JPH11170558A - インクカートリッヂ - Google Patents

インクカートリッヂ

Info

Publication number
JPH11170558A
JPH11170558A JP35021997A JP35021997A JPH11170558A JP H11170558 A JPH11170558 A JP H11170558A JP 35021997 A JP35021997 A JP 35021997A JP 35021997 A JP35021997 A JP 35021997A JP H11170558 A JPH11170558 A JP H11170558A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
valve
movable valve
movable
ink cartridge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP35021997A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisashi Miyazawa
澤 久 宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP35021997A priority Critical patent/JPH11170558A/ja
Publication of JPH11170558A publication Critical patent/JPH11170558A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 安定した負圧により円滑にインク供給が出来
るインクジェット記録装置等用のインクカートリッヂの
提供。 【解決手段】 インクタンクに連設した負圧発生手段が
可動弁によって区画された第1及び第2のインク室を備
えており、第1のインク室をインクタンクに第2のイン
ク室をヘッド部にそれぞれ連通させ、可動弁の筒部の透
孔をインクタンクに設けた半球状の弁ストッパーによっ
て閉止可能とし、可動弁がコイルバネ等の弾性材によっ
て弁ストッパー方向に付勢され、可動弁の筒部には弁ス
トッパーに当接するテーパー状部を設け、可動弁の外周
の厚肉リング部を弁固定枠と弁固定リングで挾着し、弁
固定リングのテーパーリング部によって可動弁を液密状
に担持させ、インクタンクと第1のインク室との間にフ
ィルターを介装し、第2のインク室側の可動弁上にバネ
座を配設したもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、インクジェット
記録装置等にインクを供給するインクカートリッヂの技
術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のインクカートリッヂにお
いて、インクをプリント処理手段に支障なく供給させる
ための負圧発生手段を配備したインクカートリッヂの公
知例としては特開平8−174860号公報(公知例)
の発明が挙げられる。
【0003】この公知例のものの要点としては、インク
室に続く負圧発生手段における膜弁座により上・下部領
域を区分させ、その透孔を弁体の半球状の下端により開
閉可能に構成したものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記した公知例のイン
クカートリッヂにあっては、尚改善を求められる次の点
が挙げられる。
【0005】 膜弁座が薄膜状であるため、使用中に
透孔の周辺が裂損し、インクの安定的な供給に支障を生
ずるおそれがある。
【0006】 膜弁座の取り付け状態が不安定であっ
て上・下部領域間の液密状の独立性に不安がある。
【0007】 単に膜弁座の弾力性を利用しているた
め、クリープが発生し、膜弁座とシール部材との押し付
け力の低下から負圧の低下を招くおそれがある。
【0008】 組み立ての際に発生するゴミ、ケバが
挾持され、膜弁座の液密性が低下するおそれがある。
【0009】この発明が解決しようとする第1の課題点
は、可動弁を液密状に担持させ、第1及び第2のインク
室の独立性を向上させ、負圧の低下を未然防止しうるイ
ンクカートリッヂを提供することである。
【0010】この発明が解決しようとする第2の課題点
は、可動弁を弾性手段により弁ストッパー方向に付勢さ
せ、安定的な負圧の発生を保障しうるものを提供するこ
とである。
【0011】この発明が解決しようとする第3の課題点
は、インク流通路から弁部にゴミ等の混入を防止したイ
ンクカートリッヂを提供することである。
【0012】この発明が解決しようとする第4の課題点
は、可動弁上にバネ座を配設して可動弁の動作を安定さ
せると共に、使用中の損傷を未然防止しうるインクカー
トリッヂを提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めの対応手段は次の通りである。
【0014】(1) インクジェット記録装置のヘッド部に
インクを供給しうるインクカートリッヂであって、イン
クタンクに連設した負圧発生手段が可動弁によって区画
された第1及び第2のインク室を備えており、第1のイ
ンク室をインクタンクに第2のインク室をヘッド部にそ
れぞれ連通させ、可動弁の筒部の透孔を前記インクタン
クに設けた半球状の弁ストッパーによって閉止可能とし
たことを特徴とするインクカートリッヂ。
【0015】(2) 前記可動弁が弾性材によって前記弁ス
トッパー方向に付勢されてなることを特徴とする前記
(1) 記載のインクカートリッヂ。
【0016】(3) 前記弾性材がコイルバネであることを
特徴とする前記(2) 記載のインクカートリッヂ。
【0017】(4) 前記可動弁の前記筒部には前記弁スト
ッパーに当接するテーパー状部を設けたことを特徴とす
る前記(1) 記載のインクカートリッヂ。
【0018】(5) 前記可動弁の外周の厚肉リング部を弁
固定枠と弁固定リングで挾着し、弁固定リングのテーパ
ーリング部によって可動弁を液密状に担持させたことを
特徴とする前記(1) 又は(2) 記載のインクカートリッ
ヂ。
【0019】(6) 前記インクタンクと前記第1のインク
室との間にフィルターを介装したことを特徴とする前記
(1) 記載のインクカートリッヂ。
【0020】(7) 前記第2のインク室側の可動弁上にバ
ネ座を配設し、コイルバネ等の弾性材によって可動弁を
弁ストッパー方向に付勢させたことを特徴とする前記
(2) 乃至(6) 記載のインクカートリッヂ。
【0021】前記の対応手段によれば、インクタンクか
ら供給されるインクは適切な負圧状態で第1、第2のイ
ンク室を経由して安定的にヘッド部に供給されるもので
ある。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、この発明の各実施の形態を
図面を参照して説明する。
【0023】(実施の形態1) 1.手段 全体構成 図1にその縦断面を示すようにこのインクカートリッヂ
10は、ヘッド部11にインクを供給しうる負圧発生部
12を連設したインクタンク13とサブタンク14とを
水平方向に液密状に装着脱可能に構成している。
【0024】 各部の構成 (A) インクタンク13 縦断面形状が略L型状をなすインクタンク13には撥水
性膜131を設けた通気口132を設けると共に、イン
ク蒸発防止用の溝133を形成し、その表面をシール1
60で覆っており、後述する負圧発生部12に係合され
る半球状の弁ストッパー134を隆設し、更に当該メイ
ンタンク13の側方に突出する接続部135内には、第
1のバネ136によって外向きに付勢され、メインタン
ク13の受容開口137を封止自在の第1の封止弁13
8を移動自在に形成している。
【0025】(B) サブタンク14 サブタンク14内は、第1、第2の仕切り141A、B
によって第1〜第3のインク室142A〜142Cが並
設された形状とされており、各仕切り141A、Bの下
縁部には、大気開放される液面の高さを決定する第1、
第2の開口143A、Bが開設されており、この開口1
43A、Bの高さ位置関係については開口143Bより
も開口143Aを高くし、更に当該サブタンク14の挿
着口144に挿着される前記インクタンク13の接続部
135の受容開口137の高さを前記開口143Aより
も高くなるように配備させている。
【0026】又、当該挿着口144を開閉可能とした第
2の封止弁145と前記第1の仕切り142Aとの間に
第2のバネ146を縮設し、第2の封止弁145の外端
を前記第1の封止弁138に当接可能に構成している。
【0027】尚、図1中、147はインクタンク13の
接続部135をサブタンク部14の挿着口144に液密
状に装着しうるインク漏れ防止用の封止リングを示すも
のである。
【0028】(C) 負圧発生部(手段) 前記負圧発生部12については、図2にも示すようにイ
ンクタンク13の凹入部130に連着される弁固定枠1
21の内面に弁固定リング122によって固設される可
撓性を有する可動弁123を設けており、弁固定枠12
1に形成したバネガイド124によってガイドされるコ
イルバネ125により内向きに付勢させた前記可動弁1
23を前記弁ストッパー134に対接させるように配置
することによって可動弁123の内外側に第1及び第2
のインク室C1 、C2 を形成するものである。
【0029】又、可動弁123については、ポリプロピ
レンや高密度ポリエチレン等の樹脂材料からなる弁固定
リング122と一体状に成形加工されている。
【0030】薄膜部123Aの中央には、透孔123B
を開設した厚肉状の筒部123Cを形成し、更に筒部1
23Cの内面に突設したテーパー状部123Caを前記
弁ストッパー134に係合自在としている。
【0031】又、薄膜部123Aの外周に厚肉リング部
123Dを形成して弾性変形可能としている。
【0032】尚、弁固定枠121と弁固定リング122
とはそれぞれ別体に形成して超音波溶着、振動溶着もし
くは熱溶着手段等により一体状に形成し、弁固定リング
122と可動弁123の厚肉リング部123Dとは2色
成形やインサート成形によって一体的に構成させるもの
である。
【0033】更に、前記弁固定枠121には、前記第2
のインク室C2 に連通された弁流路126が開設されて
おり、弁流路形成フィルム170を貼設して連通状とさ
れた弁流路126を経由してインクがヘッド部11に供
給されるように構成されているものである。
【0034】尚、弁固定枠121の内面に形成したテー
パーリング部127上に可動弁123を液密状に止着し
うるものである。
【0035】尚、図1において139Aは、インク流入
孔139Bを覆うように配設されたフィルターであり、
フィルター139Aは直径10μm以下の開口径でゴミ
や気泡の流入を防止するフィルターである。
【0036】2.組立法図1及び図2に示すように負圧
発生部12については、予め弁固定枠121のテーパー
リング部127上に可動弁123の厚肉リング部123
Dを臨ませ、弁固定枠121と弁固定リング122とで
挾持することによって液密状に可動弁123を固設する
ものである。
【0037】この負圧発生部12をインクタンク13に
装着する際には、半球状の弁ストッパー134によって
コイルバネ125に抗して可動弁123が外向きに湾曲
されるようにして図1及び図2に示すように凹入部13
0内に装着するものである。
【0038】又、インクタンク13にサブタンク14を
装着する手順については、図3乃至5に示すように接続
部135を挿入口144内に挿入させると、接続直前時
には図3に示すように第1のバネ136によって付勢さ
れた第1のインク漏れ封止弁138によって受容開口1
37は封止され、又サブタンク14の挿入口144は、
第2のバネ146によって付勢された第2のインク漏れ
封止弁145によって封止されているのでインクタンク
13及びサブタンク14のいずれからもインクの漏れは
安全に防止されている状態である。
【0039】この状態で更にサブタンク14を接続部1
35に強制して嵌合させると、図4に示すように第2の
インク漏れ封止弁145によって第1のインク漏れ封止
弁138が押し込まれて受容開口137が開放され、更
に、この嵌合操作を継続させると遂には図5に示すよう
に接続部135が挿入口144内に十分挿入された状態
となり、逆に第1のインク漏れ封止弁138によって第
2のインク漏れ封止弁145が押し戻されて挿入口14
4が開放されることとなって、インクタンク13とサブ
タンク14とが連通状態となり、図1に示すようにサブ
タンク14の装着が完了するものである。
【0040】3.使用行程 予め充填されたインクタンク13内のインクが使用され
て液面レベルが下降し、インクタンク13の受容開口1
37の高さに到達するとサブタンク14の第1のインク
室142A内に空気が流入し、結果的に第1のインク室
142A内のインクが消費されることとなる。
【0041】次いで、第1のインク室142A内のイン
クの液面が下降して第1の開口143Aの高さに到達す
ると引き続いて第2のインク室142B内に空気が流入
してインクの供給が継続される。
【0042】更に、第2のインク室142B内のインク
が使用されてインクの液面が下降して第2の開口143
Bの高さに到達すると第3のインク室142C内に空気
が流入し、それと等容積のインクが供給され続けること
となる。
【0043】以上の通りにインクタンク13に引き続い
てサブタンク14の第1〜第3のインク室142A〜1
42Cから順次インクがヘッド部11に供給されうるも
のであるが、この際の負圧発生部12の機能は次の通り
である。
【0044】図1及び図2で示す状態でヘッド部11か
らインクが供給されてプリント処理に提供されると可動
弁123の外側の第2のインク室C2 からのインクが弁
流路126を経由してヘッド部11に補給され第2のイ
ンク室C2 のインクの液圧が低下する。
【0045】この液圧の低下に応じてコイルバネ125
に抗して可動弁123が外向きに変位され筒部123C
のテーパー状部123Caが弁ストッパー134から解
離されて透孔123Bが徐々に開放され第1のインク室
C1 内のインクが第2のインク室C2 内に移動される。
【0046】これによって第2のインク室C2 内のイン
クの液圧が上昇するとコイルバネ125に支援されて可
動弁123は内向きに変位して再びそのテーパー状部1
23Caが半球状の弁ストッパー134に当接され透孔
123Bが閉止される。
【0047】その結果、インクタンク13からインク流
入孔139Bを経由して第1のインク室C1 へのインク
の補給は中止されるものであり、インクの供給行程にお
けるヘッド部11へのインクの液圧は概ね一定状に維持
され、良好なインクの供給が継続されうるものである。
【0048】又、周辺の気温の変化、例えば夏期におけ
る気温の上昇の際に第2のインク室C2 のインクの液圧
は上昇しても可動弁123の薄膜部123Aが第1のイ
ンク室C1 側に変形することによって自動的に第2のイ
ンク室C2 内の液圧を低下させうるものであるから、ヘ
ッド部11に過剰なインク圧が与えられインクの噴出等
のおそれはないこととなる。
【0049】更に、テーパー状部123Caによって弁
ストッパー134に当接させているため透孔123Bの
液密性が良好である点でもインク圧の安定性が図られる
ものである。
【0050】又、この第1及び第2のインク室C1 及び
C2 の間は、厚肉状リング部123Dがテーパーリング
部127によって十分シールされて状態で担持されてい
る点でもインク圧の変動が安定されることとなる。
【0051】加えて、透孔123Bは筒部123Cに開
設されているため使用時の変位動作に起因する透孔12
3Bの孔辺の裂損は防止されるものである。
【0052】更に、コイルバネ125によって可動弁1
23が付勢されているため薄膜部123Aの弾力性に不
足があっても安定的に作動されうるものである。
【0053】(実施の形態2)図6及び図7に示すイン
クカートリッヂ200の負圧発生部220の特徴的な構
成は、薄膜部223Aを有する可動弁223上にバネ座
280を配設し、第2のインク室C22内に設けたバネ2
90の内端をバネ座280に当接させたものであって、
バネ290により可動弁223を弁ストッパー234方
向に付勢させた構成とされている。
【0054】尚、図中281はバネ座280の放射状の
切り欠きであって、インクの流通を支援させるものであ
り、110はヘッド部、230はインクタンクを示すも
のであり、実施の形態1のインクカートリッヂ10と共
通する構成は200番台の符号で表示するに止めた。
【0055】このインクカートリッヂ200における負
圧発生部220にあっては、バネ座280を介してバネ
290により可動弁223が弁ストッパー234方向に
付勢されているので、薄膜部223Aが撓んだり、環境
の変化や材料硬度の変化等に起因する弁ストッパー23
4への押し付け力の不安定さは安全に解消され、その加
圧状態が安定され、一層インク圧の変動を安定化させう
るものである。
【0056】(実施の形態3)図8及び図9に示す負圧
発生部320は、インクカートリッヂ(図示略)内に挿
入して利用するものであって、その要部についてみれば
非常に柔らかい薄膜部323Aには、同心円状の波状部
を形成してなる可動弁323を弁固定枠321上に止着
させ、固定弁部392を可動弁323Cに当接させるよ
うにして図9の状態から図8の状態となるよう一体状に
組み立てるものである。
【0057】この負圧発生部320によれば可動弁32
3は、同心円状の波状部によってその薄膜部323Aが
応答性良く撓むことが出来るため弁機能が向上され、又
弁固定枠321と固定弁部392の間に安定的に挾着さ
れ、インクは流入路P2 から流出路P1 方向に円滑に移
送されるものである。
【0058】尚、図10乃至図17は可動弁の形状の変
形例を図示するものであって、図10及び図11に示す
第1の変形例では、可動弁1000の外周に弁固定リン
グ1100を放射線状に接触させて、その密着性を高め
たものである。
【0059】図12及び図13の第2の変形例では、可
動弁2000の筒部2100の外側にテーパー状部21
10を設けている。
【0060】図14及び図15の第3の変形例では、可
動弁3000の筒部3100の内側にテーパー状部31
10を設けている。
【0061】図16及び図17の第4の変形例では、可
動弁4000の筒部4100が外側にのみ突出されたも
のである。
【0062】
【発明の効果】以上説明したこの発明によって、もたら
される効果を挙げれば次の通りである。
【0063】 可動弁の透孔は筒部に設けられている
ため破損されず、インク圧の安定を図ることが出来る
(請求項1)。
【0064】 コイルバネ等の弾性材で可動弁を弁ス
トッパー方向に付勢させたので負圧の低下を未然防止出
来る(請求項2、3)。
【0065】 半球状の弁ストッパーに筒部のテーパ
ー状部を当接させたのでインクの動圧を下げてもインク
が円滑に移動出来る(請求項4)。
【0066】 可動弁を液密状に固設したのでインク
圧の低下を防止しうるものである(請求項5)。
【0067】 フィルターによりゴミの流入を防止出
来る(請求項6)。
【0068】 バネ座により弾性材を担持させたので
可動弁の加圧状態を安定させることが出来る(請求項
7)。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1のインクカートリッヂの縦断面
図。
【図2】図1のインクタンクの要部の拡大縦断面図。
【図3】図1の接続直前状態の要部の縦断面図。
【図4】図3に続く接続中の縦断面図。
【図5】図4に続く接続完了時の縦断面図。
【図6】実施の形態2の負圧発生部の断面図。
【図7】図6のバネ座の正面図。
【図8】実施の形態3の負圧発生部の断面図。
【図9】図8の組み立て説明図。
【図10】可動弁の第1の変形例の平面図。
【図11】図10の縦断面図。
【図12】可動弁の第2の変形例の平面図。
【図13】図12の縦断面図。
【図14】可動弁の第3の変形例の平面図。
【図15】図14の縦断面図。
【図16】可動弁の第4の変形例の平面図。
【図17】図16の縦断面図。
【符号の説明】
10、200 インクカートリッヂ 11、110 ヘッド部 12、220、320 負圧発生手段(部) 121、321 弁固定枠 122 弁固定リング 123、223、323、1000〜4000 可
動弁 123B 透孔 123C、223C、323C 筒部 123Ca、2110、3110 テーパー状部 123D 厚肉リング部 125 弾性材(コイルバネ) 127 テーパーリング部 13、230 インクタンク 134、234 弁ストッパー 280 バネ座 290 バネ C1 、C21 第1のインク室 C2 、C22 第2のインク室

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクジェット記録装置のヘッド部にイ
    ンクを供給しうるインクカートリッヂであって、インク
    タンクに連設した負圧発生手段が可動弁によって区画さ
    れた第1及び第2のインク室を備えており、第1のイン
    ク室をインクタンクに第2のインク室をヘッド部にそれ
    ぞれ連通させ、可動弁の筒部の透孔を前記インクタンク
    に設けた半球状の弁ストッパーによって閉止可能とした
    ことを特徴とするインクカートリッヂ。
  2. 【請求項2】 前記可動弁が弾性材によって前記弁スト
    ッパー方向に付勢されてなることを特徴とする請求項1
    記載のインクカートリッヂ。
  3. 【請求項3】 前記弾性材がコイルバネであることを特
    徴とする請求項2記載のインクカートリッヂ。
  4. 【請求項4】 前記可動弁の前記筒部には前記弁ストッ
    パーに当接するテーパー状部を設けたことを特徴とする
    請求項1記載のインクカートリッヂ。
  5. 【請求項5】 前記可動弁の外周の厚肉リング部を弁固
    定枠と弁固定リングで挾着し、弁固定リングのテーパー
    リング部によって可動弁を液密状に担持させたことを特
    徴とする請求項1又は2記載のインクカートリッヂ。
  6. 【請求項6】 前記インクタンクと前記第1のインク室
    との間にフィルターを介装したことを特徴とする請求項
    1記載のインクカートリッヂ。
  7. 【請求項7】 前記第2のインク室側の可動弁上にバネ
    座を配設し、コイルバネ等の弾性材によって可動弁を弁
    ストッパー方向に付勢させたことを特徴とする請求項2
    乃至6記載のインクカートリッヂ。
JP35021997A 1997-12-05 1997-12-05 インクカートリッヂ Pending JPH11170558A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35021997A JPH11170558A (ja) 1997-12-05 1997-12-05 インクカートリッヂ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35021997A JPH11170558A (ja) 1997-12-05 1997-12-05 インクカートリッヂ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11170558A true JPH11170558A (ja) 1999-06-29

Family

ID=18409032

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35021997A Pending JPH11170558A (ja) 1997-12-05 1997-12-05 インクカートリッヂ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11170558A (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000003877A1 (fr) * 1998-07-15 2000-01-27 Seiko Epson Corporation Enregistreur a jet d'encre avec son module d'alimentation en encre
WO2002004217A1 (fr) * 2000-07-07 2002-01-17 Seiko Epson Corporation Unite d'alimentation en encre pour enregistreur a jet d'encre et obturateur a diaphragme
JP2003089217A (ja) * 2001-09-18 2003-03-25 Ricoh Co Ltd インク供給装置及びインクジェット記録装置
US6550901B2 (en) 1994-10-26 2003-04-22 Seiko Epson Corporation Ink cartridge for ink jet printer
EP1428664A1 (en) * 2002-12-13 2004-06-16 Seiko Epson Corporation A pressure differential regulating valve unit, a liquid cartridge and a method for assembling a liquid cartridge
JP2005262458A (ja) * 2004-03-16 2005-09-29 Seiko Epson Corp 液体カートリッジ
JP2008238792A (ja) * 2007-03-29 2008-10-09 Brother Ind Ltd 液体吐出装置及び液体吐出装置本体
US7559636B2 (en) 2003-05-22 2009-07-14 Canon Kabushiki Kaisha Ink tank with valve in ink supply port
JP2009538426A (ja) * 2006-05-25 2009-11-05 サクラ ファインテック ユー.エス.エイ. インコーポレイテッド 流体分注装置
US9005980B2 (en) 2011-09-21 2015-04-14 Sakura Finetek U.S.A., Inc. Traceability for automated staining system
US9016526B2 (en) 2011-02-01 2015-04-28 Sakura Finetek U.S.A., Inc. Fluid dispensing system
US9518899B2 (en) 2003-08-11 2016-12-13 Sakura Finetek U.S.A., Inc. Automated reagent dispensing system and method of operation
US10295444B2 (en) 2011-09-21 2019-05-21 Sakura Finetek U.S.A., Inc. Automated staining system and reaction chamber
JP2019155688A (ja) * 2018-03-12 2019-09-19 ブラザー工業株式会社 システム

Cited By (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6550901B2 (en) 1994-10-26 2003-04-22 Seiko Epson Corporation Ink cartridge for ink jet printer
WO2000003877A1 (fr) * 1998-07-15 2000-01-27 Seiko Epson Corporation Enregistreur a jet d'encre avec son module d'alimentation en encre
US6837575B2 (en) 2000-07-07 2005-01-04 Seiko Epson Corporation Ink feed unit for ink jet recorder and diaphragm valve
WO2002004217A1 (fr) * 2000-07-07 2002-01-17 Seiko Epson Corporation Unite d'alimentation en encre pour enregistreur a jet d'encre et obturateur a diaphragme
JP2003089217A (ja) * 2001-09-18 2003-03-25 Ricoh Co Ltd インク供給装置及びインクジェット記録装置
EP1918110A1 (en) 2002-12-13 2008-05-07 Seiko Epson Corporation A liquid cartridge
EP1637332A1 (en) * 2002-12-13 2006-03-22 Seiko Epson Corporation A pressure differential regulating valve unit, a liquid cartridge and a method for assembling a liquid cartridge
US7097293B2 (en) 2002-12-13 2006-08-29 Seiko Epson Corporation Pressure differential regulating valve unit, a liquid cartridge and a method for assembling a liquid cartridge
CN1329202C (zh) * 2002-12-13 2007-08-01 精工爱普生株式会社 液体盒以及装配液体盒的方法
EP1428664A1 (en) * 2002-12-13 2004-06-16 Seiko Epson Corporation A pressure differential regulating valve unit, a liquid cartridge and a method for assembling a liquid cartridge
US7559636B2 (en) 2003-05-22 2009-07-14 Canon Kabushiki Kaisha Ink tank with valve in ink supply port
US9518899B2 (en) 2003-08-11 2016-12-13 Sakura Finetek U.S.A., Inc. Automated reagent dispensing system and method of operation
JP4581440B2 (ja) * 2004-03-16 2010-11-17 セイコーエプソン株式会社 液体カートリッジ
JP2005262458A (ja) * 2004-03-16 2005-09-29 Seiko Epson Corp 液体カートリッジ
JP2009538426A (ja) * 2006-05-25 2009-11-05 サクラ ファインテック ユー.エス.エイ. インコーポレイテッド 流体分注装置
US9914124B2 (en) 2006-05-25 2018-03-13 Sakura Finetek U.S.A., Inc. Fluid dispensing apparatus
JP2008238792A (ja) * 2007-03-29 2008-10-09 Brother Ind Ltd 液体吐出装置及び液体吐出装置本体
US7997707B2 (en) 2007-03-29 2011-08-16 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Liquid ejection device
US9016526B2 (en) 2011-02-01 2015-04-28 Sakura Finetek U.S.A., Inc. Fluid dispensing system
US9005980B2 (en) 2011-09-21 2015-04-14 Sakura Finetek U.S.A., Inc. Traceability for automated staining system
US10295444B2 (en) 2011-09-21 2019-05-21 Sakura Finetek U.S.A., Inc. Automated staining system and reaction chamber
JP2019155688A (ja) * 2018-03-12 2019-09-19 ブラザー工業株式会社 システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7029103B2 (en) Ink cartridge for ink jet printer
KR100588287B1 (ko) 잉크 카트리지 및 유체 유동 제어방법
US7559634B2 (en) Ink-jet recording device and ink supply unit suitable for it
KR100477155B1 (ko) 잉크 카트리지
JPH11170558A (ja) インクカートリッヂ
CA2448926C (en) Ink cartridge and method of regulating fluid flow
JP3992030B2 (ja) 液体供給装置
JP3659351B2 (ja) インクカートリッジ
JP2007182084A (ja) インクカートリッジ、及び液体供給装置
JP4006606B2 (ja) インクカートリッジ
JP2007050711A (ja) インクカートリッジ
JP2004243781A (ja) インクカートリッジ
JP2004001564A (ja) インクカートリッジ

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041125

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041125

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070206

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070404

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20070712

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20070717

A02 Decision of refusal

Effective date: 20070821

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02