JP2005275706A - 情報処理装置及びその方法、プログラム - Google Patents

情報処理装置及びその方法、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 コンテンツデータを符号化して得られる符号化データとその管理情報をファイルに記録する際に、その管理情報を一時保管するための記憶容量を低減することができる情報処理装置及びその方法、プログラムを提供する。
【解決手段】 処理対象の符号化データに基づいて、その管理情報を生成するための管理情報生成用情報を取得する。その管理情報生成用情報を圧縮する。圧縮によって得られる圧縮情報を処理対象の符号化データの管理情報として、一時記憶領域に記憶する。
【選択図】 図7

Description

本発明は、符号化データと、前記符号化データを管理する管理情報をファイルに記録する場合の管理情報を生成する情報処理装置及びその方法、プログラムに関するものである。
近年では、コンテンツデータ(動画像、静止画像及び音声データ等)を高圧縮な符号化機能を用いてデジタル化し、SDカード等のメモリ媒体に記録するハードウェア(例えば、デジタルカメラ、デジタルカムコーダ等)が市場に出てきている。
これらハードウェアでは、映像・音声のデジタル符号化機能として、圧縮効率やエラー耐性の高さなどが優れ、限られたリソースで比較的長時間のデータ記録が可能な符号化形式が採用されていることが多い。
例えば、国際標準規格化団体ISO(International Organization for Standardization)によって標準規格化されているMPEG−4(非特許文献1及び非特許文献2参照)などは、その典型例である。
MPEG−4は、そのデータ記録形式として、MPEG−4 File Format規格(非特許文献3参照)がISOにて標準化されている。この規格は、ISO Base Media File Format規格(非特許文献4参照)と呼ばれる汎用的な基本ファイル形式を定義する規格を元にした規格である。また、ISO Base Media File Format規格を元にしたいくつかの類似ファイル形式の規格も他に存在しているが、本明細書では、それらを総称した代表的なファイル形式として「MP4」と表現する。
MP4のファイルフォーマット構造は、大きく分けて、コンテンツデータを符号化したもの(以下、これらをメディアデータと表現する)を格納している部分と、メディアデータの符号化や復号化に関する情報、及びMP4ファイルの内部構造に関する情報など(以下、これらをヘッダ情報と表現する)を格納している部分の2つに分けられる。以下、本明細書ではメディアデータ、ヘッダ情報を格納している部分を、それぞれメディアデータ部、ヘッダ情報部と記載する。
ヘッダ情報部には、メディアデータの符号化・復号化に関する情報が含まれるので、上述のハードウェアのように、リアルタイムの映像や音声などを記録する場合には、メディアデータの記録が終了するまでヘッダ情報に含まれる情報を確定できない。
更に、標準的なMP4ファイルの場合、ヘッダ情報はファイル内に一括して記録するため、ヘッダ情報をファイルに書き込むのはメディアデータが全てファイルに書き込まれ、ヘッダ情報が確定した後になる。
つまり、上述のようなハードウェアで、リアルタイムの映像や音声を随時MP4形式でデータを記録する際、メディアデータの記録終了時までヘッダ情報を内部メモリ上や中間ファイルとして外部記録装置等に一時保管しなければならないという制約がある。
よって、MP4形式でファイル記録を行なう従来のハードウェアでは、ヘッダ情報をメディアデータの記録終了時まで、内部メモリ上や中間ファイルとして外部記録装置に一時保管するための領域や、MP4のヘッダ情報として書き込む形式にデータを生成するための領域等が必要となる。
ISO/IEC 14496-2 「Information technology -- Coding of audio-visual objects -- Part 2: Visual」; International Organization for Standardization、2003年7月 ISO/IEC 14496-3 「Information technology -- Coding of audio-visual objects -- Part 3: Audio」; International Organization for Standardization、2001年12月 ISO/IEC 14496-14 「Information technology -- Coding of audio-visual objects -- Part 14: MP4 file format」; International Organization for Standardization、2003年10月 ISO/IEC 14496-14 「Information technology -- Coding of audio-visual objects -- Part 12: ISO base media file format」; International Organization for Standardization、2003年10月
上述のようなハードウェアでは、製品コスト等との兼ね合いから、内部メモリやデータ処理を行なうための演算装置の性能は、一般に低いことが多い。
よって、決して多くはない限られたメモリ環境などのリソースで、ヘッダ情報を保持、構築しなければならないため、メモリ空間の有効利用が従来より求められている。
また、MP4では、このようなある程度長時間のデータ記録を考慮し、ヘッダ情報を分割して記録する方法(Fragmented Movie)も規格化されているが、現状ではこの方法を用いて記録されたMP4ファイルを再生できる環境がほとんど存在していないという問題があるため、ヘッダ情報を分割して記録する方法は、現時点ではあまり一般的ではない。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、コンテンツデータを符号化して得られる符号化データとその管理情報をファイルに記録する際に、その管理情報を一時保管するための記憶容量を低減することができる情報処理装置及びその方法、プログラムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明による情報処理装置は以下の構成を備える。即ち、
符号化データと、前記符号化データを管理する管理情報をファイルに記録する場合の管理情報を生成する情報処理装置であって、
処理対象の符号化データに基づいて、その管理情報を生成するための管理情報生成用情報を取得する取得手段と、
前記管理情報生成用情報を圧縮する圧縮手段と、
前記圧縮手段の圧縮によって得られる圧縮情報を前記管理情報として、一時記憶領域に記憶する記憶手段と
を備える。
上記の目的を達成するための本発明による情報処理装置は以下の構成を備える。即ち、
分割可能な部分符号化データで構成される符号化データと、前記符号化データを管理する管理情報とをファイルに記録する場合の管理情報を生成する情報処理装置であって、
前記符号化データを構成する一連の部分符号化データそれぞれに対する基本値と、それを識別するための基本値フラグを生成する生成手段と、
処理対象の部分符号化データと、対応する前記基本値と前記基本値フラグを用いて、前記部分符号化データの前記管理情報を生成する管理情報生成手段と、
前記管理情報生成手段で生成した管理情報を、一時記憶領域に記憶する記憶手段と
を備える。
上記の目的を達成するための本発明による情報処理装置は以下の構成を備える。即ち、
分割可能な部分符号化データで構成される符号化データと、前記符号化データを管理する管理情報とをファイルに記録する場合の管理情報を生成する情報処理装置であって、
処理対象の前記部分符号化データのサイズに対する基本値と、該部分符号化データのサイズとの差分データを生成する生成手段と、
前記基本値と、前記基本値を識別するための基本値フラグと、前記生成手段で生成した差分データを、前記処理対象の部分符号化データの前記管理情報として、一時記憶領域に記憶する記憶手段と
を備える。
上記の目的を達成するための本発明による情報処理方法は以下の構成を備える。即ち、
符号化データと、前記符号化データを管理する管理情報をファイルに記録する場合の管理情報を生成する情報処理方法であって、
処理対象の符号化データに基づいて、その管理情報を生成するための管理情報生成用情報を取得する取得工程と、
前記管理情報生成用情報を圧縮する圧縮工程と、
前記圧縮工程の圧縮によって得られる圧縮情報を前記管理情報として、一時記憶領域に記憶する記憶工程と
を備える。
上記の目的を達成するための本発明による情報処理方法は以下の構成を備える。即ち、
分割可能な部分符号化データで構成される符号化データと、前記符号化データを管理する管理情報とをファイルに記録する場合の管理情報を生成する情報処理方法であって、
前記符号化データを構成する一連の部分符号化データそれぞれに対する基本値と、それを識別するための基本値フラグを生成する生成工程と、
処理対象の部分符号化データと、対応する前記基本値と前記基本値フラグを用いて、前記部分符号化データの前記管理情報を生成する管理情報生成工程と、
前記管理情報生成工程で生成した管理情報を、一時記憶領域に記憶する記憶工程と
を備える。
上記の目的を達成するための本発明による情報処理方法は以下の構成を備える。即ち、
分割可能な部分符号化データで構成される符号化データと、前記符号化データを管理する管理情報とをファイルに記録する場合の管理情報を生成する情報処理方法であって、
処理対象の前記部分符号化データのサイズに対する基本値と、該部分符号化データのサイズとの差分データを生成する生成工程と、
前記基本値と、前記基本値を識別するための基本値フラグと、前記生成工程で生成した差分データを、前記処理対象の部分符号化データの前記管理情報として、一時記憶領域に記憶する記憶工程と
を備える。
上記の目的を達成するための本発明によるプログラムは以下の構成を備える。即ち、
符号化データと、前記符号化データを管理する管理情報をファイルに記録する場合の管理情報を生成する情報処理を実現するプログラムであって、
処理対象の符号化データに基づいて、その管理情報を生成するための管理情報生成用情報を取得する取得工程のプログラムコードと、
前記管理情報生成用情報を圧縮する圧縮工程のプログラムコードと、
前記圧縮工程の圧縮によって得られる圧縮情報を前記管理情報として、一時記憶領域に記憶する記憶工程のプログラムコードと
を備える。
上記の目的を達成するための本発明によるプログラムは以下の構成を備える。即ち、
分割可能な部分符号化データで構成される符号化データと、前記符号化データを管理する管理情報とをファイルに記録する場合の管理情報を生成する情報処理を実現するプログラムであって、
前記符号化データを構成する一連の部分符号化データそれぞれに対する基本値と、それを識別するための基本値フラグを生成する生成工程のプログラムコードと、
処理対象の部分符号化データと、対応する前記基本値と前記基本値フラグを用いて、前記部分符号化データの前記管理情報を生成する管理情報生成工程のプログラムコードと、
前記管理情報生成工程で生成した管理情報を、一時記憶領域に記憶する記憶工程のプログラムコードと
を備える。
上記の目的を達成するための本発明によるプログラムは以下の構成を備える。即ち、
分割可能な部分符号化データで構成される符号化データと、前記符号化データを管理する管理情報とをファイルに記録する場合の管理情報を生成する情報処理を実現するプログラムであって、
処理対象の前記部分符号化データのサイズに対する基本値と、該部分符号化データのサイズとの差分データを生成する生成工程のプログラムコードと、
前記基本値と、前記基本値を識別するための基本値フラグと、前記生成工程で生成した差分データを、前記処理対象の部分符号化データの前記管理情報として、一時記憶領域に記憶する記憶工程のプログラムコードと
を備える。
本発明によれば、コンテンツデータを符号化して得られる符号化データとその管理情報をファイルに記録する際に、その管理情報を一時保管するための記憶容量を低減することができる情報処理装置及びその方法、プログラムを提供できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
尚、以下の実施形態では、コンテンツデータ(動画像、静止画像及び音声等)の符号化データを記録する形態として、MP4ファイルフォーマットを中心に説明するが、MP4ファイルフォーマットに限らず類似のファイルフォーマット及びアーキテクチャを用いる場合に対しても、本発明を適用可能である。
即ち、コンテンツデータの符号化データと、その符号化データを管理する管理情報(ヘッダ情報)とを、メモリ(例えば、SDカード、MMカード、コンパクトフラッシュ(登録商標)、スマートメディア、半導体メモリ)や磁気テープ等の記録媒体に記録する方法・装置に対して、本発明は適用可能である。
図1は本発明の実施形態のファイル記録装置の基本構成例を示す図である。
図1のファイル記録装置において、100は、映像信号を入力する動画像入力部である。101は、動画像入力部100によって入力された映像信号をデジタルデータに符号化する動画像符号化部である。107は、音声信号を入力する音声入力部である。102は、音声入力部107によって入力された音声信号をデジタルデータに符号化する音声符号化部である。
103はメディアデータ処理部であり、符号化された動画像及び音声データ(メディアデータ)を符号化部101及び102からそれぞれ受信し、所定のファイルフォーマット規格に準じた形式にデータ処理を行なう。
104は管理情報一時記憶部であり、映像信号と音声信号の符号化や復号化に関する情報を符号化部101及び102から受信し、また、メディアデータ処理部103から符号化データを細分化したサンプルデータ(部分符号化データ)に関する情報(付帯情報)を受信して、それらの情報を管理情報として一時保管する。
105は管理情報変換処理部であり、管理情報一時記憶部104に一時保管されている管理情報を所定のファイルフォーマット規格に準じた形式に変換する。106はファイル出力部であり、メディアデータ処理部103及び管理情報変換処理部105からデータを受信して、所定のファイルフォーマット形式でファイルを出力する。
図1において、デジタルデータに符号化された動画像及び音声データ(メディアデータ)は、それぞれの符号化形式に最適な形に細分化されたサンプルデータ(部分符号化データ)としてメディアデータ処理部103に入力される。
メディアデータ処理部103では、サンプルデータを所定のファイルフォーマット規格に準じた形式でファイルに出力できるように処理を行なうが、その際、サンプルデータがどのようにファイル内に記録されるかといった配置情報等のサンプルデータの管理上必要な情報を管理情報一時記憶部104に送信する。
ファイル出力部106では、メディアデータ処理部103での処理を経たサンプルデータを逐次受信してファイルに出力する。
一方、管理情報一時記憶部104に、符号化された動画像及び音声を復号する際に必要な情報等の付帯情報が、符号化部101及び102から管理情報一時記憶部104に送信される。また、メディアデータ処理部103からサンプルデータの配置に関する情報等の付帯情報が同じく管理情報一時記憶部104に送信される。そして、これらの付帯情報を管理情報として、一時的に内部記録形式のデータとして内部メモリ上や中間ファイル化して外部記憶装置に記憶される。
管理情報一時記憶部104にて保持された管理情報は、サンプルデータ化されたメディアデータの記録が終了すると、管理情報変換処理部105にて所定のファイルフォーマット規格に準じた形式に変換され、続いて、ファイル出力部106にてファイルに記録され、ファイルへのデータ記録が完了する。
尚、図1の各構成要素は、例えば、装置全体を制御するCPU、CPUが実行する制御を実現するための各種制御プログラムを記憶するROM、データ作業領域やデータ一時待避領域として機能するメモリ(例えば、RAM等)、外部記憶装置(例えば、ハードディスク等)等のハードウェアによって実現されても良いし、CPUによって制御されるプログラムによるソフトウェアによって実現されても良い。
ここで、MP4ファイルフォーマットの構成について、図2を用いて説明する。
図2は本発明の実施形態のMP4ファイルフォーマットの構成例を示す図である。
一般的でシンプルな形式のMP4ファイルでは、大きく分けて、コンテンツデータ(動画像、静止画像及び音声等)を符号化したデータ(メディアデータ)を格納した部分(メディアデータ部)と、メディアデータの符号化に関する情報やMP4ファイルへの格納方法に関する情報などを含んだ管理情報部(ヘッダ情報部)の2つに分けられる。
動画像及び音声データを符号化したもの(メディアデータ)は、上述したように、それぞれの符号化形式に最適な単位で細かく細分化されたサンプルデータとして扱われる。複数のサンプルデータは、一般に復号化する際に最適なある程度の大きさを持った「かたまり」に分割・格納され(これを「チャンク」という)、チャンクデータとしてメディアデータ部に格納される。メディアデータ部には、データの種類毎に、このチャンクデータを複数格納したもの(これを「トラック」と言う)を格納する形となっている。
一方、ヘッダ情報部には、格納したメディアデータを復号化するための情報や、サンプルデータやチャンクデータがMP4ファイル内にどのように格納されているかなどの情報(これらは、「Box」や「Atom」などと呼ばれる)が含まれており、本発明に関連する代表的なヘッダ情報としては、Sample−Size Boxが挙げられる。
ここで、Sample−Size Boxの定義について、図3を用いて説明する。
図3は本発明の実施形態のSample−Size Boxの定義を説明するための図である。
上述したように、動画像及び音声データを符号化したもの(メディアデータ)は、それぞれの符号化形式に最適な単位で細かく細分化された複数のサンプルデータ(ただのサンプルとも言う)として扱われる。
Sample−Size Boxは、このサンプルデータの個別のサイズを記録しているBox(記憶領域)である。ここで、仮に、各サンプルデータのサイズが全て一定の場合は、int型のsample−sizeとsample−countにそのサイズとサンプルの数が格納されるのみとなる。
しかしながら、一般的な動画像及び音声データの符号化形式の場合は、サンプルのサイズが常に一定になることはないので、その場合は、sample−sizeには0が格納され、サンプル数分のサイズを示すデータがint型のentry−sizeに格納されることになる。
つまり、一般に動画像及び音声データの場合、Sample−Size Boxには、図1の管理情報一時記憶部104において、「サンプル数×4バイト」の記憶領域が必要となる。
本発明では、このSample−Size Boxに代表されるように、そのサイズがある程度のばらつきを持ったデータを複数格納する場合に、その格納方法を工夫することによって、図1の管理情報一時記憶部104内で使用する記憶領域を小さくすることを特徴としている。
そこで、この記憶領域の使用量を少なくする方法について、以下に説明する。
図4は本発明の実施形態のヘッダ情報圧縮方法の基本原理を説明するための図である。
具体的には、図3のSample−Size Boxでサンプルごとの実データが保管されているentry−sizeを圧縮して保管する方法を説明するものである。
図4は、各サンプルの差分データを計算するための基本となる値である「基本値」と、各サンプルがどの基本値に対する差分データを保持するかを識別するための「基本値フラグ」と、各サンプルの基本値に対する差分のデータを格納する「差分データ」から構成される。
以下、図4の内容について説明する。
まず、始めに、基本値を格納するデータのばらつきや種類に応じて適切な値を1つ以上設定する。
図4において、基本値とは、32bit int型のSize_1, Size_2, ・・・,Size_2^n (n >= 0)のことを指す。
尚、「2^n」は、2のn乗を示す。
基本値フラグ(図4におけるn bitの変数Flg_Size)は基本値を識別するためのフラグであり、n bit幅のフラグで2^n(2のn乗)個の基本値を識別可能となる。
この時、基本値の数は、複数であっても問題ないが、基本値フラグは、サンプル数分必要となるので、本発明の効果を期待するのであれば、この基本値フラグで使用する記憶領域を無駄に大きくしないように注意しなければならない。
つまり、本発明において、データ圧縮を効果的に行なうためには、基本値を格納する記憶領域(nbit)と各サンプルの基本値に対する差分データ(図4におけるm bitの変数Diff_Size)を格納する記憶領域(m bit)の和(n+m bit)が、データを格納可能な範囲で最も小さくなるように設定すべきであり、差分データを目標記憶容量の記憶領域に格納するために必要な基本値の個数を、2のn乗(n>=0)の枠で設定することになる。
具体的には、処理系にもよるが、例えば、8bit boundaryを想定すると、上記記憶領域の和(n+m bit)が8の倍数になることが望ましいが、消費する記憶領域を小さくすることを優先する場合などはこの限りではない。
その場合は、n+m bitのデータを8個ずつまとめて記憶領域に格納するなどの方法もある。
尚、当然のことながら、基本値を1つとするならば、基本値フラグは必要ない。
<実施例1>
実施例1として、動画像データの場合の例を説明する。
MPEGの動画像データは、一般にI,P,Bの各フレーム(VOP:Video Object Plane)からなり、フレームの種別ごとのサイズは、その圧縮形態の違いから、Iフレームが一番大きく、次にPフレーム、最後にBフレームの順である。
I、P、Bのフレームごとに基本値を設定しても良いが、ここでは、Iフレームと比べて比較的サイズが近いPフレーム、Bフレームの基本値を一つにし、基本値は2つと仮定する。
この基本値を2つとした場合の実施例について、図5を用いて説明する。
図5は本発明の実施形態のサンプルデータを保持するデータ構造の例を示す図である。
図5では、sizeOfFrame_IがIフレームの基本値、sizeOfFrame_PBがP及びBフレームの基本値を示している。また、各サンプルごとに、当該サンプルが上記どちらの基本値に対する差分データを持つのかを識別するフラグFrame_Typeと、上記どちらかの基本値に対する差分データDiff_Sizeを有している。
基本値の設定方法は、図1における動画像符号化部101及び音声符号化部102から最大フレームサイズの情報を取得したり、符号化データのビットレート等から予想計算したり、符号化データの先頭の各フレームのサンプルサイズを用いたり、また、明示的に値を指定することも可能である。
ここで、差分データDiff_Sizeのデータ幅を小さくするには、格納するデータのばらつきの中心値となりそうな値を基本値として設定すると効果的である。
以下、処理の流れを、図1の基本構成図を用いて説明する。
上記の設定方法により設定した基本値に対する差分データを、メディアデータ処理部103でサンプル毎に計算し、その処理結果を管理情報一時記憶部104に送信する。
この時、当該サンプルのフレームタイプの判別方法は、動画像符号化部101及び音声符号化部102からフレームタイプの情報を受信するか、または、ある閾値(2つの基本値の平均値等)を設定して判別しても良い。
図5では、基本値2つをそれぞれint型の変数に格納し、サンプル毎に各々フレームタイプを識別するフラグFrame_Type(1bit)と基本値に対する差分データDiff_Size(15bit)を格納する。
この例では、サンプルデータ毎に2バイト消費することになるので、図3のMP4ファイルフォーマットでの定義と比較すると、サンプル毎のデータ格納領域消費量は、4バイトから2バイトとなり、半分にすることができる。
尚、上記例では、MP4におけるSample Size Boxのデータを保持する場合を例にとって説明しているが、本発明は、その他のいかなる種類の管理情報に対しても適用可能である。
例えば、Chunk Offset Boxに格納されるチャンク情報や、Time to Sample Boxに格納される各サンプルのタイムスタンプ差分値などに対しても同様に適用可能である。その場合、対象となるデータにある程度のばらつきがあれば、上記と同様の効果を期待することができる。
<実施例2>
実施例2として、拡張可能(expandable)にデータを保持する場合の例を説明する。
差分データの格納領域(データ幅)にあまり余裕がないと、大きく値の異なるサンプルデータが入力された場合、差分データの格納領域をオーバーフローしてしまう危険性がある。
そこで、そのような場合は、図6のようなデータ構造でexpandableなシーケンスで差分データを格納する方法もある。
図6は、1バイトごとに7bitのデータ領域sizeOfInstanceと、次の1バイトがデータ領域か識別するための1bitのフラグnextByteを持ち、データを格納するのに必要な分だけnextByteフラグによってデータ格納領域を連結した構造となっている。
nextByteで連結されたデータ領域の差分データsizeByteは下位のデータsizeOfInstanceの7bit上位のデータなので、実際のデータは下位のデータsizeOfInstanceを7bitシフトして加算することになる。
これによって、最小のビット幅sizeOfInstance(7bit)にデータが収まらない場合、nextByteのフラグ(1bit)を立て、次の1バイト分を順次データ領域に追加していくことによって、オーバーフローの心配が無くなり、バイト単位(データ幅は7bit)で必要最小限の領域でのデータ格納が可能となる。
もちろん、図4及び図5の例で説明した、基本値を複数設定し、その識別用のフラグを備える方法と、図6のexpandableなシーケンスでデータを保持する方法は、組み合わせて用いることも可能である。
尚、本発明は、図1の管理情報一時記憶部104において管理情報の一部を圧縮して保持するための方法、及び装置に関するものであり、MP4ファイルフォーマット及びそれに類似するフォーマットに準じた形式にデータを出力する場合は、そのフォーマットで規定された形式に変換する必要がある。
しかし、MP4ファイルフォーマットとしては規格外となるが、「基本値+差分」の形をヘッダ情報にそのまま使用すればファイルとして書き出すヘッダのサイズ自体を圧縮することも可能となる。
もちろん、その場合は、従来の(ISO標準規格に準じた)Boxと区別しなければならない。即ち、MP4ファイルフォーマットのBoxは専用の(specificな)4つの連続した文字列(キャラクタ)によって識別されている(例えば、本明細書で既出のSample−Size Boxを識別するキャラクタは’stsz’である)ので、このBoxを示すキャラクタを変更する必要があり、再生時には圧縮されたヘッダ情報を伸長する処理が必要になる。
次に、本実施形態のファイル記録装置が実行する、ヘッダ情報圧縮処理を含むファイル記録処理について、図7を用いて説明する。
図7は本発明の実施形態のファイル記録装置のファイル記録処理を示すフローチャートである。
尚、図7では、メディアデータ(符号化データ)を構成する一連のサンプルデータ(部分符号化データ)の内、1つのサンプルデータに対する処理を示すものであり、実際には、この処理が、一連のサンプルデータそれぞれに対して実行される。
まず、ステップS101で、処理対象の符号化データ(例えば、サンプルデータ)を入力する。
次に、ステップS102で、入力した符号化データに基づいて、その管理情報を生成するための管理情報生成用情報(例えば、サンプルデータのデータサイズ)を取得する。
尚、この管理情報生成用情報の取得は、サンプルデータ毎でも良いし、前もって、メディアデータを構成する一連の各サンプルデータそれぞれから、一括して対応する管理情報生成用情報を取得するようにしても良い。
次に、ステップS103で、取得した管理情報生成用情報を圧縮する。
尚、ここで、圧縮とは、上記実施例1や2で説明したように、管理情報生成用情報であるサンプルデータのサイズと、それに対する基本値との差分を計算することで、より小さいデータサイズの管理情報を生成するために、管理情報生成用情報のデータサイズを圧縮することである。
また、本実施形態では、管理情報生成用情報の圧縮は、基本値との差分を計算することでその情報量を圧縮する以外に、任意の圧縮アルゴリズムを利用して圧縮するようにしても良い。
次に、ステップS104で、ステップS103の処理によって得られる圧縮情報を管理情報として管理情報一時記憶部104に記憶する。
尚、上記実施例1や2の場合、この圧縮情報は、基本値、基本値フラグ、差分データとなる。また、任意の圧縮アルゴリズムを利用する場合には、圧縮情報は、圧縮データと使用する圧縮アルゴリズム名となる。
次に、ステップS105で、管理情報一時記憶部104に記憶されている管理情報と、対応する符号化データをファイル出力部106に出力して、ファイルに記録する。
次に、ステップS103の処理の一例について、図8を用いて説明する。
図8は本発明の実施形態のステップS103の処理の一例を示すフローチャートである。
尚、図8の処理は、上記実施例1や2における処理を示すものである。
まず、ステップS201で、管理情報生成用情報である、処理対象のサンプルデータとの差分をとるための基本値を設定(生成)する。また、この際には、その基本値を識別するための基本値フラグも生成する。尚、前もって、一連のサンプルデータそれぞれの基本値を設定する場合には、設定する異なる基本値それぞれを識別するための基本値フラグも生成する。
尚、この基本値の設定方法については、上述したように、動画像符号化部101及び音声符号化部102から符号化データの属性情報(最大フレームサイズ)を取得したり、符号化データの符号化情報(符号化データのビットレートや符号化形式)等から予想計算したり、符号化データの先頭の各フレームのサンプルサイズを用いたり、また、明示的に値を指定することも可能である。
次に、ステップS202で、設定された基本値と、処理対象のサンプルデータのサイズとの差分データを計算する。
次に、ステップS203で、設定された基本値と、それを示す基本値フラグ及び計算した差分データを管理情報として出力する。
以上説明したように、本実施形態によれば、MP4及びそれに類似するファイルフォーマットにコンテンツデータをファイルに記録する際に、一時的に保持しなければならないコンテンツデータの管理情報の一部を、より小さいデータにすることが可能となる、又は少ない記憶領域に保持することが可能となる。
以上、実施形態例を詳述したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
尚、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(実施形態では図に示すフローチャートに対応したプログラム)を、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータが該供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であっても良い。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などがある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
本発明の実施形態のファイル記録装置の基本構成例を示す図である。 本発明の実施形態のMP4ファイルフォーマットの構成例を示す図である。 本発明の実施形態のSample−Size Boxの定義を説明するための図である。 本発明の実施形態のヘッダ情報圧縮方法の基本原理を説明するための図である。 本発明の実施形態のサンプルデータを保持するデータ構造の例を示す図である。 本発明の実施形態のサンプルデータを保持するデータ構造の別の例を示す図である。 本発明の実施形態のファイル記録装置のファイル記録処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態のステップS103の処理の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
100 動画像入力部
101 動画像符号化部
102 音声符号化部
103 メディアデータ処理部
104 管理情報一時記憶部
105 管理情報変換処理部
106 ファイル出力部
107 音声入力部

Claims (17)

  1. 符号化データと、前記符号化データを管理する管理情報をファイルに記録する場合の管理情報を生成する情報処理装置であって、
    処理対象の符号化データに基づいて、その管理情報を生成するための管理情報生成用情報を取得する取得手段と、
    前記管理情報生成用情報を圧縮する圧縮手段と、
    前記圧縮手段の圧縮によって得られる圧縮情報を前記管理情報として、一時記憶領域に記憶する記憶手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 分割可能な部分符号化データで構成される符号化データと、前記符号化データを管理する管理情報とをファイルに記録する場合の管理情報を生成する情報処理装置であって、
    前記符号化データを構成する一連の部分符号化データそれぞれに対する基本値と、それを識別するための基本値フラグを生成する生成手段と、
    処理対象の部分符号化データと、対応する前記基本値と前記基本値フラグを用いて、前記部分符号化データの前記管理情報を生成する管理情報生成手段と、
    前記管理情報生成手段で生成した管理情報を、一時記憶領域に記憶する記憶手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  3. 分割可能な部分符号化データで構成される符号化データと、前記符号化データを管理する管理情報とをファイルに記録する場合の管理情報を生成する情報処理装置であって、
    処理対象の前記部分符号化データのサイズに対する基本値と、該部分符号化データのサイズとの差分データを生成する生成手段と、
    前記基本値と、前記基本値を識別するための基本値フラグと、前記生成手段で生成した差分データを、前記処理対象の部分符号化データの前記管理情報として、一時記憶領域に記憶する記憶手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  4. 前記一時記憶領域に記憶された管理情報と、対応する符号化データをファイルに記録する記録手段を更に備える
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記部分符号化データは、前記符号化データを符号化形式に最適な形で細分化したサンプルデータである
    ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の情報処理装置。
  6. 前記一時記憶領域は、内部メモリ、あるいは外部記憶装置である
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記基本値を設定する設定手段を更に備える
    ことを特徴とする請求項2または3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記設定手段は、前記符号化データの符号化情報、または前記符号化データの属性情報に基づいて、前記基本値を設定する
    ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記符号化データが動画像を含むメディアデータである場合、前記属性情報は、前記動画像の符号化形式におけるフレームタイプである
    ことを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 前記設定手段は、更に、前記一時記憶領域として確保する目標記憶容量に基づいて、前記基本値の数を設定する
    ことを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
  11. 前記記録手段は、前記管理情報を所定のファイルフォーマットに準じた形式に変換した上で、前記ファイルに記録する
    ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  12. 符号化データと、前記符号化データを管理する管理情報をファイルに記録する場合の管理情報を生成する情報処理方法であって、
    処理対象の符号化データに基づいて、その管理情報を生成するための管理情報生成用情報を取得する取得工程と、
    前記管理情報生成用情報を圧縮する圧縮工程と、
    前記圧縮工程の圧縮によって得られる圧縮情報を前記管理情報として、一時記憶領域に記憶する記憶工程と
    を備えることを特徴とする情報処理方法。
  13. 分割可能な部分符号化データで構成される符号化データと、前記符号化データを管理する管理情報とをファイルに記録する場合の管理情報を生成する情報処理方法であって、
    前記符号化データを構成する一連の部分符号化データそれぞれに対する基本値と、それを識別するための基本値フラグを生成する生成工程と、
    処理対象の部分符号化データと、対応する前記基本値と前記基本値フラグを用いて、前記部分符号化データの前記管理情報を生成する管理情報生成工程と、
    前記管理情報生成工程で生成した管理情報を、一時記憶領域に記憶する記憶工程と
    を備えることを特徴とする情報処理方法。
  14. 分割可能な部分符号化データで構成される符号化データと、前記符号化データを管理する管理情報とをファイルに記録する場合の管理情報を生成する情報処理方法であって、
    処理対象の前記部分符号化データのサイズに対する基本値と、該部分符号化データのサイズとの差分データを生成する生成工程と、
    前記基本値と、前記基本値を識別するための基本値フラグと、前記生成工程で生成した差分データを、前記処理対象の部分符号化データの前記管理情報として、一時記憶領域に記憶する記憶工程と
    を備えることを特徴とする情報処理方法。
  15. 符号化データと、前記符号化データを管理する管理情報をファイルに記録する場合の管理情報を生成する情報処理を実現するプログラムであって、
    処理対象の符号化データに基づいて、その管理情報を生成するための管理情報生成用情報を取得する取得工程のプログラムコードと、
    前記管理情報生成用情報を圧縮する圧縮工程のプログラムコードと、
    前記圧縮工程の圧縮によって得られる圧縮情報を前記管理情報として、一時記憶領域に記憶する記憶工程のプログラムコードと
    を備えることを特徴とするプログラム。
  16. 分割可能な部分符号化データで構成される符号化データと、前記符号化データを管理する管理情報とをファイルに記録する場合の管理情報を生成する情報処理を実現するプログラムであって、
    前記符号化データを構成する一連の部分符号化データそれぞれに対する基本値と、それを識別するための基本値フラグを生成する生成工程のプログラムコードと、
    処理対象の部分符号化データと、対応する前記基本値と前記基本値フラグを用いて、前記部分符号化データの前記管理情報を生成する管理情報生成工程のプログラムコードと、
    前記管理情報生成工程で生成した管理情報を、一時記憶領域に記憶する記憶工程のプログラムコードと
    を備えることを特徴とするプログラム。
  17. 分割可能な部分符号化データで構成される符号化データと、前記符号化データを管理する管理情報とをファイルに記録する場合の管理情報を生成する情報処理を実現するプログラムであって、
    処理対象の前記部分符号化データのサイズに対する基本値と、該部分符号化データのサイズとの差分データを生成する生成工程のプログラムコードと、
    前記基本値と、前記基本値を識別するための基本値フラグと、前記生成工程で生成した差分データを、前記処理対象の部分符号化データの前記管理情報として、一時記憶領域に記憶する記憶工程のプログラムコードと
    を備えることを特徴とするプログラム。
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