JP2005247367A - 易開封性のある包装袋 - Google Patents

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Atsushi Araki
淳 荒木
Hirofumi Kawai
広文 河合
Minoru Nagae
実 永江
Taku Terayama
卓 寺山
Kazuhiko Matsuo
和彦 松尾
Toshitomo Ueda
俊友 上田
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Abstract

【課題】内容物の保護性がよく、内容物を高速充填することができ、開封性に優れ、廃棄時のゴミ量が少ない易開封性のある包装袋を提供する。
【解決手段】袋本体フィルム110 のロールと、イージーピール性と易引き裂き性を有する蓋材フィルム120 のロールを、製袋充填機に装填し、袋本体フィルムの左右両側側面にフィルム流れ方向の折り返しを入れて凹溝状の内容物収納部130 を形成し、この凹溝状の内容物収納部に、内容物200 を間欠的に連続して所定位置に載置し、袋本体フィルムの上端左右両側縁部に、平面外向きのシール部101,102 をフィルム流れ方向に設け、このシール部に蓋材フィルムのフィルム流れ方向の左右両側端縁部を重ね合わせてシールし、載置された内容物間の袋本体フィルムと蓋材フィルムとを、フィルム流れ方向の所定位置でフィルム流れ直角方向のシール部103,104 をシールして封袋し、一個ずつ切断分離する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電池、歯ブラシなどの日用雑貨類、ソーセージ、笹蒲鉾、羊羹などの細長い食品類、スティック菓子類、シリンジ、アンプルなどの医療用具を収納する易開封性のある包装袋に関するものである。
従来、日用雑貨類、食品類、菓子類、医療用具などを収納する容器としては、真空や圧空成形されたプラスチック製容器に内容物を収納したのち、開口部をトップフィルムでヒートシールして密封した深絞り包装、内容物を載置する台紙に、容器フィルムを熱接着したブリスター包装、縦形製袋充填機で製袋し内容物が袋詰めされたピロー包装などが広く使用されていた。
しかしながら、上述した深絞り包装やブリスター包装においては、加熱工程と成型工程があり、内容物の充填速度が遅く、成形品の角部などに肉厚が薄いところが生じて、包装のバリア性が低下することがあり、このバリア性の低下を防ぐために、厚いフィルムを使用すると、製造コストが高くなり、しかも使用後の廃棄処理時のごみの量が増加してしまうことがあった。また、ピロー包装においては、タイト性がなく内容物の保護性が劣り、開封するときの開封性が悪く、開封時の衝撃により内容物が包装袋から飛び出すことなどの問題があった。
本発明は、上述の従来の従来の深絞り包装、ブリスター包装、ピロー包装などの問題点を解決したものであり、内容物の保護性がよく、内容物を高速充填することができ、開封性に優れ、廃棄時のゴミ量が少ない易開封性のある包装袋を提供するものである。
すなわち、本発明の第1の発明は、袋本体フィルムのロールと、イージーピール性とフィルム流れ方向に易引き裂き性を有する蓋材フィルムのロールを、製袋充填機に装填し、前記袋本体フィルムの左右両側側面にフィルム流れ方向の折り返しを入れて凹溝状の内容物収納部を形成し、この凹溝状の内容物収納部に、内容物を間欠的に連続して所定位置に載置し、前記袋本体フィルムの上端左右両側縁部に、平面外向きのシール部をフィルム流れ方向に設け、このシール部に前記蓋材フィルムのフィルム流れ方向の左右両側端縁部を重ね合わせてシールし、前記載置された内容物間の前記袋本体フィルムと前記蓋材フィルムとを、フィルム流れ方向の所定位置でフィルム流れ直角方向のシール部をシールして封袋し、一個ずつ切断分離したことを特徴とする易開封性のある包装袋である。
次に、本発明の第2の発明は、前記易開封性のある包装袋の開封開始予定位置に、フィルム流れ方向のノッチを入れたことを特徴とする第1の発明に記載の易開封性のある包装袋である。
そして、本発明の第3の発明は、前記袋本体フィルムが、ハイバリア性フィルム層を含む積層フィルムであることを特徴とする第1の発明又は第2の発明に記載の易開封性のある包装袋である。
本発明の易開封性のある包装袋は、袋本体フィルムのロールと蓋材フィルムのロールと
を製袋充填機に装填し、袋本体フィルムの両側側面に折り返しを入れて内容物収納部を形成し、この凹溝状の内容物収納部に内容物を載置して、蓋材フィルムと袋本体フィルムとをシールして封袋し、一個一個の包装袋に切断分離するものであり、深絞り包装やブリスター包装のように、加熱工程を経て内容物収納部を真空成形や圧空成形などで成形するものでなく、側面に折り返しを入れるだけであるため、薄肉部分がなく、製袋における包装袋のバリア性の低下がなく、内容物の保護性が良好である。なお、包装袋に特にバリア性が要求される場合には、袋本体フィルムにハイバリア性フィルム層を含む積層フィルムを使用することができる。
また、本発明の易開封性のある包装袋の内容物の充填は、製袋充填機上で連続的に形成される袋本体フィルム凹溝状の内容物収納部に、間欠的に連続して所定位置に内容物を載置して行くものであるので、内容物を高速充填することが可能である。
また、本発明の易開封性のある包装袋は、蓋材フィルムにイージーピール性とフィルム流れ方向に易引き裂き性を有する積層フィルムが使用されるものであり、さらに、必要に応じては、包装袋の開封開始予定位置に、フィルム流れ方向のノッチを入れるものであるので、包装袋を開封するときに、開封が容易であり、内容物が開封時の衝撃により包装袋から飛び出すようなことがない。
次に、本発明の易開封性のある包装袋の一実施形態について、図を用いて詳細に説明する。
図1(a)は、本実施形態の易開封性のある包装袋の平面図であり、図1(b)は、そのA−A’断面図である。図2は、製袋充填機上の本実施形態の易開封性のある包装袋の封袋後の流れの状態を示す説明図である。
本実施形態の易開封性のある包装袋(100)は、図1(a)及び(b)に示すように、袋本体フィルム(100)の両側側面に折り返し(111,112)を設けて内容物収納部(130)を形成し、この内容物収納部に内容物(200)を収納した袋本体フィルムの上方に、蓋材フィルム(120)を重ね合わせて、四方のシール部(101,102、103,104)をヒートシールして封袋するものである。そして、必要に応じては、図1(a)に示すように、包装袋(100)の開封開始予定位置に、開封時に開封し易いように開封方向(矢印で示す)のノッチ(141,142)を入れるものである。
そして、包装袋の製袋、内容物の充填及び封袋は、袋本体フィルムのロールと、イージーピール性とフィルム流れ方向に易引き裂き性を有する蓋材フィルムのロールを、製袋充填機に装填し、袋本体フィルムの左右両側側面にフィルム流れ方向の折り返しを入れて凹溝状の内容物収納部を形成し、この凹溝状の内容物収納部に、内容物を間欠的に連続して所定位置に載置し、この袋本体フィルムに蓋材フィルムを重ね合わせて、図2に示すように、四方のシール部(101,102,103,104)をヒートシール法でシールして封袋し、次いで、一個ずつの包装袋(100,100,100)に切断するものである。
なお、フィルムの構成としては、例えば、内容物がガスバリア性を必要とする場合には、無機化合物蒸着膜層/ナイロンフィルム層/無延伸ポリプロピレン層構成の袋本体フィルムとポリエチレンテレフタレートフィルム層/無機化合物蒸着膜層/イージーピールフィルム層構成の蓋材フィルムなどが使用でき、内容物がガスバリア性を必要としない場合には、ポリエチレンテレフタレートフィルム層/ナイロンフィルム層/無延伸ポリプロピレン層構成の袋本体フィルムと易引き裂き性ポリエチレンテレフタレートフィルム層/イージーピールフィルム層構成の蓋材フィルムなどが使用できる。
以下に、本発明の具体的実施例を説明する。
まず、ドライラミネーションにより、易引き裂き性ポリエチレンテレフタレートフィルム層(12μm厚)/ガスバリア性フィルム層(12μm厚)/イージーピール性フィルム層(30μm厚)積層構成の蓋材フィルム並びにガスバリア性フィルム層(12μm厚)/ナイロンフィルム層(15μm厚)/無延伸ポリプロピレンフィルム層(60μm厚)積層構成の袋本体フィルムを作製した。なお、ガスバリア性フィルムとしては、特開平11−165369号公報に記載の樹脂と無機層状化合物とを含む複合皮膜が形成されているガスバリア性フィルムを使用した。
次に、上述の袋本体フィルムのロールと蓋材フィルムのロールとを、製袋充填機に装填し、袋本体フィルムの無延伸ポリプロピレンフィルム面側を内側にして、左右両側側面にフィルム流れ方向の折り返しを入れて凹溝状の内容物収納部を形成し、この凹溝状の内容物収納部に、内容物を間欠的に連続して所定位置に載置し、袋本体フィルムの上に蓋材フィルムを覆い被して、流れ方向の両側端縁部を縦シールし、次いで、流れ方向の2箇所の所定位置で流れ直角方向の横シールをして封袋し、開封開始予定位置にノッチを入れ、一個ずつに切断分離して、本実施例の易開封性のある包装袋を作製した。
上述の本実施例の易開封性のある包装袋は、内容物の保護性がよく、内容物の高速充填することができ、開封性に優れ、廃棄時のゴミ量も軽量であった。
(a)は、本発明の一実施形態の易開封性のある包装袋の平面図であり、(b)は、そのA−A’断面図である。 製袋充填機上の一実施形態の易開封性のある包装袋の封袋後の流れの状態を示す説明図である。
符号の説明
100……包装袋
101,102,103,104……シール部
110……袋本体フィルム
111,112……折り返し
120……蓋材フィルム
130……内容物収納部
141,142……ノッチ
200……内容物

Claims (3)

  1. 袋本体フィルムのロールと、イージーピール性とフィルム流れ方向に易引き裂き性を有する蓋材フィルムのロールを、製袋充填機に装填し、前記袋本体フィルムの左右両側側面にフィルム流れ方向の折り返しを入れて凹溝状の内容物収納部を形成し、該凹溝状の内容物収納部に、内容物を間欠的に連続して所定位置に載置し、前記袋本体フィルムの上端左右両側縁部に、平面外向きのシール部をフィルム流れ方向に設け、該シール部に前記蓋材フィルムのフィルム流れ方向の左右両側端縁部を重ね合わせてシールし、前記載置された内容物間の前記袋本体フィルムと前記蓋材フィルムとを、フィルム流れ方向の所定位置でフィルム流れ直角方向のシール部をシールして封袋し、一個ずつ切断分離したことを特徴とする易開封性のある包装袋。
  2. 前記易開封性のある包装袋の開封開始予定位置に、フィルム流れ方向のノッチを入れたことを特徴とする請求項1記載の易開封性のある包装袋。
  3. 前記袋本体フィルムが、ハイバリア性フィルム層を含む積層フィルムであることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の易開封性のある包装袋。
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