JP2005227095A - 磁気変量センサ - Google Patents
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Abstract
【課題】 樹脂モールド被覆時の磁電変換素子1の位置精度を高める。
【解決手段】 磁電変換素子1をホルダー2により保持し、その周囲を樹脂モールド被覆5し、被検出体Bの回転を磁電変換素子1により検出し、その検出信号をケーブル4により外部に伝達する回転検出センサである。リード端子3に係合孔7が、ホルダー2には、爪10及びアーチ部11が設けられている。アーチ部11のスロット12にリード端子3を斜め上方から挿し込み、リード端子3を係合突起9及び爪10に係止しつつホルダー2表面に沿わせて、リード端子3の厚み方向及び幅方向のそれぞれの位置決めして、磁電変換素子1を嵌合凹部8内の所定位置に位置決め固定する。このように、リード端子3をホルダー2に2箇所以上で位置決め係止固定することにより、樹脂モールド被覆5後の磁電変換素子1の位置精度が高いものを得ることができる。
【選択図】 図1
【解決手段】 磁電変換素子1をホルダー2により保持し、その周囲を樹脂モールド被覆5し、被検出体Bの回転を磁電変換素子1により検出し、その検出信号をケーブル4により外部に伝達する回転検出センサである。リード端子3に係合孔7が、ホルダー2には、爪10及びアーチ部11が設けられている。アーチ部11のスロット12にリード端子3を斜め上方から挿し込み、リード端子3を係合突起9及び爪10に係止しつつホルダー2表面に沿わせて、リード端子3の厚み方向及び幅方向のそれぞれの位置決めして、磁電変換素子1を嵌合凹部8内の所定位置に位置決め固定する。このように、リード端子3をホルダー2に2箇所以上で位置決め係止固定することにより、樹脂モールド被覆5後の磁電変換素子1の位置精度が高いものを得ることができる。
【選択図】 図1
Description
この発明は、自動車の車輪速センサ、エンジン回転数センサなどの回転検出センサ等として使用する磁気変量センサに関するものである。
例えば、車輪速センサは、この発明の一実施例を示す図1を参照して説明すると、ホールIC、磁気抵抗素子(MR素子)などの磁電変換素子1をホルダー2により保持し、その周囲を樹脂モールド被覆5したものであり、車輪に連動する回転体Bによる磁気変量を前記磁電変換素子1により検出し、その検出信号により前記回転体(車輪)Bの回転数を計測する。
その磁電変換素子1は、一般に、板片状のリード端子3が一体成形されて、ホルダー2に位置決め固定され、前記リード端子3を介して外部へのケーブル4が接続されて、検出信号が制御器に伝達される(特許文献1 図1参照)。
特開2003−307522号公報
その磁電変換素子1は、一般に、板片状のリード端子3が一体成形されて、ホルダー2に位置決め固定され、前記リード端子3を介して外部へのケーブル4が接続されて、検出信号が制御器に伝達される(特許文献1 図1参照)。
従来、その磁電変換素子1のそのホルダー2への位置決め固定は、ホルダー2に嵌合凹部8を形成し、この嵌合凹部8に磁電変換素子1を嵌め込んで行っている。
このとき、磁電変換素子1の寸法バラツキを考慮し、嵌合凹部8に磁電変換素子1を嵌め込めない事態が生じないように、磁電変換素子1より嵌合凹部8を少し大きめに形成している。このため、嵌合凹部8と磁電変換素子1との間には隙間が生じて磁電変換素子1がガタつくこととなる。ガタつけば、上記樹脂モールド被覆5を行なう際、その成形圧により、磁電変換素子1が所要の位置に固定されずに、測定精度に支障が生じる。
このとき、磁電変換素子1の寸法バラツキを考慮し、嵌合凹部8に磁電変換素子1を嵌め込めない事態が生じないように、磁電変換素子1より嵌合凹部8を少し大きめに形成している。このため、嵌合凹部8と磁電変換素子1との間には隙間が生じて磁電変換素子1がガタつくこととなる。ガタつけば、上記樹脂モールド被覆5を行なう際、その成形圧により、磁電変換素子1が所要の位置に固定されずに、測定精度に支障が生じる。
この問題を解決するために、この発明の発明者は、磁電変換素子1のリード端子3を磁電変換素子1のホルダー2に係止して、その磁電変換素子1をホルダー2に対し位置決めする技術を提案した(特許文献1 図1参照)。
しかしながら、上記提案の技術において、直線板片状のリード端子3(特許文献1 図3参照)とホルダー2との係止は、一箇所又は溝全長のため(特許文献1 図1、図8(a)参照)、その係止状態が不安定で、特に、リード端子3の厚み方向が不安定である。このため、上記樹脂モールド被覆5の成形圧により、そのリード端子3が動いたり、変形したり、最悪では係止が外れる場合が生じ、磁電変換素子1の位置精度が安定しなかった。
この発明は、その樹脂モールド被覆時における磁電変換素子1の位置精度を高めることを課題とする。
この発明は、その樹脂モールド被覆時における磁電変換素子1の位置精度を高めることを課題とする。
上記課題を達成するために、この発明は、上述の直線板片状のリード端子を磁電変換素子のホルダーに係止する個所を少なくとも2個所とするとともに、リード端子
の厚み方向及び幅方向それぞれを少なくとも2個所で位置決めするようにしたのである。
の厚み方向及び幅方向それぞれを少なくとも2個所で位置決めするようにしたのである。
一般に、直線板片状物は、被取付け部材の表面に沿わせた場合、一箇所の位置決め(係止)では、その厚み方向及び幅方向それぞれに動き易く、このため、2箇所以上で、位置決めすれば、その動きは固定されて安定する。
この安定した固定状態で、樹脂モールド被覆を行なうこととなるため、リード端子と一体の磁電変換素子1も動き難く、樹脂モールド被覆後の位置精度も高いものとなる。
この安定した固定状態で、樹脂モールド被覆を行なうこととなるため、リード端子と一体の磁電変換素子1も動き難く、樹脂モールド被覆後の位置精度も高いものとなる。
この発明は、磁電変換素子に一体のリード端子をホルダーに2箇所以上でその厚み方向及び幅方向それぞれを位置決め係止することにより、その磁電変換素子をそのホルダーに位置決め固定するようにしたので、樹脂モールド被覆後のその磁電変換素子の位置精度の高いものを得ることができる。
この発明の実施形態としては、磁電変換素子をホルダーにより保持し、その周囲を樹脂モールド被覆し、磁気変量を前記磁電変換素子により検出し、その検出信号をケーブルにより外部に伝達する磁気変量センサにおいて、前記磁電変換素子にケーブルへの直線板片状接続用リード端子を一体に設け、そのリード端子を、ホルダーの表面に沿わせるとともに、そのホルダー表面のリード端子長さ方向の隔った少なくとも2個所で前記ホルダーに係止して、前記リード端子の厚み方向及び幅方向それぞれを少なくとも2個所で位置決めして樹脂モールド被覆した構成を採用できる。
そのリード端子のホルダーへの係止手段としては、リード端子の沿うホルダー表面にそのリード端子が貫通するスロットを形成するアーチ部を設け、前記スロットの縦幅は前記リード端子の厚み方向が位置決めされる寸法とするとともに、横幅はリード端子の幅方向が位置決めされる寸法として、そのスロットにより構成したり、
上記リード端子の沿うホルダー表面にそのリード端子の幅方向を位置決めする爪を設け、その爪の先端はリード端子幅方向内側に突出状としてリード端子の厚み方向の位置決めを行なって、この爪により構成したり、
上記リード端子に係合孔を形成し、上記ホルダーにはその係合孔に嵌合する係合突起を形成し、その係合突起には抜け止め機構を設けた構成等を採用できる。
上記リード端子の沿うホルダー表面にそのリード端子の幅方向を位置決めする爪を設け、その爪の先端はリード端子幅方向内側に突出状としてリード端子の厚み方向の位置決めを行なって、この爪により構成したり、
上記リード端子に係合孔を形成し、上記ホルダーにはその係合孔に嵌合する係合突起を形成し、その係合突起には抜け止め機構を設けた構成等を採用できる。
上記アーチ部は、上記リード端子の沿うホルダー表面に連続するホルダー端面に設け、上記スロットのホルダー表面反対側の内面を下向き傾斜としてその傾斜面の端縁でリード端子の厚み方向の位置決めを行なうようにすることができる。このようにすれば、スロットにリード端子を斜め上方から挿し込むことができて、作業性が良い。
このスロットの作業性を担保する他の実施形態としては、磁電変換素子をホルダーにより保持し、その周囲を樹脂モールド被覆し、磁気変量を前記磁電変換素子により検出し、その検出信号をケーブルにより外部に伝達する磁気変量センサにおいて、磁電変換素子にケーブルへの直線板片状接続用リード端子を一体に設け、ホルダーの表面に前記リード端子が全長に亘って嵌まるアリ溝を形成し、そのアリ溝の開口するホルダーの端面にそのスロットを形成するアーチ部を設けた構成を採用できる。
この構成では、アリ溝へのリード端子の嵌合により、リード端子はその厚み方向及び幅方向が確実に位置決めされるため、磁電変換素子のホルダーへの位置決め固定も確実であり、樹脂モールド被覆後のその磁電変換素子の位置精度が高いものとなる。そのリード端子のアリ溝への嵌合時、アーチ部のスロットにリード端子を斜め上方から挿し込むことにより、アリ溝にスムースにリード端子を導き入れることができて、作業性が良い。
一実施例を図1乃至図5に示し、この実施例は、車輪速センサPに係り、図1、2に示すようにホールICなどの磁電変換素子1をそのホルダー2に設け、磁電変換素子1のリード端子3にケーブル4を接続した後、それらを樹脂モールド被覆5したものである。図中6は、被覆5と一体成形されたフランジであり、このフランジ6により実施例の車輪速センサPを車体などの固定物に取付ける。
磁電変換素子1は、図3に示すように、その樹脂モールド時に、直線板片状リード端子3をインサート成形して一体化したものであり、そのリード端子3には係合孔7が形成されている。ホルダー2には、磁電変換素子1の嵌合凹部8が形成され、この嵌合凹部8は、磁電変換素子1の成形時の寸法バラツキを考慮し、その磁電変換素子1より少し大きめに形成されて磁電変換素子1が嵌め込めない事態が生じないようにしてある。
ホルダー2の表面には、図3に示す、上記リード端子3の係合孔7に嵌合する係合突起9及びリード端子3の側縁に係止する爪10が設けられ、この爪10の先端10aはリード端子3幅方向内側に突出状としてその側縁上面に係止可能となっている。このため、図5鎖線に示すように、リード端子3は、その係合孔7を係合突起9に係止するとともに爪10に係止することにより、その長さ方向2ヵ所で位置決め固定され、この固定により、磁電変換素子1が嵌合凹部8に嵌まって所定位置に位置決め固定される。
さらに、上記リード端子3の沿うホルダー2表面に連続するホルダー端面にはアーチ部11が設けられており、そのアーチ部11のスロット12はその横幅w(図4(a)参照)が対のリード端子3、3の外側幅W(図3参照)に設定されているとともに、そのホルダー表面反対側の内面12aが下向き傾斜となって、その傾斜面12aの端縁とホルダー2表面との間隙t(図4(b)参照)がリード端子3の略厚みT(図3)参照)に設定されている。
このため、図5実線で示すように、スロット12にリード端子3を斜め上方から挿し込み、同図鎖線のごとく、リード端子3を、係合突起9及び爪10に係止しつつホルダー2表面に沿わせることにより、リード端子3の厚み方向及び幅方向のそれぞれの位置決めが行なわれて、磁電変換素子1が嵌合凹部8内の所定位置に位置決め固定される。
このため、図5実線で示すように、スロット12にリード端子3を斜め上方から挿し込み、同図鎖線のごとく、リード端子3を、係合突起9及び爪10に係止しつつホルダー2表面に沿わせることにより、リード端子3の厚み方向及び幅方向のそれぞれの位置決めが行なわれて、磁電変換素子1が嵌合凹部8内の所定位置に位置決め固定される。
リード端子3には、ケーブル4の導体4aが半田付け接続される。この接続は、磁電変換素子1のホルダー2への取付け前でも後でもよい。この後、図示しない成形型に磁電変換素子1付のホルダー2等を入れて樹脂モールド被覆5を行って、車輪速センサPを得る。この実施例では、爪10及びアーチ部11により、リード端子3の厚み方向及び幅方向がそれぞれ2箇所で位置決めされる。
この実施例の車輪速センサPは、図1に示すように、車輪軸に連動された磁石パルサーリングBに対向して取付けられ、その磁石パルサーリングBは、周縁にS極とN極が周方向に交互に連続するように着磁されている。このため、この磁石パルサーリングBの回転により、磁電変換素子1への磁気が変量し、その磁気変量を磁電変換素子1が検出し、その検出信号が、リード端子3、ケーブル4を通して外部の制御器に伝達され、その制御器において、磁石パルサーリングBの回転数、すなわち車輪軸の回転数が検出(計測)される。
上記係合突起9及び係合孔7は、平面視、円状に限らず、角形、楕円形、などと任意であり、また、図6に示すように、抜け止め9aを設け、その抜け止め9aを無理越えしてリード端子3を嵌合させて抜け止め機能を持つものとし得る。係合突起9をリード端子3側、係合孔7をホルダー2側とし得る。係合突起9に抜け止め機能を持たせれば、この係合突起9と係合孔7との係止によっても厚み方向の位置決めを行うことができる。
さらに、図7(a)に示すように、ホルダー2の表面にリード端子3が全長に亘って嵌まるアリ溝13を形成したものにアーチ部11を設けたり、同図(b)に示すように、爪10のみを設けたものにアーチ部11を設けたものとし得る。爪10は、同図のように、リード端子3のそれぞれの両側側縁が嵌まる構成とすることができる。
これらの係合突起9、係合孔7及びアーチ部11によるリード端子3の係止固定の各態様において、その係合突起9、係合孔7及びアーチ部11の中から2つの係止手段を適宜に選択することにより、リード端子3が、その長さ方向の隔った2個所で厚み方向及び幅方向に位置決めされてホルダー2に係止することとなって、この発明の効果を発揮できる。
また、リード端子3の厚み方向及び幅方向のそれぞれの少なくとも2個所での位置決めは、必ずしも同一個所で厚み方向及び幅方向の位置決めの両者を行なう必要はない。すなわち、3個所以上で位置決めするようにしても良い。例えば、図2で示す実施例において、爪10では厚み方向及び幅方向の位置決めを行なうが、係合突起9と係合孔7の係止では幅方向の位置決めのみを行ない、スロット12で厚み方向の位置決めをするようにし得る。このようにすれば、スロット12の幅wはリード端子3の幅Wより広くても良い。
この実施例において、図8に示すように、磁石14を有するものとし得る。この場合、パルサーリングBには、平歯車状のもの(特許文献1 図9参照)を使用し得る。
なお、この発明においても、磁電変換素子1と嵌合凹部8の間などに、接着剤を介在することもできることは勿論である。
なお、この発明においても、磁電変換素子1と嵌合凹部8の間などに、接着剤を介在することもできることは勿論である。
1 磁電変換素子(ホールIC)
2 ホルダー
3 リード端子
4 ケーブル
5 樹脂モールド被覆
6 取付用フランジ
7 係合孔
8 磁電変換素子嵌合凹部
9 係合突起
9a 係合突起の抜け止め
10 嵌合爪
10a 係合突起の抜け止め
11 アーチ部
12 スロット
12a スロットの傾斜面
13 嵌合アリ溝
B パルサーリング
P 車輪速センサ(磁気変量センサ)
2 ホルダー
3 リード端子
4 ケーブル
5 樹脂モールド被覆
6 取付用フランジ
7 係合孔
8 磁電変換素子嵌合凹部
9 係合突起
9a 係合突起の抜け止め
10 嵌合爪
10a 係合突起の抜け止め
11 アーチ部
12 スロット
12a スロットの傾斜面
13 嵌合アリ溝
B パルサーリング
P 車輪速センサ(磁気変量センサ)
Claims (6)
- 磁電変換素子1をホルダー2により保持し、その周囲を樹脂モールド被覆5し、磁気変量を前記磁電変換素子1により検出し、その検出信号をケーブル4により外部に伝達する磁気変量センサPにおいて、
上記磁電変換素子1に上記ケーブル4への接続用直線板片状リード端子3を一体に設け、そのリード端子3を、上記ホルダー2の表面に沿わせるとともに、そのホルダー2表面のリード端子3長さ方向の隔った少なくとも2個所で前記ホルダー2に係止して、前記リード端子3の厚み方向及び幅方向それぞれを少なくとも2個所で位置決めして上記樹脂モールド被覆5したことを特徴とする磁気変量センサ。 - 上記リード端子3の沿うホルダー2表面にそのリード端子3が貫通するスロット12を形成するアーチ部11を設け、前記スロット12の縦幅tは前記リード端子3の厚み方向が位置決めされる寸法Tとするとともに、横幅wはリード端子3の幅方向が位置決めされる寸法Wとして、そのスロット12によりリード端子3のホルダー2への一係止手段を成したことを特徴とする請求項1に記載の磁気変量センサ。
- 上記アーチ部11を上記リード端子3の沿うホルダー2表面に連続するホルダー2端面に設け、上記スロット12のホルダー2表面反対側の内面を下向き傾斜としてその傾斜面12aの端縁でリード端子3の厚み方向の位置決めを行なうようにしたことを特徴とする請求項2に記載の磁気変量センサ。
- 上記リード端子3の沿うホルダー2表面にそのリード端子3の幅方向を位置決めする爪10を設け、その爪10の先端はリード端子3幅方向内側に突出状としてリード端子3の厚み方向の位置決めを行なって、この爪10により、リード端子3のホルダー2への一係止手段を成したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の磁気変量センサ。
- 上記リード端子3に係合孔7を形成し、上記ホルダー2にはその係合孔7に嵌合する係合突起9を形成し、その係合突起9には抜け止め機構9aを設けて、リード端子3のホルダー2への一係止手段を成したことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の磁気変量センサ。
- 磁電変換素子1をホルダー2により保持し、その周囲を樹脂モールド被覆5し、磁気変量を前記磁電変換素子1により検出し、その検出信号をケーブル4により外部に伝達する磁気変量センサPにおいて、
上記磁電変換素子1に上記ケーブル4への直線板片状接続用リード端子3を一体に設け、前記ホルダー2の表面に前記リード端子3が全長に亘って嵌まるアリ溝13を形成し、そのアリ溝13の開口するホルダー2の端面にリード端子3が貫通するスロット12を形成するアーチ部11を設け、前記スロット12の横幅wはリード端子3の幅方向が位置決めされる寸法Wとし、スロット12のホルダー2表面反対側の内面を下向き傾斜としてその傾斜面12aの端縁でリード端子3の厚み方向の位置決めを行なうようにしたことを特徴とする請求項2に記載の磁気変量センサ。
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