JP2005242941A - 処理部材設計プログラム及びそれを用いたサービス提供システム - Google Patents

処理部材設計プログラム及びそれを用いたサービス提供システム Download PDF

Info

Publication number
JP2005242941A
JP2005242941A JP2004055354A JP2004055354A JP2005242941A JP 2005242941 A JP2005242941 A JP 2005242941A JP 2004055354 A JP2004055354 A JP 2004055354A JP 2004055354 A JP2004055354 A JP 2004055354A JP 2005242941 A JP2005242941 A JP 2005242941A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
processing member
processing
sample
flow path
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004055354A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Miyake
亮 三宅
Naoya Sasaki
直哉 佐々木
Toshio Otaguro
俊夫 大田黒
Ryoji Okada
亮二 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2004055354A priority Critical patent/JP2005242941A/ja
Priority to EP04026273A priority patent/EP1577802A1/en
Priority to US10/986,804 priority patent/US20050192759A1/en
Publication of JP2005242941A publication Critical patent/JP2005242941A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F30/00Computer-aided design [CAD]
    • GPHYSICS
    • G16INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR SPECIFIC APPLICATION FIELDS
    • G16HHEALTHCARE INFORMATICS, i.e. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR THE HANDLING OR PROCESSING OF MEDICAL OR HEALTHCARE DATA
    • G16H20/00ICT specially adapted for therapies or health-improving plans, e.g. for handling prescriptions, for steering therapy or for monitoring patient compliance
    • G16H20/10ICT specially adapted for therapies or health-improving plans, e.g. for handling prescriptions, for steering therapy or for monitoring patient compliance relating to drugs or medications, e.g. for ensuring correct administration to patients
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01LCHEMICAL OR PHYSICAL LABORATORY APPARATUS FOR GENERAL USE
    • B01L3/00Containers or dishes for laboratory use, e.g. laboratory glassware; Droppers
    • B01L3/50Containers for the purpose of retaining a material to be analysed, e.g. test tubes
    • B01L3/502Containers for the purpose of retaining a material to be analysed, e.g. test tubes with fluid transport, e.g. in multi-compartment structures
    • B01L3/5027Containers for the purpose of retaining a material to be analysed, e.g. test tubes with fluid transport, e.g. in multi-compartment structures by integrated microfluidic structures, i.e. dimensions of channels and chambers are such that surface tension forces are important, e.g. lab-on-a-chip

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Geometry (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Evolutionary Computation (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Primary Health Care (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)

Abstract

【課題】 任意の処理プロセスに応じて、一連のプロセスを自動化する処理部材を提供する。
【解決手段】 処理順序を含む入力情報を取得するステップと、上記入力情報に基づいて、試料が移動する流路を設計するステップとを含む。本プログラムによれば、設計した処理部材の駆動制御情報を構築することもできる。
【選択図】 なし

Description

本発明は、化学反応等の処理を自動的プロセスで行う際に使用される処理部材を設計するプログラム及び、当該プログラムを用いた処理部材設計サービス提供システムに関する。
一般的に化学処理プロセスは、遠心分離や、混合・反応などの個別の単位化学操作と呼ばれる処理の連続で構成されている。様々なプロセスが開発されているが、これら様々な化学処理プロセスは、煩雑な操作が必要で、一般的にはガラス製のフラスコや試験管に試料や試薬を入れて手作業で各処理工程を順次行っている。ただし、操作によっては自動機が存在する。例えば、試験管を回転させることで試験管内部の試料液の成分を比重により分離する遠心分離機や、フラスコを回転させて内部の液体を蒸発させるエバポレータ装置、試験管中の微量の液を吸い上げて他の試験管や反応容器に移し替える汎用ロボット装置等である。
あらかじめ決められた特定の化学処理プロセスや化学分析を回転駆動により自動化する装置として、特許文献1に、増幅を用いた検査のための微小構造体及び方法が記載されている。この装置では、特許文献2に記載の核酸混合物の精製分離法を用いて、DNA混合液を無機基体としてのガラスフィルタに通過させた後、洗浄液及び溶離液を通過させてDNAのみを回収している。ガラスフィルタは回転可能な構造体に設けてあり、洗浄液や溶離液等の試薬は同じ構造体内の各試薬リザーバに保持してある。各試薬は構造体が回転することにより発生する遠心力で流動し、各試薬リザーバとガラスフィルタを結ぶ微細流路に設けたバルブを開くことにより試薬がガラスフィルタを通過することとなる。
WO00/78455号公報 特表平8−501321号公報
上記従来技術の説明でも明らかなように、異なる単位化学操作の連続から成る一連の化学処理プロセスは、各単位化学操作を手作業あるいは装置を組み合わせて実施する必要があり、最初から最後まで一連のプロセスを完全に自動化する技術、装置は提案されていないのが現状である。上述した特許文献1には、遺伝子抽出という特定の処理プロセスについて回転駆動により遠心力を与えて、その作用で液体を流し、一連の操作を完全自動化する技術は開示されているが、この技術では、任意の化学処理プロセスに対して対応はできない。
さらに、任意の化学処理プロセスを実行するには、微小構造体を、化学処理プロセスを構成する複数の単位化学操作に応じて設計する必要が生じる。しかしながら、任意の化学処理プロセスに応じて、微小構造体を提供するようなプログラムないしシステムは知られていない。
そこで、本発明は、任意の処理プロセスに応じて、一連のプロセスを自動化する処理部材を提供することができる処理部材設計プログラム及び処理部材設計プログラムを提供することを目的とする。
上述した目的を達成した本発明に係る処理部材設計プログラムは、処理順序を含む入力情報を取得するステップと、上記入力情報に基づいて、試料が移動する流路を設計するステップとを含む。本プログラムによれば、設計した処理部材の駆動制御情報を構築することもできる。
一方、本発明に係る処理部材設計システムは、処理順序を含む入力情報に基づいて設計された、試料が移動する流路に関する設計情報を取得するステップと、上記設計情報に基づいて、処理部材製造処置を制御する制御情報を作成するステップと、上記制御情報を上記処理部材製造装置に対して出力するステップとを含む。本システムにおいては、設計した処理部材の駆動制御情報を構築し、設計情報を出力した端末に対して出力することもできる。
また、本発明に係る処理部材設計システムは、処理順序を含む入力情報を取得するステップと、上記入力情報に基づいて、試料が移動する流路を設計するステップと、設計された流路に関する設計情報に基づいて、処理部材製造処置を制御する制御情報を作成するステップと、上記制御情報を上記処理部材製造装置に対して出力するステップとを含む。
本発明に係る処理部材設計プログラム及びシステムにおいて入力情報としては、処理順序に関する情報のみならず、上記試料の動作情報、上記試料の処理条件情報、試料関連情報からなる群から選ばれる1以上の情報を更に含むことが好ましい。本発明に係る処理部材設計プログラム及びシステムにおいて流路は、処理順序と形状情報とが関連づけられて格納されたデータベースから読み出した形状情報を、入力情報に含まれる情報に基づいて最適化することで設計することができる。
本発明によれば、任意の化学処理プロセスに応じて、一連のプロセスを自動化する処理部材を提供することができる。すなわち、本発明に係る処理部材設計プログラム及び処理部材設計システムによれば、入力情報に含まれる処理順序に関する情報に基づいて任意のプロセスを実行するための処理部材を設計することができる。
以下、図面を参照して本発明に係る処理部材設計プログラム及び処理部材設計システムをより詳細に説明する。
<第1の最良の形態>
本発明を適用した処理部材設計システムは、図1に示すように、システム利用者側に帰属するユーザ端末1と、化学処理プロセス等に使用する処理部材における流路を設計する提供端末2と、処理部材を製造する処理部材製造装置3とを備える。本システムにおいて、ユーザ端末1及び提供端末2は、インターネット、イントラネット等の通信回線網を介して接続され、各種データをやり取りすることができる。なお、本システムにおいて、処理部材製造装置3は、提供端末2に直接接続されていてもよいし、通信回線網を介して提供端末2に通信可能に接続されていてもよい。
本システムにおいては、システム利用者が望む処理順序を実現するための処理部材を、提供端末2で設計するとともに、この設計に基づいて処理部材製造装置3で処理部材を製造する。すなわち、提供端末2では、詳細を後述する処理プログラムに従って、システム利用者が望む処理順序を含む入力情報を取得するステップと、上記入力情報に基づいて処理部材における流路を設計するステップとが実行される。
先ず、本処理部材設計システムを利用することにより製造された処理部材を使用する処理プロセスとして、化学処理プロセスについて説明する。なお、処理部材を使用する処理プロセスとしては、化学処理プロセスに限定されず、物理的な処理のみを実施するプロセス等の任意の処理プロセスであってもよい。
化学処理プロセスを実施する装置は、図2に示すように、処理部材10を載置するための固定治具20と、固定治具20を回動動作させる回転駆動機構21と、回転駆動機構21による固定治具20の回動動作を制御する制御部30とを備える。制御部30は、例えば固定治具20の回転速度、回転時間及び停止時間等が入力され、この入力情報に従って回転駆動機構21を制御する。回転駆動機構21は、ステッピングモータ等の駆動部22と、駆動部22に連結する軸23とを備える。固定治具20は、回転駆動機構21の軸23に取り付けられている。固定治具20には、回転駆動機構21の軸23を中心として一対の処理部材10を対称的に配置することができる。
処理部材10は、一端部近傍に試料導入用の入口11が設けられるとともに、他端部近傍に試料回収用の出口14が設けられている。処理部材10は、入口11と出口14との間に、試料が流動する溝13と試料に対して所定の処理を施す反応部12とからなる流路を有している。このような、処理部材10は、例えばポリプロピレン等の樹脂を成型加工することによって作製することができる。
処理部材10は、入口11が設けられた一端部を回転駆動機構21の軸23側に、出口14が設けられた他端部を軸23から離間した位置となるように固定治具20に一時的に固定される。
以上のように構成された、化学処理プロセスを実施する装置は以下のように動作する。先ず、操作者は、処理部材10の入口11に試料を滴下した後、処理部材10を固定治具20に固定する。また、操作者は、所望の化学処理プロセスを実行すべく所定の処理条件(例えば、回転速度、回転時間及び停止時間)を制御部30に入力する。
その後、入力された手順に沿って回転駆動機構21が回転、停止を繰り返す。回転駆動機構21により処理部材10が固定治具20とともに回転すると、遠心力によって試料は外周方向へ移動する。また回転を停止させると、試料の移動も停止する。したがって、回転及び停止を適宜繰り返すことによって、処理部材10に滴下された試料を外周方向に向かって適宜移動、停止させることができる。すなわち、操作者が入力した処理条件に従って試料を溝13及び反応部12からなる流路に誘導し、所望の化学処理プロセスを施すことができる。反応部12では試料の反応が開始する。場合によっては反応部12の下流、すなわち、外周方向に複数の反応部(図示せず)を設けてもよい。さらに回転、停止することで次々と試料を送っていき、異なる単位化学操作を順次行うことができる。
なお、上記の説明では化学処理プロセスの手順を、その都度、入力する場合について説明したが、当然ながら予め手順を記録した記録媒体を備えておき、そこから順次手順に関する情報を読み出して動作させてもよい。
また、化学処理プロセスは、図3に示すような装置によって実施することもできる。図3に示す装置は、円盤状のディスクからなる処理部材10を使用して化学処理プロセスを実施する装置である。
処理部材10は、円盤状のディスクの回転中心近くに試料の導入用入口11が備えられている。また処理部材10の盤面上には微細な反応部12等からなる流路が設けられている。また処理部材10は、予め試薬が封入された試薬充填部16を備えている。ただし、試薬充填部16と反応部12との間には、感熱材料よりなる流路封止部15が形成されている。流路封止部15は、試薬充填部16に充填された試薬が反応部12に流れ込むことを防止している。流路封止部15は一定以上の熱を受けることで溶断し、流路を開通させる機能を有する。
なお、処理部材10は、図示しないがケースによって覆われていてもよい。ケースによって処理部材10を覆う場合には、当該ケースの表面に、処理部材10に試料を導入したり、試料の流れを操作あるいは検出するためのスリットが設けられている。
駆動装置21には、処理部材10を差し込むための差込口25が設けられている。差込口の先方にはディスクの固定治具20が設けられている。固定治具20は回転機構26に連結されている。試料の流れを操作するための試料操作デバイス22、試料を加熱するための加熱デバイス23、試料の反応状況を計測するための計測デバイス24が駆動アーム27上に設けられている。計測デバイス24には照射光源と返って来た光の強度やスペクトルを検出するための光ディテクタが設けられている。駆動アーム27は処理部材10の円中心から外周に向かって走査するためのアーム駆動機構28に接続されている。駆動機構21は、入力装置30に接続されている。あるいは駆動機構21と入力装置30は一体化されていてもよい。以上の構成で以下のように動作する。
まず、処理装置10の導入用入口11に試料を滴下する。この処理部材10を差込口25に挿入する。差込口25に連動して、処理装置10は固定治具20上にセットされる。この状態で起動準備が終わる。
次にオペレータは入力装置30にてセットした処理部材10の化学処理プロセスに対応した動作制御情報を入力装置内の記録装置から読み出す。起動司令とともに、処理部材10は回転を始める。試料は回転に伴う遠心力で周方向に流れ出す。所定の時間後、ディスクは回転速度を低下させ、処理部材10をゆっくりと回転させて処理部材10上の流路封止部15を試料操作デバイス22と対向する位置に合わせる。
試料操作デバイス22からは、所定の光が流路封止部15に照射される。流路封止部15は、光によって加熱されて溶解し、試薬充填部16と反応部12とが連通する。この状態で再び回転を始めると試薬充填部16内の試薬が反応部12に遠心力によって流れ込む。このようにして、反応部12内で、試料と試薬とを混合することができる。
再び回転速度を低下させ、今度は前記反応部12を加熱デバイス23と対向する位置に合わせる。加熱デバイス23からのヒータによる輻射熱により反応部12が加熱される。この加熱により反応が促進される。所定時間加熱した後、アーム駆動機構27が動作して、計測デバイス24を前記反応部12の直上に位置せしめる。その後、計測デバイス24の照射光源から所定の光が反応部12に向けて照射される。計測デバイス24の光ディテクタは、反応部12の吸収スペクトルあるいは蛍光等の光情報を検出することで、反応の進行程度や試料中の反応に寄与した成分の濃度等を知ることができる。
以上の例では、試料操作デバイス22から光を照射することで流路封止部15を溶解させ、試薬充填部16と反応部12とを連通させたが、当然ながら機械的な穿孔操作等により封止を開放してもよい。また加熱デバイス23においても、ヒータを直接接触させることで加熱してもよい。また処理部材10全体を加熱してもよい。
以上の実施例では一つの試料と一つの試薬の混合操作について記載したが、当然ながら周方向に向かって複数の試薬とそれに対応した複数の反応容器、封止部位を設けることで何段階もの反応を組み合わせることができる。また混合反応だけではなく、流路途中にクロマトグラフィの機能を設けることで成分分離も可能となる。また回転数を上げることで容器内で比重の違いによる成分分離の機能も持たせることも可能である。
以上の例によれば任意の化学処理プロセスについて、それに合致した処理部材10を用いて、任意の化学処理プロセスを実施することが可能となる。また処理部材10はケースに収められている場合には、回転中に試料・試薬の飛散等がなく極めて安全な化学処理が可能となる。
以上のようにして、異なる複数の単位化学操作を実行することができる処理部材10を用いることによって、任意の化学処理プロセスを実行することができる。次に、上述した化学処理プロセスに使用する処理部材10の製造に際して、処理部材10の設計情報を取得するための処理部材設計プログラムについて説明する。以下の説明においては、処理部材10の一例として、尿や環境水などに存在する細菌等の微粒子を分離する操作を実施するための処理部材を取り上げる。
本処理部材設計プログラムは、図4に示すようなフローチャートに従って、提供端末2において処理部材10を設計することができる。すなわち、本処理部材設計プログラムは、提供端末にインストールされ、システム利用者が望む処理順序を実現するための処理部材を提供端末で設計するものである。
図4に示すフローチャートでは、先ず、ステップ1(図4において「ST1」と記載する。以下のステップも同様)において、ユーザ端末1から処理順序を含む入力情報を取得する。ここで、処理順序とは、システム利用者が望む化学処理プロセスに含まれる単位化学操作を時系列に表現する情報である。また、入力情報としては、処理順序を表現する情報の他に、化学処理プロセスに供する検体試料の液量及び液体粘度等の液体試料関連情報、処理条件情報、システム利用者が有する装置に関する情報、システム利用者固有のID情報等を含む。
特に、単位化学操作としては、遠心分離操作、混合操作、分取操作等を含む。処理順序を表現する情報に混合操作を含む場合には、混合対象の溶液の液量や組成等に関する情報を併せて入力情報として取得することが好ましい。また、処理順序を表現する情報に分取操作を含む場合には、分取対象の溶液の液量や分取成分に関する情報を併せて入力情報として取得することが好ましい。
具体的には、一例として以下の(1)〜(8)に示す一連の単位化学操作を含む入力情報を取得する。
(1)遠心操作により試料液中の固形物を沈殿させる。
(2)上澄み液のみを分取する。
(3)上澄み液に油脂成分を溶かす溶媒を加えて混合する。
(4)遠心操作により前記溶媒を沈殿させる。
(5)上澄み液のみを分取する。
(6)上澄み液をさらに強い遠心力を作用させて、細菌等の微粒子を沈殿させる。
(7)上澄み液を取り除く。
(8)沈殿物を回収する。
次に、ステップ2では、ステップ1で取得した入力情報を、例えば図5及び図6に示すような処理部材設計システムによって回転部材上の流路情報に分解する。すなわち、ステップ2では、入力情報に含まれる複数の単位化学操作に関して、単位化学操作毎に経路形状・寸法情報を選択する。例えば、本プログラムは、単位化学操作と当該単位化学操作に適した経路形状・寸法情報とが関連付けられて格納されたデータベースを用いて、入力情報に含まれる複数の単位化学操作に応じた経路形状・寸法情報を選択することもできる。
具体的に上記(1)〜(8)の単位化学操作を含む入力情報を取得した場合には、図6に示すように、以下のようにして処理部材の設計情報を取得する。
まず、流路設計ツール50がデータベースを検索することによって、(1)の単位化学操作に対応した流路形状・寸法情報として、遠心力方向(径方向)に長い遠心分離用流路要素が基本形状として与えられる。次に、入力情報に含まれる試料液量情報に応じて流路の長さや幅など具体的な寸法が与えられ、これに基づいて基本形状を修正し(1)の単位化学操作に対応した流路形状・寸法情報を取得する。この流路形状・寸法情報は、(1)の単位化学操作を実現する流路情報として記録手段51に一時的に蓄積される。
また、入力情報として試料組成や沈殿対象の物質の物性値等を取得した場合、これらの情報に基づいて遠心分離によって付加されるべき加速度、所要時間等の情報が計算で求められる。この場合、(1)の単位化学操作に関して、化学処理プロセスを実施する装置の動作情報を、これらの情報に基づいて得ることができる。得られた動作情報は記録手段51に蓄積される。
次に、流路設計ツール50がデータベースを検索することによって、(2)の単位化学操作に対応した流路形状・寸法情報としては、まず、上記(1)で設計した遠心分離用流路要素の側面から横に伸び上流側に曲がった分取用毛細流路要素が基本形状として与えられる。この分取用毛細流路要素での液の流れについて説明する。まず遠心分離が終了し回転部材の回転が停止すると遠心分離用流路要素内の上澄み液は、毛細管力によって分取用毛細流路要素内を満たす。再度回転を開始すると、分取用毛細流路要素の出口が入口より回転中心より外側にあるため、サイホンの効果により遠心分離用流路要素内の上澄み液は連続的に流れ始める。次に、入力情報に含まれる試料溶液の表面張力等を示す物性値情報により、毛細管流動のための流路の幅等が設計情報として生成され、生成された設計情報に基づいて基本形状を修正し(2)の単位化学操作に対応した粒度形状・寸法情報を取得する。この流路形状・寸法情報は、(2)の単位化学操作を実現する流路情報として記録手段51に一時的に蓄積される。
また、分取する上澄み液の表面張力係数や粘度等を入力情報として取得している場合には、これらの情報を基に分取用毛細流路要素を上澄み液が満たすための最小時間、およびサイホンによって上澄み液が遠心用流路要素内からすべて流出するために必要な最小時間が計算により求められる。この場合、(2)の単位化学操作に関して、化学処理プロセスを実施する装置の動作情報を、これらの情報に基づいて得ることができる。得られた動作情報は記録手段51に蓄積される。
次に、(3)の単位化学操作に対応した流路形状・寸法情報として、まず、遠心力方向(径方向)に延伸する2つの流路が合流して1つの流路を形成する混合用流路要素が与えられる。次に、入力情報に含まれる混合対象の溶液の液量、粘度及び組成等の情報に基づいて具体的な寸法等が与えられ、これに基づいて基本形状に修正し、(3)の単位化学操作に対応した流路形状・寸法情報を取得する。この流路形状・寸法情報は、(3)の単位化学操作を実現する流路情報として記録手段51に一時的に蓄積される。
なお、(3)の単位化学操作に際しては、混合する2液の粘度や親和性に関する情報をデータベースを基に求めることもできる。また、一方の液が水溶液、他方の液が有機溶媒であって相互に細かく分散化・乳化させるような操作が必要な場合は、微小な突起あるいは凹凸を多数内部に設けたるように上記混合用流路要素の基本形状を修正することができる。
また、混合させる2液の物性値情報を基に混合用流路要素にどの程度の流速で2液を導入すればよいかといった動作情報が計算で求められる。この場合、(3)の単位化学操作に関して、化学処理プロセスを実施する装置の動作情報を、これらの情報に基づいて得ることができる。得られた動作情報は記録手段51に蓄積される。
以下、(4)〜(7)の単位化学操作についてもそれぞれ、上述した(1)〜(3)と同様にして基本形状が与えられ、入力情報に含まれる情報に従って基本形状を修正し、(4)〜(7)の単位化学操作に対応した流路形状・寸法情報をそれぞれ取得することができる。また、同様に、(4)〜(7)の単位化学操作に関して、化学処理プロセスを実施する装置の動作情報を取得することができる。なお、(8)の単位化学操作は、(6)の単位化学操作によって沈殿した沈殿物を回収する操作であるため、特段の流路形状・寸法情報を必要としない。
以上のようにして、(1)〜(7)の各単位化学操作を実現するための流路形状・寸法情報及び(1)〜(7)の各単位化学操作における動作情報を記録手段51に順次蓄積することができる。
次に、ステップ3において、記録手段51に蓄積された各単位化学操作を実現するための流路形状・寸法情報を読み出し、処理部材設計手段52によって処理部材10の流路を設計する。すなわち、処理部材設計手段52は、先ず、各単位化学操作を実現するための流路形状・寸法情報を時系列に従って、試料の入口から出口に向かって順に配置する。具体的には、図6に示すように、(1)〜(7)の各操作に対応した流路形状・寸法情報を読み出し、処理部材上の各流路の配置設計を行い、各流路が回転中心から径方向に少しずつ、ずれるよう配置する。この配置情報は処理部材構造記録手段53に蓄積される。
また、本ステップでは、各流路要素の中心からの径方向位置が決まるため、この径方向位置と各流路要素に必要な動作情報とに基づいて、それぞれの処理を行う際の回転数等の駆動情報が算出される。すなわち、本ステップでは、化学処理プロセスを実施する装置の駆動制御情報を取得することができる。この駆動制御情報は、処理部材駆動情報記録手段60に蓄積される。なお、処理部材駆動情報記録手段60に記録されている駆動制御情報は、ユーザ端末1に送られる。
一方、ステップ4では、処理部材構造記録手段53の処理部材設計情報を処理部材高速加工ツール70に送る。処理部材高速加工ツール70は、受け取った処理部材設計情報に基づいて図7に示すようにして処理部材を製造する。なお、図7に示す処理部材の製造工程は一例であって、処理部材設計情報に基づく処理部材の製造は図7の方法に限定されず、如何なる方法を適用してもよい。
図7に示す方法では、まず、流路形状情報に基づいて、ネガ型感光性樹脂を塗布した加工原材表面78にレーザ76で流路形状を露光する。次に、加工原材表面78に腐食液を作用させ、露光された領域を除去する。これにより、所望の流路が形成された処理部材101を作製することができ、蓋102を接着した状態で使用される。
また、ポジ型感光性樹脂を塗布した加工原材表面78にレーザ76で流路形状を露光し、腐食液を作用させることで、流路部分を残して樹脂が除去されたスタンパ103を作製してもよい。この場合、スタンパ103上に樹脂を流し込み、固化後、樹脂を離型することによって処理部材104を作製することができる。
以上のように製造された処理部材は、ユーザ側が有する、図3に示した装置に使用され、駆動制御情報に従って回転・停止を繰り返す。なお、駆動制御情報は、ユーザ側において任意に設定を変更できるようにしてもよい。これにより、各種パラメータを変更することによる化学実験を容易に実施することができる。
以上説明したように、本発明に係る処理部材設計システム及びプログラムによれば、ユーザが望む処理部材に関する設計情報を取得するとともに、当該設計情報に基づいて作製された処理部材の駆動制御情報を取得することができる。これによりユーザ側は、少なくとも所望の処理順序を提示しただけで、当該処理順序を実行できる処理部材及び当該処理部材を用いた処理プロセスに使用する装置の駆動制御情報を取得することができる。
<第2の最良の形態>
上述した第1の最良の形態においては、システム利用者が入力した入力情報に基づいて提供端末側で処理部材の設計を行ったが、本発明の技術的範囲は第1の最良の形態に限定されるものではない。
すなわち、本発明を適用した第2の最良の形態としては、システム利用者側に帰属するユーザ端末1において処理部材10の設計情報を取得し、取得した設計情報を提供端末に出力するような処理部材設計システムであっても良い。この場合、処理部材設計プログラムは、ユーザ端末1にインストールし、ユーザ端末1において図4に示したフローチャートステップ1〜ステップ3までを実行する。このとき、処理部材設計プログラムは、システム利用者が提供端末2にから認証を受けた後、ユーザ端末1にダウンロードするようにしてもよい。
そして、ユーザ端末1は、ステップ3で取得した処理部材設計情報を提供端末に出力する。これによって、提供端末2側では、取得した処理部材設計情報を処理部材高速加工ツール70に送る(ステップ4)。本システムにおいても、処理部材高速加工ツール70は、受け取った処理部材設計情報に基づいて図7に示すようにして処理部材を製造することができる。
本システムにおいては、システム利用者側のユーザ端末1において処理部材設計プログラムを用いて処理部材設計情報を取得しているため、ユーザ端末1から提供端末2に対して入力情報をやり取りする必要がない。入力情報には、ユーザ側が望む化学処理プロセス等の単位化学操作に関する情報といった、システム利用者が開示したくない情報が含まれている。本スシステムによれば、システム利用者から提供端末2側に対しては処理部材設計情報のみを出力するため、システム利用者が開示したくない情報を提供者側に対して隠匿することができる。
本発明に係る処理部材設計システムの構成図である。 化学処理プロセスを実施する装置の構成図である。 円盤状の処理部材を用いる、化学処理プロセスを実施する装置の構成図である。 本発明に係る処理部材設計プログラムを適用した、処理部材の製造方法のフローチャートである。 処理部材設計システムにおける情報の流れを説明するためのフローチャートである。 処理部材設計プログラムにおけるアルゴリズムの説明図である。 処理部材設計情報に基づいて処理部材を製造する工程を示すフローチャートである。
符号の説明
10・・・処理部材、11・・試料導入口、12・・・化学処理用反応部、15・・・流路封止部位、16・・・試薬充填部、20・・・固定治具、21・・・回転駆動機構、22・・・試料操作デバイス、23・・・加熱デバイス、24・・・計測デバイス、25・・・差込口、27・・・駆動アーム、28・・・アーム駆動機構、30・・・入力装置、40・・・化学処理情報、50・・・流路設計ツール、51・・・記録手段、52・・・回転部材設計手段、53・・・回転部材構造記録手段、60・・・回転部材駆動情報記録手段、70・・・回転部材加工ツール、100・・・試料

Claims (12)

  1. 処理順序を含む入力情報を取得するステップと、
    上記入力情報に基づいて、試料が移動する流路を設計するステップと、
    を含む、処理部材設計プログラム。
  2. 上記入力情報は、上記試料の物性値情報、上記試料の処理条件情報、液体試料関連情報からなる群から選ばれる1以上の情報を更に含むことを特徴とする請求項1記載の処理部材設計プログラム。
  3. 上記流路は、処理順序と形状情報とが関連づけられて格納されたデータベースから読み出した形状情報を、上記入力情報に含まれる情報に基づいて最適化することで設計されることを特徴とする請求項1記載の処理部材設計プログラム。
  4. 設計された流路に関する設計情報を出力するステップを更に含むことを特徴とする請求項1記載の処理部材設計プログラム。
  5. 設計した処理部材の駆動制御情報を構築するステップを更に有することを特徴とする請求項1記載の処理部材設計プログラム。
  6. 処理順序を含む入力情報に基づいて設計された、試料が移動する流路に関する設計情報を取得するステップと、
    上記設計情報に基づいて、処理部材製造処置を制御する制御情報を作成するステップと、
    上記制御情報を上記処理部材製造装置に対して出力するステップと
    を含む、処理部材設計サービス提供システム。
  7. 上記入力情報は、上記試料の物性値情報、上記試料の処理条件情報、液体試料関連情報からなる群から選ばれる1以上の情報を更に含むことを特徴とする請求項6記載の処理部材設計サービス提供システム。
  8. 上記流路は、処理順序と形状情報とが関連づけられて格納されたデータベースから読み出した形状情報を、上記入力情報に含まれる情報に基づいて最適化することで設計されることを特徴とする請求項6記載の処理部材設計サービス提供システム。
  9. 設計した処理部材の駆動制御情報を構築し、上記設計情報を出力した端末に対して出力するステップを更に有することを特徴とする請求項6記載の処理部材設計サービス提供システム。
  10. 処理順序を含む入力情報を取得するステップと、
    上記入力情報に基づいて、試料が移動する流路を設計するステップと、
    設計された流路に関する設計情報に基づいて、処理部材製造処置を制御する制御情報を作成するステップと、
    上記制御情報を上記処理部材製造装置に対して出力するステップと
    を含む、処理部材設計サービス提供システム。
  11. 上記入力情報は、上記試料の物性値情報、上記試料の処理条件情報、液体試料関連情報からなる群から選ばれる1以上の情報を更に含むことを特徴とする請求項10記載の処理部材設計サービス提供システム。
  12. 上記流路は、処理順序と形状情報とが関連づけられて格納されたデータベースから読み出した形状情報を、上記入力情報に含まれる情報に基づいて最適化することで設計されることを特徴とする請求項10記載の処理部材設計サービス提供システム。
JP2004055354A 2004-02-27 2004-02-27 処理部材設計プログラム及びそれを用いたサービス提供システム Pending JP2005242941A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004055354A JP2005242941A (ja) 2004-02-27 2004-02-27 処理部材設計プログラム及びそれを用いたサービス提供システム
EP04026273A EP1577802A1 (en) 2004-02-27 2004-11-05 Computer program for designing a microfluidic device
US10/986,804 US20050192759A1 (en) 2004-02-27 2004-11-15 Computer program for designing treating member and system for providing service using the program

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004055354A JP2005242941A (ja) 2004-02-27 2004-02-27 処理部材設計プログラム及びそれを用いたサービス提供システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005242941A true JP2005242941A (ja) 2005-09-08

Family

ID=34836466

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004055354A Pending JP2005242941A (ja) 2004-02-27 2004-02-27 処理部材設計プログラム及びそれを用いたサービス提供システム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20050192759A1 (ja)
EP (1) EP1577802A1 (ja)
JP (1) JP2005242941A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009520985A (ja) * 2005-12-21 2009-05-28 ジェ・チャーン・ユ バイオメモリディスク及びバイオメモリディスクドライブ装置及びそれを用いた分析方法
JP2009544043A (ja) * 2006-07-19 2009-12-10 バイオセプト インコーポレイティッド マイクロチャネル装置を用いた標的分子の検出または単離

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006078470A2 (en) 2005-01-18 2006-07-27 Biocept, Inc. Cell separation using microchannel having patterned posts
US20090136982A1 (en) 2005-01-18 2009-05-28 Biocept, Inc. Cell separation using microchannel having patterned posts
US20070088331A1 (en) * 2005-08-18 2007-04-19 Transcutaneous Technologies Inc. Method and apparatus for managing active agent usage, and active agent injecting device
US20070071807A1 (en) * 2005-09-28 2007-03-29 Hidero Akiyama Capsule-type drug-releasing device and capsule-type drug-releasing device system
JP2009509674A (ja) * 2005-09-30 2009-03-12 Tti・エルビュー株式会社 活性物質の全身送達のためのイオントフォレーシス方法及び装置
US20080077076A1 (en) * 2006-08-29 2008-03-27 Transcutaneous Technologies Inc. Iontophoresis device and method for operation with a usb (universal serial bus) power source
BRPI0719353A2 (pt) 2006-12-01 2014-01-07 Titi Ellebeau Inc Sistemas, dispositivos e métodos para dispositivos de energização e/ou controle, por exemplo, dispositivos de distribuição transdérmicos

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20020151078A1 (en) * 2000-05-15 2002-10-17 Kellogg Gregory J. Microfluidics devices and methods for high throughput screening
AU2001297841A1 (en) * 2000-11-01 2002-12-16 Solutia Inc. Computer system for the analysis and design of extrusion devices
US6942018B2 (en) * 2001-09-28 2005-09-13 The Board Of Trustees Of The Leland Stanford Junior University Electroosmotic microchannel cooling system
US7185542B2 (en) * 2001-12-06 2007-03-06 Microfabrica Inc. Complex microdevices and apparatus and methods for fabricating such devices
US7115230B2 (en) * 2003-06-26 2006-10-03 Intel Corporation Hydrodynamic focusing devices
JP4427989B2 (ja) * 2003-07-22 2010-03-10 富士ゼロックス株式会社 微小構造体の製造方法
US20050026304A1 (en) * 2003-07-30 2005-02-03 Laurakay Bruhn Microarray based affinity purification and analysis device coupled with secondary analysis technologies

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009520985A (ja) * 2005-12-21 2009-05-28 ジェ・チャーン・ユ バイオメモリディスク及びバイオメモリディスクドライブ装置及びそれを用いた分析方法
JP2009544043A (ja) * 2006-07-19 2009-12-10 バイオセプト インコーポレイティッド マイクロチャネル装置を用いた標的分子の検出または単離

Also Published As

Publication number Publication date
EP1577802A1 (en) 2005-09-21
US20050192759A1 (en) 2005-09-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4361879B2 (ja) 化学分析装置及び化学分析カートリッジ
KR101930610B1 (ko) 생물학적 샘플을 분석하기 위한 회전가능한 카트리지
JP4095886B2 (ja) 化学分析装置及び遺伝子診断装置
JP6790081B2 (ja) 血液サンプル中の検体の量の判定
WO2011040504A1 (ja) 核酸分析装置
JP4133803B2 (ja) 核酸精製構造体
US20030055576A1 (en) Method editor
Miyazaki et al. Biosensing on the centrifugal microfluidic lab-on-a-disc platform
JP6549151B2 (ja) 生体試料の特性を測定するための回転可能カートリッジ
JP2009128367A (ja) 体液中に含まれる分析物を分析するための分析システム及び方法
JP2005242941A (ja) 処理部材設計プログラム及びそれを用いたサービス提供システム
CN1906492A (zh) 用于处理流体样品的装置
JP7163558B2 (ja) 分離装置及び分離方法、分離デバイス、並びに検査装置及び検査方法
KR20170045339A (ko) 핵산 정제 카트리지
WO2003059484A1 (en) Extractor, chemical analyzer, and chemical analyzing method
KR20150101307A (ko) 미세유동장치
KR20130086743A (ko) 미세유동장치 및 그 제어방법
JP7045158B2 (ja) 複数の測定チャンバを備える回転可能カートリッジ
KR101239764B1 (ko) 원심력 기반의 미세유동 시스템 및 상기 미세유동 시스템용바이오 카트리지
CN110872551A (zh) 核酸检测装置及核酸检测方法
JP4597091B2 (ja) 生化学分析装置及びそれに用いる検査カートリッジ
Alegret Integrated analytical systems
JP2004309233A (ja) 化学分析装置
JP2008241250A (ja) 特異的結合反応を利用した攪拌棒及び該攪拌棒を用いた分析方法並びに分析装置
JP7121244B2 (ja) 分注デバイス、それを用いた分注装置及び方法、並びに検査装置及び方法