JP2005233532A - 業務用冷蔵・冷凍庫、貯蔵用コンテナおよび冷凍倉庫 - Google Patents

業務用冷蔵・冷凍庫、貯蔵用コンテナおよび冷凍倉庫 Download PDF

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Abstract

【目的】 長時間に亙って鮮度を保つことができる業務用の冷蔵庫を提供することを目的とする。
【構成】 1ないし複数の貯蔵室と、この貯蔵室を冷却する冷却手段とを有する業務用冷蔵・冷凍庫において、貯蔵室内に設けられ冷蔵する食品を収納する密閉容器11と、この密閉容器11の排気を個別に行なう排気ポンプ19と排気ダクト20などからなる排気手段と、この排気手段をオンオフする操作盤15に設けられたスイッチ手段とを具備することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、業務用冷蔵・冷凍庫、貯蔵用コンテナおよび冷凍倉庫に関し、特に真空技術を用いて食品の鮮度を保つ業務用冷蔵・冷凍庫、貯蔵用コンテナおよび冷凍倉庫に関する。
従来の業務用冷蔵・冷凍庫は、庫内を冷却することに重点が置かれていて冷却、冷蔵あるいは冷凍される食品の鮮度や品質の維持という面では必ずしも十分な対策がとられているとは言い難かった。たとえば、野菜や果物などの食品は、その表面で呼吸をしており、その呼吸によって寿命が進んで鮮度が落ち、やがてはしおれたりしなびたりする。しかし低温で保管すると、その呼吸量が低下し、例えば外気温が15℃から0℃に下がると呼吸量が1/3から1/5に低下するので、その鮮度を長時間保つことができる。しかし、きゅうりやトマトなどの果菜類などは普通に冷やしてやればよいが、キャベツや白菜などの葉菜類の場合は、葉と葉の間に含まれる空気が断熱の役割を果たすので、普通に冷やした場合に内部まで冷やすには10時間程度も時間がかかるという問題があった。といって、温度を0℃よりも下げて急激に冷やそうとすると、扉の開閉の際に取り込まれる外気の湿度の影響で葉の表面に氷が付着したり、葉の細胞内の細胞液が凍結したりして逆に極端に鮮度が低下してしまうことがある。また、野菜や果物以外でも、刺身やうなぎの白焼きなどの食品でも、表面に氷が付着したり、細胞内の細胞液が凍結したり、酸化したりすると表面が変色してしまい、見た目も悪くなるし味も落ちてしまう。
従来は、このような問題を、庫内温度を冷蔵・冷凍する食品に応じて異ならせたり、段階的に温度を調整することによって対策していた。しかしながら、保管する食品ごとに微妙に温度を調整することは、それだけ手間もかかりコストがかかることになる。また、温度制御だけで食品の表面への着氷や細胞液の凍結が完全に防止されるわけではない。
また、庫内に静電気による電場を発生させて食品の鮮度を保ったまま長時間保存を図る方法なども報告されている。静電気による電場は庫内の食品の水分に作用して水のクラスターを細分化する。これにより、肉類や魚介類の鮮度を保ち、野菜や果物なども長時間に亙って瑞々しさを保つことができるというものである(特許文献1参照。)。しかし、庫内の水分や結露、結氷などで安定な電界を維持するのが難しく、高圧電源を必要とするなどの問題がある。
一方、トルマリンやジルコニウムなどを含むバイオセラミックの中には半永久的にマイナスイオンを発生するものがあることが知られている。
特開2001―215074号公報
上述のごとく、従来の業務用冷蔵・冷凍庫では冷蔵する食品に応じて庫内温度を異ならせることで、あるいは、さらに静電場を印加することで、食品の鮮度を保つようにしていた。しかし、食品の表面への着氷や細胞液の凍結がおきると、逆に鮮度が低下したり、変色が起きたりするという問題があり、微妙な温度制御が必要になる。また、電場をかける方法も高圧電源が必要になる。いずれにしてもコストがかかることは避けられなかった。
本発明は、比較的簡単な方法でこのような問題を解決して、長時間に亙って鮮度を保つことができる業務用の冷蔵・冷凍庫、冷凍倉庫などに用いられる貯蔵用コンテナおよび冷凍倉庫を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の請求項1の業務用冷蔵・冷凍庫では、1ないし複数の貯蔵室と、この貯蔵室を冷却する冷却手段とを有する業務用冷蔵・冷凍庫において、前記貯蔵室内に設けられ冷蔵する食品を収納する密閉容器と、この密閉容器の排気を個別に行なう排気手段と、この排気手段をオンオフするスイッチ手段とを具備することを特徴とする。
また、本発明の請求項2の業務用冷蔵・冷凍庫では、前記密封容器に前記排気手段による排気後の真空状態を解除する真空解除手段を設けたことを特徴とする。
また、本発明の請求項3の業務用冷蔵・冷凍庫では、前記密封容器に容器扉部の開閉を検出する開閉検出手段を設けたことを特徴とする。
また、本発明の請求項4の業務用冷蔵・冷凍庫は、前記密封容器の内部にマイナスイオンを発生する生体活性を有するバイオセラミック素子を設けたことを特徴とする。
また、本発明の請求項5の業務用冷蔵・冷凍庫は、1ないし複数の貯蔵室と、この貯蔵室を冷却する冷却手段とを有する業務用冷蔵・冷凍庫において、前記貯蔵室が密封構造に形成され、この密閉構造の貯蔵室の排気を行なう排気手段を具備することを特徴とする。
また、本発明の請求項6の業務用冷蔵・冷凍庫は、前記排気手段は前記貯蔵室内の温度が空気の対流によって所定の温度まで低下するのを待って排気動作を行うことを特徴とする。
また、本発明の請求項7の業務用冷蔵・冷凍庫は、前記冷却手段は前記貯蔵室内に複数の熱交換器を有することを特徴とする。
また、本発明の請求項8の業務用冷蔵・冷凍庫は、前記貯蔵室の内部にマイナスイオンを発生する生体活性を有するバイオセラミック素子を設けたことを特徴とする。
また、本発明の請求項9では、冷蔵・冷凍倉庫内で貯蔵品の収納に用いられる貯蔵用コンテナにおいて、前記貯蔵用コンテナを密閉する密閉手段と、前記貯蔵用コンテナの排気を個別に行なう排気手段と、この排気手段をオンオフするスイッチ手段とを設けたことを特徴とする。
また、本発明の請求項10では、前記貯蔵用コンテナに前記排気手段による排気後の真空状態を解除する真空解除手段を設けたことを特徴とする。
また、本発明の請求項11の貯蔵用コンテナは、前記貯蔵用コンテナの内部にマイナスイオンを発生する生体活性を有するバイオセラミック素子を設けたことを特徴とする。
また、本発明の請求項12では、倉庫内に貯蔵品を冷凍保存可能な冷凍室を有する冷凍倉庫において、前記冷凍室を密閉する密閉手段と、前記冷凍室の排気を個別に行なう排気手段と、この排気手段をオンオフするスイッチ手段とを設けたことを特徴とする。
また、本発明の請求項13の冷凍倉庫では、前記冷凍室に前記排気手段による排気後の真空状態を解除する真空解除手段を設けたことを特徴とする。
また、本発明の請求項14の冷凍倉庫は、前記冷凍室の内部にマイナスイオンを発生する生体活性を有するバイオセラミック素子を設けたことを特徴とする。
また、本発明の請求項15の業務用冷蔵・冷凍庫は、前記冷凍室の内部に温度や動きで人間や生物の存在を検出するセンサを設けたことを特徴とする。
本発明の業務用冷蔵・冷凍庫では、上述のように貯蔵室内に食品を収納する密閉容器を設け、この密閉容器を排気して真空にすることで、野菜や果物などの食品を、単なる冷蔵、冷凍よりもより効果的に、長時間に亙って鮮度良く保存することができる。また、密封容器に真空解除手段や解凍手段を設けることで、真空で冷蔵状態にある密封容器を容易に開閉して食品の出し入れを行うことができる。
また、貯蔵室を密閉にしてこの貯蔵室自身を真空にするようにしてもよい。この場合は庫内温度が所定の温度に下がるまで排気を行わないようにすることで冷気の対流による冷却効果を保つようにし、さらに、複数の熱交換器を設けることで、排気後も効果のある冷却が行えるようにすることができる。
さらに、冷凍倉庫に用いられる、貯蔵用コンテナや冷凍室についても、同様な排気手段を設けてより効果的な保存を実現することができる。
また、上記の密封容器、貯蔵室、貯蔵用コンテナおよび冷凍室などの内部の壁面などに生体活性を有するバイオセラミック素子を設けたので、バイオセラミックの発生するマイナスイオンの効果によって、庫内の食品の酸化を防ぐことができ、味覚を損なうことを防止することができる。さらに、庫内の食品が発する匂いを抑える効果も生まれる。バイオセラミックのマイナスイオンの発生は半永久的であるため、一度設置すれば効果は継続される。
以下、本発明にかかる業務用冷蔵・冷凍庫を貼付図面を参照にして詳細に説明する。
図1は、本発明の業務用冷蔵・冷凍庫10の一実施の形態の断面図である。図1において、符号11は密封容器、符号12は筺体外被、符号13は断熱材、符号14は扉、符号15は操作盤、符号16は熱交換器、符号17は冷気循環ファン、符号18は圧縮機、符号19は排気ポンプ、符号20は排気ダクト、符号21は棚受け、符号22は棚板、符号23はパッキング、符号24は真空解除ハンドルである。
図1に沿って本発明の業務用冷蔵・冷凍庫10の動作を説明する。
本業務用冷蔵・冷凍庫10は金属板などからなる筺体外被12とそれを裏打ちする保冷用の断熱材13から箱状に構成されている。圧縮機18は図示しないモータによって駆動され、圧縮機18が動作すると、熱交換器16で蒸発して低温低圧となった冷媒の蒸気が圧縮機18に吸入されて圧縮され、常温よりもかなり高い温度の蒸気となる。この蒸気を、本業務用冷蔵・冷凍庫10の外側にある図示しない凝縮器に通して熱を放出させる。すると、蒸気は凝縮器を通過するうちに液化される。この液化された冷媒を図示しない毛細管(キャピラリチューブ)を通して熱交換器16に向かわせる。このとき、毛細管の流動抵抗によって冷媒の圧力が下がり、冷媒は膨張して気化し、業務用冷蔵・冷凍庫10内部の熱交換器16で気化熱により自らの熱を奪うとともに周囲からも熱を奪って低温になり、庫内の温度を下げる。これは通常の冷蔵庫の働きと同様である。
この業務用冷蔵・冷凍庫10の冷蔵室内は、密閉容器11になっていて、その扉部は冷蔵庫10の扉14と一体の構造になっている。この密閉容器11の内部は棚受け21に支持された棚板22が設けられていて、食品を載置できる。棚板22は網状またはすのこ状の上下に通気性がある構成であり排気の際に通気上の抵抗にならないようになっている。食品を冷蔵保存する場合は、食品をこの密閉容器11の棚板22上に載置して収納する。その上で、扉14を閉じると、扉14の内部側に設けられたパッキング23が密閉容器11を密封する。予め、扉14に設けられた操作盤15の排気スイッチを押しておくと、扉14が完全に閉じたことが検出されるとともに、排気ポンプ19が働らいて密封容器11内の空気を排気ダクト20を介して排気を行う。食品収納後に扉14に設けられた操作盤15のスイッチを押して排気ポンプ19を働かせても良い。これにより、密閉容器11内が負圧雰囲気、真空状態になる。所定の負圧状態になったところで排気ポンプ19は自動的に停止する。扉14の開閉状態は扉14側または密閉容器11の扉部分に設けられた検出スイッチなどによって検出することができる。
このようにして、真空化された密閉容器11内に食品を冷蔵すると、食品の酸化が妨げられるので、食品の鮮度を長時間維持することができ、食品の変色を防ぐことができる。ことに、葉菜類を保存する場合には、葉と葉の間の空気が排気されるためと、葉の表面に付着する水分が気化して気化熱を奪うため、野菜の内部まで早く冷えるとともに、葉の表面に水分が氷となって付着することがないので、鮮度を長時間保つことができる。
さらに、この密閉容器11内部の壁などにバイオセラミック素子を貼り付けておくと、バイオセラミックが発生するマイナスイオンの効果により食品の鮮度がより長く維持され、食品の鮮度が保てる。このバイオセラミックの効果は半永久的に持続される。
ところで、一旦排気した密閉容器11は大気圧によって容易に開くことができない。これを解決するため、本実施の形態では、真空解除ハンドル24を設けておき、扉14を開く際にはこのハンドル24を操作して、まず、真空を解除した後で開くようにする。真空解除ハンドル24は、ハンドルを操作することによって通気路が開き、戻すことによって通気路が閉じるような形式のものであれば特に形式、形状は問わない。
図2に、本発明の業務用冷蔵・冷凍庫10の他の実施の形態の断面図を示す。図2において、符号11a及び11bは密封容器、符号12は筺体外被、符号13は断熱材、符号14は扉、符号15は操作盤、符号16は熱交換器、符号17は冷気循環ファン、符号18は圧縮機、符号19は排気ポンプ、符号20は排気ダクト、符号21a、21bは棚受け、符号22a、22bは棚板、符号23a、23bはパッキング、符号24a、24bは真空解除ハンドル、符号25a、25bは容器扉、符号26a、26bは開閉装置である。簡便のために、図1と同一の機能の要素には同一の符号を振るようにした。
本実施の形態が図1に示すものと異なる点は、庫内に複数の密封容器11a、11bが設けられている点である。これらの密封容器11a、11bはそれぞれ独立に排気ダクト20に接続されており、密封容器11a、11bと排気ダクト20との間には開閉装置26a、26bが設けられている。密封容器11a、11bはそれぞれに容器扉25a、25bが設けられ、独立に開閉できる構成になっている。容器扉25a、25bにはそれぞれ真空解除ハンドル24a、24bが設けられていて、密閉容器11a、11bの真空をそれぞれべつべつに解除することができる。
食品を冷蔵保存する際には、食品をこれらの密封容器11a、11b内に収納して、容器扉25a、25bを閉じておき、扉14に設けられた操作盤15から排気する密封容器11a、11bを指定して排気を指示する。これにより、排気ポンプ19が排気動作を開始するとともに、排気ダクト20と指示された密封容器11aまたは11bとをつなぐ開閉装置26aまたは26bが開かれ、指示された密封容器11aまたは11bが排気される。このような構成により、より容量の小さい密封容器11をそれぞれ独立に制御して、食料品を真空、冷蔵保存することができる。これらの密封容器11にも、内部にバイオセラミック素子を設けることで、マイナスイオンの効果で食品の鮮度をより長く維持することができる。
図3に、本発明の業務用冷蔵・冷凍庫10の他の実施の形態の断面図を示す。図3において、符号12は筺体外被、符号13は断熱材、符号14は扉、符号16は熱交換器、符号17は冷気循環ファン、符号18は圧縮機、符号19は排気ポンプ、符号20は排気ダクト、符号23はパッキング、符号24は真空解除ハンドル、符号27は密封室である。簡便のために、図1、図2と同一の機能の要素には同一の符号を振るようにした。
本実施の形態が図1、図2に示すものと異なる点は、貯蔵庫が密封室27になっている点である。密封室27は扉14で封止される構成になっていて、扉14には真空解除ハンドル24が設けられている。扉14の密封室27側周辺と密封室27の扉が当たる側にはパッキング23が設けられて空気の漏れを防いでいる。
食品を冷蔵保存する際には、食品をこれらの密封室27に収納して、扉14を閉じると、自動的に排気ポンプ19が排気動作を開始して、密封室27が排気される。または、このとき、貯蔵庫の密封室27の庫内温度が所定の温度まで下がってから、排気を開始するようにすることもできる。これにより、内部の温度が比較的高い段階では、内部の空気の対流を用いて冷却することができ、冷却効果を高めることができる。さらに、熱交換器16を密封室27内に複数設けるようにして排気後も冷却効果を維持できるようにすることもできる。このような構成により、より容量の小さい簡易型の業務用冷蔵・冷凍庫10を実現し、食品を真空、冷蔵保存することができる。なお、排気ポンプ19は筺体の外に設けて外付けとしても差し支えない。なお、この密封室27にも、前述の例と同様に内部にバイオセラミック素子を設けることで、マイナスイオンの効果で食品の鮮度をより長く維持することができる。
以上の説明では、本発明の業務用冷蔵・冷凍庫について説明したが、同様な密封、排気の構成を、冷凍倉庫に収納される貯蔵用コンテナや冷凍倉庫の冷凍室にも適用することができる。すなわち、貯蔵用コンテナでは、図2に示した密封容器と同様な構造で、コンテナごとに排気装置を設けたもので実現でき、冷凍倉庫の冷凍室は図3の業務用冷蔵庫と同様の構成で大型にすることで実現できる。これらの貯蔵用コンテナや冷凍室の内部にもバイオセラミック素子を設けることで、マイナスイオンの効果で食品の鮮度をより長く維持することができるのは言うまでもない。
また、冷凍室の内部に人間や犬猫などの生物が取り残されることがないように、例えば、体温などで生物の存在を検出する感温センサや収容物の動きを検出するモーションセンサ等を設け、感温センサが温度を検出した場合あるいはモーションセンサが収容物の動きを検出した場合には冷蔵機能、真空化機能を停止するようにすることもできる。
また、これ以外にも、本発明には、本発明の主旨を逸脱しない限り、さまざまな対応が考えられる。例えば、密封容器の大きさや形状、扉の形状、排気ダクトの取り付け位置など、また、密封容器の個数や排気制御の方法など、ここでは詳しくは述べないが、いろいろの変形が有り得る。
上述のように本発明の業務用冷蔵・冷凍庫、貯蔵用コンテナおよび冷凍倉庫は、密閉容器の中で真空状態で食品を保存するようにしたので、食品ことに野菜や果物などの食品を、長時間に亙って鮮度良く保存することができ、食料品店や飲食店などの業界で、広範な利用の可能性が期待できる。
本発明の業務用冷蔵・冷凍庫の一実施の形態の断面図である。 本発明の業務用冷蔵・冷凍庫の他の実施の形態の断面図である。 本発明の業務用冷蔵・冷凍庫のさらに他の実施の形態の断面図である。
符号の説明
10 業務用冷蔵・冷凍庫
11、11a、11b 密封容器
12 筺体外被
13 断熱材
14 扉
15 操作盤
16 熱交換器
17 冷気循環ファン
18 圧縮機
19 排気ポンプ
20 排気ダクト
21、21a、21b 棚受け
22、22a、22b 棚板
23、23a、23b パッキング
24、24a、24b 真空解除ハンドル
25a、25b 容器扉
26a、26b 開閉装置
27 密封室

Claims (15)

  1. 1ないし複数の貯蔵室と、この貯蔵室を冷却する冷却手段とを有する業務用冷蔵・冷凍庫において、
    前記貯蔵室内に設けられ冷蔵する食品を収納する密閉容器と、
    この密閉容器の排気を個別に行なう排気手段と、
    この排気手段をオンオフするスイッチ手段と
    を具備することを特徴とする業務用冷蔵・冷凍庫。
  2. 前記密封容器に前記排気手段による排気後の真空状態を解除する真空解除手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の業務用冷蔵・冷凍庫。
  3. 前記密封容器に容器扉部の開閉を検出する開閉検出手段を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の業務用冷蔵・冷凍庫。
  4. 前記密封容器の内部にマイナスイオンを発生する生体活性を有するバイオセラミック素子を設けたことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の業務用冷蔵・冷凍庫。
  5. 1ないし複数の貯蔵室と、この貯蔵室を冷却する冷却手段とを有する業務用冷蔵・冷凍庫において、
    前記貯蔵室が密封構造に形成され、この密閉構造の貯蔵室の排気を行なう排気手段を具備することを特徴とする業務用冷蔵・冷凍庫。
  6. 前記排気手段は前記貯蔵室内の温度が空気の対流によって所定の温度まで低下するのを待って排気動作を行うことを特徴とする請求項5に記載の業務用冷蔵・冷凍庫。
  7. 前記冷却手段は前記貯蔵室内に複数の熱交換器を有することを特徴とする請求項5または請求項6に記載の業務用冷蔵・冷凍庫。
  8. 前記貯蔵室の内部にマイナスイオンを発生する生体活性を有するバイオセラミック素子を設けたことを特徴とする請求項5ないし請求項7のいずれかに記載の業務用冷蔵・冷凍庫。
  9. 冷蔵・冷凍倉庫内で貯蔵品の収納に用いられる貯蔵用コンテナにおいて、
    前記貯蔵用コンテナを密閉する密閉手段と、
    前記貯蔵用コンテナの排気を個別に行なう排気手段と、
    この排気手段をオンオフするスイッチ手段と
    を具備することを特徴とする貯蔵用コンテナ。
  10. 前記貯蔵用コンテナに前記排気手段による排気後の真空状態を解除する真空解除手段を設けたことを特徴とする請求項9に記載の貯蔵用コンテナ。
  11. 前記貯蔵用コンテナの内部にマイナスイオンを発生する生体活性を有するバイオセラミック素子を設けたことを特徴とする請求項9または請求項10に記載の貯蔵用コンテナ。
  12. 倉庫内に貯蔵品を冷凍保存可能な冷凍室を有する冷凍倉庫において、
    前記冷凍室を密閉する密閉手段と、
    前記冷凍室の排気を個別に行なう排気手段と、
    この排気手段をオンオフするスイッチ手段と
    を具備することを特徴とする冷凍倉庫。
  13. 前記冷凍室に前記排気手段による排気後の真空状態を解除する真空解除手段を設けたことを特徴とする請求項12に記載の冷凍倉庫。
  14. 前記冷凍室の内部にマイナスイオンを発生する生体活性なバイオセラミック素子を設けたことを特徴とする請求項12または請求項13に記載の冷凍倉庫。
  15. 前記冷凍室の内部に温度や動きで人間や生物の存在を検出するセンサを設けたことを特徴とする請求項12ないし請求項14のいずれかに記載の冷凍倉庫。
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