。 カートリッジ本体120において液面センサー700が取り付けられる部分を拡大した拡大斜視図である。 取付蓋840をカートリッジ本体120の凹部127側からみた拡大斜視図である。 カートリッジ本体120において液面センサー700が取り付けられる部分を拡大した拡大斜視図である。 インクカートリッジ100における液面センサー700の取り付け方法の別例を示す拡大分解斜視図である。 弾性導電部材860を拡大した拡大斜視図である。 インクカートリッジ100における液面センサー700の取り付け方法のさらに別例を示す拡大分解斜視図である。 図21に示す実施形態を図6における紙面に垂直な断面D−Dで切断した断面図である。 インクカートリッジ100における液面センサー700の取り付け方法のさらに別例を示す拡大分解斜視図である。 図23に示す実施形態を図6における紙面に垂直な断面D−Dで切断した断面図である。
符号の説明
100 インクカートリッジ、120 カートリッジ本体、121 円状開口部、123 貫通穴、124 凹部、125 位置決め突起、126 位置決め突起、127 凹部、128 貫通穴、130 フィルム、271 壁、273a 斜壁、273b 斜壁、275 縦壁、276 連通部、292 第1インク収容部、294 第2インク収容部、294a 第2インク収容部本体、294b 中間部、294c センサー配置部、296 流路部、602a 上部隙間部、602b 上部隙間部、603a 下部隙間部、603b 下部隙間部、700 液面センサー、701 センサーチップ、703 振動板、704 圧電振動体、705 下電極、706 上電極、707 導通板、708 接続端子、709 接続端子、710 チップベース、710a 貫通穴、720 ICタグ、722 保護シール、820 導通部、822 樹脂フィルム、824 穴、825 両面テープ、826 両面テープ、828 位置決め穴、829 位置決め切り欠き、830 フレキシブルプリントサーキット、836 位置決め切り欠き、838 位置決め穴、840 取付蓋、842 突起、850 付勢部、852 貫通穴、860 弾性導電部材、861 導電部、862 導電部、864 絶縁部、866 貫通穴、870 シール、880 保持板、890 保持モジュール

Claims (13)

  1. 液体収容部を有する容器に形成された貫通穴と、
    前記貫通穴にその一部が液体と接する様に取り付けられ、前記容器内の液体の量を振動により検出する振動体を備えたセンサーチップと、
    前記センサーチップと電気的に導通する導通部と、
    前記導通部の一部、および、前記貫通穴に取り付けられた前記センサーチップを覆って、前記容器に取り付けられる略平板形状を有する取付蓋と、
    前記センサーチップと前記取付蓋との間に配され、前記センサーチップを前記容器に付勢する付勢部と
    を備える液体カートリッジ。
  2. 前記貫通穴に取り付けられた前記センサーチップを前記容器に気密に封止するシールを更に備える請求項1に記載の液体カートリッジ。
  3. 前記センサーチップを前記貫通穴に対向した位置に保持する略平板形状の保持板を更に備え、
    前記容器は、前記貫通穴の周囲において窪み、前記保持板が嵌め込まれる凹部を更に有し、
    前記シールは、前記保持板に保持された前記センサーチップに対向する領域が切り取られており、前記容器の前記凹部に嵌め込まれた前記保持板と前記凹部との境界を気密に覆うべく前記容器に貼り付けられる請求項2に記載の液体カートリッジ。
  4. 前記導通部は、一面が前記センサーチップの一対の電極にそれぞれ貼り付いて電気的に接続する導電性の一対の両面テープ、および、前記一対の両面テープの他面に貼り付き、前記一対の両面テープを互いに電気的に離間して保持する絶縁性の樹脂フィルムを有する請求項1に記載の液体カートリッジ。
  5. 前記樹脂フィルムは切り欠きを有し、前記容器は前記樹脂フィルムの前記切り欠きに対向する位置に前記切り欠きに挿入される位置決め突起を有する請求項4に記載の液体カートリッジ。
  6. 前記樹脂フィルムにおいて前記センサーチップの前記振動体に対向する領域が切り取られている請求項4に記載の液体カートリッジ。
  7. 前記導通部は、フレキシブルプリントサーキットを有し、
    前記付勢部は、電気的な導電性を有し、前記センサーチップの一対の電極および前記フレキシブルプリントサーキットに当接して、前記一対の電極と前記フレキシブルプリントサーキットとを電気的に接続する弾性部材を有する請求項1に記載の液体カートリッジ。
  8. 前記弾性部材は、前記一対の電極にそれぞれ当接する一対の導電部、および、前記一対の導電部の間に配されて前記一対の導電部間を電気的に絶縁する絶縁部を有し、
    前記導電部を形成する導電性ゴムおよび前記絶縁部を形成する絶縁性ゴムにより二色成形されることにより前記弾性部材が形成される請求項7に記載の液体カートリッジ。
  9. 前記弾性部材は、前記一対の電極にそれぞれ当接する一対の導電部、および、前記一対の導電部の間に配されて前記一対の導電部間を電気的に絶縁する絶縁部を有し、
    前記弾性部材は、前記導電部に導電性を有する金属線が挿入されて、絶縁性ゴムにより一体に成形されている請求項7に記載の液体カートリッジ。
  10. 前記弾性部材は、前記一対の電極にそれぞれ当接する一対の導電部、および、前記一対の導電部の間に配されて前記一対の導電部間を電気的に絶縁する絶縁部を有し、
    前記弾性部材は、前記導電部に導電性を有する金属粒子が混入されて、絶縁性ゴムにより一体に成形されている請求項7に記載の液体カートリッジ。
  11. 前記センサーチップは、前記容器にインサート成形されることにより、前記貫通孔に取り付けられている請求項1に記載の液体カートリッジ。
  12. 前記センサーチップをインサート成形により保持した略平板形状の保持モジュールを更に備え、
    前記保持モジュールが前記容器の前記貫通穴に取り付けられる請求項1に記載の液体カートリッジ。
  13. 液体収容部を有する容器に形成された貫通穴と、
    前記容器における前記貫通穴の周囲において窪んだ凹部と、
    前記貫通穴にその一部が液体と接する様に取り付けられ、前記容器内の液体の量を振動により検出する振動体を備えたセンサーチップと、
    前記センサーチップが前記貫通穴に対向するべく前記センサーチップを保持し、前記容器の前記凹部に嵌め込まれる保持板と、
    前記容器の前記凹部に取り付けられた前記取付板と前記容器との境界を気密に封止するシールと、
    を備える液体カートリッジ。
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