JP2005221820A - 検知装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 現像剤像が転写される記録媒体の搬送を阻害することなく、像担持体に担持された現像剤像に関する情報を安定して検知する。
【解決手段】 投受光ユニット98は、中間転写体64に形成された濃度検知用の基準現像剤像に向けて照射光を照射し、基準現像剤像に応じて変化する反射光を受光する検知部106が中間転写体64に対向する面側に露出している。開閉部100は、板状に形成されて検知部106を覆う板状部108を有し、この板状部108には、検知部106を中間転写体64に対して露出させる開口110、及び、搬送路28の検知部106近傍を通って搬送される記録媒体に摺接して記録媒体を案内する案内リブ112が複数設けられている。開閉部100は、弾性部材104側に引き付けられており、駆動装置102の可動部114が略水平方向に移動し、往復することにより、投受光ユニット98の長手方向に往復し、検知部106を開閉する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、像担持体に担持された現像剤像に関する情報を検知する検知装置及び画像形成装置に関するものである。
画像形成装置として、現像剤濃度検知用パターンを像担持体に形成し、この現像剤濃度検知用パターンの濃度を現像剤濃度検知装置により検知して、画像の形成条件を制御するものが知られている。
この種の画像形成装置において、現像剤像を転写される用紙から生じる紙粉により現像剤濃度検知装置の濃度検出面が汚れることを防止するために、現像剤濃度検知装置の濃度検出面を覆う紙粉防止部材を設けることは公知である(特許文献1参照)。
特開2002−31919号公報
しかしながら、上記従来例においては、濃度検出面を覆う紙粉防止部材が現像剤像を転写される用紙などの記録媒体によって回動させられるので、腰が弱い薄紙などの記録媒体に画像が形成される場合には、記録媒体が紙粉防止部材に引っかかってしまうことがある。
そこで、本発明は、現像剤像が転写される記録媒体の搬送を阻害することなく、像担持体に担持された現像剤像に関する情報を安定して検知することができる検知装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の特徴とするところは、現像剤が担持された像担持体から反射された反射光を受光し、現像剤像に関する情報を検知する検知部と、この検知部の前記像担持体に対向する側を開閉する開閉部とを有し、前記開閉部は、現像剤像が転写される記録媒体を閉じたときに案内する案内部を有する検知装置にある。即ち、開閉部は、検知部が現像剤像に関する情報を検知する場合に、検知部の像担持体に対向する側を像担持体に対して露出し、像担持体と検知部との間を通って記録媒体が搬送される場合に、検知部の像担持体に対向する側を覆うと共に、案内部により記録媒体を案内する。したがって、検知部を像担持体に臨ませて配設しても、現像剤像が転写される記録媒体の搬送を阻害することなく、検知部の像担持体に対向する側が汚れることを防止することができ、像担持体に担持された現像剤像に関する情報を安定して検知することができる。
好適には、前記開閉部を駆動する駆動手段をさらに有する。即ち、検知装置は、外部から駆動されることなく、開閉部を開閉することができる。
また、好適には、前記開閉部の開閉に伴って、前記検知部を清掃する清掃手段をさらに有する。したがって、検知部の像担持体に対向する側が汚れた場合にも、清掃手段が検知部を清掃するので、像担持体に担持された現像剤像に関する情報を安定して検知することができる。
本発明の第2の特徴とするところは、像担持体と、現像剤が担持された前記像担持体から反射された反射光を受光し、現像剤像に関する情報を検知する検知部と、この検知部の前記像担持体に対向する側を開閉する開閉部と、前記像担持体から現像剤像が転写される記録媒体を搬送する搬送路とを有し、前記開閉部は、閉じたときに前記搬送路の一部をなす画像形成装置にある。即ち、開閉部は、検知部が現像剤像に関する情報を検知する場合には、検知部の像担持体に対向する側を像担持体に対して露出し、像担持体と検知部との間を通って記録媒体が搬送される場合には、検知部の像担持体に対向する側を像担持体に対して覆うと共に、記録媒体を搬送する搬送路の一部を形成している。したがって、検知部を像担持体に臨ませて配設しても、現像剤像が転写される記録媒体の搬送を阻害することなく、検知部の像担持体に対向する側が汚れることを防止することができ、像担持体に担持された現像剤像に関する情報を安定して検知することができる。
また、好適には、前記搬送路は、記録媒体を案内する案内部材を有し、この案内部材に開口が形成され、前記開閉部は、閉じたときに前記開口から露出する。したがって、開閉部は、検知部の像担持体に対向する側を覆う場合に、開口を塞ぐことができるので、開口が記録媒体の搬送を阻害することを防止することができる。
また、好適には、前記開閉部は、記録媒体が搬送される方向に沿って開閉する。したがって、記録媒体が搬送される方向に対して略直角な方向に、開閉部が開閉するためのスペースを設けなくても、開口が記録媒体の搬送を阻害することを防止することができる。
本発明によれば、現像剤像が転写される記録媒体の搬送を阻害することなく、像担持体に担持された現像剤像に関する情報を安定して検知することができる。
次に本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1において、本発明の実施形態に係る画像形成装置10の概要が示されている。画像形成装置10は、画像形成装置本体12を有し、この画像形成装置本体12の上部に回動支点14を中心に回動自在の開閉カバー16が設けられていると共に、この画像形成装置本体12の下部に例えば1段の給紙ユニット18が配置されている。
給紙ユニット18は、給紙ユニット本体20と、用紙などの記録媒体が収納される給紙カセット22とを有する。給紙カセット22の奥端近傍上部には、給紙カセット22から記録媒体を供給するフィードロール24、及び、供給される記録媒体を1枚ずつ捌くリタードロール26が配置されている。
搬送路28は、フィードロール24から案内部材29を介して排出口30までの記録媒体通路であり、この搬送路28は、画像形成装置本体12の裏側(図1の右側面)近傍にあって、給紙ユニット18から後述する定着装置90まで略垂直に形成されている。この搬送路28の定着装置90の上流側に後述する二次転写ロール80と二次転写バックアップロール72とが配置され、二次転写ロール80と二次転写バックアップロール72の上流側にレジストロール32が配置されている。また、搬送路28の排出口30の近傍には排出ロール34が配置されている。
したがって、給紙ユニット18の給紙カセット22からフィードロール24により送り出された記録媒体は、リタードロール26により捌かれて最上部の記録媒体のみ搬送路28に導かれ、レジストロール32により一時停止され、タイミングをとって後述する二次転写ロール80と二次転写バックアップロール72との間を通って現像剤像が転写され、この転写された現像剤像が定着装置90により定着され、排出ロール34により排出口30から開閉カバー16の上部に設けられた排出部36へ排出される。この排出部36は、排出口部分が低く、正面方向(図1の左方向)に向けて徐々に高くなるよう傾斜している。
画像形成装置本体12には、例えば略中央部にロータリ現像装置38が配置され、このロータリ現像装置38の正面側(図1において左側)には、画像形成装置10を構成する各部を制御する制御部39が配置されている。
ロータリ現像装置38は、現像器本体40内にイエロー(Yellow)、マゼンタ(Magenta)、シアン(Cyan)及び黒(Black)の4色の現像剤像をそれぞれ形成する現像器42a〜42dを有し、ロータリ現像装置中心44を中心として左回り(図1において反時計回り)に回転する。現像器42a〜42dそれぞれは、現像ロール46a〜46dを有し、例えばコイルスプリングなどの弾性体48a〜48dにより、現像器本体40の法線方向に押圧されている。
ロータリ現像装置38には、例えば感光体からなる像担持体50が当接するように配置されており、現像ロール46a〜46dは、像担持体50に当接していない状態で、それぞれの外周の一部が現像器本体40の外周から半径方向に、例えば2mm突出している。また、現像ロール46a〜46dそれぞれの両端には、現像ロール46a〜46dの直径よりもわずかに大きい直径のトラッキングロール(図示せず)が現像ロール46a〜46dと同軸で回転するように設けられている。つまり、現像器42a〜42dの現像ロール46a〜46dは、ロータリ現像装置中心44を中心として、それぞれ90°の間隔で現像器本体40の外周に配置され、現像ロール46a〜46dのトラッキングロールが像担持体50の両端に設けられたフランジ(図示せず)に当接し、現像ロール46a〜46dと像担持体50との間に所定の隙間を形成しつつ、像担持体50上の潜像をそれぞれの色の現像剤で現像する。
像担持体50の下方には、該像担持体50を一様帯電する例えば帯電ロールからなる帯電装置52が設けられている。また、像担持体50には、該像担持体50の回転方向の帯電装置52よりも上流側に像担持体用クリーナ54が当接している。像担持体用クリーナ54は、例えば一次転写後に像担持体50に残留する現像剤を掻き取るクリーニングブレード56と、クリーニングブレード56が掻き取った現像剤を回収する現像剤回収ボトル58とから構成される。
なお、現像剤回収ボトル58の背面側(図1において右側)は、例えばリブなどが形成され、案内部材29と共に搬送路28の一部を形成している。
ロータリ現像装置38の下方には、帯電装置52により帯電された像担持体50に、レーザ光などの光線により潜像を書き込む露光装置60が配置されている。また、ロータリ現像装置38の上方には、ロータリ現像装置38によって可視化された現像剤像を後述する一次転写部から二次転写位置Aまで搬送する中間転写装置62が設けられている。
中間転写装置62は、例えば中間転写ベルトなどの中間転写体64、一次転写ロール66、ラップインロール68、ラップアウトロール70、二次転写バックアップロール72、スクレーパバックアップロール74及びブラシバックアップロール76から構成される。中間転写体64は、例えば弾性を有し、ロータリ現像装置38の上方で長辺と短辺とを有するように略扁平に張られている。中間転写体64の上面側の長辺は、例えば画像形成装置本体12の上部に設けられた排出部36に対して略平行となるように張られている。また、中間転写体64は、長辺下方で一次転写ロール66の上流に配置されたラップインロール68と、一次転写ロール66の下流に配置されたラップアウトロール70との間で像担持体50にラップ状に当接する一次転写部(像担持体ラップ領域)を有し、像担持体50に所定の範囲だけ巻きついて、像担持体50の回転に従動する。このように、中間転写体64は、一次転写ロール66によって像担持体50上の現像剤像を例えばイエロー、マゼンタ、シアン、黒の順に重ねて一次転写され、この一次転写された現像剤像を後述する二次転写ロール80に向けて搬送する。
なお、ラップインロール68及びラップアウトロール70は、像担持体50から離間している。
さらに、中間転写体64の裏側(図1の右側面)には、ラップアウトロール70及び二次転写バックアップロール72により、平面部(短辺)が形成されており、この平面部が二次転写面となって搬送路28に臨むようにされている。
なお、二次転写面において、中間転写体64と搬送路28との間が、例えば12°の角度になるように、ラップアウトロール70は配置されている。
スクレーパバックアップロール74は、二次転写後に中間転写体64に残留する現像剤を後述するスクレーパ84が掻き取ることを補助し、ブラシバックアップロール76は、二次転写後に中間転写体64に残留する現像剤を後述するブラシロール86が掻き取ることを補助する。
中間転写装置62の二次転写バックアップロール72には、搬送路28を挟んで二次転写ロール80が対峙している。つまり、二次転写ロール80と二次転写バックアップロール72との間が二次転写面における二次転写位置Aとなっており、二次転写ロール80は、二次転写バックアップロール72の補助により、中間転写体64に一次転写された現像剤像を二次転写位置Aで記録媒体に二次転写する。ここで、二次転写ロール80は、中間転写体64が3回転する間、すなわちイエロー、マゼンタ、シアンの3色の現像剤像を搬送する間は中間転写体64から離間しており、黒の現像剤像が転写されると中間転写体64に当接するようにされている。なお、二次転写ロール80と二次転写バックアップロール72との間には、所定の現像バイアス電圧が生じるようにされており、例えば二次転写ロール80を高電圧にした場合には、二次転写バックアップロール72はグランド(GND)などに接続される。
二次転写ロール80と案内部材29との間には、例えば反射型フォトセンサなどの検知装置81が中間転写体64の二次転写面に対向するように配設されている。検知装置81は、図2にも示すように、中間転写体64に向けて照射光を照射し、中間転写体64に形成された例えば現像剤濃度検知用の基準現像剤像に応じて変化する反射光を受光することにより、中間転写体64上に形成された基準現像剤像の濃度を検知する。検知装置81により基準現像剤像の濃度が検知されると、制御部39が検知された現像剤濃度に応じて帯電装置52の帯電電圧、露光装置60の露光光量及び現像バイアス電圧などを制御し、中間転写体64上の現像剤濃度が調整される。また、検知装置81は、案内部材29の案内により搬送された記録媒体が摺接し、記録媒体を二次転写位置Aに向けて案内する。このように、検知装置81は、搬送路28の一部を形成している。
中間転写体64の反像担持体側端には、中間転写体用クリーナ82(図1)が当接するように設けられている。中間転写体用クリーナ82は、例えば二次転写後に中間転写体64に残留する現像剤を掻き取ってクリーニングするスクレーパ84、スクレーパ84によるクリーニング後に残った現像剤をさらに掻き取るブラシロール86、スクレーパ84及びブラシロール86によって掻き取られた現像剤を回収する現像剤回収ボトル88から構成される。スクレーパ84は、例えばステンレスの薄板からなり、現像剤とは逆極性の電圧がかけられている。ブラシロール86は、例えば導電性の処理がなされたアクリルなどのブラシからなる。また、中間転写体64が現像剤像を搬送する間は、スクレーパ84及びブラシロール86は、中間転写体64から離間しており、所定のタイミングでこれらが一体となって中間転写体64に当接するようにされている。
二次転写位置Aの上方には、定着装置90が配置されている。定着装置90は、加熱ロール92と加圧ロール94とを有し、二次転写ロール80及び二次転写バックアップロール72により記録媒体に二次転写された現像剤像を記録媒体に定着させ、排出ロール34に向けて搬送する。
像形成ユニット96は、中間転写装置62、像担持体50、帯電装置52、像担持体用クリーナ54及び中間転写体用クリーナ82を一体化したものである。つまり、像形成ユニット96は、像担持体50の正面側に中間転写体64を有する中間転写装置62が延び、像担持体50の裏面側下方に像担持体用クリーナ54が配置されるようになっている。また、像形成ユニット96は、中間転写装置62の反像担持体側端に中間転写体用クリーナ82が配置されている。このように、像形成ユニット96は、中間転写体64が延びる方向と、像担持体用クリーナ54が配置された方向とが、二次転写位置を頂点として90°を超え、180°未満であるよう折曲され、ロータリ現像装置38を囲むようになっている。この像形成ユニット96は、開閉カバー16の排出部36の直近下方に配置され、画像形成装置本体12に対して着脱自在となっており、開閉カバー16を開くことにより着脱される。
次に検知装置81の第一例について説明する。
図3において、検知装置81に関する第一例が示されている。検知装置81の第一例は、投受光ユニット98、開閉部100、駆動装置102及び例えばバネなどの弾性部材104を有する。投受光ユニット98は、例えば中間転写体64に形成された濃度検知用の基準現像剤像に向けて照射する光源、及び、基準現像剤像に応じて変化する反射光を受光する光センサからなる検知部106が中間転写体64に対向する側(正面側)に露出している。開閉部100は、板状に形成されて検知部106を覆う板状部108を有し、この板状部108には、検知部106を中間転写体64に対して露出させる開口110、及び、搬送路28の検知部106近傍を通って搬送される記録媒体が摺接し、記録媒体を案内する案内リブ112が複数設けられている。また、開閉部100は、一端に駆動装置102の後述する可動部114が接続されており、他端に弾性部材104の一端が接続されている。駆動装置102は、制御部39の制御により、例えばソレノイドによって略水平方向に移動し、往復する可動部114を有する。弾性部材104は、開閉部100に接続されていない端部が例えば画像形成装置本体12に固定されている。
このように、開閉部100は、弾性部材104側に引き付けられており、駆動装置102の可動部114が略水平方向に往復することにより、投受光ユニット98の長手方向に往復し、検知部106を開閉する。検知装置81は、制御部39の制御により、中間転写体64に形成された基準現像剤像の濃度を検知する場合には、開閉部100の開口110によって検知部106が中間転写体64に向けて露出され、記録媒体を案内する場合には、開閉部100の板状部108によって検知部106が中間転写体64に対して覆われる。
次に上記実施形態の作用について説明する。
画像形成信号が送られると、像担持体50が帯電装置52により一様に帯電され、この帯電された像担持体50には、画像信号に基づいて露光装置60から光線が出射される。露光装置60からの光線は、像担持体50の表面を露光し、潜像が形成される。露光装置60により形成された像担持体50の潜像は、ロータリ現像装置38によってイエロー、マゼンタ、シアン、黒の現像剤像を現像され、中間転写体64に重ねて一次転写される。一次転写において、像担持体50に残留する廃現像剤は、像担持体用クリーナ54によって掻き取られ、回収される。
一方、給紙信号等により、給紙カセット22に収納された記録媒体は、フィードロール24により送り出され、リタードロール26により捌かれて搬送路28に導かれ、レジストロール32により一次停止され、タイミングをとって案内部材29へ向けて搬送される。案内部材29は、記録媒体を検知装置81へ案内する。
制御部39の制御により、記録媒体に画像を形成する場合には、検知装置81は、開閉部100の板状部108が検知部106を中間転写体64に対して覆い、案内部材29の案内により中間転写体64の二次転写面と開閉部100との間に搬送された記録媒体に案内リブ112が摺接して、二次転写位置Aへ記録媒体を案内する。
記録媒体が二次転写位置Aに導かれると、中間転写体64に一次転写されている現像剤像が二次転写ロール80と二次転写バックアップロール72とによって記録媒体に二次転写される。二次転写後に、中間転写体64に残留する廃現像剤は、中間転写体用クリーナ82によって掻き取られ、回収される。
現像剤像を転写された記録媒体は、定着装置90に導かれ、加熱ロール92と加圧ロール94とによる熱圧力によって、現像剤像を定着される。現像剤像が定着した記録媒体は、排出ロール34により排出口30から排出部36へ排出される。
また、画像形成装置10は、例えば電源投入時及び所定枚数の画像を形成した後に、中間転写体64に転写される画像に影響を与えないように、現像剤濃度検知用の基準現像剤像を中間転写体64上に形成する。基準現像剤像が中間転写体64上に形成され、基準現像剤像が検知装置81に対向する位置に移動すると、検知装置81は、開閉部100の開口110が検知部106を中間転写体64に対して露出させる。検知部106は、中間転写体64に形成された基準現像剤像に対して照射光を照射し、基準現像剤像に応じて変化する反射光を受光することにより、中間転写体64上に形成された現像剤像の濃度を検知する。検知装置81により現像剤濃度が検知されると、制御部39は、検知された現像剤濃度に応じて、帯電装置52の帯電電圧、露光装置60の露光光量及び現像バイアス電圧などを制御し、中間転写体64上の現像剤濃度を調整する。よって、画像形成装置10は、所定の現像剤濃度で安定して画像を形成することができる。
このように、検知装置81は、基準現像剤像の濃度を検出する場合には、開閉部100が中間転写体64の二次転写面に対して略平行に移動し、検知部106が中間転写体64及び搬送路28に対して露出して、中間転写体64上に形成された基準現像剤像の濃度を検知する。また、画像を形成される記録媒体が検知装置81近傍を搬送される場合には、開閉部100の板状部108が検知部106を中間転写体64及び搬送路28に対して覆うので、記録媒体から生じる紙粉などにより検知部106が汚れることを防止することができる。つまり、中間転写体64と検知部106との間の距離を短くしても、検知装置81は、中間転写体64上の基準現像剤像の濃度を安定して検知することができ、画像形成装置10の前後方向(図1において左右方向)の小型化に寄与する。
なお、開閉部100の検知部106に対向する面に例えばブラシを設け、開閉部100が移動し、往復することにより、検知部106の表面を清掃するようにしてもよい。
次に検知装置81の第二例について説明する。
図4,図5において、検知装置81の第二例及びその周辺が示されている。検知装置81の第二例の周辺には、例えば案内部材118が配置されて、搬送路28の一部が形成されている。案内部材118は、板状に形成された板状部120を有する。この板状部120には、搬送路28側で記録媒体に摺接して記録媒体を案内する複数の案内リブ122、及び、案内部材118を貫通する開口124が設けられている。開口124は、検知装置81の検知部106が照射する照射光、及び、基準現像剤像が形成された中間転写体64により反射された反射光を通過させるように、中間転写体64と検知装置81との間に配置されている。なお、開口124を挟んで記録媒体を案内する案内リブ122は、開口124の下部から上方に向けて開口124内に突出するようにされている。
検知装置81の第二例は、投受光ユニット98、開閉部100及び駆動装置102を有する。投受光ユニット98は、例えば中間転写体64に形成された濃度検知用の基準現像剤像に向けて照射光を照射する光源、及び、基準現像剤像に応じて変化する反射光を受光する光センサからなる検知部106が中間転写体64に対向する側(図5において左側)に露出している。開閉部100は、例えば板状に形成され、検知部106を中間転写体64に対して覆う。開閉部100は、搬送路28の検知部106近傍を通って搬送される記録媒体に摺接して記録媒体を案内する案内リブ112を前面側(図5において左側)に複数有する。また、案内リブ112それぞれは、開閉部100の下部から下方に向けて突出するようにされている。なお、案内リブ112それぞれは、開口124の下部から上方に向けて開口124内に突出する案内リブ122に対して互い違いに配置されており、案内リブ112及び案内リブ122それぞれが当接しないようにされている。開閉部100の裏面(図5において右側)には、検知部106に摺接する例えばブラシなどの清掃部材136が設けられている。清掃部材136は、開閉部100が回動することによって検知部106に摺接し、検知部106の前面側(図5において左側)を清掃する。
また、開閉部100は、投受光ユニット98の後部(図5において右側)近傍に位置する軸138を軸として回動する連結部140が長手方向両端にそれぞれ設けられており、この連結部140を介して駆動装置102に連結されている。連結部140には、軸138から開閉部100に向かって延びる摺動孔142がそれぞれ設けられており、この摺動孔142が後述する摺動部146に対して摺動するようにされている。駆動装置102は、投受光ユニット98の両端近傍にそれぞれ配置され、例えばソレノイドによって略鉛直方向に移動し、往復する可動部114をそれぞれ有する。可動部114には、摺動孔142に摺接する摺動部146が設けられており、この摺動部146に対して摺動孔142が摺動する。また、可動部114は、上方及び下方の所定の位置へ移動すると、制御部39の制御によって停止するようにされている。
また、開閉部100は、開口124を塞ぐ場合に、中間転写体64に対して露出する。この場合に、案内リブ112の上流側(図5において下側)が開口124の下方に位置する案内リブ122よりも距離Bだけ検知部106側に引き込まれ、案内リブ112の下流側(図5において上側)が開口124の上方に位置する案内リブ122よりも距離Cだけ中間転写体64側へ突出するようにされている。よって、開閉部100は、案内部材118の開口124と開閉部100との間に、案内部材118の下方から搬送される記録媒体が詰まることを防止し、記録媒体を安定して案内することができる。
次に検知装置81の第二例の作用について説明する。
中間転写体64に形成された画像が記録媒体に転写される場合には、制御部39の制御により、駆動装置102の可動部114が略鉛直方向上方に移動する。駆動装置102の可動部114が略鉛直方向上方に移動すると、摺動部146に対して連結部140の摺動孔142が摺動し、開閉部100が軸138を軸として上方(投受光ユニット98の短手方向上方)へ回動する。開閉部100は、上方へ向けて回動すると、開口124を塞いで停止する。このように、開閉部100が中間転写体64及び搬送路28に対して検知部106を覆い、案内部材118の案内リブ122及び検知装置81の案内リブ112が搬送路28の一部を形成して、記録媒体が二次転写位置Aへ案内される。
よって、画像を形成される記録媒体が搬送路28の検知装置81近傍を搬送される場合には、開閉部100が検知部106を中間転写体64及び搬送路28に対して覆うので、記録媒体から生じる紙粉などにより検知部106が汚れることを防止することができる。
一方、中間転写体64に形成された基準現像剤像の濃度を検知装置81の第二例が検知する場合には、制御部39の制御により、駆動装置102の可動部114が略鉛直方向下方に移動する。駆動装置102の可動部114が略鉛直方向下方に移動すると、摺動部146に対して連結部140の摺動孔142が摺動し、開閉部100が軸138を軸として下方(投受光ユニット98の短手方向下方)へ回動する。開閉部100が下方へ回動すると、開口124が開口するので、検知部106は、中間転写体64に形成された基準現像剤像に照射光を照射し、基準現像剤像を形成された中間転写体64により反射された反射光を受光して基準現像剤像の濃度を検知することができる。つまり、開閉部100は、開口124を開閉する。
なお、可動部114は、制御部39の制御により、記録媒体が搬送路28の検知部106近傍を通過していない場合に、略鉛直方向下方に移動するようにされており、紙などの記録媒体から生じる紙粉などによって検知部106が汚れることを防止されている。また、開口124が開いている場合には、記録媒体が搬送路28の検知部106近傍を通過していないので、記録媒体が開口124によって詰まることがない。
また、開閉部100が回動すると、清掃部材136が検知部106に対して摺接するので、検知部106が誤って汚れた場合にも、検知部106を清掃することができ、検知部106により基準現像剤像の濃度を安定して検知することができる。
このように、検知装置81の第二例は、中間転写体64と検知部106との間の距離を短くし、開閉部100の長手方向に開閉部100を開閉するためのスペースを設けなくても、中間転写体64上の現像剤像の濃度を安定して検知することができる。よって、検知装置81の第二例は、画像形成装置10の前後方向(図1において左右方向)及び幅方向(図1において図面に略垂直な方向)の小型化に寄与する。
なお、上記実施形態において、検知装置は、中間転写体上に形成された基準現像剤像の濃度を検知しているが、これに限定されることなく、例えば黒色現像剤のみで画像を形成する画像形成装置の場合などに、感光体などの像担持体上に形成され、現像器により現像される基準現像剤像の濃度を検知するようにしてもよい。
また、検知装置は、中間転写体又は像担持体に形成された基準現像剤像の濃度検知に限定されることなく、例えば中間転写体又は像担持体に形成された現像剤像の位置などの情報を検出するものであってもよい。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の側面図である。 本発明の実施形態に係る検知装置及びその周辺を示す拡大側面図である。 本発明の実施形態に係る検知装置の第一例を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る検知装置の第二例を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る検知装置の第二例の動作を側面から示す模式図である。
符号の説明
10 画像形成装置
28 搬送路
29 案内部材
38 ロータリ現像装置
50 像担持体
52 帯電装置
60 露光装置
64 中間転写体
80 二次転写ロール
81 検知装置
90 定着装置
98 投受光ユニット
100 開閉部
102 駆動装置
104 弾性部材
106 検知部
108 板状部
110 開口
112 案内リブ
114 可動部
118 案内部材
120 板状部
122 案内リブ
124 開口
136 清掃部材
138 軸
140 連結部
142 摺動孔
146 摺動部

Claims (6)

  1. 現像剤が担持された像担持体から反射された反射光を受光し、現像剤像に関する情報を検知する検知部と、この検知部の前記像担持体に対向する側を開閉する開閉部とを有し、前記開閉部は、現像剤像が転写される記録媒体を閉じたときに案内する案内部を有することを特徴とする検知装置。
  2. 前記開閉部を駆動する駆動手段をさらに有することを特徴とする請求項1記載の検知装置。
  3. 前記開閉部の開閉に伴って、前記検知部を清掃する清掃手段をさらに有することを特徴とする請求項1又は2記載の検知装置。
  4. 像担持体と、現像剤が担持された前記像担持体から反射された反射光を受光し、現像剤像に関する情報を検知する検知部と、この検知部の前記像担持体に対向する側を開閉する開閉部と、前記像担持体から現像剤像が転写される記録媒体を搬送する搬送路とを有し、前記開閉部は、閉じたときに前記搬送路の一部をなすことを特徴とする画像形成装置。
  5. 前記搬送路は、記録媒体を案内する案内部材を有し、この案内部材に開口が形成され、前記開閉部は、閉じたときに前記開口から露出することを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 前記開閉部は、記録媒体が搬送される方向に沿って開閉することを特徴とする請求項4又は5記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008209898A (ja) * 2007-02-02 2008-09-11 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2011059369A (ja) * 2009-09-10 2011-03-24 Sharp Corp 画像形成装置
JP2011227244A (ja) * 2010-04-19 2011-11-10 Canon Inc 画像形成装置

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