JP2005212621A - ステアリング装置 - Google Patents

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和之 為永
Hidekazu Sakakibara
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Abstract

【課題】位置調節可能なステアリングホイールの位置をロックするロック機構を操作するための操作スペースを容易に確保できるステアリング装置を提供する。
【解決手段】本ステアリング装置1では、車体5に対して位置調節可能に支持されたステアリングコラム4の調節位置を解除可能にロックするロック機構10と、伝動ワイヤ18を介してロック機構10を遠隔操作する操作レバー19を含む遠隔操作機構11とを備える。操作レバー19をロック機構10から遠ざかった位置に配置できるので、操作レバー19の操作スペースを容易に確保することができ、操作レバー19からロック機構10を容易に遠隔操作することができる。伝動ワイヤ18であれば、レイアウトの自由度を高くできる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、自動車等に用いられるステアリング装置に関する。
従来のステアリング装置には、ステアリングホイールの位置を調節できるようにするために、ステアリングコラムを位置調節可能に支持し、調節したステアリングコラムの位置を解除可能にロック機構によりロックできるものがある。このようなステアリング装置では、ロック機構によるロックを解除操作するための操作レバーが、ロック機構の近傍に設けられている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平8−85462号公報
しかし、ロック機構の近傍は、ロックやその解除のための部品が集中し、空きスペースが小さくなる傾向にある。従って、操作レバーの操作スペースを確保することが困難であった。
そこで、この発明の目的は、ロック機構を操作するための操作スペースを容易に確保できるステアリング装置を提供することである。
本発明のステアリング装置は、車体に対して位置調節可能に支持されたステアリングコラムの調節位置を解除可能にロックするロック機構と、伝動用索状体を介してロック機構を遠隔操作する操作部を含む遠隔操作機構とを備えることを特徴とする。この発明によれば、操作部をロック機構から遠ざかった位置に配置できるので、ロック機構を操作するための操作部の操作スペースを容易に確保することができる。従って、操作部からロック機構を容易に遠隔操作することができる。また、伝動用索状体であれば、レイアウトの自由度を高くできる。
また、本発明において、上記ロック機構は、ステアリングコラムまたはこれに一体に固定された固定部材に設けられた被係合歯と、この被係合歯に係合可能な係合歯を有し固定ブラケットに揺動可能に支持された一対のクランプアームと、クランプアームを閉じ方向に付勢する付勢部材とを備え、手動で引かれた伝動用索状体が、付勢部材の付勢力に抗してクランプアームを開き方向へ揺動させてロックを解除するようにしてある場合がある。この場合には、手動でワイヤを引いてロックを解除でき、また、付勢部材の付勢力を利用して、ワイヤを戻しロックを達成することが自動的にできる。
また、本発明において、上記ロック機構によるロックが解除されたときの操作部の位置を解除可能に保持する保持手段を備える場合がある。この場合には、ロック解除時に、操作部の位置が保持されるので、ステアリングコラムの位置調節が容易である。
以下では、この発明の実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。図1Aは、本発明の一実施形態のステアリング装置の概略構成を示す側面図である。
本ステアリング装置1は、車輪(図示せず)を操向するためにステアリングホイール2に加えられる操舵トルクを伝達するステアリングシャフト3と、このステアリングシャフト3を内部に通して回転自在に支持するステアリングコラム4とを有する。ステアリングシャフト3の一方の端部3aにステアリングホイール2が連結され、他方の端部3bに図示しない中間軸等を介して車輪を操向するための舵取り機構が連結される。ステアリングホイール2が操舵されると、その操舵トルクがステアリングシャフト3等を介して舵取り機構に伝達され、これにより車輪を操向することができる。
図1Aおよび図1Bを参照して、本ステアリング装置1では、例えば、ステアリングシャフト3の中心軸線CL1を車両の前後方向X1に対して斜めにし、ステアリングホイール2を上側となるようにして、ステアリングコラム4を車体5(一部を図示。)に取り付けている。また、ステアリングホイール2の位置を上下方向Z1に調節できるように、ステアリングコラム4をチルト中心軸6の中心軸線の周りに揺動可能に支持している。これにより、運転者の体格や運転姿勢等に応じてステアリングホイール2の高さ位置を調節するチルト調節機能を実現している。
ステアリングコラム4は、筒状に形成され、ステアリングシャフト3の大部分を収容している。ステアリングコラム4の前側の端部近傍には、車体5に取り付けるためのロアブラケット7が設けられている。ロアブラケット7は、ステアリングコラム4に溶接により固定されている。ロアブラケット7に対応して配置され車体5に固定される下部固定ブラケット8と、下部固定ブラケット8に支持されて両ブラケット7,8の間に介在する上述のチルト中心軸6とが設けられている。これにより、チルト中心軸6の中心軸線の回りにステアリングコラム4の前部を揺動自在に支持している。
ステアリング装置1は、ステアリングシャフト3の軸方向についてのステアリングコラム4の中間部に対応して配置され車体5に固定される固定ブラケットとしての上部固定ブラケット9と、上部固定ブラケット9に支持されてステアリングコラム4を支持するとともに、車体5に対して位置調節可能に支持されたステアリングコラム4の調節位置を解除可能にロックするロック機構10と、ロック機構10を遠隔操作するための遠隔操作機構11とを有している。
図2および図3Aを参照する。ロック機構10は、ステアリングコラム4に一体に固定された固定部材としての複数、例えば、2つの歯形成部材12に設けられた被係合歯13と、上部固定ブラケット9に揺動可能に支持された一対のクランプアーム14,15と、一対のクランプアーム14,15を閉じ方向D1に付勢する付勢部材16と、クランプアーム14,15に一体移動可能に設けられ被係合歯13に係合可能な係合歯17とを有する。
図2および図3Bを参照する。遠隔操作機構11は、鋼線等の可撓性のある伝動用索状体を含む伝動ワイヤ18と、伝動ワイヤ18を介してロック機構10を遠隔操作する操作部としての操作レバー19と、伝動ワイヤ18を収容した状態で伝動ワイヤ18の移動を摺動自在に案内する案内部としての案内筒20とを含む。案内筒20としては、可撓性のあるアウターケーブルを用いることができる。
伝動ワイヤ18と案内筒20とは、2組が設けられている。2つの案内筒20は、互いに沿い合って結合されている。また、2つの伝動ワイヤ18は、連動可能に互いに連結されている。
操作レバー19が手動操作で引き方向P1に移動されると、手動で引かれた伝動ワイヤ18が、付勢部材16の付勢力に抗してクランプアーム14,15を開き方向D2へ揺動させてロックを解除するようにしてある。
図2および図3Aを参照する。歯形成部材12は、ステアリングコラム4の左右両側部にそれぞれ設けられている。
被係合歯13は、歯形成部材12に形成されている複数の歯13a(一部のみ図示)を含み、これらの歯13aは、チルト中心軸6を中心とする周方向に、例えば、上下方向に並び、ステアリングコラム4の延びる方向に概ね沿うようにしてそれぞれ延びている。各歯形成部材12に設けられている被係合歯13と、これに対向してクランプアーム14,15に設けられている係合歯17とは、噛み合い位置を変更可能に、互いに噛み合い係合するようにしてある。
各クランプアーム14,15は、屈曲状の曲がり形状をなし、その一端14a,15aが共通の支軸21を介して上部固定ブラケット9に連結されて支軸21の中心軸線の周りに揺動自在に支持されている(図3Aおよび図4A参照)。クランプアーム14,15の他端14b,15bは、互いに間隔を開けて配置され、その間にステアリングコラム4を位置調節可能に配置できるようになっている。
各クランプアーム14,15は、支軸21の周りに揺動自在に支持される被支持部としての嵌合孔22と、対応する伝動ワイヤ18が連結されている***作部としての連結ピン23と、付勢部材16が連結されている被付勢部としての連結ピン24と、ステアリングコラム4の側部を挟持可能にこれに対向して配置されている挟持部25と、挟持部25に形成されている上述の係合歯17とを有する。
係合歯17は、複数の歯17a(一部のみ図示)を含む。
嵌合孔22は各クランプアーム14,15の一端14a,15aに設けられ、挟持部25は各クランプアーム14,15の他端14b,15bに設けられ、各クランプアーム14,15において嵌合孔22と挟持部25とは互いに離隔して設けられる。また、伝動ワイヤ18のための連結ピン23は、伝動ワイヤ18からの引張力を受けるときに挟持部25がステアリングコラム4の挟持を解除するように、嵌合孔22から離隔して、例えば各クランプアーム14,15の中間部14c,15cに配置されている。付勢部材16のための連結ピン24は、付勢部材16の付勢により挟持部25がステアリングコラム4を挟持するように、嵌合孔22から離隔して、例えば各クランプアーム14,15の中間部14c,15c、例えば、連結ピン23よりも挟持部25寄りの部分に配置されている。
付勢部材16は、引張コイルばねを含む。この引張コイルばねの両端部が、対応するクランプアーム14,15の連結ピン24に連結されている。引張コイルばねは引張状態で、一対のクランプアーム14,15がステアリングコラム4を挟持できるようにされ、ステアリングコラム4を所定の保持力で保持できるようにしてある。
図3Aと図3Bを参照する。各案内筒20の一端20aは上部固定ブラケット9に固定され、各案内筒20の他端20bは固定部材としての車体5の所定部に固定される。
各伝動ワイヤ18は、その大部分が対応する案内筒20内に収容されていて、伝動ワイヤ18の一端部26および他端部27が案内筒20の両端20a,20bの開口端から延び出している。2つの伝動ワイヤ18の一端部26は、上部固定ブラケット9に設けられた2つの案内ピン28によりそれぞれ案内されて互いに異なる方向に延びていて、一端部26の先端に係止具26aがそれぞれ設けられ、各係止具26aが対応するクランプアーム14,15の連結ピン23に連結されている。2つの伝動ワイヤ18の他端部27は、操作レバー19にともに連結されている。
操作レバー19は、軸部29と、この軸部29と一体に形成された手動操作のための掴み部30とを有している。軸部29の端部に2つの伝動ワイヤ18の他端部27が固定されている。軸部29は、固定部材としての車体5(図1A参照)に固定されている支持部31により案内されつつ支持される。
図5を参照する。支持部31は、操作レバー19の軸部29を通す孔32を形成し、孔32の内周が、軸部29を取り囲み、軸部29の被案内部としての外周に沿っていて、操作レバー19の軸部29の移動をその軸方向および周方向に案内することができる。
また、支持部31の孔32における操作レバー19の掴み部30がある側の端部の内周には、孔32の周方向に所定長さで延びて形成される周溝33が設けられている。周溝33は、周方向の一端33aで浅く他端33bで深い溝底部34を有する。溝底部34は、周方向の一端33aから中間部にかけて設けられていて軸部29の軸方向についての寸法が相対的に浅く形成された第1溝底部35(保持手段)と、周方向の他端33bに設けられていて第1溝底部35よりも所定量で相対的に深く形成された第2溝底部36とを有している。上述の所定量は、ロック解除するための操作レバー19の操作量に応じて設定されている。また、周溝33の他端33bは、第1溝底部35よりも一段深く形成されている奥部37を有している。
図5および図6を参照して、周溝33に対応して、操作レバー19の軸部29の外周には突起38(保持手段)が形成されている。この突起38は、周溝33の他端33bに位置するときに、軸部29の軸方向に移動自在とされ、奥部37内に入ることができるようにされ、第2溝底部36と接近又は当接できるようになっている。また、突起38は、周溝33の周方向の一端33aおよび中間部に位置するときに、周溝33の第1溝底部35と当接可能とされている。突起38および第1溝底部35は、ロック解除されているときに互いに当接状態で係合し、操作レバー19の戻り方向P2への移動を阻止することができる。また、突起38は、周溝33の他端33bに位置することにより第1溝底部35との係合を解除され、ロック状態では周溝33の他端33bの奥部37に入る。このように、突起38および第1溝底部35は、ロック機構10によるロックが解除されたときの操作レバー19の位置を解除可能に保持する保持手段としての一対の係合部として機能する。
本ステアリング装置1では、操作レバー19および支持部31は、操作レバー19の操作用のスペースを確保し易い場所、例えば、自動車のダッシュボード(図示せず)およびその近傍、具体的にはインストルメントパネルおよびその近傍に配置されている。
図3Aおよび図3Bを参照して、ロック状態では、一対のクランプアーム14,15の挟持部25同士が閉じていて、被係合歯13と係合歯17とが噛み合う。また、突起38が周溝33の他端33bの奥部37に位置している。
図4Aおよび図4Bを参照して、ロックを解除するには、操作レバー19を引く(矢印P1参照)。これに伴い、操作レバー19の軸部29が支持部31に案内されて引き方向P1へ移動し、突起38が周溝33の他端33bにおいて軸方向に移動する。これとともに、伝動ワイヤ18が引っ張られてこれを介してクランプアーム14,15が開き方向D2に相対回動し、その挟持部25が開き、被係合歯13および係合歯17の噛み合いが解除される。この状態で、ステアリングホイール2の位置を上下方向に調節することができる。
また、図4Bに示すように、突起38が周溝33の他端33bに位置する状態では、手を操作レバー19から離すと、付勢部材16の付勢力により操作レバー19は戻り方向P2へ引っ張られて戻ることになるが、本実施形態では図5,図6に示すように、操作レバー19を一方の回転方向R1へ回して突起38および第1溝底部35を互いに係合させることより、操作レバー19をロック解除状態に対応する位置に保持することができる。この状態では、手を操作レバー19から離しても、操作レバー19が戻ることはない。
図4Bおよび図6を参照して、ロックするには、操作レバー19を他方の向きR2へ回す。これにより、突起38が周溝33の他端33bに位置し、この状態で、突起38と第1溝底部35との係合が解除される。これに伴い、図3Aを参照して、付勢部材16の付勢力が伝動ワイヤ18を介して操作レバー19を戻り方向P2へ移動させるとともに、一対のクランプアーム14,15を閉じ方向D1に相対回動させて、挟持部25同士を閉じる。被係合歯13および係合歯17同士が噛み合い、チルトロックが達成される。
図1を参照し、本実施形態によれば、操作レバー19と伝動ワイヤ18とを含む遠隔操作機構11によりロック機構10を遠隔操作するようにしている。これにより、操作レバー19をロック機構10から遠ざかった位置に配置できるので、ロック機構10を操作するための操作レバー19の操作スペースを容易に確保することができる。従って、操作レバー19からロック機構10を容易に遠隔操作することができる。また、伝動ワイヤ18であれば、レイアウトの自由度を高くできる。また、ロック機構10の近傍のスペースに余裕ができるので、例えば、ロック機構10の部品レイアウトの自由度を高くできる。
また、図4を参照して、手動で引かれた伝動ワイヤ18が、付勢部材16の付勢力に抗して、揺動可能な一対のクランプアーム14,15を開き方向D2へ揺動させて一対の被係合歯13および係合歯17の係合を解除しロックを解除するようにしてある。これにより、手動で伝動ワイヤ18を引いてロックを解除でき、また、付勢部材16の付勢力を利用して、伝動ワイヤ18を戻しロックを達成することが自動的にできる。
図6を参照して、ロック解除時の操作レバー19の位置が保持手段としての突起38と第1溝底部35とにより保持されるので、ステアリングコラム4の位置調節が容易である。
また、本実施形態について、以下のような変形例を考えることができる。以下の説明では、上述の実施形態と異なる点を中心に説明し、同様の構成の説明を省略する。
例えば、上述の実施形態では、ステアリングコラム4側に設けられた被係合歯13は、ステアリングコラム4に一体に固定された歯形成部材12に形成されていたが、これには限定されない。例えば、被係合歯13はステアリングコラム4に形成されてもよい。
また、上述の各実施形態では、係合歯17は各クランプアーム14,15に形成されていたが、これには限定されない。例えば、各クランプアーム14,15と別体に形成されて固定される歯形成部材(図示せず)に係合歯17を形成してもよい。
また、互いに噛み合う一対の被係合歯13および係合歯17は、少なくとも一方が複数の歯を含めばよく、一方が単一の歯のみを含む場合も考えられる。
また、上述の各実施形態において、被係合歯13および係合歯17をステアリングコラム4の左右両側に設けていたが、一方の側の被係合歯13および係合歯17を廃止することも考えられる。
また、上述の各実施形態において、2つの伝動ワイヤ18を設けていたが、これには限定されず、単一の伝動ワイヤ18を設けてその一端部26に2つの先端を設けることも考えられる。また、単一の伝動ワイヤ18を設け、その一端部26を一方のクランプアーム14,15に連結し、これと他方のクランプアーム15,14とを連動可能に機械的に連結することも考えられる。
また、伝動ワイヤ18のための案内部としては、例えば、プーリ等を用いてもよい。また、案内部を廃止することも考えられる。また、周溝33および突起38を廃止することも考えられる。
また、付勢部材としては、引張コイルばねに限定されず、捩じりコイルばね、板ばね等種々のばね部材を利用できる。
また、上述の実施形態では、付勢部材16によりクランプ力を生じさせていたが、逆の構成も考えられる。すなわち、ロック機構は、クランプアームを開き方向に付勢する付勢部材を備え、手動で引かれた伝動ワイヤが、付勢部材の付勢力に抗してクランプアームを閉じ方向へ揺動させてロックを達成するようにし、ロック機構によるロックが達成されたときの操作レバーの位置を解除可能に保持する手段を備えていてもよい。
また、上述の実施形態では、ステアリングコラム4の全体を、その端部近傍に配置されたチルト中心軸6の周りに揺動可能に支持するようにしていたが、これには限定されない。例えば、ステアリングコラム4は、互いに揺動可能に連結されている上部および下部を有していてもよい。
上述の実施形態では、ステアリング装置1は、チルト調節機能のみを有していたが、これには限定されない。例えば、ステアリング装置1は、チルト調節機能に加えて、ステアリングホイール2をステアリングシャフト3の軸方向に位置調節するテレスコピック調節機能を有していてもよいし、チルト調節機能を廃止してテレスコピック調節機能を設けてもよい。その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
本発明の一実施形態のステアリング装置の概略構成の側方視での模式図であり、図1Aにステアリングホイールの位置を高い位置に調節した状態を、図1Bにステアリングホイールの位置を低い位置に調節した状態を示す。 図1のステアリング装置のロック機構の一部断面の分解斜視図であり、ステアリングコラムおよび遠隔操作機構の一部も図示されている。 図1のステアリング装置のロック機構および遠隔操作機構の一部断面図であり、一部を模式的にロック状態を示してあり、図3Aにロック機構を、図3Bに遠隔操作機構の主要部を示す。 図1のステアリング装置のロック機構および遠隔操作機構の一部断面図であり、一部を模式的にロック解除状態を示してあり、図4Aにロック機構を、図4Bに遠隔操作機構の主要部を示す。 操作レバーおよび支持部の分解斜視図である。 図5に示す操作レバーおよび支持部の一部断面図であり、ロック解除状態を示す。
符号の説明
1 ステアリング装置
4 ステアリングコラム
5 車体
9 上部固定ブラケット(固定ブラケット)
10 ロック機構
11 遠隔操作機構
12 歯形成部材(固定部材)
13 被係合歯
14,15 クランプアーム
16 付勢部材
17 係合歯
18 伝動ワイヤ(伝動用索状体)
19 操作レバー(操作部)
35 第1溝底部(保持手段)
38 突起(保持手段)
D1 閉じ方向
D2 開き方向

Claims (3)

  1. 車体に対して位置調節可能に支持されたステアリングコラムの調節位置を解除可能にロックするロック機構と、伝動用索状体を介してロック機構を遠隔操作する操作部を含む遠隔操作機構とを備えることを特徴とするステアリング装置。
  2. 請求項1に記載のステアリング装置において、
    上記ロック機構は、ステアリングコラムまたはこれに一体に固定された固定部材に設けられた被係合歯と、この被係合歯に係合可能な係合歯を有し固定ブラケットに揺動可能に支持された一対のクランプアームと、クランプアームを閉じ方向に付勢する付勢部材とを備え、
    手動で引かれた伝動用索状体が、付勢部材の付勢力に抗してクランプアームを開き方向へ揺動させてロックを解除するようにしてあることを特徴とするステアリング装置。
  3. 請求項1または2に記載のステアリング装置において、
    上記ロック機構によるロックが解除されたときの操作部の位置を解除可能に保持する保持手段を備えることを特徴とするステアリング装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007296867A (ja) * 2006-04-27 2007-11-15 Jtekt Corp ロック装置及びこれを備えた操舵装置

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