JP2005250099A - 転写装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
像担持体表面のトナー像を記録シートへ転写させる転写ベルト方式の転写装置において、クリーニング部材近傍の転写ベルトとクリーニング部材との間隙を略一定に保ち、安定したクリーニング性能を確保し、転写ベルト表面の残留トナーを除去することができる転写装置を提供する。
【解決手段】
像担持体の対向位置に配設されている転写部材と、支持部材と、前記転写部材及び前記支持部材に掛け回されて回動し、前記像担持体上のトナー像を記録シートに転写すると共に、該記録シートを搬送する転写ベルトと、前記転写部材の対向位置に配設され、前記転写ベルトの表面を清掃するクリーニング部材とから構成される転写装置において、前記クリーニング部材よりも前記転写ベルトの回動方向の上流側近傍に配設され、前記転写ベルトに接触し、該転写ベルトの回動方向に対し垂直方向の位置規制を行うベルト規制部材を具備することを特徴とするものである。
【選択図】 図4

Description

本発明は電子写真方式の画像形成装置において、像担持体表面に形成されているトナー像を記録シートへ転写する転写装置に関する。
特開2002−6642号公報
電子写真方式を適用している複写機やレーザプリンタ等の画像形成装置においては、画像情報に応じたトナー像を感光体上に形成した後、このトナー像を記録シートへ転写することにより記録画像を形成している。例えば、レーザプリンタでは、感光体表面が接触帯電器により帯電され、画像情報に基づいて変調されたレーザビームが感光体へ露光されることにより感光体上に静電潜像が形成される。続いて、現像器により感光体上の静電潜像がトナーにより現像され、感光体上にトナー像が形成される。その後、感光体上に形成されたトナー像は記録シートに転写され、トナー像が転写された記録シートは、定着器によりトナー像が加熱定着されることにより記録画像が得られるような構成となっている。
感光体上のトナー像を記録シートに転写する方法としては、感光体の対向位置に転写部材を配置し、この転写部材により記録シートの裏面に感光体上のトナーの帯電電荷と逆極性の電荷を与え、感光体上のトナー像を記録シート表面に静電転写させる方法がある。この方法において、トナーの帯電極性がマイナス(−)の場合、記録シート裏面に配設された転写部材にはプラス(+)の転写バイアスが印加され、記録シート裏面に対してプラス(+)の電荷が与えられることになる。そして、これにより、感光体と転写部材との間に転写電界が形成され、感光体上のトナー像は記録シートへ静電転写される。
感光体上のトナー像を記録シートへ転写する際には、感光体と転写部材との間に記録シートの搬送方向に伸びる領域(以下「ニップ部」という)を形成し、このニップ部に転写電界を形成させることにより、転写効率の向上を図ることができる。そして、より広い領域のニップ部を形成するために、1組のベルト支持部材の周りを回動する転写ベルトを転写部材として適用している転写装置が知られている(特開2002−6642号公報)。この転写装置における転写ベルトは、1組のベルト支持部材により緩めに張られており、転写ベルトは感光体に所定のニップ部を形成しながら当接される構成となっている。この構成であれば、記録シートへトナー像を転写すると共に、記録シートの剥離性を確保しつつ、記録シートを転写ベルトにより搬送することができる。尚、この構成において1組のベルト支持部材のうち1つのベルト支持部材は、感光体との間に転写電界を形成させるため、感光体上のトナー像の帯電電荷と逆極性の転写バイアスが印加され、転写ベルトにトナー像と逆極性の帯電電荷を与えられるものとなっている。
ところで、トナー像を静電転写により記録シートへ転写する場合、何らかの不具合で記録シートへ転写されなかったトナー像が感光体表面に残り、感光体から転写部材へ残留トナーが転写され、転写部材表面の残留トナーが記録シート裏面に付着してしまうことがある。そこで、このような不具合を防止するため、転写部材の表面にクリーニング部材を当接させ、転写部材表面の残留トナーを除去させる方法が一般的に適用されている。転写部材表面の残留トナーは、マイナス(−)及びプラス(+)に帯電しているものが存在するため、この方法においては1組のクリーニング部材を転写部材に当接させている。そして、それぞれにプラス(+)及びマイナス(−)の電荷を与え、転写部材と1組のクリーニング部材との間にクリーニング電界を形成させることにより、転写部材表面の残留トナーが除去されるものとなっている。
一般的に、記録シートのIN/OUTにおける画像倍率の変化(以下「画像平行度」という)を向上させるためには転写ベルトのベルトテンションを高く設定した方がよいといわれている。しかし、ベルトテンションを高く設定した場合、転写ベルトの成型状態や転写ベルトを支持するベルト支持部材のアライメントずれ等により、転写ベルトが移動方向と直交する方向にずれる現象(以下「ウォーク」という)が発生する。このウォークが発生している状態で感光体上のトナー像を記録シートへ転写すると、記録シートへ転写される記録画像はウォークが発生している方向へずれてしまう。
ウォークの発生を防止するため、転写ベルトのベルトテンションを低く設定している転写装置を示しているのが図6である。転写ベルト104表面の残留トナーを除去するには、中間転写体ベルト103を挟んでバックアップロール101との間に転写電界を形成させる二次転写ロール100の対向位置に、転写ベルト104を挟んで1組のクリーニング部材110、111を当接させる必要がある。しかし、転写ベルト104の移動方向に対し上流側に配設されているクリーニング部材110と転写ベルト104との上流側の間隙は、転写ベルト104のたわみにより図中点線にて示されているように変動し、不安定なものとなってしまう。この状態でクリーニングを行うと、転写ベルト104上の残留トナーの帯電電荷に影響を及ぼし、クリーニング性能が落ちてしまうという問題がある。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、像担持体表面のトナー像を記録シートへ転写させる転写ベルト方式の転写装置において、クリーニング部材近傍の転写ベルトとクリーニング部材との間隙を略一定に保ち、安定したクリーニング性能を確保し、転写ベルト表面の残留トナーを除去することができる転写装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明の転写装置は、像担持体の対向位置に配設されている転写部材と、前記転写部材と所定の間隔を空けて配設されている支持部材と、前記転写部材及び前記支持部材に掛け回されて回動すると共に、記録シートを静電吸着し搬送する転写ベルトと、前記転写ベルトを挟み前記転写部材の対向位置に配設されているクリーニング部材とから構成される転写装置において、前記クリーニング部材の上流側近傍に配設され、前記転写ベルトに接触し、該転写ベルトの進行方向に対し垂直方向の位置規制を行うベルト規制部材を具備することを特徴とするものである。
このような本発明の転写装置において、前記ベルト規制部材は、前記転写ベルトが前記クリーニング部材に接近する際、該転写ベルトと前記転写部材との間隙を略一定に保つことができる所定の力で前記転写ベルトを該転写ベルトの進行方向に対し垂直方向に当接しながら押さえるものでなければならない。この前記ベルト規制部材の働きにより、前記転写ベルトと前記転写部材との間隙を略一定に保ち、クリーニング性能を安定させることができる。そして、前記ベルト規制部材は回転ロール或いはブラシのどちらを適用してもよい。
また、前記クリーニング部材周辺からはトナーが放出され、画像形成装置内でトナークラウドが発生することがある。そのため、該クリーニング部材は筐体に収容され、前記筐体と前記転写ベルトとの隙間を密封するフィルム状のシール材が設けられている。そこで、前記ベルト規制部材を前記筐体と前記転写ベルトとの隙間に配設し、該筐体のシール材として兼用させてもよい。この構成による転写装置であれば、前記ベルト規制部材により、クリーニング性能を安定させるだけではなく、シンプルな構成でトナークラウドの発生を防止することが可能である。
以上のように構成される本発明の転写装置によれば、像担持体表面のトナー像を記録シートへ転写させる転写ベルト方式の転写装置において、クリーニング部材近傍の転写ベルトとクリーニング部材との間隙を略一定に保ち、安定したクリーニング性能を確保し、転写ベルト表面の残留トナーを除去することが可能となる。
以下添付図面に基づいて本発明の転写装置を詳細に説明する。
図1は、本発明が適用される電子写真方式を用いたカラー画像形成装置の概略構成図である。本構成図は、接触帯電器で感光体表面を帯電した後、レーザ光線の照射により静電潜像を形成し、この静電潜像をトナーにより現像するゼログラフィエンジンをイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色について備えたタンデム型のカラー電子写真方式の画像形成装置のIOT(イメージアウトプットターミナル:画像出力部)の概要が示されている。尚、図中では画像形成装置の画像読取部や画像処理部などは省略している。
この画像形成装置のIOTは、図中矢印Aの方向にて回転する4つの感光体1Y、1M、1C、1Kと、この各感光体の表面を帯電する接触帯電器2Y、2M、2C、2Kと、帯電された各感光体表面を各色の画像情報に基づいて変調された露光光により露光し、各感光体上に静電潜像を形成するROS(レーザ出力部)3Y、3M、3C、3Kと、各感光体上の静電潜像を各色現像剤で現像して感光体上にトナー像を形成する現像器4Y、4M、4C、4Kと、感光体上の各色トナー像を中間転写体ベルト6に転写する一次転写器5Y、5M、5C、5Kと、中間転写体ベルト6上のトナー像を記録シートPに転写する二次転写ロール7及び二次転写ベルト7bと、記録シートPに転写されたトナー像を定着する定着器9と、記録シートPを収納する用紙トレイTと、各感光体の表面をクリーニングするクリーナ(図示せず)と、各感光体表面の残留電荷を除去する除電器(図示せず)と、中間転写体ベルト表面をクリーニングするベルトクリーナ8とから構成されている。
本構成図に示されている画像形成装置における画像形成動作としては、先ず、画像読取部(図示せず)で原稿から読み取られた原画像信号、或いは外部のコンピュータ(図示せず)などで作成された原画像信号は画像処理部(図示せず)に入力される。この入力画像信号は、各色の画像情報に分解された後、ROS(レーザ出力部)3Y、3M、3C、3Kに入力され、レーザ光線Lが変調される。そして、この変調されたレーザ光線Lは、接触帯電器2Y、2M、2C、2Kにより一様帯電された感光体1Y、1M、1C、1Kの表面に照射される。この各感光体表面にレーザ光線Lがラスタ照射されると、各感光体上にはそれぞれ入力画像信号に対応した静電潜像が形成される。続いて、各色現像器4Y、4M、4C、4Kにより各感光体上の静電潜像がトナーにより現像され、各感光体上にトナー像が形成される。各感光体上に形成されたトナー像は、各一次転写器5Y、5M、5C、5Kにより中間転写体ベルト6上へ多重転写され、トナー像が形成される。この中間転写体ベルト6へトナー像の転写が終了した各感光体は、クリーナにより表面に付着した残留トナーなどの付着物がクリーニングされ、除電器により残留電荷が除去される。
二次転写ロール7は中間転写体ベルト6を挟んでバックアップロール7aの対向位置に配設されており、二次転写ベルト7bは二次転写ロール7と支持ロール7cとによりバックアップロール7aと面する側に平面が設けられ、記録シートPの搬送方向に所定の領域を有するニップ部が形成されている。バックアップロール7aは絶縁性ロールの表面を半導電性シートで被覆して形成されており、その表面には所定の転写バイアス電圧が印加された導電性のコンタクトロール(図示せず)が当接している。従って、このコンタクトロールに対してトナー像と同極性の転写バイアス電圧を印加し、バックアップロール7aの表面に対して電荷を付与すると、記録シートPの裏面側に位置する転写ロール7と中間転写体ベルト6の裏面側に位置するバックアップロール7aとの間に転写電界が形成され、中間転写体ベルト6上に保持されていたトナー像はニップ部において用紙トレイから送られてくる記録シートPに静電転写される。その後、定着器9により記録シートP上に転写されたトナー像が定着され所望の画像が得られる。記録シートP上へのトナー像の転写が終了した中間転写体ベルト6は、ベルトクリーナ8に、そして、二次転写ベルト7bはクリーナ10より表面に付着した残留トナーなどの付着物がクリーニングされ、一回の画像形成動作が終了する。
中間転写体ベルト6の表面に形成されているトナー像が記録シートPへ静電転写される様子を模式的に表しているのが図2である。本図において、感光体から転写された中間転写体ベルト6表面のトナー像と同極性の転写バイアスが印加されるバックアップロール7aはマイナス(−)に帯電され、図中矢印(時計回り)の方向に回転している。そして、二次転写ロール7は図中矢印(反時計回り)の方向に回動されており、バックアップロール7aと二次転写ロール7との間に搬送された記録シートPは、中間転写体ベルト6及び二次転写ベルト7bにより図の右側から左側へ送り出される構成となっている。また、図中Nで示されている領域は、二次転写ロール7と、バックアップロール7aと、二次転写ベルト7bとにより形成されているニップ部を表している。
次に、中間転写体ベルト6表面のトナー像がニップ部Nへ搬送され、記録シートPへ静電転写されるまでの過程を説明する。まず、感光体1Y、1M、1C、1Kから中間転写体ベルト6表面に多重転写されたマイナス(−)帯電のトナー像が中間転写体ベルト6に吸着された状態でニップ部Nの方向へ搬送される。この時、トナー像と同極の転写バイアスが印加されているバックアップロール7aに対し電荷を付与すると、中間転写体ベルト6の裏面側に位置するバックアップロール7aと記録シートPの裏面側に位置する二次転写ロール7との間に転写電界が形成され、中間転写体ベルト6表面のトナー像はニップ部Nに差し掛かると、記録シートPへ静電転写される。
尚、本実施例では中間転写体ベルト表面に各色のトナー像を多重転写させた後、記録シートへ転写させるタンデム型のカラー画像形成装置が示されているが、感光体ドラムから直接記録シートへトナー像を転写させる方式のものであってもよい。また、本実施例においては二次転写ロール及び二次転写ベルトにより形成されたニップ部において静電転写されるものが示されているが、二次転写ロールにより静電転写されるものであっても差し支えない。
二次転写ロール7の表面に残留するプラス(+)及びマイナス(−)に帯電されている残トナーがクリーナ10により除去される様子を模式的に示しているのが図3である。本図において、二次転写ロール7はプラス(+)に帯電されており、図中矢印(時計回り)の方向に回転している。二次転写ロール7には1組のクリーニングロール10a、10bが接しており(便宜上図中では接しておらず)、それぞれ二次転写ロール7とは反対の図中矢印(反時計回り)の方向に回転している。ここで、二次転写ロール7はアースされ、ゼロ電位に設定されているのに対し、クリーニングロール10aはプラス(+)の電位が電源12aにより与えられていることから、二次転写ロール7とクリーニングロール10aとの間に電位差が生じ、二次転写ベルト7b表面のマイナス(−)に帯電されている残トナーがクリーニングロール10aに接近すると、クリーニングロール10aへ吸着され、転写されることにより除去される。そして、クリーニングロール10a表面のマイナス(−)帯電の残トナーはクリーニングロール10aの回転に伴い、回収ロール10cへ搬送される。
更に、クリーニングロール10aには、回収ロール10cが接しており(便宜上図中では接しておらず)、図中矢印(時計回り)の方向に回転している。そして、回収ロール10cはクリーニングロール10aよりも更に高いプラス(+)の電位が電源12bにより与えられている。従って、クリーニングロール10aと回収ロール10cとの間に電位差が生じ、クリーニングロール10a表面のマイナス(−)に帯電されている残トナーが回収ロール10cに接近すると、回収ロール10cへ吸着され、転写されることにより除去される。
最後に、回収ロール10cにその回転を抑制する向き(本図では上向き)に突き当てられているクリーニングブレード10eにより、回収ロール10c表面のマイナス(−)帯電の残トナーは掻き落とされ、除去される。この除去されたマイナス(−)帯電の残トナーは残トナータンク11に蓄積される。
一方、二次転写ロール7表面のプラス(+)帯電の残トナーも、マイナス(−)帯電の残トナーと同様の原理で除去されている。二次転写ロール7に接しているもう一方のクリーニングロール10bは、マイナス(−)の電位が電源13aにより与えられていることから、アースに接続されゼロ電位に設定されている二次転写ロール7とクリーニングロール10bとの間に電位差が生じ、二次転写ベルト7b表面のプラス(+)に帯電されている残トナーがクリーニングロール10bに接近すると、クリーニングロール10bへ吸着され、転写されることにより除去される。そして、クリーニングロール10b表面のプラス(+)帯電の残トナーはクリーニングロール10bの回転に伴い、回収ロール10dへ搬送される。以下マイナス(−)帯電の残トナーと同様に、電源13bによりクリーニングロール10bよりも更に高いマイナス(−)の電位が回収ロール10dへ与えられ、クリーニングロール10bと回収ロール10dとの間に生じた電位差によりクリーニングロール10b表面のプラス(+)帯電の残トナーは回収ロール10dへ転写され、除去される。そして、最終的にクリーニングブレード10eにより回収ロール10d表面のプラス(+)帯電の残トナーは掻き落とされ、残トナータンク11に蓄積される。
尚、本実施例では二次転写ロール7にクリーニングロール10a、10bを接触させ、二次転写ロール7表面の残トナーを除去させるクリーニング装置が示されているが、二次転写ロール7にプラス(+)及びマイナス(−)に帯電されている導電性の材質により形成されている1組のクリーニングブラシを接触させるものであってもよい。
本発明のベルト規制部材を適用している転写装置を模式的に示しているのが図4である。本図において、二次転写ロール7とバックアップロール7aは中間転写体ベルト6及び転写ベルト7bを挟んで対向位置に配設されている。そして、二次転写ロール7と支持ロール7cとにより緩く張られている二次転写ベルト7bは、駆動されている支持ロール7cにより、中間転写体ベルト6と対向する側に記録シートPが搬送される面を形成しながら図中矢印の方向(時計回り)に移動している。また、二次転写ロール7の対向位置には二次転写ベルト7bを挟み1組のクリーニングロール10a、10bが配設されている。更に、クリーニングロール10aの二次転写ベルト7bの移動方向の上流側には二次転写ベルト7bの移動方向に対し垂直方向に位置規制を行うベルト規制部材14が二次転写ベルト7bに接触している。
この構成において、クリーニングロール10aに突入する二次転写ベルト7bは、ベルト規制部材14により二次転写ベルト7bの移動方向に対し垂直方向の位置規制を受ける。そのため、二次転写ベルト7bは張力が与えられた状態で二次転写ロール7と支持ロール7cとを回動している転写装置と同等の条件でクリーニングロール10aに突入され、二次転写ベルト7bのベルト面を安定させることが可能である。これにより、クリーニングロール10aと二次転写ベルト7bとの上流側近傍の間隙を略一定に保つことができ、クリーニングロール10a、10bのクリーニング性能を安定させることができる。
次に図4の構成において、クリーニングロール10a、10bが筐体15に収容されている転写装置を模式的に示しているのが図5である。この構成において、ベルト規制部材14は二次転写ベルト7bと筐体15との隙間を密封するシール材の役割を果たしている。この構成であれば、図4の構成と同様にクリーニング性能を安定させることができるだけではなく、クリーニング時クリーニングロール10a、10bや回収ロール10c、10dからトナーが飛散し、トナークラウドが発生するのを防止することが可能である。
尚、ベルト規制部材14は帯電による放電の影響を防ぐため、その材質としては導電性のものがよく、体積抵抗率1012Ωcm以下のものであることが好ましい。また、ベルト規制部材14は導電性の回転ロールや回転ブラシ、或いは固定式のブラシやロールであっても同等の機能を果たすことができる。
本発明が適用される電子写真方式を用いたカラー画像形成装置の概略構成図である。 中間転写体ベルト表面に形成されているトナー像が記録シートへ静電転写される様子を模式的に表している図である 二次転写ロール表面の残トナーがクリーナにより除去される様子を模式的に示している図である。 本発明のベルト規制部材を適用している転写装置を模式的に示している図である 本発明のベルト規制部材をクリーニング部材が収容されている筐体のシール部材として適用している転写装置を模式的に示している図である。 緩く転写ベルトを張った従来の転写装置における転写ベルトのたわみを示している図である。
符号の説明
6・・・中間転写体ベルト、7・・・二次転写ロール、7a・・・バックアップロール、7b・・・二次転写ベルト、7c・・・支持ロール、10a、10b・・・クリーニングロール、14・・・ベルト規制部材

Claims (5)

  1. 像担持体の対向位置に配設されている転写部材と、前記転写部材と所定の間隔を空けて配設されている支持部材と、前記転写部材及び前記支持部材に掛け回されて回動し、前記像担持体上のトナー像を記録シートに転写すると共に、該記録シートを静電吸着して搬送する転写ベルトと、前記転写ベルトを挟み前記転写部材の対向位置に配設され、前記転写ベルトの表面を清掃するクリーニング部材とから構成される転写装置において、
    前記クリーニング部材よりも前記転写ベルトの回動方向の上流側近傍に配設され、前記転写ベルトに接触し、該転写ベルトの回動方向に対し垂直方向の位置規制を行うベルト規制部材を具備することを特徴とする転写装置。
  2. 前記ベルト規制部材が回転ロールであることを特徴とする請求項1記載の転写装置。
  3. 前記ベルト規制部材がブラシであることを特徴とする請求項1記載の転写装置。
  4. 前記クリーニング部材は筐体に収容され、前記ベルト規制部材により前記筐体と前記転写ベルトとの隙間が密封されていることを特徴とする請求項1記載の転写装置。
  5. 前記クリーニング部材が導電性部材から形成され、静電的にクリーニングを行うことを特徴とする請求項1記載の転写装置。
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