JP2007128589A - 再生機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】
従来のDVDプレーヤーなど、映像、音声などを出力する装置において、再生機器が複数接続されている場合には、映像、音声をすべての再生機器に出力していた。ユーザーは複数の再生機器から映像や音声が出力されるのを防ぐため、必要ない出力を切る必要があったが、DVDディスクの内容が変わるたびに出力する再生機器を変更する必要があり、ユーザーにとって手間がかかっていた。
【解決手段】
上記課題を解決するため、本発明は再生機器の再生機能情報に基づいて、映像や音声を出力する再生機器を選択することができる。このようにすることで、ユーザーは再生機器の設定を変更する必要がない。
【選択図】 図1

Description

本発明は、映像や音声などを再生するコンテンツ情報出力装置において、映像、音声あるいは制御信号を複数の機器に出力することが可能な場合に、映像、音声、制御信号を最適な機器に出力することができるコンテンツ再生システム及びコンテンツ再生方法に関する。
映像や音声などのコンテンツ情報を出力する装置(以下、「コンテンツ情報出力装置」という)において、複数のディスプレイやオーディオ機器(以下、「再生機器」という)が接続されている場合、従来のコンテンツ情報出力装置はそれぞれの再生機器に映像、音声及び制御信号を出力していた。例えば、再生機器の1つが通常のステレオ音声装置付のディスプレイ、もう1つが5.1チャンネルのオーディオ機器(5.1チャンネルとは、より臨場感ある音声出力システムで、聴取者の正面、右前方、左前方、右後方、左後方の5つのスピーカーと、1つのサブウーファースピーカーにより構成される)である場合、音声はディスプレイ付属のステレオ及び5.1チャンネルのオーディオ機器の両方から出力される。再生機器に入力される音声信号が5.1チャンネル対応であれば、ディスプレイ付属のステレオは必要ないし、再生機器に入力される音声信号が5.1チャンネル対応でなければ、5.1チャンネルのオーディオ機器は必要ない。したがって従来の再生機器では無駄な音声が出力されることになっており、ユーザーは使用しない再生機器の音声出力を切らなければならなかった。しかし、再生されている音声が5.1チャンネル対応のものかどうかわからない場合はどちらの音声出力を切れば良いのか判断できない。またコンテンツ情報の内容が5.1チャンネルから2チャンネルに切り替わった場合には、再生機器の出力も変更しなければならないため、ユーザーにとっては手間がかかっていた。
特許文献1には、コンテンツ情報に応じて再生機器を選択する方法が開示されている。この方法によれば、出力する番組の内容に応じて、映像や音声を最適な機器に出力することができる。
特開平10−174029
しかし特許文献1に記載の方法は、映画、スポーツ、ニュース、ドラマなどコンテンツ情報のジャンルによって再生機器を選択するものであって、チャンネル数、周波数、画素数などコンテンツ情報の出力形態によって再生機器を選択するものではなかった。また、特許文献1に記載の方法では、再生機器の特性はユーザーが自ら入力しなければならず、そのため再生機器の選択に手間がかかっていた。
上記課題を解決するため、本発明は以下のコンテンツ再生システム、コンテンツ再生方法、コンテンツ情報出力装置及びコンテンツ情報出力装置の動作方法を提供する。第一の発明は、再生機器と、前記再生機器を接続して再生機器にコンテンツの再生をさせるためのコンテンツ情報出力装置とからなるコンテンツ再生システムであって、コンテンツ情報出力装置は、再生すべきコンテンツ情報を取得するコンテンツ情報取得部と、前記コンテンツ情報からコンテンツの再生形態情報を取得する再生形態情報取得部と、接続されている再生機器の再生機能情報を取得する再生機能情報取得部と、取得した再生形態情報と、取得した再生機能情報と、に基づいて接続されている再生機器が、コンテンツ情報をその再生形態で再生可能か判断する判断部と、判断部で再生可能と判断された再生機器に対して再生可能と判断された再生形態で再生されるべきコンテンツ情報の部分を分配出力するコンテンツ分配出力部とを有するコンテンツ再生システムを提供する。第二の発明は、コンテンツ情報出力装置の再生機能情報取得部は、接続されている再生機器に対して再生機能情報を要求する再生機能情報要求手段を有し、再生機器は、前記再生機能情報の要求に応じて自身の再生機能情報を返信する返信部を有する第一の発明に記載のコンテンツ再生システムを提供する。第三の発明は、コンテンツ情報出力装置は、判断部で再生不能と判断された再生機器に対して所定の制御情報を出力する制御情報出力部を有する第一又は第二の発明に記載のコンテンツ再生システムを提供する。第四の発明は、コンテンツ情報出力装置は、再生機器と通信をするための第一信号送受信部を有し、再生機器は、コンテンツ情報出力装置と通信をするための第二信号送受信部を有し、コンテンツ情報出力装置と、再生機器との間で行なわれる入出力は、前記第一信号送受信部及び第二信号送受信部を介して行なわれる第一から第三の発明のいずれか一に記載のコンテンツ再生システムを提供する。第五の発明は、前記信号送受信部は、HDMI方式で信号を入出力する第四の発明に記載のコンテンツ再生システムを提供する。
第六の発明は、再生機器とともにコンテンツ再生システムを構成するコンテンツ情報出力装置であって、再生すべきコンテンツ情報を取得するコンテンツ情報取得部と、前記コンテンツ情報からコンテンツの再生形態情報を取得する再生形態情報取得部と、接続されている再生機器の再生機能情報を取得する再生機能情報取得部と、取得した再生形態情報と、取得した再生機能情報と、に基づいて接続されている再生機器が、コンテンツ情報をその再生形態で再生可能か判断する判断部と、判断部で再生可能と判断された再生機器に対して再生可能と判断された再生形態で再生されるべきコンテンツ情報の部分を分配出力するコンテンツ分配出力部と、を有するコンテンツ情報出力装置を提供する。第七の発明は、前記再生機能情報の要求に応じて自身の再生機能情報を返信する返信部を有する再生機器と接続してコンテンツ再生システムを構成するためのコンテンツ情報出力装置であって、コンテンツ情報出力装置の再生機能情報取得部は、さらに接続されている再生機器に対して再生機能情報を要求する再生機能情報要求手段を有する第六の発明に記載のコンテンツ情報出力装置を提供する。第八の発明は、判断部で再生不能と判断された再生機器に対して所定の制御情報を出力する制御情報出力部を有する第六または第七の発明に記載のコンテンツ情報出力装置を提供する。
第九の発明は、再生機器と接続することでコンテンツ再生システムを構成するコンテンツ情報出力装置の動作方法であって、コンテンツ情報からコンテンツの再生形態情報を取得する再生形態情報取得ステップと、接続されている再生機器の再生機能情報を取得する再生機能情報取得ステップと、取得した再生形態情報と、取得した再生機能情報と、に基づいて接続されている再生機器が、コンテンツ情報をその再生形態で再生可能か判断する判断ステップと、判断ステップで再生可能と判断された再生機器に対して再生可能と判断された再生形態で再生されるべきコンテンツ情報の部分を分配出力するコンテンツ分配出力ステップと、を有するコンテンツ情報出力装置の動作方法を提供する。第十の発明は、前記再生機能情報取得ステップは、さらに、接続されている再生機器に対して再生機能情報を要求する再生機能情報要求ステップを有する第九の発明に記載のコンテンツ情報出力装置の動作方法を提供する。第十一の発明は、判断ステップで再生不能と判断された再生機器に対して所定の制御情報を出力する制御情報出力ステップをさらに有する第九又は第十の発明に記載のコンテンツ情報出力装置の動作方法を提供する。
本発明のコンテンツ再生システムにより、ユーザーは再生機器の設定を変更することなく、コンテンツ情報の特性に応じて再生するために最適な機器を迅速に選択することができる。
以下に、各発明を実施するための最良の形態を説明する。なお、本発明はこれら実施の形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施しうる。
実施形態1は主に請求項1、6及び9について説明する。実施形態2は主に請求項2、7及び10について説明する。実施形態3は主に請求項3、8及び11について説明する。実施形態4は主に請求項4および5について説明する。
<実施形態1>
<実施形態1:概念>
図1に本実施形態の概念図を示した。DVDなどの映像、音声を再生するときには、映像はテレビを使用し、音声は5.1チャンネルのオーディオ機器を利用することがある。従来の装置では、映像、音声信号を接続されている全ての再生機器に出力するため、ユーザーは不必要な再生機器の出力を自ら切らなければならなかった。本実施形態のコンテンツ再生システムでは、映像や音声を再生ディスク及び機器特性に応じて最適な再生機器にのみ出力するため、ユーザーが再生機器の出力先を操作する必要がない。
<実施形態1:構成>
図2は、本実施形態のコンテンツ再生システムの機能ブロック図を表したものである。図2にあるように、本実施形態の「コンテンツ再生システム」(0200)は、「コンテンツ情報出力装置」(0201)と、「再生機器」(0202)とを有する。「コンテンツ情報出力装置」(0201)は、「コンテンツ情報取得部」(0203)、「再生形態情報取得部」(0204)、「再生機能情報取得部」(0205)、「判断部」(0206)及び「コンテンツ分配出力部」(0207)とを有する。まず、上記構成にしたがって、本実施形態の構成要件について説明する。
「コンテンツ情報出力装置」(0201)は、再生機器(0202)と接続して再生機器(0202)にコンテンツの再生をさせる。コンテンツとは、映像や音声など再生機器(0202)に出力され、ユーザーが鑑賞する情報である。コンテンツはDVDディスクやCDディスクなどの固定された媒体から提供されるものでも良いし、無線または有線放送により提供されるものであっても良い。コンテンツ情報出力装置の例としては、DVDプレーヤー、CDプレーヤー、ビデオゲーム機、テレビ及びラジオ受信機などである。
「再生機器」(0202)は、コンテンツを映像や音声として出力する装置である。具体的には、液晶ディスプレイ、CRTディスプレイ、テレビ受像機、ステレオオーディオ機器、5.1チャンネルオーディオ機器などである。
「コンテンツ情報取得部」(0203)は、再生すべきコンテンツ情報を取得する。コンテンツ情報とは、映像や音声などのコンテンツを再生する前の情報をデジタルやアナログの信号で表したものである。コンテンツ情報の形態として例えば、MPEGファイル、AVIファイル、WMAファイルなどがある。コンテンツ情報は、コンテンツそのものあるいはコンテンツを暗号化した情報の他に、コンテンツを識別するための再生形態情報を含んでいる。コンテンツ情報のうち再生形態情報は再生形態情報取得部(0204)に渡される。一方、コンテンツ情報のうち、映像や音声に関する情報は復号化され、コンテンツ分配出力部(0207)に渡される。
「再生形態情報取得部」(0204)は、前記コンテンツ情報からコンテンツの再生形態情報を取得する。再生形態情報とは、コンテンツがどのような再生形態で再生可能かを示す情報であり、例えば、音声のチャンネル数、映像の画素数など、再生機器の特性に依存する情報である。再生形態情報は、再生機器(0202)の特性には依存しない情報(再生時間の長さ、コンテンツ情報の圧縮方式など)は含んでいても良い。再生形態情報は、DVDディスクの場合であれば、VIDEO_TS.IFOやAUDIO_TS.IFOに含まれている。
「再生機能情報取得部」(0205)は、接続されている再生機器の再生機能情報を取得する。再生機能情報は、再生機器の特性に関する情報であり、再生形態情報と対応する情報である。再生機能情報は再生機器(0202)のROMやハードディスクなどからコンテンツ情報出力装置(0201)が読み取っても良いし、ユーザーが再生機器(0202)の特性をコンテンツ情報出力装置(0201)に入力しても良い。ユーザーが再生機器(0202)の再生機能情報を入力する場合は、入力された再生機能情報をハードディスクなどに記録しておき、その後再生機能情報を取得する場合には、ハードディスクなどに記録された再生機能情報を用いても良い。
「判断部」(0206)は、取得した再生形態情報と、取得した再生機能情報と、に基づいて接続されている再生機器が、コンテンツ情報をその再生形態で再生可能か判断する。再生可能かどうかの判断は、再生形態情報と再生機能情報の対応部分が一致しているかどうかにより行う。例えば、再生形態情報の音声出力のチャンネル数が5.1チャンネルであり、再生機能情報の音声出力のチャンネル数が5.1チャンネルであれば再生可能と判断する。また再生形態情報と再生機能情報とが表面的には一致していなくても再生可能と判断する場合がある。例えば音声出力のチャンネル数に関する再生形態情報が「5・1チャンネル」であることは、再生形態情報が、「5.1チャンネル」のみならず、この下位に属する再生形態をも意味すると解釈する場合である。つまり、再生形態情報が「5.1チャンネル」である場合には、判断部は、「5.1チャンネル」、「4チャンネル」、「2チャンネル」、「モノラル」の再生形態情報が含まれているとして、上位から順に一致している再生機能情報があるか判断してゆく場合である。
したがって、再生機器の再生機能情報として、「5.1チャンネル」というものがなかったとしても、「2チャンネル」という再生機能情報がある場合には、2チャンネルの再生機器にて再生可能と判断しても良い。ただし、他に接続されている再生機器に5.1チャンネル音声出力の再生機器があれば、そちらを優先して5.1チャンネルの再生機器のみ再生可能と判断しても良い。これは、機能がより上位である再生形態で出来るだけ再生しようとする趣旨である。この趣旨を全うするように優先順位が設計されると良い。
再生チャンネル以外の例としては、画面の縦横比に関する再生形態情報と再生機能情報とに関する例を挙げることが出来る。例えば「16:9」の縦横比の表示形態が再生形態情報として含まれている場合には「4:3」という再生形態情報がそのコンテンツ情報に含まれていない場合でも、これを含むように処理してもよい。なぜなら、「16:9」の縦横比を持つ再生画面は、4:3の縦横比しか持たない再生機器においても再生可能だからである。もちろん、この場合には、4:3の画面の上下を黒く表示して、その部分に何も表示されないようにしたり、16:9の画面の左右の一部を削除して4:3の画面に表示したりする必要があるので元のコンテンツ情報が見づらくなったり、元のコンテンツ情報の一部は損なわれるかもしれないが、全く表示しないよりは一部でも表示したほうが利用者にとっては便利だからである。
接続されている全ての再生機器が表面的に再生不能と判断した場合には、コンテンツ情報を出力しないという設計も考えられるが、接続されている再生機器のうちでコンテンツ情報の再生形態に最も近い再生機能を有する再生機器に出力したほうが良い。また、接続されている再生機器の一部で再生可能である場合には、他の再生機器で再生可能であったとしても、優先度が低い再生機能情報に該当する再生機器は再生不能であるとする処理を行なうようにしてもよい。
図3は判断部(0206)の判断方法を具体的に示した一例である。コンテンツ情報はDVDディスクから提供され、再生機器1および/または再生機器2に出力される。判断部(0206)は、DVDディスクの再生形態情報と再生機器1および再生機器2の再生機能情報を比較して、コンテンツをその形態で再生可能か判断する。ここではチャンネル数、ディスプレイの縦/横比、画質、振動器付きかのそれぞれについて、再生機能情報と再生形態情報とが一致するか否かを判断する。そして音声、映像および振動器のそれぞれについて一致した数が多い再生機器にコンテンツを出力する。図3の場合では、音声については再生機器1で一致しているので、音声は再生機器1に出力する。また、映像については、再生機器1は全く一致するものがなく、再生機器2については2つとも一致しているので、映像は再生機器2に出力する。また、振動器は再生機器1および再生機器2ともに有していないので、振動はいずれにも出力しない。
図4は判断部(0206)の判断方法を具体的に示した別の一例である。この例では、チャンネル数、再生周波数、ダイナミックレンジ(以上、音声)、画素数、階調、再生速度、カラー/モノクロ(以上、映像)について、再生機器1および再生機器2がDVDディスクのコンテンツを再生するのにどれだけ適しているかを、最大値を100として数値で表し、音声および映像のそれぞれについて各比較情報についての合計値が最も高い再生機器を選択する。ここでは、再生形態情報と再生機能情報が一致した場合を100とし、不一致の場合は再生形態情報と再生機能情報とがかけ離れているほど減点する。例えば、再生形態情報と再生機能情報が完全に一致している場合は100点とし、再生形態情報の数値に対して再生機能情報の数値がx%離れている場合は、100−x点とする。図4の場合では、音声については再生機器1の方が再生機器2よりも点数が高いため、音声は再生機器1に出力し、映像については再生機器2の方が再生機器1よりも点数が高いため、映像は再生機器2に出力する。なお、再生形態情報よりも再生機能情報の方がオーバースペックである場合には再生可能である限りスペックが高いほうを利用するとするのがよい。再生機器によっては、アンダースペックの情報を補正して自身のスペックに合わせてコンテンツ情報を再構成する機能などを有している場合があるからである。また音声の再生周波数帯に関するスペックなどに関しては、周波数帯がオーバースペックであればあるほど、再生形態情報の周波数帯での音のひずみを小さく出来るなどの場合も多く、オーバースペックである方がむしろ好ましい。これは、映像に関する画素数、走査線数などに関しても同様である。
「コンテンツ分配出力部」(0207)は、判断部(0206)で再生可能と判断された再生機器に対して再生可能と判断された再生形態で再生されるべきコンテンツ情報の部分を分配出力する。コンテンツ情報の部分とは、コンテンツ情報のうち、再生機器が再生する映像あるいは音声の情報である。再生機器が音声あるいは映像のどちらかのみを再生する場合には、コンテンツ分配出力部(0207)はその再生機器に対しては、再生する情報のみを出力する。
図5は、コンテンツ情報を分配して再生機器に出力する様子を説明した図である。コンテンツ情報は通常パケットを最小単位としてデータの処理を行う。映像と音声をコンテンツとして含む場合は、映像と音声は別々のパケットとして扱われる。1パケットはヘッダー部分とコンテンツ部分に分かれる。ヘッダー部分は時間情報やその他の制御情報が記述されている。コンテンツ部分には、再生すべき映像、音声の復号前の圧縮データが記述されている。コンテンツ情報出力装置は、ヘッダー情報に含まれる時間情報を参照して、復号化された音声コンテンツはオーディオ機器に、映像コンテンツはディスプレイに同期して出力する。
図6は、再生機器をユーザーが選択する画面を示した図である。コンテンツ情報出力装置(0201)は、自動的に再生機器を選択するが、ユーザーにとって好ましくない再生機器が選択される場合もある。そのため、図6のように、コンテンツ情報出力装置(0201)が再生機器を選択した後にその結果をユーザーに知らせて、ユーザーが選択された再生機器を変更することができるようにしても良い。
<実施形態1:処理の流れ>
図7は本実施形態の処理の流れの一例を説明した図である。本実施形態のコンテンツ情報出力装置の動作方法は、再生形態情報取得ステップ(S0701)と、再生機能情報取得ステップ(S0702)と、判断ステップ(S0703)と、コンテンツ分配出力ステップ(S0704)とからなる。
最初に再生形態情報取得ステップ(S0701)において、コンテンツ情報からコンテンツの再生形態情報を取得する。次に再生機能情報取得ステップ(S0702)において、接続されている再生機器の再生機能情報を取得する。再生機能情報取得ステップ(S0702)は、再生形態情報取得ステップ(S0701)より先でも構わない。次に判断ステップ(S0703)において、取得した再生形態情報と、取得した再生機能情報と、に基づいて接続されている再生機器が、コンテンツ情報をその再生形態で再生可能か判断する。次にコンテンツ分配出力ステップ(S0704)において、判断ステップ(S0703)で再生可能と判断された再生機器に対して再生可能と判断された再生形態で再生されるべきコンテンツ情報の部分を分配出力する。
<実施形態1:ハードウェアの説明>
図8および図9は、本実施形態のコンテンツ再生システムのハードウェア構成の一例を示した図である。図8はコンテンツ再生システム、再生機器1および再生機器2の構成を示したものであり、図9はコンテンツ情報出力装置のみの構成を示したものである。実線で囲った箇所がコンテンツ再生システムを構成するハードウェアおよび装置、点線で囲った箇所が請求項に記載の前記構成要件である。この図を用いて、前記構成要件をさらに詳しく説明する。
コンテンツ再生システム(0800)は、コンテンツ情報出力装置(0801)、再生機器1(0802)および再生機器2(0803)により構成される。
コンテンツ情報出力装置(0801)のコンテンツ情報取得部(0804)および再生形態情報取得部(0805)は、CPU(0809)、RAM(0810)、HDD(0811)およびDVDドライブ(0819)により構成される。CPU(0809)は演算を行う装置であり、情報の入出力の命令などを行う。RAM(0810)は情報を一時的に保存する装置であり、コンテンツ情報、再生形態情報、再生機能情報などが格納される。HDD(0811)はコンテンツ情報出力装置の電源を切った後も情報を保存する装置であり、テレビで放送されたコンテンツ情報などが記録される。DVDドライブ(0819)はDVDディスクを格納するための装置である。DVDディスクにはコンテンツ情報などが記録されている。再生機能情報取得部(0806)はCPU(0809)、RAM(0810)およびI/O(制御)(0812)により構成される。I/O(制御)(0812)は、情報のうち再生機器の動作を制御するための信号(例えば再生機器の電源ON/OFF)を送受信する装置であり、再生機能情報の受信はこの装置を介して行われる。判断部(0807)は、CPU(0809)とRAM(0810)により構成される。コンテンツ分配出力部(0808)は、オーディオデコーダ(0813)、ビデオデコーダ(0816)、A/D変換器(0814、0817)、I/O(音声)(0815)およびI/O(映像)(0818)により構成される。オーディオデコーダ(0813)はMPEGなどの形式により圧縮された音声データを復号化する装置である。ビデオデコーダ(0816)はMPEGなどの形式により圧縮された映像データを復号化する装置である。A/D変換器(0814、0817)はデジタル情報をアナログ情報に変換する装置である。I/O(音声)(0815)はコンテンツ情報のうち音声情報を出力する装置であり、I/O(映像)(0818)はコンテンツ情報のうち映像情報を出力する装置である。
再生機器1(0802)は5.1チャンネルの音声を再生するためのオーディオ機器、例えばシステムコンポであり、CPU(0820)、RAM(0821)、HDD(0822)、I/O(制御)(0823)、I/O(音声)(0824)、5.1chスピーカー(0825)により構成される。コンテンツ情報出力装置(0801)から送られてきた音声情報は、I/O(音声)(0824)にて受信し、5.1chスピーカー(0825)に出力される。I/O(制御)(0823)は再生機器1(0802)を制御する情報を受信する。CPU(0820)、RAM(0821)は音声情報や制御情報のやり取りや判断を行う。HDD(0822)は再生機器の再生機能情報などを格納する装置である。
再生機器2(0803)は映像および2チャンネルの音声を再生するためのステレオ内蔵ディスプレイである。コンテンツ情報出力装置(0801)から送られてきた映像情報はI/O(映像)(0831)にて受信し、ディスプレイ(0833)に出力され、音声情報はI/O(音声)(0830)にて受信し、ステレオスピーカー(0832)に出力される。その他の装置については再生機器1(0802)と同様である。
図10は、これらのハードウェア構成を用いた本実施形態の処理の流れを説明した図である。図8ないし図10を用いて、本実施形態の処理の流れを更に詳しく説明する。
最初に、コンテンツ情報出力装置のCPU(0809)がDVDドライブ(0819)に挿入されたDVDディスクから再生形態情報を取得し、RAM(0810)に格納する(S1001)。次に、コンテンツ情報出力装置のCPU(0809)がnに初期値1を代入してRAM(0810)に格納する(S1002)。次に、コンテンツ情報出力装置のCPU(0809)が再生機器nの再生機能情報nを取得し、RAM(0810)に格納する(S1003)。次にコンテンツ情報出力装置のCPU(0809)が、nが終了したか判断し(S1004)、終了していないと判断した場合はnに1を加える演算を行い(S1005)、S1003の処理を繰り返す。一方、S1004において、nが終了したと判断された場合は、コンテンツ情報出力装置のCPU(0809)が再びnの初期値を1としてRAM(0810)に格納する(S1006)。次に、コンテンツ情報出力装置のCPU(0809)がRAM(0810)に格納された再生形態情報と再生機能情報nを比較し、両者が適合関係にあるか判断する(S1007)。その結果、両者が適合関係にある場合は、コンテンツ情報出力装置のCPU(0809)が再生機器nにコンテンツ情報を出力し(S1008)、適合関係にない場合は、再生機器nにコンテンツ情報を出力しない。次にコンテンツ情報出力装置のCPU(0809)が、nが終了したか判断し(S1009)、終了していないと判断した場合はnに1を加える演算を行い(S1010)、S1007の処理を繰り返す。一方、コンテンツ情報出力装置のCPU(0809)がnが終了したと判断した場合には、処理を終了する。
<実施形態1:効果>
本実施形態のコンテンツ再生システムにより、ユーザーは再生機器の設定を変更することなく、コンテンツ情報の特性に応じて再生するのに最適な機器を迅速に選択することができる。
<実施形態2>
<実施形態2:概念>
本実施形態は、再生機器の特性を示す再生機能情報を、コンテンツ情報出力装置が自ら取得することを特徴とする。
<実施形態2:構成>
図11は、本実施形態のコンテンツ再生システムの機能ブロック図を表したものである。図11にあるように、本実施形態の「コンテンツ再生システム」(1100)は、「コンテンツ情報出力装置」(1101)と、「再生機器」(1102)とを有する。「コンテンツ情報出力装置」(1101)は、「コンテンツ情報取得部」(1103)、「再生形態情報取得部」(1104)、「再生機能情報取得部」(1105)、「判断部」(1106)及び「コンテンツ分配出力部」(1107)とを有する。「再生機能情報取得部」(1105)はさらに「再生機能情報要求手段」(1108)を有する。「再生機器」(1102)はさらに「返信部」(1109)を有する。まず、上記構成にしたがって、本実施形態の構成要件について説明する。
「再生機能情報要求手段」(1108)は、接続されている再生機器(1102)に対して再生機能情報を要求する。このようにすることで、ユーザーが再生機器(1102)をコンテンツ情報出力装置(1101)に接続するだけで、コンテンツ情報出力装置(1101)が再生機能情報を取得することができ、ユーザーにとって利便性が向上する。
「返信部」(1109)は、前記再生機能情報の要求に応じて自身の再生機能情報を返信する。返信された再生機能情報は、再生機能情報取得部(1105)に渡される。その他の構成については実施形態1と同様である。
<実施形態2:処理の流れ>
図12は本実施形態の処理の流れの一例を説明した図である。本実施形態のコンテンツ情報出力装置の動作方法は、再生形態情報取得ステップ(S1201)と、再生機能情報要求ステップ(S1202)と、再生機能情報取得ステップ(S1203)と、判断ステップ(S1204)と、コンテンツ分配出力ステップ(S1205)とからなる。
再生形態取得ステップ(S1201)の後、再生機能情報要求ステップ(S1202)において、接続されている再生機器に対して再生機能情報を要求する。その他の処理の流れは実施形態1と同様である。なお、再生形態情報取得ステップ(S1201)は、再生機能情報取得ステップ(S1203)の後でも構わない。
<実施形態2:ハードウェアの説明>
図13および図14は、本実施形態のコンテンツ再生システムのハードウェア構成の一例を示した図である。図13はコンテンツ再生システム、再生機器1および再生機器2の構成を示したものであり、図14はコンテンツ情報出力装置のみの構成を示したものである。実線で囲った箇所がコンテンツ再生システムを構成するハードウェアおよび装置、点線で囲った箇所が請求項に記載の前記構成要件である。この図を用いて、前記構成要件をさらに詳しく説明する。
コンテンツ再生システム(1300)を構成する装置およびその装置を構成するハードウェアについては実施形態1と同様である。本実施形態では構成要件として再生機能情報要求手段(1307)と返信部(1321、1322)を有する。再生機能情報要求手段(1307)はCPU(1310),RAM(1311)およびI/O(制御)(1313)により構成される。再生機能情報を要求する命令はI/O(制御)(1313)を介して再生機器1(1302)および再生機器2(1303)に送られる。返信部(1321、1322)はCPU(1323、1329)、RAM(1324、1330)、HDD(1325、1331)およびI/O(制御)(1326、1332)により構成される。再生機能情報要求手段(1307)から再生機能情報の要求があった場合、CPU(1323、1329)はHDD(1325、1331)から再生機能情報を読み込み、I/O(制御)(1326、1332)を介してコンテンツ情報出力装置(1301)に送る。その他の構成要件のハードウェア構成は実施形態1と同様である。
図15はこれらのハードウェア構成を用いた本実施形態の処理の流れを説明した図である。図13ないし図15を用いて、本実施形態の処理の流れを更に詳しく説明する。
本実施形態が実施形態1(図10)と異なる点は、コンテンツ情報出力装置のCPU(1310)が再生機器に対し再生機能情報を要求する点である(S1503)。それに対し、再生機器nのCPU(1323、1329)は、HDD(1325、1331)に格納されている再生機能情報をI/O(制御)(1326、1332)を介してコンテンツ情報出力装置(1301)に返信する。その他の処理は実施形態1と同様である。
<実施形態2:効果>
本実施形態のコンテンツ再生システムにより、ユーザーが再生機器の再生機能情報をコンテンツ情報出力装置に送らなくても、コンテンツ情報出力装置が自動的に再生機能情報を読み取るので、ユーザーにとって利便性が向上する。
<実施形態3>
<実施形態3:概念>
本実施形態は、コンテンツ情報出力装置が、コンテンツ情報を送信しない再生機器の電源を切ったり省電力モードにしたりすることを特徴とする。
<実施形態3:構成>
図16は、本実施形態のコンテンツ再生システムの機能ブロック図を表したものである。図16にあるように、本実施形態の「コンテンツ再生システム」(1600)は、「コンテンツ情報出力装置」(1601)と、「再生機器」(1602)とを有する。「コンテンツ情報出力装置」(1601)は、「コンテンツ情報取得部」(1603)、「再生形態情報取得部」(1604)、「再生機能情報取得部」(1605)、「判断部」(1606)、「コンテンツ分配出力部」(1607)および「制御情報出力部」(1608)とを有する。まず、上記構成にしたがって、本実施形態の構成要件について説明する。
「制御情報出力部」(1608)は、判断部(1606)で再生不能と判断された再生機器(1602)に対して所定の制御情報を出力する。再生不能とは、再生機器(1602)がコンテンツ情報の有する再生形態で再生することが不可能なことをいう。例えば再生機器(1602)が2チャンネルのオーディオ機器、コンテンツ情報の再生形態が5.1チャンネルであり、かつコンテンツ情報出力装置(1601)には他に5.1チャンネルのオーディオ機器が接続されている場合を考える。この場合、コンテンツ情報の音声は5.1チャンネルより低位の2チャンネルのオーディオ機器に出力することもできるが、5.1チャンネルのオーディオ機器があるため、判断部(1606)は2チャンネルのオーディオ機器は再生不能と判断する。所定の制御情報とは、例えば、再生機器の電源をOFFにする命令、再生機器を省電力モードにする命令、再生機器がディスプレイである場合に画面をスクリーンセーバーに変える命令、再生機器がオーディオ機器である場合に音量を小さくする命令などである。その他の構成要件については実施形態1と同様である。
<実施形態3:処理の流れ>
図17は本実施形態の処理の流れの一例を説明した図である。本実施形態のコンテンツ情報出力装置の動作方法は、再生形態情報取得ステップ(S1701)と、再生機能情報取得ステップ(S1702)と、判断ステップ(S1703)と、コンテンツ分配出力ステップ(S1704)と、制御情報出力ステップ(S1705)とからなる。S1701からS1704までは実施形態1と同様である。制御情報出力ステップ(S1705)では、判断ステップ(S1703)で再生不能と判断された再生機器に対して所定の制御情報を出力する。
<実施形態3:ハードウェアの説明>
図18および図19は、本実施形態のコンテンツ再生システムのハードウェア構成の一例を示した図である。図18はコンテンツ再生システム、再生機器1および再生機器2の構成を示したものであり、図19はコンテンツ情報出力装置のみの構成を示したものである。実線で囲った箇所がコンテンツ再生システムを構成するハードウェアおよび装置、点線で囲った箇所が請求項に記載の前記構成要件である。この図を用いて、前記構成要件をさらに詳しく説明する。
コンテンツ再生システム(1800)を構成する装置およびその装置を構成するハードウェアについては実施形態1と同様である。本実施形態では構成要件として制御情報出力部(1809)を有する。制御情報出力部(1809)は、CPU(1810)、RAM(1811)およびI/O(制御)(1813)により構成される。CPU(1810)は制御情報を出力する命令をする装置であり、RAM(1811)は制御情報を一時的に格納する装置である。RAM(1811)に格納された制御情報はI/O(制御)(1813)を介して再生機器1(1802)および再生機器2(1803)に送信される。その他の構成要件のハードウェア構成は実施形態1と同様である。
図20はこれらのハードウェア構成を用いた本実施形態の処理の流れを説明した図である。図18ないし図20を用いて、本実施形態の処理の流れを更に詳しく説明する。
本実施形態において実施形態1(図10)と異なる点は、コンテンツ情報出力装置のCPU(1810)が、再生形態情報と再生機能情報nが適合関係にないと判断した場合に、再生機器nは再生不能であると判断し、再生機器nの電源を切るための制御情報を送ることである。制御情報は、コンテンツ情報出力装置のHDD(1823)に格納されており、判断部の結果に基づいてコンテンツ情報出力装置のCPU(1810)がI/O(制御)(1813)を介して制御情報を再生機器nに送信する。制御情報を受け取った再生機器nのCPU(1821、1827)は再生機器nの電源を切る処理を行う。
図25は図18および図19のハードウェア構成を用いた本実施形態の処理の流れの別の一例を示した図である。コンテンツ情報を再生機器nに出力する場合に、再生機器nの電源が入っていない場合は、再生機器nに電源をONにする制御情報を送る(S2508、S2510)。その他の処理の流れは図20と同様である。
<実施形態3:効果>
本実施形態のコンテンツ再生システムにより、使用しない再生機器は電源を切ったり省電力モードに切り替えたりすることができるため、コンテンツ情報出力装置に複数の再生機器が接続されていたとしても、電力を無駄に消費することがない。
<実施形態4>
<実施形態4:概念>
本実施形態は、映像、音声、制御信号を各装置に1つの端子から入出力することを特徴とする。
<実施形態4:構成>
図21は、本実施形態のコンテンツ再生システムの機能ブロック図を表したものである。図21にあるように、本実施形態の「コンテンツ再生システム」(2100)は、「コンテンツ情報出力装置」(2101)と、「再生機器」(2102)とからなる。「コンテンツ情報出力装置」(2101)は、「コンテンツ情報取得部」(2103)、「再生形態情報取得部」(2104)、「再生機能情報取得部」(2105)、「判断部」(2106)、「コンテンツ分配出力部」(2107)および「第一信号送受信部」(2108)を有する。「再生機器」(2102)は「第二信号送受信部」(2109)を有する。まず、上記構成にしたがって、本実施形態の構成要件について説明する。
「第一信号送受信部」(2108)は再生機器(2102)と通信し、「第二信号送受信部」(2109)はコンテンツ情報出力装置(2101)と通信する。そして、コンテンツ情報出力装置(2101)と、再生機器(2102)との間で行なわれる入出力は、前記第一信号送受信部(2108)及び第二信号送受信部(2109)を介して行なわれる。このようにすることで、情報のやり取りは各装置について1つの端子があれば良く、配線が複雑になることがない。特に再生機器を複数接続する本発明においては、本実施形態のようにすることがより好ましい。本実施形態の通信方法として例えばHDMI方式がある。HDMI方式とは、2002年12月に策定された、主に家電やAV機器向けのデジタル映像・音声入出力インターフェース規格である。コンテンツ情報出力装置にHDMI方式で再生機器が接続されている場合、コンテンツ情報出力装置は1本の配線で映像と音声を再生機器に出力することができる。また、両機器間で同じ配線により制御情報のやり取りを行うこともできる。
<実施形態4:処理の流れ>
本実施形態の処理の流れは実施形態1と同様なので省略する。
<実施形態4:ハードウェアの説明>
図22および図23は、本実施形態のコンテンツ再生システムのハードウェア構成の一例を示した図である。図22はコンテンツ再生システム、再生機器1および再生機器2の構成を示したものであり、図23はコンテンツ情報出力装置のみの構成を示したものである。実線で囲った箇所がコンテンツ再生システムを構成するハードウェアおよび装置、点線で囲った箇所が請求項に記載の前記構成要件である。この図を用いて、前記構成要件をさらに詳しく説明する。
本実施形態では、コンテンツ再生システム(2200)を構成するコンテンツ情報出力装置(2201)、再生機器1(2202)、再生機器2(2203)のいずれの装置もI/O(2217、2222、2227)は1つであり、映像、音声、制御のように分かれていることはない。その他のハードウェア構成は実施形態1と同様である。第一信号送受信部(2208)はオーディオデコーダ(2215)、ビデオデコーダ(2230)、A/D変換器(2216,2231)、I/O(2217)により構成される。第二送受信部(2210,2211)はI/O(2222、2227)により構成される。映像、音声、制御信号は全てI/O(2217、2222、2227)を介して送受信される。
図24はこれらのハードウェア構成を用いた本実施形態の処理の流れを説明した図である。基本的な処理の流れは実施形態1同様であるが、本実施形態ではI/Oが映像、音声、制御と分かれておらず統一されているため、S2408においてコンテンツ情報のうち音声および映像のいずれも一のI/O(2217)から出力される。
<実施形態4:効果>
本実施形態のコンテンツ再生システムにより、映像、音声、制御信号の送受信を全て1本の配線で行うことができるため、配線が複雑になることはない。特に本発明のように、コンテンツ情報出力装置に複数の再生機器を接続する場合は、配線の数を少なくすることで装置の取り付けが容易になる。
実施形態1を説明するための概念図。 実施形態1を説明するための機能ブロック図。 実施形態1の処理の具体例を説明した図。 実施形態1の処理の具体例を説明した図。 実施形態1の処理の具体例を説明した図。 実施形態1の処理の具体例を説明した図。 実施形態1の処理の流れの一例を説明した図。 実施形態1のハードウェア構成の一例を説明した図。 実施形態1のハードウェア構成の一例を説明した図。 実施形態1の具体的な処理の流れの一例を説明した図。 実施形態2を説明するための機能ブロック図。 実施形態2の処理の流れの一例を説明した図。 実施形態2のハードウェア構成の一例を説明した図。 実施形態2のハードウェア構成の一例を説明した図。 実施形態2の具体的な処理の流れの一例を説明した図。 実施形態3を説明するための機能ブロック図。 実施形態3の処理の流れの一例を説明した図。 実施形態3のハードウェア構成の一例を説明した図。 実施形態3のハードウェア構成の一例を説明した図。 実施形態3の具体的な処理の流れの一例を説明した図。 実施形態4を説明するための機能ブロック図。 実施形態4のハードウェア構成の一例を説明した図。 実施形態4のハードウェア構成の一例を説明した図。 実施形態4の具体的な処理の流れの一例を説明した図。 実施形態3の具体的な処理の流れの一例を説明した図。
符号の説明
0200 コンテンツ再生システム
0201 コンテンツ情報出力装置
0202 再生機器
0203 コンテンツ情報取得部
0204 再生形態情報取得部
0205 再生機能情報取得部
0206 判断部
0207 コンテンツ分配出力部

Claims (11)

  1. 再生機器と、前記再生機器と接続して再生機器にコンテンツの再生をさせるためのコンテンツ情報出力装置とからなるコンテンツ再生システムであって、
    コンテンツ情報出力装置は、
    再生すべきコンテンツ情報を取得するコンテンツ情報取得部と、
    前記コンテンツ情報からコンテンツの再生形態情報を取得する再生形態情報取得部と、
    接続されている再生機器の再生機能情報を取得する再生機能情報取得部と、
    取得した再生形態情報と、取得した再生機能情報とに基づいて、接続されている再生機器が、コンテンツ情報をその再生形態で再生可能か判断する判断部と、
    判断部で再生可能と判断された再生機器に対して再生可能と判断された再生形態で再生されるべきコンテンツ情報の部分を分配出力するコンテンツ分配出力部と、
    を有するコンテンツ再生システム。
  2. コンテンツ情報出力装置の再生機能情報取得部は、接続されている再生機器に対して再生機能情報を要求する再生機能情報要求手段を有し、
    再生機器は、
    前記再生機能情報の要求に応じて自身の再生機能情報を返信する返信部を有する請求項1に記載のコンテンツ再生システム。
  3. コンテンツ情報出力装置は、
    判断部で再生不能と判断された再生機器に対して所定の制御情報を出力する制御情報出力部を有する請求項1又は2に記載のコンテンツ再生システム。
  4. コンテンツ情報出力装置は、再生機器と通信をするための第一信号送受信部を有し、
    再生機器は、コンテンツ情報出力装置と通信をするための第二信号送受信部を有し、
    コンテンツ情報出力装置と、再生機器との間で行なわれる入出力は、前記第一信号送受信部及び第二信号送受信部を介して行なわれる請求項1から3のいずれか一に記載のコンテンツ再生システム。
  5. 前記信号送受信部は、HDMI方式で信号を入出力する請求項4に記載のコンテンツ再生システム。
  6. 再生機器とともにコンテンツ再生システムを構成するコンテンツ情報出力装置であって、
    再生すべきコンテンツ情報を取得するコンテンツ情報取得部と、
    前記コンテンツ情報からコンテンツの再生形態情報を取得する再生形態情報取得部と、
    接続されている再生機器の再生機能情報を取得する再生機能情報取得部と、
    取得した再生形態情報と、取得した再生機能情報と、に基づいて接続されている再生機器が、コンテンツ情報をその再生形態で再生可能か判断する判断部と、
    判断部で再生可能と判断された再生機器に対して再生可能と判断された再生形態で再生されるべきコンテンツ情報の部分を分配出力するコンテンツ分配出力部と、
    を有するコンテンツ情報出力装置。
  7. 前記再生機能情報の要求に応じて自身の再生機能情報を返信する返信部を有する再生機器と接続してコンテンツ再生システムを構成するためのコンテンツ情報出力装置であって、
    コンテンツ情報出力装置の再生機能情報取得部は、さらに接続されている再生機器に対して再生機能情報を要求する再生機能情報要求手段を有する請求項6に記載のコンテンツ情報出力装置。
  8. 判断部で再生不能と判断された再生機器に対して所定の制御情報を出力する制御情報出力部を有する請求項6又は7に記載のコンテンツ情報出力装置。
  9. 再生機器と、接続することでコンテンツ再生システムを構成するコンテンツ情報出力装置の動作方法であって、
    コンテンツ情報からコンテンツの再生形態情報を取得する再生形態情報取得ステップと、
    接続されている再生機器の再生機能情報を取得する再生機能情報取得ステップと、
    取得した再生形態情報と、取得した再生機能情報と、に基づいて接続されている再生機器が、コンテンツ情報をその再生形態で再生可能か判断する判断ステップと、
    判断ステップで再生可能と判断された再生機器に対して再生可能と判断された再生形態で再生されるべきコンテンツ情報の部分を分配出力するコンテンツ分配出力ステップと、
    を有するコンテンツ情報出力装置の動作方法。
  10. 前記再生機能情報取得ステップは、さらに、接続されている再生機器に対して再生機能情報を要求する再生機能情報要求ステップを有する請求項9に記載のコンテンツ情報出力装置の動作方法。
  11. 判断ステップで再生不能と判断された再生機器に対して所定の制御情報を出力する制御情報出力ステップをさらに有する請求項9又は10に記載のコンテンツ情報出力装置の動作方法。
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