JP2005230578A - カテーテル用バルーンおよびバルーンカテーテルならびに血管拡張用カテーテル - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 カテーテル用バルーン21は、筒状部5と、該筒状部の両端に設けられたカテーテル接合部とを備える。さらに、バルーン21は、基材層形成樹脂からなる基材層2と、基材層2の両面に形成された基材層形成樹脂より柔軟な被覆層形成樹脂からなる被覆層3を有し、バルーン内に最大内圧をかけた状態における内圧による応力の10%以上が基材層2の両面に形成された被覆層3にかかるものである。
【選択図】 図2
Description
血管拡張用バルーンカテーテルの一般的な構造は、本体シャフトと、この本体シャフト先端近傍に取り付けられた拡張用バルーン、及び本体シャフト基部に取り付けられたハブよりなる。
ポリオレフィンとしては低密度ポリエチレン(LDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、直鎖低密度ポリエチレン(LLDPE)、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)等が使用され、一般的にシャフトに熱融着ができ柔軟性はあるが耐圧性が比較的弱く、又バルーンを拡張する圧力の変化に対し、バルーン径の変化が大きいという性質(コンプライアンスが大きい)を持っている。
ナイロン又はポリアミドのバルーンは、ポリオレフィンとPETのほぼ中間的な性質を持っているが、肉厚を薄くすれば耐圧、ピンホールの面で不利になり、厚くすればバルーンが硬くなりトラッカビリティーの面で満足なものではない。
本発明の目的は、十分な強度(耐圧性)を持ち、かつ、トラッカビリティーに優れかつ柔軟なカテーテル用バルーンおよびバルーンカテーテルを提供するものである。
上記課題を解決するものは、筒状部と、カテーテル接合部とを備えるカテーテル用バルーンであって、該バルーンは、基材層形成樹脂からなる基材層と、該基材層の両面に形成された前記基材層形成樹脂より柔軟な被覆層形成樹脂からなる被覆層を有する多層構造バルーンであり、かつ、前記バルーン内に最大内圧をかけた状態における内圧による応力の10%以上が前記基材層の両面に形成された前記被覆層にかかるものであるカテーテル用バルーンである。
また、上記課題を解決するものは、先端が開口している第1のルーメンを有する内管と、該内管に同軸的に設けられ、該内管の先端より所定長後退した位置に先端を有し、該内管の外面との間に第2のルーメンを形成する外管と、先端部が前記内管に固定され、基端部が前記外管に固定され、内部が前記第2のルーメンと連通する折り畳み可能なバルーンとを備える血管拡張用カテーテルであって、前記バルーンが、上述のカテーテル用バルーンである血管拡張用カテーテルである。
このように、基材層形成樹脂と基材層形成樹脂より柔軟な被覆層形成樹脂の多層バルーンとすることにより、被覆層が上述のように最大内圧をかけた状態における内圧による応力の10%以上を担保するので、被覆層形成樹脂がバルーン全体の強度向上に十分機能し、柔軟で高強度のバルーンが得られる。さらに、基材層形成樹脂のバルーンに対し比較的肉厚にできる為、ピンホールの発生も少ない。さらに、バルーンの外面への抗血栓性材料もしくは親水性樹脂のコーティングが容易となり、被覆層形成樹脂は基材層形成樹脂より通常融点が低いため、バルーンをカテーテルシャフトに熱融着することも容易となる。
図1は、本発明のカテーテル用バルーンの参考例の断面図である。図2は、本発明の実施例のカテーテル用バルーンの断面図である。図3は、バルーン成型用金型の説明図であり、図4は、バルーン成型用延伸装置の説明図である。
図2に示すカテーテル用バルーン21は、図1に示す参考例のカテーテル用バルーン1と同様に、筒状部5と、該筒状部の両端に設けられたカテーテル接合部とを備える。さらに、バルーン21は、高強度ポリマー(基材層形成樹脂)からなる基材層2と、基材層2の両面に形成された高強度ポリマー(基材層形成樹脂)より柔軟な柔軟性ポリマー(被覆層形成樹脂)からなる被覆層3を有し、筒状部の肉厚が25μm以下となっている。
また、このバルーン21は、高強度ポリマー(基材層形成樹脂)からなる基材層2と、基材層2の少なくとも一面に形成された高強度ポリマー(基材層形成樹脂)より柔軟な柔軟性ポリマー(被覆層形成樹脂)からなる被覆層3を有する多層構造バルーンであり、かつ、バルーン内に最大内圧をかけた状態における内圧による応力の10%以上が基材層2の両面に形成された被覆層3にかかるものでもある。
さらに、バルーン21は、バルーン1と同様に、筒状部5の両端にそれぞれ連続するテーパー部6a,6bおよびこのテーパー部6a,6bのそれぞれと連続するカテーテル接合部7a,7bを有している。言い換えれば、バルーンは、筒状部の先端側と先端側カテーテル接合部の間に形成された先端側テーパー部と、筒状部の基端側と基端側カテーテル接合部との間に形成された基端側テーパー部を備えている。
また、バルーンを血管内さらにはガイドカテーテル内への挿入を容易にするために、バルーンの外面に血液等と接触した時に、潤滑性を呈するようにするための処理を施すことが好ましい。このような処理としては、例えば、ポリ(2−ヒドロキシエチルメタクリレート)、ポリヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロキシプロピルセルロース、メチルビニルエーテル無水マレイン酸共重合体、ポリエチレングリコール、ポリアクリルアミド、ポリビニルピロリドン、ジメチルアクリルアミド−グリシジルメタアクリレートのランダムもしくはブロック共重合体等の親水性樹脂をコーティング、または固定する方法などが挙げられる。
本発明のバルーンの製造方法は、延伸可能かつ高強度のポリマーと柔軟性を有するポリマーからなる三色(三層)の高分子重合体チューブ(パリソン)を形成する。次いで、このチューブ(パリソン)を両ポリマーの二次転移温度から一次転移温度までの範囲の温度下にて軸方向に延伸し、さらに延伸されたパリソンを半径方向に膨張させて二軸延伸する。そして、膨張されたパリソンを両ポリマーの二次転移温度以下に冷却し、さらに冷却されたパリソンを収縮させて、内径がほぼ均一な筒状部と該筒状部の前後にそれぞれ設けられたテーパー部とテーパー部の前後に設けられたカテーテル接続部とを有する二軸延伸されたバルーンを形成する。そして、必要により、二軸延伸されたバルーンのテーパー部を再延伸してテーパー部の肉厚を薄肉化し、再延伸されたバルーンを膨張させ、膨張状態を維持しながら、バルーンを高分子重合体の二次転移温度以上に加熱した後、バルーンを高分子重合体の二次転移温度以下の温度にまで冷却させる。
まず、最初に、延伸可能な高分子重合体によりチューブ状パリソンを形成する。具体的には、バルーンを形成するための二種の高分子重合体からなるチューブ17を形成する。これは、押し出しによる電線被覆法により行うことが好ましい。また、あらかじめ、基材層もしくは被覆層を形成するポリマーによりチューブを形成し、このチューブの上に他方の層を形成するポリマーを被覆する方法によって行ってもよい。ポリマーとしては、上述のものが使用できる。
図5は、血管拡張用のバルーンカテーテルの外観図であり、図6は、カテーテルの先端部の断面図であり、図7は、カテーテルの基端部の断面図である。
本発明のバルーンカテーテル30は、図5に示すように、カテーテル本体とバルーンとカテーテル本体の基端に取り付けられたハブ31からなる。
具体的には、バルーンカテーテル30は、図6および図7に示すように、先端が開口している第1のルーメン34を有する内管24と、内管24に同軸的に設けられ、内管24の先端より所定長後退した位置に設けられ、内管24の外面との間に第2のルーメン36を形成する外管35と、カテーテル接合部(バルーン先端部)7a,カテーテル接合部(バルーン基端部)7bを有し、接合部7bが外管35に取り付けられ、接合部7aが内管24に取り付けられ、基端部付近にて第2のルーメン36と連通する折り畳み可能なバルーンとを具備している。
内管24は、先端が開口した第1のルーメン34を有している。第1のルーメン34は、ガイドワイヤーを挿通するためのルーメンであり、後述する分岐ハブ31に設けられたガイドワイヤーポートを形成する第1の開口部39と連通している。
内管24の形成材料としては、ある程度の可撓性を有するものが好ましく、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレンープロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体などのポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリウレタン、ポリアミド、ポリアミドエラストマー、ポリエステルエラストマー等の熱可塑性樹脂が使用できる。
外管35としては、外径が0.50〜4.30mm、好ましくは0.60〜4.00mmであり、内径が0.40〜3.80mm、好ましくは0.50〜3.00mmである。
バルーンとしては、上述したものが使用される。
(参考例1)
基材層形成ポリマー(基材層形成樹脂、内層形成ポリマー、高強度ポリマー)として、固有粘度数約1.1の高分子量ポリエチレンテレフタレートPET[日本ユニペット株式会社製,商品名ユニペットRT580CA、引張破断強度600kg/cm2(ASTMD638)、曲げ弾性率24000kg/cm2(ASTMD790)、引張破壊伸び500%(ASTMD638)]を用いた。被覆層形成ポリマー(被覆層形成樹脂、外層形成ポリマー,柔軟性ポリマー)として、ポリエステルエラストマー[東洋紡績株式会社製、商品名ペルプレンP−150B,ハードセグメントが芳香族ポリエステルでソフトセグメントが脂肪族ポリエーテルのポリエステルエラストマー、引張破断強度390kg/cm2(ASTMD638)、曲げ弾性率2,950kg/cm2(ASTMD790)、引張破壊伸び550%(ASTMD638)]を用いた。
基材層形成ポリマー(基材層形成樹脂)および被覆層形成ポリマーとしては、参考例1と同じものを用いた。これらを用いて、基材層が中間層で被覆層が基材層の両面を被覆するように、常法の電線被覆法による3色押出を行い、中間層がポリエチレンテレフタレートで内層および外層がポリエステルエラストマーの3層チューブを作製した。チューブの内径は、0.45mm(内層の肉厚は、0.05mm)であり、外径は0.85mm(中間層の肉厚は、0.10mm,外層の肉厚は0.05mm)であり、内外層の断面積比は中間層/(内層+外層)=1/1であった。このチューブを、図3に示す金型内に入れ、150℃に加熱し、軸方向に2倍延伸するとともに、チューブ(パリソン)内に空気を送り、金型内に密着させてバルーンを作製した。なお、筒状部の径方向の延伸率は内径が約6倍、外径が約3倍であった。このバルーンは、37℃の水中において、バルーン内部を窒素により1kg/cm2で加圧した時の外径が2.85mmであり、バルーンの最大外径部(筒状部分)での肉厚は10μmであった。
参考例1に用いたポリエチレンテレフタレートを用いて、電線被覆法にて内径0.45mm、外径0.67mm(肉厚0.11mm)の単層のチューブを成形した。このチューブを用いて、参考例1と同様にバルーンを作成した。このバルーンは、37℃の水中において、バルーン内部を窒素により1kg/cm2で加圧した時の外径が2.85mmであり、バルーンの最大外径部(筒状部分)での肉厚は5μmであった。
被覆層形成ポリマー(外層素材)として直鎖低密度ポリエチレン(三菱化学株式会社製、商品名三菱ポリエチC6,SF520、引張破壊伸び800%(ASTMD638)を用いた以外は、参考例1と同様に行い、同寸法の二層のチューブを成形した。このチューブを用いて、ヒートセット温度を105℃とした以外は、参考例1と同様に行いバルーンを作成した。このバルーンは、37℃の水中において、バルーン内部を窒素により1kg/cm2で加圧した時の外径が2.85mmであり、バルーンの最大外径部(筒状部分)での肉厚は10μmであった。
参考例1、実施例5、比較例1および比較例2のバルーンを37℃の水中において、内部に窒素を1kg/cm2刻みで吹き込んで行った時の破裂強度を測定した。
その結果は、表1に示す通りであった。
┌──────┬──────────┬───────────────┐
│ │ 破裂強度 │ 被覆層の破裂時の応力負担率 │
├──────┼──────────┼───────────────┤
│ 参考例1 │ 18kg/cm2 │ 28% │
├──────┼──────────┼───────────────┤
│ 実施例1 │ 18kg/cm2 │ 28% │
├──────┼──────────┼───────────────┤
│ 比較例1 │ 13kg/cm2 │ −−− │
├──────┼──────────┼───────────────┤
│ 比較例2 │ 14kg/cm2 │ 7% │
└──────┴──────────┴───────────────┘
S=1000PD/2t (膜方程式)
S:壁強度(kg/cm2)、P:破裂時の内圧(kg/cm2)
D:1kg/cm2加圧時バルーン外径(mm)
t:バルーン最外径部肉厚(μm)
基材層形成ポリマー(基材層形成樹脂、内層形成ポリマー)として、ポリアミド[ナイロン12、商品名グリルアミド L25、EMS−CHEMIE AG社製、引張破断強度500kg/cm2(ASTMD638)、曲弾性率12000kg/cm2(ASTMD790)、引張破壊伸び270%(ASTMD638)]を用い、被覆層形成ポリマー(外層形成ポリマー)として、ポリアミドエラストマー(アトケム株式会社製、商品名ペバックス 6333SA01,ハードセグメントがポリアミドでソフトセグメントが脂肪族ポリエーテルのポリアミドエラストマー、引張破断強度520kg/cm2(ASTMD638)、曲げ弾性率3,500kg/cm2(ASTMD790)、引張破壊伸び300%(ASTMD638)]を用いた。
基材層形成ポリマー(基材層形成樹脂)および被覆層形成ポリマーは、参考例2と同じものを用いた。これらを用いて、基材層が中間層で被覆層が基材層の両面を被覆するように、常法の電線被覆法による三色押出を行い、中間層がポリアミドで内層および外層がポリアミドエラストマーの三層チューブを作製した。チューブの内径は、0.45mm(内層の肉厚は、0.025mm)であり、外径は0.90mm(中間層の肉厚は、0.17mm,外層の肉厚は0.03mm)であり、内外層の断面積比は中間層/(内層+外層)=3/1であった。このチューブを用いて、実施例6と同様の方法にてバルーンを作成した。このバルーンは、37℃の水中において、バルーン内部を窒素により1kg/cm2で加圧した時の外径が2.52mmであり、バルーンの最大外径部(筒状部分)での肉厚は20μmであった。
参考例2に用いたポリアミドを用いて、電線被覆法にて内径0.45mm、外径0.81mm(肉厚0.18mm)の単層のチューブを成形した。このチューブを用いて、実施例6と同様にバルーンを作成した。このバルーンは、37℃の水中において、バルーン内部を窒素により1kg/cm2で加圧した時の外径が2.52mmであり、バルーンの最大外径部(筒状部分)での肉厚は15μmであった。
実施例2、参考例2および比較例3のバルーンを37℃の水中において、内部に窒素を1kg/cm2刻みで吹き込んで行った時の破裂強度を測定した。また、この結果より、応力負担率を算出した。
その結果は、表2に示す通りであった。
┌─────┬──────────┬────────────────┐
│ │ 破裂強度 │ 被覆層の破裂時の応力負担率 │
├─────┼──────────┼────────────────┤
│ 参考例2│ 22kg/cm2│ 13.6% │
├─────┼──────────┼────────────────┤
│ 実施例2│ 22kg/cm2│ 13.6% │
├─────┼──────────┼────────────────┤
│ 比較例3│ 19kg/cm2│ −−−− │
└─────┴──────────┴────────────────┘
2 基材層
3 被覆層
30 バルーンカテーテル
Claims (12)
- 筒状部と、カテーテル接合部とを備えるカテーテル用バルーンであって、該バルーンは、基材層形成樹脂からなる基材層と、該基材層の両面に形成された前記基材層形成樹脂より柔軟な被覆層形成樹脂からなる被覆層を有する多層構造バルーンであり、かつ、前記バルーン内に最大内圧をかけた状態における内圧による応力の10%以上が前記基材層の両面に形成された前記被覆層にかかるものであることを特徴とするカテーテル用バルーン。
- 前記バルーン内に最大内圧をかけた状態における内圧による応力の20%以上が前記基材層の両面に形成された被覆層にかかるものである請求項1に記載のカテーテル用バルーン。
- 前記基材層形成樹脂と前記被覆層形成樹脂との引張破断強度の相違が、30%以下である請求項1または2に記載のカテーテル用バルーン。
- 前記基材層形成樹脂と前記被覆層形成樹脂との破壊点伸びの相違が、30%以下である請求項1ないし3のいずれかに記載のカテーテル用バルーン。
- 前記筒状部の肉厚は、25μm以下である請求項ないし4のいずれかに記載のカテーテル用バルーン。
- 前記バルーンは、二軸延伸されている請求項1ないし5のいずれかに記載のカテーテル用バルーン。
- 前記被覆層形成樹脂は、前記基材層形成樹脂と同系列のポリマーである請求項1ないし6のいずれかに記載のカテーテル用バルーン。
- 前記基材層形成樹脂がポリエチレンテレフタレートであり、前記被覆層形成樹脂がポリエステルエラストマーである請求項7に記載のカテーテル用バルーン。
- 前記基材層形成樹脂がポリアミドであり、前記被覆層形成樹脂がポリアミドエラストマーである請求項7に記載のカテーテル用バルーン。
- 前記バルーンは、前記筒状部の先端側と先端側カテーテル接合部の間に形成された先端側テーパー部と、前記筒状部の基端側と基端側カテーテル接合部との間に形成された基端側テーパー部を備えている請求項1ないし9のいずれかに記載のカテーテル用バルーン。
- 前記請求項1ないし10のいずれかに記載のカテーテル用バルーンを備えるバルーンカテーテル。
- 先端が開口している第1のルーメンを有する内管と、該内管に同軸的に設けられ、該内管の先端より所定長後退した位置に先端を有し、該内管の外面との間に第2のルーメンを形成する外管と、先端部が前記内管に固定され、基端部が前記外管に固定され、内部が前記第2のルーメンと連通する折り畳み可能なバルーンとを備える血管拡張用カテーテルであって、前記バルーンが、前記請求項1ないし10のいずれかに記載のカテーテル用バルーンであることを特徴とする血管拡張用カテーテル。
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JP4146451B2 (ja) | 2008-09-10 |
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