JP2005223451A - 再生装置、データ送受信システム及び再生方法 - Google Patents

再生装置、データ送受信システム及び再生方法 Download PDF

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崇 桑原
Manabu Nakakita
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Abstract

【課題】 コンテンツを限られた視聴時間で適切に再生し、かつ視聴時間の変更に即座に対応することができる再生装置、データ送受信システムおよび再生方法を提供する。
【解決手段】 再生装置100は、所定の間隔で再生制御補助情報検出装置210から所要時間情報を取得する補助情報取得部107、所要時間を視聴可能時間として算出する視聴可能時間算出部106、視聴可能時間に基づいて再生速度および省略するシーンを決定する再生制御方法決定部105、省略シーンがあればその省略シーンを省略し、省略シーンがなければ省略を行わずに、算出された再生速度に従ってデータ読出し部101および再生部108の制御を行う再生制御部103、および新たに算出された視聴可能時間が前回算出された視聴可能時間と比較して変化しているか否かを判定する判定部104を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、コンテンツを再生する再生装置に関し、より具体的には、限られた視聴時間に合わせて再生制御方法を変更する再生装置に関する。
近年、車内で音楽やビデオなどのAVコンテンツを視聴して楽しむことが可能となってきた。車内で視聴を楽しむことができるのは車に乗っているときだけであるので、この限られた時間において適切にコンテンツを再生する方法が求められる。このような方法として、特許文献1の「車両情報提供装置および車載情報再生装置」が提案されている。
特許文献1の「車両情報提供装置および車載情報再生装置」では車両の現在位置や目的地などの情報とコンテンツの利用目的(例えば音楽、ニュースなど)を情報提供センターに送信し、情報提供センターでは目的地までの所要時間を算出する。そして所要時間内に視聴が完了するように利用目的に応じて複数のコンテンツを車両に送信する。コンテンツは複数の再生モードを備えており、それぞれのモードで再生時間が異なる。コンテンツが1つ(例えば音楽が一曲)視聴完了する毎に残り所要時間を算出し、その変化に応じて、コンテンツのモードを切り替えて所要時間に合わせてコンテンツを視聴するというものである。
特開2003−187383号公報
しかしながら、上記のような車両情報提供装置および車載情報再生装置では、車両が情報提供センターと通信ができない場合はその機能を利用することはできない。また、所要時間の変化によってモードを切り替えることで所要時間に応じた再生を行うことはできるが、所要時間の確認は1つのコンテンツが視聴完了する毎であるため、視聴時間の長いビデオデータ等に用いると最適な再生モードへの切り替えを即座に行うことができない。
そこで、本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、コンテンツを限られた視聴時間で適切に再生し、かつ視聴時間の変更に即座に対応することができる再生装置、データ送受信システムおよび再生方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る再生装置は、データの再生を行う再生装置であって、再生するコンテンツのデータを読み出すデータ読出し手段と、前記データ読出し手段により読み出されたデータを再生する再生手段と、所定の期間毎に時間に関する再生制御補助情報を取得する補助情報取得手段と、前記再生制御補助情報に基づいて再生制御方法を決定する再生制御方法決定手段と、前記再生制御方法決定手段により決定された再生制御方法に従って前記データ読出し手段および前記再生手段を制御する再生制御手段とを備えることを特徴とする。
これにより、再生制御補助情報が変更されたとしても随時適切な再生を行うことができる。
ここで、前記再生装置は、さらに、前記再生制御補助情報に基づいて視聴可能時間を算出する視聴可能時間算出手段を備え、前記再生制御方法決定手段は、前記再生するコンテンツを前記視聴可能時間内に視聴者が視聴完了できるように前記再生制御方法を決定してもよい。
これにより、視聴者は所望のコンテンツを視聴可能時間内に視聴完了することができる。
また、前記視聴可能時間算出手段は、前記再生制御補助情報が取得される毎に前記視聴可能時間を算出し、前記再生装置は、さらに、前記視聴可能時間算出手段より新たに算出された視聴可能時間が前回算出された視聴可能時間と比較して変化しているか否かを判定する判定手段を備え、前記再生制御方法決定手段は、前記判定手段により前記新たな視聴可能時間が変化していると判定された場合、前記新たな視聴可能時間内に再生するコンテンツを視聴完了できるように前記再生制御方法を再度決定してもよい。
これにより、視聴可能時間の変化に即座に対応して、適切な再生を行うことができる。
ここで、前記再生制御方法決定手段は、前記視聴可能時間および前記コンテンツの残り再生時間に基づいて前記コンテンツの再生速度を算出し、前記再生制御手段は、前記再生制御方法決定手段により算出された再生速度に基づいて前記データ読出し手段および前記再生手段を制御することが好ましい。
これにより、視聴可能時間内にコンテンツの視聴が完了できるように適切な再生を行うことができる。
また、前記再生制御方法決定手段は、前記算出した再生速度があらかじめ設定される所定の速度を超える場合には、前記コンテンツの中で省略を行うシーンを決定した上で、前記コンテンツの再生速度を再度算出し、前記再生制御手段は、前記再生制御方法決定手段により決定されたシーンを省略し、かつ再度算出された再生速度に基づいて前記コンテンツを再生するように前記データ読出し手段および前記再生手段を制御してもよい。
これにより、過度に早い再生速度での再生を防ぐことができる。
また、前記再生制御方法決定手段は、前記視聴可能時間および前記コンテンツの残り再生時間に基づいて前記コンテンツの中で省略を行うシーンを決定し、前記再生制御手段は、前記コンテンツを前記再生制御方法決定手段により決定されたシーンを省略して再生するように前記データ読出し手段および前記再生手段を制御してもよい。
これにより、視聴可能時間内にコンテンツの視聴が完了できるように適切な再生を行うことができる。
また、前記コンテンツは、複数段階の重要度によってシーン分けされており、前記再生制御方法決定手段は、前記重要度に基づいて前記コンテンツの中で省略を行うシーンを決定してもよい。これにより、再生を省略するシーンを効率的に決定することができる。
また、前記再生装置は車両に搭載され、前記再生制御補助情報は、前記車両の目的地までの所要時間を表す情報であってもよい。これにより、所要時間に応じた適切な再生を行うことができる。
また、前記視聴可能時間算出手段は、前記所要時間をそのまま前記視聴可能時間として算出してもよい。これにより、視聴可能時間を容易に算出することができる。
また、前記再生装置は、さらに、他の装置と通信を行う通信手段と、前記通信手段を介して受信されるデータを蓄積するための記録手段と、前記視聴可能時間と再生中のコンテンツの残り再生時間とを比較し、前記視聴可能時間が前記残り再生時間より所定の時間以上長くなると判断した場合に、前記通信手段を介して前記他の装置へ他のコンテンツのデータを要求するデータ要求手段とを備えてもよい。
これにより、視聴可能時間が延長された場合、現在視聴中のコンテンツの視聴が完了した後に新しいコンテンツを視聴することができる。
ここで、前記データ要求手段は、要求する前記他のコンテンツを前記視聴可能時間と前記残り再生時間との差に基づいて決定することが好ましい。
これにより、視聴可能時間の延長時間に応じた新しいコンテンツを容易に取得することができる。
また、本発明に係るデータ送受信システムは、データの記録および再生を行う第1記録再生装置および第2記録再生装置を備え、前記第1記録再生装置と前記第2記録再生装置との間でデータを送受信するデータ送受信システムであって、前記第1記録再生装置は、再生するコンテンツのデータを読み出すデータ読出し手段と、前記データ読出し手段により読み出されたデータを再生する再生手段と、所定の期間毎に再生制御補助情報を取得する補助情報取得手段と、前記再生制御補助情報に基づいて視聴可能時間を算出する視聴可能時間算出手段と、前記再生するコンテンツを前記視聴可能時間内に視聴者が視聴完了できるように前記再生制御方法を決定する再生制御方法決定手段と、前記再生制御方法決定手段により決定された再生制御方法に従って前記データ読出し手段および前記再生手段を制御する再生制御手段と、他の装置と通信を行う通信手段と、前記通信手段を介して受信されるデータを蓄積するための記録手段と、前記視聴可能時間と再生中のコンテンツの残り再生時間とを比較し、前記視聴可能時間が前記残り再生時間より所定の時間以上長くなると判断した場合に、前記通信手段を介して前記他の装置へ他のコンテンツのデータを要求するデータ要求手段とを備え、前記第2記録再生装置は、他の装置と通信を行う通信手段と、コンテンツのデータを蓄積するための記録手段と、前記第1記録再生装置より要求された前記他のコンテンツのデータを前記通信手段を介して前記第1記録再生装置へ送信する応答手段とを備えることを特徴とする。
これにより、第1記録再生装置において視聴可能時間が延長された場合、第2記録再生装置に蓄積されたコンテンツデータを容易に第1記録再生装置Bに取得することができ、現在視聴中のコンテンツの視聴が完了した後に新しいコンテンツを視聴することができる。
なお、本発明は、このような再生装置として実現することができるだけでなく、このような再生装置が備える特徴的な手段をステップとする再生方法として実現したり、それらのステップをコンピュータに実行させるプログラムとして実現したりすることもできる。そして、そのようなプログラムは、CD−ROM等の記録媒体やインターネット等の伝送媒体を介して配信することができるのは言うまでもない。
本発明に係る再生装置、データ送受信システムおよび再生方法によれば、限られた視聴時間内において、所望のコンテンツを適切な再生方法で再生し、視聴完了することができる。
以下、本発明の各実施の形態について、それぞれ図面を用いて説明する。
(実施の形態1)
実施の形態1では、時々刻々と変化する視聴可能時間に合わせて、即座に再生の制御方法を変更する再生装置および再生制御方法について説明する。
図1は、本実施の形態1に係る再生装置を用いたシステムの構成を示すブロック図である。
このシステムは、車両に搭載され、メディアに記録されているコンテンツのデータを再生するシステムであり、再生装置100、メディアドライブ200、再生制御補助情報検出装置210、および表示部220を備えている。そして、再生装置100は、メディアドライブ200、再生制御補助情報検出装置210、および表示部220に接続されている。
メディアドライブ200は、例えばDVD−RAM(Digital Versatile Disc - Random Access Memory)ドライブ等であり、コンテンツデータが蓄積されたメディアからデータを読み出すことができる。再生制御補助情報検出装置210は、例えばカーナビゲーションシステム等であり、再生制御補助情報を検出する。本実施の形態1では、再生制御補助情報はユーザが目的地に到着するまでの所要時間を表す所要時間情報であるとする。表示部220は、再生装置100で再生された映像・音声を出力するディスプレイやスピーカ等である。
再生装置100は、入力データを再生する装置であり、図1に示すようにデータ読出し部101、伸長部102、再生制御部103、判定部104、再生制御方法決定部105、視聴可能時間算出部106、補助情報取得部107、および再生部108を備えている。データ読出し部101は、メディアドライブ200に対して所望のデータを要求してデータを読み出す。伸長部102は、データ読出し部101により読み出されたデータが圧縮されている場合に、そのデータを伸長する。補助情報取得部107は、所定の間隔で再生制御補助情報検出装置210から再生制御補助情報として所要時間情報を取得する。視聴可能時間算出部106は、視聴可能時間の算出を行う。本実施の形態では、再生制御補助情報が所要時間情報であるので、視聴可能時間算出部106は所要時間をそのまま視聴可能時間とする。判定部104は、視聴可能時間算出部106により新たに算出された視聴可能時間が、前回算出された視聴可能時間と比較して変化しているか否かを判定する。再生制御方法決定部105は、視聴可能時間算出部106により算出された視聴可能時間に基づいて再生速度を算出する。また、再生制御方法決定部105は、算出した再生速度が所定の速度を超える場合には、省略するシーンを決定する。再生部108は、データ読出し部101により読み出されたデータ、または伸長部102により伸長されたデータの再生を行う。再生制御部103は、再生制御方法決定部105により決定された省略シーンがあればその省略シーンを省略して、省略シーンがなければ省略を行わずに、算出された再生速度に従ってデータ読出し部101および再生部108の制御を行う。
次に、上記のように構成されたシステムおよび再生装置100の動作について説明する。
図2は本実施の形態1における再生装置の動作を表したフローチャートである。ここで再生するコンテンツデータは、TV放送の番組がDVD−RAMに記録されているものとする。以下にその動作の詳細を説明する。なお、安全性の問題から、車の運転中に運転者は表示された映像を見ることができない。ここでは同乗者が視聴するものとし、車が移動中に視聴する状況を想定する。
まず、再生装置100はユーザからコンテンツの再生指示を受け付ける(ステップS101)。例えば、再生可能なコンテンツが複数ある場合にはリストを表示するなどしてユーザに選択してもらうようにしてもよい。また、これらの指示は直接機器を操作してもよいし、あるいは付属のリモコンで操作してもよい。
次に、再生制御部103は、選択されたコンテンツのトータル再生時間をコンテンツデータのヘッダ情報などから読み出す(ステップS102)。ここでいう再生時間とは通常(等倍速)再生した場合の時間である。
次に、視聴可能時間算出部106は、補助情報取得部107により取得された所要時間情報をそのまま視聴可能時間として算出する。(ステップS103)。ここで、再生制御補助情報検出装置210は、所定の間隔で所要時間情報を更新しているものとする。そして、補助情報取得部107は、再生制御補助情報検出装置210において所要時間情報が更新される間隔にあわせて所要時間情報を取得する。この所要時間情報に示された時間、すなわち視聴可能時間は内部時計(図示せず)と連動されて保持され、時々刻々と変化する。よって、この保持される視聴可能時間(以下、残り視聴可能時間という)は、徐々に減少し、目的地に到着するとき0となる。
次に、再生制御方法決定部105は、再生制御部103により読み出されたトータル再生時間と、視聴可能時間算出部106により算出された視聴可能時間とに基づいて、再生制御方法を決定する(ステップS104)。具体的な再生制御方法の決定処理は後述する。
そして、再生制御部103は、再生制御方法決定部105により決定された再生制御方法に従ってデータ読出し部101および再生部108の制御を行い、コンテンツを再生する(ステップS105)。具体的には、データ読出し部101がメディアドライブ200に対して所望のデータを要求し、データを読み出す。次に、再生部108は、読み出されたデータを再生し、表示部108へ表示する。読み出されたデータが圧縮されている場合には、再生部108は、伸長部107により伸長されたデータを再生し、表示部108へ表示する。
再生制御部103は、現在のシーンの再生が終わると、コンテンツの再生が終わったか否かを確認する(ステップS106)。再生が終了の場合(ステップS106でYES)には、ここで動作を終了する。一方、コンテンツの再生途中である場合(ステップS106でNO)には、判定部104は、残り所要時間が変わっているか否かを判定する(ステップS107)。具体的には、まず判定部104は、視聴可能時間算出部106により算出された最新の視聴可能時間、および視聴可能時間算出部106で管理している残り視聴可能時間を取得する。そして、判定部104は、最新の視聴可能時間が残り視聴可能時間と比較して変わっているか否かを判定する。その結果、変わっていない場合(ステップS107でNO)には、現在の再生制御方法に従って再生を続ける(ステップS105)。
一方、何らかの要因により最新の視聴可能時間と残り視聴可能時間が異なる場合(ステップS107でYES)には、再生制御部103は、再生しているコンテンツの残り再生時間を確認する(ステップS108)。この残り再生時間とは、残りのシーンを通常再生した場合の時間のことである。確認後、再生制御方法決定処理(ステップS104)を再度行って上記の動作を繰り返す。
図3は上記再生制御方法決定処理(ステップS104)の一例を示したフローチャートである。以下にその詳細を説明する。
まず、再生制御方法決定部105は、コンテンツのトータル再生時間に対して視聴可能時間が十分であるか否かを判定する(ステップS201)。ここで、視聴可能時間が充分であると判定された場合、すなわち視聴可能時間がコンテンツのトータル再生時間以上の場合(ステップS201でYES)には、特別な制御をしなくても視聴可能時間内にコンテンツの再生を終了できるため特別な制御を行わないとして再生制御方法決定処理を終了する。この場合、コンテンツは通常再生される。
一方、上記判定の結果、視聴可能時間が充分でないと判定された場合、すなわち視聴可能時間よりコンテンツのトータル再生時間が長い場合(ステップS201でNO)には、再生制御方法決定部105は、再生速度を算出する(ステップS202)。この算出方法は、例えば、<コンテンツのトータル再生時間>/<視聴可能時間>とすることで再生速度を決定する。例えば、コンテンツのトータル再生時間が30分で視聴可能時間が20分であるとすると、1.5倍速が再生速度となる。上述の算出方法で数値が割り切れなかったりして算出した数値の速度では再生が不可能な場合は数値を繰り上げるなどしてもよい。なお、再生速度の算出を2回目以上行う場合は、<コンテンツの残り再生時間>/<視聴可能時間(最新の残り所要時間)>となる。
次に、上記のように算出された再生速度がしきい値以下であるか否かを判定する(ステップS203)。しきい値は、例えば1.5とする。再生速度があまり速くなると人間がそのコンテンツ内容を理解できなくなるため、しきい値は人間がその速度で再生してもコンテンツ内容が理解できる数値を設定する。この判定の結果、再生速度がしきい値以下の場合(ステップS203でYES)には、再生制御方法決定処理を終了する。
一方、上記判定の結果、再生速度がしきい値より大きい場合(ステップS203でNO)には、再生制御方法決定部105は、コンテンツの中で再生を省略するシーンを決定する(ステップS204)。この省略によりトータル再生時間を短縮する。省略方法について図4を用いて説明する。
図4は、再生するコンテンツ全体401を時間軸で示した図であり、左端がコンテンツの始点、右端が終点である。コンテンツの中のシーン402〜403は重要度で重み付けされている。シーン402(401内の網掛部)は重要度が高いシーン、シーン403(401内の対角線部)は重要度が中のシーン、シーン404(401内の横線部)は重要度が低いシーン、シーン405(401内の白部)は重要でないシーンである。ここでシーンの重要度の決め方の一例を説明する。まず、重要度(高)であるシーン402は、ハイライトシーンなどの番組内で最も盛り上がるシーンを割り当てる。なお、このハイライトシーンの検出方法は音声レベルにより判断するなどしてもよく、本発明の主たる問題ではないため詳細は割愛する。重要度(中)であるシーン403は、シーン402の前後のシーンとする。シーン403の長さは例えば2分とする。さらに重要度(低)であるシーン404はシーン403の前あるいは後(シーン402と逆の時間軸方向)のシーンとする。シーン404の長さは例えば5分とする。そして、他のシーンは重要でないとし、シーン405とする。ただし例外として、CM(コマーシャル)部はシーン405とし、シーン403、シーン404の決定の際にCM部を挟む場合はCM部の時間を除いて決定することにする。このような重要度によりコンテンツを分割する。
再生制御方法決定部105は、上記のように重要度で重み付けされているコンテンツの中で重要度の低いシーンから順に省略を行っていく。つまり、初めに省略するシーンを決定する場合には、シーン405を省略する。2回目に省略するシーンを決定する場合には、シーン405とシーン404を省略する。省略するシーンを決定する毎に同様の手順でシーンの省略をする。省略するシーンを決定する回数は、状況やコンテンツ内容によって異なる。なお、例えば重要度の分割数と同じ数だけ省略するシーンを決定(ステップS204)すると全てのシーンが省略となってしまうため、この場合は重要度の分割数を増やすなどする(図示せず)。省略するシーンの決定後、再生制御方法決定部105は、省略すると決定したシーンを除いたコンテンツの再生時間を取得し、再度、再生速度の算出を行い(ステップS202)、上記処理を繰り返す。
以上説明したように、再生中に常に最新の残り所要時間を確認することにより、残り所要時間の変更に即座に対応することができる。また、視聴可能時間の変化に伴って再生を制御することにより所望のコンテンツを視聴可能時間内に視聴完了することができる。例えば到着予定時刻が早くなった場合、すなわち視聴可能時間が短くなった場合は、再生速度を早くしたり、重要でないシーンを省略したりする。逆に到着予定時刻が遅くなった場合、すなわち視聴可能時間が長くなった場合は、再生速度を通常速度に近づけたり、省略するシーンを減らしたりする。視聴可能時間の変更に対して即座に対応するため、より最適な再生制御を行うことができる。このように本発明の再生装置は、所望のコンテンツをできるだけシーンを省略することなく通常再生速度で再生しつつ、視聴可能時間内に確実に完了することができる。
なお、本実施の形態1では再生装置が車両に搭載されるとして説明したがこれに限られたものではない。例えば、コンテンツが再生可能な携帯端末でも同様な装置を構成することができる。或いは家庭内で用いることも可能である。
また、再生制御補助情報は目的地に到着するまでの所要時間としたがこれに限られたものではない。例えば視聴可能時間を予め設定しておき、再生制御補助情報を例えば事故情報等の緊急情報として、事故情報を見るための時間を視聴可能時間から差し引くなど緊急情報に従って視聴可能時間を変更するなどとしてもよい。或いは、走行中の地域のガイド情報などを再生する場合にはガイド情報の再生時間を視聴可能時間から差し引くなどしてもよく、視聴可能時間を変更する情報であれば同様な装置を構築することができる。
また、再生制御補助情報検出装置にはカーナビゲーションを用いるとしたがこれに限られたものではく、同様の情報を検出できる装置であればよい。
また、メディアドライブはDVD−RAMドライブとしたがこれに限られたものではない。DVD−RWドライブやCD−R/RWドライブ、或いは半導体メモリなどでも同様の装置を構築することができる。
また、再生するコンテンツはTV放送の番組としたがこれに限られたものではない。コピー可能なDVD−Videoやビデオテープからダビングしたもの、或いはインターネット経由で配信された動画データなどのビデオデータでも同様の装置を構築することができる。あるいは、オーディオデータとしてもよい。
また、再生するコンテンツはDVD−RAMメディアに蓄積されているものとしたがこれに限られたものではない。例えば、再生装置自身が記録部を持っており、その記録部に蓄積されたデータを読み出して再生するとしてもよい。図5はこのような記録部を備える記録再生装置を用いたシステムの構成を示すブロック図である。なお、図1に示すシステムと同様の部分については同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。
このシステムは、車両に搭載され、入力されるコンテンツのデータを記録および再生するシステムであり、記録再生装置300、再生制御補助情報検出装置210、および表示部220を備えている。そして、記録再生装置300は、再生制御補助情報検出装置210、および表示部220に接続されている。また、記録再生装置300は、図1に示す再生装置100に加えて、図5に示すように圧縮部301および記録部302を備えている。
圧縮部301は、入力データに対して、必要であるならば圧縮を行う。記録部302は、入力データ、或いは圧縮部301にて圧縮されたデータを蓄積する。記録部302には、例えばハードディスクドライブのような大容量のストレージを用いる。この記録再生装置300においても上記で説明した再生装置100と同様の効果を得られる。また、記録再生装置300はメディアドライブと接続して、メディアドライブと記録部のどちらからもデータを読み出せるようにしてもよい。
また、再生装置100はユーザからコンテンツの再生指示を受け付ける(図2、ステップS101)としたが、これに限られたものではない。例えば、電源が投入されたと同時に再生を自動で開始するようにしても同様の装置を構築することができる。
また、視聴可能時間算出部106は、補助情報取得部107により取得された所要時間情報をそのまま視聴可能時間として算出している(ステップS103)が、これに限られたものではない。例えば、ドライブで景色のよい場所を通る予定である場合など、その場所ではコンテンツの視聴を停止して景色を楽しみたいことがある。このように視聴を一時停止したい時間がある場合はそれを考慮して視聴可能時間を短めに算出すればよい。あるいは途中で休憩するなどして到着が到着予定時刻より遅れることがわかっている場合はそれを考慮して視聴可能時間を長めに算出すればよい。
また、ユーザが特殊再生など(早送り・巻き戻し・一時停止など)を行った場合はコンテンツの残り再生時間が変化するため、特殊再生が行われたかどうかを検出して、再度、再生制御方法を決定するように処理を行ってもよい。
また、現在のシーンの再生が終わった際に、判定部104は、残り所要時間が変わっているか否かの判定(ステップS107)を行っているが、これに限られたものではない。所要時間情報は、再生制御補助情報検出装置210の検出タイミングに依存するため、検出タイミングが例えば30秒であるなら、判定部104は、30秒毎に残り所要時間が変わっているか否かの判定を行ってもよい。
また、再生制御方法決定部105が再生速度を算出(図3、ステップS202)する際の算出方法は、<コンテンツのトータル再生時間(残り再生時間:2回目以降)>/<視聴可能時間>としたがこれに限られたものではない。例えば、シーン毎に再生速度を変化させるとしてもよく、また例えば図4で示したようなシーンの重要度によって再生速度を変えるとしても同様のシステムを構築することができる。
また、再生制御方法決定部105が算出した再生速度がしきい値以下であるか否かを判定(ステップS203)する際のしきい値は1.5としたがこれに限られたものではない。上述したようにユーザが理解できる速度で他の数値を設定してもよい。或いは、番組の種類(映画・ニュース・スポーツなど)によってしきい値を変更するとしても同様の装置を構築することができる。
また、図4においてコンテンツのシーンに重要度による重み付けを4段階(高・中・低・重要でない)としたがこれに限られたものではない。また、重要度による重み付けの方法はどのような手段を用いてもよい。また、CMは自動的に“重要でない”としたがこれに限られたものでなく、例えばCMを設定によってON/OFFを切り替えるなどしても同様の装置を構築することができる。
(実施の形態2)
本実施の形態2では視聴可能時間の延長に応じて、次に視聴する番組を他の装置から取得する車載用記録再生装置、およびこの車載用記録再生装置を用いたデータ送受信システムを説明する。
図6は、本実施の形態2に係る車載用記録再生装置を用いたデータ送受信システムの構成を示すブロック図である。なお、図5に示すシステムと同様の部分については同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。
このデータ送受信システムは、2台の記録再生装置間でデータを送受信するシステムであり、車載用記録再生装置500、再生制御補助情報検出装置210、表示部220、および家庭用記録再生装置600を備えている。そして、車載用記録再生装置500は、再生制御補助情報検出装置210、および表示部220に接続されている。また、車載用記録再生装置500は、図5に示す記録再生装置300に加えて、図6に示すように通信部501およびデータ要求部502を備えている。他の構成は記録再生装置300と同じであり、実施の形態1で説明した再生制御の動作などは同様に行うことができる。
通信部501は、例えばインターネット等のネットワークを介して他の装置との通信を行う。データ要求部502は、視聴可能時間算出部106により算出された視聴可能時間と再生しているコンテンツの残り再生時間とを比較し、視聴可能時間が残り再生時間より長くなると判断した場合に、通信部501を介して家庭用記録再生装置600へ他のコンテンツのデータを要求する。
一方、家庭用記録再生装置600は、図6に示すように通信部601、記録部602、および応答部603を備えている。
通信部601は、例えばインターネット等のネットワークを介して他の装置との通信を行う。記録部602は、例えばハードディスク等の大容量の記録媒体であり、複数のコンテンツのデータを蓄積している。応答部603は、車載用記録再生装置500から要求されたコンテンツのデータを通信部601を介して車載用記録再生装置500へ送信する。
本実施の形態2では、車載用記録再生装置500は家庭用記録再生装置600とインターネットを経由して無線通信が可能であることを想定する。家庭用記録再生装置600には複数のコンテンツデータ、例えばユーザが記録したTV番組が蓄積されているものとする。
図7は本実施の形態2におけるコンテンツデータダウンロードの動作を表したフローチャートである。以下にその動作の詳細を説明する。なお、ユーザは車載用記録再生装置500内に蓄積されたコンテンツを実施の形態1で説明した再生制御方法に従って視聴中であるとする。
まず、データ要求部502は、視聴可能時間の超過を検出する(ステップS301)。この視聴可能時間超過とは、再生しているコンテンツの残り再生時間(通常再生時の残り時間)より視聴可能時間が長くなった場合のことである。つまり、現在再生中のコンテンツが目的地到着までに視聴完了することができ、かつ、時間が余ってしまうという状況になると判断する。次に、データ要求部502は通信部501を介して家庭用記録再生装置600にコンテンツ取得要求を送信する(ステップS302)。
一方、家庭用記録再生装置600では、通信部601が車載用記録再生装置500から送信されたコンテンツ取得要求を受信し、応答部603へ通知する(ステップS303)。コンテンツ取得要求を通知された応答部603は、記録部602に蓄積されているコンテンツのリストを通信部601を介して車載用記録再生装置500に送信する(ステップS304)。
車載用記録再生装置500では、家庭用記録再生装置600から送信されたコンテンツリストを受信する(ステップS305)。受信されたコンテンツリストは、記録部302に一時保存され、データ要求部502は記録部302からこのリストを読み出すことが可能となる。
次に、データ要求部502は、記録部302からコンテンツリストを読み出し、ダウンロードするコンテンツを選択する(ステップS306)。この選択方法は、例えば、視聴可能時間から最適なコンテンツを選択する。そして、データ要求部502は、選択したコンテンツのデータ要求を通信部501を介して家庭用記録再生装置600に送信する(ステップS307)。
家庭用記録再生装置600では、通信部601が車載用記録再生装置500から送信されたデータ要求を受信し、応答部603へ通知する(ステップS308)。そして、応答部603は、要求されたデータを通信部601を介して車載用記録再生装置500に送信する(ステップS309)。
車載用記録再生装置500では、通信部501が送信されたデータを受信し(ステップS310)、記録部302へ記録する(ステップS311)。実際にはパケット通信などで行われるため、家庭用記録再生装置600でのデータ送信から車載用記録再生装置500での記録部302への記録まで(ステップS309〜S311)が繰り返して行われ、すべてのデータの送受信が完了したら処理を終了する。
以上説明したように、視聴可能時間が延長した場合も次に視聴するコンテンツを他の装置から取得するため、現在視聴中の番組が終了したあともユーザは新たに取得したコンテンツの視聴ができ、時間を有効に利用することができる。
なお、車載用記録再生装置500は、家庭用記録再生装置600からデータを受信して記録するとしたがこれに限られたものではない。例えば、コンテンツ配信サーバなどからコンテンツを購入するとしても同様のシステムを構築することができる。
また、車載用記録再生装置500と家庭用記録再生装置600はインターネットを経由して通信を行うとしたがこれに限られたものではない。他の無線通信を用いても同様のシステムを構築することができる。
また、車載用記録再生装置500は、コンテンツ取得要求により家庭用記録再生装置600に蓄積されているコンテンツのリストを取得するとしているが、これに限られたものではない。例えば、既にコンテンツのリストを取得している場合等には、リストの要求を行わず、コンテンツの選択を行った上でコンテンツのデータ要求を行えばよい。
また、データ要求部502における視聴可能時間超過の検出(図7、ステップS301)は、再生しているコンテンツの残り再生時間(通常再生時の残り時間)より視聴可能時間が長くなった場合としたがこれに限られたものではない。例えば、視聴可能時間が残り再生時間より所定の時間(例えば30分)以上長くなった場合、などしきい値を設定してもよい。あるいは、残り再生時間と比較するのではなく、そのコンテンツを実施の形態1で示した再生制御を行った場合の時間と比較するとしても同様のシステムを構築することができる。
また、データ要求部502におけるコンテンツ選択(図7、ステップS306)は、車載用記録再生装置500で行うとしたがこれに限られたものではない。家庭用記録再生装置600側で行っても同様のシステムを構築することができる。
また、コンテンツ選択は視聴可能時間から最適なものを選択するとしたがこれに限られたものではない。例えば、ユーザの嗜好を設定しておき、それに合わせて選択するとしてもよい。あるいは、リストをサブ画面で表示してユーザが直接選択するとしても同様のシステムを構築することができる。
以上のように本発明に係る再生装置は、限られた視聴時間に合わせて再生制御方法を変更することにより、視聴時間内で所望のコンテンツを適切に再生することができ、例えば車内でコンテンツ視聴を行うのに有用である。
本発明の実施の形態1に係る再生装置を用いたシステムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る再生装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1に係る再生制御方法決定部における動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1に係るシーンの重要度付けを説明した図である。 本発明の実施の形態1に係る記録再生装置を用いたシステムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2に係る車載用記録再生装置を用いたデータ送受信システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2に係る車載用記録再生装置のコンテンツデータダウンロードの動作を示すフローチャートである。
符号の説明
100 再生装置
101 データ読出し部
102 伸長部
103 再生制御部
104 判定部
105 再生制御方法決定部
106 視聴可能時間算出部
107 補助情報取得部
108 再生部
200 メディアドライブ
210 再生制御補助情報検出装置
220 表示部
300 記録再生装置
301 圧縮部
302 記録部
401 再生中のコンテンツ全体
402 重要度(高)のシーン
403 重要度(中)のシーン
404 重要度(低)のシーン
405 重要度でないシーン
500 車載用記録再生装置
501 通信部
502 データ要求部
600 家庭用記録再生装置
601 通信部
602 記録部
603 応答部

Claims (16)

  1. データの再生を行う再生装置であって、
    再生するコンテンツのデータを読み出すデータ読出し手段と、
    前記データ読出し手段により読み出されたデータを再生する再生手段と、
    所定の期間毎に時間に関する再生制御補助情報を取得する補助情報取得手段と、
    前記再生制御補助情報に基づいて再生制御方法を決定する再生制御方法決定手段と、
    前記再生制御方法決定手段により決定された再生制御方法に従って前記データ読出し手段および前記再生手段を制御する再生制御手段と
    を備えることを特徴とする再生装置。
  2. 前記再生装置は、さらに、
    前記再生制御補助情報に基づいて視聴可能時間を算出する視聴可能時間算出手段を備え、
    前記再生制御方法決定手段は、前記再生するコンテンツを前記視聴可能時間内に視聴者が視聴完了できるように前記再生制御方法を決定する
    ことを特徴とする請求項1記載の再生装置。
  3. 前記視聴可能時間算出手段は、前記再生制御補助情報が取得される毎に前記視聴可能時間を算出し、
    前記再生装置は、さらに、
    前記視聴可能時間算出手段より新たに算出された視聴可能時間が前回算出された視聴可能時間と比較して変化しているか否かを判定する判定手段を備え、
    前記再生制御方法決定手段は、前記判定手段により前記新たな視聴可能時間が変化していると判定された場合、前記新たな視聴可能時間内に再生するコンテンツを視聴完了できるように前記再生制御方法を再度決定する
    ことを特徴とする請求項2記載の再生装置。
  4. 前記再生制御方法決定手段は、前記視聴可能時間および前記コンテンツの残り再生時間に基づいて前記コンテンツの再生速度を算出し、
    前記再生制御手段は、前記再生制御方法決定手段により算出された再生速度に基づいて前記データ読出し手段および前記再生手段を制御する
    ことを特徴とする請求項2または請求項3記載の再生装置。
  5. 前記再生制御方法決定手段は、前記算出した再生速度があらかじめ設定される所定の速度を超える場合には、前記コンテンツの中で省略を行うシーンを決定した上で、前記コンテンツの再生速度を再度算出し、
    前記再生制御手段は、前記再生制御方法決定手段により決定されたシーンを省略し、かつ再度算出された再生速度に基づいて前記コンテンツを再生するように前記データ読出し手段および前記再生手段を制御する
    ことを特徴とする請求項4記載の再生装置。
  6. 前記再生制御方法決定手段は、前記視聴可能時間および前記コンテンツの残り再生時間に基づいて前記コンテンツの中で省略を行うシーンを決定し、
    前記再生制御手段は、前記コンテンツを前記再生制御方法決定手段により決定されたシーンを省略して再生するように前記データ読出し手段および前記再生手段を制御する
    ことを特徴とする請求項2または請求項3記載の再生装置。
  7. 前記コンテンツは、複数段階の重要度によってシーン分けされており、
    前記再生制御方法決定手段は、前記重要度に基づいて前記コンテンツの中で省略を行うシーンを決定する
    ことを特徴とする請求項5または請求項6記載の再生装置。
  8. 前記再生装置は、車両に搭載され、
    前記再生制御補助情報は、前記車両の目的地までの所要時間を表す情報である
    ことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の再生装置。
  9. 前記視聴可能時間算出手段は、前記所要時間をそのまま前記視聴可能時間として算出する
    ことを特徴とする請求項8記載の再生装置。
  10. 前記補助情報取得手段は、当該再生装置に接続された、前記車両の目的地までの所要時間を算出するカーナビゲーションシステムから前記所要時間を前記再生制御補助情報として取得する
    ことを特徴とする請求項8記載の再生装置。
  11. 前記再生装置は、さらに、
    入力されるデータを蓄積するための記録手段を備え、
    前記データ読出し手段は前記記録手段に蓄積されたデータを読み出す
    ことを特徴とする請求項1〜請求項10のいずれか1項に記載の再生装置。
  12. 前記再生装置は、さらに、
    他の装置と通信を行う通信手段と、
    前記通信手段を介して受信されるデータを蓄積するための記録手段と、
    前記視聴可能時間と再生中のコンテンツの残り再生時間とを比較し、前記視聴可能時間が前記残り再生時間より所定の時間以上長くなると判断した場合に、前記通信手段を介して前記他の装置へ他のコンテンツのデータを要求するデータ要求手段と
    を備えることを特徴とする請求項2〜請求項10のいずれか1項に記載の再生装置。
  13. 前記データ要求手段は、要求する前記他のコンテンツを前記視聴可能時間と前記残り再生時間との差に基づいて決定する
    ことを特徴とする請求項12記載の再生装置。
  14. データの記録および再生を行う第1記録再生装置および第2記録再生装置を備え、前記第1記録再生装置と前記第2記録再生装置との間でデータを送受信するデータ送受信システムであって、
    前記第1記録再生装置は、
    再生するコンテンツのデータを読み出すデータ読出し手段と、
    前記データ読出し手段により読み出されたデータを再生する再生手段と、
    所定の期間毎に時間に関する再生制御補助情報を取得する補助情報取得手段と、
    前記再生制御補助情報に基づいて視聴可能時間を算出する視聴可能時間算出手段と、
    前記再生するコンテンツを前記視聴可能時間内に視聴者が視聴完了できるように前記再生制御方法を決定する再生制御方法決定手段と、
    前記再生制御方法決定手段により決定された再生制御方法に従って前記データ読出し手段および前記再生手段を制御する再生制御手段と、
    他の装置と通信を行う通信手段と、
    前記通信手段を介して受信されるデータを蓄積するための記録手段と、
    前記視聴可能時間と再生中のコンテンツの残り再生時間とを比較し、前記視聴可能時間が前記残り再生時間より所定の時間以上長くなると判断した場合に、前記通信手段を介して前記他の装置へ他のコンテンツのデータを要求するデータ要求手段とを備え、
    前記第2記録再生装置は、
    他の装置と通信を行う通信手段と、
    コンテンツのデータを蓄積するための記録手段と、
    前記第1記録再生装置より要求された前記他のコンテンツのデータを前記通信手段を介して前記第1記録再生装置へ送信する応答手段とを備える
    ことを特徴とするデータ送受信システム。
  15. データの再生を行う再生方法であって、
    所定の期間毎に時間に関する再生制御補助情報を取得する補助情報取得ステップと、
    前記再生制御補助情報に基づいて再生制御方法を決定する再生制御方法決定ステップと、
    前記再生制御方法決定ステップにより決定された再生制御方法に従って、再生するコンテンツのデータを読み出すデータ読出しステップと、
    前記再生制御方法決定ステップにより決定された再生制御方法に従って、前記データ読出しステップにより読み出されたデータを再生する再生ステップと
    を含むことを特徴とする再生方法。
  16. データの再生を行うためのプログラムであって、
    請求項15記載の再生方法に含まれるステップをコンピュータに実行させる
    ことを特徴とするプログラム。
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