JP2005223442A - ファイル記録装置及びその制御方法、プログラム - Google Patents

ファイル記録装置及びその制御方法、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 コンテンツデータを符号化して得られる符号化データとその管理情報をファイルに記録する際に、その管理情報を一時保管するための記憶容量を低減することができるファイル記録装置及びその制御方法、プログラムを提供する。
【解決手段】 分割可能な部分符号化データで構成される符号化データと、前記符号化データを管理する管理情報とをファイルに記録するファイル記録装置において、メディアデータ処理部103は、部分符号化データを少なくとも1つ包含する所定データサイズを設定する。符号化データの内、少なくとも1つ以上の連続する前記部分符号化データを用いて、前記設定手段で設定した所定データサイズとなるデータを生成する。生成する前記所定データサイズを記録単位として、順次、該所定データサイズのデータをファイルに記録することで、符号化データと対応する前記管理情報を該ファイルに記録する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、分割可能な部分符号化データで構成される符号化データと、前記符号化データを管理する管理情報とをファイルに記録するファイル記録装置及びその制御方法、プログラムに関するものである。
近年では、コンテンツデータ(動画像、静止画像及び音声データ等)を高圧縮な符号化機能を用いてデジタル化し、SDカード等のメモリ媒体に記録するハードウェア(例えば、デジタルカメラ、デジタルカムコーダ等)が市場に出てきている。
これらハードウェアでは、映像・音声のデジタル符号化機能として、圧縮効率やエラー耐性の高さなどが優れ、限られたリソースで比較的長時間のデータ記録が可能な符号化形式が採用されていることが多い。
例えば、国際標準規格化団体ISO(International Organization for Standardization)によって標準規格化されているMPEG−4(非特許文献1及び非特許文献2参照)などは、その典型例である。
MPEG−4は、そのデータ記録形式として、MPEG−4 File Format規格(非特許文献3参照)がISOにて標準化されている。この規格は、ISO Base Media File Format規格(非特許文献4参照)と呼ばれる汎用的な基本ファイル形式を定義する規格を元にした規格である。また、ISO Base Media File Format規格を元にしたいくつかの類似ファイル形式の規格も他に存在しているが、本明細書では、それらを総称した代表的なファイル形式として「MP4」と表現する。
MP4のファイルフォーマット構造は、大きく分けて、コンテンツデータを符号化したもの(以下、これらをメディアデータと表現する)を格納している部分と、メディアデータの符号化や復号化に関する情報、及びMP4ファイルの内部構造に関する情報など(以下、これらをヘッダ情報と表現する)を格納している部分の2つに分けられる。以下、本明細書ではメディアデータ、ヘッダ情報を格納している部分を、それぞれメディアデータ部、ヘッダ情報部と記載する。
ヘッダ情報部には、メディアデータの符号化・復号化に関する情報が含まれるので、上述のハードウェアのように、リアルタイムの映像や音声などを記録する場合には、メディアデータの記録が終了するまでヘッダ情報に含まれる情報を確定できない。
更に、標準的なMP4ファイルの場合、ヘッダ情報はファイル内に一括して記録するため、ヘッダ情報をファイルに書き込むのはメディアデータが全てファイルに書き込まれ、ヘッダ情報が確定した後になる。
つまり、上述のようなハードウェアで、リアルタイムの映像や音声を随時MP4形式でデータを記録する際、メディアデータの記録終了時までヘッダ情報を内部メモリ上や中間ファイルとして外部記録装置等に一時保管しなければならないという制約がある。
よって、MP4形式でファイル記録を行なう従来のハードウェアでは、ヘッダ情報をメディアデータの記録終了時まで、内部メモリ上や中間ファイルとして外部記録装置に一時保管するための領域や、MP4のヘッダ情報として書き込む形式にデータを生成するための領域等が必要となる。
特開2000―224544号公報 ISO/IEC 14496-2 「Information technology -- Coding of audio-visual objects -- Part 2: Visual」; International Organization for Standardization、2003年7月 ISO/IEC 14496-3 「Information technology -- Coding of audio-visual objects -- Part 3: Audio」; International Organization for Standardization、2001年12月 ISO/IEC 14496-14 「Information technology -- Coding of audio-visual objects -- Part 14: MP4 file format」; International Organization for Standardization、2003年10月 ISO/IEC 14496-14 「Information technology -- Coding of audio-visual objects -- Part 12: ISO base media file format」; International Organization for Standardization、2003年10月
上述のようなハードウェアでは、製品コスト等との兼ね合いから、内部メモリやデータ処理を行なうための演算装置の性能は、一般に低いことが多い。
よって、決して多くはない限られたメモリ環境などのリソースで、ヘッダ情報を保持、構築しなければならないため、メモリ空間の有効利用が従来より求められている。
また、MP4では、このようなある程度長時間のデータ記録を考慮し、ヘッダ情報を分割して記録する方法(Fragmented Movie)も規格化されているが、現状ではこの方法を用いて記録されたMP4ファイルを再生できる環境がほとんど存在していないという問題があるため、ヘッダ情報を分割して記録する方法は、現時点ではあまり一般的ではない。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、コンテンツデータを符号化して得られる符号化データとその管理情報をファイルに記録する際に、その管理情報を一時保管するための記憶容量を低減することができるファイル記録装置及びその制御方法、プログラムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明によるファイル記録装置は以下の構成を備える。即ち、
分割可能な部分符号化データで構成される符号化データと、前記符号化データを管理する管理情報とをファイルに記録するファイル記録装置であって、
前記部分符号化データを少なくとも1つ包含する所定データサイズを設定する設定手段と、
前記符号化データの内、少なくとも1つ以上の連続する前記部分符号化データを用いて、前記設定手段で設定した所定データサイズとなるデータを生成する生成手段と、
前記生成手段で生成する前記所定データサイズを記録単位として、順次、該所定データサイズのデータを前記ファイルに記録することで、前記符号化データと対応する前記管理情報を該ファイルに記録する記録手段と
を備える。
また、好ましくは、前記部分符号化データは、前記符号化データを符号化形式に最適な形で細分化したサンプルデータである。
また、好ましくは、前記生成手段は、少なくとも1つ以上の連続するサンプルデータのデータサイズが前記所定データサイズより小さく、かつ両者のデータサイズの差分が、前記連続するサンプルデータの次のサンプルデータのデータサイズよりも小さい場合、その差分に相当するダミーデータを該連続するサンプルデータに付加することで、前記所定データサイズのデータを生成する。
また、好ましくは、前記設定手段は、前記符号化データの符号化情報、または前記符号化データの属性情報に基づいて、前記所定データサイズを設定する。
また、好ましくは、前記記録手段は、MP4ファイルフォーマット規格に準拠した形式で記録する。
上記の目的を達成するための本発明によるファイル記録装置は以下の構成を備える。即ち、
分割可能な部分符号化データで構成される符号化データと、前記符号化データを管理する管理情報とをファイルに記録するファイル記録装置であって、
前記符号化データの内、少なくとも1つ以上の連続する所定数の前記部分符号化データからなるデータを生成する生成手段と、
前記生成手段で生成する前記所定数の部分符号化データからなるデータを記録単位として、順次、該所定データ数の前記部分符号化データからなるデータを前記ファイルに記録することで、前記符号化データと対応する前記管理情報を該ファイルに記録する記録手段と
を備える。
また、好ましくは、前記部分符号化データは、前記符号化データを符号化形式に最適な形で細分化したサンプルデータである。
また、好ましくは、前記所定数を設定する設定手段を更に備える。
また、好ましくは、前記設定手段は、前記符号化データの符号化情報、または前記符号化データの属性情報に基づいて、前記所定数を設定する。
また、好ましくは、前記記録手段はMP4ファイルフォーマット規格に準拠した形式で記録する。
上記の目的を達成するための本発明によるファイル記録装置の制御方法は以下の構成を備える。即ち、
分割可能な部分符号化データで構成される符号化データと、前記符号化データを管理する管理情報とをファイルに記録するファイル記録装置の制御方法であって、
前記部分符号化データを少なくとも1つ包含する所定データサイズを設定する設定工程と、
前記符号化データの内、少なくとも1つ以上の連続する前記部分符号化データを用いて、前記設定工程で設定した所定データサイズとなるデータを生成する生成工程と、
前記生成工程で生成する前記所定データサイズを記録単位として、順次、該所定データサイズのデータを前記ファイルに記録することで、前記符号化データと対応する前記管理情報を該ファイルに記録する記録工程と
を備える。
上記の目的を達成するための本発明によるファイル記録装置の制御方法は以下の構成を備える。即ち、
分割可能な部分符号化データで構成される符号化データと、前記符号化データを管理する管理情報とをファイルに記録するファイル記録装置の制御方法であって、
前記符号化データの内、少なくとも1つ以上の連続する所定数の前記部分符号化データからなるデータを生成する生成工程と、
前記生成工程で生成する前記所定数の部分符号化データからなるデータを記録単位として、順次、該所定データ数の前記部分符号化データからなるデータを前記ファイルに記録することで、前記符号化データと対応する前記管理情報を該ファイルに記録する記録工程と
を備える。
上記の目的を達成するための本発明によるプログラムは以下の構成を備える。即ち、
分割可能な部分符号化データで構成される符号化データと、前記符号化データを管理する管理情報とをファイルに記録するファイル記録装置の制御を実現するプログラムであって、
前記部分符号化データを少なくとも1つ包含する所定データサイズを設定する設定工程のプログラムコードと、
前記符号化データの内、少なくとも1つ以上の連続する前記部分符号化データを用いて、前記設定工程で設定した所定データサイズとなるデータを生成する生成工程のプログラムコードと、
前記生成工程で生成する前記所定データサイズを記録単位として、順次、該所定データサイズのデータを前記ファイルに記録することで、前記符号化データと対応する前記管理情報を該ファイルに記録する記録工程のプログラムコードと
を備える。
上記の目的を達成するための本発明によるプログラムは以下の構成を備える。即ち、
分割可能な部分符号化データで構成される符号化データと、前記符号化データを管理する管理情報とをファイルに記録するファイル記録装置の制御を実現するプログラムであって、
前記符号化データの内、少なくとも1つ以上の連続する所定数の前記部分符号化データからなるデータを生成する生成工程のプログラムコードと、
前記生成工程で生成する前記所定数の部分符号化データからなるデータを記録単位として、順次、該所定データ数の前記部分符号化データからなるデータを前記ファイルに記録することで、前記符号化データと対応する前記管理情報を該ファイルに記録する記録工程のプログラムコードと
を備える。
本発明によれば、コンテンツデータを符号化して得られる符号化データとその管理情報をファイルに記録する際に、その管理情報を一時保管するための記憶容量を低減することができるファイル記録装置及びその制御方法、プログラムを提供できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
尚、以下の各実施形態では、コンテンツデータ(動画像、静止画像及び音声等)の符号化データを記録する形態として、MP4ファイルフォーマットを中心に説明するが、MP4ファイルフォーマットに限らず類似のファイルフォーマット及びアーキテクチャを用いる場合に対しても、本発明を適用可能である。
即ち、コンテンツデータの符号化データと、その符号化データを管理する管理情報(ヘッダ情報)とを、メモリ(例えば、SDカード、MMカード、コンパクトフラッシュ(登録商標)、スマートメディア、半導体メモリ)や磁気テープ等の記録媒体に記録する方法・装置に対して、本発明は適用可能である。
図1は本発明の実施形態のファイル記録装置の基本構成例を示す図である。
図1のファイル記録装置において、100は、映像信号を入力する動画像入力部である。101は、動画像入力部100によって入力された映像信号をデジタルデータに符号化する動画像符号化部である。107は、音声信号を入力する音声入力部である。102は、音声入力部107によって入力された音声信号をデジタルデータに符号化する音声符号化部である。
103はメディアデータ処理部であり、符号化された動画像及び音声データ(メディアデータ)を符号化部101及び102からそれぞれ受信し、所定のファイルフォーマット規格に準じた形式にデータ処理を行なう。
104は管理情報一時記憶部であり、映像信号と音声信号の符号化や復号化に関する情報を符号化部101及び102から受信し、また、メディアデータ処理部103から符号化データを細分化したサンプルデータ(部分符号化データ)に関する情報(付帯情報)を受信して、それらの情報を管理情報として一時保管する。
105は管理情報変換処理部であり、管理情報一時記憶部104に一時保管されている管理情報を所定のファイルフォーマット規格に準じた形式に変換する。106はファイル出力部であり、メディアデータ処理部103及び管理情報変換処理部105からデータを受信して、所定のファイルフォーマット形式でファイルを出力する。
図1において、デジタルデータに符号化された動画像及び音声データ(メディアデータ)は、それぞれの符号化形式に最適な形に細分化されたサンプルデータ(部分符号化データ)としてメディアデータ処理部103に入力される。
メディアデータ処理部103では、サンプルデータを所定のファイルフォーマット規格に準じた形式でファイルに出力できるように処理を行なうが、その際、サンプルデータがどのようにファイル内に記録されるかといった配置情報等のサンプルデータの管理上必要な情報が管理情報一時記憶部104に送信する。
ファイル出力部106では、メディアデータ処理部103での処理を経たサンプルデータを逐次受信してファイルに出力する。
一方、管理情報一時記憶部104に符号化された動画像及び音声を復号する際に必要な情報等の付帯情報が、符号化部101及び102から管理情報一時記憶部104に送信され、また、メディアデータ処理部103からサンプルデータの配置に関する情報等の付帯情報が同じく管理情報一時記憶部104に送信され、これらの付帯情報を管理情報として、一時的に内部記録形式のデータとして内部メモリ上や中間ファイル化して外部記録装置に記憶される。
管理情報一時記憶部104にて保持された管理情報は、サンプルデータ化されたメディアデータの記録が終了すると、管理情報変換処理部105にて所定のファイルフォーマット規格に準じた形式に変換され、続いて、ファイル出力部106にてファイルに記録され、ファイルへのデータ記録が完了する。
尚、図1の各構成要素は、例えば、装置全体を制御するCPU、CPUが実行する制御を実現するための各種制御プログラムを記憶するROM、データ作業領域やデータ一時待避領域として機能するメモリ(例えば、RAM等)、外部記憶装置(例えば、ハードディスク等)等のハードウェアによって実現されても良いし、CPUによって制御されるプログラムによるソフトウェアによって実現されても良い。
ここで、MP4ファイルフォーマットの構成について、図2を用いて説明する。
図2は本発明の実施形態のMP4ファイルフォーマットの構成例を示す図である。
一般的でシンプルな形式のMP4ファイルでは、大きく分けて、コンテンツデータ(動画像、静止画像及び音声等)を符号化したデータ(メディアデータ)を格納した部分(メディアデータ部)と、メディアデータの符号化に関する情報やMP4ファイルへの格納方法に関する情報などを含んだ管理情報部(ヘッダ情報部)の2つに分けられる。
動画像及び音声データを符号化したもの(メディアデータ)は、上述したように、それぞれの符号化形式に最適な単位で細かく細分化されたサンプルデータとして扱われる。複数のサンプルデータは、一般に復号化する際に最適なある程度の大きさを持った「かたまり」に分割・格納され(これを「チャンク」という)、チャンクデータとしてメディアデータ部に格納される。メディアデータ部には、データの種類毎に、このチャンクデータを複数格納したもの(これを「トラック」と言う)を格納する形となっている。
一方、ヘッダ情報部には、格納したメディアデータを復号化するための情報や、サンプルデータやチャンクデータがMP4ファイル内にどのように格納されているかなどの情報(これらは、「Box」や「Atom」などと呼ばれる)が含まれており、本実施形態では、その一例として、特に、Chunk−OffsetとSample−to−Chunkの2つのBoxに注目して説明する。
この2つのBoxの定義について、図3及び図4を用いて説明する。
まず、Chunk−Offset Boxの定義について、図3を用いて説明する。
図3は本発明の実施形態のChunk−Offset Boxの定義を説明するための図である。
Chunk−Offset Boxは、MP4ファイルの先頭のアドレスから当該チャンクデータまでのアドレスのオフセット値を示すBoxであり、メディアデータに格納されるチャンクデータの数と同数のデータが存在(図3のentry−count)する。
つまり、図3のChunk−Offset Boxの定義によると、チャンクデータの数entry−countの分だけ、通常は、32bit int型のオフセット値chunk−offsetが存在し、オフセット値chunk−offsetが32bit int型の領域に収まらない場合は、64bit int型の領域に拡張する仕様になっている。
次に、Sample−to−Chunk Boxの定義について、図4を用いて説明する。
図4は本発明の実施形態のSample−to−Chunk Boxの定義を説明するための図である。
Sample−to−Chunk Boxは、当該チャンクデータに格納されているサンプルデータの数(samples−per−chunk)及び、サンプルデータの符号化形式などに付随する特性情報を示すインデックス番号(sample−description−index)などを格納するBoxである。
Sample−to−Chunk Boxでは、各チャンクデータのサンプルデータ数や特性情報が同じものは、その記載を省略することができる。その場合、図4のfirst−chunkに、同じサンプル数及び特性情報を持つチャンクデータの先頭のチャンクデータを示す値が入力される。
即ち、あるentry−count におけるfirst−chunkで指定されているチャンクデータから、次のentry−countのfirst−chunkで指定されているチャンクデータの1つ前のチャンクデータまでが、同じサンプル数とインデックス番号を持つことになる。
そのため、Sample−to−Chunkのデータ数(entry−count)は、個々のMP4ファイルに依存することになり、最大でチャンクデータ数と同数となる。
本実施形態では、図1に示す管理情報一時記憶部104内で、ここにあげた2つのBoxのどちらか一方、又は両方についての情報を簡潔に記憶することによって、管理情報一時記憶部104内で使用する記憶領域を小さくすることを特徴としている。
そこで、次に、本発明の方法によって何故、記憶領域の使用量を少なくできるかについて詳しく説明する。
上記の2つのBoxは、前述のようにチャンクデータ毎に区々なデータを、メディアデータ記録終了時まで保持しなければならないため、通常は、図3の定義からわかるように、Chunk−Offset Boxの場合で、チャンクデータ数×4バイトの記憶容量が必要となる。
また、同じく図4の定義を参照すると、Sample−to−Chunk Boxの場合はentry−countをまとめるのはメディアデータの記録を終了した後、図1の管理情報変換処理部104にて行なうことが多いため(これは処理方法によって異なる)、その場合、内部に情報を保持している時点では、このBoxのデータ数はチャンクデータ数に依存し、チャンクデータ数×12バイトの記憶容量が必要となる。
そこで、本実施形態では、チャンクデータのサイズを常に一定にする(固定長データにする)ことによって、内部メモリ等に一時保管しなければならないヘッダ情報の内、Chunk−Offset Boxについては、ただ1つのオフセット値chunk−offset(固定値:4バイト)とチャンクデータ数entry−count(通常4バイト)の計8バイトのみとする。
また、チャンクデータに含まれるサンプルデータ数を一定にすることによって、Sample−to−Chunk Boxのsamples−per−chunk(図3参照)を一定にし、本来、チャンクデータ毎に区々な値を保持するsamples−per−chunkを1つの値(4バイト)のみとする。
このようにして、本発明では、内部メモリ上や中間ファイルとして外部記憶装置などに一時保管しなければならない管理情報の一部を僅かな情報に置き換えることによって、記憶領域の使用量を少なくすることを可能とする。
次に、チャンクデータのサイズを一定にする(固定長データにする)方法について、一般のMP4ファイルと比較しながら説明する。
図5は本発明の実施形態の一般のMP4ファイルでのサンプルデータとチャンクデータの格納方法の模式図である。
一般に、チャンクデータのサイズ(チャンク合図)は、ファイル再生時に符号化データを復号化する上で、効率の良い最適なサイズに設定するので、一般のMP4ファイルでのサンプルデータの格納の仕方は、この最適なサイズに設定されたチャンクサイズに格納できるだけのサンプルデータを格納し、サンプルデータがチャンクデータに格納できなくなると、そこまでを1つのチャンクデータとして閉じ、次のチャンクデータを設定し新たにサンプルデータを格納していく。
符号化形式にもよるが、一般にサンプルデータのサイズは一定ではなく、各チャンクサイズは、格納されているサンプルデータのサイズの総計となるため、各チャンクサイズもまた一定ではない。
つまり、図5で示されている2つのチャンクデータ501と504において、サンプルデータ502と505はその数、サイズとも一定ではなく、つまり、チャンクデータ501と504それぞれのチャンクサイズ503と506は異なっている。
そこで、図6を用いて、本発明でどのようにしてチャンクサイズを一定にするかについて説明する。
図6において、チャンクデータ601にサンプルデータ602を格納していき、サンプルデータをn個(Sn)格納した時点で、n+1個目のサンプルデータ605(Sn+1)のサイズ607がチャンクデータ601の空き領域604のサイズ606よりも大きい場合、サンプルデータ605は、608のように次のチャンクデータ609を設定して格納する。同時に、チャンクデータ601の空き領域604のスペースをダミーデータで埋めることで、チャンクサイズ603が常に一定の値となるようにする。
つまり、少なくとも1つ以上の連続するサンプルデータのデータサイズがチャンクサイズ(所定データサイズ)より小さく、かつ両者のデータサイズの差分が、その連続するサンプルデータの次のサンプルデータのデータサイズよりも小さい場合、その差分に相当するダミーデータを該連続する差分データに付加することで、チャンクサイズのデータを生成する。
この方法によると、チャンクデータ内にダミーデータを付加したものをMP4ファイルとして記録することになるが、チャンクデータの最後の部分にダミーデータが存在しても、各サンプルデータのサイズは、それを管理するBox(Sample−Size Box (「stsz」)という)にサンプルデータ毎のサイズが正しく設定されていれば、実使用上問題無くサンプルデータを取得することができ、MP4ファイルフォーマットの規格も守ることができる。
次に、図7を用いて、3つの実施例について説明する。
<実施例1>
実施例1として、チャンクサイズを一定にする場合を説明する。
図7は図6の方法でチャンクサイズを一定にした場合のデータ構造を示しており、どのような原理でチャンクサイズを一定にするかは、上記図6の説明にある通りである。
即ち、チャンクデータ701と705は各々サンプルデータ702と706を格納し、規定のチャンクサイズに満たない領域は、それぞれダミーデータ704及び708で埋める。このようにして、各々のチャンクサイズ703と707は、規定のチャンクサイズを保つことができる。
つまり、この実施例1では、Chunk−Offset Boxのデータ保持領域を圧縮することができる。
<実施例2>
実施例2として、チャンクデータに格納するサンプルデータの数を一定にする場合を説明する。
図7において、チャンクデータ701と705それぞれに格納されているサンプルデータ702と706のサンプル数はそれぞれn個、m個とする。ここで、n=m個となるように、各チャンクデータにサンプルデータを格納するようにすると、Sample−to−Chunk Boxのsamples−per−chunkの値が一定となり、samples−per−chunkを格納するために必要な領域を圧縮することができる。
但し、この実施例2に加えて、実施例1の、チャンクサイズを常に一定にしようとすると、ダミーデータ704と708のサイズが大きくなる可能性があり、MP4ファイルとしてのサイズもその分大きくなる可能性がある。
<実施例3>
逆に、実施例1のチャンクサイズを常に一定にした上で、チャンクデータ内に格納するサンプルデータの数には拘らず、チャンクデータに格納できるだけのサンプルデータを格納するようにすると、ダミーデータのサイズは常に次のチャンクの先頭に格納されているサンプルデータのサイズよりも小さいものとなる。そのため、実施例2の格納するサンプルデータ数を一定にする場合と比較すると、MP4ファイルとしてのサイズは小さくなる可能性が高い。
次に、チャンクサイズを一定にする場合の処理フローについて、図8を用いて説明する。
図8は本発明の実施形態のチャンクサイズを一定にする処理を示すフローチャートである。
<ステップS1>
メディアデータ処理部103は、サンプルデータを1つ以上格納可能なチャンクサイズを設定する。尚、このチャンクサイズは、ファイル記録装置の操作部(不図示)を介してユーザによって入力された任意のサイズを用いて、メディアデータ処理部103によって設定される。あるいは符号化データの符号化情報(符号化形式)やその符号化データの属性情報(最大サンプルデータサイズ等)に基づいて、メディアデータ処理部103によって適応的に設定される。
<ステップS2>
メディアデータ処理部103は、設定したチャンクサイズのチャンクデータをメモリ上に設定する。
<ステップS3>
メディアデータ処理部103は、サンプルデータを1つずつチャンクデータに格納する。
<ステップS4>
メディアデータ処理部103は、次のサンプルデータのサイズとチャンクデータの空き領域の容量をそれぞれ計算する。
<ステップS5>
メディアデータ処理部103は、計算結果に基づいて、次のサンプルデータをチャンクデータに格納可能であるか否かを判定する。当該チャンクデータに次のサンプルデータを格納する空き容量がある場合(ステップS5でYES)、ステップS3に戻る。一方、当該チャンクデータに次のサンプルデータを格納する空き容量がない場合(ステップS5でNO)、ステップS6に進む。
<ステップS6>
メディアデータ処理部103は、チャンクデータの空き領域にダミーデータを格納する。
<ステップS7>
メディアデータ処理部103は、チャンクデータを閉じ、ステップS1に戻り、新たにチャンクデータを設定する。
尚、この処理フローは、MP4及びそれに類似するファイルフォーマットにおいて、サンプルデータをチャンクデータに格納する部分のみを本発明の方法に則って表したものであり、ステップS6にてチャンク空き領域にダミーデータを格納する点が、一般の処理と異なる点である。
また、上記実施形態では、特に、管理情報として、Chunk−Offset Box及びSample−to−Chunk Boxに注目して説明を行ったが、このように同じ値を持つエントリを単一のデフォルトエントリとして記述することが可能なデータ構造であれば、いかなるものであっても本発明の原理を適用することが可能である。
<実施例4>
次に、実施例4として、図9に動画像データの場合のデータ構造例を示し、動画像データの場合の実施例について説明する。
MPEGの動画像データは、一般にI,P,Bの各フレーム(VOP:Video Object Plane)からなり、例えば、以下のようなGOV(Group of Video Object Plane)構造を持っている
IPPBPP、IPPBPP、・・・
一般には、チャンクサイズは、ファイル再生時に符号化データを復号化する上で、効率の良い大きさに設定するが、実際のチャンクサイズの設定方法はいくつか考えられる。
動画データの場合、例えば、動画像符号化部101(図1参照)の設定情報から最大フレームのサイズを取得したり、又はビットレート等から、フレームの中では一番サイズが大きいIフレームの最大値を予測してチャンクサイズに設定したり、あるいは同じくビットレート等からGOVの最大サイズを予測して、GOVを一定数格納できるサイズをチャンクサイズとして設定したりすることなどが考えられる。
もちろん、明示的にチャンクサイズを指定する方法もあるが、ここでは、図9を参照しながら、1つのチャンクデータに1つのGOVを格納する場合を想定して説明する。
図9において、予めビットレートなどからGOVを1つ格納可能なチャンクサイズ902を設定する。次に、チャンクデータ901はサンプルデータ903としてGOVを1つ格納し、チャンクサイズに満たない領域はダミーデータ904を格納する。以降、同じ処理を繰り返すことで、次のチャンクサイズ905もチャンクサイズ902と等しくなる。
ここで、MPEGデータのI,P,Bの各フレームは、フレームの種類ごとにサイズが大きく異なるが、GOV単位として見ればある程度サイズが近いので、ダミーデータのサイズもある程度小さい範囲に収まることが期待でき、GOV単位で格納することで1つのチャンクデータに格納されるサンプルデータ数は、常に一定とすることができる。
また、図9のように、MPEGの動画像データをGOV単位でチャンクデータに格納すると、チャンクデータ単位で動画像データの編集を行なう場合などに有利という面もあるが、このMPEGの動画像データの例は、一つの実施例を示したものであり、チャンクサイズとチャンクに格納するサンプルデータ数のどちらかを一定にすることができれば、本発明の効果は発揮される。
以上説明したように、本実施形態によれば、MP4及びそれに類似するファイルフォーマットにコンテンツデータをファイルに記録する際に、一時的に保持しなければならないコンテンツデータの管理情報の一部を、より小さいデータにすることが可能となる、又は少ない記憶領域に保持することが可能となる。
以上、実施形態例を詳述したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
尚、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(実施形態では図に示すフローチャートに対応したプログラム)を、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータが該供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であっても良い。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などがある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
本発明の実施形態のファイル記録装置の基本構成例を示す図である。 本発明の実施形態のMP4ファイルフォーマットの構成例を示す図である。 本発明の実施形態のChunk−Offset Boxの定義を説明するための図である。 本発明の実施形態のSample−to−Chunk Boxの定義を説明するための図である。 本発明の実施形態の一般のMP4ファイルでのサンプルデータとチャンクデータの格納方法の模式図である。 本発明の実施形態のチャンクサイズを一定にする方法を説明するための図である。 本発明の実施形態のチャンクサイズを一定にした場合のデータ構造例を示す図である。 本発明の実施形態のチャンクサイズを一定にする処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態の動画像データの場合のデータ構造例を示す図である。
符号の説明
100 動画像入力部
101 動画像符号化部
102 音声符号化部
103 メディアデータ処理部
104 管理情報一時記憶部
105 管理情報変換処理部
106 ファイル出力部
107 音声入力部

Claims (14)

  1. 分割可能な部分符号化データで構成される符号化データと、前記符号化データを管理する管理情報とをファイルに記録するファイル記録装置であって、
    前記部分符号化データを少なくとも1つ包含する所定データサイズを設定する設定手段と、
    前記符号化データの内、少なくとも1つ以上の連続する前記部分符号化データを用いて、前記設定手段で設定した所定データサイズとなるデータを生成する生成手段と、
    前記生成手段で生成する前記所定データサイズを記録単位として、順次、該所定データサイズのデータを前記ファイルに記録することで、前記符号化データと対応する前記管理情報を該ファイルに記録する記録手段と
    を備えることを特徴とするファイル記録装置。
  2. 前記部分符号化データは、前記符号化データを符号化形式に最適な形で細分化したサンプルデータである
    ことを特徴とする請求項1に記載のファイル記録装置。
  3. 前記生成手段は、少なくとも1つ以上の連続するサンプルデータのデータサイズが前記所定データサイズより小さく、かつ両者のデータサイズの差分が、前記連続するサンプルデータの次のサンプルデータのデータサイズよりも小さい場合、その差分に相当するダミーデータを該連続するサンプルデータに付加することで、前記所定データサイズのデータを生成する
    ことを特徴とする請求項1に記載のファイル記録装置。
  4. 前記設定手段は、前記符号化データの符号化情報、または前記符号化データの属性情報に基づいて、前記所定データサイズを設定する
    ことを特徴とする請求項1に記載のファイル記録装置。
  5. 前記記録手段は、MP4ファイルフォーマット規格に準拠した形式で記録する
    ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載のファイル記録装置。
  6. 分割可能な部分符号化データで構成される符号化データと、前記符号化データを管理する管理情報とをファイルに記録するファイル記録装置であって、
    前記符号化データの内、少なくとも1つ以上の連続する所定数の前記部分符号化データからなるデータを生成する生成手段と、
    前記生成手段で生成する前記所定数の部分符号化データからなるデータを記録単位として、順次、該所定データ数の前記部分符号化データからなるデータを前記ファイルに記録することで、前記符号化データと対応する前記管理情報を該ファイルに記録する記録手段と
    を備えることを特徴とするファイル記録装置。
  7. 前記部分符号化データは、前記符号化データを符号化形式に最適な形で細分化したサンプルデータである
    ことを特徴とする請求項6に記載のファイル記録装置。
  8. 前記所定数を設定する設定手段を更に備える
    ことを特徴とする請求項6に記載のファイル記録装置。
  9. 前記設定手段は、前記符号化データの符号化情報、または前記符号化データの属性情報に基づいて、前記所定数を設定する
    ことを特徴とする請求項8に記載のファイル記録装置。
  10. 前記記録手段は、
    MP4ファイルフォーマット規格に準拠した形式で記録する
    ことを特徴とする請求項6乃至9の何れか1項に記載のファイル記録装置。
  11. 分割可能な部分符号化データで構成される符号化データと、前記符号化データを管理する管理情報とをファイルに記録するファイル記録装置の制御方法であって、
    前記部分符号化データを少なくとも1つ包含する所定データサイズを設定する設定工程と、
    前記符号化データの内、少なくとも1つ以上の連続する前記部分符号化データを用いて、前記設定工程で設定した所定データサイズとなるデータを生成する生成工程と、
    前記生成工程で生成する前記所定データサイズを記録単位として、順次、該所定データサイズのデータを前記ファイルに記録することで、前記符号化データと対応する前記管理情報を該ファイルに記録する記録工程と
    を備えることを特徴とするファイル記録装置の制御方法。
  12. 分割可能な部分符号化データで構成される符号化データと、前記符号化データを管理する管理情報とをファイルに記録するファイル記録装置の制御方法であって、
    前記符号化データの内、少なくとも1つ以上の連続する所定数の前記部分符号化データからなるデータを生成する生成工程と、
    前記生成工程で生成する前記所定数の部分符号化データからなるデータを記録単位として、順次、該所定データ数の前記部分符号化データからなるデータを前記ファイルに記録することで、前記符号化データと対応する前記管理情報を該ファイルに記録する記録工程と
    を備えることを特徴とするファイル記録装置の制御方法。
  13. 分割可能な部分符号化データで構成される符号化データと、前記符号化データを管理する管理情報とをファイルに記録するファイル記録装置の制御を実現するプログラムであって、
    前記部分符号化データを少なくとも1つ包含する所定データサイズを設定する設定工程のプログラムコードと、
    前記符号化データの内、少なくとも1つ以上の連続する前記部分符号化データを用いて、前記設定工程で設定した所定データサイズとなるデータを生成する生成工程のプログラムコードと、
    前記生成工程で生成する前記所定データサイズを記録単位として、順次、該所定データサイズのデータを前記ファイルに記録することで、前記符号化データと対応する前記管理情報を該ファイルに記録する記録工程のプログラムコードと
    を備えることを特徴とするプログラム。
  14. 分割可能な部分符号化データで構成される符号化データと、前記符号化データを管理する管理情報とをファイルに記録するファイル記録装置の制御を実現するプログラムであって、
    前記符号化データの内、少なくとも1つ以上の連続する所定数の前記部分符号化データからなるデータを生成する生成工程のプログラムコードと、
    前記生成工程で生成する前記所定数の部分符号化データからなるデータを記録単位として、順次、該所定データ数の前記部分符号化データからなるデータを前記ファイルに記録することで、前記符号化データと対応する前記管理情報を該ファイルに記録する記録工程のプログラムコードと
    を備えることを特徴とするプログラム。
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