JP2005258328A - 液晶表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示品位の優れた液晶表示装置を提供する。
【解決手段】液晶表示装置は、表示領域R1を有したアレイ基板1と、対向基板2と、表示領域の周縁部に形成された遮光部20と、液晶注入口を有するシール材40と、液晶層3と、を備えている。
少なくとも液晶注入口近傍のシール材40と遮光部20とは平面的に間隙を有して配置されている。液晶注入口の長さ方向において、間隙の長さが液晶注入口の長さより長い。
【選択図】 図1

Description

この発明は、液晶表示装置に関する。
一般に、液晶表示素子は、アレイ基板および対向基板を所定の隙間を置いて対向配置し、これら2枚の基板間に液晶層を挟持して構成されている。アレイ基板および対向基板は、中央に位置した表示領域をそれぞれ有している。これら2枚の基板の周縁部はシール材によって貼り合わされ、そのシール材の一部には液晶封入口が形成されている。液晶層は液晶注入口より液晶を注入した後、この液晶注入口を封止材で封止することで形成されている。
2枚の基板間には、基板間の隙間を一定に保持するため、スペーサとして、粒径の均一な球状スペーサ、またはフォトリソグラフィ法を用いて形成された樹脂からなる柱状スペーサが配置されている。アレイ基板の外面側には、バックライトが配置されている。
このように構成された液晶表示装置を用いてカラー表示する場合、アレイ基板または対向基板の表示領域に赤色、緑色、および青色の着色層が配設されている。また、バックライトからの光漏れを防止するために、表示領域の周縁部に沿って枠状の遮光部が形成されている。遮光部は、Cr、MoW等の金属膜や樹脂を用いて形成されている。
アレイ基板側に赤色、緑色、および青色の着色層を形成する場合、アレイ基板側には、柱状スペーサおよび遮光部も形成する(例えば、特許文献1参照)。この際、柱状スペーサおよび遮光部を同一材料として、例えば黒色レジストで同時に形成することで製造工程を減らすことが可能である。柱状スペーサは、赤色、緑色、および青色の着色層上に形成することにより、所望のセルギャップを得ることができる。
特開2002−214593号公報
上記のように表示領域の周縁部に樹脂からなる遮光部を設けると液晶注入時において、液晶注入口付近に形成された遮光部により注入抵抗が高くなり、注入時間が増加してしまう。
この発明は以上の点に鑑みなされたもので、その目的は、表示品位の優れた液晶表示装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の態様に係る液晶表示装置は、表示領域を有したアレイ基板と、前記アレイ基板に所定の隙間を保持して対向配置された対向基板と、前記表示領域の周縁部に形成された樹脂からなる遮光部と、前記遮光部より外周に形成され、液晶注入口を有するシール材と、前記アレイ基板、対向基板、およびシール材で囲まれた領域に配置された液晶層と、を備え、少なくとも前記液晶注入口近傍のシール材と前記遮光部とは平面的に間隙を有して配置されており、前記液晶注入口の長さ方向において、前記間隙の長さが前記液晶注入口の長さより長いことを特徴としている。
この発明によれば、表示品位の優れた液晶表示装置を提供することができる。
以下、図面を参照しながらこの発明の第1の実施の形態に係る液晶表示装置について詳細に説明する。
図1および図2に示すように、液晶表示装置は、アレイ基板1と、このアレイ基板に所定の隙間を保持して対向配置された対向基板2と、アレイ基板および対向基板間に狭持された液晶層3と、を備えている。アレイ基板1および対向基板2は、中央部に位置した矩形状の表示領域R1と、表示領域周縁部に沿って位置した枠状の非表示領域R2とを有している。
アレイ基板1は、透明な絶縁基板としてガラス基板10を備えている。ガラス基板10上には、図示しない信号線、信号線と交差した走査線、および走査線と平行な補助容量線がそれぞれ複数本配設されている。信号線と走査線との各交差部には、スイッチング素子として、例えば薄膜トランジスタ(以下、TFTと称する)11が設けられている。ガラス基板10およびTFT11上に絶縁膜12が成膜されている。なお、各TFT11と重なった絶縁膜12に形成された図示しないスルーホールにはコンタクト電極が形成され、このコンタクト電極はTFTに接続されている。
表示領域R1において、絶縁膜12上には、赤色の着色層13R、緑色の着色層13G、および青色の着色層13Bが交互に並んで配設され、カラーフィルタを形成している。より詳しくは、着色層13R、13G、13Bはそれぞれストライプ状に形成され、これらの周縁部を信号線に重ねて配設されている。ここで、カラーフィルタは、着色層13R、13G、13Bの他、後述する対向着色層も含む。
着色層13R、13G、13B上には、ITO(インジウム・ティン・オキサイド)等の透明な導電膜により形成された複数の画素電極15が設けられている。各画素電極15は絶縁膜12および各着色層に形成されたスルーホール14を介して対応するTFT11に接続されている。より詳しくは、画素電極15は、上記したコンタクト電極を介してTFT11に接続されている。画素電極15上には柱状スペーサ16が複数本配設されている。着色層13R、13G、13B、および画素電極15上には、配向膜17が形成されている。
一方、非表示領域R2において、絶縁膜12上には、矩形枠状の遮光部20が形成され、この遮光部は、表示領域R1の着色層周縁部全周に沿って設けられている。ここで、非表示領域R2において、絶縁膜12上には対向着色層22も配置され、遮光部20および対向着色層は、表示領域R1周縁部、ないし後述するベゼル60内側から漏れる光の遮光に寄与している。
対向基板2は、透明な絶縁基板としてガラス基板30を備えている。このガラス基板30上にはITO等の透明な導電膜で形成された対向電極31が形成されている。表示領域R1において、対向電極31上に配向膜32が成膜されている。
アレイ基板1および対向基板2は、両基板の周縁部に配置された、例えば、熱硬化型のシール材40により互いに接合され、複数の柱状スペーサ16により所定の隙間を保持して対向配置されている。アレイ基板1、対向基板2、およびシール材40で囲まれた領域には、液晶層3が形成されている。シール材40の一部には液晶注入口41が設けられ、この液晶注入口41は図示しない封止材で封止されている。
次に、上記した遮光部20および対向着色層22について詳細に説明する。
図1ないし図4に示すように、遮光部20は他の部分よりも幅の狭い狭幅部21を有し、この狭幅部は、液晶注入口41と対向しているとともに、表示領域R1周縁部に沿って設けられている。狭幅部21は、シール材40と対向した第1狭幅部21a、および液晶注入口41と対向した第2狭幅部21bを有しているとともに、その長さL1は、例えば、4cmである。液晶注入口41の長さL2は、例えば、2cmである。
第1狭幅部21aとシール材40とは平面的に間隙Gをおいて配置され、第1狭幅部およびシール材間の間隙Gの幅W1は、例えば5mmである。第1狭幅部21aは幅W2を、また第2狭幅部21bは幅W3を、それぞれ有し、第1狭幅部の幅は第2狭幅部の幅よりも広い。上記したことから、液晶注入口41の長さ方向において、狭幅部21(間隙G)の長さL1は、液晶注入口の長さL2を超えている。
対向着色層22は、狭幅部21の周縁に沿って設けられているとともに、液晶注入口41および第2狭幅部21bの間に配置されている。さらに、対向着色層22は幅W4を有し、狭幅部21から液晶注入口41側に突出しているとともに、シール材40に隙間をおいて配置されている。また、対向着色層22は第2狭幅部21bとも対向している。この実施の形態において、対向着色層22の幅W4は、第2狭幅部21bの幅W3よりも広い。また、対向着色層22は狭幅部21よりも膜厚が薄い。
アレイ基板1の外面には偏光板51が配設されている。対向基板2の外面には偏光板52が配設されている。対向基板2の外面側であるとともに、表示領域R1の外側には、枠状のベゼル60が配置されている。ベゼル60の内側の周縁は、対向着色層22の配置された領域上を通るように位置している。アレイ基板1および対向基板2を保持するとともに、これら両基板の周縁部に図示しない筐体カバーが対向配置されている。アレイ基板1の外面側には、バックライト70が配置されている。このバックライト70はアレイ基板1に対向配置された導光板71、この導光板の一側縁に対向配置された光源72、および反射板73を有している。
次に、上記液晶表示装置の一層詳しい構成を、その製造方法と併せて説明する。
まず、用意したガラス基板10上には、成膜およびパターニングを繰り返す等、通常の製造工程により、TFT11、信号線、走査線、および補助容量線等を形成する。次に、ガラス基板10上全面に絶縁膜12を成膜した後、各TFT11と重なった絶縁膜の一部にスルーホールを形成する。次いで、絶縁膜12上に各スルーホールを介してTFT11と接続されるコンタクト電極を形成する。
続いて、コンタクト配線を含み絶縁膜12上全面に紫外線硬化型アクリル系赤色レジスト液(以下、赤色レジストと称する)を、例えば、スピンナにて塗布する。次いで、赤色レジストを約90℃で約5分間プリベークした後、特定のフォトマスクを用い、赤色レジストにパターンを露光する。露光する際、赤色レジストには、露光量を150mJ/cmとして紫外線を照射する。また、ここで用いたフォトマスクは、赤色に着色したい個所に対応するストライプ形状パターンと、スルーホール14を形成したい個所に対応する、例えば直径15μmの円形形状パターンと、を有している。
次に、露光された赤色レジストを約0.1重量%のTMAH(テトラメチルアンモニウムハイドライド)の水溶液で60秒間現像した後、さらに水洗いする。その後、約200℃で1時間、ポストベークすることにより、スルーホール14を有した赤色の着色層13Rを形成する。このように、フォトリソグラフィ法を用い、表示領域R1に着色層13Rを形成する。
その後、着色層13Rと同様、フォトリソグラフィ法を用い、着色層13G、および着色層13Bを表示領域R1に順次形成する。ここで、着色層13Bを形成する際、この着色層を非表示領域R2に形成される液晶注入口に対向させるとともに、表示領域R1に特定の隙間を置いて形成する。この実施の形態において、非表示領域R2の着色層13Bは、矩形状に形成される。
続いて、着色層13R、13G、13B上に、ITOを、例えばスパッタリング法により堆積する。堆積されたITOをパターニングし、それぞれ着色層に重なるとともに、スルーホール14と接続された複数の画素電極15を形成する。
画素電極15を形成した後、絶縁膜12、各着色層13R、13G、13B、および画素電極15上に、遮光性を有する材料として、例えば黒色レジストをスピンナにて塗布する。その後、黒色レジスト乾燥させる。
次に、フォトマスクをアレイ基板1上に塗布された黒色レジストと対向配置し、フォトマスクを介して紫外線を照射し、黒色レジストを露光する。ここで、フォトマスクは、柱状スペーサ16および遮光部20が形成される領域と対向したパターンを有している。
続いて、露光された黒色レジストを現像した後、焼成する。これにより、柱状スペーサ16、および遮光部20が同一材料で同時に形成される。また、柱状スペーサ16および遮光部20は同一の高さに形成されている。
次に、表示領域R1と重なったアレイ基板1上に、例えばポリイミドからなる配向膜材料を塗布した後、配向処理(ラビング)を施すことにより配向膜17を形成する。
一方、対向基板2の製造方法においては、まず、ガラス基板30を用意する。ガラス基板30上に、ITOを、例えばスパッタリング法により100nmの膜厚に堆積して、対向電極31を形成する。続いて、表示領域R1と重なった対向基板2上に、例えばポリイミドからなる配向膜材料を塗布した後、配向処理(ラビング)を施すことにより配向膜32を形成する。
上記のように形成されたアレイ基板1および対向基板2は、複数の柱状スペーサ16により所定の隙間を保持して対向配置し、両基板をその周縁部に配置したシール材40により貼り合せる。そして、シール材40に形成された液晶注入口41により両基板の間に、例えば、カイラル材が添加されたネマティック液晶材料を注入する。
その後、液晶注入口を紫外線硬化型樹脂等の封止材で封止する。ここで、注入時間は、液晶注入口41付近でシール材と遮光部との間に間隙を設けないものに比較して約20%短縮された。これにより、アレイ基板1、対向基板2、およびシール材40で囲まれた領域に液晶が封入され、液晶層3が形成される。
次いで、アレイ基板1および対向基板2の外面に、偏光板51、52をそれぞれ順に貼り付け、さらには、バックライト70やベゼル60等を取り付ける。これにより、液晶表示装置が完成する。
上記のように構成された第1の実施の形態の液晶表示装置および液晶表示装置の製造方法によれば、遮光部20は、狭幅部21を有し、この狭幅部21は、シール材40に間隙Gをおいて配設されているとともに、その長さは、液晶注入口41の長さを超えている。これにより、狭幅部21と重なった領域の液晶層3のギャップが狭くなったとしても、液晶注入時には、液晶が狭幅部およびシール材40間の間隙Gに広がって注入される。このため、液晶注入時の注入抵抗を抑制できるとともに、注入時間を短縮することができる。
対向着色層22は、狭幅部21から液晶注入口41側に突出しているとともに、シール材40に隙間をおいて配置されている。さらに、対向着色層22は、狭幅部21よりも膜厚が薄い。このため、対向着色層22は、液晶注入時の注入抵抗の抑制ができる。これにより、狭額縁化を目的として、ベゼル60の内側の周縁が、対向着色層22の配置された領域上を通るように配置した場合でも、バックライト光を良好に遮光することができる。
狭幅部21は黒色レジストで構成されているため、バックライト光を一層遮光することができる。対向着色層22は、青色の着色層で構成されているため、表示領域R1に着色層13Bを形成する際、対向着色層も同時に形成すれば製造工程を増加することなく形成できる。
次に、この発明の第2の実施の形態に係る液晶表示装置および液晶表示装置の製造方法について説明する。
図5に示すように、遮光部20は狭幅部21を有し、この狭幅部は、液晶注入口41と対向した表示領域R1周縁部の一辺全長に沿って設けられている。また、狭幅部21は、この一辺全てにおいてシール材40と間隙Gをおいて配設されている。このため、間隙Gは、液晶注入口41の形成されている一辺の全長に沿って設けられている。狭幅部21とシール材40との間の間隙Gの幅は、例えば5mmである。間隙Gの長さは、液晶注入口41の長さを超えていることはいうまでもない。
狭幅部21の周縁に沿って設けられているとともに、この狭幅部および液晶注入口41の間には、図示しない対向着色層が配置されている。この実施の形態において、対向着色層の幅は、狭幅部21の幅よりも広い。また、対向着色層22は狭幅部21よりも膜厚が薄い。ベゼルの内側の周縁は、対向着色層の配置された領域上を通るように位置している。
ここで、アレイ基板1、対向基板、およびシール材40で囲まれた領域に液晶を注入する際の注入時間は、液晶注入口41付近で遮光部20を狭めずに形成したものに比較して約30%短縮された。
上記のように構成された第2の実施の形態の液晶表示装置および液晶表示装置の製造方法によれば、遮光部20は、狭幅部21を有し、この狭幅部21は、シール材40に間隙Gをおいて配設されているとともに、その長さは、液晶注入口41の長さを超えている。これにより、狭幅部21と重なった領域の液晶層3のギャップが狭くなったとしても、液晶注入時には、液晶が狭幅部およびシール材40間の間隙Gに広がって注入される。さらに、この間隙Gは、液晶注入口41と対向した表示領域R1の一辺の全長に沿って設けられている。そのため、液晶注入時には、液晶が表示領域R1の一辺全ての間隙Gに広がって注入される。これにより、液晶注入時の注入抵抗を一層抑制できるとともに、注入時間を一層短縮することができる。
次に、この発明の第3の実施の形態に係る液晶表示装置および液晶表示装置の製造方法について説明する。
図5ないし図7に示すように、液晶表示装置は上記した第2の実施の形態と同様に構成されるとともに、同様に製造されている。但し、この実施の形態において、カラーフィルタは、着色層13R、13G、13B、および対向着色層22の他、間隙着色層23も含む。間隙着色層23は、狭幅部21およびシール材40間の間隙Gに配置されている。対向着色層22と間隙着色層23とは、一体に形成されているとともに、狭幅部21よりも膜厚が薄い。また、対向着色層22および間隙着色層23は、青色の着色層で構成されている。
ベゼルの内側の周縁は、間隙着色層23の配置された領域上を通るように位置している。ここで、アレイ基板1、対向基板、およびシール材40で囲まれた領域に液晶を注入する際の注入時間は、液晶注入口41付近でシール材と遮光部20との間に間隙Gを有さないものに比較して約15%短縮された。
上記のように構成された第3の実施の形態の液晶表示装置および液晶表示装置の製造方法によれば、遮光部20は、狭幅部21を有し、狭幅部21およびシール材40間の間隙Gには間隙着色層23が配置されている。これにより、狭幅部21と重なった領域の液晶層3のギャップが狭くなったとしても、液晶注入時には、液晶が狭幅部21およびシール材40間の間隙Gに広がって注入される。
また、対向着色層22および間隙着色層23は、狭幅部21よりも膜厚が薄い。これにより、液晶注入時の注入抵抗を一層抑制できるとともに、注入時間を一層短縮することができる。
この実施の形態において、狭幅部21およびシール材40間の間隙Gに間隙着色層23が配置されているため、注入時間の短縮効果は幾分減少する。しかしながら、非表示領域R2を透過するバックライト光を減少させることができるため、ベゼルまたは筐体カバー内での反射光が漏れるリスクを低減できる。上記したことから、狭額縁化を目的として、ベゼルの内側の周縁が、間隙着色層23に重なった領域R3上を通るように位置している場合でも、バックライト光を良好に遮光することができる。
対向着色層22および間隙着色層23は、青色の着色層で構成されているため、表示領域R1に着色層13Bを形成する際、対向着色層および間隙着色層も同時に形成すれば製造工程を増加することなく形成できる。
上述した第2および第3の実施の形態において、他の構成は上述した第1の実施の形態と同一であり、同一の部分には同一の符号を付してその詳細な説明を省略した。
なお、この発明は、上述した実施の形態に限定されることなく、この発明の範囲内で種々変形可能である。例えば、シール材40と遮光部20との間の間隙Gを形成するために遮光部を狭幅部21としたが、他の辺と同じ幅の遮光部としてもかまわない。対向着色層22および間隙着色層23は、表示領域R1内の青色の着色層を使用すると最も透過率が低く、見栄えが最も良くなる。対向着色層22は、遮光機能に優れた青色の着色層を用いることが好ましいが、これに限らず、赤色の着色層、または緑色の着色層で構成してもよい。
本発明の第1の実施の形態に係る液晶表示装置の断面図。 図1に示した液晶表示装置の平面図。 図2に示したアレイ基板の一部を拡大して示した平面図。 図3に示したアレイ基板のA−A断面図。 本発明の第2および第3の実施の形態に係る液晶表示装置の平面図。 図5に示した第3の実施の形態に係るアレイ基板の一部を拡大して示した平面図。 図6に示したアレイ基板のB−B断面図。
符号の説明
1…アレイ基板、2…対向基板、3…液晶層、13…カラーフィルタ、13R,13G,13B…着色層、20…遮光部、21…狭幅部、21a…第1狭幅部、21b…第2狭幅部、22…対向着色層、23…間隙着色部、40…シール材、41…液晶注入口、60…ベゼル、G…間隙、R1…表示領域。

Claims (10)

  1. 表示領域を有したアレイ基板と、前記アレイ基板に所定の隙間を保持して対向配置された対向基板と、前記表示領域の周縁部に形成された樹脂からなる遮光部と、前記遮光部より外周に形成され、液晶注入口を有するシール材と、前記アレイ基板、対向基板、およびシール材で囲まれた領域に配置された液晶層と、を備え、
    少なくとも前記液晶注入口近傍のシール材と前記遮光部とは平面的に間隙を有して配置されており、前記液晶注入口の長さ方向において、前記間隙の長さが前記液晶注入口の長さより長いことを特徴とする液晶表示装置。
  2. 前記表示領域は矩形状であり、前記間隙は、前記液晶注入口の形成されている一辺の全長に沿って設けられていることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 前記アレイ基板に設けられたカラーフィルタを有し、
    前記カラーフィルタは、表示領域に形成された複数の着色層と、前記間隙に配置された間隙着色層と、を含み、
    前記間隙着色層は、前記遮光部よりも膜厚が薄いことを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  4. 前記アレイ基板に設けられたカラーフィルタを有し、
    前記カラーフィルタは、前記表示領域に形成された複数の着色層と、前記液晶注入口と前記遮光部との間に配置された対向着色層と、を含み、
    前記対向着色層は、前記遮光部から前記液晶注入口側に突出しており、かつ、前記遮光部よりも膜厚が薄いことを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
  5. 前記アレイ基板に設けられたカラーフィルタを有し、
    前記カラーフィルタは、表示領域に形成された複数の着色層と、前記間隙に配置された間隙着色層と、前記液晶注入口と前記遮光部との間に配置された対向着色層と、を含み、
    前記対向着色層は、前記遮光部から前記液晶注入口側に突出しており、
    前記間隙着色層と対向着色層とは、一体に形成されているとともに、前記遮光部よりも膜厚が薄いことを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  6. 前記対向基板の外面側であるとともに、表示領域の外側に配置された枠状のベゼルを有し、
    前記ベゼルの内側の周縁は、前記対向着色層の配置された領域上を通ることを特徴とする請求項4に記載の液晶表示装置。
  7. 前記対向基板の外面側であるとともに、表示領域の外側に配置された枠状のベゼルを有し、
    前記ベゼルの内側の周縁は、前記間隙着色層の配置された領域上を通ることを特徴とする請求項3または5に記載の液晶表示装置。
  8. 前記着色層に重なって配設された複数の柱状スペーサを有し、
    前記各柱状スペーサは、前記遮光部と同一材料で形成されていることを特徴とする請求項3ないし5のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
  9. 前記遮光部は、黒色レジストで構成されているとともに、前記間隙着色層は青色の着色層で構成されていることを特徴とする請求項3または5に記載の液晶表示装置。
  10. 前記遮光部は、黒色レジストで構成されているとともに、前記対向着色層は青色の着色層で構成されていることを特徴とする請求項4または5に記載の液晶表示装置。
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